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出版禁止(新潮文庫)
出版禁止(新潮文庫)
長江俊和/新潮社
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総合評価

303件)
3.5
26
114
110
27
5
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    出版禁止って何冊もあるんかぁ、シリーズ物でした。読みたいやつと違ったァ。 面白かったけど、思ってた事件いつまで経っても出てこないまま終わって、アレ?感が、違う状態で純粋に読みたかった。

    0
    投稿日: 2023.05.06
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    出版されなかったノンフィクションルポタージュを、著者長江氏が出版社から紹介され、それを出版する・・・という構成のホラー風味のミステリ小説。 ルポタージュのタイトルは「カミュの刺客」。 数年前に愛人と心中し死亡した映像作家の心中について真実を知ろうとする「若橋」なるルポライターが書いたものだ。 「心中」という言葉の語源から深掘りしながら、映像作家の心中の真相を知ろうとする。 結構冷静に多くの人に取材していたものの、取材対象の生き残った愛人女性(七緒)に入れ込んでしまいおかしくなる・・・。その過程が不合理に感じてしまったというか、霊的なものを理由にしないと私は納得できなかった・・・。 若橋が七緒を殺してしまった理由はなんだったのか? 七緒は生きようとしてたのだし、七緒に殺害を依頼されたというのは若橋の妄想だと思うんだけど・・・。「心中」という事象に深入りするあまり、若橋が少しずつ霊的なものに取り込まれておかしくなってしまったということなのかな。 ミステリーとしては「うーん・・・」と思うこともあったけど、ホラーと思えばそういうもんか?という気もする。 説明不能な不合理なものを霊的なものや狂気で説明するのは、ミステリーとしてはどうなんだろう。 長江氏による種明かしの最終章は、「雨穴」(ホラー作家)のドラマ(なにかがおかしい)のような構成だなーとも思った。 人間の狂気にせまるホラーという意味でも、雨穴と相通じるものを感じた。

    4
    投稿日: 2023.05.04
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    うーん、まあおもしろかったとは思う。ただ、個人的にどんでん返し系が好きでよく読んでいることもあってか、途中で読めてしまった。正直よくあるパターンのどんでん返しだとは思います。それほど衝撃もなく読み終えてしまいました。

    1
    投稿日: 2023.05.01
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    送禁止シリーズの映像作家である長江俊和によるモキュメンタリー。 作者である長江俊和自身が出版禁止になったルポルタージュ記事を入手し、それを公開したという体をとっている。 記事の内容はジャーナリスト若橋呉成が心中事件の生き残り新藤七緒に独占インタビューをし、謎に包まれた新藤×熊切の心中事件の真相を追っていくというもの。 全ての記事と資料が提示された時、恐ろしい真実が明かされる・・・。  好きなんですよねぇ、放送禁止なりブレア・ウィッチ・プロジェクトなりパラノーマル・アクティビティなりドキュメンタリー形式の作品が。 本作はそれを文書形式で行おうという意欲作である。 しかし残念ながら文という形態では少々限界があったと思える。 放送禁止シリーズ好きかあるいは既存のミステリに飽き飽きした方なら楽しめるかもしれない、あくまでこの作品はミステリではなく虚実を扱ったエンターテイメントということをお忘れなく。

    1
    投稿日: 2023.05.01
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    結局のところどうだったのだろう。 考えると若橋も被害者ではないか。 そう思うこともある。女優が相手では仕方ないのか。考えさせられる作品だと思います。 個人的に思うのは、記事の部分に違和感があったが気付かず最後まで行ってしまった。 騙されてしまった。 内容 著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。

    3
    投稿日: 2023.04.16
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    文章は読みやすかったけど、まわりくどいような、途中から何となく先が想像できちゃうような、とびきりの驚きがあるわけではなかった。 文庫本の帯は、かなり煽りすぎ。 決して悪くはないけど、好き嫌いがありそう。

    2
    投稿日: 2023.04.16
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    酷評も多いみたいだけど、私は好きでした。 最後の終わり方も、まじか、、うわぁ、、てなりました。 ミステリーの定義が私にはよく分かりませんが、とても面白く楽しく最後まで読めました。

    2
    投稿日: 2023.03.27
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    ただのどんでん返しでは終わらず、作中に様々な仕掛けがあり、何度も戻りながら読まされた! 同じ文章でも真相を知って読むと全然違う意味になるのスゴイ。 でもまだ腑に落ちないので考察サイトを探してやっとわかった気がする。後半グロかった!

    3
    投稿日: 2023.03.26
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    え??? そういうとこ?? って久しぶりに誰かとこの本のここってこういうこと?って話したくなった。 少しグロいとこが減点星1

    4
    投稿日: 2023.03.26
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     読み終えてから、戻ってあちこち拾い読み。あっちパラパラこっちパラパラ。あ〜なんか釈然としないこの爽快感カケラもない終わり方。再読するほどの執着心も湧かず、なんともな読書でした。

    2
    投稿日: 2023.03.25
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    不可解な事件について綴られたルポタージュを読み進めていく形式なので、後半に至っては小説を読んでいるというよりもニュースの記事を読んでいるような感覚に近かった。最初から結末が見えているな、と思いながら読んでいたけれど、最後の最後でまさかの展開に。読み応えがあって面白かった。

    1
    投稿日: 2023.03.23
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    【最後の解説にゾクゾクドキドキ】 色々と、文章に隠されたトリックがあるようだ。 この手のトリックには全然気づかない、 作者泣かせの勘の悪い読者です、ごめんなさい。 解説のところでゾクッときて 一気にドキドキが加速する。 何を語ってもネタバレになりそう。 むしろこういう読者の方が狙い通りだったりする? ノンフィクションっぽいフィクション好きじゃー! またしても知人に借りた本。 ツボをよく心得てらっしゃる…

    2
    投稿日: 2023.02.01
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    すごい… リアリティ溢れてるから没入しちゃった あとがき読んでさらに、震える… まだ終わっていない… 終盤、二転三転してなんかもうどこが正面かわからない状態になったくらい、すべて計算されていたー

    2
    投稿日: 2023.01.30
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    いわくつきの原稿、それは7年前に起こったある心中事件の真相に迫るルポルタージュだった。 まず、大きな謎が2つ。 「事件は本当に心中だったのか」 「なぜこのルポルタージュは掲載を見送られたのか」 最初の謎は「カミュの刺客」を読んだ直後に解け、後の方は筆者の後述を読んで初めて解けるようになっている。 ただ、解けたと思ったそばから、これまで理解してきたことの根底が崩されていく感覚は不思議としか言いようがない。読んでいる最中に感じていた僅かな違和感に、あとから追いかけられているような気もする。「騙された!」とか「なるほど、そういうことか」というよりも、人間の狂気にうっかり触れてしまって薄ら寒いものを感じてしまった、そんな読後感。

    3
    投稿日: 2023.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出版禁止 いやしの村滞在記が非常に面白かったので、こちらも読んでみた。 こちらの作品もとても面白かったのだが、やはり最後まで読んでも全てを理解するにはなかなか難しかった。 ネタバレ考察サイトを読んでも全部は理解できなかった。笑 若橋が途中から遺体と過ごしてるんじゃないのかな?というところはほんの少し予測できた。 しかし、若橋がどこから狂い始めたのかや、若橋がカミュの刺客であるという点が最後までよく分からなかった。 最後の七緒と過ごしているシーンは読み返すとぞっとしたし、七緒の肉を食べたり、死姦していたのか!?というところは気持ち悪い描写であるが面白かった。 長江俊和さんの作品は絶対に何かひとひねり考えられてるから好きです。

    1
    投稿日: 2023.01.20
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    えぐいえぐい これは今まで読んだ中で1番と言っていいほど驚きとホラーの連続でした。 初めて小説の続きを読むことが怖いと思ったくらいです。。。

    1
    投稿日: 2023.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者のもとに舞い込んだいわくつきの原稿。それはある心中事件の真相を追うべく、生き残った女性への取材をまとめたもの。心中は純愛か偽装か? 語りがドキュメンタリー調なので、ノンフィクションかと錯覚してしまう瞬間がありました。 一度乗ってしまえばすごいスピード感。あまりにテンポよく進みすぎて私は数ある伏線に気付けず。終わりまで読んでも謎が残り、ネタバレを見て多くの仕掛けやアナグラムに驚く。 これは好みの問題だろうけど、私は登場人物の心理・言動が最後まで理解できず、少し嫌悪感が残りました。ミステリーというか、ラストはホラー要素も加わり「どんでん返しに驚き!」よりも恐怖心の方が勝ってしまいました。。 この気持ちを共有できる読書友達がいて良かったと心から思った読後。 あとがきまで細かく計算された作品なので、謎解きや推理小説が好きな人にはハマりそう。

    9
    投稿日: 2023.01.15
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    これは凄い… 想像していた遥か上を行く程の内容でした 至る所にギミックが散りばめられていて、読んでる途中は全く気付けなかったけど、読み終わりそれを分かると「怖っ!」 読み込みが足りないのか、まだ謎は多少ありますが この小説はヤバかった…

    6
    投稿日: 2022.12.20
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    謎解きの思考をいつまでも楽しめる。 視覚の死角。アナグラム。 でも、最終的には釈然としない部分が残る。

    0
    投稿日: 2022.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わったすぐにはよく分からなかった…。 ん?なんか起こってた?てな感じで凄さが分からなかったけど、よくよく読み返しながら紐解いていくと… すごく怖かった…。 その心情や状況を想像しながらもう一度ページをめくった。 この時どういう気持ちだったのか? どのタイミングで刺客になったのかは、ネタバレを読んで考えました。。 紙に書いて整理しないと頭がこんがらがってしまいそうな奥深さとホラーを感じさせる最後に、すっかりこの世界にハマってしまいました。 思い起こせば、わたしは学生の頃に深夜一度だけ、たまたまつけたテレビで放送禁止を見たことがあり、 あの強烈な内容とその展開が今でも映像とともに記憶にこびり付いていて、 当時はこれがフィクションなのかどうかも判別がついていなかったので、それも強烈に感じた理由かもしれませんが、 だから、何が言いたいのかちょっと分からなくなってしまいましたが、 私がこの作品に知らずに出会ったのはいわば必然で、 それが余計にこの作品の怖さを引き立たせているなと思っています。

    0
    投稿日: 2022.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    む、難しい…!考えれば考えるほど難しくなる…全部疑ってしまう… 若橋の名前のアナグラムって、自分がカミュの刺客だと思い出して自分でつけたってことなのか? という事は愛に狂って死んだというのも本当は違うの…?それともそれは本当…? 心中って単語になってるくらいだから、一口「彼らは心中した」と言われたら、そうなんだと理解した気になって流してしまう。 でも心中は「恋仲の2人が自殺した」という行動と結果しか指してなくて、その内訳は多種多様なわけで… なんというか、心中という言葉の先入観で、このルポルタージュの謎に余計騙されていくというか… 読後ぼんやり思い返して、気になった箇所をもう一度開くというのを繰り返してしまう本でした… すげえ!

    1
    投稿日: 2022.11.12
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    出版禁止(死刑囚の歌)が面白かったのでこちらも…と思い読んでみましたが、読み終えたあと読まなきゃ良かったという気持ちしかないです。不快感しかのこりませんでした。今まで読んだ中で1番不快な本でした。

    0
    投稿日: 2022.11.09
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    あまりも気持ちが悪くて真相が判明した時は通常のミステリーのような深い内容ではなく、ただただ不快さしか残らない。 これ読んで、面白く感じる? という疑問に至った。

    0
    投稿日: 2022.09.20
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    ミステリー兼恋愛小説のようなストーリーですごかった。とても満足。最後まで読み終わってから終盤の恐ろしさを実感した。それと共に心中という行為について考えさせられた。

    0
    投稿日: 2022.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オカルトかと思って読み始めて、政治ものだったかなと思いながら読み進め、読了後はゾクッとしたけど、最終的には小説じゃなくて謎解きゲームとかパズルだな、という感じ。 心中を選ぶほどの究極の愛というものは本当にあるのか?それとも大物政治家の策略なのか?という実録ルポ形式。 ただ隠された謎というのが(自分では全部わからなくて考察サイトのお世話になりました)、文頭読みとか言葉遊びが多くて、人間が動く小説としては物語が成り立っていない感じ。

    2
    投稿日: 2022.08.26
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    いや、なんだよ。 ノンフィクションかと思って読んでたけど、フィクションならね。。。。 と。最後の最後で落胆。 なぜ家族は殺し合ったのか。 っていう北九州の連続殺人事件のルポ読んだあとだったからか。ノンフィクションでここまできちゃってるルポがある中で、フィクションでこれかぁ。っていう。 すごい期待しまくったせいか、、、なんだ。っていう落胆、、、、 これなら是非、なぜ家族は殺し合ったのか。 の一冊、ガチのルポ読んで欲しいし。マジな出版禁止なら日航機墜落事件ルポ。これも是非読んで欲しい。あとはサカキバラクンの手記かな。 フィクションがノンフィクションに劣るっていう、恐ろしい事実が垣間見えます、、、、

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新しいタイプの小説。 最初からスルスル読める。 読後感が悪いという評判を見て、一体どんな終わり方になるんだろうかと思っていたら、こういうことだったのかと納得。 私は嫌いじゃない。むしろ、好き。 結末が分かった上でもう一回読みたい。

    0
    投稿日: 2022.08.18
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    参考になっている事件があったのかな?と思うほど、現実にあったような話。 自分の中では全部の謎を解けていない。 意図的に読まないとわからない縦読み。 誰かに解説してほしい。

    0
    投稿日: 2022.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に念入りなので実話と錯覚しそうだった。なかなかグロいのでフィクションでホッとしている。 終盤になって驚きの連続。真相は全部ルポルタージュに書いてあるということが、後から読み返せば分かるが、最中はまんまと騙された。 でも文頭に注目と出てきた時はついつい「縦読みかいっ!」とツッコミを入れてしまった。

    0
    投稿日: 2022.08.12
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    ある理由で出版禁止となったルポルタージュを読みすめていくかたちで進んでいくストーリー。 書き方がリアルすぎて本当にあった事件なのかとググってしまった笑 読者を騙す仕掛けがたくさんあるようだけどその中のいくつかは予想通りすぎて驚かない。 ラストは急にホラー感が出てきて「えっまじか」とは思うけどそれに至るまでの感情の変化が読みたかったな…ただ七緒が魔性の女だっただけではないだろうに。。それとも初めから仕組まれたことだったのかな、若橋呉成だけに。 作中たくさんある言葉遊び、アナグラムは見つける度に意味が深くなってすごく面白かった。見つけられてないところもきっとあるんだろうな。。そこを見つけたらもやりが解消されるかな。全部見つけたい。一回じゃなく何回も読んで楽しむタイプの小説ですね。 2作目もあるようなので読みたいです。

    1
    投稿日: 2022.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読友さん達の感想やコメントから超優先度を上げて図書館から発掘!みっけた!ヤバイ本だった。心中で生き残った女性へのインタビューを通して心中の真相に近づいていく。その真相が行き着く先には、死んだ男性の妻(女優)や超大物政治家が絡む。そして、最後にえっ?なんで?ん?はっ?げっ~~!!!という展開。大どんでん返し×3ぐらいはあったかな。読書史上初めての驚きでした。「カミュの刺客」の漢字2文字の誤変換。悔しいけどネタバレを読んで理解しました。長江さん、恐るべし。心中ものは熱い心の揺れ動きがあるが、そこだったか!⑤↑

    36
    投稿日: 2022.07.25
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    よく考えて書きあげたのだろう 読おえたあとにネット上の考察をいろいろと読んでいるとそれも楽しいが、いくら読んでもスッキリはせずモヤモヤが残る わざと分かりづらくしてミスリードを誘うのもテクニックだが、キレイに回収する腕がないから投げっぱなしにしているとも取れる

    22
    投稿日: 2022.07.21
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    出版禁止シリーズの1作目。 全然イヤミスではないのに、読み終わったあとはなんとも言えない嫌な気持ちがじんわり広がった。 個人的には2作目の「死刑囚の歌」の方がわかりやすいし面白かった。

    2
    投稿日: 2022.07.12
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    著者がルポタージュを読み進めながら物語が展開していくという我々読者にとっては非常に読みやすい形式。そのため、著者が読者の代弁者として、謎解きを代行してくれるので読後感はすっきりしている。終盤の畳み掛けるような展開は一気に読み進めてしまうテンポの良さで中弛みすることもあまりない。コンパクトにまとまった良書である。

    2
    投稿日: 2022.06.28
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    何が真実で何が偽りなのか? お蔵入りになった心中に関するルポタージュ記事の謎とは #出版禁止 心中に関するルポタージュを作者が受け取るところから始まる。この記事はとある事情から出版禁止になったというのだ。その記事には一体何が書かれているのか… 作者がディレクションを務めた放送禁止シリーズは、当時TVで見ていていました。今はフジテレビオンデマンドでも見れたかな? 最初に観たときは前提知識が全くなく、なんとなくドキュメンタリーとして見てましたが、途中からどうも怪しいなと訝しくみていましたが… 最後に視聴者へ謎めいた煽りが入り、詳しく説明はなされずそのまま番組が終わってしまう。 ちょ、気になるじゃん!どゆこと?! と、すぐにネットで調べた記憶があります。よくできた番組でした。 本作も放送禁止シリーズと同様で、いわゆるフェイクドキュメンタリー風のミステリーだろうなと予測していましたが、期待を裏切らず、大変面白く読ませていただきました。 取材や記事の内容をそのまま読んでいくスタイルで物語は進み、途中からは何やら不穏な雰囲気に… 丁寧に組みこまれた細かい伏線も効いていて素晴らしいです! 本作の良いところは何より、この世界観。ルポだけに、リアリティな表現が強烈で、主人公とヒロインのゆがんだ関係性がありありと伝わってきました。 結局どゆこと?! ってな感じになるのは、やっぱり同じでしたw いやーエンジョイさせてもらいました。 本作、各所に様々な工夫がされており、よくできた特異なミステリーなんですが、読後はもやもや感が大きく残ってしまいます。 そこが魅力ではあるんですが、反面、作品全体で驚きや感動が小さくなってしまっていると感じました。もともと小説の形として疑わしい作りなので、どう作品としての重みをつけるのかが難しいところだなぁと思いました。 とはいえ異彩を放つミステリー、まだまだ次回作があるようなので、ぜひ読んでみたいと思いました。一風変わった謎解きを味わえますので、ミステリーファンにはおすすめです!

    63
    投稿日: 2022.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予備知識なく、素直に読み進めたら見事に驚かされて、楽しい読書体験になった。 他の作品も読んでみたい。 怪しい匂いがプンプンする七緒はむしろ巻き込まれた被害者で、 まともだと思ってた主人公の方が完全に狂ってたっていうのがなんとも切ない。

    2
    投稿日: 2022.06.13
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    またまたやられましたよ。長江さんに。 これまた巧妙な書き方ですね。 いやらしい。笑 今回は伏線に気づかず通り過ぎてました。 後半から含みのある表現が多かったですね。 楽しめました。 あと言葉遊びみたいなものもすごく上手ですね。 そういうの大好きです。

    3
    投稿日: 2022.06.05
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    電子書籍にてオススメされて拝読! え?フィクション?ノンフィクション? そんな感じで、引っ張られリアル感溢れて一瞬で読めた。 ん?最後は確かにホラー感。 違和感は感じてた気がするけど、気付かなかったー。 考察読んで、さらにゾクゾクさせられたかな。 作り手が上手いわ!!

    8
    投稿日: 2022.05.05
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    本当にあった事件なのかと混乱してしまうような文体。 こんなに文章に注意を払って読んだのは初めてかもしれない。面白かった。

    5
    投稿日: 2022.05.04
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    架空の話とはいえルポタージュというものがこれみよがしに創作されていると今後信用に値する理由がないものは話半分に読んじゃいそう。 ノンフィクションは割と好きなジャンルですが、心中については考えたことない。相手が好きすぎ感情的になることは理解できますが好きすぎて鬱屈した先に行き着くのが死…なんでしょうか。 本篇のように仕込んでみました。わかります?(^^)

    2
    投稿日: 2022.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者が手に入れた、ある理由で“出版禁止”となった ルポタージュ。…そんな前置きのあとに、そのルポタージュ 自体を読み進めていく、という構造。この仕掛けは なかなか面白かった。あるドキュメント映画作家が 自らの“心中”を撮影しようとする。そして生き残った 愛人へのインタビューを試みる。続きが気になる感じで よかったんだけど、最後がやはりグロすぎました。 叙述トリックの変化球みたいな感じ。アイデアものって 感じの読後感で、惜しかったです。

    4
    投稿日: 2022.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の人の考察等に目を通す前に感想を書いてみようと思う。 正直、大どんでん返し…とまではいかないかな、といった感想。 最後の種明かしパートにたどり着く前から、そうだろうなぁという前提で読み進めることができる程度のトリックで、いくつかはおぉ…なるほど、と思う点はあるにしろ、総合的に裏切られた!!!!!という気持ちにまでは到達しなかったな。 ただ、後味は悪いかも。 その点のバランスが良い作品だな、という感想。 叙述トリック自体は難易度が低いながらも、 読み手に委ねる部分も混ぜ込んでるので。 わたしは個人的に、結局はこの事件に関わった時点でアウト(生還できない)ってことかなという印象のまま読み終えた。 ミステリとしてはちょっと物足りなく感じたけど、 読み手を引き摺り込むといった意味では、あとがきの書き方にもこだわっていたりと、フィクションなのに一瞬、あれ?ノンフィクション?と思わせるリードは非常に好みの作品でした!

    3
    投稿日: 2022.03.06
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    社会の暗部を暴き続ける、カリスマ・ドキュメンタリー作家の「心中事件」。相手は、有名女優の妻ではなく、不倫中の女だった。そして、女だけが生き残るー。 前情報を一切入れずに読みました。著者の長江sanの序章から始まり、ノンフィクション?と思いながら、ルポルタージュが進んでいきました。若林呉成、熊切敏、新藤七緒、カミュの刺客。正直、最後は2人で一緒になるんだろうなぁと思っていたら、最終章でまさかの「児戯の如く」奇妙な仕掛けが。これは裏切られました・・・夢に出てきそうです(怖)

    4
    投稿日: 2022.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    地球人間、出版禁止、ガンニバル。特に意識して選んでいるわけではないのに、最近は偶然にもカニバリズムの作品ばかり。

    2
    投稿日: 2022.02.20
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    騙されたー! 昔の心中事件の詳細がどんどん明らかになって、 色々と推察しながら、 変わっていく心情とが同時進行していくのが面白い。 次が気にって手が止まらなかった。 あとがきまで読まないと。 心中、カミュの刺客、ルポライター

    3
    投稿日: 2022.02.07
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    ふむふむ、なるほどー!と言う読後感。しみじみ感じいるほどではないが、撒き散らされた謎が最後にうまく回収されて理解できた。 ただ、ホラーを望んで読んでいたので少し肩透かしを感じた。ホラー風味のサスペンスかな。

    2
    投稿日: 2022.02.02
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    とにかく、騙された!という印象。 この形式の物語の進み方は初めてだったので新鮮だった。 フィクションなんでしょうが、本当にあった事件かのように思えるため、思わず調べてしまう程。 また、ルポの中に様々な細工が仕組まれていて、気づくとゾッとする。私は考察が得意な方で、映画や小説の展開・結末は予想できてしまう方だが、これは全く分からなかった。もう1回読み直すと全ての印象が覆されるのもおもしろいポイント。 私には七緒はただの悪女に見えていたが、最後にガラッと印象が変わったのが個人的におもしろかった。終盤の七緒の描写はリアルだった… 読んでいく上で少しでも違和感を感じたところは全て伏線になっていると言っても過言ではないため、次にこの作者さんの作品を読む時は気をつけてみてみようと思う。

    3
    投稿日: 2022.01.29
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    ノンフィクションかと思った。後半にかけてどんどん面白く、気持ち悪くなっていく。 前半と後半では、一語一句捉え方が全く変わる。面白かったけど所々理解しにくいっていうか、読み進めにくいかも 最近ミステリに手を出したので、ラストの予想ができなかったので最後の一文で一気に鳥肌が立った

    3
    投稿日: 2022.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    掲載禁止になったいわくつきのノンフィクション作品の原稿を、著者である長江俊和氏がどうにか出版できる形で世に出したという形式の小説。 読み進めることで、事件の真相となぜ掲載が禁止となったのかを知ることができる。 読んでいて実際に起きた事件なのかと錯覚してしまうような構成になっていて、 文庫版のあとがきまで徹底して世界観が作られていてとても凝っていると思った。

    4
    投稿日: 2022.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、なんかよくわからん。 冒頭、読むのやめようかなと思うような流れだったが、最後が気になって一気に読んでしまった。 ルポを書いた男の気持ちも、心中に失敗した女の気持ちもよくわからず。 後述の部分で事件の種明かし(?)があって、それがまた想像してたより気持ち悪かった。そこまでする必要ある?て内容。 シリーズものらしいので他のやつも読んでみたいけど、こんな感じなのかな?と思ったら何となく進まないなぁ。

    1
    投稿日: 2022.01.07
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    個人的に恋愛ジャンルにさっぱり興味がなく、かの有名な「イニシエーション・ラブ」も最後の最後まで苦痛で苦痛で仕方なかったわりにオチがこれ!?とがっくりきたひねくれ者なのですが、こちらの作品は読み終わってからしばらくあれこれと物語のひっかかる部分を反芻するなど余韻を味わえました。 さきほどの例にもあげたように、やはり2/3ほどは「男女の愛の極にあるもの」みたいな内容なので、ちょっとばかり苦痛でしたが最初に「心中事件の真相」という謎が提示されていたのでイニシエーション・ラブほどではなかったです(散々比較対象にして申し訳ないですが個人的な意見です) 最初に提示されたひとつの謎から、視点が代わっていくつもの謎の集合体になるところにミステリーとしての面白さを感じました。 フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットすべてを味わえる作品だと思います。

    5
    投稿日: 2021.10.29
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    実話仕立て、体験型読書とでも表現出来そうな臨場感ある作品でした。 自ら謎を探したり、探して解くのが好きな方にはおすすめです! ただ個人的には、随所に隠された謎がインターネットでみる意味怖のような、そしてこれでもかと言わんばかりにそれらが盛られているような、これでどうだ!感を感じてしまい楽しめませんでした。好みの問題です。

    2
    投稿日: 2021.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実話仕立て⁈ フィクションだけどノンフィクションかと錯覚してしまう凄みがある。 ラストの種明かしで、ストーリーが全く違う顔になりおそろしい、、、。 最後の一文が気になった。どう解釈したらよいの? 自分も刺客だった???

    5
    投稿日: 2021.10.19
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    ホラーっぽいけどホラーではないです。ホラー…的なとこもあるけど。確かに現代の「心中」は、愛し合う二人が共に命を断つ、が本来の意味だったはずなのにずれてきていますね。 このお話は伏線がいっぱいでヒントもたくさん散りばめられているけど、最後まで読んでもいまいち分かったような分からないような…というモヤッと感が残ったので、他の方の考察をたくさん読んでようやく分かった気になってます。いや、やっぱり分かんないかな。サクサク読めるんですが、もう一回読んだほうがいいのかな。でも最後のあの部分、もう一回読むの嫌だな。おお!やられた!なんてどんでん返しなんだ!とはならなかったけど、えっ!(-_-;)とはなった…。 さて、本当の「カミュの刺客」とは誰だったのか。私は考察でなるほどと思ったけど、アナグラムとかも読んでて分かる人はすごいな…。

    5
    投稿日: 2021.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすかった。一気に読んでしまった。 解説がないと、伏線がわからなかった。 途中から結末が見えてしまったが、まさか、その前に亡くなっているとは、、読み返して、あー本当だ。とわかる。気がつかなかった。 過去の心中の結末もそうだったのか、と。 そして、彼も刺客だったとは。。 でも、愛の方が強かったという事かな。。

    3
    投稿日: 2021.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレになるかわからないので一応ネタバレにします。 題名からホラーなのかなと思って読みましたが、少し違ってました。順番からして「放送禁止」から読んだ方がよかったのかもしれませんが、十分に楽しめました。 先日観たイギリスのドラマに似てると思いました。設定などは全然違いますが、共通しているのが崇拝です。崇拝してる人の為なら何でも信奉者はします。ドラマだとそれを利用して邪魔な人間を排除しました。(古畑でも同じような話があった気がします。) 1つモヤモヤしてるのが、カミュの刺客です。いまいちわからなかったです。

    17
    投稿日: 2021.09.08
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    ノンフィクション?と思うミステリーの傑作… 文章で魅せるエンターテイメントだなぁ。 叙述トリック大好きな方は必読ですよ、、、 私は理解力が乏しいので、 考察サイトに大変お世話になりました。笑

    5
    投稿日: 2021.08.23
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    取材対象とフリーライターの会話。すらすら読めて、後半雲行きが変わっておぞましい展開に。一気に読みました。

    4
    投稿日: 2021.08.08
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    前半が単調で追い続けるだけで 飽きがきてたが後半に差し掛かると 面白くなってきてドンドン読み進めてしまった。 ある2人の関係がわかってからが急展開! 今までの謎が一気にわかる。 基本にされてる、 「心中だったのか?」に関しては ミステリー好きなら簡単に解ける。 ただ、それだけじゃない。 最後の謎がエピローグに… 謎は1つじゃない。 2回読むべき!

    3
    投稿日: 2021.08.06
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    読後、ネットで考察調べる… 私には少し上級者でした。 シンプルなまとまりなんだけど、考察調べてみたら新たな発見がたくさん出てきて 結局全然読み解けてなかった感が凄い。 もっといろんな本を読んでから再読します。

    4
    投稿日: 2021.08.01
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    7年前の心中事件のルポルタージュを書くという体裁で、現実と非現実の境目が分からなくなるような作品。解説をいくつか見て、そんなことがずっと展開していたのか、と驚いた。違和感を感じながらも、多くの仕掛けにあとから解説されて気づく。後味は悪いなー。

    3
    投稿日: 2021.07.22
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     出版できなかったルポルタージュの発表に踏み切る、という設定に惹かれた。心中を試みた不倫関係の男女のうち男性は死に、生き残った女性に取材していく、という形式で物語は進む。心中を図る人間の心情がどのようなものか気になり、ライターに感情移入して読み進めていると終盤いきなり裏切られた。いくらか謎が残るのは構わないのだが、ライターの猟奇的な行動がそれまでとあまりにも飛躍しすぎていて意味がわからない。読者を騙すための仕掛けありきだった印象。

    6
    投稿日: 2021.07.21
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    あなたにとっての幸せとは? 愛とはなにか。 心の中は本人にしか分からない。 この心の中というのに上手く掛け合わせてて、登場人物みんなの「心中」が(まだ)気になっている…。 個人的には…あの人。 怖い…ちょっと脚が震えたかも。

    2
    投稿日: 2021.07.21
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    読みやすくて、すぐに読み終わった。 伏線がたくさん張り巡らされていて、読んでる時も、読み終わった後も考察が楽しかった。 1回読んだ後すぐに読み返したくなる本です。

    5
    投稿日: 2021.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遊び心に満ちた、細かな仕掛けが詰まった作品。 横読みは正直あまり面白くないが、「□□」や、アナグラムなどの仕掛けは面白かった。 だが、やはり極めつけは鍋を食べる部分の叙述トリック。二度目に読むと、完全にホラー。 文句を言うとしたら、何か一つ大きな仕掛けも欲しかったかな。

    4
    投稿日: 2021.06.27
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    ルポの体裁を取っている本作。ゆえに難解な文言もなく、回りくどさもなく、日時を追って順に話が進むので読み易かった。 ただ、読み易いが故に「仕掛け」の部分に読みながら早々に気付いてしまい、ドンデン返しや騙される快感は無かった。 最後に一応の謎解きがあるものの、謎を開帳されても「やっぱりね」という答え合わせ的な感想しか浮かばずに残念。 もっとカタルシスを味わいたかった。 しかしながら隠されたり散りばめられた細かい仕掛けがまだまだありそうだなと感じるので、読み返す時はストーリーを追わずに校閲するかのようにニュートラルな目線で見ていきたい。

    2
    投稿日: 2021.06.06
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    女はな“心中”から生還したのか。封印された謎の「ルポ」とは。おぞましい展開と、息を呑むどんでん返し。戦慄のミステリー。著者長江俊和氏が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。

    0
    投稿日: 2021.06.05
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    ミステリ慣れしてきて、予測できるようになったなと思いながら読了。 ただ、この作品は直接書かれていない部分をどう読んでいくのかというところを楽しむんやと他の人の感想を読んで知った。 なかなかに怖い話なんやと。

    0
    投稿日: 2021.05.14
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    序盤はかなり引き込まれましたが、中弛みがかなりあり途中で読むのを辞めてしまいそうになりつつ、終盤の「わかはしくれなり」の仕掛けにまんまと引っ掛かり、読み終わった頁を見返しながら読み進める感覚はなかなか楽しめました。 愛は救いになったり狂気になったり…業が深いものですね。

    2
    投稿日: 2021.05.12
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    序盤の引き込みはあったものの、あまりにも真相にたどり着かなくて同じところをぐるぐる回っているようでやや冗長に感じられた。 心中は本当なのか、それとも他殺なのか?正直もうどっちでもええわ…となってきた。 終盤にかけてのたたみかけは見事でページをめくる手が早くなった。 「えっどこで?!」となり、何度もページを遡って読み返したりネットで考察を読んだりして読後の方が楽しめた印象。 他の禁止シリーズもそうだけど、読んだ後にあれこれ考えられるのが斬新だった。

    2
    投稿日: 2021.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短いのであっさり、あっという間に読めた。 馬鹿なので「しんどうななお」の方のアナグラムには気づけず、解説ブログなどを読んで理解した始末。 100%スッキリ!ではないけど読み物としては楽しみました。

    0
    投稿日: 2021.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えて、あの時はこうだったのかと思い返してじわじわと背筋が冷たくなりました。 料理の描写とか、怖すぎです。 愛に狂うって言ってもねえ・・・・無理。 他の人の考察で、読みきれていなかった箇所も理解出来ました。 こういう書き方も有るのかと、読み物として興味深く読めました。 再読すれば新たな発見が有るのかも知れませんが、暫くは遠慮しておきます。

    4
    投稿日: 2021.04.14
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    ある程度ミステリを読んでいれば行きつく内容ではあるものの、 親切丁寧に謎解きもしてくれる良心的なミステリでした。 個人的には主人公の事件に対する見解が偏っている部分や、 心情、感情表現などに少し違和感があり、 感情移入や共感部分が少なかったなーと感じました。 設定や構成などは非常に面白く、世にも奇妙な物語が好きな方、 ミステリ初心者の方にはオススメだと思います。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    ノンフィクションの様なフィクションの1冊。 色々な仕掛けがあり… 読み返すとなるほどと思う。 カミュの刺客,実は…

    2
    投稿日: 2021.04.03
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    面白かった。一気読み。どうしたら出版禁止になるのかと思ったら、そうきたか。こんなに死んだら無理だ。 ラストも想像。刺客だったとは。考えさせられた。直ぐにもう一回最初から読みたくなった。

    3
    投稿日: 2021.03.31
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    太宰治のくだりが気になって読み終わってから色々調べるようになった。こういうのがあるから読書って面白い。本作も読み終わったあとのモヤモヤ感はいつもどおり。

    0
    投稿日: 2021.03.19
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    好きな作品。 人間の純愛が狂わす思考。 人間とはこうもやわで謎の多いものなのかと 後半にかけて恐怖。 ドキュメンタリー風に書かれているのも この恐怖を味わういいスパイスになってる。

    3
    投稿日: 2021.03.03
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    途中で何度もこれはフィクション?もしくは元ネタあり?などと考えてしまうところもあったが、一方で現実味の薄いところもあり、その辺りが絶妙だった。

    2
    投稿日: 2021.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんでん返し系のストーリーで、 〇〇禁止シリーズの一つ。 フィクションを読んでいるかの様なリアリティーは、流石の一言。 名前のアナグラムや、文頭の遊びなどラストを読んでからもう一度読むと、なるほど…と思ってしまう。

    2
    投稿日: 2021.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「放送禁止」は観たことなかったので先入観なしで読めた。それにしてもこういうカタチのどんでん返しは初めて。最後の最後で、えっ...?て。 もう一度最初から読み直したい。

    2
    投稿日: 2021.01.21
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    ある有名人の心中事件を追う雑誌記者。 「心中」する人の心中を探るためであったのに…。 だれが悪人でだれが善人かが分からなくなってしまうミステリー。 アナグラムなどの仕掛けがちりばめられている。 サラサラ読めるわりには注意力が必要。

    6
    投稿日: 2021.01.17
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    (データ移行) 良かった。解説サイトをいくつか回ってさらに謎が解けた。なるほど面白い。 いくつも似たようなものが刊行されているので読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    ミステリー要素だけでなく少しホラー的要素もあるフィクション?ノンフィション? 後半の大ドンデン返しは見事だったが個人的にはそこまでハマるものではなかった

    0
    投稿日: 2020.11.20
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    著者初読み。 本屋で帯に惹かれて、手に取った1冊。 私は全然知らなかったが、もともと「放送禁止」シリーズで知られている作家さんとか。 太宰治を思わせる有名ジャーナリストの心中事件。 彼は本当に心中したのか?それとも本当は殺されたのではないか? その謎を探る為、事件から7年後、あるジャーナリストが心中の生き残りの女性への取材を始め、その資料の存在と、作者である「長江俊和」の見解の2部構成で描かれる。 読み終わった後の不思議な違和感。 どこからがフィクションで、どこまでがノンフィクションなのか? 最後まで読んでも「フィクション」とも「ノンフィクション」とも書いていない。 調べてみると、そこがこの作者の真骨頂のようで、私も危うく騙されそうになった。 グロテスクな描写も多く、ミステリーと言うより、ホラーのテイストも強めだが、ミステリーとしては、かなりの完成度。久しぶりに本格的なミステリーに出会えた気がした。

    25
    投稿日: 2020.10.25
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    長江俊和さん、初読。 知人に勧められて読んだ。 感想メモを書きかけたまま、忘れていたのに気づいて… 出版禁止になったルポルタージュの原稿を手に入れた著者が、その後補足を加えて出版したという設定。 どんでん返し、それはそうだった。 衝撃、それもまぁ、そうだった。 でも、何か満足感がないのは、どの人物にも感情移入できなかったからか? うーん。 残念ながら、私には合わなかったようだ。

    6
    投稿日: 2020.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えっ何?これで終わり?何、死んでるの? あ、そーいうこと? みたいな感じで読み終え… いろいろな方の考察を見させていただき、アナグラム…とか、⬜︎⬜︎とかわからないし、変換ミスとか気づかないし。 何の前情報もなく読んだので、読み直し!

    1
    投稿日: 2020.09.28
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    実録かと錯覚させられる文章構成に、読み始めから魅了させられ一気に読了。 特にインタビュー・ルポ仕立ての形式がストーリーを引き立てていて、全体を通してミステリー感が際立っている。 最後はホラー要素も加わり、著者による後書きに記載された謎解き解説も含め、最後の一文までグイグイ引き込まれた。嗚呼、疲れた。

    37
    投稿日: 2020.09.10
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    確かに面白くてすきです、でもそこまでのどんでん返しではなかったので私は綾辻さんだったり東野圭吾さんの作品の方が好きです。 確かに驚くような本ではありました。 面白かったです!!!

    1
    投稿日: 2020.09.04
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    モヤモヤ感が残ったので、後半読み返して おぉ…って感じ。 グロ 名前に拘ってたけどなんでだ? カミュの刺客だったの? 女優の刺客? 読み込めてないわたし。誰か教えてー

    3
    投稿日: 2020.08.31
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    最後にルポの作者に見事に裏切られた。 最後のあの一文(読み切ってない人はまだ見ないほうが楽しめます)を見た時、ゾッとして驚きすぎてつい声が出てしまった。 じゃああの時はこういうことだったのかとか考えると、読み終わった後が1番楽しい瞬間だったと思います。 今度は、結論を知った状態でもう1回読み直してみるのもいいかもしれません。

    1
    投稿日: 2020.08.26
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    読みやすい。 ノンフィクションなのか、フィクションなのか よく分からなかったですが、読み終わった後に調べたら分かりました。 初めての感じで、良かったです。

    8
    投稿日: 2020.08.14
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     特殊な訳で日の目を見ない物語。誰でもが、ないものねだりはあるもので、気になるから読み進む。つかみは、まずまずだと思った。伏せられた原稿にはとある事件の全貌が記され、仕掛けもあり読者の想像に委ねられる部分もある。最後の部分を読むタイミングは、食事の前後を避けるのをお勧めします。

    0
    投稿日: 2020.08.14
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    放送禁止シリーズをTVでよく見ていたので ドンデン返しがありミステリーとして 面白く読めた。 TVと同じドキュメンタリーとして書かれた ルポの内容は嘘と真実が混在して もう一度ルポの部分を読み返すと 新たな発見がある。

    1
    投稿日: 2020.08.14
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    まさかの展開にゾクゾク。本が出版禁止になる理由ってなんだろうなと思ったけど、これは納得... 描写が生々しくてそれがまたなんとも... 記憶に残る1冊。

    2
    投稿日: 2020.07.13
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    ノンフィクション風の小説。 読み進めていくうちに、見事に予想を裏切られた。 不倫からの心中の生き残りの女性に取材をしていくうちに、自分もその女性を愛してしまう。 そんな話からラストを想像していたら・・・ 読み終えてからページを戻り、伏線を探りアナグラムに気付き、ゾッとした。

    13
    投稿日: 2020.07.13
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    筆者はあるルポを手に入れる。それはある心中事件の真相を解き明かすものだった。 有名女優を妻に持つ著名な映像作家が愛人と心中。しかし愛人のみが生き残る。ルポライターは彼女と接触することに成功し、取材を通して事件の真相に迫っていくが、自らもミイラ取りがミイラになってしまう。 謎解きっぽい要素があったり最後の方に想定外のことが明らかになったり、どこまでが事実なのか(小説の中で)わからなくなる。読者の想像力が問われる。 思っていた方向とはどんどん離れていって自分の想像の範囲を超えていく。 心中の美学のようなものは確かに興味深くそれを自ら持って体験しようとするルポライター根性というか、ただ深みに嵌っただけなのかもしれないが、そういう凄味のようなものは伝わってきた。 最後は読者の想像に任せる感じで終わるのだが、これはこういう終わり方で良いのだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2020.05.14
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    読みやすいし面白い。ただグロい場面が苦手な方にはお勧めできない。そこを除けば総合的には良くできたミステリーだと思う。

    1
    投稿日: 2020.05.04
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    つまりノンフィクション風のお話って事で良いのかな? そう考えるとすごく読みやすくて続きが気になる構成は良いと思う。 ただ誰も幸せじゃなく悲しみw

    1
    投稿日: 2020.04.09
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    一気読みしてしまった。 余計なことは考えずに読んでみたら良いと思う。 細かい内容については触れないが、主にルポルタージュの形式を取っているため、要所要所でまとめられており、また話のテンポが良いため、とても読みやすく感じた。 評価に関しては、読書経験が影響していると思う。

    4
    投稿日: 2020.04.07
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    内容もジャンルも全く違うが、『リング』を想像した。 ルポライターが、7年前に起きたドキュメンタリー映像作家と愛人の無理心中の事件の真相・動機を探るというサスペンス。 死に損なった愛人とのインタビューから少しずつ、真相が分かっていく展開は本格的なミステリータッチ。 筆者は滑らかなストーリー展開がうまく、ついつい先に読み進んでしまう。 想像を絶する、とはいかないし、ある程度展開から予想がつくラストではあるが、最後までダレることなく読み終えた。

    3
    投稿日: 2020.04.03