
総合評価
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powered by ブクログ2019年執筆時点で著者は勤務先の総合南東北病院で先進医療の陽子線や重粒子線治療を受けた患者を見た、と記載があった。立場上書きにくいと思うがお考えがわかる。可能なら2026年現在、医療の進捗に合わせ現在はどうか、続編などで出してほしい。(出てるのかもしれませんが)言いにくいことをわかりやすい文章にし広めてくれる中山先生の大ファンです。 がん患者の家族が【第二の患者】本当にそうだと思った。優しい語り口で読みやすくいい本。
1投稿日: 2026.05.20
powered by ブクログ本書は、タイトルに違わずがん外科医の真摯な「本音」が綴られた一冊である。世には「本音」「裏側」「医者だけが知っている」といった扇情的な惹句で読者を誘う書籍が溢れているが、本書がそれらと一線を画するのは、その記述が徹底して「現実的」である点だ。 著者は、将来多くの人が直面するであろう過酷な現実を、安易な夢や希望で飾ることなく提示する。がんの予防、治療、予後において「魔法のような奇跡」を語らず、地味ではあるが最も信頼に足る「標準治療」の重要性を説く。情報の参照先として国立がん研究センターを挙げる点も、エンターテインメント性を排し、情報の妥当性を最優先する著者の姿勢の表れと言えるだろう。 科学的根拠のない情報に翻弄される患者に対し、忸怩たる思いを抱えながらも、あくまで冷静に科学的見地を述べようと努める筆致には強い共感を覚える。また、自身の思考にバイアスが生じる可能性を否定せず、それをいかに回避し客観性を保とうとしているかを論理の随所に挟み込む姿勢も、専門家として誠実である。 本書を読み終えた今、自分や家族ががんに直面した際にも、過度な動揺を排し、理性的に向き合えるだけの指針を得られたと確信している。情報の氾濫する現代において、真に「地に足のついた」医療リテラシーを授けてくれる良書だ。
0投稿日: 2026.04.14
powered by ブクログ医師になって13年目の外科医。 がん外科医の本音とあるが、 がん患者の心得のようにも思う。 医師も患者も年齢によって、 心のおきどが違ってくると思う。 自分の心に聴いてみると案外に 落ち着いて達観していたように思い出される。 命には限りがあり、心配は尽きないが、 自分だけではなく、誰もが同じなのだと思う。
0投稿日: 2026.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実際に大腸がんの診療に携わっている医師の本音が書かれている。一般の人ががんに関して疑問に思っていることやがんと診断された家族に向けての医師としての回答が一冊にまとまっている。セカンドオピニオンの求め方、主治医の変更に関する正直な気持ち、がんの治療に関わることで医師として感じていることなどの普段は触れることの出来ないことにこの本で触れることが出来る。自分が診断されるだけでなく、家族が診断された時の心がまえなどの心の準備が出来る有益な本だと思う。
0投稿日: 2026.02.18
powered by ブクログ現役の医師が、がんとは?治療とは?セカンドオピニオンとは?受けた方がいい検診は? 様々なデータや実際の数値で丁寧に説明してくれてるので、とてもわかりやすく読みやすかったです。 そして“がん”へのよくわからない恐怖心がちょっと消えました。 読んでるうちに、「あぁ、そーゆう感じなんだー」って思ったからかな。 実際にがんになったら、そうはいかず右往左往してパニックになりそうだけど、、、
1投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログセカンドオピニオンに行くタイミングが分かった。 また、医療保険やがん保険について詳しくはないものの医療者側の目線での見方があって良かった。
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ令和4年のGWに部屋にある本を全て整理することにしました、この本は読みかけの本でした。読むことでためになるポイントはあるとは思いますが、部屋の整理を優先することにしました。いずれ読む時間が取れれば嬉しく思っています。 評価は星一つとなっておりますが、内容に問題があるのではなく、時間が取れず読了できなかったためにこの評価になっています。 2022年5月2日作成
0投稿日: 2022.05.02
powered by ブクログがんを経験しました。その時になって初めて色々と調べました。そしてその情報量と選択肢の多さに訳が分からなくなり、結局主治医に任せようと決めました。 手術、入院を経て、ドクター始め病院のスタッフさん達の真摯で懸命な働き方とチームプレイの優秀さに当たり前ながら標準医療は優秀な人達によって精査されつくされているに違いないと思えるようになりました。 本書はそんな私の考えと一致するものでした。 まだまだ全容が解明されていないなかで、どのように考えればよいのか、偏りのない潔のいい姿勢で、かつわかりやすい親しみある文章で書かれていました。 なるほどと思ったのは先進医療とは優れている治療という意味ではなく、承認間近な医療なだけということ。同じ手術でダ・ヴィンチで受ける方を羨む気持ちもありましたがケース・バイ・ケースであるようです。 また、セカンドオピニオンに怒るような医師がいたら筆者まで教えて下さいとまで言い切っています。 そしてがんになったのはあなたのせいではないの一言に救われました。
1投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ非常にことばを選ばれ、さらに弁護士さんとも相談のうえ執筆されています。 ありがとうございます。 かなり本音で書かれていますが、言えないところは多少なりとも残っているかも、と思って読みました。 No.1041 タバコに関する研究結果には注意が必要です。かつてタバコと健康についての研究で、タバコ会社が出資した研究で「タバコはそれほど健康に害がない」というような結果が出たことがありました。これについて医学会では、タバコ会社が出資した研究であれば、そもそのその研究の結果を全く認めないという流れが加速しています。 私もお客様からお仕事いただいていますが、当然忖度します。 どうなんでしょう。第三者委員会やNPOがあったとしても、結局天下っていた、なんてこともありそうですしね。 薬の研究、ワクチンの研究も同じだ、とわたしは感じています。 製薬会社の出資が無ければ研究できないので、どうなるかというと、都合の悪い結果が出た場合は公表しない、調査母体からうまく除外し、結果を合わせる、ということになっていそうです。効果95%を100人中95人が感染しない、と思わせるまとめ方にしているところは問題です(←何を指しているかわかりますよね? これは中山先生のこの本とは関係ありません)。 No.2062 人間とは遺伝子が次世代に継承されていくための「乗り物」であるという考え方があります。 子孫を残したら親は死ななくてはならないのです。遺伝子を残したのですから、親はもう必要ない、という意味ですね(←昨年たくさん売れた生物関係の本の内容だったはず。書評で読んで、いつか読みたいと思っています)。カマキリも、鮭も。ひとも同じ動物なんです。ただ、どの本か。もう思い出すことができません。
17投稿日: 2022.02.21
powered by ブクログがん患者を相手にしている外科医である著者が「本音」と題して書いた本。 タイトル通り著者自身の想いと客観的事実とが分かりやすく述べられており、がんについて一般人が理解するのに適した一冊だと思う。 そこまで斬新な内容というか、病院の裏側を暴露!みたいな刺激的な内容ではないものの、一医師の本音を知ることができ一つの安心材料になった。 私にとっては知っているようで知らなかったことも多く勉強になった。 そして、本書を通してあらためて著者の人柄の良さを感じた。 こうして患者に向き合ってくれる医師が増えますように。
1投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログところどころ歯切れの悪さを感じるが、概ね、タイトル通り本音なのだと思う。いつか自分がガンになった時に改めて読みたい。
0投稿日: 2021.08.09
powered by ブクログ今や、がんは多くの人にとって身近になってしまっています。自分がかかるだけでなく、家族がかかる場合もあります。インターネットの普及で情報が増えましたが、正しくない情報も多いのが実態です。がんの治療についてだけでなく、生きていく上で、情報を正しく選択をするために、大事なことは何かを教えてくれるなど、ビジネスにつながる教えが多く含まれた1冊だと感じました。 【気づき】 ・医療に限らず、得られる情報は、インターネットの普及もあって相当増加しているが、その真偽が疑わしいものもその分だけ増えている。正しいものを選択する方法を知っておくことが大事であることを再認識した。 ・ガイドラインだけに頼ると思考が停止するのは、がん治療に限らず他のものも同じ。プロとして、個々の事例の差を判断して調整する能力を上げることが重要。 ・医療に限らず、ビジネス面だけを考えていると、顧客の利益の最大化と相反することがあることには注意すべき。 【本のハイライト】 〇医者から見る「がん」 ・「がんは遺伝子に異常が起こることで」発生。やや哲学的だが、「人間はもともとがんになる宿命」なのかもしれない。 ・これまでずっと人間を死に至らしめてきたのは、がんでなく結核やコレラなどの感染症。がんが死因1位になったのはここ数十年ほどの変化。がんが昔から人類を苦しめてきたわけではない。 〇がん治療と薬の本音 ・ガイドラインの指針だけに従って皆が同じ治療だけをすることには違和感がある。患者は一人ひとり年齢、臓器機能、考え方が違う。ガイドラインはあくまで大筋で、基づきながら個々の患者ごとに作戦を調整するのがプロの仕事。それだけに頼ると思考が停止する。 ・高い薬について、国全体の支出という意味で考えることは、決して私たち一人ひとりにとって他人事ではない。 ・自社の利益を目指す企業は時に患者の利益を最大化する方向から少しズレることがある。お金を稼がないと会社がつぶれ、薬が作れなくなって不幸になる人が多く発生するので、ビジネスそのものは否定できないが。そのことにお互い自覚的になり、最適の答えを探すことが求められている。 ・民間療法は、少しでも可能性があるなら試したくなるのが人情だが、悪徳業者が一定数存在することを知っておく。 〇主治医と病院の本音 ・がんの治療で病院を選ぶ基準は、①そのがんの治療を専門にやっているか、②病院の大きさはあるか、③自宅からのアクセスはよいか、は目安になる。 ・手術への不安は外科医にとって重要。不安だから何度も確認し、シミュレーションを行い、作戦を練るといった準備をし、備えが万全になる。 〇がん予防の本音 ・医者はそもそも、健康のためにすべきこと=病気の予防にそれほど詳しくない。学校では基本学ばないし、学び出しても自分の専門分野だけになりがち。 ・科学的にわかっている予防方法は6つ。①禁煙、②お酒を飲みすぎない、③食生活(塩分、野菜と果物、冷ましてから)、④運動習慣、⑤太りすぎず痩せすぎず、⑥肝炎ウイルスなどの感染をチェック。 〇がん検診の本音 ・日米で推奨は大きく変わる。推奨するかは、検診でもたらされる「利益」と、検診を受けたことで発生する「害」のバランスで決まるから。国や文化、時代でバランスは変わる。個人によっても変わる。 ・がん検診のデメリットは、①過剰診断・治療、②検診で起きる合併症の可能性がある。また、根拠のない検診は避ける。市町村で採用される検診は実は異なる。市町村の判断で科学的根拠がないものを採用している場合がある。 ・医学界の重鎮の意見は偏っていることがある。立場を意識した発言や、自身の経験に引っ張られた発言の可能性がある。 〇患者生活の本音 ・雑誌は信頼に足るものと煽りだけのものなど、かなり偏りがある。あまり鵜呑みにせず、参考意見としてとらえる。公的な視点もあまりないので、医療界全体のことを考えた発言は極めて少なく、読者個人と出版社の利益の最大化を意識している印象がある。 ・ネット情報でまず見るのは「国立がんセンター がん情報サービス」。今のところ最も偏りがなく、わかりやすい。ウェブ広告には注意。「誰も知らないが効果はある」ものは存在しないと考える。 ・最新の情報が正解とは限らない。エビデンスは蓄積される。「権威」も、科学的な真実の裏付けには不十分。 ・情報を見極めるための10つ。根拠を尋ねる、情報のかたよりのチェック、数字のトリックに注意、出来事の「分母」を意識、原因は複数考える、因果関係を見極める、比較されているか確かめる、ネット情報はうのみにしない、情報の出所を確認、物事の両面を見比べる。 〇がんにかかるということ ・家族ががんになったら、「自分も患者以上につらい」ことを自覚し、つらいときは誰かを頼る。 ・どんな命にも終わりはあり、患者が亡くなってしまっても、それは自然なことで、終わりの1つの形。 ・がんにかかったことは、誰のせいでもない。あの時こうして良かった、ということではない。自分を責めない。 〇その他コラムより ・人間は何かに集中するときは交感神経が、リラックスしている時は副交感神経が優位になる。手術中は集中して交感神経が優位になるが、医者はそのスイッチを自在に切り替えている。通常は意識して行うことができない。集中力を100%まで高めたり、70%程度まで下げたりと緩急をつけ、全体として最高のパフォーマンスを出せるようにしている。長時間の競技を行うアスリートも似たような技術を身につけているのかもしれない。
0投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ医者が書いた暴露本みたいなイメージですが 著者が日々のがん治療の中で 医師として感じていることを しごく素直に書いてくださったんだな と感じました
3投稿日: 2020.06.03
powered by ブクログ皆に身近ながん 専門家から平易に説明してありわかりやすかった。 また、文から先生の丁寧さが伝わってきた気がする。
0投稿日: 2020.04.01
powered by ブクログがんの標準治療ってのが大体決まっていて、どこでやっても同じ、最初は抗がん剤治療。抗がん剤も一頃に比べると副作用をかなり抑えられるようになってきているとか・・・ちょっと安心した。 がん検診のメリット・デメリット・・・大腸がん(便潜血検査)以外は、やらんで良いなぁ がん保険、特約など・・・ほとんど意味なさそうで止めたいけど、マーフィーの法則(止めた途端に必要になるって)しょっちゅう経験してるんでなぁ。お守りだと思って続けるしかない。
0投稿日: 2020.03.16
powered by ブクログ好評前著の続編ってことだけど、内容比較しても、そんなに目新しいところがないのでは…?非医療従事者が、医療リテラシーを少しでも高めるために、って意味ではそれなりの効果もありそうだけど。
0投稿日: 2020.01.09
powered by ブクログ雑誌の連載っぽい散文式で適当に書いてる。医者の言い訳と、医療の問題点と、病院の変なところ。医者も人間だってことと、患者に寄り添うってどういうことか、考える。医者に本を書かすの流行っているのかな。。
0投稿日: 2019.10.01
powered by ブクログ《死生観を学ぶ》 がんによる余命宣告。 残酷なものと考えていた。 だが「残された命」という考え方は決して悪いものではない。 突然の死は、何の準備も無く周囲への影響が大きい、心構えが無い分悲嘆が大きい。 余命宣告を受ければ、やり残したことをする時間であり、別れへの準備期間と考えられる。 もちろん人それぞれの考え方はあるでしょう。私もPPKが理想と思っている。 とはいえちょっと考えてみようと思うキッカケになった。
3投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ非常にフラットな立場で、重要ながん情報の読み方を教えてくれる。本音というから、言ったもん勝ちな内容と思いきや、意外に良かった。
0投稿日: 2019.09.05
powered by ブクログがんの治療、予防、検査、家族の負担、医者の立場などについて、現役のがん外科医が、真摯に実情を書いている。 2019年時点の情報として、かなり信頼できると思われる。
1投稿日: 2019.08.19
powered by ブクログ医師の本音ベースでのがんとがん患者へのメッセージ.身内にがん関係者が居なければ直接関係はしないが,決して他では触れられない医師の意見に触れられる.
0投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログ非常に真っ当な医療本です。医療者は経験が長くなるほど、非医療者との認識のギャップに無自覚になる傾向がありますが、この本は良い意味でニュートラルな姿勢を保っています。 実際に当事者になる前(自分や身近な人ががんになる前)に読まれるといいと思います。
0投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログ医師の本音の続編的な作品。前作同様に他の先生方にも確認いただいているということだが、著者の考え方、真摯な姿勢は前作以上に伝わってくるものがあった。 トンデモが幅を利かせる世の中で、こういった本が患者さんに限らず沢山の方の目に触れて欲しいと感じた。
2投稿日: 2019.06.21
