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翔ぶ少女
翔ぶ少女
原田マハ/ポプラ社
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総合評価

80件)
3.7
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5
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    図書館でふと目に入って 1秒もせず決めた一冊。 まさか阪神淡路大震災の話だとはつゆ知らず。 兵庫育ちの人間としてはもう 泣かずにはいられない内容で 3回は泣いたかな…兄弟との世代も近いもので これはフィクションなんかではなくて 完全にリアルな世界だったと思う。 孤独死しちゃったお婆ちゃんも想像すると 本当に居た堪れなくて泣いた… 途中、あれ?ファンタジー感出てきた?と思って 冷めかけて、そこはなんとか持ち堪えた。笑

    29
    投稿日: 2025.09.10
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    この本は震災を知らない子どもたちにぜひ読んで欲しい。とても読みやすいので小学校高学年位から読めそう。とてつもなく辛く悲しい体験をした兄弟がゼロ先生に助けられ、温かい人たちとの関わりの中で強く優しく成長していく。突然ファンタジー要素にはちょっとびっくりしたが、子どもたちが読むならいいのかも…

    12
    投稿日: 2025.08.10
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    阪神淡路大震災、親とその時のことを話したくなった。 原田マハさん、こんな作品も書けるのか、幅が広すぎる。

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    大きな出来事が起こった日に生まれた家族の物語 じんわりと涙があふれる作品でした マハさんのアート小説も大好きだけど、人の温かさを描く作品もすごくすごく好きです 作風問わず、登場人物たちの人を思いやる気持ちや強く生きる姿が美しいなと感じます

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    通勤電車で3回は泣かされたけど、けど!!うーん… その設定はどううなんやろ…(^_^;) 阪神淡路大震災あったよね〜(゚ー゚)(。_。)ウンウン 当時は内装業に従事してたので高速も途中までしかなく、道路は寸断されまくりのなか、車中泊しながらあちこちの現場を巡ってたのを思い出した( ˘-˘ )ジーン

    26
    投稿日: 2025.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    震災の悲しい出来事である。実際にも似たような話があったのでは、と思ってしまう。なんか、絵本のようにすごく読みやすい。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    お正月に実家の母の本棚から借りました。 「翔ぶ少女」の作品名にぼんやりとしたイメージを持って読み始めました。 物語の始まりは、阪神淡路大震災。その日の様子からでした。 そして、その後10年間の事が描かれています。 物語の舞台は、神戸市長田区。 主人公は、震災で両親を失った少女、阿藤丹華。後に佐元良丹華。 登場人物は、 丹華の兄 逸騎 丹華の妹 燦空 ゼロ先生こと佐元良是朗 心療内科医 研修医 石塚由衣 阪神淡路大震災は今から30年前の出来事です。 当時、テレビで映された映像は覚えています。とても衝撃的で、その出来事が本当に起こったこととは信じられませんでした。 地震があった所では、当時この作品のような事もあったのだろうか。 今も沢山の色んな想いを抱えて日々過ごされているのだろうか。 様々なことを考えながら読みました。涙無しでは読めませんでした。

    35
    投稿日: 2025.01.08
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     この作家は他にすごく良い作品があるので、「是非おすすめ」のレベルじゃないですが結構感動的なセリフもあって良いですね。  ただ、題名そのままって言うのもなんだか-----。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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    阪神淡路大震災に被災した三人兄弟と血のつながらないおっちゃん。 兄弟は震災で両親を亡くした。 羽が生えるなんてありえない話しなのになぜか泣いてしまう。 でもなんかこんなことありそうかもと思わせる、不思議な話し。 他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    阪神淡路大震災で両親を失った三兄妹と妻を失ったおっちゃんである心療内科医師ゼロ先生との物語。 ゼロ先生は三兄妹を養子に迎え復興していく町で生きていく。そんな中様々な出来事が起こるがお互いの力で乗り越えていく。 改めて生きることは素敵な事だということを感じさせてくれる作品です。

    36
    投稿日: 2024.12.08
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    悲しみは共有できないその人だけのもの という解説が印象的だった。 3兄妹、先生、先生の息子、街の人々それぞれの悲しみを抱えて関わり合っていく。 共有できないけど、共感してなにができるか考えることはできる。 と人との関わり方を思う機会になりました。

    0
    投稿日: 2024.11.26
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    あとがきの「悲しみは治すものではなく、抱えていくものなのだ」という医師の言葉が、読み終えたあとなら、どんなときでも生きる希望を持って抱えていくものなのだと心に響いてくる。 中学生の頃に阪神大震災を経験した私には読むのが辛い場面がたくさんあったけれど、この作品と出会えよかったと心から思った。

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    冒頭は阪神淡路大震災発生のシーン、舞台は被害の大きかった神戸市長田区。主人公の小学1年生・丹華(にけ)は、がれきの中から救出されたが、周辺から火災が迫る中、両親は救出できなかった。母は瓦礫の中から、丹華に兄弟力を合わせて生きるようにという言葉を残す。 兄、妹と3人を救出した医師・ゼロ先生と4人の仮設住宅住まいが始まった。丹華は、瓦礫に挟まれて脚が不自由になっていた。 大切な人を思う気持ち、家族だけでなく同じ被災者を助けたいと思う気持ちが溢れている。そして、丹華たちは、ゼロ先生が親切にしてくれる日々がいつまで続くのか、いつか捨てられてしまうのではと、時々不安を感じてしまう。そんな時、ゼロ先生が持病の心臓疾患で倒れてしまう。 各ページの下にある「Νίκη της Σαμοθράκης」はギリシャ語で、「サモトラケのニケ」の意味だった。「ニケ」は、翼のはえた勝利の女神で、ギリシャのサモトラケ島で発見された彫像が、ルーブル美術館に展示されているらしい。

    10
    投稿日: 2024.09.18
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    阪神・淡路大震災で両親を失った幼い三人。 どんなに悲しい出来事があっても乗り越えていける力が人にはある。 人に大切に想われている、大切に想う人がいるということである。 震災時に診療内科医の通称「ゼロ先生」に助けられた三人の子たちがその養子に迎えられ、4人で暮らしてゆく心あたたまるお話。 よかった、よかった。 願い、期待した結末でよかった。

    14
    投稿日: 2024.06.18
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    図書館本  ★4.5 涙なしでは読めません 神戸市長田区 震災で両親を亡くした子供達3人を助けてくれたおっちゃん。 おっちゃんは、震災で奥さんを助け出せず、実の息子と溝ができています 子供たちを引き取って育て、未来に命を繋ぐおっちゃん先生。 子供が未来の希望であること。大変な日々も心によって翔ぶことができる!とエールをくれる内容 子供にも絶対読んで欲しい!!

    71
    投稿日: 2024.06.12
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    原田マハさんの阪神大震災をもとにした小説。 心温まる一冊でした。 震災で両親が亡くなった三兄弟、妻を亡くした精神科医ゼロ先生と一緒に生きて絆を深めていく。 何があっても前を向いて生きていく、感動しました

    1
    投稿日: 2024.06.06
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    原田マハさん好きだしいい話だった!と皆様のレビューを見ていて思い出したけど、タイトルを見て内容がすぐに思い出せなかった

    0
    投稿日: 2024.04.16
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    震災の中で両親を失った3人の幼い兄弟と、同じく妻を失った医師の親子を超えた絆を描いた物語。 震災での、家族が目の前で亡くなっていく悲しみや、その家族を助けられなかった自責の念。その中で、生き残った人々がお互い支え合って立ち上がり復興に向かって進んでいく、、。 言葉では簡単に表現できるが、実際には一人ひとりの震災の状況があり、どんなカタチで生き進んでいくのかはいく通りもあるのだろう。 街は復興しても、心の復興はなかなか追いつかなかったり、人々感情の描写が、胸に刺さり痛かった。 ゼロ先生の子供たちに対する愛の深さや兄弟愛の健気さ、お互いを思いやる気持ちに涙が止まらなかった。 何があっても前を向く。 生命の強さを改めて考えさせられた。

    3
    投稿日: 2024.03.20
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    「生きている限り、私は希望を抱く。」 原田マハさんが意を決して書いた震災後の小説。 困難に立ち向かう勇気が欲しい人に 読んでほしい一冊! 阪神大震災から19年経ってやっと一歩踏み出し、当時のことを小説にできたそうです。 2012年1月17日震災発生時刻の神戸から取材を開始、入念なリサーチはもちろん、東北地震の時も被災地に通った。 大学生の時に関西に住んでいた恩返しも込めて書いた物語。 生半可な気持ちで取り組んでいないことが伝わってくる。 ちょっとびっくりするような現実離れした事も起こる、幻想?もあるけど、 涙あり、勇気ありの原田マハさんの真骨頂の作品だと私は思う。 私の妻は、阪神大震災の時にお腹に子供がいて生きた心地がしませんでした。 その時ことを思い出しました。 石川県で震災があったばかりで大変な時期ではありますが、石川県のことも救われるよう願いながら読みました。 忘備メモ 「ニケ。お前はな、ほかの子とは違う。お前の足は、もう、もとには戻らへんのや。それでもな。それでも前へ、前へ。歩くんやぞ。なんでかわかるか?人言うもんはな、ニケ。前を向いてしか、歩いていけへんのや。」

    16
    投稿日: 2024.01.19
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    どくん、って、愛する人や心から大好きな人のことを想ったり、守りたいと衝動に駆られる時の音。 マハさんの言葉で、「翔べるくらい」の愛情を形にする物語。ひびきました。

    1
    投稿日: 2023.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全くリサーチ無し。表紙が可愛いから手に取った本。 予想に反して重い内容。冒頭から泣いてしまった。 あの辺りの新しく綺麗な街並みの背景には、悲しくツライ過去があったことに気付かされた。 大切な人が目の前で苦しんでるのに助けられない。助け出す事を諦めざる負えないなんて、悔やんでも悔やみきれないだろう。例えそうするしかなかったとしても。その悔しい気持ちや悲しみを抱えながら自分は生きていかなければいけないなんて、辛すぎる。

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    マハさんらしい優しいお話だった。大好きな人のために行動したいときに羽が生えるなんて勝利の女神を描きたかったのかな。仲間外れも親を震災で亡くす辛さも入れつつ前向きに生きる少女をしっかり描いてて心がほんわかしました。 「人が人を想う強さとやさしさ」 ゼロ先生を失いたくない一心で祐也先生へ掛け合うくだりは止めどなく涙した。

    0
    投稿日: 2023.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夢中になれました。方言と震災描写があるため読むのに時間がかかりましたが読めてよかったです。 ゼロ先生とユイさんが常に良い人でこんな人に出逢いたいと思いました。終わりの羽?はニケちゃんの願望だと解釈しました。原田さんは3冊目ですがこれが一番好き。

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    身を切るような悲しみで始まって、救いがあって、それでも大きな切なさと一緒に成長していく三兄弟たち。色んな種類の涙を流しました。本当に良い本でした。

    1
    投稿日: 2023.04.06
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    ☆4 1995年、一瞬にして多くの人々の日常を奪った「阪神・淡路大震災」。 震災で両親を失った少女(丹華・にけ)は、兄妹とともに医師のゼロ先生に助けられる。 大切な誰かのためなら「人は強くなれる」と実感させられる…そんな作品でした。 途中からファンタジー要素が強めになるので、そこに関しては少し「うーん…」と思ってしまう部分もありました。

    11
    投稿日: 2022.12.27
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    震災のことを思い出して、途中読めなかった。 勇気がないと読めないけど 最後まで読んでよかった。震災後も強く生きる3人の兄弟とお医者さんの物語。

    1
    投稿日: 2022.10.23
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    震災で両親を失った小学1年生のニケと兄のイッキ、妹のサンク。医師のゼロ先生に助けられ養子になり、仮設住宅で人と触れ合いながら過ごす。 震災の描写が苦しい。失くすって一生抱えて生きていくこと。前を向かざるを得なかった人たち。それでも懸命に生きる。胸を打たれる。

    0
    投稿日: 2022.10.03
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    震災は忘れた頃にやって来る。1995.1.17テレビの中の映像はもはや見るに堪えない物でしたが、当事者でない私の関心は次第に薄れていった。そして16年後私の住む東北での大惨事。本書は11年前の私の張り裂ける思いとシンクロして、丹華がゼロ先生を助ける為東京に向かうくだりは私の胸が締め付けられ涙無しには読む事が出来なかった。大人だけで無く子供達にもこの本が読めるように児童書向けにお勧めしたいと思います。

    1
    投稿日: 2022.05.11
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    阪神・淡路大震災の27年目を迎える時に、読み始めた。大阪弁がここちよかった。辛い現実を少女ニケの目を通して明るく前向きに読んだ。 こんな作品も原田マハは書くんだなぁ。

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    原田さんの作品としては少し異色かと思いました。 震災で親を亡くしたニケ達兄弟と奥さんを亡くしたおっちゃんの同居生活! それぞれに心にきずを持ちながらも、それぞれを気遣い、再生していく暖かい気持ちになった話でした

    0
    投稿日: 2021.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    震災で両親を失った三兄弟、イツキ、ニケ、サンク。命の恩人ゼロ先生と暮らしていく。本当の親子ではないけれど苦労しながらも毎日が楽しそうで、読んでいてとても嬉しくなった。 「翔ぶ少女」という題名を見て本当に空を飛ぶとは想像もしなかった。最後に空を飛びゼロ先生の息子を説得させたのは感動した。

    0
    投稿日: 2021.03.20
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    最初から最後まで、随所で感動して、胸が暖かくなりました☺️ ドラマや映画で、映像としても観てみたい、役者をイメージしながら、その日を待ちわびてます

    0
    投稿日: 2021.02.14
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    阪神淡路大震災に遭った「ニケ」という少女の話。 後半、月夜に翔びたつ情景がくっきりと胸に浮かぶ。 好きな話だった。 助けられた子の話。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    阪神淡路大震災の時の情景、被災地の様子を如実に描きつつ、羽が生えるというファンタジー要素が入った物語。原田マハにしては珍しいなと思うファンタジー要素に驚きましたが、ニケという名前を主人公の名前にして、羽が生える様子をルーブル美術館においてあるサモトラケのニケと重ねて想像させる所はさすが、素敵です。と思いました。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    逸騎、丹華、燦空の三兄妹も、ゼロ先生も、ひたすらに真っ直ぐな言葉で人の心を動かしていく。勝利の女神はいつも彼らを空の上から見守っている。

    0
    投稿日: 2020.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めが阪神淡路大震災のことで重かったけど、少しずつ明るくなってきて、すぐに読み終わった。原田マハさんに珍しく若干のファンタジー。羽いいなー、わたしにも生えてこないかな。

    1
    投稿日: 2020.09.27
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    面白かった!けど、ちょっと違和感 感動作ということですが、正直ファンタジー要素はいらなかった(笑) 1995年の阪神淡路大震災をベースに描かれた作品。 震災で両親を失った少女丹華(ニケ)は兄の逸騎(イッキ)と妹の燦空(サンク)とともに、医師の佐元良是朗(サモトラ コレアキ)先生、通称ゼロ先生に助けられます。 ゼロ先生も震災で奥さんを助けられず、それがもとで息子から恨まれることに。 そして、子供たちはゼロ先生の養子として育てられていくことになります。 ニケは足に障害が残りながらも前向きに生きていきます。学校では孤立してしまう中、ゼロ先生を含む周りの人たちの関係があたたかい。 復興が進む中、子供たちの成長、この新たな家族の絆が描かれます。 そんなかなゼロ先生が... といった展開 で、途中からのファンタジー的な展開が入ってくるのですが、うーん、これはいらなかったと思う! けどそれがないと翔ぶ少女にならないか... ニケがゼロ先生の養子となることで、まさにルーブル美術館にあるサモトラケのニケとなり、勝利の女神となります。 違和感のある名字や名前の狙いはここね(笑) しかし、そこまでして、原田マハがサモトラケのニケとして語らせたかったのは勝利の女神なのか?それとも翔べることなのか? 家族の絆だったのでは? ということで、ちょっと技巧にはまりすぎのところが残念。

    12
    投稿日: 2020.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙はルーブル美術館所蔵の「サモトラケのニケ」ですね。この彫像、躍動感のあるポーズといい羽やドレープの意匠といい、とっても素敵で大好きです。 阪神・淡路大震災で両親を亡くした三兄妹・イッキ、ニケ、サンクと、同じく妻を亡くした精神科医・ゼロ先生がお互いに支え合いながら復興へと歩む町で絆を育むお話です。三兄妹の長女・ニケの目線から描かれています。物語冒頭の震災の描写は読んでいて辛かったですが、ゼロ先生をはじめとする町の人々が本当に温かくて、救われました。 ゼロ先生の本名が「佐元良(さもとら)」というのはさすがにちょっとやりすぎかな…というのと、いきなり出てくるファンタジー要素は…う〜ん、正直いらない気もするのですが、でもきっと原田マハさんは「ここ」を描きたかったのかなとも思えました。 「人言うもんはな、前を向いてしか、歩いていけへんのや。」「ゆっくりでええ。ほかの子に、追い抜かされたってええんや。自分の足で、前へ、前へ。歩くんや。進んでいくんや。」(36〜37頁) 「大丈夫、翔べるって。」(310頁)

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    阪神・淡路大震災で崩壊した神戸市長田区で生きるふたつの家族の物語。 まさに地元で被災したわたし(生まれて3ヶ月なので記憶は無いけど)は、毎年1.17になると昔から通ってた学校で追悼の式が執り行われていた。当時の直視できなくなるような惨状をうつした映像、倒壊した家屋の前で「夢やったらええのに、夢やったら…」と泣きながら何度も呟くおばあさんの映像、おもちゃのように崩れている高速道路の写真、地震の恐怖を小さい頃から植え付けられて育ったわたしにはこの本は正直読んでいてしんどいものがあった。 主人公・ニケはパン屋さんを営む家庭で幸せに暮らしていた。地震のせいでお店は全壊、両親は下敷きになって他界した。子供たちの目の前で火災にのまれていく両親。 思わず自分と重ねた。 わたしの家も長田区でお店をしている。我が家は全員生きていたけど、もしわたしの家族がこんなことになっていたら… わたしはまだ赤ん坊なので、当時発泡スチロールの箱にお湯をはって体を洗ってもらっていたなんてこと覚えてもないけど、当時の惨状なんてまったく覚えていないけれど、それでもニケのように生きられたかな。 当時、地震が起こったときわたしが寝ていたベビーベッドは倒れてきた本棚でぺちゃんこに潰れたと聞いた。両親が身を呈してわたしをベッドから連れ出して覆いかぶさって守ってくれたと聞いた。 涙が止まらなかった。助かった命もあれば、目の前で失われていった命もあった。 祖父母の家は全壊したけど、ガレキの中からふたりとも這い出て全身砂まみれになったまま我が家まで駆けつけてくれた。 震災で失うものは大きい。今でも本当の意味で復興しているかと言われればそうではないかもしれない。家族を失った人たちは孤独と戦いながら生きてる。 けれどニケたちのように、その中でもかけがえのない何かと出会えたなら、それを守りながら生きていくしかない。 本を読み進めて、涙が止まらなくて、両親に会いたくなった。 後半は、今までとは全然違う表情を見せてくるのでどんどん文字を追った。無垢でまっすぐな少女・ニケとその家族がこれからも幸せに暮らせますように。 じしんにもまけない つよいこころをもって なくなったかたがたのぶんも まいにちを たいせつに いきてゆこう (「しあわせはこべるように」より)

    6
    投稿日: 2020.08.04
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    阪神淡路大震災で両親を失った三兄妹が、引き取られた医師のおっちゃんと家族の絆を深めながら成長していく姿を、長女の視点から描いた作品。 悲劇に遭遇しながらも懸命に育つ三兄妹と、それを温かく見守る周りの人達との関係がすごく切なく暖かい。皆が喋る大阪弁の響きが優しく聴こえてヒトとヒトとの絆を強く感じさせてくれた。 途中からのファンタジー的な展開には度肝を抜かれたが、読後に家族とか周りのお世話になっているヒト達にお礼が言いたくなるそんな作品。

    15
    投稿日: 2020.07.23
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    阪神大震災で被災した少女「ニケ」。家も両親も失った上に、足まで不自由に。引き取ってくれた医師ゼロ先生とまわりの人に助けられながら生きていきます。厳しい現実とニケの中で起きる不思議な変化。人々の温かさがじんわり染みるお話です。 https://opac.shodai.ac.jp/opac/search?q=%E7%BF%94%E3%81%B6%E5%B0%91%E5%A5%B3

    3
    投稿日: 2020.07.10
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    波打つように倒壊した高速道路。宙吊りになった鉄道の線路。そしてあちらこちらから煙が立ちのぼり炎に包まれる住宅地。そんな光景を前に、一月の寒空の中、毛布にくるまりながら立ち尽くす人々。今もその日が来るたびに報道されるあの日の光景。 - 1995年1月17日(火曜日) 午前5時46分52秒 - のちに阪神・淡路大震災と名づけられた都市直下型地震が発生しました。多くの命が奪われた一方で、そんな中でも新たな命が生まれたことも記録されています。交錯したあの日の生と死。そして、震災から街が復興していく過程で、お年寄りの孤立が『孤独死』と呼ばれる悲劇を招くなど、未だもって本当の意味での震災は終わっていないのかもしれません。そんな震災に人生を翻弄されたたくさんの方々がいらっしゃいます。この作品で描かれるのは、そんな震災の真ん中で力強く生きたふたつの家族の物語です。 『枕もとの目覚まし時計の針が、五時四十五分を指していた。丹華は、そのとき、夢を見ていた。自宅の二階の、子供部屋で』という早朝。『父と母は、毎朝、四時半に起きて仕込みを始める。五時半には、パンを焼き始める』という『パンの阿藤』の朝。『兄の逸騎(イッキ)と、丹華(ニケ)と、妹の燦空(サンク)。二階の子供部屋で、すやすや眠る三きょうだいを、甘くてしょっぱい、いいにおいが包み込む』といういつもの『幸せな、朝の風景』。それが次の瞬間。『ドーン。その瞬間、丹華の小さな体が、宙を舞った。ドドドドドッ、轟音が響き渡る。ものすごい地響きとともに、周辺にあるものが、全部、丹華に向かってなだれ落ちてきた』という部屋の中。『お母ちゃん!お父ちゃん!』と叫ぶ丹華。『何が起こったのか、まったくわからない。あたりは真っ暗だ。周り全部が激しく揺れている』、そんな丹華は『動きたくても、動けない。下半身が、何かにはさまってしまっている』ことに気づきそのまま意識が遠のきます。『ニケ!』と呼ぶ声に目を開ける丹華。『しっかりするんやで。おっちゃんのあとについてくるんやで』と大人の男のひとの声をうっすら聞く丹華。『ここは「パンの阿藤」やったな。地震で家がつぶれて、二階が一階に落ちたんや』という声を遠くに聞く丹華。そして、そんな突然の出来事から四ヶ月が経ち、『プレハブの仮設住宅』で暮らす丹華。『ひそひそとうわさする声が教室のあちこちから聞こえてくる気がした』という学校生活。『あの子がニケちゃん?地震でな、足、大けがしてんて。ほんで、ちゃんと歩けへんようになってしもてんて。「しんさいこじ」になってもうてな。知らへんおっちゃんに、引き取ってもろてんて』という声。『かわいそうやな。かわいそうやねん』という声。助けてくれたおじさんは『お前の足は、もう、もとには戻らへんのや。それでもな。それでも前へ、前へ。歩くんやぞ』、『自分の足で、前へ、前へ。歩くんや。進んでいくんや』と丹華に語りかけます。でも丹華は『もう歩きとぉないねん。飛びたいねん。飛んでいきたいねん。お父ちゃんのとこに。お母ちゃんのとこに』と今ここから逃げたい思いに包まれます。でも、丹華は、それでも前を向いて進んでいきます。そして…。 阪神・淡路大震災によってそれまで幸せに暮らしていた家族の生活が大きく引き裂かれ、でも、それでも前に、前にと進んでいく姿が力強く描かれるこの作品。震災は、その発生時にこそ全国から注目を浴びますが、その後は急速に関心が薄れがちです。『大震災を経験して以来、丹華たちきょうだいは、暗い部屋で眠ることができなくなっていた』というそれまでの生活が変わってしまった日々。『ご家族を失って、ひとり暮らしのかたには、まるで自分だけが世界じゅうから取り残されたような気持ちになってしまう』という心が冷えきってしまった日々。『震災のまえとあとでは、何もかもが一変してしまった』というその日々の暮らしがすっかり変わってしまい『被災した人すべての人生に、多かれ少なかれ、変化が訪れたのは間違いない』という結果を招きました。そんな中で『大きくなったら、両親のように「パン屋になる」ことが夢だった』という丹華の人生も、そして人生に対する考え方も大きく揺らいでいきます。『心のどこかで、怖いような気もしていた。何が怖いのかわからないが、なぜだか、自分はそれをしてはいけないような気がしていた』という丹華。震災は決してその瞬間だけの悲劇などではなく、その瞬間、その場にいた人々の未来にもずっと影を落とし続けるものなんだという現実に向き合うことになる読書は、読み進めるのがとても辛くなりました。 そんなとても重い内容が展開するこの作品は、後半になって、えっ?と感じる全く異なる表情を見せます。それはこの作品の特徴的な登場人物の名前が伏線となるものでもあります。主人公の名前を丹華(ニケ)、兄弟の名前を、逸騎(イッキ)、燦空(サンク)、そして彼らを養子に迎えた医師の名が佐元良 是朗(サモトラ ゼロ)という、日本語としてはなんとも違和感のある命名。原田さんの作品では登場人物の名前を全く違う物語の登場人物に結びつけることがありますが、この作品のそれはちょっと、というか、かなり強引さを感じさせます。そして、養子になった主人公は、佐元良 丹華(サモトラ ニケ)となってしまいますが、これはもう何も考えずとも、そのまんまあの有名な彫像の名前に繋がります。そう、ルーブル美術館のあの有名な彫像、勝利の女神です。丹華自身もその彫像のことは知っています。そして、そんな勝利の女神の役割は、勝利をもたらすことではなく、勝利を伝達することであるとされています。いち早く勝利の知らせを届けるために、空からやってくると言われている存在、それが勝利の女神です。そんな女神を思わせる名前を付けられた主人公が果たすべき役割とはなんなのか。リアルな大震災の現実とファンタジーがまさかの融合を見せるこの作品。色んなものを失った被災者である主人公たちが、そんな中でも守ったもの、大切に守り続けたものはなんなのか。強引な命名であることが分かった上でも原田さんがどうしても勝利の女神への結びつきをこの作品に敢えて登場させたのはどうしてなのか。『私には小説を書くことしかできない』という原田さん。この小説は、そんな原田さんが、あの震災を乗り越え、今も必死になって前へ進もうとされていらっしゃる皆さんへ送る、原田さんなりのエールなのかもしれない、そんな風に思いました。 あの日から25年が経ち、その間にも東日本大震災をはじめ、多くの震災が人々の暮らしを襲ってきました。地震のある日常を生きていくしかない私たちのある意味での日常。そんな中にあっても、どんな時でも、どういう形であっても、忘れてはいけないこと、この国に生きていく限りは忘れてはいけないことがある、そんなメッセージを強く感じ、強く心打たれた作品でした。

    45
    投稿日: 2020.07.09
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    神戸の大震災で主人公ニケは家と両親を失い、兄と妹と共に助けてくれた医師と生活を始める。家と両親を失い、足も不自由になったが、医者や兄弟、近所の住民達と徐々に再生していく。 震災の状況や避難生活、復興の様子はリアリティがあり、子供達のみならず傷ついた人の多さを想像し心苦しくなるが、街全体がお互いを支え合って進んでいく様子を想像し、力強さも感じる。 ラストは突然ファンタジーのような展開になり驚いてしまうが、震災の事象を語るためにはいいストーリー。

    0
    投稿日: 2020.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人情物かと思いきや、突然ファンタジーになって急な展開に度肝を抜かれましたが、続きが気になって一気に読んでしまいました。心温まる優しい物語でした。陽太への気持ちは勉強に押し込めてしまったのが残念。好きな気持ちから逃げてた姿が、自分の青春と被って勝手に歯痒さと後悔が蘇る。ニケには愛も否定せずに、真っ直ぐに伝えて欲しかった。そんな個人的な希望もあり星⭐️1つ減点しましたが、全体的にとても面白かったです。原田マハさんの本は初めて読みましたが、テンポ良く心情描写も美しくてもっと読みたいと思いました。

    1
    投稿日: 2020.04.26
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    阪神淡路大震災がテーマとは思わなかった ゼロ先生はなんでゼロ先生なのかな まさに家族の再生の物語 イッキ、ニケ、サンク

    5
    投稿日: 2020.04.21
  • 空高く

    翔ぶ女の子を軸に展開するストーリー。 神戸の震災の映像を観た時は、「現実ではなく映画の世界であって欲しい」と願いながら映像を見ていた自分が居た。両親を亡くしながらも、通りかかりの男性に命を助けられて力強く生きていく三人兄妹の物語。時には笑い、時には涙しながら読むことの出来る心温まる作品です。

    0
    投稿日: 2020.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    阪神大震災で両親を亡くした幼い3人の兄弟と、それを救った医者のお話。 きれいにまとまったいい作品だと思います。

    1
    投稿日: 2020.04.13
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    主人公ニケがサモトラさんに育てられるって時点で嫌な予感はしたんだけれど、案の定、羽が生えだしたりしてもうそれ以上の情報が、入ってこなくなってしまった。もう少しぼやかしてくれたらまだ良かったのに。残念。

    0
    投稿日: 2020.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1995年の阪神淡路大震災。目の前で両親を亡くした三兄妹が、同じように大切な人を亡くした心療内科医に助けられ、家族になる。 寄り添うように生きてきた育ての父には震災で決別してしまった実の息子もいた。 大好きな人のために、大切な人の元へ飛んで行きたい。そう思ったことがある人は多いだろうが、主人公には本当に羽根が生えてしまった。 人間ドラマとして読んでいたからいきなりファンタジックになって驚いてしまった。 仲違いしてしまった親子を取り持つ最終的なきっかけになっているのも力業にも感じられる。 だが羽根は思春期特有の不思議な力と思えばいいし、モチーフとなっているのが女神ニケというのも生きてくる。 ちなみにこのニケはナイキ(NIKE)のロゴマークのモデルになった女神だ。 本当に羽根が生えたのか幻だったのかすべては夢だったのか。それはどうでもいいような気がする。 未来に向かうその姿が繊細で力強い物語だった。

    0
    投稿日: 2020.02.15
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    原田さんは絵画ものしか読んでなかったが、色々なものを書かれるって事で、違う作品にトライした。 阪神淡路大震災を扱った作品だけど、後半ファンタジー?? 肉親を震災で亡くすと一口に言っても、綺麗事だけじゃない。もっともっと口に出せないような場面だってあるはず。だからこそファンタジーの味付けになったのかな。 被害に遭われた方達の事を思うと胸が痛む。

    7
    投稿日: 2020.01.18
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    阪神淡路大震災をテーマにしたヒューマン&プチファンタジー。当時は関西に親戚がいたので他人事ではなかった。復興後(何をもって復興というかは未だに判断できないが)も高齢者の孤独死などが後を絶たなかった...。そんな状況を端的に描いた良作。他者を思いやる気持ち...。大切なことがここにある。

    6
    投稿日: 2019.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神戸の大震災で両親を失った3兄妹と妻を失った“おっちゃん”が奇跡的に出会い、家族になっていく。 被災者に限らず、人の心の傷が完全に癒えることはないのかもしれないが、人とのつながり、暖かさといったものを信じたくなるお話。 通勤中に読んでたら、電車の中でも泣いちゃいました。

    7
    投稿日: 2019.05.22
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    神戸の大震災で両親を失った少女・丹華(ニケ) 3人兄弟で、兄の逸騎。妹の燦空。 失うものが、多いが故に、得られるものも多かった。 足を失ってしまった。 ルーブル美術館にある サモトラケのニケ。 勝利の女神でもある。 ゼロ先生という医師であり、おっちゃんに助けられる。 そして、また ゼロ先生を助けようとする。 願いと希いの連鎖。 震災の引き起こした人間の尊さが、描き出される。 アートの原田マハとは違った側面が浮かび上がる。 スラスラと読める。

    1
    投稿日: 2019.03.31
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    阪神・淡路大震災を経験した子どもたちと、おっちゃんの物語。 みんな幸せになりますように、と祈りながら読みました。

    1
    投稿日: 2018.08.28
  • 震災後 それぞれの心の拠り所

    阪神大震災で,目の前で両親を失った3人兄弟のうちの少女が主人公。彼女もまた震災時に脚が不自由になってしまう・・。 震災時に彼女ら3人を助けた偶然通りかかった精神科医は,震災後に彼女らを養子として引き取り暮らし始める。彼もまた,震災で家族を亡くし,そして失っていた・・。 震災後の復興の中での兄弟の成長や人々の葛藤,そして捩れてしまった家族の絆。 今回の大阪北部の地震を震源地近くで経験した直後でもあり,平穏な日常がいかに簡単に壊れうるのかを改めて実感しました。 阪神や東日本の震災で被害を受けられた方にはお勧めはできるか分かりませんが,多くの方が手に取っていただけたらと思います。

    0
    投稿日: 2018.07.06
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    震災で両親を亡くした兄弟の物語。 ちょっとファンタジーな表現が気になるかと思ったが、震災のリアルな現実との対比の中で必要なものだと納得。

    0
    投稿日: 2018.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    震災の最中、両親を失った3兄妹は赤の他人であるゼロ先生に救われた。だがゼロ先生もまた家族を失った悲しみの中、3兄妹から生きる希望をもらった。ニケの背中に羽が生えたのは比喩なのか、それともファンタジーとして読むか人それぞれだと思うが真っ直ぐに人を思うことの尊さが良かった。

    0
    投稿日: 2018.05.05
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    阪神淡路大震災を忘れそうになっていた自分に突きつけられたような作品。 ケンカばかりする仲の良い兄妹と養父の話。 登場人物の底抜けな優しさに原田マハ節を感じます。

    0
    投稿日: 2018.05.04
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    うーーーーーーん......... 途中まではすごくよかったのに、、なぜ羽? なんかもったいなかったなあ。もっとちがうかんじがほしかった。 マハさんの本、最近読み進めてるけど、これはなんかラノベみたいで、、合わなかったな。。残念。

    0
    投稿日: 2018.05.04
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    やはり期待通りの温かいストーリーだった。 わたしが学生時代に神戸で起きた大震災をもとに書かれたもので、その被害の凄まじさを伝え、わたしたちのように遠くに住む者には計り知れない苦痛を知らされ、まるで戦時中の物語を思わせるほどのものだった。 これまでに読んだ同作家の作品と違って、ファンタジーも含まれていたが、そこにまた深い意味を持たせており、心温まる作品だと思った。 しかし、これまでの作品ほどに物語の深さ・複雑さはなかった気がする。 とても読みやすく、自分もがんばろうと思える作品だった!

    0
    投稿日: 2018.04.25
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    イッキ、ニケ、サンクの三きょうだいは、震災で、両親を亡くします。両親の体はがれきの山の中にほとんど埋もれており、火の手が迫っていたため、助けられなかったのです。そこで三きょうだいは、偶然通りかかったおっちゃんに助けられ、一緒に暮らすことになります。おっちゃんもまた、震災で妻を亡くしていました。 三きょうだいは、両親のことを思い出して、心が泣いていたこともあったのでしょう。大切な人を助けたかったのに助けられなかった苦しみも抱えていて、私も苦しくなりました。 それでもみんな力強く、明るく、前を向いて生きていて、勇気をもらえました。 また、ニケは震災のときに足をけがして、うまく歩けなくなってしまいます。それでもニケはやさしい、勝利の女神さまで、“翔ぶ少女”でした。

    0
    投稿日: 2018.04.19
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    原田マハさんが大好きですが、今回はちょっと好きなかんじとは違ったかなぁ。。というかんじでした。 私も阪神大震災を経験しているので、風化させてはいけないという気持ちは分かりますし伝わりました。

    0
    投稿日: 2018.02.05
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    どんなに辛いことがあっても、 生きていく意味を失くしたとしても、 大事な誰かのためなら人は強くなれるんだなぁ。 誰かのことを想いやること以上に、人を強くするものはないのかもしれない。

    0
    投稿日: 2017.04.03
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    3人の兄弟の名前がなんて難しいんだ~!漢字で書かれると何て読むのだっけ?と思いながら読み進めた。 きっとニケやおっちゃんと同じような苦渋の選択をした人たちが現実にもたくさんいたのだろうと思う。 いつか東京にも大地震は間違いなくくるのだろう。その時のことを考えよう、備えようと思いつつ、どこかで自分には関係ないと思ってしまっている気持ちが潜んでいる。 だから、読む。 でも、わからない。わからないけど、細々と考えいけるように。

    0
    投稿日: 2017.02.24
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    阪神淡路大震災の記憶が薄れる中、 この震災に奪われたもの、学ばされたことが 小さな女の子の成長の過程に散りばめられていて、 被災された方にとっては決して風化することのない痛みがずっと残るんだということを 再認識した。

    0
    投稿日: 2017.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    阪神大震災で両親を失った少女と兄。 オッチャンと呼ぶ冴えない町医者に引き取られ成長して行く。 オッチャンの持病が悪化し、手術が出来るのは絶縁状態にある息子のみだと知った少女はお願いに行く。拒絶された夜、少女の背中に羽が生える。夜の街を長男のいる病院まで飛んで行き、懇願する。 手術は成功して、親子の関係も修復される。 そう天使の物語です。

    0
    投稿日: 2016.11.04
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    2016.10.23 震災の傷跡 関西の人は笑いで切り抜けられる。 心臓に植毛してもろたんや。というのが面白い。 それにしても、息子の医師が見捨てたと父親を責めるだろうか?ニュースでどれたけの倒壊かどれたけの火事かわかるはずなのに。 羽根、ニケ 伏線、そうきたか。と思う。読んで涙してしまった。人が人を思う心がせつない。命の大切さ、かけがえのない人の命を守り抜く切羽詰まった状況が胸に響いた。

    0
    投稿日: 2016.10.24
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    阪神大震災を生き残った三兄弟と、彼らを引き取った診療内科医のお話。兵庫の方言が優しい。 2016/7/27

    0
    投稿日: 2016.07.27
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    読む前に思ってたのと違って、ファンタジックだった。 ニケ、イッキ、サンクの兄妹の哀しみやそれでも生きていこうとする力強さ、家族を思う気持ちに心揺すぶられながら読みました。三人を助けてくれたゼロ先生もまた、子供達に救われ癒されてきたのだと思いました。

    0
    投稿日: 2016.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。途中までは良かったんだけど。。 阪神大震災、震災孤児というテーマに対し、ファンタジーが組み合わさるのはどうだろうか。。。 ラノベっぽくてあんまり受け入れられなかったです。

    0
    投稿日: 2016.06.07
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    それでもな。 それでも前へ。 前へ歩くんやぞ。 進んでいくんやぞ。 ゆっくりでええ。 追い抜かれたってええ。 自分の足で歩いていくんや。

    0
    投稿日: 2016.05.23
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    阪神淡路大震災で両親を亡くした兄妹と妻を亡くした心療内科医の話。 天災は仕方のないことだとはわかっていても 大きな傷が残ってしまう。 それを癒してくれるのは 時間よりも人なんだよね。

    0
    投稿日: 2016.05.22
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    涙腺崩壊注意。被災者の苦しみ。自分の乏しい想像力を実感させられる。たとえ大きな傷を負ったとしても、そこから回復に向かうなどと安易に考えていたことが恥ずかしい。苦しみの中、手に手を取って生きていく姿に感動。そして今もなお彼らが苦境に身を置いていることを忘れてはならないのだと胸に刻みたい。 あらすじ(背表紙より) 1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った少女・丹華は、兄妹とともに医師のゼロ先生に助けられる。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育む一家を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった―。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作。

    1
    投稿日: 2016.05.12
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    阪神大震災を舞台にした作品。 ちょうど 今熊本地震が続いていて、あるいはこの本のような悲しみに出会った人もいるかもしれないと思うと、何か胸に迫るものがある。 ギリギリの状態でどう生きていくのか・・・。 本当に小さな子どもたちが強く願うのは、背中に羽があれば・・・ということかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.05.08
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    楽園のキャンバス以来、久しぶりに原田マハさんの作品を読みました。同じ著者とは思えないような印象を受けましたが、優しさの溢れる、素敵な物語でした。 中身を知らずに偶然本屋で手に取りましたが、折しも熊本の地震の直後。強く胸に迫るものがありました。被災された方々の心と身体が健康であることを祈ります。

    0
    投稿日: 2016.05.07
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    神戸市長田区‥‥震災で両親を亡くした三人兄妹。助けてくれたゼロ先生との震災から避難所生活、仮設住宅の生活、再建した自宅での生活。長い年月を少女・丹華を中心に見せてくれる。電車で読んでるのに涙が出て困る場面が‥‥

    3
    投稿日: 2016.05.01
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    さもとら家のニケ…か。 原田マハさんらしい主人公の名前。 しかしキュレーターだった作者が 「楽園のカンヴァス」や「#9」を 書いた時の息詰まるような筆致は この作品には見られない。 心の中の負い目を拭い去ろうと もがくような…そんな声にならない 悲痛な叫びのようなものを この 作品から感じとった。優しい眼差しで イッキ、ニケ、サンクの三兄妹を 見守る作者の目は ずっと涙を 浮かべていたのではないか。 大切なものを或る日突然奪われ 復興しても 永遠に失われてしまい 元に戻ることなどできない被災地。 失われたものを取り返すことが できないのならば せめて2度と 同じ思いだけはしたくない…。 そんな叫びを 胸の奥で確かに聞いた。

    0
    投稿日: 2016.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良かったのだけど、うーんという感じ。羽が生えてくる意味もよくわかんないし・・・。ちょっと全体的にきれいすぎて残念かな。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    先日読んだ重松さんの『また次の春へ』は3.11を狭間から描いた作品でしたが、これは阪神淡路大震災とその後日譚を正面から描いた作品です。 父母を眼の前で亡くした幼い3兄弟と、その養い親になる妻を亡くした心療内科医の物語。最後のファンタジックな奇跡は本当に必要だったのかと疑問は残りますが、心温まる話でした。

    0
    投稿日: 2016.04.14
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    勝利の女神・ニケと同じ名の少女が起こした、やさしい奇跡――絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作!【解説/最相葉月】

    0
    投稿日: 2016.03.30