
総合評価
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powered by ブクログ前巻からおよそ100年。ついに"テッサ•ダールの反乱"を上回る大乱の時が来る。その引金を引くのは「冷血の魔女」ルクレツィア•ダンブロシオ•ペスタロッチ。第八代法皇帝の娘だ。途方も無い犠牲を払ったその向こうに、テッサが超えられなかった壁を乗り越える光明があるのか。物語は次世代、最終巻へと続いていく…。 本作では第一巻•第二巻の終章にさらっと触れられていた様々な事象の謎が開示される部分があります。ちょっと強引な所はありますが、よく読むとそれも含めて伏線だったということでしょう。なるほど。面白い。最終巻、期待して待ちます。
32投稿日: 2024.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
絶望だらけになった後半 ついに本物の希望が見えた終章 テッサの革命ぶりで胸に込み上げるものがあった 最終巻、早く読みたい気持ちと、 ハッピーエンドを信じてまだまだ読み終わりたくない、レーエンデの世界にいたい気持ちの両方がある
3投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログルクレツィア、好きすぎる。 辛すぎる。魔女すぎる。 どうしてそこまで正義を貫ける。。。 正義への徹底力がエゲツナイ。 ここまでやらないと世の中は変わらない世界、っていうことを、その残酷さをまざまざと見せつけられる。 次で終わりだと思うのですがとても楽しみ 2024.7.28 108
7投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログう〜〜今回は前作までの3作品の伏線を回収しつつ、結末巻に繋がる伏線をまた作った作品となったのかな…?相変わらず登場人物の名前がカタカナで、しかも似通っているので、誰が誰だったかを系譜図にすることをお勧めします。ルクレツィアの逆襲が怖すぎて涙出かけたし、みんな目的(レーエンデに自由を!)が一緒なのに、それぞれの方法でそれを目指しているのを見せるところが、この作品のすごいところ。次回作がまた楽しみになりました。 p.423 「最近、法皇庁から圧力がかかってさ。けっこう有名な新聞社が次々と潰されてるんだ。ウチはポスが強硬だから、まだなんとか頑張ってるけど、逆らうやつらは叩き潰せっていうのが帝国のやり方だし、正直、いつ襲撃されてもおかしくないんだよね。だから余計に『負けてたまるか!」って気合いが入るんだけど」 意外な言葉だった。一見平和そうに見えるこのレイルも、決して安全ではないのだ。教会広場で抗議の声を上げている若者達だって足下では火が燃えている。怒号飛び交う新聞社は革命の最前線だ。国民に真実を届けるために彼らは命を懸けている。 まさにペンは剣より強し。真実こそが希望の土壌。彼らは希望の種を蒔いているのだ。 そう思うと、この鉄火場が妙に頼もしく思えてきた。 p.438 諦観による無気力は緩慢な自殺だ。これこそがレーエンデの病巣だ。一番の問題は、自分が病気であることに、レーエンデ人自身が気づいていないということだ。 どうすればいいのかわからなくなった。知らず識らずのうちに口数が少なくなった。笑うこともなくなった。眉間の鍼は消えることがなく、心が晴れることもなかった。 しかし、ビョルンの行動は一貫していた。行く先々で人々の声を聞く。さりげなく問題を提起する。建設的な議論をさせ、考えることの大切さを自覚させる。子供や若者に本や新聞を読んで聞かせ、乞われれば読み書きも教える。レオナルドには、それがじれったくてたまらない。教育は大切だ。でも時間がかかりすぎる。希望の種が芽吹く前に、神の御子はレーエンデに絶望する。
4投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログ遠い昔 はるかかなたの銀河系で、、、 違った! これは大好きな『スター・ウォーズ』のオープニングスクロール 『レーエンデ国物語』はこっちだった 革命の話をしよう 歴史のうねりの中に生まれ 信念のために戦った者達の 夢を描き 未来を信じて死んでいった者達の 革命の話をしよう うん、カッコいい! やっぱり『レーエンデ国物語』の冒頭はこれでなきゃ! シリーズ4作目 サブタイトルは『夜明け前』 いよいよレーエンデに自由が!?と期待したくなるサブタイトルです しかし、そんなにあまくないですよね、、、 いつの時代もレーエンデは苦しんでいる 革命は一夜にしてならず しかし、一体いつになったらレーエンデに自由はやって来るのか 今回、レーエンデに自由を取り戻すために立ち上がった人物は二人 その名は、、、 レオナルド・ペスタロッチ ルクレツィア・ダンブロジオ・ペスタロッチ 二人は異母兄妹である 光のレオナルドは善良でお人好し、途方もなく意志が強く、実行力がある 第二のテッサ・ダールとなってレーエンデの自由のために立ち上がり、レーエンデを自由へ導こうとする 一方、闇のルクレツィアは冷血の魔女になる 古代樹の森を焼いた『狂月王』や、犠牲法を定めた『残虐王』の名前が霞んでしまうくらいの魔女になる レオナルドとルクレツィアはそれぞれの正義を信じ、それぞれの道を歩み、革命を起こす 二人がいなければ革命は始まらなかっただろう 二人がいなければレーエンデの独立はなかっただろう しかし、レーエンデが真の夜明けを迎えるのはまだ先の話、、、 さぁ、いよいよ次巻完結! レーエンデに自由はやって来るのか!?
59投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログ[こんな人におすすめ] *レーエンデ国物語を3巻目までを夢中で読んだ人 3冊すべて面白かった、どんどん面白くなってきたと感じる人は間違いなく大好きなので期待して読み進めてください。 [こんな人は次の機会に] *レーエンデ国物語を3巻目まで読んで、面白いけど完全には入り込めないことに気づいた人 どれだけ辛くて絶望的な展開になろうとも、反対にあまりにもハッピーエンドで現実味がないストーリーでも、「そう進まざるを得なかった」「それ以外に道がなかった」と納得できるものを"面白い小説"と考えています。 3巻目まで読んで一瞬でももやっとした人は、私と同じように4巻目だけでは面白いか判断することが難しいかもしれません。5巻目が発売されてからまとめて読むことをおすすめします。
1投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログレーエンデ国物語第四巻。 相変わらず差別と紛争で人がいっぱい死んでいくというファンタジーっぽくないファンタジー小説なんですが。そして相変わらず冒頭から剣呑。 今回は主人公であるレオナルドがまっすぐに好感の持てる人物だったな、と。いつもはこう、なんか裏があったりどろどろしたりなんとなくもやもやしたりとかするけど。それだけに異母妹ルクレツィアの覚悟を知り決断に迫られる様がまさに身を切られるようで・・・ これまで話の核にありながらあまり語られることのなかった「御子」が初めてがっつり話にも絡んできましたし。 次巻が最終巻なんでしょうか?さすがにラストがこんなビターな感じではないと思いますが・・・楽しみに待ちたいと思います。
1投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログただ、見ただけでは悲しい物語だが、深く読み込むと登場人物、個々それぞれの信念を貫くという見方を多角的に見ることで素晴らしさのカラーが様々見えてくる。 レオナルドとルクレツィアの兄妹の関係。 異母兄妹とある中で運命に立ち向かう姿は素敵だと思った。 何よりもルクレツィアは凄い。何が凄いかと言えば【覚悟の在り方】が何よりも優っていると思った。 なかなか悪役を本気で演じることが出来る人間はいない。 自分の心を犠牲にしてまでもレーエンデに向けるルクレツィアの愛はどれだけの人が理解や共感の心を向けることが出来るのだろうか。 愛する妹を自分の手にかけなければならないレオナルドもまた愛の深い、本当の愛を持った人なのだろうと思った。 ルクレツィアを殺すことで救う…またルクレツィアはそれを望んでいた。 お互いに惹かれ合う魂が魅せる素敵なストーリー。 悲劇のようでそうではないと魅せる多崎さんが素晴らしい!!
8投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログレーエンデ国物語の第4巻です。 舞台は異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。大海原の果てに新大陸・ムンドゥス大陸が発見され、航海路が開拓された。交易の結果、産業が発展し資産家たちは莫大な富を手にするも、格差社会の底辺に生きるレーエンデ人たちは変わらず過酷な労働に従事させられていた。 今作の主人公は、西の司祭長ヴァスコ・ペスタロッチの嫡男、レオナルド・ペスタロッチ、またの名をレオン・ペレッティ。彼は始祖の血を引く四大名家の嫡男でありながら、民族格差を撤廃するために尽力し、やがてレーエンデに自由をもたらすためレジスタンスとなり革命へと身を投じてゆく…。 今作でも序章にて史実的にレオンについて書かれていて、えっ⁈となる。最初からネタバレですか…。この記述のせい、、、おかげで、中盤ですでに最後が予想できてしまい、正直ちょいうつになりながら読み進めました。でも!いゃぁ〜もう今作も惹き込まれましたね。早く先を読みたい気持ちと、読み終わりたくない気持ちとのせめぎ合いでした。 レオンの異母妹のルクレツィアが圧巻です。また、ここ2作ではほぼ触れられてこなかった神の御子やライヒ・イジョルニの予言書などなど、そもそもの物語の核心にも触れられ、『月と太陽』で疑問に思っていた事も「そういうことだったのね!」と納得。 あぁ、もう次巻で完結ですよ。次のお話はなんと17年後!あの子たちが活躍するのかな?夜明けはもうすぐそこですね。 最終巻を読む前に1巻から全部再読したいなぁ。文庫本になるまで待つつもりだったけれど、買ってしまおうかしら…悩みます。
9投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ第四の物語は聖イジョルニ歴888年。始祖の血を引く四大名家の嫡子として産まれたレオナルド・ペスタロッチが主人公。腹違いの妹ルクレツィアとは目指す方向性は同じで信頼しあっていた。だからこそ、殺すしかなかった、そのお話。 毎回結末が最初に書かれているのに、物語に引き込まれて読み終わるとため息をついてしまう重厚さ。作り込まれた世界観が今回もすごかったです。そして、レーエンデにとって4巻ずっと暗黒の時代だから、結末も暗いのに、面白かった~って思わされるのがすごい。ついにあと一冊となりました。レーエンデがどのようになるのかを楽しみに見届けたいです。 今回も人の欲望が性的に発散される様子が描写されているので、小学校向きません。
3投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ長かった歴史も4冊目にして夜明け前までたどり着いた。 5冊目で夜が明ける・・・のかはわからないけどいよいよ最終巻とのこと。 小説家というのはすごい人だ。
2投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログシリーズ4作目。この作品が一番読みやすい。ただ過去の作品の様なハラハラ、ドキドキ感は少ない。 次作の最終作の結末に期待!
2投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ今までの歴史の積み重ねを随所に感じ、世界観が更に強固になっていく部分などは変わりないままに、これまでで1番テンポが良く読みやすかった。
1投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ読書備忘録840号。 ★★★★★。 「革命の話をしよう。 歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の革命の話をしよう。」 残り2巻。 夜明け前。レーエンデの夜明け前。 先にネタバレ結論から言えば、真の夜明けまであと17年!最終巻に続く! さて恒例の改めての第1巻巻末のトリスタンの見た未来。 ①レーエンデの誇りのために戦う女がいた。 ②弾圧と粛清の禍中で希望を歌う男がいた。 ③夜明け前の暗闇に立ち向かう兄と妹がいた。 ④飛び交う銃弾の中、自由を求めて駆け抜ける若者たちがいた。 第4巻は③。 ちょいネタですが、今作でトリスタンがなぜ未来を見たのか?理由が明かされました。 「銀呪病」と「始原の海」の繋がりのようです。 序章を読み始めて13P。 序章の最後にこの作品の大いなるネタバレがされている!笑 ええええ!って感じです。 なので、もうどうでもいいや。ネタバレチェック入れてないけど、完璧なネタバレです。ご注意! 改めて。400年に渡る壮大なストーリーの骨子は、帝国に抑圧されたレーエンデ民族の自由を取り戻すというもの。 今作のタイミングで、370年に渡りレーエンデ人は下級民族として、あらゆる権利を奪われ抑圧されてきた。 それを第2巻、テッサ・ダールは反帝国組織を作り戦った。しかしレーエンデの民はついてこなかった。レーエンデ人は抑圧されていることに慣れてしまい諦念の状態。 この状態では、いくら新たな英雄が現れ、反旗を翻しても失敗に終わる・・・。 そして、本作の主人公レオナルド・ペスタロッチと妹のルクレツィア・ダンブロシオ・ペスタロッチも、民族差別のない世界を作ることに命を懸けた。レーエンデ人の心を一つにして、革命を起こす! 聡明すぎる妹は、レーエンデの民を本気にさせる為に地獄を作った。法皇帝を巧みに操りレーエンデに暗黒の4年という世界を作った。 自ら悪役を買って出た訳です! その悪役ぶりたるや!人の命なんてなんとも思っていないという徹底ぶり。 ルクレツィアは魔女と呼ばれレーエンデ人から憎悪された。 レーエンデの民の心は、徐々にルクレツィアに対する憎悪という形で一つになって行く! そして兄は妹を討つことで、レーエンデの英傑となり、民は熱狂し「レーエンデに自由を!」の夜明け前に導いた! という物語です。 以上です! この作品570Pの大作。 ジジイの備忘録では語りつくせない面白さがこれでもか!というくらい詰まっている。 兄と妹がそれぞれ信念をもって貫いた、形が違うそれぞれの正義。この2つの正義が一体にならなければ・・・、この2人がいなければ・・・、革命は始まらなかった。 そして、ユリア、テッサの存在が無ければこの2人の正義は生まれなかった! 神の御子!そういうことだったん!!! なんで法皇帝は幻魚が彷徨う危険なレーニエ湖のシャイア城にいるのか?と思っていたがそういうことだったのか!!! ライヒ・イジョルニ!お前というやつは!!! さあ、皆様!異世界の革命をお楽しみあれ!
35投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログシリーズ4作目。四大名家の嫡男・レオナルドと異母妹・ルクレツィアの革命の話。レオナルドの圧倒的陽っぷりが眩しい。だからこそのルクレツィアの選択とその後に胸を打たれる。夜明け前が1番暗い、真相は闇の中、表面上の事実が史実に残る様を知ってしまってる
1投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界観に慣れたのもあるけど、4部作の中で一番面白かったかも。あっという間に読了。自己犠牲、平和のための緻密な計画、主人公の犠牲。テーマとメッセージ性は別として、この点はラストがコードギアスに似てると感じた。最終的に残虐非道を楽しむルクレツィア。魅力たっぷりで、、くぅ、全く憎めない。思えば2も自己犠牲を選択している。読んでてそこに感動してしまうわけだけど、実際自己犠牲で世界平和はありえるのだろうか。次がラストかー。早く自由になって!!!
2投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第4巻にしてようやく神の御子の正体が明らかとなるが、なるほど「始原の海に還る」というだけあって人魚の姿をしていたのか。ユリアが命がけで守り産んだ御子を、ヤバネガラスの銀天使となったトリスタンが何百年も見守っていたことに感動。 一方、フクロウになっていたエドアルドはレーエンデが地獄と化すのを見て満足しただろうか…(ルクレツィアに杖で打ち砕かれてたけど 笑) 今回も美麗なカバーとキャラクター紹介のイラストが物語の世界観を引き立てている。 並外れて美しい容姿と叡智に恵まれたルクレツィアだが、6歳にして異常に大人びた言動や、13歳にして天命を悟り恐るべき計画に着手する様はいささか人間離れしている。 自らすすんで革命を起こすための必要悪となって、目的のためには心を殺し、その肉体まで道具として犠牲にする…その強靭な精神はまるで苛烈な殉教者のようだ。 法皇帝である父の卑劣でおぞましい行いによって生を受け、幽閉されていた上に殺されかけるという壮絶な生い立ちから、せっかく兄と義母との平穏な幸せを得られたというのに、その幸せを全て投げうってまでレーエンデを救おうとする崇高さ。 そして兄妹の強い信頼と愛に胸打たれたが、無辜の民を虐殺することで世界中の憎しみと汚名を一身に受け、決して結ばれることのない愛しい兄によって殺されるという人生を選ぶしかなかったのだろうか。。彼女が望んでいた最期のキスはあまりにも切なく、せめて一目でもふたりを再会させてあげたかった。 ルクレツィアが作り上げた夜明け前の闇に、レオナルドという光が輝き、鐘楼の鍵はブルーノとリオーネの息子に託されたはず。 踏み躙られ消えかけていた革命の灯火が、時代を超えて受け継がれ、次巻でいよいよ燃えさかるのを見届けたい。
3投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログルクレツィアがした事はレーエンデに自由をもたらす為の必要悪で正義を貫く事は誰かにとっての悪である事は学べた。 実際の史実を参考にしている部分も多くファンタジーの中にリアリティーが生まれている。 外地から来た人々が先住民を支配下に置くのは世界史と似ている。 躍動感はあるけれど普段の会話では言わないような台詞があまり馴染めなかった。 一、二巻の自由な頃のレーエンデ英雄伝は半年熱が冷めない程面白かったのでおすすめ。 レオナルドがリオーネに渡した鍵、レーエンデ義勇軍が掘り進めてきた地下通路が最終巻の五巻に繋がりそう。
10投稿日: 2024.07.07
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レーエンデ国物語第四弾。 とうとう神の御子がその姿を現した。 法教皇に囚われているとはわかっていたが、 まさか言うことを聞かせるために、 不死の御子を何度も殺していたとは。 だがレーエンデと一つである御子は、 三百七十年の加虐に弱まり、滅びようとしていた。 レーエンデと共に。 それを知った法教皇の息子と娘が、 御子とレーエンデを救うためにそれぞれの正義の道を行く。 ここで「月と太陽」の最後で残虐王が悪法を制定したのは、 レーエンデの民の奮起を期待してのことだったと書かれていた。 話はわかったが、レーエンデのためだからと言って、 増税し、徴兵し、開戦し、非人道的な法を制定する、 多くの民を苦しめ、命を奪い、不幸にすることはありえない。 天命だと信じ、冷血の魔女としての道を進む妹にも、 その魔女を狙撃という方法で暗殺した兄にも正義はない。
1投稿日: 2024.07.06
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今回も登場人物がみんな魅力的 5歳のルクレツィアは現実離れしてたけど有無を言わさず成長とともに魔女となる ルクレツィアが心を犠牲にして魔女を演じ始めたはずが、忌まわしい父譲りの嗜虐性が開花してしまうのが悲しくも運命を感じさせる それがなければできないことだったから彼女が選ばれたんだろう 途中お祭りシーンが楽しく幸せに描かれれば描かれるほど、この先に待っている絶望の予感に切なくなった レオナルドの「絶望が足りないのか」に今までのレーエンデの革命に挑んだ人々が浮かぶ
1投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レーエンデ国物語、4作目。個人的に今作が一番好きだった。主人公のレオナルドはペスタロッチ家の嫡男であるが、正義感が強く、一言で表すなら『善』かな。国内の差別を無くしレーエンデを一つにしたいと奔走する。 もう1人の主人公ルクレツィアはレオナルドの異母妹で、幼いながらも聡明で、何より天使のように美しい。個人的にこの2人には幸せになって欲しかったよ…! 以下ネタバレ。 レーエンデを一つにするために、明確な悪がいると、団結力は強まる。本心ではないものの、その悪になるルクレツィアと、それを最終的には理解しルクレツィアを撃つレオナルド。異母とは言え、妹を撃つことはどんなに辛かったことだろう。そして、ひたすらに悪を演じたルクレツィアの行動力と強さには驚きと恐怖しかない。レオナルドは人間らしさもあり、本当にまっすぐな良い男で本当に好きだ。 次が完結ということで、いよいよ長かった革命も終わるのか…と寂しいけど楽しみ。レーエンデ国物語は毎回暗めな終わり方なので、最終巻は明るく(とは言っても革命の話だから無理か)みんなが幸せになってくれたらいいなぁ。楽しみにしてます。
4投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ壮大すぎる。読み終わりたくない、でも先が気になる、っていう本は初めてで。シリーズ4冊目、確実にこれまでのキャラクターたちが築いてきた革命への道が徐々に鮮明になって、嬉しい半面、愛し合う異母兄弟の悲劇すぎる結末に涙無くしては読めない一冊だった。次巻が最終巻と思うと、色んな思いで胸がいっぱいになる。名作すぎた。
3投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わってしまった…! 2作目と同じくらいに面白かった。終わってしまう…これが終わったら5作目が出るのを待たなければならないのに…と思いながらも、読み進める手が止められなかった。 今回のメインは異母兄弟であるレオナルドとルクレツィア。常に真っ直ぐな正しさで行動するレオナルドが一見正義のように思えるが、ルクレツィアもまた、自分なりの正義を貫いてレーエンデとエールデのために奔走する。 印象的だったのは、正義にも何通りもあるからこそ、どちらが正しいかなんて私たちは決められない、立場によっても違ってくるからと何度も読者に呼びかけていることだ。実社会においてもそうだよなぁと。 タイトル夜明け前もすごく良い… 余談だが、4作目にもなると、過去の登場人物やゆかりの地が沢山出てくるのが良い。ヤミガラスはトリスタンだし、暗殺に使った場所はリーアンの自宅だし、例の指輪も出てくるし。こうなってくると1作目から読み直したくなる(笑) 5作目には引き続きレオナルドが登場するようだし、ついにレーエンデに自由がもたらされるはずなので、楽しみに待とうと思う。(でも、作品が終わるのは悲しい)
1投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログ夜明け前が一番暗い。 光を輝かせるために、我が身を全て捧げて深い闇を作り上げる妹。 妹を止めるために最後の決断を下す兄。 彼らを奮い立たせるのは、レーエンデの自由。 なんとも過酷で、そうまでしなければレーエンデは自由を勝ち取れない。 次巻で最終巻。 どうやってレーエンデは自由を得て、「国」として興るのか。 最後まで見届けたい。
1投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ4作目、終盤は鳥肌がたちっぱなしでした。 このような例えは大変失礼かもしれませんが、個人の主観として、ゲーム「幻想水滸伝」のように、過去から未来へと紡がれていく感慨深い物語です。 読了時点では、まだ5巻(完結編)は発行前ですが、5巻が楽しみで仕方ありません。 このシリーズを未読の方は、1巻を試し読みされてみて馴染む場合は、一気読みしても楽しいだろうなぁと思いました。
5投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長い長い暗闇の歴史の中に革命の希望が見える。そのために失われた命を思うと悲しいが、レオナルドが必ずやかなえてくれると信じて次巻を待つ。 確信犯的に自分を悪に染め上げ、皆の憎しみを背負って散ったルクレツィアが哀しい。求めてやまなかったレオナルドの本気のキスが心臓を貫く弾だとは!
1投稿日: 2024.06.28
powered by ブクログレーエンデを読むときは隙間時間を使わず、ゆっくりじっくり世界観に浸りながら読むことにしています。 今回はレーエンデ独立前、サブタイトル通りの夜明け前。今までの巻の違和感を回収しながら、革命の全貌も垣間見えて非常に重要なお話でした。素晴らしかった。
11投稿日: 2024.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分、不器用なんで 少女がひどい苦痛を背追い込む話は 目をそむけてしまいます。 夜明け前が一番暗い、いよいよ革命前夜まで 歴史はたどり着いた。---作者はそうしたかったのでしょう。 でも、こんなにひどく無慈悲なことを させなくても。
8投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ読み慣れてきたのもあり2日で読み終えました。今回もレーエンデに関わる新たな登場人物の一生や広がりつつある世界観を楽しんで読めました。 ただ、ルクレツィアみたいな人は基本的に存在しないのではないでしょうか?自分の信じる正義や幸せを求めるのが人間だと思う。その葛藤の中で革命を描いてほしかった。今までが良かった分、今回はファンタジーに傾倒しすぎたような。 次回、「レーエンデに自由を」楽しみにしてます。
1投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ次がラストともう謳われている訳だし、とうとう本格的な革命の足音が聞こえてきた本巻。次は、登場キャラも結構かぶってくるんだな、きっと。4巻に渡り、各方面からの革命の種が少しずつ描かれてきて、これがどう結実するのか、圧倒的感動を喚起する最終章を楽しみに待つ。
1投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ2024/06/11 読み始めた 2024/06/21 読み終わった レーエンデ物語第4部。現時点で刊行済みの文は読み終わった。今までで一番ハラハラしたし、登場キャラクターへの感情移入が一番できた感あり。神の御子の謎も解けてくる。 物語も佳境だ。次で完結だそう、第5部刊行を楽しみに待つ。
1投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ一気に読んでしまいました。 レーエンデ国物語 夜明け前 凄すぎます。登場人物の名前には覚えづらくて(おばちゃんなんで、カタカナの長い名前は覚え切れない) 苦戦しつつ、物語に引き込まれて夢中になりました。 第二巻の月と太陽の逆バージョン!? 夜明け前は、兎に角暗い… 暗い夜があるから、明るい朝がやってくーる!!! 最終巻 早く読みたい レーエンデに自由を。
1投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ読み終わってしまった…。今作も辛いお話…。その先に…どんな希望が待っているのだろうか… 正義とは…とても考えさせられた。 辛いお話ではあったけど、読む手がとまらず、一気読みしてしまった。最終巻までが待ち遠し過ぎる…。 ラスト…どんな形で終わるのか。最後まで、見守りたい。
1投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ3作目から67年後、現法皇帝の息子レオナルド・ペスタロッチが英雄テッサ・ダールの物語である戯曲『月と太陽』を知るところから始まるものすごいストーリー。ぶ厚い本だけど、読む手が止まらない。レオナルドの異母妹のルクレツィアがまあ凄すぎる。いや、感動の第4巻でした。あと17年か・・・
1投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり人物の描き方が稚拙で魅力を感じないというか、自分的に引っかかる点が多くてもやもや… ヴァスコのフィリシアに対する執着が異常かつ不自然だし、あんな人が法皇帝になれる時点で早かれ遅かれ帝国も滅ぶでしょ アリーチェとフィリシアの死因が違うのはなんで?2人とも銀呪塊飲んで死んだんじゃないの?? エールデがレーエンデの命運を握る重要な存在で、ルクレツィアの後半の行動原理になってる割には、その後様子見に行ったりした描写が全然ないのも??? ただ残虐行為がやりたかっただけかよって印象を持ちかねないし、それならもう今までやったんだってばよ…ルクレツィアほんとはおバカさんなの?ってしかならんのよ そもそも5部作にする必要あったのかなそれくらい壮大な物語で歴史は繰り返すのだよってこと?それだけの為に5部作?って思うくらいには冗長に感じる それも含めて答えは最終巻ってことなのかな
3投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これでもかと言うほど、レーエンデの民に対して厳しい仕打ちをするヒロインの姿から目が離せず、ページを捲る手が止まらなかった。 神の御子の秘密など、物語の核心となる部分が明らかになって行く。 次で革命の話が終わってしまうのかと思うと寂しいが、早く続きが読みたい作品。
1投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログレーエンデに帰国する度に思うんですが、命は絶えても生き続けるってこの事だなあ…涙 長かった革命の歴史も遂に夜明け前。夜が明ける前の1番静かで暗い時期に一体何が起こるのか、期待と不安でどきどきしながら読み始めましたが… 全然静かじゃなかった!!えらいことになった…!! いよいよ終盤との事で今回は最後の方で驚きの事実が明かされます。 ユリアから全ては始まった事を再確認させられる事に。 毎回プロローグで登場人物が終わりにどうなるのかが書かれています。今回も初っ端から心が折れそうでしたが一先ず大陸はどんどん栄えて行っています。最早テッサ達のように盾と剣で戦う時代は遠い過去。戦争は銃を使って行われるようになっいますし、鉄道も完備。船で新大陸まで発見されていますが相変わらずレーエンデ人、特にウル系レーエンデ人はほぼ奴隷状態です。 ですが、テッサ達革命軍の熱い思い、それを繋いだリーアン・ランベールの戯曲『月と太陽』、トリスタンのユリアへの愛。 それらは変わる事無く時を経たイジョルニ歴八八八年にも受け継がれています。 今回の革命の主役は四代名家の一つ、ペスタロッチ家の長男レオナルドと腹違いの妹ルクレツィアです。 この2人の父親が現法皇帝(まあ1番偉い人です)になるヴァスコ。 このヴァスコが笑ってしまう程に色ボケ。レーエンデ国シリーズで1番色ボケてるんじゃないかって位に助平。しかも暴君。反省して欲しい。 よくまあこんな父親からこんな素晴らしい少年が出来上がるなあと驚く程にレオナルドは好青年。 しかも意志の強い熱血漢。 一重に母親のイザベル様の教育の賜物ですね、素敵な女性です。 さてこの兄妹、シリーズではお馴染みの銀呪病に侵されている動物たちと会話をする事が出来ます。 (この度々出てきた銀の動物達の正体にも驚かされましたが) ルクレツィアは彼らを銀天使と呼んで愛しています。ルクレツィアはこの銀天使様に導かれ、2人はそれぞれ別の革命への道を歩む事に…。 最初は本当に静かだけど熱い革命をレオナルドが起こして行くのです。 四代名家の次期当主自らが格差社会を無くそうとする誠意ある行動はそのまま平和で幸せな革命へと広がる予感をさせます。 ですが、ここまでシリーズを読んできた私を含めた読者は皆気付いています。 そう簡単には行かないんでしょう…? この幸せな時間がいつまでも続くはずがないんだ!と拗らせた思春期のような思いを抱きつつ読み進めて行きます。 前作『月と太陽』からの流れで武器を剣からペンに変えて戦ってきた人たち。レオナルドも未だ隠れ住んでいるエルウィン族のジウや、新聞記者のビョルンから学びます。真に革命を起こす為には教育が必要だと。 貧困の連鎖を止めるには教育しかないと提唱する声は多く見られますが、確かに奴隷は読み書きが出来ない事が歴史的に多かった気がします。 (エピクトテス先生のような例外はいますけれど) しかしこれには膨大な時間がかかってしまう。 その間にもルクレツィアが…!! 中盤から後半にかけてどんどん夜明け前は暗くなって行きます。 そして終盤のルクレツィアの美しい姿と、彼女がレオナルドに放った言葉にこれまでのレーエンデ国で紡がれてきた物語が一気に脳内を駆け巡り、天を仰ぐ私…。 始まる、真の革命が始まるぞ!! レーエンデ人達は長きに渡る帝国の圧政に抗い立ち上がれるのか、レオナルドとルクレツィアが命を燃やして点けた革命の火を、最後の英雄に繋ぐ事が出来るのか。 なんてこった、最終巻が待ちきれない!!早く!! 今までで1番次回作が読みたくなる巻でした。 実は私の身近でも革命が起こりました。 久々の(?)駄話です。 最近私は決まった日が空けられないので空いた時間にタイ〇ーでスーパーのレジのスポットバイトをしております。 このスーパーではレジの半分をタイ〇ーで賄っており、皆目立たぬように静かにかつ愛想良く、粛々と業務をこなしています。 ところが、今日は様子が違いました。 同じくタイ〇ーで来た初めて見た推定20代後半のお兄さんが隣だったのですが… 「いらっしゃいませぇ!!こんにちはぁ!!お待ちでしたらこちらのレジが空いておりまぁす!!いらっしゃいませぇ!こんにちはぁ!」 す、凄すぎる!!社員さんでもそんな声出してないよ?!なんと言うレジに対する情熱!! 一生懸命に命を懸けてレジにお客様を呼び込むお兄さん!声枯れますよ?! 革命だ… 革命が起こった…!!! 私の方にな!!!涙 なんでだよ、なんでこっちにばかり皆さん来るんだよ、呼んでるのは隣のお兄さんだよ?!助けてぇえええ!!! 革命とは、非常に疲労困憊する偉業である…。 (お兄さんまた会いたいなあ)
38投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ作品を経るにつれ内容がどんどん残酷になり、現実感を帯びてくる。 イジョルニ人のレーエンデ人に対する差別と仕打ちの描写を読み、実際過去に地球で行われていたことなんだ、と思うとゾッとした。 正義とは何か?という作品の主旨に考えさせられた。
1投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ今作はシリーズの中でも、幸せな時間への描写が丁寧だった気がする。その分、きっとこの後……という予感が常に付き纏う。 覚悟させられたぶん後半のショックは緩和されていたかも。それよりも、遂に時代が動くぞ……!という気持ちになった。
4投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第四作目。 主人公は四大名家の嫡男として生まれたレオナルドと異母妹のルクレツィア。 それぞれがレーエンデのために、そして神の御子エールデのために、自分の使命を全うしようとする。 『夜明け前が一番暗い』 今がその『夜明け前』なのだと確信し、悪い魔女役を演じるルクレツィア。その最後は自分が思い描いていた通りで。 切ない。けれど、聡明な彼女は今までのレーエンデと帝国支配の歴史を踏まえた上で、これが最善の道筋なのだという強い意志を持って計画を実行しました。 必ず、必ずレオナルドが自らの計画を決定的にしてくれるという信頼のもとで。 レオナルドもそれを分かった上で、自ら計画の一部となることを選びます。 自分でもなく、家のためでもなく『レーエンデ』のために ここへきて、ルーチェが残虐王と呼ばれるほどの圧政を強いた理由が明かされたり、トリスタンが銀天使となってしっかりユリアとの約束を守ろうとしていたことが分かったり、『ああ、次で完結なんだなぁ…』ということを実感せざるを得ず、非常に切ないです。 レーエンデの行く末をしっかり見届けたいと思います。
3投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログ長い物語も次巻で完結。各巻の登場人物たちそれぞれに愛着があり、時代を経てちょいちょい登場すると嬉しくなってしまう。最終巻の主人公たちに幸せな結末が訪れることを願ってやまない。楽しみ。
1投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログ王道の正義感を持つレオナルドと、レーエンデのために悪い魔女になるルクレツィア。 次が最終巻とわかっているため、この物語で終わらないことがわかった前提で読むので、どうなっちゃうんだろう?的なところはやっぱり薄まっちゃったかなぁなんて無粋かしら。 今までは各巻の間で完全な世代交代があって過去の人物と交わることがなかったが最終巻はそうじゃない!? レオナルドのお母様が素敵なご婦人でした。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログレーエンデ国物語。第4作。 さらに時が進み、ダンブロオ家からペスタロッチ家へその勢力は変遷していた。 法皇帝となったヴァスコ・ペスタロッチは、結婚していたのにも関わらず、フィリシア・ダンブロシオを娶り、無理やり自分のものにしてしまう。 その子供がルクレッツィアだ。 今回の主人公はヴァスコの息子で、まっすぐな心を持つレオナルドと、ルクレッツィアが神の御子エールデを救うべく立ち上がる。 今までと違うのは、レオナルドが光、ルクレツィアが闇として、それぞれがその意思と共に物語が進んでいく様だ。 ルクレツィアの政策は、レーエンデ中を恐怖に陥れ、結束を固めるため、また革命後の権力者を骨抜きにするべく取られた数々で、 彼女は魔女として君臨することになる。 目的は同じでも、それぞれが選択した道の差が凄まじく、これでレーエンデが前に進むことができなければ一体どうしろと言うのか… そして、銀の天使たちに懐かしい人々も。 残り一冊。どう完結するのかが楽しみになった。 しかし、ヴァスコに対しては人間性を疑うばかり。
2投稿日: 2024.06.02
powered by ブクログこれはまた凄かった。読後、いつまでも心の中に嵐が吹き荒れているほど、強烈な登場人物たちだった。本来守られるべき幼いこどもが、過酷な運命の奔流に従わざるを得ない状況に、つい保護者目線で憤ってしまう。彼らは役目をまっとうしたのだと、いくら自分に言い聞かせようとしても、兄妹の何気ない日常の幸せを願って止まない。
1投稿日: 2024.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レーエンデ国物語 第4弾 この次で完結ということで 5が出てから4とまとめて読もうかなと思ってたんですけど 図書館行ったら新刊コーナーにこちらが並んでましてね そしたら借りないわけにはいかず 読んでしまいました(o^^o) いやーどっぷり浸からせてもらいました 今までで一番早く読めました 次巻が出た頃に詳細を忘れてる気もするんですが シンタロウさんのレビューで復習することにします(`_´)ゞ さて第4弾はレオナルドとルクレツィアの物語 希望が見え隠れするも やはり辛い物語でした レーエンデの人々にとっては 一番過酷な時代ともいえます この二人がいなければ 革命は始まらなかった 自由を諦め、格差に苦しめられ、酷使され、 日々の生活で手一杯だったレーエンデ人を どのように変えていくのかが描かれていました ここまでしなければ団結しないのかと 早く目を覚まして!と言いたくなります。 目指す未来は同じなのに 違う道を歩まないといけない こんなに理解し合ってるのに 理解してるからこそ、信じてるからこそ 悲しい未来が待っているのが辛い それを冒頭で知らされる読者は 切ない気持ちで幸せな日々も読んでいたでしょう ルクレツィアの聡明さに鳥肌が立ちました ここまで全てをわかっているなんて。 しかもこの若さで。すごすぎました 今まで謎だったことも いろいろ明らかになったのも面白かったです! いよいよ次で完結 革命はどのように成し遂げられたのか 読むのが楽しみです! 最終巻はスッキリ読み終わりたい!! 冬に出るらしいので ゆっくり待ちます(^^) 5巻続けて読んだら最高だろうな…(*゚∀゚*)
88投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログシリーズ第4巻目。面白かった。 今回もレーエンデ人には辛い日々が続くことになったけど、夜明けが近づいてきた感じがする。 次回作(いよいよ最終巻!)が楽しみです。
5投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログもうすぐ革命が起こる! いよいよ革命が。夜明け前が一番暗い。 革命を起こすためにルクレツィアの取った行動が悲しくて見事。搾取される民から変わるためには、痛みを受け入れて行動することが大切なのだ。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはすごい…天才の所業。レーエンデ国物語っていつも分厚いなァと思うんですけど2日で読み切った。「正義はひとつではない。人間が唱える正義は立場によって異なる。数多の正義が潰し合うことなく同時に存在すること。それこそが平和の象徴なのかもしれない。」って文章が出てくるんですけど…正義vs正義って切ないよね…涙 昨今の各地での戦争がまさにこれじゃん… でもってステファノって最初きっとなんかやらかすんだろうなァって思ってたんですけど、結局自分では何もやらかしてないのに何もかもが可哀想すぎる。トリスタンに匹敵する可哀想さ。正義感ブルーノ大好き。 あと前作までは「名前を言ってはいけないあの人」ばりにひた隠しにされてた神の御子の名前あっさり出てきてウケた笑 神の御子の鍵はベイビージュードが持ってるんだろうなァ〜〜〜続き早よ!
3投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ第四の物語の始まり。 序章からわくわくする。 サブタイトルからもレーエンデの夜明けが近づいたのを感じた… はずだったのに。 やはり革命には多くの犠牲がつきもの 17年後、待ちます! このお話では、絶対、イザベル推し♡
2投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
-----正義はひとつではない。 人間が唱える正義は立場によって異なる。 数多の正義が潰し合うことなく同時に存在すること。 それこそが平和の証明なのかもしれない。 個人レベルで意識したい事だなぁと感じた。
2投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ長い物語もようやく終わりに向かって走り始めた。今回も辛くて悲しい物語。 兄妹それぞれの正義。レーエンデのための光と闇。登場人物全員の想いが繋がって繋がって、ついに最終章の次作が楽しみ。
2投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログレーエンデ4大名家のひとつ、ペスタロッチ家の跡取りレオナルドは、正義感あふれる好青年。あることをきっかけにレーエンデの実情を知り家を出た。数年後、突然母からの手紙で呼び戻されたレオナルドは、父ヴァスコが妾に産ませた娘ルクレツィアがペスタロッチ家の屋敷で暮らすことになったと告げられる。レーエンデの光と闇が出会い、同じ未来を目指して真逆の道をたどる。夜明け前が一番暗い。レーエンデ革命の前夜譚。 様々な真実、新たな情報がたくさん出てきて「そうなっていたのか」と驚いた。ルクレツィアはなぜあんなにも強くいられたのだろう。まともな神経ではとても耐えられないと思う。 前作から100年飛んで、どれだけ工業革命が進んだかと思いきや、文明はそう変わってはいなくてちょっと拍子抜けした。次は17年後で、今作の登場人物が生きて出てくるそうなので、どんなふうに出てくるのか楽しみにしている。
2投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログ“レーエンデ国物語”の核心に……。 武力という武器、芸術という武器で これまでユリアとトリスタンが愛したレーエンデを守り繋いできて、今回は経営という武器で闘ったレオナルドとルクレツィア兄妹。 途中悪の魔女に近づくルクレツィアに頭を抱えて 何を考えてるかわからず怖くなったけど、 終盤に向けて本当の目的が語られて震撼。 あーーーーーー!!!!! どうして二人がこんな業を背負わねばいけないのか!!! 二人はレーエンデに自由を求めて、 それぞれの正義で戦って、とうとう夜明け前まで来た。 ただ夜明け前が1番暗いんですよね、、、 あぁもう皆が救われてほしいそれだけなのにね、、、 そして今回は最後まで語られなかったレオナルドのその後!!! 最終巻『海へ』早く読みたくて仕方ない……!!! 寝る間も惜しんで読み続けて ずっとこの世界観に浸ってしまって、 読んでない時もレーエンデのこと考えてしまう〜 こんなにのめり込んだ読書久しぶりで嬉しい。 それと同時に間も無く完結なのが寂しすぎる…! 革命を起こしてきた全員が報われる結末でありますように!
6投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ本を閉じてベッドに入るのだけど、続きが気になってしょうがなくて、結局布団にくるまりながら夜更かしして続きを読む。子供の頃何度も過ごしたそんな贅沢な夜を、大人になった今も過ごせるなんて。この物語に出会えて私は幸せ。 レーエンデに自由を。 祈るような気持ちで最終巻を待ちます。
10投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ切なく悲しいお話でした。 読んでいる途中から今作の中では夜明けは来なさそうだと思いながら読んでました。
4投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ誰かにとっての正義は、捉え方によって誰かにとっての悪になる。 レーエンデのシリーズは読む度に、気付かぬうちに世界観に入り込んでいて、読み終わったあとはいつも心にぽっかり穴が空いた感覚になります。 次巻はどんな終わり方になるんだろう…
6投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログ早く夜が明けてほしいな。 そう願わずにはいられない。次回でどう物語が終わるのか…早く読みたくて仕方がない。
4投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あの日、銀夢草の煙が充満するなか、机にかじりついて書き上げた一冊の本が灯した革命の火は、同じ部屋でついには皇帝の胸を貫く弾丸になったーー。 物語の一番盛り上がる場面、そこを読んだ時ふとこう思った。抑えつけられるたびに、裏切られるたびに、何度も消えそうになりながら、歴史の転換点で過去の英雄の意志を継いだ主人公たちが紡いできた革命の心は、とうとうここまでやってきたのだ。 と、同時に、これは決してレーエンデ人だけの手で培われたものではないのだと思う。かつて彼の地を侵略したイジョルニ人からも、ルーチェやルクレツィアのような人物が出て、足をおろしたレーエンデという地に歴史に愛着を持ったからこそ、レーエンデ国物語はここまでやってこれたのだと思う。 ルクレツィアの儚い恋、レオナルドの信念と愛情の衝突。いろんな想いがよぎったけれど、きっと兄妹は最期まで互いを愛していた。まさに帯のとおりだったのだろう。 過去作の出来事も今回は今まで以上に関わってきていて、ずっとこのシリーズを追いかけてきた者としてはすごく嬉しいサプライズでした。 物語はいよいよ終幕へ。テッサの武器を抜く者、青の独立宣言……。散りばめられていた伏線がやっと歴史に合流する。個人的には合衆国のことも触れてくれたら嬉しいなぁと思います。ユリアが、ふたたびレーエンデへ。エールデとトリスタンと三人で相まみえることを願って。
6投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ第4部「夜明け前」も命を懸けた愛と信念の壮大な物語で本当に最高だった。 義兄妹の愛情と互いの正義。何が正しさで、何が悪なのか。守りたいものが違う故に正義も違う。最終目的は同じなのに全ての闇を背負おうする妹とこの世の絶対悪を許さない兄。この2人の関係の切なさには涙した。朋友関係のブルーノとレオナルドのやり取りも面白さからかっこよさへと変わり、互いを思いやる気持ちに感動した。 あーみんな救われて欲しかった。みんなに幸せになって欲しかった。でも自由になることはそんな幸せだけじゃだめんなだ思い知らされた。 正義や正しさについて沢山考えた1冊だった。 ちょっと長いけど面白くてすぐ読み終えた。 早く次作が読みたい。
17投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ完結直前の、革命のための物語。 毎度そうなのだけど、大きな歴史の流れを汲みながらも、革命のために立ち上がる人びとの個人的な物語がとても切ない。 今回の主役であるレオナルドとその妹であるルクレツィアの日常が煌びやかに描かれており、その後の怒涛の展開に胸が詰まる思いがする。 あまりにも人間離れした聡明さを持つルクレツィアと、真っ直ぐすぎるレオナルドの組み合わせは、どこか二巻の主人公であるテッサとルーチェを思わせる。 今回の話は、過去の物語の種明かしのような要素もあり、核心に迫る内容になっているが、過去作の出来事についても言及があり、また読み直したくなった。
6投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何とも、やり切れないと言う想いにとらわれた。ルクレツィアが御子とレーエンデを救うためとはいえ、エドゥアルトと同様に恐怖をばらまき、帝国を内側から弱体化させる為にこれ程の犠牲を払わなくてはならなかったのか。 ルクレツィア自身が認めていたように彼女の内側には怪物が居たのかも知れない。幼い頃、幽閉され銀天使たちと語らって成長した故の純粋さが、レオナルドへの想いと母親への想い、神への純粋過ぎる信仰と混ざり合うことで、狂気と言える程の怪物が目覚めたのかと思えた。 そう言う意味では、レオナルドは余りに正義の人であり過ぎた故に、人間の理の側に身を置いたが故に、ルクレツィアと何らかの形で相対せざるを得ない、そのような存在だったのかも知れない。「普遍的な正しさは、僕ら人間には荷が重すぎるね」と言うビョルンの言葉があまりに重い。 気になるのは、ライヒ(の霊)が語った御子を生まれさせた理由がまだ完全ではないように思えること。そもそも始原の海に還り新しい世界を生み出すとはどう言うことか?なんの意味が有るのか?最終巻で説き明かされるのだろうか。
6投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ序盤はこれまでの物語がこの兄妹の運命へ繋がり、ここでレーエンデの自由が成し遂げられるのでは…と期待してしまう! でも読者は革命の物語はここで終わらないことを知っているから辛い。 夜明け前がもっとも暗い。 レーエンデの英雄早く来て!!!
3投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024/5/3 読了 ルクレツィアの存在感が強すぎて、レオナルドが霞んでしまう、、! 最終巻も登場するようなので、霞んだままでいいのかも。 ルクレツィアが好きすぎて、自分の中では単独主人公みたいな感じだけど、王道ファンタジーは悪役が主役にならないか。 最初カラスは、もしや、トリスタン?!と思ったけど違った。 5点満点だけど、個人的には、 前作の 喝采か沈黙か がベスト。
2投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログレーエンデ国物語第4巻。聖イジョルニ歴900年過ぎ。レーエンデの未来の為の光と闇。 1つの国の歴史大河絵巻の中に放り込まれて、とある時代を体験してきた感じ。…だからこそ、く、苦しい…。副題で多少覚悟はしていたけど、辛くて苦しくて哀しい物語でした。面白かったですけど、レーエンデにはまだ希望は見えないのですね。
4投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ名家ペスタロッチ家の嫡男レオナルドは正義感あふれる少年。市井の様子を知ろうと街に出かけた彼は、自分の家がレーエンデ人たちを搾取してきたという事実を知り衝撃を受ける。そんな彼の前に、美しいが感情表現に乏しい異母妹ルクレツィアが現れ…。 光と闇のように正反対でありながら、ともに不屈の意志と行動力を持つところはよく似た兄妹。持てるものすべてを駆使して目的のため権力の頂点に上り詰めていくルクレツィアの姿は善悪を超越し、ある意味痛快ですらある。それにしてもようやく明かされた「神の御子」の実態はなかなかにショッキングだった。次巻が待ち遠しい。
3投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ#レーエンデ国物語 #夜明け前 #読了 もし正義に色があるのなら、レオナルドとルクレツィアは正反対なのだろう。 しかし、その相反する色によって描かれるのは不思議と同じレーエンデの自由なのだ。 さあ、次巻、レーエンデはどんな正義のもと自由を手にするのか。 #多崎礼 #講談社
2投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログ夜明け前が一番闇が深いとはよく言われる話だが、レーエンデのために闇と光を担う異母兄妹。 二人はそれぞれの正義を胸に革命を起こそうとする。 正義とは一つではない。何なら人それぞれ正義があると私は常々思っているけれど。 次巻で完結と予告。寂しい。
8投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! レオナルドとルクレツィアが中盤にかけて段々と心の距離を縮めていくのが微笑ましかった分、後半の展開はなかなかえぐいものがありました。 こちらの作者、いつも思うんですが想い合う2人を引き裂くのがとっても上手。 悪女の道を邁進するルクレツィアには、いっそ清々しいものを感じました。 個人的には1巻で出てきたトリスタンが銀天使となって御子をずっと励まし続けてきた事実に胸が熱くなりました。 2人によって弱体化させられたレーエンデがどうなるのか、次巻が楽しみです。
4投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ#読書記録 #レーエンデ国物語 〜夜明け前〜 前3作が築いた世界観の土台の上で、物語は終末に向け爆走を始める。しかも一気にファンタジーになってきた。毎回過酷な運命を持つ、陰と陽の対になった主人公が登場するけど、今回の兄妹の選択には更に胸が詰まる。 #読書好きな人と繋がりたい #読了
9投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レーエンデ国物語4作目。 レーエンデの未来のため、兄レオナルドと妹ルクレツィアはそれぞれの役割を全うする。 これまでの話で謎だったところや解釈を間違っていたところが解き明かされ、すっきりした。 特にルチアーノ!!驚いた!! レーエンデを救うためとはいえ、ルクレツィアが冷血の魔女となりレーエンデを蹂躙していく様は読んでいて辛かった。 冒頭を読んだ時点で分かっていたけど、最後はやっぱり悲しい、切ない…。 2人が守ったレーエンデ、革命がどのような結末を迎えるのか次作を楽しみに待とうと思う。 ✎︎____________ 俺はレーエンデを愛している。この心臓に手を置いて誓う。これからもレーエンデを愛すると。永遠に変わることなく、レーエンデ人の善き隣人であり続けると。(p.55) 失敗を恐れてたらなンも出来ねぇ。やりたいことがあるンならグダグダ言わずに突っ走れ。人の目なんか気にすンな。お前がやりたいようにやれ。(p.129) どんな理由があろうとも、人命を奪うことに正義はない(p.403) 正義っていうのは欲望を粉飾するための方便だよ。十人いれば十通りの正義がある。正義を突き通すって言えば格好いいけど、それは他の正義をねじ伏せるってこと。最後に残った正義はもっとも強いというだけで、正しいとは限らないんだよ(p.417) 自由は強制されるものじゃない。与えられるものでもない。自分の足で立ち上がり、自分の手で勝ち取らなければ、本来の意味を失ってしまうものなんだ(p.437) 誰かにとっての正しさは、誰かにとっての悪になる。絶対悪である人殺しですら、場合によっては正義になる。(p.529) 正義はひとつではない。人間が唱える正義は立場によって異なる。数多の正義が潰し合うことなく同時に存在すること。それこそが平和の証明なのかもしれない。(p.566)
12投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ夜明け前が一番暗い。地獄の物語。 今回はとにかく悲しい時代だなと。 今まで謎に包まれていた神の御子やライヒ・イジョルニと距離が近くなり、いよいよ核心に迫るのだなという興奮は、唯一の救いだった。 572ページもあるのにすぐに読み終えてしまう面白さ。第5部が楽しみになる作品です。
4投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ頼むから、最後はハッピーエンドでありますように これまでの物語の主役たちが、救われる最後でありますように
3投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ銀呪の設定良い 日本人がこういうファンタジーをラノベにしないのはちょっと革命を感じたので読んだ ファンタジーというより異世界感が強い 処女受胎の話あたりからぐろい
3投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ今までの3巻の積み重ねが、ここにきて響いてきた。時代的にもそこまで離れていない2巻3巻の内容が、大々的に活動するわけではないけれど、確実に受け継がれている。 今作もレオナルドとルクレツィア兄妹、ブルーノやノルン、新聞記者のビョルン、イザベル様……魅力的なキャラクターが登場する。もう本当に、みんな幸せになれ!と思いながら読んでいた。 中でもステファノ。登場時こそなんか嫌なやつだなと思ったけれど、物語が進めば進むほど、彼を嫌いになれない。 エールデが生まれて380年近く、テッサが亡くなって250年近く、「月と太陽」が上演されて90年近く経つ。 2巻でテッサが感じた「教育」の必要性。時間はかかるけれど、少しずつ種をまいてここまで来ている。 3巻のリーアンとアーロウの魂は、今だにレーエンデ人だけでなくイジョルニ人の心も揺さぶっている。 さぁ、いよいよ革命の時!レーエンデに自由を!!
33投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログレーエンデ国物語の第4巻です。 レーエンデに自由を。 ついにレーエンデに自由がもたらされるのか? というお話。 最終巻の第5巻に続く話でもあり、1〜3巻、特に1巻の謎が少し解き明かされます。 そもそも、なんでレーエンデに自由をだったり、革命の話なのかですよね? 確かに、レーエンデの人々は虐げられてはいましたが… それも明らかにされていきます。 読み出した時から、残り500ページくらいなのか?と思うくらいに、引き込まれるお話。 ああ、この物語をもっと読んでいたい! そんな気持ちになりながら、惜しみつつ読んでいました。 今巻からは正義とはなにか?ということを感じ取りました。 私は、正義とは 犠牲を伴うものである というものだと思っています。 これは、SEKAI NO OWARIのRPGという曲のプロモを見て以来、うまいことをいうなと思っていたのですが、誰かを救うという意味での正義というのは、救わなければならない状況で、誰を救うのかという究極の状況にぶつかります。 2隻の船が沈没しそうです。 救えるのは1隻のみ。 そのうち片方には1,000人乗っています。 片方は100人です。 さて、どっちの船を救いますか? 極端な例ですが、正義を貫くという時、必ず何らかの選択肢があり、どれかを選ばないといけない時がきます。 さて、あなたはどうするだろうか? 正解なんてなく、正義を貫くというのは犠牲もあり、自分自身に苦痛を生じさせることになる。 正しさだけでは生きられないけども自分の信念を貫くことも大事。 本巻はまさにそれを突きつけられる巻なんだろうなと思いました。 タイトルは夜明け前。 まさに夜明け前の薄暗い話ですがきっと光は差してくると信じて5巻が楽しみになりました。 あと、本作に登場するステファノですが、色々な、感情を抱いてしまう彼。 ただ、これだけは言える。 私はきっと色んな意味でステファノなんだろうなと。 私もきっといろんなことに流されつつ、与えられた役割を何の疑いもなく自分の意志でやっていると思う人物だよなぁと思いながら読んでました。 そんなことを思いながら次巻、楽しみ過ぎです。 ここまで存在感がなかった1巻のあの人がきっと何かやってくれていると信じて。
6投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本作後半で何度も出てくる多様な「正義」という表現はルクレツィアをダブル主人公として際立たせるためなのか、それともそれが作者の言いたいことがそうなのか? ルクレツィアがした事は悪であり、彼女自身もそれを自覚していたにも関わらずそれを正義と表現するのはどうなのか? 彼女自身が自分を正当化するために正義と宣うならまだしもそれを作品として多様な正義の1つとして表現することはどうなのか? 現実世界で行われる大虐殺行為や犯罪行為も加害側には加害側の理論に則った正義があるからあれを正義と呼び、正しさは人それぞれと正しさの基準をあちこちに投げ捨ててしまうのか? その解の1つとしてはビョルンの「普遍的な正しさは、僕ら人間には荷が重すぎるね」ということになるんだろう。 そしておそらく普遍的な正しさとはレイルの学生が示した非暴力と反差別だろうが、それを貫くことの難しさがレイルの大虐殺事件なのだろうと思う。 結局無辜の民には決定的な力はなく、レオナルドという特権階級の良心が象徴とならなければ動き出す切欠にはなれないというのはなんとも言えない。またレーエンデ人から革命児を出してもテッサの二番煎じだから役回りの設定として、物語として革命を描くためにはレオナルドというキャラクターが必要なんだろう。 全体的には面白いし、考えさせられる部分もあるが、正義は人それぞれという表現や敢えて悪役を女キャラに負わせる手法など、やはり垢抜けきらない部分があるなと感じてしまう。期待しすぎなだけかもしれないけど。 個人的にはテッサとレオナルドの役回りが逆転してもそれはそれで面白かったかもと思う。革命に失敗した特権階級の良心的な青年と彼の意志を継ぎ革命の切欠となった被差別部落の少女。 物語も佳境に近づき、泥臭い人間同士の革命が大半を占めているシリーズの中で、最終的にファンタジー要素の強い神の御子が創り出す新しい世界とはどういうものか、それがこの物語の1つの大切な終着点であると思うので、そこも含めて最終巻は楽しみにしてる。
4投稿日: 2024.04.23
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夜明け前がもっとも暗い。。その通りだった。レオナルドとルクレツィア、レーエンデに対する思いは、同じなのに、違う道を歩む2人。切ないけれど、2人がレーエンデを思ってとった行動が最終巻で報われてほしい。立ち上がれレーエンデ!レーエンデに自由を! ファンタジーの世界に、どっぷりと浸って、読書を楽しむことができる素敵な作品。最終巻がとっても楽しみです。
3投稿日: 2024.04.22
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シリーズ4作目に入り、 技術と産業の革新が進み、銃が蔓延る時代へと進んでいます。 今作の主人公は、聖イジョルニ帝国名家出身のレオナルドと、 とあるきっかけで現れた腹違いの妹、ルクレツィア。 かつて自由だった頃のレーエンデの面影はなく、 抵抗もせず、帝国に理不尽に飼われるだけのレーエンデ人たち。 名家出身でありながら、その格差に異議を唱え、 彼らに再び矜持を取り戻すため、奔走するレオナルドの苦悩と葛藤が よく伝わってきます。 今作には「正義」という言葉が度々出てきます。 多種多様な「正義」は、見方によっては善にも悪にも転じ、 その信念がぶつかり合う様は生々しく、残酷に描かれています。 そして過去3作を読んできた者としては、 不可解だったことや、真実にも明かされ、ようやく点と点が一つの線に つながった爽快感もあります。まさに、核心をついた一作です。 今作もやっぱり苦しい!(笑) 特に家族愛に弱いので、胸が締め付けられながら、泣きながら読みました。 キャッチコピーの「夜明け前が一番暗い」「あなたを愛しています」。 読み終えた後、そのフレーズが持つ意味が身にしみる‥鳥肌が立ちます。 次巻はいよいよ完結。 寂しい気持ちもありますが、この行く末は見届けたいですね。
4投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログレーエンデの革命も終盤。人々が今までに蒔いた芽が脈々と受け継がれる中、ついに光と闇が出会う。 二人は、神子の存在を知り、神子を救うべく、それぞれがそれぞれの正義を貫く。 ルクレツィアは、悪魔のように振る舞いながら、レーエンデを追い詰め、団結を促す。 それを許せないながらも、ルクレツィアの真意を知るレオナルドは苦悩する。 いつも人物を丁寧に描いているが、レオナルドの性格だけは、貴族に突然生まれた、庶民の味方の感じで、違和感が拭えなかった…
3投稿日: 2024.04.19
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ペスタロッチ家のヴァスコっていう、凶暴な魔物みたいなオッサンが居て、第八代法皇帝になる。 そいつはロリコンで美女見つけて誘拐してきて、美女の婚約者惨殺して、子供を産ませた。 その子供がルクレツィアで城で飼ってたが、五歳で大人以上に博識。ヴァスコが嫌って足を折って窓から捨てて、ペスタロッチの本邸に押し付ける。 本邸では、正義感の塊のレオナルドと、その従者になるブルーノ、レオナルドのいとこに当たるステファノと一緒に暮らす。 レオナルドはレーエンデが虐げられているのはおかしいと考えて、色々やる。 同じ賃金で働かせたり、教育したり。 ルクレツィアとレオナルドは、ルクレツィアの母親の死によりシャイア城に戻った時に、エールデを見る。ルクレツィアはエールデに願ってヴァスコを潰す。 代わりにルクレツィアが政権を握るが、レーエンデを救うためにはレーエンデをボッコボコにするしかないってことでボッコボコにする。 ついでに周りの四大名家も、邪魔そうなのは潰す。しかも次期皇帝に無能でゆるふわなステファノにする。 で、ルクレツィアが全権を担って完璧状態のところでレオナルドに殺害してもらう。ということで、レーエンデは大混乱になった。
3投稿日: 2024.04.19
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レーエンデ国物語は一度読み出すと止められなくなる。4巻も一気に駆け抜けてしまった。 ヤバネカラスの銀天使が神の御子のそばにいる所で涙が出そうになった。
5投稿日: 2024.04.18
