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三国志読本 北方三国志別巻
三国志読本 北方三国志別巻
北方謙三/角川春樹事務所
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総合評価

15件)
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    再読。 しばらくぶりに読み返して、以前は英雄豪傑の活躍を気持ち良く読めていた。 が、今回は名もない兵に意識を持って行かれることが多かった。年のせいだろうなぁ。 調練で打ち殺され、行軍に遅れようなら殺され、戦闘では騎馬の蹄にかけられ死ぬ。 もしも、この時代に生まれていれば確実に将にもなれない一兵士だったであろうと想像すると、切なさが倍増する。 作者インタビューである「三国志は滅びゆく男たちの物語」とある、華やかに切なく描かれた英雄たち、行間で散る兵士 まさに素晴らしい滅びの物語。 読むたびに大満足のシリーズ。

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    投稿日: 2016.04.21
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    まさに「北方三国志」の舞台裏を知りたい人のための本。北方謙三さんの若かりし頃の体験が存分に反映されている小説になっていることが分かる。機動隊の対決で、大きな石をぶつけられて一度は倒れた男が起き上ってくる様子なんかは生々しい。また、何かと持ち上げられがちな諸葛亮についても、その才能を認めつつバッサリと切っている(笑) この小説を書くのはかなりエネルギーを要することだったようで、「もう小説家として生き切った」(69頁)とあるのを読んで、当時小学6年生に過ぎなかった自分も惹きつけられたわけだ、なんて思った。 張飛がなんで急性アルコール中毒で倒れなかったのか、とか当時の武器事情、さらには医療事情についての言及もあって飽きない。個人的に面白かったのは、曹操が自ら兵法を体系化したことによって、後年苦しむことになったという指摘だった。兵士たちを取り巻く環境が移り変わるにつれて、統率を取り易くなったことが関係しているらしい。また、アメラグ(アメフト)の動きも参考にしているらしく、この部分を読んでいて自分はアイシールド21(マンガ)試合の模様と軍勢が展開していく様を頭の中で重ね合わせてみた。

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    投稿日: 2014.03.17
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    北方三国志の登場人物や、世界観についてまとめられた一冊。北方三国志を読んだ後にもう一度作品に浸りたい時にお勧め。

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    投稿日: 2014.01.12
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    北方の三国志を読み終わり、これはその副読本。 北方版三国志は、横山版とくらべてとにかく男らしい。 登場人物がかっこよく、特に呂布、周瑜、張飛がすばらしかった。 子供が大きくなった時に読ませてあげたい。 演義ではなく正史をもととしているのもgood!

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    投稿日: 2014.01.06
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    北方三国志を読み返すにあたり、まずはこの本で復習。冒頭の北方謙三のインタビューが興味深い。やっぱ、曹操好きなんだなぁ。

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    投稿日: 2013.07.29
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    これは本当に奥が深い!多くの視点から多くの人物を楽しめる。特にクローズアップされていたのが裏切りの連続で親殺しも関係なく無法者とされていた呂布の気持ちなど読んでいてよくわかる。池上先生のコミック「覇」にあるような荒々しい呂布とも違い男として時代を駆け抜ける彼の美しさに心震わされ、それに3兄弟の末弟として強さだけが誇張され続けた張飛の繊細さに心配り、そして人を愛する気持ちなどは彼が死ぬ時にすべて読んできた中の思いが一瞬で溢れてきて涙が止まらない! 先日、北方先生の「黒龍の柩」を読んで山南と土方のお互いの見えない思いについて語ったが、やはりこの三国志も同様であって男性が読むには心を揺さぶるいい作品です。 史実に沿った作品ではあるが、名前だけでしか知らなかった魏延・馬謖・姜維・王平・許褚・張遼・韓当・馬超などもっともっと知りたいと思える人物が本当にいた。話の中で作られた人物が何人も出てくるが、彼らがしっかりとサポートして史実上の人物をどんどんクローズアップさせていく。 頭の中で多くのシーンがフィルムとなって映し出されたが一番は呂布の愛馬である赤兎馬が死に掛けた時に劉備の配下であった成玄固に赤兎馬の命を託すシーンなど今でも僕の勝手な映像として頭の中に残っている。 元々は呂布の配下であった張遼。その後は曹操の勇将として知られるが、呂布軍の伝統を貫き闘志無敵の騎馬隊を率いる姿も忘れられない。やはり何度も言うが北方先生の作品を読むのはすべての先生の作品を読んだ一番最後が妥当だと思う。本当の漢達を読ませてくれます!

    2
    投稿日: 2013.05.02
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    北方先生のインタビューを楽しむ書。その他に関しては副読本としての内容ですが全巻読んでからのほうが宜しいかと。

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    投稿日: 2013.04.03
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    初めて三国志を読むに当たり、読みやすい本を探していました。こちらの読本を読んで読みやすそうだったので、北方三国志を読む事を決定。本編と併用しながら読みました。

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    投稿日: 2011.06.12
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    「北方三国志」の解説。作者インタビューや地名・人物の説明など。 北方三国志しか知らない、という読者ならば、今作を手掛かりにして三国志の奥深さに触れることもできるかも。

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    投稿日: 2011.04.03
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    三国志読本読了。インタビューがはっちゃけすぎてておもしろかった。三国志通信とか、なかなかネタが多いなあ。人物解説が見やすかったので、これ手元におきながらもっかい読み返したいよ

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    投稿日: 2011.03.07
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     え? あ? そうなの? という作者の対談が乗っている。  結局念入りに構成した話じゃなくて、作者の好きなキャラクターを格好よく見せるために全力を尽くし、それ以外のキャラクターは割りとおざなりに書いたってオチなんだろうか……。  そうか、だから曹操亡き後の展開が地味なのか。  そして三国志って史実を基にしていたのだとはじめて知る。  そこからいろいろと妄想したり、キャラを際立たせるために偽のキャラを作ったり。  魅せ方というのはやはりすごい。  ぜんぜん関係ないけど、ガンダムが出てくるまでのヲタクの好きな戦記って三国志だったんじゃなかろうか。  作者の意図じゃなかろうけど、相当萌えた。

    0
    投稿日: 2010.11.18
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    ★2010年21冊目読了 『三国志読本 北方三国志』 北方謙三 評価B 北方三国志の解説本である。北方謙三自身の登場人物への思い入れや感想などが語られ、シリーズを読んでからこの本を読むと、その内容は素直に理解ができる。しかし、読む前に読んでしまうと、作品の面白さはダイジェスト的になって、半減してしまうと思われる。

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    投稿日: 2010.05.05
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    北方三国志のおまけ。作者のインタヴューや時代背景や三国志新聞、登場人物紹介などがあります。曹操、曹植の詩も載ってます。

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    投稿日: 2009.04.08
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    「北方三国志」全13巻を読了した人は是非、一読を!北方さんの「三国志」に対する熱い思いが詰まっている1冊です。 『三国志通信』は本物の新聞風になっていて面白いですし、ロングインタビューも読み応えバッチリです。 これを読むと、きっとまた1巻から読み直したくなるはずです。

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    投稿日: 2006.03.27
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     まえがきによると、“本書は、一般的な意味での「三国志」解説本ではなく、「北方三国志」をより一層楽しむための手引きとして企画されたもの(6頁)”との事である。    本書には、北方謙三氏のインタビューがあるので、北方三国志をより楽しむための本にはなっているのだと思う。    ただ、北方三国志を読む前に本書を読んだ方がいいのか、北方三国志を読んだ後に買った方がいいのかとなれば、どちらかといえば後者だろう。北方三国志を読み終えた後、北方謙三氏がどういう考えや思いを込めて三国志が書かれたのかと、想像するのに役立つと思う。    とはいいながらも、私は実は北方三国志を全ては読んでいない。それで、この本書で北方謙三氏がどのような三国志を書いたのかと想像して楽しんだ。    北方氏は、馬超を最後まで生き残らせた。なんでも史実には、はっきりとした馬超の生死は分からないらしい。列伝には「馬超は死んだらしい」と書かれているらしい。そこで北方氏は馬超を生き残らせて、三国時代とは何だったのかというものを見極めさせる人間として設定したのだという。    私は、漫画家の横山光輝氏の三国志は全巻読んだが、その他の作家はどのような三国志を書いたかは知らない。だけども、そのように馬超を設定したのは北方氏ぐらいではないか、とは思った。    私が思う北方三国志は、一風すると変わっているのだと思う。かといって、ただむやみに奇異ではない、と思う。北方氏のインタビューを聞いてそう感じた。

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    投稿日: 2006.02.15