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ぼくの家族はみんな誰かを殺してる
ぼくの家族はみんな誰かを殺してる
ベンジャミン・スティーヴンソン、富永和子/ハーパーコリンズ・ジャパン
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総合評価

124件)
3.7
21
51
41
4
1
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    作家のアーネストは、刑を終えて出所する兄を親戚一同で雪山のロッジで迎える事になった。だが、兄はアーネストの妻ルーシーとトラックでやってくる。いったい二人は…。 著者の2作目を先に読んでいて、こちらも読んでみたくなった。登場人物が多くて、何度もリストを見直しながら読んだ。主人公が、こんな複雑な家族の出身とは思わなかった。推理小説の鉄則は、きちんと守っているそうですが…。

    3
    投稿日: 2026.03.26
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    登場人物が多すぎて把握しにくく、その多さゆえに巧みな伏線として機能し、いつどこで誰が死ぬのかページ番号まで明記されているにも関わらず、次に何が起こるのか、犯人は誰なのか、全く分からず最後まで翻弄され続けました。 ‘Family isn’t about whose blood runs in your veins, it’s who you’d spill it for.’ 「家族というのは、同じ血が流れていること が重要なんじゃなくて、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことなのよ」

    24
    投稿日: 2026.03.25
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    面白かった。のだけれど、作中の時間経過(一週間もない、三、四日間くらい?)に対して、自分は空き時間にちびちび読み進めると時間をかけてしまったため、体感する時間が合わなくて、今ひとつのめりこめなかった……勿体無いことをしてしまった! 作家である主人公による一人称視点、メタ的な要素も感じられた。 クライマックスの本から始まる『崩壊』の描写、その後492〜494ページは、はっきりと速さとスローモーションのある映像で見えて、思わずゾクっとした。 “家族は重力だ。…………家族とは同じ血が流れている者を意味するのではない、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことだ、という言葉の意味を理解した。”

    0
    投稿日: 2026.03.24
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    読み手の心を読んでいるかのような言い回しに時々ドキッとさせられる。 ネタバレにもなりかねないヒント(◯◯ページで人が死ぬなど)がたくさんもらえるのが斬新で面白かった。

    37
    投稿日: 2026.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトル買い。 タイトルで買ったせいであらすじ全然読んでなくて、それぞれの殺人を振り返る系やとおもったらまさかのミステリー。 綺麗に騙されすぎて、犯人も死ぬ人も伏線も何もわからんかった!笑 見事に最後までえ⁈え⁈ってなったし最後の最後はえー!!!!って声出してた。 振り回されて楽しく読めて満足

    1
    投稿日: 2026.03.23
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    徹底的にフェアであろうとするミステリーでとても楽しく読めた。この作風だと読み辛い文体になりがちだがサクサク読み進められた。

    0
    投稿日: 2026.02.18
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    『真犯人はこの列車のなかにいる』という、どこかで聞いたことがある様なタイトル(アガサ・クリスティーの作品にありますね)の作品の前日譚。『真犯人はこの列車のなかにいる』の作中でも、この作品に言及されているので、より理解を深めたいのであれば、時系列通りに読んだ方が良いかも。 『真犯人はこの列車のなかにいる』は、事件に遭遇した主人公が、あとで事件の事を小説にするという、こちらもどこかで聞いたことがある様な(シャーロック・ホームズシリーズは、ワトソンが事件の事を書いたという設定)描き方なんですが、そう言う技巧に凝りすぎていてどことなく読みにくい気がしたんですが、同じような形式で書かれたこちらの作品は、そんなことはありません。むしろ、読みにくいという事は無かったかも。 設定や、主人公の事を考えてみると、とっ散らかった作品かと思いきや、意外にちゃんとしたミステリー小説になっています。面白いです。

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人は消去法で何となく分かってしまったのが残念だった。登場人物にあまり共感や好感を持てる人がいなかったのが逆にリアルでよかったかも。情景描写が多くて少し読み進めにくかったけど何とか読了。

    0
    投稿日: 2026.02.09
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    まず最初にノックスの十戒の表記があり、文中にも何度も言及される。フェアを強調しているのだろうが、何回も言及されるとかえってここは?とか思ってします。 全体的にはそういう文章が入ったりすることもあり、特に終盤までなかなか読み進みにくかった。 特に父親の事件については何かわかったようなわからないような。結局誘拐事件の写真は誰が撮った?どうやって手に入れた? ノックスの十戒については解釈によればギリギリセーフだろうけど程度かな。 面白くなかったわけではなく、次作があるようなので期待。

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    無茶苦茶面白い オーストラリアの作家の本を読むのは初めて 最後の説明によると著者は有名なコメディアンらしい コロナ過で仕事が減る中、ミステリー小説を読み漁り、1930年代王道のミステリーを現在書いたらどうなるだろうと言うのがきっかけで書かれたようで、この小説が長編の一作目だそうだ。 殺人事件なのに、主人公は(小説内で)ミステリー小説を書くためのハウツー本を書く作家であるという点と、それを前提に時々説明的な文章が入るので、物語はとても軽快に暗く沈まず進んでいくのが実の面白かった。 小説内小説と言うとホロビッツを思うが全く違う角度からのもので、真似してみましたと言うものでは全くない。 自作も手に入れました!!

    29
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ものすごく濃厚で込み入った家族の歴史。それを丸ごと咀嚼したような読後感だった。 母、継父、義妹、元兄嫁、元妻、叔母、叔父、兄。海外ミステリによくある、本筋とあまり関係がなさそうな脇役たちの個人的なエピソード。この物語では、それがほとんど伏線になっていて、何度も戻って読み返した。割れた卵の殻の一部分のように、少しずつみんなが重要なエピソードを持っているのだ。 連続ドラマとして映像化したら、すごく面白いんじゃないかと思った。 小説全体が主人公アーネストの書いた小説だという形式になっているので、語り手が頻繁にメタ視点に引き戻してくるのだが、この話に限っていえばそれがかえって良かった。現実として見てしまうとかなり内容が重いところがあったから。特に、元兄嫁のルーシー。 最後は救いのある終わり方でほっとした。本当の悪党が一人、見逃されずに済んだことだし。それにしても、家族が和解するとはこんなに大変なことなのか。体当たりでぶつかるにもほどがある。海外ミステリにはそういうパターンがよくあって、今回も小説で良かったとしみじみ思う。 すべての家族にお疲れさまと言いたい。

    5
    投稿日: 2026.01.14
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    主人公のアーネストが読者に話しかけてくるようなメタ的な文章がたびたび登場するのが面白かった。 登場人物が多くて誰が誰か分かんなくなった部分もあり、海外ミステリをもう少し楽しめるようになりたいと思った。自分の読解力を恨む。 解決したけどあまりスッキリはしなかった。 最初は悪い家族だと思ったけど、意外と家族思いの良い人たち?だった。

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    宇垣美里が薦めていたから手に取った。それだけ。 洋物はどうして読みにくいのだろう。なかなか頭に展開も人物も入ってこなくて困った。 その割になぜポワロはずっと好きなのかは謎。 もっと丁寧に読んだら布石にも気づいたのだろうが…。日本が舞台だったらまた違ったのか…?

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    いやーーー面白かった!!久しぶりにフーダニット作品で最後まで犯人確定できなかった!! 手口の割に犯人あの性格ってのはちょっと説得力が薄くなった気がしたけどラストのとこもゾワっとくる〝偶然〟だったし、ほんとの最後まできちんと書いてくれてたので読後感スッキリ!・・なんだけどでも家族のバックボーン色々考えるとしんっどってなる後味がまたいい

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    宇垣さんオススメの一冊 ミステリとしても新たな展開もありながら、最後には気持ちが良く、驚かされるくらいの謎解き 久々に読み終わりが気持ちよかった 「家族は重力だ。家族とは同じ血が流れている者を意味するのではない。この人のためなら、血を流してもいいと思える相手のことだ。」

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    35年前の事件以来、世間に疎まれてきたカニンガム家が雪山のロッジに集結し、そこで起きた謎の殺人事件に挑む本格ミステリ。 「ノックスの十戒」を遵守するフェアな作風ながら、軽妙な語り口と二転三転する伏線回収が見事で、500ページ超のボリュームを一気に読ませる面白さがある。凄惨な描写もありますが、最後には「家族の定義」を考えさせられる深みもあり、犯人当ての意外性を含めて満足度の高い一冊。

    0
    投稿日: 2025.12.27
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    今どきない、端正なミステリ。それも、散りばめられた謎が全て絡み謎解きに奉仕する。 最高でした。 それこそ初期の新本格読んだ感覚になりました 3094冊 今年322冊目

    2
    投稿日: 2025.12.24
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    なんとなくイメージしていたものと違っていたので、そこまで夢中になれなかったです。ミステリーとしてはよく出来てると思うので、謎解きが好きなミステリーファンの方にはおすすめです。

    0
    投稿日: 2025.12.23
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    「〇ページ、〇ページで人が死ぬ」 「ここは伏線だ」 と、語り手が予告するという斬新すぎる、まさに読者への挑戦状のような本だった。 初のオーストラリア作品で登場人物の名前がなかなか覚えられなかったけど… 中身は本確ミステリーで面白かった。

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    海外ミステリー部門の上位にランクインしている一冊ですが、まあ読みにくい!訳の問題なのかなんなのか。主人公アーネストの視点で進み、一緒に犯人や真相を追っていくのであの人か?この人か?と推理しながら後半はあっという間だった。

    20
    投稿日: 2025.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。あれだけとり散らかってた謎が最後一気に解決するのを読んで爽快。語り手の「⚪︎ ページで人が死ぬ」は覚えきれず、有効活用できなかった。 最初「ギスギスして仲が悪い家族」の印象だったが、ラストでみんなそれぞれのやり方で家族を大事に思っていたんだとあたたかい気持ちに。マイケルの「アーネストか正す」やオードリーとの和解も嬉しい。 それだけにジェレミーの最期がとても残念。軌道修正できなかったのか。

    1
    投稿日: 2025.12.10
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    前半はあまり入り込めなかったので、家族関係図を書いて読み進めました。後半展開が加速したのでスラスラ読了できた。  コメディアンなのだろうねという作者のオチの入れ方は新鮮に感じ。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    吹雪で閉ざされた山岳リゾート地で起きた事件。登場人物が少ない割にいろんな事件が溢れてきて、軽妙な語り口と相まって楽しく読んだ。

    6
    投稿日: 2025.12.02
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    Twitterのミステリ界隈で爆発的に話題になってた作品 作中で全員が何らかの「殺人」を犯すというファミリードラマ 怒涛のスピードで展開される、二転三転のストーリーが楽しかった それにしてもこの家族いろいろ抱えすぎ

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    なぜか没入できなくて、最初と最後「事件の被害者と犯人の動機とトリックが分かればオッケー」という消化試合みたいな読み方をしてしまった。主人公の「僕」があまり好きじゃなかったのかも?一人称が「私」なら読めたかも?うーん。 クローズドな雪山の雰囲気は良かった。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    海外小説で、且つ登場人物が多くて、物語中盤くらいまで全然キャラクターが覚えられなかった。 終盤の、いろんな謎が解けるターンはおもしろかった。 ソフィアの、「家族というのは、同じ血が流れていることが重要なんじゃなくて、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことなのよ」という言葉はすごく心に残った。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    兄が人を殺し、僕はそれを警察に伝えた。そして兄は服役していた。そんな兄が出所する日、叔母の提案により家族は集まって迎えることに。僕らの家族は決して仲良しこよしの家族ではない。僕らはそれぞれに、人を殺しているのだから… 海外物は基本的に苦手で、キャラクターの詳細とか関係が頭に入りにくくあとなんかみんなギスギスしてるからなのだけど、見事にその条件に一致してるわりに後半は一気に読めた。ちょっと人間関係と事件が入り乱れすぎてて混乱したとこもあるけど真相はすっきり。悲しいなあ…

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    「ぼくの家族はみんな誰かを殺してる」ベンジャミン・スティーヴンソン 読了。 タイトルのインパクトが強いがメタ的なジョークを交えつつ語られてゆく本格謎解きミステリー。 スキーリゾートに集まったカニンガム家。 章立てで家族ひとりひとりにフォーカスしながら展開していくので読みやすく、語り部兼探偵役の「ぼく」がのほほんとしていて暗くならないのがよい。

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    海外の本は例えボケツッコミが多すぎて、それが面白くないものから笑えるものまで多数のネタが続け様に出てくるからちょっと胸焼けというか疲れる印象がある。この本も例に及ばずかなりのボケが入ってたけど割と笑えるものが多くて良かったし日本人でもわかりやすい例えとかだった。 一番最初に家族構成が出てきて全員殺してるってタイトルで暴露してるくらいだからじゃあ誰が今殺してる人が不明なのか、とか推理しながら読んでたから色々と見事に裏切られた感はある。 読書の手が止まらなくなるほどに面白かった!

    1
    投稿日: 2025.10.21
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    語り手が書く著作を読んでいる体裁のメタ構造で、その語り口がだいぶ軽くてコミカルなのが前半はしっくり来なかったが、後半からの謎解きと伏線回収は一気に読める。 「しっかり読めば読者にも犯人が推理できる」古典ミステリのセオリーにのっとって書かれているので、あとから振り返ると伏線が多数散りばめられていて コメディタッチの展開と語りの中にふわっと隠されている事実もあって、読み終わると納得の構成だった。 「これ、いるかな?」と思わなくもないくらい色んな仕掛けがてんこ盛りだけど、なんとか上手にまとまっていて自分は楽しく読みました。

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    主人公がネタバレしちゃうタイプの語り口だからあんまり好きになれなかった。。少し謎も残ったしモヤッとした、続編の情報もあるからそこで詳しく語られてるのかな? 前半が結構長くて退屈した。後半からは結構展開が早くて楽しめたかも。 犯人の正体も最後の結末も予想が付かなかった。もう一度最初から読んだら伏線に気が付けるかな? 久しぶりに紙で読んだ本なので、手元に残すか迷います。

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    過去の出来事から白い目でみられているカニンガム家が久しぶりに集合することになるが、やがて死体が発見され、、、というお話(?)。 メタ技法(?)が使われ、家族の紹介と共に家族の殺人や事件の真相が明かされていくのがよかった。 本格ミステリさながら、各所に真相のヒントが散りばめられていて、最後はしっかり犯人が明らかにされ、多少強引だった気もするけど、タイトル通りたしかにカニンガム家はみんな誰かしらを殺していたというところも素晴らしかった。 洋モノあるあるかもだが、後半ちょい複雑化していた。

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了。警官殺しなど何かと曰くつきのカニンガム家。兄の出所の日に家族が集まるが、そこで殺人事件が起こっていく。メタミステリ(メタって何かと改めて思ったら読者を認識しているとかそういうことなのね)。主人公のアーネストカニンガムがこの殺人事件、過去に家族に起こったこと、今起こっていることを鮮やかに解決していく。最初は語り口がややめんどくさく、且つ、英語名に慣れず、情報整理でも誰だ?とかあったっけ?とかもあったけど、最後は一気に読んだ。それぞれに色々思いがあって面白い。最後よくわかってない。なぜ娘を、、?父は何者なの?

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公・アーネストの父は35年前に警官を殺害したことで世間から白い目で見られていた。そんな家族が9人が冬のロッジに集まったが、そこで見知らぬ男の遺体が版権される。疑心暗鬼が募る中、第二の事件が発生する。 筆者である主人公の視点で、ミステリーのメタ的な視点を混ぜながら進行していくところがとても面白かったです。”みんな誰かを殺してる”というインパクトがあるタイトル、海外ミステリーの複雑さもありながら、伏線回収とどんでん返しが終盤に一気に襲い掛かってきてとても気持ちよかったです。”みんな誰かを殺してる”というタイトルから、後ろめたいことを隠しているのかと思いきや、結構無理やりだったり、明かされないこともあったりして、そこがマイナス点かなと思いました。 しかし、重厚でかつ手堅い展開でミステリーとしてとても楽しめました。 最後にこの作品をアニメ化したときの声優陣を自分なりのキャスティングにしたので読むときの参考にしてください。 アーネスト・カニンガム:小林親弘 マイケル・カニンガム:諏訪部順一 オードリー・カニンガム:田中真弓 マルセロ・ガルシア:内田夕夜 ソフィア・ガルシア=カニンガム:早見沙織 エリン・カニンガム:上田麗奈 ルーシー・サンダース:甲斐田裕子 キャサリン・ミロット:小山茉美 アンドリュー・ミロット:大塚明夫 ダリウス・クロフォード/ジェレミー・カニンガム:石川界人 ジュリエット・ヘンダーソン:能登麻美子 ギャヴィン:津田健次郎

    44
    投稿日: 2025.10.05
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    )ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロッジに集まることになったのだから、何も起こらないはずがない─その予感は当たり、ぼくらがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見された。家族9人、それぞれが何かを隠し、怪しい動きを見せるなか、やがて第2の殺人が起こり……。 いや最初っから飛ばして殺してますね。

    5
    投稿日: 2025.09.28
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    登場人物の名前が英語であまり馴染みがないので、すぐ誰だっけ?となってしまったのと、海外特有の言い回しが多くて少し疲れた。 とりあえず警察がクズ過ぎてびっくり!お母さんと弟がかわいそうだった…

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    フーダニットの、ザ・王道ミステリーだけど、ファミリーヒストリー的な一面もあって、面白かった。語り口が絶妙。オーストラリアってこうなんだ!みたいな文化の違いは感じなかった。雪山なんて、どこも一緒か?

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公のメタい語口が面白い! 犯人が分かって片付いて一件落着…みたいな感じだけど、本当は1番の被害者だよなと思ってしまう。 犯人の中には大人によって傷付けられた小さな子供がいる。 それによって犯した罪を擁護することはできないけれど、幼少期に周りの大人と信頼関係が築けないことが人格に直結する。 個人的には叔母さんが犯人に言った「どうして私達家族に馴染めると思ったのよ?」みたいな台詞がキツかったなぁ。 だって、元はと言えばあんな仕事、あんな生き方をしていた実父のせい。元はと言えば(悪意があったわけじゃないけど)お母さんのせい。 そもそもそれで犯人は人生の全てを奪われたのに、自分達の過去の行動を棚に上げてよくそんなこと言えるなと…。 まぁ、叔母さんは義理の家族だからかもしれないけど。 始まりは大人がしでかしたこと。そのツケを最後に家族全員で払うことになった。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    好きなタイプの謎解きもの。本国では有名なコメディアンの方が書かれてると知ってびっくりしたけど、そういえば日本にも物語が作れたり演技ができる芸人さんわりといるよなあ。

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    描き方の視点が面白かったです! 著者と目線、場面視点が同じなので一緒に解決してるライブ感がありました。 ただやっぱり家族の物語だから家系図は欲しかった… 情景描写もてんこ盛りなので、頭の中でキャラ達を構築するのがちょっとエネルギー要りました。 風呂敷を広げたラストへの持って行き方がお見事でした

    6
    投稿日: 2025.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    俺みたいな不出来な読者でもそうなんだから、ある程度ミステリーを読んでる人なら分かる、タイトルが伏線になっている系…とは言え、核心の謎解きからは離れているので大きなネタバレにはつながらない。 冬のレジャー施設に閉じ込められた一家(無人島物になる)には、過去に大きな事件があり、その結果人間関係が一筋縄ではいかなくなっている、そして連続して人が死に始める。 怪しいヤツが怪しい行動をするのだが、その行動に理由が分かり始めると、理由が分かってないヤツが犯人なんだろうな?って予想はする。特にミステリー慣れしてないヤツはそうするが、そういうクセを逆手にとって、しかも反則技は使わず(何しろノックス10か条という古典王道ルールを踏襲すると作中しつこく言い続けるのだから)予想を超えた着地点に読者を降ろしていく。 メタ展開が若干しつこすぎて(デップーか!)読みづらいことを除けば、正統派真っ向勝負のミステリーで面白かった。オーストラリアにこんな作家がいたんだなぁ

    1
    投稿日: 2025.08.30
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    なんかずっと読者煽ってくるな〜笑と思いながら読んでた。なんとなく読みにくかった。 本格派というよりマダミスのノリ。

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    謎解きミステリー(フーダニット)、正統派ミステリーに惹かれて本書を選択したが、主人公の一人語りやト書きのような説明が多く読み進まなかった。作者はオーストラリアの有名なコメディアンということもあり、このような文体になったのかもしれない。どんな作品、作家にも敬意を払って最後まで読むことを流儀としているが、450/513ページまで状況説明文と登場人物の多さに何度も挫折しそうになった。最後は謎が解けたものの、こじつけ感があると感じたのは私だけだろうか…

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不穏な表紙の影響で、てっきり全員が全員『殺人鬼』で自ら血に染まりにいってるのかと思ったけど、違ったことが予想外だった。 医療ミスで殺したと非難されている人(実際には殺してないがアルコール中毒だった)、息子を車の中に置き去りにし、熱中症で死なせてしまった人(実際には窓を割ってさらわれたため、死なせたのではなく見捨てたが正しいが、強盗にさらわれていなければ兄弟3人死んでいた)、愛するものを狂った殺人鬼から助けるために最終的には殺してしまった人など、それぞれに理由があった。最終的に狂っていた人物にも驚いたが…。 警察の暗部との関わりが、カニンガム家を悪名に仕立て上げたのも闇が深い。そして、伏線に何度も驚かされた。 私的には、ちょっと読みにくさを感じてしまったのが残念な点。やや文章がもたついている。そして海外ミステリーはやはり人物を覚えるのが大変で、名前がややこしいだけでなく愛称で呼んだりするため、理解が追いつかなくなる。あとはなじみのない建物の名前が出てくるため、いちいち調べなくては頭で場面が描けないことが多々あった。 あとは()の補足が多い。謎解きをしたい人にはうってつけだが、私のように純粋に読み物として楽しみたい人には向かないかも。でも、ストーリーは素晴らしかった。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    独特の語り口で進められるストーリーに最初は苦戦し、時間はかかったがようやく読み終えることができた。 後半になると話の展開がどんどん進むため、一気に読んでしまった。 真犯人を予想しながら読み進めていたが、確かに最後のどんでん返しは予想できなかった。

    2
    投稿日: 2025.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルのキャッチーさが強すぎてあまり期待はしていなかった一冊。 いやいや、むしろ好きな方だった。 タイトルからは、ともするとサイコパス一家のしのぎの削り合いのような構図の想像もしてしまうがちょっと違う。 雪山のリゾート地、警察組織との因縁を持つとある一族の再集結の物語。 兄のマイケルが3年前の殺人の罪での刑期を終え出所する。 「ぼく」はその兄の刑に引導を渡した一族の裏切り者でこの3年間つまはじきにされてきた。 「ぼく」の一人称語りで綴られる再会の場で起きた事件と過去の事件の真相をめぐるオーストラリア発のモダンミステリ。 「ぼく」の語りのおどけ具合とメタっぷりが良い。 冒頭、ノックスの十戒に従ってフェアに綴ることを宣言しつつ、何ページと何ページに死に関する記述があってとネタばらし。 一方、大事な記述のある箇所では、(みなさーん、これはあれですよー)的なフラグ立てをしてくる。 雪山で発見された不可解な死体と一族につきまとう過去の因縁の事件の真相をめぐる究明譚はちょい入り組み過ぎ、かつ散々煽った割には的なところはあると思う。 だが、クラシカルな舞台設定と事件、誰もが怪しいサスペンス感、その古き良きをここぞというところで破壊してくるメタコメントの融合が絶妙で、語りの塩梅が超絶好きな一冊だった。 ただ、ノックスの十戒がそこまでインパクトないような。。 単なるフェアネスの宣言だけで十分成り立つ気も。 本国では『Everyone On This Train Is A Suspect』、『Everyone This Christmas Has A Secret』と続編らしき作品たちが刊行されている模様。 ハーパー・コリンズさん是非是非邦訳お願いします! このミス2025年度版海外編9位。

    49
    投稿日: 2025.08.02
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    最後の結末には「えっっ!」と声が出た。全てが伏線になっていて徐々に繋がっていく感じが面白い!! 続編があるらしいので日本で発売したら読みたい

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この時代に、クローズドサークルでフーダニットの本格ミステリーは設定するのが難しいよなぁと思っているのですが、今回は登場人物が敢えて下界に降りないシチュエーション、そして警察が来れない(来ない)理由も含めて、よく練られているなというのが前提で面白く、ドキドキワクワクしながら読めました! 家族はみんな誰かを殺している…それだけ狂った人たちなのか…という前提で前半を読んでいくものの、実はみんなそれぞれの理由や背景、家族愛があり、それが犯人の動機との対比、つまるところ「家族とは何か」に行き着いて、読み応えありました。 冒頭に◯ページで殺されると言われ、「そんなに死ぬのか!そして誰もいなくなっなくらい、ドロドロでみんな死ぬ話か!?」と想像させられて実はそうでもなかったり、登場人物たちの冷酷そうな台詞が実は愛があったんだと気付かされたり…気持ちよい裏切られポイントが多くて、自分は好みでした! 海外小説だからこそのユーモアも自分は好きでした。何より作者が「十戒」にとことんこだわり、かつ「フェア」にと強調している分、穿った見方をせずに集中でき、時には話を整理できて、謎解きを純粋に楽しめたなと思います。

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    フーダニット作品ということで、推理に必要な情報が散りばめられていて、フェアな作品だったと思う。翻訳ものだけど読みやすいのもよかった。全体の印象としては、良くも悪くも淡々としている。「家族とは同じ血が流れている者を意味するのではない、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことだ」という台詞が好き。すでに続編があるらしいので、日本で発売されたら読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.17
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    「ぼくの家族はみんな誰かを殺してる」読了 3年ぶりに雪山のロッジに集まったカニンガム家 だがその翌日、見知らぬ男の死体は発見される。 容疑者は家族全員… ノックスの十戒に則り、正統派ミステリで作られたフーダニットミステリー ミステリーファンにはたまらない一作でした #読了

    27
    投稿日: 2025.07.17
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    ふぅ、、 読むのに少し苦労した(後半にかけてのスピードアップはいつものこと) 最初は小説を書くための本を買っちゃったのかと思ったけどちゃんと本格ミステリーだった しっかりと考えて読んでればわかったことがいくつかあったのに名前を覚える事が大変であんまり考えられなかった、あとちょい長い 恥ずかしながら途中何回かフィクションだっけ?ってなった

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    とても面白かっった。独特な一人称で展開されるストーリーはニヒルなユーモアがありつつも、しっかりとした本格ミステリの作品だった。

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    いわく付きのカニンガム一族の話。フェアな語り手によって紡がれるカニンガム一族の過去と現在の罪や確執、どの方向に転がっていくのか分からなさすぎるし最早全員何かしらあって怪しさしかない。すっごい塒を巻いてる感!

    4
    投稿日: 2025.06.14
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     冒頭で「ノックスの十戒」がしっかり提示されるのも印象的で、「これは本格ミステリですよ!」という堂々たる宣言のように感じられ、自然とわくわくが高まる。  語り手である「僕」が自ら綴った物語を読者が読んでいる、という構造が取られており、どこかメタ的で、それゆえに独特の面白さと魅力がある。  「兄が警官を殺した理由」「大金の行方」「身元不明の死体」「連続殺人鬼の存在」「家族それぞれが誰を殺したのか」――数々の謎が巧妙に絡み合いながら物語が進行し、それらすべてが既出の情報だけで鮮やかに解き明かされる終盤は圧巻。  本格ミステリとして極めてフェアであり、読者への挑戦としても誠実な一作だと感じた ●主人公  「僕は絶対に嘘を吐かない」と明言されている。そのため、この人物がいったい誰を殺すのかという点が疑問として残る。殺人鬼が探偵役になることはありえないと冒頭で明言されているためだ。  また、「嘘はつかないが、言わないことはある」というスタンスが非常にうまく機能している。その場で語られていない情報は後から提示できるし、仮に主人公が当時勘違いしていた場合も、それは嘘とはならない。メタ的な語りと地の文の使い方がきちんと整理されており、読者をフェアに欺いてくる。  さらに、カニンガム家という脆く不安定な家族の「泡」の中から追い出されていた主人公は、ある種家族の内情を何も知らない我々読者と立場を同一にしており、語り手として非常にふさわしいと感じた。 ●兄  殺人を犯した兄は、家族という泡の中にしっかりと残り続け、逆にその罪を告発した主人公が泡の外へと追い出されている。この対比がまず興味深い。主人公は物語の中でいつか恨みによって殺されるのではないかとさえ思わせるが、もっとも恨みを抱いていても不思議ではない兄が、もっとも主人公を信頼しているという構造に、どこか不穏な緊張感が生まれていた。 「俺を通報したお前しか信頼できない」というが印象的である一方で、彼自身が多くの秘密を抱えているのもまた事実であり、核心に触れそうで触れられない曖昧さがずっと不思議な存在感を放っていた。 ●みんな誰かを殺している  本書では、序盤で「何ページに人が死ぬか」が明言される。そこにしおりを挟み、実際にページをめくりながら人数を確認していくという読み方をすると面白いと思う。「ここで死んでる?」と疑問に思う場面もあり、メタ的な仕掛けを取り入れた本作ならではの楽しみ方である。  登場人物のほとんどが人を殺しているにもかかわらず、不思議と嫌悪感を抱かせない点も印象的だ。物語が進むにつれ、警察の天敵ともいえるカニンガム家の自己防御と言える「泡」の実情をゆっくり知ることができるからである。  また、冒頭に提示されたまとめが最後にはすべて回収され、何気ない描写がしっかり伏線になっている。内容がタイトルに負けておらず、むしろ見事に釣り合っている点に感嘆した。続編もすでに刊行されているらしく、ちょろっとでてきた少女誘拐殺人事件についても詳しく書いてほしい思うなど。

    4
    投稿日: 2025.06.13
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    ◯ページに殺しの描写があって…と珍しい語り口だなと思った。申し訳ないがちょっと長過ぎて半分なんとなくで読み進めてしまった…。

    6
    投稿日: 2025.06.07
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    本格ミステリー! ノックスの探偵十戒にこだわるあまり、途中の注釈が、うざいと取るべきか、斬新と取るべきか。 家族はみんな誰かを殺しているが、そう言う多少苦しいところもあるし、だからこそ、最後に主人公が何をしたのかを推測させることもできる。 雪の山荘で、凍死体だと思われた身元不明の遺体を皮切りに、人が死んでいく。 それは、過去に父を亡くし、兄を刑務所にいれた事件に関連していた。

    5
    投稿日: 2025.06.04
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    おもろでした。 書き手が中心人物で、ミステリの十戒を最初に提示して、フェアプレイをすることを約束してくる。適宜、情報を整理してくるし、後何ページ後に殺人が起こるとか、予告してくる。 犯人当てとして、めちゃくちゃ楽しめました。オススメ! 以下十戒を載せます。(納得できないところは削って。) 犯人は、物語の当初に登場していなければならない。ただしその心の動きが読者に読みとれている人物であってはならない。 探偵方法に、超自然能力を用いてはならない。 犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が1つより多くあってはならない。 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない。 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない。 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない。 探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない。 サイドキックは、自分の判断を全て読者に知らせねばならない。また、その知能は、一般読者よりもごくわずかに低くなければならない。 双子・一人二役は、予め読者に知らされなければならない。

    10
    投稿日: 2025.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アーネスト、おまえがすきだ 結構長くて、途中離脱しかけた 時々メタ的視点になるのが、現実に戻ってきて面白かった 個人的にタイトルの回収が好きだった 原文でも読んでみたいけど長いな 主人公のちょっとした捻くれ正義感みたいなの、大好物でした、こういう人物に会ってみたい 親戚ビンゴカードはやってみたいな ミスリードがうますぎる、途中からジェレミー生きてると思ったけど、お前だったのか感強かったから、予想してても面白く読めた

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    おもしろ〜い!! タイトルから不穏なクローズド・サークルものかと思ってたけど、良い意味で裏切られた! 登場人物の印象が、読み進める中でコロコロ変わるのが面白かった。軽快な語り口が退屈させないし、全ての情報を読者に教えてくれるのが、徹底してフェアで良かった。 謎解きのシーンは圧巻で爽快。犯人発覚の瞬間もゾクゾクして最高だった。 読了 5月22日

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    おお、こういうのもあるか!というのがすぐに出てきた感想。 主人公は一貫してフェア。 語っていることに嘘はなく、知り得た情報は常に開示している。(謎解きパートのぞく!) わざわざ何ページ出人が死ぬのか記載するほど徹底されている。 所謂『信頼できる語り手』の主人公は、そうして常にヒントをばらまいてくれるが、ヒントがたくさんありすぎてもはやまったく謎が解けない。 主人公のアーニーは、兄が殺人をするところに立ち会ってしまう。 そして、裁判でそれを証言することで家族からも見放されてしまうのだ。 刑期を終え、出所してきた兄と悪名高きカニンガム一家が集うとき、また殺人が起こる。 この作品は、ミステリでありながら家族の再生の物語でもあるのかも。 ある面から見たそのひとが、真実そうとは限らない。 それが『みんな誰かを殺してる』としても! (いい人そうでも殺してる…?悪い人に見えて…?) しっかりガッツリ、ミステリーしてる。 面白かった。再読すると思う。 ところで謝辞の字、小さすぎません? ちょっと面白い。 謝辞読むのもわりと好き。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〈あらすじ〉 約30年前に殺人を犯した父。 その事件以降、カニンガム一家は、世間から「人殺しの家族」として見られてきた。 そんなカニンガム一家が、ある雪山に勢揃いする。 そこで、次々と殺人事件が起き…。 〈感想〉 ・ノックスの十戒や、読者に伏線を明示する手法など、本格ミステリー好きにはたまらない仕掛けがたくさんあり、飽きずに楽しめた。 ・翻訳物特有の、文章のとっつきにくさが若干あり、読みづらさを少し感じた。 ・「家族は重力だ。(中略)家族とは同じ血が流れている者を意味するのではない、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことだ」という言葉が印象に残った。 「家族」とは何か、自分の家族と照らし合わせて考えるきっかけになった。 あるときには重力(重い枷のようなもの)となり、あるときには心の拠り所(そのために頑張れるもの)となる。 「家族」とは、素敵で、やっかいなものだと感じた。

    1
    投稿日: 2025.05.19
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    メタミステリ的な導入に見せかけて、オーソドックスなミステリではある。メタ的な言い回しは、むしろ皮肉めいた調子が印象に残るし、さほど物語に寄与しているわけではない。 著者があとがきを読むと、メタ的な仕組み(というほどのものはないが)は、どちらかといえば古典的なミステリのパロディのように見える。 著者はコメディアンであり、作家が出自というわけではないようである。本邦での芸人が書いた小説群は、ひねっているように見せかけたストレートなエンタメ物語を書きがちだが、それは海の向こうでもおなじなのだろう。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    都合で最近読書が短時間ブツ切れになっているが、一気読みできるほど面白かった。犯人あてのミステリだけど、クリスティのオマージュを思わせるけど、最近になってクリスティやクィーンを読み始めたので、余計にそう感じるのかも。登場人物は多めだけどあまり気にならない。雪山で半分閉じ込められた緩い状態での展開も設定の妙があるし、脛に疵を持つ特徴的な家族ばかりで誰が犯人でもおかしくない。まさに王道の展開だし、ラストにかけた謎解きが美しかった。 最近のミステリの中で結構おすすめ。

    2
    投稿日: 2025.05.13
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    普段は日本人作家の書いた小説を好んで読んでいますが、お薦めされたのでたまには海外ミステリ。古典的な本格ミステリという感じで楽しめました。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    私にはめちゃめちゃ面白かった。 メタ要素満載で、それがメリハリを生み、折に触れて気を引き締めさせてくれる。 ただ物語だけだったら、この分量だと冗長だし、手がかりを見つけようというモチベーションも下がってしまいそう。 悔しいのは、後半、手がかりが列挙されているにもかかわらず、謎が解けなかったこと。 ハーレクインの版元さんという印象だったが、いい原作を見つけてきてくれたなあ。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わが家は全員嘘つきで、人殺しだ。 世界27カ国で刊行!伏線だらけの謎解きミステリー。 すべての真相を、見抜けますか? 雪山で起きた連続殺人。容疑者は一家全員。 ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロッジに集まることになったのだから、何も起こらないはずがない─その予感は当たり、ぼくらがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見された。家族9人、それぞれが何かを隠し、怪しい動きを見せるなか、やがて第2の殺人が起こり……。 海外ミステリーって誰が誰だか分からなくなることがあるので、少し苦手だったけど、これはかなり面白かったし、限られたメンバーしか出てこないから分かりやすくて良かった。最初は、ソフィアとルーシーの違いが分からなかったけど、わかるようになると全然面白かった。 この一族。まぁ、なんだかすごい一族だった。父親は警官殺し、兄も人殺し。母親もなんらかで人を殺しているし、叔母もそう。そして、主人公もだ。いやぁ、血に塗られた一族ってかんじで最初は読んでいたけど、読んで行くとそうでもなく、ある意味仕方なかったことってかんじで、最初とは違って少し可哀想な一族ってかんじだった。 そして、そんな一族が集まった冬の山荘。そして、起こる殺人事件。最初は、ただの事故と思われていたけど、一族の1人が連続殺人事件の犯人と同じ手口だって言い出してから大変なことになった。が、しかし、この頃はまだ人々は「事故」って思ってたし、別に「閉ざされた冬の山荘」ではなく、吹雪で大変だったけど、普通に下山ができる状態。だけど、この一族は「キャンセル料がもったいない」という理由で、なかなか下山しない。すごいと思った。 この作品で、主人公は作家でありこちらに語りかけるんだけど、奥さんと離婚した理由がなんだか可哀想だった。彼女には彼女の理由があったのかもしれないけど、ちゃんと話し合ってほしかったなと思った。あんなに頑張って男性不妊だと思って、水風呂にも入ったりしたのに、実際はピルを飲んでいたなんてひどい。すごい裏切りって思ったわ。そりゃ、夫婦関係が終わるわなと。 結構、厚い本で少し読むのに時間がかかるかなとか思ったけど、面白かったし、読みやすかったからあっという間に読んでしまった。いろんなところに伏線があるって聞いたけど、本当にいろんなところに伏線があった。そして、まさかの犯人だった、びっくりした。 2025.4.29 読了

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    推理しながら読んでいて中盤過ぎあたりで死体の正体に気づいてしまったから、最後はあまり揺れずに終わってしまった…。 描写が細かくてわかりやすい。映像化しそうな作品ではある。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    2025年4月読了。  タイトルと表紙に惹かれて読んでみた。初めのページから「ノックスの十戒を忠実に守る」という宣言とともに、自分が「信頼できる語り手」であることを示すためにいきなりネタバレをし始めるという自由な語り口に驚かされた。そこから物語が進む中で、たびたび読者に対して「ここ伏線だぞ」と言わんばかりに注意を促したり、描写について「編集者はこんなアドバイスをした」と言うような小話を加えたりして一風変わった読み味だった。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    ダ・ヴィンチの書評で知ったのかな?違うかも。 勝手にハードカバーと思ってたら文庫本で肩透かし。 終盤までずっと表紙見返しの登場人物一覧が私の役に立った。 今までにメタみたいな推理小説は読んだことあったけど、こちらはまた一つ違った風味で、なるほどこれで成立させるのもおもしろいね。 と思えば推理小説としても読み応えがあって、タイトルも食指をそそられるし、久々に海外の推理小説読んだ気がするけど、おもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    サイコパスな家族を想像していたらかなりしっかりした推理小説だったのでたいへん満足した 2回読む気にはならないが、通しでよめてしあわせ

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    タイトルの通り、ぼくの家族はみんな誰かを殺してる。 主人公の視点で物語が綴られていくが、ミステリ小説として繰り返し'フェア'であることを強調した語りで逆に信用ができず、面白い。 内容はしっかりとした本格ミステリ。 そこそこページ数はあるものの、細かく章で分かれているので読みやすい。 9章の妻の章を一度挟んだり(一行で終わる)、人が殺されるページを示していたりなど、書かれ方も面白かった。

    3
    投稿日: 2025.04.06
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    登場人物の関係や名前の理解に時間がかかったけれど、ミステリーど真ん中で面白かった。 話し手が主人公なのも慣れなかったけれど、ネタバレ要素的なのもあってこういうのもありなのかと新鮮だった。

    2
    投稿日: 2025.03.29
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    ノックスの十戒と、チェーホフの銃まで掲げて、フーダニットとして挑んできて、コメディアンでもある作者は、解決すべき謎をずらしてずらして、最後は「そこなんかい!」で落として、見事な着地。 海外ミステリももっと読もうと思う快作。

    6
    投稿日: 2025.03.28
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    作家の主人公が殺人事件の顛末を綴るというメタフィクション構造のミステリー小説。主人公・アーネストの語り口が軽快なので読み易いし、随所で先の展開をネタバレする作風も斬新と言えようか。古典ミステリーのフェアプレー精神に倣った作品ではあるが、現代のミステリー作品とあってか要素てんこ盛り。特に主人公の前妻と実兄の関係性は物語の推進力ではなく、夾雑物にしかなり得なかったような。肝心なラストの展開も既視感ありありで少々げんなり。これだけ要素てんこ盛りにも関わらず、中盤ダレるのだからもっと引き算があってもよいのでは?

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    雪山ロッジに集められたカニンガム家。本作の主人公アーネスト・カニンガムの父は過去に警官殺しの事件を起こしており、一族は世間から白い目で見られていた。また、兄も別の殺人事件で服役中。兄の出所に合わせて3年ぶりに家族が集まるのだが、そこでまた身元不明の新たな死体が見つかり……。 本作は冒頭でディテクション・クラブの名の下に堂々フェアプレー宣言がなされ、次にノックスの十戒が引用される。そもそもタイトルで「みんな誰かを殺してる」って言っちゃってるし、本文中でもわざわざページ数を指定して殺人が予告される。よせばいいのに作者自らあらゆる制約をかけながら、それにきちんと則った上で最後まで書き切る。お見事。伏線回収が気持ちいい。 語り手である主人公アーネスト・カニンガムは「ミステリー小説の書き方」ハウツー本を書くライターという設定で、いわばミステリー小説オタク。間近で次々と事件が起こるのに、どこか浮世離れした主人公の軽い語り口+メタいところが鼻につく感じもあり、ここは少々好き嫌いが分かれるところかもしれないが、個人的には嫌いじゃないし読んでるうちになんだかクセになってくる。 同じくカニンガム・アーネストを主人公とする「みんな〇〇してる」シリーズ?は本国で他2作ほど出てるらしい。こちらもまた気になる。

    15
    投稿日: 2025.03.17
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    次々と予期しない出来事が起きたり事実が明かされたりして、話の筋が読めず、推理を楽しむような感じでは無かったですが、読み終わってみたら、好感が持てる家族でした。 オーストラリアの雪山というのが新鮮!舞台装置も申し分なく、ラストは映像で見てみたいです。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    翻訳小説のミステリはあまり読んだことがなく新鮮だったが、文化的背景や文体もトリックに関係しているのではと勘繰ってしまうので、やはり日本の作品のほうが圧倒的に読みやすいと感じた。登場人物が多いので毎回登場人物の一覧に立ち戻って誰なのかを確認しながら読むことになり疲れた。読み切れるか心配だったが1/4くらい読んだら引き込まれた。 内容はなるほどと思うミスリードもあるが、ザッと読んでしまったせいか、女児レベッカと写真のくだりは何度読んでも理解が及ばなかった。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ最近は日本の小説ばかり読んでたからか、 翻訳された海外ノリの文体があまり肌に合わず 読み進めるのに少々手間取った。 とはいえ、後半から徐々に謎が増えては解明され、解説を受けると「なるほど!!」となるなど エンドまでミステリを丁寧に描いていたと感じる。 ただ、そのほか細かな謎など、 (例えばなぜ娘レベッカを殺したのか) 気になる点はまだいくつかあった。 続編のようなものがあるらしいので、 また機会があれば読んでみようと思う!

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    ミステリーの独特な雰囲気が気にならない方にはオススメ。意外なラストあり、気持ちよくもれなく伏線回収がなされていきます。

    10
    投稿日: 2025.02.18
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    古典的なミステリーを現代風に書いたというイメージ。好き嫌い分かれそう。 話自体は、しっかり筋が通っていて、事件も二転三転し面白かった。

    0
    投稿日: 2025.02.13
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    プロローグで、何ページと何ページに人が死んで、、、とか他にもいろいろ物事が起こる前にネタバレされてしまう。 でも、それを期待しながら読む感じ、嫌いじゃなかった。 家族の1人1人に焦点を当てながら物語が進むのも面白かった。

    9
    投稿日: 2025.02.12
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    タイトルはかなり刺激的ながら、内容はとても古典的なミステリ。「家族とは」をいろんな角度から描いてもいる、人情味をも感じさせる物語でもありました。 読み手を意識しているようなメタの混じった語り口調を味と感じるか鬱陶しく感じるかは人によると思いますが、自分はだんだん慣れてきた方でした。 そうなると、段々と明らかになっていく家族の秘められた物語を綴る主人公の感情的な語り口調がより味わい深く感じ取れたように思いました。主人公と元妻との終盤のやりとりはただ切なかったですね…。 ミステリとしては、真実へのヒントは作中に明らかにされていた(らしい)とはいえ、推理するには登場人物が多すぎて…と考えるどころでは無かったので、素直に意外性を驚けました。 ただ途中で明らかになるもうひとつの事件について真相を明かさなかったのは、魚の小骨が挟まったままのような感覚は持ちました。事件の種類が種類なだけに、哀れすぎるように感じたので……。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    タイトルと、SNSで話題になっていたから読んでみましたがところどころに入る筆者の声が物語の情景を邪魔してのめり込んで読むことができませんでした。海外の物語故仕方のないことかもしれませんが登場人物が多い中、人物名を愛称で呼び始めると「誰?」となって混乱する場面も多々。期待が大きかった分読みにくさが非常に残念でした

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    タイトル(原題も"EVERYONE IN MY FAMILY HAS KILLED SOMEONE")や帯からサイコサスペンスなのかな?・・・と思ったら、意外にも「本格ミステリ」で、特に海外古典ミステリが好きな私にはうれしい一冊でした。(この作品は現代ミステリ。) 初読みのオーストラリアの作家さん。 「訳者あとがき」によれば、本国ではコメディアンとしても有名とのことですが、本邦初訳の作家さんながら、海外ではかなり注目の作家さんのようで、本のカバーのそでにある「著者紹介」によれば、ブック・オブ・ザ・イヤーに8度ノミネートされているそうです。 冒頭にロナルド・ノックスの「探偵小説十戒」(1928年)が掲載され、本書の語り手の「ぼく」がプロローグにて、自分のことを「"信頼できる語り手"と呼んでもらいたい」と宣言したときは、本当に信頼してよいものか…と思いながら読み始めましたが・・・。 そして、プロローグでいきなり、「残酷な描写が読みたいだけなら、本書では25,68、95ページで人が死ぬか、死んだことが語られる」などと書かれていて、いろいろギミック満載で凝った語り口で(これは読者の好みが分かれるかもしれません)、「ぼく」は推理小説家なのかしら?・・・と思ったら(笑) (ところで、私は紙の本で読んだのですが、電子書籍ではこの部分、どうなっているのかしら?) 物語の終盤になると、〈読者への挑戦〉みたいなページがあって、そこで「ぼく」は謎解きに至った手がかりをすべて提示します。そして、まさに「探偵が皆を集めて〜」という、海外古典ミステリが好きな私にとってはゾクゾクするシーンが始まるわけですが。 ネタバレになるので、その手がかりはここでは示しませんが、1つだけお許しを。 「メアリ・ウェストマコット」というのが手がかりの一つに挙げられていて、真犯人についてはある意味では予想通りでしたが、別の意味では完全に予想外でビックリしました。 そして、意外にも「家族」について考えさせられる一冊でした。 評価は星5つでもよかったのですが、物語をちょっと複雑にし過ぎて、少し冗長な感じ(でも、ほんの少しです)もあったので、4つにしました。 でも、本国では続編も刊行されているようなので、翻訳されたらぜひ読みたい! ・・・ということで、本書はオススメです。

    5
    投稿日: 2025.01.30
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    本当に伏線だらけで、みんな誰かを殺してました。 もう一回、伏線を意識しながら読んだらまた面白いかもしれません。

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    ほんとに家族みんな人殺してます笑 洋書が大の苦手の私でもかなり読みやすかった!! (多分、登場人物の名前が分かりやすいし急にあだ名呼びとかしないからかも。それかオーストラリア作家は読みやすい?シンプルに翻訳家さんの手腕?) 洋書ってここ無駄じゃない?って思う所がしょっちゅうあるけど、本書に無駄はなし!犯人はあまりにも不憫!! 例の「.」が全く分からなくてググってそんな物があるのか〜と勉強になったけど、彼らは.を付けた先の細い物を常に携帯してたってことなんですかね?

    11
    投稿日: 2025.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    謎ときの、あの時のあの人の言動があれと繋がって、あの人とあの人が繋がって...のドキドキ感。 あれ?この人のこと、はっきり死んだって言ってないよね?もしかして...と思ったらその通りになって...のゾクゾク感。 とても楽しく読めました! ただ、証拠が私には馴染みのないもので想像しづらかったです。 それでも星は5つです!

    1
    投稿日: 2025.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作家が探偵役で同時進行だが、自分を含めて家族全部が容疑者で被害者になりうる状況。吹雪で動きの制限された山のホテル。家族それぞれの抱える問題が起こる殺人事件をややこしくさせる。 語り手は公平だと言うが、後出しジャンケン的な要素もあると思った。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    78点 期待しすぎて思ってたのと違う…となってしまった 登場人物も多く情景がイマイチ想像しずらく展開も複雑で読みにくかった。うーん序盤のメタな感じはとても面白くてハードル上がっちゃったかも

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    登場人物が多くて何度も登場人物一覧へ。 はじめに人が死んでしまうページの記載があるので、そちらともにらめっこしながら読み進め。 雪山吹雪の描写が何度もでるけど、そんな吹雪の中なのに人物は突っ立ってるイメージがある。何度も屋外に出るシーンがあるせいかな? けど面白かった。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    カニンガム家は曰くつきの一族。あらすじにそう書いてある通り、一族全員に秘密や後ろ暗い過去がある。そんなカニンガム家が雪山のロッジに集まれば事件が起こらないはずがない。結末の読めない展開に、最後までワクワクしながら読めた。海外小説なので読みにくい部分や理解しにくい部分もあったが、それを差し引いてもおもしろい作品だった。大満足。

    1
    投稿日: 2025.01.20
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    面白かった! 家族全員が一人、あるいはそれ以上を殺してる悪名の轟いている家族が雪山のロッジに集まり死体が見つかり……殺人鬼は一体家族の中の誰だ!?というフーダニット。 作者が1930年代の探偵小説読み漁って書いたというだけあって、推理過程と根拠が順々に明かされていく本格的なミステリ、だけど"ネタバレ癖"やちょっとしたミスリードもある。最後の解決編は読んでてしっかりとした納得感を与えてくれた。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    タイトルに惹かれた作品! ノックスの十戒を引き合いに出したり、きちんとミステリーのルール、お約束を守った小説でした! 久しぶりに海外小説でミステリー小説を読んだって気になれた(笑) 大概ミステリーと言うよりはサスペンス色が強い作品が多く嫌気がさしてたから良かった!

    23
    投稿日: 2025.01.17
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    このパターン知ってるのに、やっぱり気づけなかったか。 身元不明の死体や心理的なクローズドサークルといった古典ミステリーのようなプロットが良い。 あくまで読者に対してフェアであろうとする語り手も面白い。 まあ結局、犯人を当てることは出来ないんですが。笑 《ノックスの十戒》は知っていたけれど、ちゃんと見たのは今回が初めてな気がする。

    3
    投稿日: 2025.01.11
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    身元不明の遺体に家族が殺されていく。極寒の環境も相まって不穏な雰囲気が漂いながら、次々と家族1人1人の秘密が明らかになるにつれ事件の全容も見えてくる構成にドキドキしながら読み進めました。伏線回収もしっかりしていて点と点が繋がる瞬間は驚きの連続でした。カニンガム家の正体をじっくり読ませてもらいました。

    0
    投稿日: 2025.01.08
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    SL 2024.12.26-2024.12.29 タイトルのイメージで、もっとお気楽なミステリかと思っていたら、けっこう重めのしっかりしたミステリだった。ただ、翻訳のせいか、主人公がとても40代とは思えないような話し方なのが気になるけど。 終盤の謎解き、数々の伏線回収が見事すぎる。 ただただ、家族の物語だった。切ない部分もたくさんあるけど再生に向かうラストでよかった。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今までには読んだことのない主人公の手記を読んでいる感覚がおもしろかった。 序盤は展開がかなりゆっくりで単調にも感じたが、中盤からの展開の早さとタイトル含め綺麗な伏線回収のお陰で一気に読めた。 作中に何度も描写されていた"家族"に囚われた一族から自分だけ除け者だと感じていた主人公が、家族の一員になった瞬間が誰かを殺したともとれる瞬間(実際にそうだったか言及はされていないが)だったというのが皮肉が効いていて好きだった。

    10
    投稿日: 2024.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぼくたちカニンガム家は、曰くつきの一族だ。 35年前に父が警察官を殺したあの日以来、世間から白い目で見られている。 そんな家族が、3年ぶりに雪山のロッジに集まる事になった。 何も起こらないはずがない。そんな予感の通り、僕らがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見される。皆が妖しい動きを見せる中、やがて第二の殺人が起こり……。 コメディアンとしても活躍しているオーストラリアの作家さんの初邦訳ミステリ。 語り手のアーネスト(アーニー)の手記の形で綴られるストーリーは、作者さんがコメディアンだけあって、ユーモアにあふれていていい意味で翻訳小説っぽくなく、比較的厚い本ですが読みやすいです。 冒頭で人が死ぬページを明かしたり、話の途中で「この時はこうだったが後々こうなる」「××だが、この詳細は後に話すことにする」というようないわばネタバレのような記述が頻繁に挟まるにもかかわらず、飽きさせず、かつ意外性も持ったままラストまで読ませるのは本当に見事だと思いました。面白かった。 軽い語り口とは裏腹に、家族という、そんな確かなようで不安定な関係に焦点を当て、家族のつながりとは一体何なのかを問う主題も考えさせられました。ある登場人物が語った、家族とはこういう人の事だという話には私も同意したい。 家族とは、血のつながりではなくその人と家族になりたいかどうかが大切なのではないかな。 物悲しくもあり、どこか優しさを感じさせるラストも良かったです。

    23
    投稿日: 2024.12.25
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    最初思ってた内容とは違うなあと思っていたけれど、読み進める内に引き込まれていき、濃厚なミステリー小説でした。

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    投稿日: 2024.12.19
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    最初にネタバレというか前提が明かされるので叙述トリック系の作品かと思いきや、そうではなかった。 確かに読み手の勘違いを利用しているけれどわざと説明不足にしているとか、映像化できないネタを使っているわけではないので「なるほど」と唸らされる。 ただ話が時系列が行ったり来たり登場人物が多いので一気読みしないと混乱しやすい気がした。

    0
    投稿日: 2024.12.05