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看守の流儀
看守の流儀
城山真一/宝島社
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総合評価

176件)
4.1
47
96
26
1
0
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    刑務所の中で起こる事件、謎解きミステリー。 そこに人間関係のドラマが組み合わさりより深みが出る。 単純に刑務所の中での様子、組織について興味もあったが、刑務官達の心の暖かさ、更生へ尽力を尽くす様に心打たれた。 火石が素敵過ぎて泣けた。 続編も必ず読む!

    11
    投稿日: 2023.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【323冊目】石川県の刑務所を舞台に、看守と受刑者が絡んで起こる短編ミステリーの連作。おもしろかった。事件の結末は悲劇的なものにならず、登場人物の多くが切なる思いを抱え、その表現の仕方に迷いながら生きている感じ。受刑者が多く登場するのだけど、人の醜い部分や悪意にあまり触れずに済むのでとても読みやすく、感動する物語もあった。  ただ、そのスタイルは昔流行った「教場」に似ているかも。舞台を警察学校から刑務所に変えたように思ったので、あまり目新しさは感じなかったかな。  それと、全編通して登場する火石が抱える事情が読者を最後まで惹きつけるのだけど、正直私には既視感のある展開だったので、他の読者さんよりは驚かなかったかな笑  とはいえ、軽く読むエンタメミステリとしては最高だと思います!

    3
    投稿日: 2023.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りて読み、読了するとその本とはその時限りになりがちな私ですが、購入しようと思うほど、めっちゃよかったです!! まず、まんまと騙された!! 余計な情景描写がなく、会話で話が進み、すらすら読めて、状況が頭にしっかりと入っていたからこそ、めちゃくちゃ悔しかったです。 次に、刑務所や刑務官の実態にとても興味が湧きました。参考文献を読んでみようかなと思いました。 最後に、話の構成がきれいで、安心して読めます! メイン刑務官の登場→事件発生→捜査開始→疑わしい人やその関係者が大体3人登場→火石マジック→真相の順になってると分析しました。 ドラマ化できそうですよね!ミステリー×人間ドラマとして!刑務所の実態も見られるので良さそう! 火石さんの人間像が気になるまま終わったのですが、続編にいるのかな?今から読みます! 質問:最初の火石マジックだけ理解できなかったのですが、刑務所を守るために証拠をでっち上げたのですか?火石さんができる人すぎて、そんなことする人なのかと自分を疑っています。

    9
    投稿日: 2023.11.13
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    城山真一さんの著書、自分にとって初めて読む作家さんの作品。書店で平積みされていたので購読。 全5話からなる連作短編集という事なのだが、5話を通じて最初から最後までトリックが仕掛けられているため、その部分ではミステリーを感じさせるまとまりのある作品だと感じた。 一編一編の作品はヒューマンドラマであり深すぎず浅すぎず程よく面白い。 ただ、主人公の火石に最初からかけられているトリックは絶妙。終盤までミスリードさせられている。 更に火石と三上の関係性は話が進めば進むほどしっかりとした物になり、同時に仕組まれていたトリックも平行して解読できていく感じがとてもスッキリする。 続編もあるらしいのだが、どうだろうか?今回のトリックは今回で通暁した物で次作には生きないであろう。それだけ今回のトリックが素晴らしかった。

    68
    投稿日: 2023.11.02
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    フォロワーさんが「看守の信念」を押しており、 調べたらシリーズ2作目だったので、 まずは1作目の本書を購入 いゃ〜面白かった。 加賀刑務所を舞台にした短編集です。 数話読んで「教⚪︎の風⚪︎教官みたい」と 感じていましたが、 最後まで読み終わると まったく違った感想に。 上手く隠してますねー お勧めします

    15
    投稿日: 2023.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはおもしろいわ。刑務所での出来事や人間模様を描いた5話の短編集。読んでいくうちに刑務所の人間関係や利害関係や登場人物たちの過去が明らかになっていく。 どの話も読みやすくて、実際に有り得そうなリアリティがあって、どんどん読んでしまう。 人間模様あり、謎解きあり、サスペンスありの充実の内容。さらにラストで驚かされて、お腹いっぱいになりました。

    7
    投稿日: 2023.10.14
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    評価レビューより読みたいと思って手に取りました!面白かったです! 予想できない一話一話どれも良かった。刑務官と受刑者との関わりや刑務官同士の探り合い、上下関係、出所後などなど 第四話 「ガラ受け」は久しぶり涙が滲む作品でした。

    27
    投稿日: 2023.10.02
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    一つ一つのお話は独立しながらも、それとなく繋がっていて最後に伏線が回収されます。 刑務官のお仕事についても知ることができましたし、人間ドラマも厚く描かれています!

    6
    投稿日: 2023.10.01
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    全5話の連作短編小説で刑務所が舞台の作品です。 1話1話驚きがありますが、作品全体を通しての伏線が回収された時は久しぶりに驚きました! 是非ともまだ読んだ事が無いか方にオススメしたい作品です!!

    7
    投稿日: 2023.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前から気になっていた作品!! 様々な種類のミステリーが楽しめ、なおかつ熱い人間ドラマも楽しめる傑作です。

    3
    投稿日: 2023.08.26
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    「読んで損することは絶対にない。必読である」とあるように、まさにまさに。 5つの連作短編となっているが、どの話も素晴らしい。ドロドロなミステリーではなく人間ドラマにスポットがあたっている点も好み。 ラストの伏線回収と、とある事実が判明したときに「マジか!?」となった。 続編も出ているようなので文庫発売されたら読みたい。

    21
    投稿日: 2023.08.22
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    読んでいてとても楽しく、続きが気になる書き方であっという間に読んでしまいました。 推しは火石司さんなのですが、この人がもう凄い! 色んな意味で凄いんです!! 最後に分かる真実を見て「そうだったのか!」と思いました。 もし続編が出るなら読みたいです!

    5
    投稿日: 2023.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    各章が短篇の形となっている本作、どの話も胸が熱くなる部分があり、読む手がなかなか止められない作品でした。全話共通して登場する火石さんがとてもカッコよく、次回作にも登場するとのことで楽しみなシリーズの一つとなりました。

    5
    投稿日: 2023.05.14
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    サクサクと読みやすい今まで知り得ない世界のお話。 ただラストでなかなかの衝撃の事実が判明し思わず読み返してしまいました

    6
    投稿日: 2023.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    看守という仕事について、刑務所でただ見張る役としか思ってなかったから、そういうこともするんだとか、どんな想いで仕事をしてるのかとか知れて興味深かった。 ラストは急に目が覚める感じで、そうきたかーって感じ。 火石さんの「あなたは刑期を全うした。しかし、もし更生していないのなら、その責任の一端は、更生をつかさどる加賀刑務所にあります。気持ちが抑えきれないのなら、刑務官である私に復讐してください。」このセリフに痺れた。

    16
    投稿日: 2023.04.27
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    石川県金沢市にある加賀刑務所を舞台にした短編連作集。様々な刑務官と囚人たちの物語5篇。 ・ヨンピン ・Gとれ ・レッドゾーン ・ガラ受け ・お礼参り それぞれ味わい深い作品ですが、ひねりや伏線が随所にあり、じっくり読ませます。 特に、第4話の『ガラ受け』は秀逸です。 膵臓癌で先がない受刑者・貝原は刑の執行停止を拒否し、刑務所内での療養を希望する。何故、家族の元へ帰らないのか。 彼の隠された真意が明らかとなるにつれ、涙がウルウルです。 そこまで先代に義を通すとは! そして、最後に明らかとなる火石指導官の真実とは? これには驚きました。 確かに、読み返しても矛盾はないですね。 さすがです。

    21
    投稿日: 2023.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    石川県にある加賀刑務所を舞台にした連作短編集。5編の短編それぞれ主人公は違うが、共通の舞台なので登場人物はかぶる。 その中で2人の共通する登場人物がキーポントになってくる 。1人は各編冒頭の手記を書いている三上という収監者、もう一人は火石という刑務官。 一つ一つの短編もきちんと収束していて面白いのだが、最終編で2人の秘密が明かされるときの驚天動地ときたら!この仕掛けは凄いなぁと素直に関心した。 そりゃ横山秀夫御大も帯に推薦文書くわ、と納得の1冊。続編が出ているとのことだが、一番でかい仕掛け解き明かしておいて、その後どう展開させてるんやろ?

    7
    投稿日: 2023.04.01
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    刑務所を舞台にした人情物語として充分面白いのに、最後に明かされる叙述トリックが更に作品の深みを増してくれました。 かなり面白いのに、種明かしをしてしまった以上はこれで終わるのか、それとも新境地でシリーズ化されるのか。

    6
    投稿日: 2023.03.29
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    映画化されたらこの登場人物は俳優の誰が合うかな?と想像しながら読んでたら、最後の方で、全然違うや〜ん、て自分にツッコミ入れるはめになりました。 あまり知りたくない世界、関わりたくない世界の小説だけど、明らかに社会の一部であり、明らかに大切な命がそこにあり、決して楽しい仕事ではないけれど、力を尽くし心を尽くして任務に携わる人がいるのだと知りました。

    7
    投稿日: 2023.03.27
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    新しい、ジャンルのミステリーと思い読み進めた。 看守と囚人の人間ドラマと思いさらに読み進めた。 ジェンダーには早くから理解あると自負していた。 が、結末まで読んでまだまだ頭の硬いことに反省をした。続きも読みたい。

    9
    投稿日: 2023.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての作家さん。良かった。最後の大どんでん返しが。品のある人だなあとは思ってた。まさかね。映像化は無理か。

    7
    投稿日: 2023.01.29
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    「お礼参り」がダントツで好き。 火石の正体もなるほどねと思ったけど、それよりも「お礼参り」の本題の方で、読んでいる途中で、ん?んー?どこから騙されてた?と読み返す感じが、やっぱり好き。

    10
    投稿日: 2023.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これ短編だったんですね。 すごい人気だったので借りたのですが 短編はやっぱり飽きちゃうな… 3章の途中まででやめたので評価しません。 全部読んで無いので不確かですが 恐らくHTさんは女性ですよね? 人情派なストーリーが合わないのでやめちゃいました。 先に期待してワクワク感が無くて、展開が読めるというか淡々と読み進める感じ。 ですが好みの人は多いのだろうと思います。

    7
    投稿日: 2023.01.20
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    横山秀夫がどストライク、ということで期待を込めて読んだ。結果、期待を超える満足度だった。勿論感動も交えつつミステリー主体の話は読み易くて上手いし、横山秀夫が頭にあったからこの展開は予想してなかった、というのもあった。続編が出ており、そちらも期待、他の作品も読むつもり。

    10
    投稿日: 2023.01.16
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    刑務官を主人公にしたお仕事小説。 自分に迷いながらも信念を貫く人たちってかっこいいですね。 だから仕事小説、好きです。

    2
    投稿日: 2023.01.03
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    帯にある驚きの結末にまぁ間違いはないが、そこまでのストーリー展開のスピード感はどうかしら。刑務所ミステリーなんて初めてだったけど、連作ミステリーの作品構成は秀逸。各章の最初に書かれる刑務所手記はどうなるんだ、話のポイントとなる警備指導官は誰なんだ、というのがスッキリする結末で後味は良い。

    6
    投稿日: 2023.01.03
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    金沢の加賀刑務所を舞台に繰り広げられる刑務官と受刑者との話。 罪を犯した後、更正を目的に刑務所では様々なプログラムが実施される。 刑務官と仕事も刑務所という中での日々も知らないことが多い。 それだけでも楽しめるが、それ以上の面白さがある! 20.12.27

    4
    投稿日: 2022.12.27
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    連作短編集。 硬質な文体で緻密に描かれる刑務官たち、囚人たちの心情。しかし、とても読みやすい。そして、それぞれの物語が熱い!刑務官たちの矜持に胸が熱くなる。 さらにさらに、「やられた!」とつい膝を打ってしまう結末!最初からずっと騙されていたなんて!

    3
    投稿日: 2022.12.20
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    ゔぁ〜面白かったです。 看守って職業 大変です 受刑者の高齢化をテレビでみましたが 難しい話ですね 将来が不安だからという理由で 罪を犯し刑務所の中へ入りたいという人もいるらしいという 本当か嘘かわからない噂も聞くくらいですしね。 一日も早く更生して一般社会人として生活してほしいと努力なさっているんですね  そして受刑者のほうもいろいろあっての更生… みんな頑張るんです。 私は 「ガラ受け」で泣いちゃいました。

    2
    投稿日: 2022.12.11
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    この著者の作品は初めて読んだが面白かった。今年読んだ本の中で面白かった本ベスト10に入ると思う。続編を読むのが楽しみ。

    2
    投稿日: 2022.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【収録作品】第一話 ヨンピン/第二話 Gとれ/第三話 レッドゾーン/第四話 ガラ受け/第五話 お礼参り 服役していた歌手の手記を挟み、刑務所内の事件が刑務官の視点で描かれる。各話の主たる語り手は替わり、事件を解決し、あるいは事態を収めるために奮闘する。その陰に見え隠れするもう一人の刑務官・火石。刑務所内のさまざまな問題を意外な視点で解決する手腕は「火石マジック」とまで呼ばれていた。 各話の謎もさることながら、全体を通した連作ならではの謎、そして最終話で発揮される「火石マジック」がうまい。 続編も楽しみ。

    14
    投稿日: 2022.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好き。この物語はそれに尽きます。 連作短編集で、各章それぞれ主人公( 刑務官 )からみた刑務所で謎のお話でした。ミステリー要素もありつつ、任侠ドラマを観ているような気持ちになる物語です。 買ったものの刑務所内でのお話なのでなんとなく手が伸びず…今まで積んでいたのを後悔するくらい良かったです。 最近人間関係が上手くいかなくて凹んでいたけれど、誰にでも守りたいもの・譲れないものはあるよなぁと考えさせてくれました。 自分にとってはとっても悪い嫌な人でも、自分の知らない誰かにとってはいい人で大切な人なのかもしれないな、と。 最初はそこまでではなかったのですが、3章の刑務所内での介護のお話から始まり段々と切なくて悲しいお話になっていき、最後には大きな仕掛けが!とっても驚きました。 驚きもありつつ、心がポカポカする読後感でとっても素敵な物語でした。続きも楽しみです。

    2
    投稿日: 2022.11.24
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    「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」の五篇収録。 4話までは加賀刑務所で起こる出来事を通して、刑務所・刑務官の仕事やなぜか周りから敬遠されているらしい火石司刑務官について描かれ、5話目がその集大成という感じ。 てっきり火石の傷の理由が分かると(周りがやりにくそうなのも傷の理由のせいかと)予想していたらそっちかー。 確かに読んで損はしないです、面白かった。 読み終わってすぐ続編を図書館に予約したので楽しみ。

    3
    投稿日: 2022.11.03
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    刑務所の中で起こった事件。つまり、すべては密室の中での出来事。主たる登場人物は刑務官と受刑者。作品が密室の謎解きで終わっておらず、そえぞれの人生を炙り出しているところが、この作品集の妙味である。最後にあきらかになるのはあまりにも意外な事実で、驚きを通り越してしまった。表題が柚月裕子の佐方検事シリーズと酷似しているのだけはどうにかならないのか。

    6
    投稿日: 2022.10.28
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    刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。 石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。 仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。

    2
    投稿日: 2022.10.17
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    刑務所という閉鎖された環境で受刑者と刑務官の間に起こる事件?ミステリー? 5つのストーリー、どれも面白かった。 とくに最後の「お礼参り」は最高。4つのストーリーがあってこそのラスト。 多分はじめての城山真一さん。また好きな作家さんが増えた。

    11
    投稿日: 2022.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    近年、LGBTに関する作品が注目、評価される事が多くなってきたと思う。 この作品もその一つなんだけど、少し毛色が違うように感じた。多くの作品は性差に焦点を絞りに絞ってるけど、この作品は違う。 性差の前に一人の人間、人格を尊重して描いている様に感じ取れ、個人的にこういうのが本来あるべき理想的なLGBTの描き方なんじゃないかと感じた。 お互いを尊重し合えればそこに性差なんて全く関係ないんだ、そんなメッセージ性を感じた作品でした。

    7
    投稿日: 2022.10.03
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    馴染みのない刑務所の話、ほぼ毎回異なる看守により、流し読みしてるとなかなか頭には入ってこない。 ただ最終話は凄かった!伏線にまんまと引っかかった!! 他の4話が淡々と事件が解決していった分、最終話は謎めいていた火石さんのことも徐々にわかってきて、ちょっと感動した。 刑務所が舞台と言えど、どの話も重すぎないから場面さえ理解できれば読みやすいと思う。

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    ミステリと人情。 とても面白く一気に読了。 最後の最後にびっくり。騙されていました。 ずっとあった違和感が最後の最後でスッキリ。 短編ではあるけれど、大きなところでは繋がっている長編。 1話、2話、3話と読んでいって、人間関係や心情に対して複雑な気持ちになったけれど、4話目では自然と泣いていました。 複雑な気持ちになったけど、涙が出たという事が素直な気持ちなのかもしれないですね。

    9
    投稿日: 2022.08.18
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    警察と刑務所。双方とも犯罪者に関わる組織といえる。 しかし、警察小説はこれまでも数多あるが、刑務所の刑務官が主人公とする小説は初めてではないだろうか。 5話からなる連作短編で、どれも横山秀夫に「ドストライク」と言わせる作品だが、秀逸はやはり第4話の「ガラ受け」だろう。受刑者とその家族の確執の人間ドラマが、読者の胸を打つ。 各編の冒頭の歌手による手記がなにを意味し、冷静沈着な警備指導官火石司とは何者なのか。 刑務官を主人公とした目新しさ以上に、小説だからこそ可能な、読者の思い込みを打ち破るような仕掛けがしてあり、大いに楽しませる。 この作品、映像化があるとしたら、どのような方法をとるのだろうかと、つい考えてしまう。 続編『看守の信念』も刊行されているようで、是非とも読みたい。

    15
    投稿日: 2022.08.10
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    刑務所という犯罪を犯した人の集まる場が舞台だけど、目頭が熱くなるような心温まる場面もいくつかあり読み応えのある一冊でした。 看守にも高圧的で暴力的なイメージがあったけど、この本には魅力的な人情味のある人たちがたくさん登場しました。 元受刑者の手記と短編を交互に挟みながら、徐々に話が関連し合いながら展開していったり、火石刑務官の謎がわかっていき、読むごとに面白くなり楽しめました。

    3
    投稿日: 2022.08.07
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    刑務所とそこで働く刑務官の話。ありそうで無かったかな。5つの短編からなるが、第五話で驚き!、まさかのどんでん返し的展開。面白かった。

    14
    投稿日: 2022.08.03
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    久しぶりに一気に読んでしまった。刑務所という自分にとっては新しいシーン、テキパキとした展開、それぞれに新鮮なテーマ、其々のストーリーどれも楽しめる。次の作品も是非読みたい

    2
    投稿日: 2022.08.03
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    面白かった。 そもそも刑務所の中の話と言うのが好き。 どの話も面白かったけど 「ヨンピン」はゾワッとした。 「ガラ受け」は胸が熱くなるものがあるし、 「お礼参り」では今までの全てが覆り夢中で読んだ。 続編希望したい。

    12
    投稿日: 2022.07.26
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    刑務所という普段では、内情を知る事が出来ない状況を舞台に5つの短篇からなる物語。 5つの話で毎回登場する刑務官「火石」の物語も並行しながら進められており、最後まで読み応えのある作品だった。

    3
    投稿日: 2022.07.18
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    読み始めた印象は刑務所版「教場」?。でも読み進めるうちに、テイストが違う、藤子不二雄Aと藤子F不二雄くらい違うに変わりました。最後に謎が明らかになる前までのドラマだけでも十分おもしろかったのに、最後の秘密が明らかになってすごい衝撃でした。物語のトーンも急に刑務所な感じのグレーから明るい色に変わったくらいの。件の人物にはまだ謎が残してある感じなので、次が楽しみです。

    3
    投稿日: 2022.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったです。 まず、刑務所の看守さんはこんなお仕事なんだ、というのもしみじみ思いましたが、やはりあの叙述トリックには騙されました。 三上さんは「もしや」と思ったのに、なぜ火石さんまで頭が回らなかったのか、と。 と、そういう面を抜きにしても、読み応えがありました。 続編もでているようなので、そのうち読んでみたいと思います。

    3
    投稿日: 2022.06.28
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    帯に騙されなかったのはかなり珍しいと思える。 そのくらいおもしろかった。 是非次のシリーズも読みたいと思います。

    3
    投稿日: 2022.06.27
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    正しくは4.5。十角館の殺人がトップにいる今なかなか最高評価を付けるのは難しい。だが、読んでよかったと思える作品だった。舞台は刑務所、中心となるのは刑務官と受刑者というところで少々身構えて読んだが全くの杞憂だった。いくつかの短編で構成されており、そのどれもが面白い。ページを捲る手が止まらなくなるほどのスピード感こそないものの、続きが気になってしょうがない話ばかりだ。「ガラ受け」には思わず泣かされた。そして最後の短編、「お礼参り」に一気にやられる。読み進めていくうちに「これほど面白い作品、映像化されないのだろうか」と思っていたが、なるほどこれは難しい。難しいとわかっていても映像化を願ってしまうくらい良作だった。

    2
    投稿日: 2022.06.05
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    ❇︎ 刑務所で働く一人の刑務官。 揺るがず真っ直ぐと信念に基っいて、 ひたむきに仕事に取り組む姿に胸を打たれます。

    15
    投稿日: 2022.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまり知らない刑務所の話 そこでの刑務官と受刑者でおこる問題を火石という顔に傷のある刑務官が解決していく。 この刑務官の火石が実は女性で男性受刑者を収容している刑務所で唯一の女性刑務官。 この火石が仲間から火石マジックと言われ難解な問題も解決していくという話。 受刑者がどんな思いで犯罪を起こし、刑務所で反省したり、実はしていなかったり、いらんな受刑者がいて、それが描かれているのでとても興味深く面白かった

    39
    投稿日: 2022.05.20
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    刑務官という仕事を全く知らなかったことも相まって、非常に面白く読めた作品だった。連作短編小説だったけど、一つ一つの話がミステリーとして完成度も高いし、作品全体の最後のオチとしても、衝撃を受けるほどのことはなかったもののとても綺麗にまとまっていると思う。

    6
    投稿日: 2022.05.18
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    最後いろいろと謎が解けていってそういうことかぁとなったけど、途中でまとまりなくなってしまって気持ちよく読みきれなかった、、、

    4
    投稿日: 2022.04.29
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    横山秀夫さん推薦の帯に惹かれて購入。 読み応えのある組織ミステリーを読む気満々で挑みましたが、すごく読みやすくてサクサクでした。 想像していたより断然読みやすくて、刑務所なのにポップなミステリー小説でした。 刑務所が舞台のお話は初めて読みました、とても新鮮でしたし勉強になりました。 五つの連作短篇だから事件自体はそれほど深くなく、しかし主人公が変わっていくのも面白かったです。 最後に、『なるほどねっ!』となる結末、登場人物のその後も気になります。 シリーズ化される感じがするので楽しみに待っています。

    27
    投稿日: 2022.04.23
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    加賀刑務所を舞台にした5つの連作短編集。 今までありそうでなかった看守を主人公にしたストーリーで、しかも章ごとに主人公を入れ替えると言う読んだことのない構成もとても良かった。 続編が発売されることで、文庫化し、続編と一緒に売り場に並んでいたが、やはり一番の決め手は横山秀夫の帯の一言-「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった」 他の方のレビューにもあったが、横山秀夫が「ドストライク」ならば間違いない!と思ってしまう。 そして、一つ一つの物語も間違いなくストライクなのだが、ラストのどんでん返しの伏線回収にただただ脱帽! 久しぶりに面白い小説を読ませてもらった。

    23
    投稿日: 2022.04.10
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    『看守の流儀』 城山真一著 私の大好きなミステリ作家横山秀夫さんがおススメするなら間違いないはず! 確かに期待を裏切らない面白さでした。 刑務官という精神的にも身体的にも負荷のかかる仕事でありながら、その仕事にやりがいとプライドを持っている姿に共感しました。 5話のオムニバス形式で最後まで一気に読めます。 続編がでているようなので買わねば!

    9
    投稿日: 2022.04.09
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    刑務所で起きた5つの事件と刑務官の葛藤。 第4話ガラ受けが良い。余命宣告を受けた受刑者の執行停止。 最終話お礼参りは復讐に裏があり緊迫感漂う。影で活躍してきた(顔に傷)火石刑務官の正体判明。

    21
    投稿日: 2022.04.05
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    繋がりのある短編集2話目から面白かった。読みやすい。フランスではみかんの皮をぶら下げて匂いを消す話が印象深い。

    6
    投稿日: 2022.04.03
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    もともと横山秀夫さんの作品が好きで、その横山さんが「ドストライク」と仰る本書が気になって、手に取ったのがきっかけ。読んで良かった。私にとっても「ドストライク」な一冊。 金沢にある刑務所を舞台とした短編が5つ入っており、どの話にも驚く仕掛けが隠されている。それぞれ語部となる刑務官は違うのだが、どの話にも「火石」というミステリアスな上級刑務官が登場。クールだが人情味あふれる人柄で、各話で起こる事件を解決へ導く。火石は一体何者なのか、気になって、1話終わっても、次の1話へと読み進んでしまうヒキの強さがある。

    3
    投稿日: 2022.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画の世界では看守による受刑者への虐待なども見かけますが、もちろんそんな看守ばかりではないわけで、本作を読むとドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』(2019)を思い出します。出所する彼らをこんなふうに送り出そうとする看守の姿に心を掴まれました。 帯にあるとおり、最後は驚かされ、人の思い込みって困ったものだなぁと苦笑い。でももしそれがなかったとしても大満足の1冊。というのか、その驚きは別になくてもよかったか。だって私の頭の中にはすっかり訳あり傷ありイケメン刑務官ができあがっていましたから(笑)。 『このミス』関連は好きじゃない場合もあるけれど、これは好き。 「どうりで」が「どおりで」となっていた点だけは残念でマイナスです。(^^; 映画『プリズン・サークル』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/cbe2d4ffbe2ab5dea822e76639828fa0

    3
    投稿日: 2022.03.20
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    「読んで損することはない、必読である」の帯と、横山秀夫さんの「久しぶりにドストライク」の評価に思わず手に取った本書。警察ものも好きなので、抵抗なくスッと入れた。城山さんの作品は初めて読んだが、本当に読みやすく、展開も魅力的でグングン引き込まれた。短編集でありながら、一つひとつの読み応えも充分にあり、話も見事なまでに綺麗に纏まっている。読み終わった後の満足度も高く、本当にお見事。続編がちょうど出たとのことで、早速そちらも読みたい。良い作家さんとの出会いが嬉しい。

    3
    投稿日: 2022.03.17
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    刑務所の刑務官と受刑者の連作短編。刑務所という閉鎖的な場所で起こる様々な出来事を通しての人間ドラマになっている。その中で伏線があり、意表をつくラストが待っていたりする。物語のキーとなっている火石という人物がとても効いている。刑務官の仕事の内容や受刑者に寄り添ったりする場面やなんとか更生させ戻ってこないようにとの願い、矜持もあってミステリーの部分以外でも楽しめる。

    3
    投稿日: 2022.03.16
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    刑務所を舞台とした連作ミステリー。警察小説はいろいろ思い浮かぶけれど、刑務所という舞台設定は新鮮。 そして刑務所、刑務官という特殊な環境、職業が見事に生かされた事件の数々も良かった。犯罪者たちに向き合い、更生を願う刑務官たちの矜持や葛藤はもちろん、受刑者たちの人間ドラマも読ませます。 それぞれの短編で語り手となる人物は違うけれど、共通して登場し事態を解決に導くキーパーソンが火石刑務官。火石のミステリアスな雰囲気と存在感がまた見ものです。 思い浮かべたのは警察学校の教官だった『教場』の風間教官。最も実際に会うとしたら、火石刑務官を選びたいけど(笑) そして各短編をつなぐ元受刑者の手記と、仕掛けられた伏線の回収もとにかく見事です。 小説の展開上仕方ないとは思うけれど、個人的にはもっと火石の過去や内面に焦点をあててほしかったかな。続編も出ているそうなので、読むとしたらそこもより掘り下げてほしいと思います。

    9
    投稿日: 2022.03.06
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    あぁ、なるほど! クローズアップされる人物が変わっていきながら繋がっている 一つ一つのお話で刑務所ってこうなのか 刑務官って思ってたより人間味溢れてるな って興味深く読めた

    3
    投稿日: 2022.03.05
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    作家の横山秀夫さんのコメントを見て読みたくなった バイオレンスかと思ったら、人間ドラマで面白かった 読みやすい 短編集ではなく連作ミステリー ★4.5 次も読みたい

    11
    投稿日: 2022.03.02
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    なだらかな山の中腹にある加賀刑務所を舞台とした連作ストーリー。 受刑者数およそ500人、刑務官130人という規模は刑務所としては小型なのだそう。 物語は元受刑者三上順太郎の手記より始まる。 歌手である三上を始め、認知症を患う蛭川、余命幾ばくもない貝原、放火魔の牛切と一筋縄には行かない受刑者たちと刑務官がおりなす堀の中のあれこれ。 いじめ、介護、病気、自殺、身請け… 刑務所の話しなので、バードボイルドなのかと思ったら違いました。 法を犯したから、誰かを傷つけたから、殺めたから…さまざまなな理由で収監される受刑者たち。 いい話でほっこりした…と、簡単には言えないから難しい。被害者と加害者ではやっぱり抱える感情は違うのだ。 それでも、刑務官たちが受刑者の更生を信じ、寄り添い、助けることに日々尽力していることには敬意を表したい。 とは言え、ここにも個々の温度差は否めませんよね。 現実を思うと評価が難しくなってしまうけど、物語としては、とても良い。 目立たず裏方に徹し、受刑者の拠り所となり、スマートに問題を解決してしまう「火石マジック」は美しい。 最後に明かされる秘密もお見事でした。 ヨンピン・Gとれ・レッドゾーン・がら受け 章タイトルが専門用語なのですが、読んだら意味が分かるのも面白いしかけだなと思う。 次作「看守の信念」も要チェック! 今年の15冊目 2022.3.1

    23
    投稿日: 2022.03.01
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    初めはちょっと面白くないかも…って思っていましたが、途中からもう止まらない止まらない。 最後に近付くにつれ、大どんでん返しに再びの大どんでん返し! 読み返して確認したくなるくらいの作品です。 いろいろな言葉も知れて、全てのキャラクターを愛せてしまう、そんな作品です(*’ω’*)

    7
    投稿日: 2022.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旨い! 気になっていた話題作は期待を裏切りませんでした。 5篇の連作ですが、ミステリー?謎解き?ヒューマンドラマ? いえいえ、全部あります。 しかも、ラストは大好物の大どんでん返し的な結末。 これで満足しなければ、何で満足しますか? 金沢市の加賀刑務所を舞台に、刑務官と囚人たちの物語です。 それぞれのストーリーで主人公は異なり、1話毎に完結はします。 舞台が同じなので、当然共通した登場人物もいますが、何せその中でも一際ミステリー要素プンプンなのが警備指導官の火石司。 そして、物語の間に「刑務所手記」として挟まれる三上順太郎の手記。 見事に仕組まれたプロットは最終話「お礼参り」できっちり回収されます。 真剣に読めば読むほどに感動し、驚きを体験出来る。 しかも、昨日出ちゃいましたね続編。 仕事早く終わらせて本屋に直行だ! 説明 内容紹介 「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった」――横山秀夫 「読んで損することは絶対にない。必読である」――池上冬樹(解説より) 刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。 石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。 仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。 著者について 城山真一 1972年石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』(宝島社、文庫化に際して『天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス』に改題)で、第14回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞。他の著書に『仕掛ける』(宝島社)、『相続レストラン』(KADOKAWA)、『ダブルバインド』(双葉社)など。

    60
    投稿日: 2022.02.25
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    めっちゃ面白い。 連作で繋がる系が好きやけど、綺麗に繋がってる上に叙述トリックに綺麗にハマった。 ここ最近でダントツ。 ノースライトもよかったけど、その横山秀夫が絶賛するだけある。 登場人物みんなを好きにさせる最高のミステリー

    7
    投稿日: 2022.02.24
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    金沢の刑務所を舞台に刑務官と受刑者たちが織り成す5つの事件。これらを、驚きの鮮やかな、反転と展開で創り上げる作者の展開力に脱帽。何しろイイ!読んでください!

    7
    投稿日: 2022.02.24
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    会社帰りに本屋に立ち寄り、横山秀夫の帯のコメントに押されて購入。 刑務所を舞台に、刑務官と受刑者の人生が交差する短編の連作となっている。文章の流れが固いので読みにくい印象を持ったが、ラストの驚きの展開は十分ミステリーとして楽しめた。

    15
    投稿日: 2022.02.20
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    五話からなる連作ミステリー。 それぞれの話にひきこまれました。 火石さんの存在がミステリアスで良かったです。

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    最後に、はっとさせられた!! 個人的に、第4話「ガラ受け」が好きだった。 ラストのどんでん返し感もすごく良かった。

    11
    投稿日: 2022.02.11
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    横山秀夫のドストライクなら私にドストライクじゃないわけがない! と言う事でドストライクでした*\(^o^)/* 刑務所の小説ってもしや初めてだったかも いやいや面白かった…

    15
    投稿日: 2022.01.31
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    2021/12/04 看守の流儀 城山真一さん。 刑務所のお話。 火石マジック かかった。 おもしろかった。

    7
    投稿日: 2022.01.16
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    城山真一『看守の流儀』宝島社文庫。 石川県の加賀刑務所を舞台に描かれる5話から成る連作ミステリー。 幕間に歌手の三上順太郎による刑務所手記が描かれる。手記の中に登場するHTとはどうやら加賀刑務所の警備指導官の火石司のことらしい。 5話それぞれで独立した面白いエピソードが描かれているのだが、5話全体でとてつもない驚愕のストーリーが構成されている。 『ヨンピン』。刑期の4分の1を残して仮出所した模範囚の失踪とアルミケースごと薬を飲み、自殺を図った窃盗犯。刑務官の責任が問われ兼ねない刑務所内での死亡事案の影に見え隠れする警備指導官の火石司の存在。火石は悪人なのか。★★★★ 『Gとれ』。加賀刑務所が請け負う大学の入試問題の流出事案。暴力団から足を洗うためのプログラム『Gとれ』に参加した受刑者が入試問題を流出させたのか。火石の推理力が光る。★★★★★ 『レッドゾーン』。加賀刑務所の総務部が受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムを紛失した事案。誰が何の目的で持ち出したのか。火石は全てを知っていながら静観していたようだ。★★★★★ 『ガラ受け』。末期癌の受刑者は何故か別れた妻子との面会を拒む。犯した罪と最後まで守り通そうとする秘密。火石は驚くべき手段で受刑者の心を開く。感動、感涙の短編。★★★★★ 『お礼参り』。最終話。ある受刑者に恨みを晴らすために犯罪を犯し、加賀刑務所に収監された男。火石司と三上順太郎に関連する全ての事実が明らかになり、再び第1話から読み直したくなるほど驚愕する。まさかそんなことが……★★★★★ 定価780円 ★★★★★

    35
    投稿日: 2022.01.13