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基礎解析学コース ベクトル解析
基礎解析学コース ベクトル解析
矢野健太郎、石原繁/裳華房
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総合評価

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    矢野・石原の「基礎解析学コース」全般に言えますが、百科辞典のような、簡潔すぎる解説です。曲面について知りたいのでページを開くと、これでは入門者はまったく理解できない。ベクトル解析を知っている人が、整理するために読む本でしよう。 曲面について、入門者にわかりやすく解説している本は、あまり見かけない。だいたいが「こうなっている」と天下り的に解説して、お茶を濁しているように思えてしまう。どうして変数(x、y)ではなく媒介変数(u、v)になるのか? 複素関数でも、z平面のz=x+yiがw平面のw=f(z)=u(x、y)+v(x、y)i に対応すると書いてあるから、媒介変数(u、v)は入門者のアタマを混乱させる。 評判が良さそうな戸田盛和 (著)『ベクトル解析 (理工系の数学入門コース 3)』(岩波書店)でも、ちょっと雑だなと感じる解説があります。 その点、高専系の応用数学の本が、初歩的なことを割と親切に解説しているようです。例えば、工学系数学教材研究会(編集)/上野健爾(監修)『応用数学 (工学系数学テキストシリーズ)』(森北出版)あたりです。これで何とか糸口がつかめそうです。

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    投稿日: 2026.10.02
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    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000077137

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    投稿日: 2022.09.05