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夫のちんぽが入らない
夫のちんぽが入らない
こだま/扶桑社
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総合評価

253件)
3.9
65
81
52
15
3
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    自己評価が低くて、他人と比べてばかりで生きづらそうだな〜と思いました。 全く逆の人間の心理読めて、そういう意味では面白かった。 婦人科行かないのはなぜ? どれだけ好きでも、人が作ったごはん捨てて風俗行って顔射してくる男とは婚姻関係続けるの無理だな〜なんか初めて見たものを親と認識する雛鳥みたいと思いました。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    タイトルが斬新ですが、むしろ女性の読者の方が多いのではないかと思いました。 女性として生きていく中で、旦那との性行為がいかに仕事や生活の中に影響を及ぼすかということを思い知らされました。 男性には、もしかしたら著者の伝えたい真理は理解出来ないかもそれません。 自分は読み終わった後、いまいち腑に落ちなかったというのもあります。女性にしかわからないような深い感情が自分には捕らえられなかった。 まあ、自分の性格は超鈍感気にしないでストレートでドーン精神なので、こういった内容に鈍感なだけかもしれません。

    1
    投稿日: 2025.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後にこだまさんの全てが詰まっていると思った。 『目の前の人が悩み抜いて出した決断を、そう生きようとした決意を、それは違うよと軽々しく言いたくはないのです。』 告白をしない彼との関係を続けている姉、明らかにモラハラをしてくる彼や彼の家族との結婚に進んだ親友、彼女の親友に言い寄ってきた男と結婚した親友、、 私は私にはわからない、それはおかしいんじゃないかと思った。でもそれは彼女らが悩み抜いた末の答えであり、それが必ずしもいい形で終わらなかったとしても尊重するべきなのだと自覚した。酷いことを言ってごめん、これからは気をつけるよ、と思った。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    タイトルのインパクトが強いが、面白おかしいエロ小説ではない。 色々な苦しいことや痛いことについてあまりにも真っ直ぐに書かれているので、所々泣いてしまった。読み終わった後には、ずっしりくる。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    同じ境遇ではないのに、この方が描く登場人物たちの気持ちを感じて、胸がキュとなり涙が止まらなかった。 人生って、幸せか幸せでないか、そういう軸ではない。言い表すことは難しいけれど、生きていることの本質というか旨みというかは、こういうどうしようもないことを経験する中で、感じきって考え抜いて、自分自身の気持ちや考えに納得できた時に得られる、と思う。 この方の語り口は不思議だ。最初から最後まで変わらず淡々としているのに、すごく切なさを感じたり、声に出すほど面白さを感じたりする。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルで聴いた。 ずっと気になっていた本をオーディブルで見つけて早速聴いた! 全く入らない人の話かと思ったら、他の人とはできるのか…! この本を読んで、世の中の夫婦の子供は産まない理由って、人には言えない、言いたくないような様々な理由が色々あるのかもしれないなと思った。 子供を産まないことがおかしなことと思われたり、子供を産まない(産めない)娘を、実の親が欠陥品と言ったり、夫の両親に謝りに言ったりするところは衝撃的だった。今は結婚しない、子供を産まないことも選択肢の一つと言われているのに、少し前の時代なのかもしれないけど、そんなに悪いことのように言われたり思われたりしてしまうんだ…と思った。 学校の先生も、私は学生の頃に学校の先生達を見て大変そうすぎて、絶対自分はなりたくない職業だと思ってたけど、やっぱり大変すぎると思った。 挿入しなくても、シリンジ法とか不妊治療とかで妊娠できる可能性はあるけど、薬を断つと体調が悪化してしまうのはつらいよな… 他人の人生の経験を、このように本として読める(聴ける)のはとても面白かった!

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    こんなタイトルの本を家に持ち込んでよいものか?? ・・・というか、もっと違うタイトルにしよう、とか、するべきだ、とかそういう判断はなかったのかな?? などなど逡巡するうちに、この本が我が家にやってきた。 (あとがきに、編集者は「このタイトルが良いんです。」と言ったことが書かれていた。いや、売る側のその判断もわからないではないけど、手に取る方の身にもなってほしい。(苦笑)) 2017年刊行。 地元図書館に3冊もあった。刊行時、貸出申込みがかなり多かった本なのだろうと思う。 ひょっとして、当時、日本中の書店の店頭で平積みにされていたのだろうか??まぁ、一目みただけでは、タイトルがわかりにくい装丁にはなっているけれど、、、、 そして、気がつけば一気読み。 なんなんだろう。 この生きづらさ、読んでて、苦しい。 でも、読んでて苦しいのに、一気読み。 なぜこれをわざわざ人目に晒すかな? 「やさしい言葉を掛けてもらいたいとか、理解してほしいわけではなかった。そんなことをネットの人に求めてはいなかった。どこかに放出しないと、今にも破裂してしまいそうだった。立ち直るのか崩れてゆくのか自分でもわからない。ただ、その過程を黙って誰かに見ていてほしかった(P98)。」と本文中にあるように、とにかく、吐き出さずにはいられない、ってことなんだろう、と思う。 人間の性、なのかな? ・・・私も読まなければいいのに、読んでしまう、これも人間の性ってやつでしょうか。 自分を大切にする、ということ、相手を大切にする、ということ、言葉ではよく言われるけど、具体的にどうしたらよくて、何をしてはダメなのか、本当はわかっていない。(少なくとも、私は、わかっていない。) わかっていないなりにも、読んでて苦しいのは、淡々と書かれていることが、それって、自分を大切にしていないよ、大切にされていないよ、と感じるからだ。 そして、私自身も、自分を大切にしていない、相手を大切にしていない痛みについて、思いあたることがあるからかな、と思う。

    6
    投稿日: 2025.09.13
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    感無量のまま読了。 こんなにも胸を締め付けられる真実の言葉、未だかつてあったであろうか。 こんなにも切実で、直向きな文章を今まで目にしたことがあったであろうか。 いざ感想を書こうと思うが、言葉に詰まる。イメージが大きすぎて、何から書いて良いのかわからなくなる。 ただただこだまさんの言葉に心に響き渡る。 たとえ夫婦の性生活を面白おかしく書いたとしても、面白いことばの分だけ悲しみがやってくる。ポロポロ泣けてくる。そして読み終えたわたしは著者の幸せを願った。 読めば読むほど苦しくなる、そんな愛の物語。ぼくに愛が何かを教えてくれた大切なお話。

    12
    投稿日: 2025.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルを見た時、私は、推察よりも先に面白さを感じてしまったのだが、読み進めて今、その真面目に取り合ってもらえなさも内包する狙いがあって作者様はこのタイトルにしたのだろうと感じた。 本作の内容は大きく分けて、 夫との関係性 仕事場での関係性 傷ついた自身を慰める行為 母との関係性 これらの部分が大きい。 傷ついた自身を慰める行為に関しては、他と質感があまりにも違い、衝撃を受けた。夫が風俗に行っている事に対し、悲しみを覚える主人公の下りがあった分、それが主人公自身に降りかかる事、内容の衝撃も相まってここだけケータイ小説読んでる気分になった。特にアリハラさんの部分やらおっさんの部分。 夫との関係性は、基本的にちんぽ周りがメインに据えられていたため、序盤以外は二人の日常的な関係性が描かれていない。 仕事で忙しく2人の関係性が取れていないのか、序盤の延長として2人だけの関係性を築けているのか。レスによる倦怠期のような日常なら、辛いが後者の方がしっくりもくる。 ただ、ここで理解のある彼、のような作中における都合のいい、しっかりとした人なら、この作品は薄っぺらいものになっていたのだろうとも思う。 仕事場での話は、辛い。 生徒との関係から精神を蝕まれていく様が辛い。ただ、その原因を作った少女を、私はインスタントカメラの下りで許してしまった。 主人公が許す場面でなおも許せなかったのはサクライ先生である。 人が限界を越えてから「あなたには期待していたんだがな。」とか言い出す。その原因の一端に自分がいるとは考えもせずその人生を過ごしていくのだろうと思うと歯噛みせずにはいられない。多分自分に酔ってその発言をしている。自分が悪人だとは毛ほども考えていない真の邪悪。それほどに許せない。 最後の部分、保険のしつこい女性に心の中で半生を振り返る下りがある。 その時の主人公はその宿命を、じたばたせず達観しているような描かれ方をしていて、強い女性として熟成している。 それは序盤、彼女が学級崩壊している場所の担任になる前に求めた強さかもしれないが、彼女の半生を共に見てきた人間からしてみれば、それは強くならざるおえなかった悲しみを含んだものに感じた。 P62 ちんぽは返り血を浴びた人殺しのように赤く染まっていた。 ・真面目なシーンであるにも関わらず、面白さに拍車をかけようとしているような比喩。思わず笑ってしまった。 P93 ある日帰宅すると三角コーナーの網目の中で味噌汁に入れた豆腐とわかめが乾いていた。生ゴミボックスの中にはご飯とおかずが そっくりそのまま捨てられている。全く手をつけた形跡がない。寝坊して食べる暇がなかったのだろうか。その時はそう思ったのだが、翌日も、そのまた 翌日も、同じように朝食が無残に廃棄されていた。 ・序盤以降の旦那は主人公を癒す役割にない。それは彼の苦しみから来るものかもしれないが、その原因は、と考えると、主人公に帰ってくるもので、どうにも辛い。 P111 アリハラさんは私の口に きんつば を押し込み 私に 咀嚼させてから舌を差し入れ、そのぐちゃぐちゃになった小豆を奪って食べた。その日の私は咀嚼器だった。きんつば が終わると、今度は外郎の包みを解く。名古屋をこんなふうに穢して食べることになると思わなかった。逃げ出したい。しかしアリハラさんはやめようとしない。山と向き合う時の、キチガイの目をしている。有原さんが やめないのならば私も 脱落するわけにはいかない。こんくらべ のような気持ちで付き合う。(中略)あんこまみれになった口を拭おうとすると、アリハラさんが「もう少し そのままでいて」といい 光の速さでスササササとちんぽを擦り、私の口に精液を入れた。 今私は山の代わりなのだと思った 誰かの代わりではなく 山の代理。私は花崗岩で、お花畑で、槍ヶ岳。こういう時はどうすれば良いんだろう。地鳴りを 響かせることもできない。自分の置かれている状況を深く考えないよう心を無にした。アリハラさんに犯され、精子を放たれた山を想像する。雪が溶け、新芽が萌える季節になると 各地の山頂にまかれた アリハラさんの種が一斉に膨らむ。山々が競うようにして クロネコヤマトや 蕎麦屋の電話番号を暗証し始める。山彦が身に覚えのない数字を返してきたならば それは彼が交わった山だ。 ・変人だけど悪い人ではないのか...?とか考えていたアリハラさんが悪人へと変貌するシーンな上に、無情さを感じた主人公の想像が異質な世界観を描いている。異常で、印象に残るワンシーン。 そして、申し訳ないことにこのシーンに私は色気を感じてしまった。自分の意志とは無関係に憤るちんぽ。まるで見知らぬ女性に腰をガクガクする犬を止められない飼い主のような情けなさを感じた。 P125 その不穏な空気を刺したのか 日頃から私の指導方法を厳しく批判していた サクライ先生が手招きをして私を廊下を呼んだ。 夕刻と思えないほど空の色が重い 軒下には いくつもの氷柱が垂れ下がっていた。 「もしかしてやめんの?」 「はい…体調がどうしても…申し訳ありません。」 「そうか。きついこと言ってきたけど あんたには期待してたんだ。残念だ。でも 教師だけが 仕事じゃねえよ。やろうと思えば仕事なんていくらだって見つけられる。体が治ったら新しいことを始めてみなさいよ。」 ・クソが。 P131 学校の帰りに 写真館 より インスタントカメラを現像してもらった。グラウンドの隅に寄せられた灰色の雪山、ネットのほつれかけた バスケットボール、校長室の前に並べられた寂し系の盆栽、家庭科室のガスコンロ。みゆきの 撮った写真は見事に全部ぶれていた。慌ててシャッターを切り、次の思い出の場所へと駆け出してしまったのだろう。その歪みの一つ一つに彼女の不器用さが映り込んでいる。 ・滅茶苦茶良いシーン。この直前のインスタントカメラを渡す少女の「印刷代は自分で払え」という照れ隠しも含めて歌詞にありそうなほどに。 P155 「強い気持ちが実を結んだんだねぇ」 思わず漏れた義母の一言にごめんなさいと胸が締め付けられた。私にはどうしてもこう 授かりたいという気持ちが足りなかった。 「あの子たち あなたの状態 わかってるから電話しにくい みたいなの分かってあげてね」 「おめでたいことなのに気を使わせてしまってすいませんでした」 「生まれてからでいいのでね、「おめでとう」って言ってあげてね。祝ってあげてね」 そこまで 厄介な存在になっていたのだ。面倒な人にはなりたくなかったのに 私はもうその域にいたようだ。義兄夫婦も義理の両親も、誰も悪くない。とてもおめでたいことだし良かったねと心から思っている。子供を持ちたいと思えないこと、ちんぽが入らないという現実、それらを向き直って堂々と生きていないこと、周りに気を使わせてしまっていること、自分の中に巣食う感情全てが悲しかった。 ・マイノリティ故に突撃する壁。普通に生きる人に気遣いをさせてしまったことが、自分を苦しめる。 本作の大きな要素が含まれた文章。 P166 「うちの子の体が弱いためにお宅の跡継ぎを産んであげることができず 本当に申し訳ありません。うちの子はとんだ欠陥商品でして。貧乏くじを引かせてしまい何とお詫びをして良いか」 ・母は、ひどい人だと思う。この言葉は本作で最も主人公に対する厳しい言葉かもしれない。 その上で、間違った倫理観なりに善人であろうとした母の姿も共に書かれていて、私はひどく苦しさを覚えた。理解できない存在が、理解できる立場にまで近づいてきた故の感情。 P194 私 夫のちんぽが入らないのですよ。他の人のちんぽは入るのに夫のだけ入らないのですよ。夫も他の人とはできるらしいのです。そんな残酷な事ってあります? 私たちが本当は血のつながった兄妹で、間違いを起こさないように神様が細工したとしか思えないのです。ちんぽが入らないから学資保険に入れません。いっぱい 説明してもらったのに すいません。後日また お返事を、と言われても如何せん、ちんぽが入らないのですわ。子を産み、育てることはきっと素晴らしいことなのでしょう。経験した人たちが口を揃えて言うのだから 多分そうに違いありません。でも私は目の前の人が散々考え悩み 抜いた末に出した決断を、そう生きようとした決意を、それは違うよなんて軽々しく言いたくはないのです。人に見せていない部分の育ちや背景全部ひっくるめてその人の現在があるのだから。それがわかっただけでも私は生きていた 意味があったと思うのです。そういうことを 面と向かって 本当は言いたいんです。言いたかったんです。母にも 子育てをしきりに進めてくれるあなたのような人にも。 ・彼女の胸の内を全て打ち明けるためには、このエッセイ1冊分の長さになる。それを言うことは到底叶わない。彼女はそれを分かっているから言わない。 この胸の内をさらけ出したこの文章は、言いたい、という衝動にけりをつけるためのものだったのかもしれない。 彼女は自分の弱さをさらけ出す事で、他人の弱さに寄り添う様な人なんだろう。と感じた。

    1
    投稿日: 2025.06.09
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    ●2025年6月9日、グラビティの読書の星で紹介してる女性がいた。紹介っていうか、本屋で見つけて、この本を手に取ってる画像の投稿だけ。 ユニーク過ぎる(笑)

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島崎和歌子さんが出てませんが、俺も大変だし俺以外の人も大変だ、という当たり前の事に気づかされました。 笑ったりくらったりしたページの端を折りながら読んでたら、最終的にアコーディオンみたいになりました。

    0
    投稿日: 2025.05.13
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    最後の一文までの前置きがぎっしり詰まっていた。 入らない問題がなければ、 そこまで深刻にならなくて済んだかもしれないことが重なって傷つき、苦しむところが辛い。 真面目で優しいところも相まって余計に辛い。 でも、そんな経験も無駄にはならないね。 今穏やかに過ごせてるといいな。 読み終わって、 何気なく発する言葉もある人にとっては 余計なお世話だし傷ついたりする。 相手の事情など全て把握できないけど、 特にセンシティブな面は気をつけよう。

    6
    投稿日: 2025.04.26
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    図書館にて借りる、第461弾。 (泉南図書館にて借りる、第3弾。) 1日で読み終わる。 すぐ読めるが、重い、辛い。 何よりタイトルのインパクトは計り知れない。 小説ではなく、実際のお話だけに辛さ倍増。 著者はいつも後ろばかり振り返っている気がする。 もっと前を向けば、いいのに、と思うのは楽観的過ぎるのか。 星は3つ。 何故、他人のは入るし、入れられるのか。 病院で相談は出来なかったのか。

    0
    投稿日: 2025.04.09
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    著者は20年間、 大好きな夫の ちんぽ が入らない。物理的に。 でも、初対面の汚いおっさんの ちんぽ は入るのだ。 「ねぇ、そっちは ちんぽ 入ってる?」 なんて友達に相談できるわけがないし。 葛藤と堕落を繰り返し、 夫婦の形を見つけていく実話。 タイトルに惹かれて買ってしまったのは、私だけじゃないはず。

    0
    投稿日: 2025.01.15
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    どん底を知っている人は強い でも、どんな人もどん底になんてなってほしくはないなあ どん底パートかなりしんどくて、わたしも重くなった

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    こだまさんの名前もタイトルも知っていたけれど、何となく手に取りにくくて今になった。ふざけているのかと思いきや、真剣で重い内容だったことに驚く。色々な生き方がある。それでいいじゃないか。そう思えるエッセイだった。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    おかしな部分がいくつもある。 これが本当なら、どうかしている。 一番の違和感は、中学生を合宿所に送る場面。 そんなことしてはいけないし、大人としてありえない。 ずいぶん勝手で即時的な感情に流される人間だ、とも思う。 自分の感情ばかり優先している。 他者の立場に立ってものを考える能力が弱い。 うじうじして、自分からは何もしない気持ち悪さ。 すっきりしない人間。 私は、こんな人とは関わりあいたくない。

    1
    投稿日: 2024.11.25
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    「ここはおしまいの地」を読み、一作目のこちらも読了。 前回もそうだったが、教員も夫婦の性の悩みも経験があるからこそ、著者の辛さが痛いように分かる。そこからの行動(夫婦共)には驚いたが。。 懸命に生きる、私にも似ている著者をこれからも応援したい。

    0
    投稿日: 2024.11.12
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    私小説というか、実際に起きたことを基にして書かれた、いうなれば"半小説"を──かつそれが人の切実さや苦しみの吐露・昇華を目的におかれ結果として生まれたならばなおさら、他のフィクションと同じようにしてみだりに「おもしろい!」と感想するのを躊躇う気持ちがあるのだが(これはドキュメンタリーとかにも言える。そしてそれは作者の意思とは別の、自分の中の倫理として良くも悪くもある)、それゆえ、延々と続くキツい描写に「なんでこんなことに……」みたいな気持ちを携えながら読み終えた。泣いたりしちゃあイカンと思ったし、泣かなかったが。 だけどあとがきで本当に危うく泣きそうになる。 あとがきにはこの作品が書かれた経緯、つまり合同誌「なし水」のことと、たか/爪切男/乗代雄介の名前があった。最後には 「なし水」のサークル名であるA4しんちゃんと共に、けつのあなカラーボーイへの謝辞が付されていた。 A4しんちゃんの4名はけつのあなカラーボーイの中の4人でもある。私は2012年くらいからけつのあなカラーボーイを追っていて、清洌な世界と管理された"あぶなかっかしさ"からもあぶれた本当の下品さであるとかくだらなさであるとか他人にシカトされるようなもの、けつカラの語彙を引けば「カス」と称されるものをこそ喜ぶコンテンツを見て精神を保っていた。個人的には、冷凍食品さんと酉ガラさんのラジオを何周も何周も聴いていた。 乗代雄介の随筆には、たかへの恩とそれへの恩が繰り返し出てくる。 カルチャーの本流から意識的にせよはみ出たけつカラというグループ(というか、けつカラは組織ではなくfc2ブログでしかない。つまり居場所でしかない)における、他人同士という距離感のもとお互いへ信頼を寄せ、また励まされていた人たちの、おそらく多くの人にはわかってもらえず、またそれゆえに強固になるよすがの気持ち。 けつカラはメンバー各自の躍進によって消滅しつつあるけれど、けつカラによって救われた人たちというのが確実にいて、またその気持ちは消えたりしない。あんなにふざけているだけのけつカラの、切り株の下にたとえばこだまさんの二〇年間があった。けつカラへの郷愁みたいなものに私は感応したのだ。

    0
    投稿日: 2024.06.27
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    こだまさんのエッセイがあまりにも面白かったので、一番最初に読んだこちらを再読。申し訳ないけど初めてのセックスシーンには笑ってしまった。でん、ででん。太鼓かーい!とは言え、なかなかの葛藤や経験をされていて読んでいてきついものがあるが、2人が決めたことを外野がとやかく言ってはいけないなと思う。人には色々な事情があるのだから。

    0
    投稿日: 2024.05.29
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    装丁に一目惚れし、即行で手に取り 改めてタイトルを読み込んだ時の衝撃… 大変なものを見つけてしまったと 思わず周りをキョロキョロ… しかし店員さんの手書きPOPや 試し読みサンプルによる激推しで俄然興味を持ち、 先日やっと古本屋で購入!三時間で読破しました。 話題になっているだけあり、 もう知ってる人が多いとは思いますが、 内容は全くイヤラシイものではなく 実話による著者こだまさんの切実な叫びです 文章がとても読みやすく、 こだまさんの言い回しが面白くて笑ってしまう場面も 正直多々ありました しかし深刻な展開になると改めて感じる "現実の残酷さ"に胸を突き刺されます。 作られた物語のような、奇跡が、全く起きないのです。 どんどん突き落とされます。 普通に生きられなかった、だけどその残酷な日々が いつか無駄ではなかったと思える日が来る。 それだけで意味のある人生だった。 普通とは何か、夫婦とは何か、幸せとは何か、 そんな深い深いお話でした。

    0
    投稿日: 2024.03.28
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    ずっと気になっていましたが、やっと読めました。とても良かったです。最後まで読んで、タイトルにすごく納得しました。 文章も読みやすく、前半は思わず笑ってしまうほど面白かったです。

    8
    投稿日: 2024.03.27
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    小説と思ってしまったけど、 これは事実でエッセイなのだ。 作者の自己肯定感の低さとか、 どんどんと堕ちていく感じとか 読んでいて気持ちが暗くなったけど 引き込まれる文章や気になる結末ですいすい読めた。 この夫婦は夫婦というよりも、 何かでがんじがらめになっていて、 仲間で 共犯者で 家族で 兄弟で 不思議な関係。

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    まぁーーーー、夫婦関係に年季が入ったヒビ割れのあるストーリーを期待したのに。序盤で、あっ、これは逆のやつ。あったかい話になるのではと不安がよぎった。 筋違いの落胆は、散々ちんぽが入らなかった結婚生活の中盤にさしかかりガッツポーズに変った。よーしきた。落ちろ落ちろ。 …もう人としてゴミだなと自分を呪う。 実際、歪みきっていても心暖まるストーリーだった。 作者の言う、身近な人にほど大切なことが伝えられない病。それを私の妻も患っている。彼女の苦しみを、この夫のように泰然と受け止められない。私も渇いているし、悔しいし力不足を散々悔やんできた。そんなダメ夫100%目線で読んでしまい、100%ブーメランで返ってきてさらに落胆。お釣りも出ない。 妻に入らず風俗で紛らわす夫に対し、それでも尽くす気持ちを捨てなかった作者はバリカンを持って夫の髪を刈る。 ── 夫の頭は、カラスに食い荒らされた玉ネギのようにデコボコになった。 笑ったー。油断した。 ふと漫画家のカレー沢薫先生の夫が頭をよぎる。 なんだよ。どうしてみんな笑えるんだよ。 笑えない自分だけが置いて行かれた気分。渇き。 私も身近な人ほど大切なことを伝えられない病人だからなのか。そうなのか? そうなのか…と1%くらい思った。 デコボコ夫婦まで、いや出来た夫まであと何冊本を読めばなれるかわからない。

    20
    投稿日: 2024.01.24
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    すごい、すごい、すごい小説を読んでしまいました。この題名を見た時、官能小説かと思ってしまった。違います。もうこれは純文学です。学校の先生を目指し、そして先生になってからの主人公の悪戦苦闘の日々を心苦しく読んでしまいました。こだまするほど言いたい、一気読み間違い無しの鳥肌小説、題名だけで判断してはいけない大傑作でした。

    7
    投稿日: 2023.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おちゃらけた題名なのでコミカルなものを想定していたら違った 元はエッセイらしいので私小説なのかな ともかく題名通り、夫の物がキングサイズらしい 潤滑剤を使っても出血する 入らないまま結婚 夫は風俗で浮気、妻(著者)は出会い系サイトと知らずブログ開設、あれこれ男に会う 一方で夫婦それぞれの教員生活と学級崩壊による離職の話や精神的負担 著者の母親は毒親っぽかったし なぜこの結婚生活が続いているのかも不思議

    1
    投稿日: 2023.11.20
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    タイトルから色物系かと思ったが、実話であり、文学的な内容でした。 ユーモアを交えたドラマでした。 また、少子化問題や子供のできない方の想いが込められている作品である。 ドラマ化決定。話題沸騰! “夫のちんぽが入らない"衝撃の実話――彼女の生きてきたその道が物語になる。 2014年5月に開催された「文学フリマ」では、同人誌『なし水』を求める人々が異例の大行列を成し、同書は即完売。その中に収録され、大反響を呼んだのが主婦こだまの自 伝『夫のちんぽが入らない』だ。 同じ大学に通う自由奔放な青年と交際を始めた18歳の「私」(こだま)。初めて体を重ねようとしたある夜、事件は起きた。彼の性器が全く入らなかったのだ。その後も二人 は「入らない」一方で精神的な結びつきを強くしていき、結婚。しかし「いつか入る」という願いは叶わぬまま、「私」はさらなる悲劇の渦に飲み込まれていく……。 交際してから約20年、「入らない」女性がこれまでの自分と向き合い、ドライかつユーモア溢れる筆致で綴った“愛と堕落"の半生。“衝撃の実話"が大幅加筆修正のうえ、 完全版としてついに書籍化! いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて二十余年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。周囲の人間 に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。 何も知らない母は「結婚して何年も経つのに子供ができないのはおかしい。一度病院で診てもらいなさい。そういう夫婦は珍しくないし、恥ずかしいことじゃないんだから 」と言う。けれど、私は「ちんぽが入らないのです」と嘆く夫婦をいまだかつて見たことがない。医師は私に言うのだろうか。「ちんぽが入らない? 奥さん、よくあること ですよ」と。そんなことを相談するくらいなら、押し黙ったまま老いていきたい。子供もいらない。ちんぽが入らない私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひ っそりと生きていくことを選んだ。(本文より抜粋) 商品の説明をすべて表示する

    13
    投稿日: 2023.11.19
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    筆者の人生の話でとても読みやすかった。 人が抱いてる偏見や同調圧力などの中で生きていくことの大切さを感じれた。

    1
    投稿日: 2023.06.15
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    経験談や治療などの話かと思ったが、著書の半生のエッセイだった。 すらすらと読みやすい文体であっという間に読み進められる。 結局なぜ入らないのか、謎のまま終わったのがもやもやする。

    0
    投稿日: 2023.05.31
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    タイトルの事もそうだけど、色々な困難に見舞われ、未だ戦っておられる。だけど、良いパートナーと出会い、ある意味では幸せだなぁと思う。既成概念や固定観念などでは想像出来ない事が世の中には溢れているということを、最近よく感じるようになりました。

    0
    投稿日: 2023.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトル買。まさかのエッセイ、ほぼノンフィクション。 文体的には読める。内容はない。けど、あとがきに ただ自分の恥を全力で晒しに行った作品だった。 ってあるか、それでいいんだと思う。 伝えたいことはなんだったんだろうって考えちゃう人間にはきついかな。

    0
    投稿日: 2022.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

     タイトル、何ともインパクトが。2020.1.22図書館に予約、順番が来ました。2022.12.14。一気に読了です。こだま「夫のちんぽが入らない」、2017.1.16発行。書き出し部分がほぼ要約になっています。いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて20年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。(少し略)ちんぽが入らない私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひっそりと生きていくことを選んだ。なお、夫は風俗に行ってるし、妻は知らない男と。?

    0
    投稿日: 2022.12.14
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    読み終えて思うのは、この本に感じるのは透明感だということ。 不思議な本すぎる。 まさに一生に一度しか書けない文章だ。(その後も書いてらっしゃるけど) いっきに引き込まれて読み終えた。 最初は田舎もんの娘の世間知らずの流されてく様に恐ろしさを感じ、我が娘にはこうならないように口酸っぱくして躾けなければ...と、ちょっとこの本に嫌な予感を感じていた。ちんぽがはいらないっていうのも意味がわからなかった。なんかの比喩か?みたいな(後半に行けば行くほど深刻な状況を理解できた) 嫌な方向には進むんだけど、すごくその後が気になるし心配、全体的に辛いんだけど、所々に希望が光るっていうか。フラットに不幸を享受してるな、とか。 人生の濃縮青汁ジュースみたい。 それにしてもこの性格で教員という職業を選択してるのが意外だ。 賛否両論あったようで、気分悪くなったからメルカリで売りましたという意見が来たという所には笑ってしまった。 私はこの本に出会えて幸運だったな。胸糞悪くてメルカリで売るような感性じゃなくてよかった。

    0
    投稿日: 2022.09.01
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    インパクトのあるタイトルで、読む前はほとんど下ネタの本かとおもったが、そんなことはない 夫のちんぽが入らないという悩みはそれぞれの悩みに置き換えられるし、人生はそれがすべてではなく、それ以外のところでどう前向きに生きていくか 悩み続けたからこそのこの人の言葉が、悩みを抱えている人の肩の力を無意識に抜いてくれるだろう

    14
    投稿日: 2022.06.13
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    タイトルは衝撃的ですが、とてもいい本です。 作者の方はブログから同人誌、そして書籍化された一般の人です。 私もブログから惹きつけられて、生まれて初めて同人誌を購入したほど。 内容は作者の実話です。 事実は小説より奇なりといいますが、本当にそうだと思う内容です。 ブログが元になっており読みやすく、届いたその日に一気に読みました。 ですが、文章はとても面白く優しく切ないです。 ご本人の真面目な、真面目さ故の面白さが文章に溢れ出ているように思います。 タイトルで惹きつけておきながら、中身のしっかりとした文章力とその内容、このギャップにも魅了されます。 このタイトルのまま書籍化することにした出版社の方、さすがプロだと思いました。

    1
    投稿日: 2022.06.08
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    本が出版された当時、話題になっていたのを知っていた。読みたいなーと思いつつ、なんとなく先延ばしになっていた。 ようやく手をつけ読み始めた。 止まらなかった。 はじめは、自分とは全然関係のない人の話だなあと外側から覗くように読んでいた。中盤アリハラさんのぶっ飛んだ話に驚嘆しつつ、気づいたらかつての自分の精神状態とリンクしていた。 何この本。 と、思いながら読み進めていたらまた思わぬ方向にすすんでいく。 苦しい。 苦しいけど目が離せない。 これは一つの人生。 当たり前のことは当たり前じゃない。 知らずに人を傷つけているのかもしれない。 読書はいろいろな事を教えてくれる。

    0
    投稿日: 2022.04.03
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    もう、やられた。 こだまさん大好きだわ。 このタイトルでこの素晴らしい内容 まずギャップに驚き。 こだまさんの波乱万丈な人生に 「本当にノンフィクションなの?」と、 また何度驚いたか。 そして、 生徒さんのミユキちゃんとのエピソードでは涙、涙。 旦那さんとのコトにおいても 壮絶なのにユーモアもまじえて描いてあり 笑ったり驚いたりで忙しい。 人それぞれの考え方を尊重する 当たり前であってなかなかできない このご時世。 人として大事なことが詰まった 沁みる一冊でした。

    1
    投稿日: 2022.03.30
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    ネットのインタビューかなんかで知った本。 18歳で出会い、そのまま結婚したものの、付き合い当初から彼のちんぽが入らない、入れても半分、痛みと多量の出血を伴う…他の人のは入る。大きさの問題か?本当に著者は悩んだだろう。加えて、仕事のトラブルからの病み、免疫系の病気…。他人だけど、勝手に幸せになってほしいと願うばかり。

    0
    投稿日: 2022.03.26
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    ひりひりする。 タイトルに嘲笑い、発売当時に仲の良い先輩と「ノリで」買ったことを覚えている。 最近、家に本を置く場所がなくなってきて、整理していたときに久しぶりに手に取った。 「もうこんなふざけたタイトルは手放そう」と思い、最後にどんなんだっけと読み返したのがだめだった。 ああ、ひりひりする。 この作者の生きてきた人生。分からないようで分かる、異常なようで、誰にでもありうる普遍的な生きづらさ。「普通」という呪いにとらわれて苦しむつらさ。 「どうしても入らない」という精神性。家族との関係。 そして、最後の手書きの迫力。 誰の人生もみな、「名作」になるのかもしれない。ひっそりと耐えて生きてきたこの人のように。 読み終えた後にはやっぱり、まだ家に置いておこうと思わされた。 (そして再読すると、あの時は知らなかった乗代雄介さんの名前があとがきに載っていて驚いた。いまや芥川賞ノミネート作家…!)

    13
    投稿日: 2021.12.25
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    しかしインパクトのあるタイトルだ。読後感としては、色々考えさせられる予想外に重みのある作品だった。 タイトル的に図書館にないかもと思ったが、ちゃんとあったw 「されど私の可愛い檸檬」の書評から、この作品を知り、これからそちらも読む。

    6
    投稿日: 2021.08.06
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    壮絶ですね。 面白おかしく書いていますが、どうしようもない現実とどう向き合うか。そして心の弱さが生々しい。 客観的な書き方なので、すらすら読める作品でした。

    0
    投稿日: 2021.03.06
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    [図書館] 読了:2020/10/20 重苦しい…。軽妙な筆致、とどこかの書評に書いてあったような気がするが、たしかにあちこちに軽妙なユーモアは散りばめられているのだが、全体的に漂うのは解決しようのない閉塞感と重苦しさ。 最後の2ページの保険外交員のくだりが、この本の白眉だと思った。 p. 194 「まだまだ大丈夫ですよ。これからできるかもしれないじゃないですか。私も三十八で産んだから、わかるんです。諦めなければ、いつか絶対に授かりますよ。知ってます?ジャガー横田は四十五歳で出産したんですって。すごいですよねえ。高齢出産だと尚更お金の工面が大変になってくると思うんですよ。で、この学資保険ですと……」 ベテラン外交員らしい手つきで付箋のついたページをスムーズにめくり、説明を始めた。 私、夫のちんぽが入らないのですよ。ほかの人のちんぽは入るのに夫のだけ入らないのですよ。夫もほかの人とはできるらしいのです。そんな残酷なことってあります? 私たちが本当は血の繋がった兄妹で、間違いを起こさないように神様が細工したとしか思えないのです。ちんぽが入らないから学資保険に入れません。いっぱい説明してもらったのに、すみません。後日またお返事を、と言われても、如何せん、ちんぽが入らないのですわ。 子を産み、育てることはきっと素晴らしいことなのでしょう。経験した人たちが口を揃えて言うのだから、たぶんそうに違いありません。でも、私は目の前の人がさんざん考え、悩み抜いた末に出した決断を、そう生きようとした決意を、それは違うよなんて軽々しく言いたくはないのです。人に見せていない部分の、育ちや背景全部ひっくるめて、その人の現在があるのだから、それがわかっただけでも、私は生きてきた意味があったと思うのです。そういうことを面と向かって本当は言いたいんです。言いたかったんです。母にも、子育てをしきりに勧めてくるあなたのような人にも。 私の声、届くだろうか。 子育てのよろこびと学資保険のありがたみ、そしてジャガー横田の逞しさをとうとうと説く保険外交員に、この二十年の物語を捧げる。

    2
    投稿日: 2020.10.26
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    文章が巧い。初めて読んだときは、なんだこの人!?と、想像と違った内容に少し嫌悪感のようなものを抱いてしまったのだけれど、今になって再読してみると、ものすごく肯定的になり、最後の数行に頷いてしまった。私の受け取り方が変わったのかわからないけれど、この夫婦の答え、この人の生き方に、何も誰も関係なく人間としてただただ必死に生きてきたんだな、生きてるんだな、と感動するのみ。逃げてるようで、向き合ってきた人。でなきゃ、これは書けない。 あと、本の装丁が美しくて手放したくなくなる。あとがきのしかけも。 再読 2020.4.24

    1
    投稿日: 2020.04.25
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    衝撃的なタイトルだけれど、中身は生きづらさだったり、人とつながることの哀しさだったり。様々な生き方・あり方があることを実感させられるエッセイ。さらっと読めるけど、重さが残ります。

    2
    投稿日: 2020.04.11
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    ちょっとだけ信じ難かったが でもやけにリアルな感じがした。 エッセイだった。まじだった。 色々と心に来るものがあった。 どん底を持ってると人は強くなる 確かにそうだと思う。 読み終えたあと、心にズドンと重い得体の知れない物が居座っている。 あとがきはよりもっと「先」を見せてくれた。 全体的に良い本だったけど 自分はこれを読む状態ではなかったなぁと そこだけ後悔。 元気な時、余裕がある時 また読み返してみよう。

    1
    投稿日: 2020.04.04
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    友達に薦められて。タイトルは衝撃的だけど、あぁそういうことか。ちんぽが全てではないよな、と。人間のいろいろな部分を見せつけられて考えさせられた。作者は元教員。共感できる部分も同情してしまう部分も。

    1
    投稿日: 2020.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作者は面白い。 オイルを塗り続けることの健康被害について考えたり 大仁田こそ流血すべきという筆記には 密かにファンになりそうなほどだった。笑笑 読み進めていくと、意外な展開だった。 まじか、と思った 個人的に、グッときたのは 自殺してしまいたい人の考え方に触れることができた気がするからだ 自殺したいと思う作者とが書いた本を 自殺しないでと思いながら読むわたし。 とても勉強になった。 子供を産むってなんだろう。 産むことが当たり前だと思っちゃいけない。 いままでの人生で起きてきたことが当たり前だと思っちゃいけないと、学びました。

    7
    投稿日: 2020.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんというタイトルだ!酷い、不謹慎、きっと内容は薄っぺらい物だろうと思っていたが全然そんなことはなく。 ただ、身近にこんな人がいたら嫌に決まってるんだが、不器用で一生懸命に生きているんだろうな、という事はよく分かる。けど理解できない。 まあこういうの求められるんだろうな。 あと、そういう文芸系の同人誌?に書いててそこから人気が出てっていうルートもあるもんなんだなと思った。だってすぐ盗まれそうだからね。がんばっていきてね作者。

    2
    投稿日: 2020.02.02
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    現代版「人間失格」とでも言えるような1冊でした。面白かったです。人に言えないことを抱えて、それでもなんとか人間のかたちを保ちながら生きている。そんな素敵な夫婦だと思います。

    4
    投稿日: 2020.01.14
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    赤裸々な...というと聞こえがいいかもしれない。 自分のせいではないのに。夫以外の人とはセックスができるのに。 それでも夫婦関係を続けることができるっていうのが、まずすごい。精神的に支えあっている。実際夫が性病になっても、社会に適合できなくても支えている。 でも、では、夫は? 外の女で性欲を発散してポイントカードためて、性病もらってきて...ヒモのような状態になって 夫婦の在り方はもちろんひとそれぞれ。でも、できれば、できる限り分かりやすい形で幸せであってほしいと思う。

    2
    投稿日: 2020.01.10
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    図書館で借りました。 タイトルが忘れられなかったので(笑) しかし、私の想像力が足りなかったのか、人生観の問題か共感まではいかなかったです。 ただ、物理的に、心理的に、本当にどうする事も出来ずに夫婦二人の穏やかな生活を選択する家庭も、夫婦の数だけあると思う。 そこで、別れるのもよし、このままもよし。 それは他人が口に出す事ではない。 当たり前だけど、案外難しい事なんだよなぁ、と私も気を付けようと思いました。

    5
    投稿日: 2019.12.23
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    2019/12/08 ほんと初見のひとはタイトルで引いちゃうだろうと思う。わたしもそうだったんだけど、ほんと内容が良かった、大号泣。なりたい自分になれなくて、それに近づこうと努力してそれを諦めざるを得ない状況になって、諦めたくなかった思いがあったのに、それでも諦めてしまった上での後書きを読んだらほんとにつらい。ただアレが入らないってだけの安直な話じゃなくて、読んで良かった。

    7
    投稿日: 2019.12.08
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    悲しいとも、切ないとも、愛しいともちがう わからないけど、著者が目の前にいたら、 抱きしめたかったかもしれない 無邪気に何かを聞くこと、 話すことが、 すこしこわくなった。

    4
    投稿日: 2019.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この感想が適切かはわからないけど、すごく良かった。なぜ適切かわからないと濁すか。それは、作者はきっと自分の人生について、夫を含めて最終的には肯定的に見ているように見えるのだが、読者である私からだと主人公だけが我慢しすぎてかわいそうだと思ってしまうから。 教員、そして家庭生活の日々の中で唯一の捌け口だった、日記を書いていたサイト。主人公はサイトを訪れた相手の欲のままに抱かれるが、ずっと後になってから最初に会った男に指摘されるまで、実はそのサイトが出会い系だと気付かない滑稽さ。たとえ主人公がその日記に日々の苦しみを綴っていても、結局はそういうキャラ作りだと思われてしまう。これってなんて酷い話なんだろう。 酷いのは夫もだ。入らないからって自分だけ咥えさせて顔射して寝る??夫とその後一緒にお風呂に入り、顔を洗っているとかならまだ愛があるけど、そんな性行為で主人公が得るのは虚しさだけだ。 顔射する人間は女性の尊厳を傷つけていると思う。もっとも、主人公がそれで快感を覚える性癖なら何も問題ない。しかしどうもこだまさんの文章を読むと、そこに主人公が快感を得ている描写がないのだ。だからかわいそうという感想が浮かんでしまうのかもしれない。 主人公がセックスで存在意義を感じるのはいい。それは勝手だ。しかしなぜ主人公に関わる全ての男、そして夫は、自分だけの欲求を押し付けばかりで、主人公と共に気持ちよくなることを考えていないのだろう。どうしてそんな男に囲まれた人生でも、主人公は肯定的に捉えられてしまうのだろう。 ここまでが、読んで悲しくなったところ。 「良かった」というのは、多くの女性が感じるであろう心の機微を文章にしてくれたこと。私も存在意義を感じたくて、気持ちよくないセックスをしたことだってある。そのとき感じた充実感と虚しさをここまで文章にしてくれた作品は今まであまり出会ったことがない。 そしてその二つの感情を私が抱いていたのは若かりし頃の話だ。この主人公で言えば、処女を捨てた頃合いか。決して結婚してからではない。過去には自暴自棄なり、教員になってからも傷つき辞めた私も、今では人並みの幸せを夫と得ている。 そう、これがすべてフィクションであるなら、私は問答無用で☆5を付けた。痒いところに手が届く最高の文学だから。ただ、実際にこの日本を生きる女性の随筆だからこそ、☆5は付けられなかった。

    8
    投稿日: 2019.10.17
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    まず率直に、男女の愛の形は人それぞれで世間一般のいわゆる「多数派」の意見を当たり前のことのようにぶつけるものではない。と改めて思った。 自分にとっての当たり前が目の前の他人には通用しないかもしれない。 付き合っているからセックスする、できるのが当たり前ではない。ましてや好きな人とだけできないこともあるのだ。 私は好きな人とのセックスが辛いという体験をしたことがない。幸せなものだと思っていた。 そうでない人もいる。また自分の知らない世界を知ることになった作品だ。 この本ではセックスだけでなく、主人公こだまが心に秘めた荒んだ思いがたくさん詰まっている。 誰かに辛いと言えないこと、悩んでいると言えないこと、自分の悲しみのはけ口がないこと。 それがどんどん自分を追い込んでしまうのだ。 総じて悩みを打ち明ける相手がいること、時分のストレスを解放することが自分を楽にできるのだと感じた。 寂しい、苦しい心の闇はその人の言動行動に現れる。 まだ非行などで反抗できる人のが生きやすいのかもしれない。何も言えずに抱え込んでしまう人よりは。 いつか自分にも起こるかもしれないこと。 他人事ではない。 自分の当たり前を相手に押し付けずに生きてゆきたい。

    3
    投稿日: 2019.09.08
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    この本が出版されてから、本屋さんには 若い女性の店員にこの本のタイトルをわざわざ言わせようとする男性客が押し寄せたり、 冷やかしの電話がたくさんかかってきたそうです(アホか) そんな話を先に聞いてしまっていたため 売るためならどんなタイトルだってつけてしまう出版社にあまり良い印象を持てずにいました。 もともと同人誌に掲載されたと言うこのお話。 このタイトルをつける必要性はどこにもない内容だったけれど このタイトルでなければ売れなかっただろう。 実際ここに書かれているのは『入らない』ことなんて たいしたことではないと笑えてくるくらい 生きることに苦労を重ねる夫婦の話だ。 とても読みやすくユーモアのある文章なので うっかりすると何か感動的な話を読んだ気になってしまうが 夫婦が流した血と涙の重さはズシンと心に響いた。

    5
    投稿日: 2019.08.30
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    こんないい意味でタイトルに裏切られた本は初めてだ。タイトルで敬遠されてしまうのがもったいない。すごい衝撃。最高!この本に出会えて良かった!!

    7
    投稿日: 2019.08.21
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    話題の本と聞き、どんな官能小説かと思い読み始めましたが全然違いました。いい意味で裏切られた一冊です。 入らないちんぽは何のメタファーなのか。。。 夫婦といえども相容れないものを抱えつつ、関係を維持しようとする二人の営みの記録。そう思いながら読みました。

    2
    投稿日: 2019.08.20
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    話題の本なので図書館でかなり待って借りた。 一気に読めたけど後味すっきりしない終わり方。 教師って大変なんだなって思った。教師だって1人の人間。それぞれの背景があるんだなぁと思った。 生まれた環境は選べないことの残酷さを感じる。毒親や閉ざされた集落。荒れているこどもたち。

    5
    投稿日: 2019.08.04
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    「人に見せていない部分の、育ちや背景全部ひっくるめて、その人の現在がある。それがわかっただけでも、私は生きてきた意味があったと思うのです。」 眠かったはずなのに読み出したら止まらず、夜更かし。 本読みながら号泣したの何年ぶりだろうか。実話だなんて胸が張り裂けそう、 なんて残酷なんだろう。

    3
    投稿日: 2019.06.29
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    学校の教員、函館港、いろいろ共通点があり、不思議な感じがした。 ユーモア?というか、、、性的な描写や出会い系のこと、 最近、よく聞くけど、僕にはとっても違和感がある。 常識を疑うのは、いいけれど、そういう視点からの話なのか? パンチのあるタイトルに惹かれて読んでみたけれど、 この感性がよくわかるって人とは、僕は合わないよ。 知らなければ、知らなくていい世界だし、 エッセイにして、知っていて欲しいという内容でもない気がする。 ぜんぜんエロくなくないと思うけど、、、 密かに人気がある作品らしい。 僕も地方の田舎出身だけど、話にのれなかった。

    1
    投稿日: 2019.06.27
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    どうやら「入らない」らしい。 それが何かの比喩でもないことまでは 知っていた。 最初に話題になったときは あまりのタイトルの衝撃度合いが気になり 手に取ることができなかったが、 漫画化も決まった今日なら エロじゃないことは分かって貰えるだろう。 さて、どうして入らないか? 全くの予習なく読み始める。 こ、これは…… 全く先の読めない展開だった。 一言で言うと「可哀想な主人公」。 「入らない」問題は序の口に過ぎず、可哀想な出来事が次々起こる。 誰か助けてあげて!と思うし、解決しろよ!とイライラもする。その出来事の一部は私達にも起こり得る問題だと思えるから、読んでいて辛くなるところもある。最後に用意される救いも、果たして救いと呼べるのか。でもこのメデタシメデタシ感がないのがいい。 丁寧な書き方なのでフィクションとは分かっていても筆者の体験なのではないかと心配してしまう。それくらいのめり込んで読んでしまった。(※後から知ったが、実際に筆者の半生らしい!) 久々に心を揺さぶられる本を読んだ。 面白かった。おすすめです。 ちなみに素晴らしい装丁のため、表紙のタイトルは非常に分かりにくく書かれており本棚に並んでいても大丈夫です(笑)

    2
    投稿日: 2019.06.23
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     夫のちんぽが入らない。  ...それはご愁傷様なのです。  ド田舎から青森県の大学に進学した田舎娘は、アパート入居のその日から隣人と行動を共にする。  その男の行動はよくわからない。  出会ってすぐ、深夜までウチで野球を見ていたり、  二つ隣の部屋なのにウチで寝ていたり、  とはいえ、この男が旦那になるわけなのだが。  付き合い始めた二人には深刻な悩みがあった。  彼のちんぽが入らない。  たった一つのことがのちに深刻な影響を与えることになる。  欠陥品の人間って何だろう。  夫婦で子供ができなければ欠陥品なのか。  だったら結婚までたどり着けない今の世の中は欠陥品だらけなのか。  熱海のゲストハウスマルヤにて、スーパー読書タイムしてたら声かけられ、おススメされた本を1時間強で一気読み。

    3
    投稿日: 2019.06.10
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    著者の半生が詰まった重厚な本。 内容はさておき、本としての出来栄えが秀逸。 最後の二行、重みを感じる。 あとがきが一部だけ手書きであることについての説明が欲しかった。 払ってもいい金額:値をつけられず。

    3
    投稿日: 2019.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの感動巨編というか著者の10年に渡る成長物語でもあった。最後のミユキを車で合宿所に送って行く疾走感たるや涙を禁じ得ない! 後書きにあるように『面白い文章を書く仲間にウケればそれで満足』という言葉にたがわず文章も本当に面白い。狙った感じがないのがスバラシイ。 『ジョンソン嘘ツカナイ』『私の中の刑事が「できるだけ会話を引き延ばして」と、しきりに指示を出してくる』『なぜ大仁田で無血なのだ。大仁田こそ流血すべきだろう』が個人的に秀逸です。

    1
    投稿日: 2019.05.01
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    あるいはこれが小説なら、「救いがない」の一言で片付けてしまうかもしれない。しかしこれは1組の夫婦の人生であって、他人がどうこうと批評したり、まして結論づけたりできるものではないと思った。

    4
    投稿日: 2019.04.21
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    「わかるよ」なんて気軽に言えないし、共感もできないけれど、読んで良かったと思えた。 普通、なんてないのだ。

    2
    投稿日: 2019.04.13
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    結構バズった本ですが、正直ジャケ買いで失敗した気分。不幸な境遇は察するけど、面倒臭い人だなと2〜3歩引いた目線になってしまった。ただただ、末永くお元気でと願うだけです。

    0
    投稿日: 2019.04.06
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    小説というより告白という体。それで何が言いたいの、とも思ったが、後書きを見て納得。ありなしでいえば、なしよりのあり。

    2
    投稿日: 2019.03.11
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    タイトルとは裏腹に、重たい内容でした。でも、文調はわかりやすく、楽しく、ニヤリとさせられる表現が散りばめてあって一気に読めました。私も結婚して15年。子供なし。人ごとではなかったので共感を覚えました。 仕事に行き詰まっていたり、夫婦のあり方に悩んでいる方にオススメです。ただ、内容がリアルすぎて苦笑、の連続でした。この感覚、昔あったよなぁという照れくさいような、呆れたような、不思議な感覚を味わえると思います 。

    1
    投稿日: 2019.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思わず二度見するタイトルと、それとは正反対にも思える繊細で上品な装丁にとても心惹かれて購入しました。 淡々とした語り口に引っ張られるようにして、一気に読み終わってしまいました。 ページをめくる毎に、胸がぐしゃぐしゃに潰れていくような苦しさとやるせなさを感じるのに、本を手放すことができなくて、あとがきまで読み終わった後、しばらく呆然としていました。 「多様な価値観を許容しよう」などと口でそれらしく言うのは簡単ですが、となりにいる人の「多様さ」を想像することはなんと果てしなく、難しいことだろう、と思います。この気持ちをなんと表現していいのかわかりませんが、読んで良かったなと思います。

    2
    投稿日: 2019.02.25
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    題名から購入するのや借りるのがためらわれますが、表紙がパッと見て題名がわかりにくいデザインになっているので大丈夫です。 自分は、どちらかというと主人公とは反対側のタイプなので、そういう風に考えたり、捉えたりしているんだと興味深く読めました。 みんなそれぞれ、その人の人生を生きている。人の人生に口出しするなんて、おこがましいし、越権行為だなと感じました。

    1
    投稿日: 2019.02.11
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    切実な感じ。やらしさよりも人間味の暖かさを感じます。 良い意味での意外性、裏切られ感があり、考えさせられる 良いお話でした。タイトルからすると敬遠しがちですが、 一度お読みになって下さい。きっと、ホッコリします。

    1
    投稿日: 2019.01.28
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    タイトルからしてもう少し ポップな内容を勝手に想像していたら、 ものすごい壮絶なお話だった。 ちんぽが入らないと言っても セックスに関する比喩的キャッチかと思いきや ほんとに物理的に入らない、 という絶望的な大問題。 そして夫との性交渉問題のみならず、 この本は彼女の人生を通じて たくさんの大切なことを教えてくれている。 課題図書にはできなくても、 これから大人になる子どもたちや もう取り返しがつかないほど 確固たる自分勝手な価値観を持った たくさんの大人たちにぜひとも読んでほしい。 図書館で予約が回ってきたのだけど、 彼女がその名を知らない鳥たち、 小暮荘物語に続いて読むことになったのは なんだか不思議なめぐり合わせ。

    3
    投稿日: 2019.01.17
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    このストレートなタイトルもあり、話題になっていることは知っていましたが、ひょんなことから手に入り、読み始めたら一気に終了。 タイトルから想起されるイメージとは裏腹(どんなイメージなんだ)に、内容はとても真面目。 母娘関係、男女・夫婦関係、性愛について、学校教育の問題、教師のおかれた現状など、ずっしりと重い問題なのだが、軽妙な筆致でずんずんと読ませてくれる。 タイトルに臆することなくぜひ手にとってみて頂きたい一冊。

    5
    投稿日: 2019.01.17
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    なんていうんだろうな。 自己肯定感を高める自己啓発本や、 ひたすら前向きな言葉を並べるような本もいいけど、 こういう世界がリアルで、人間臭くて、 すごくスッと染みる内容だった。 自分の価値観を何の悪気もなく押し付け、 でもそれが相手を酷く傷つけているかもしれない可能性を忘れたくないと思った。

    3
    投稿日: 2019.01.16
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    深刻な内容を自虐的に、かつ痛々しくなく笑わせるように書いてて面白くて、あっという間に読めた。 言葉に嫌味や無駄な自己主張が無く、作者にも好感が持てる。 旦那さんが思うように、純粋な人なんだと思う。 作者の他の著書や、文フリで一緒だった爪切男氏の著作もこれから読んでみようと思った。

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    投稿日: 2019.01.15
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    ブクログのランキングで見たことがあって、図書館で見かけたので借りて読みました。キャッチーなタイトル。ノンフィクションのような内容。いろいろな人生があるのだと思いました。こういう、女性の心の話は、女性が読むんだろうなって感じました。

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    投稿日: 2018.12.31
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    人それぞれにいろんな事情がある。自分の考えを押し付けちゃいけない。ずっと自分と向き合ってきた人なんだろうな。

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    投稿日: 2018.12.27
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    ちんぽが入らないだけじゃない.何と生きにくい人なんだ.夫も二人揃ってそういうところがあるようで,お互い支えあって生きてきたのだと思う.でも,と思ってしまう.このちんぽが入っていたなら,病院に行って相談して何らかの解決を見ていたなら,また違った人生だったのかもしれないなぁと.サラリと書かれているけれど結構重い内容でした.

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    投稿日: 2018.12.25
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    実話を元にした小説。 夫のちんぽ“だけ”が入らなくて苦悩する女性の話。 単に性的な悩みだけではなく、夫婦共に教師で苦悩する様子はとてもリアルだった。

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    投稿日: 2018.12.08
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    タイトルから連想する内容より深いが重くない内容の一作です 不運ではあるけど不幸ではない作者に救われます 著者の心が過去と今を行ったりきたりしながら後悔と反省と自戒を繰り返しながら他人を思いやり、強く立ち向かえずに自分が壊れていく様がどうにも泣けるんですが底にある優しさに救われます そして、進学し、結婚して子供を作ることが人としての幸せという教育を通しての洗脳が見え隠れする事に疑問を抱きます

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    投稿日: 2018.12.06
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    タイトルどおりの話ではあるけど、それだけじゃなく何とも重たい。これが私小説なんて、そんなに災難が集中しちゃうのか。しかも夫婦揃って。 問題は別にきれいに解決しないし、それを抱えながら毎日過ごしていくけど、それでも文中「不運だけど不幸じゃない」と言えるのは簡単ではないよなー。 結構こき下ろされてる感想もあるんですけど、まさにこういった「こうあるべき」という周囲の目に苦しめられてる人の話だったりするんですよね。 好き嫌いはある。良い悪いはない。 これに尽きるかなと思います。

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    投稿日: 2018.12.04
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    初めて体を重ねようとした夜、彼の性器が全く入らなかった。その後も2人は「入らない」一方で精神的な結びつきを強くしていき、結婚。しかし…。交際から約20年、「入らない」2人の生活を、ユーモア溢れる筆致で綴る。 図書館に予約を入れてから1年近く経ってようやく順番が来たが,読むのに1時間くらいで終わってしまった・・・。 ただ苦しいだけの話。

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    投稿日: 2018.12.03
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    ネットで話題になっていた本 読みたいと思いつつやっと読むことができました。 衝撃的なタイトルから 「夫婦生活を明るく描いたエッセイなのかしらん…」 などと思い読んでみたら… そんな単純なことじゃなくて 読んでた電車で不覚にも涙ぐんでしまった!! 大学時代に知り合ったご主人と主人公のこだまさん つきあってすぐに突き当たった…入らない問題 そして結婚 どんなにがんばっても入らない さらに就職した小学校では学級崩壊 どんどんメンタルをやられていくこだまさん そして入らない… 他の人のは入るのに… こだまさんのメンタルがどんどん崩壊していく描写がすごくせつない!! フツーの夫婦のありかたって何だろうね? 結婚&出産で得られる幸せって何だろね? 愛って何だろね? 2人で寄り添える人生って何だろね? とにかく深い!! この本、愛に迷った人にぜひ読んでほしい!

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    投稿日: 2018.11.30
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    ・ステレオタイプと生き辛さ ・母親との確執 ・やらずに、言わずに自己完結する事による失敗、後悔 ・理想と現実 行動の動機を保身や無難に愛情と結び付けるような修飾ではなく、本当に純粋な気持ちで書かれていてとても共感できる。 性行為が農作業で例えられたり表現もおもしろい。 この作者の本は追いたい。

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    投稿日: 2018.11.27
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    軽いタイトル、中身は重い。 単純に物理的・技術的なことなのか、先天的に塞がっているのか、心配しながら読みました。 で、えっ?他人のは入っちゃうの? 自暴自棄な時期は大変だったでしょうが、 神経的治療で解決できたのでは?と思ってしまいます。 だって、旦那様以外はオッケーなんだもんなー。

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    投稿日: 2018.11.26
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    真面目に生きていても不器用であったり、肉体的な不調によって生きづらくなる人たちの心理がよくわかる。 著者の表題のとおりの悩みは、一般に理解されない、人に相談できない悩みとして述べられているが 他にも学校の先生が学級崩壊によって心を病んでいく様子や、世間の理解が得られずもがく姿がリアルに描写されている。 この本が痛みを抱えて生きている人たちに気づいてあげられる一助になればいいと思う。

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    投稿日: 2018.11.23
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    夫のち〇ぽが入らない 2017/1/18 著:こだま いきなりだが、夫のち〇ぽが入らない。 そんな衝撃的な言葉で本書は幕を開ける。 書名も強烈であるも、なんとこれは実話で構成されている。 なぜ入らないのか。 そしてそれは入るのか・・・。 書名がすごい。 他にも候補があった中でもあえてこれを選んだ著者はすごい。 しかし、読み終わってこの物語にはこの題名しかないということが痛いほどわかった。 入らないのがもちろん中心となり繰り広げられる物語ではあるものの、もちろんそのことばかりが書いてあるわけでもない。しかし、根底には入らないことがしっかりと刻み込まれて展開されている。 人を馬鹿にするでもない羨むでもない。色々な感情がクロスしながら読む側も大忙しになり、テンポの良さについていくのも必死になる。 読み終わった後もまだまだ答えは見つからない。 しかし、この物語はこれがゴールなのだろう。

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    投稿日: 2018.11.19
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    夫婦の営みの問題を抱えて生きてきた作者の告白。 Ⅰ 春陽 Ⅱ 落日 Ⅲ 極夜 Ⅳ 朝暉 あとがき 大学で衝撃的な出会いを果たした夫妻の悩みが、ちんぽが入らない。 この絶望的でもあり、笑ってしまう出来事を20年も他人にも言わず、受け入れてきた夫妻。 その問題により夫は風俗へ通い、妻は不特定多数とのセックスなどへ逃げ道を求めるも、この夫婦らしい生活へ落ち着いていく。 子供が出来なくったって、うつになったって、ちんぽが入らなくたって幸せに生きていける。 迸る感情の文章が読み手の心を捉える。

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    投稿日: 2018.11.18
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    これが実話とは、壮絶です。途中から話が重過ぎて、読むのを辞めてしまいたくなるほどでした。でも、心だけで繋がれるって、本当にすごいなと思いました。

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    投稿日: 2018.11.07
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    エロい本かと思って、読み始めたら大違い。極めて真面目な、夫婦の生き方、教育問題、心が壊れる人々の実態…などなど、鋭くえぐった作品だった。「どん底」を持っているだけで、私は強い気持ちになれる。この言葉は、私に対する大いなるエールと受け取れた。このタイトルで出版することに著者は大いに迷ったそうだが、編集者の「このタイトルが良いんです。最高のチンポにしましょう」との心意気に押され上梓。この編集者・扶桑社の高石智一氏にファインプレイ賞を贈りたい。

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    投稿日: 2018.10.25
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    ○タイトル強烈だから気になって。松尾スズキの書いてる「これは"結婚"という名の怪我をした、血まみれ夫婦の20年史である」がもっとも納得。 そう、普通に生きようとして普通に生きられなかったひとの話。 私が独身だから結婚してる側に回りたいと思ってしまうけど結婚してる側もそちらはそちらで子どもはまだ?攻撃にあってたりそれもそれでマイノリティー側の人。小説だったらふーんってなるけどこれが実際の話だからよりみんな感慨深くなるし考えちゃうよね

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    投稿日: 2018.10.24
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    話題になっているからという理由で内容もよく知らずに、ただの面白エッセイだろうと思って読み始めたらとんでもなかった。淡々と語られる反省は結構重たいんだけど、作者は(失礼な言い方だけど)どういうわけかここまで踏みとどまってこれた。それって奇跡みたいなことだと思うし、生きててくれて本当に良かったと思う。他人と違ってもいい、上手くできなくてもいい、親や周りを喜ばせなくてもいい。生きること、幸せについて考えさせられる本。

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    投稿日: 2018.10.21
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    仕事のできる彼は家庭の事で人に言えない悩みを持っているかもしれず、いつも明るくて優しい彼女は自分の性別に違和を感じているかもしれず、責任感が強く、いつも人に優しくありたいと願っている担任の先生は、ちんぽが入らないのかもしれない。 いつだって人を傷つけるのは、想像力の無さから生まれる悪意の無い一言で、そんな言葉で傷ついた人を救ってくれるのは、世の中のふつうを押し付けず、ありのままを受け入れてくれる人の存在なんだと思う。 話の内容は重いが、軽妙な語り口でとても読みやすい作品。タイトルで忌避せず、是非多くの人に読んでほしい。きっと明日から少し人に優しくなれる。

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    投稿日: 2018.10.12
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    タイトルに度肝を抜かれた。図書館で予約を入れたところ、想像以上に人気があって驚いた。半年待ってようやく借りることができた。内容については触れないが、世の中信じられないことがあるもんだ。

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    投稿日: 2018.10.08
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    タイトルがすごいので気になっていたけれど、性嫌悪が邪魔して読めなかった。でもネットで感想を拝見するにつれ、そういう自分にも読みやすいのでは?と思い読んでみた。読んでよかった〜。 タイトルに反して内容はかなり重い。でも語り口は清潔だしユーモアがあるのですーっと読める。読んでしまう...。状況はどんどん悪くなっていくのだけど、最終的に筆者さんの辿り着いた結論にどことなく救われた。

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    投稿日: 2018.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.8.13 最初のあたたかい出会いの場面が幸せだったけど。なんとも人間らしい話でした。人の夫婦生活を垣間みたような、最初から病んでる人らしいリアルな話で面白かった。入らなかったら、相当悩むし結婚も悩むかも。それ以上の精神的なつながりがあるって素敵。なんとなく出会った人みんな最後はいいひとみたいに自分で納得しているところが、また病む人の典型的な人の良さ、弱さ。ここまで深く考えながら読んだ本は初めてかも。

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    投稿日: 2018.08.14
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    タイトルの通り、入らないこと、および1人前の教師になれないことに主人公が莫大な負い目を感じているのがつらい。負い目があると人間の思考は歪むから。 ”入らない”ことってそんなに大きな妻側の負債なんでしょうか?出血させている夫には負債はないのでしょうか?1人称の小説なので、夫の腹のうちは分からないままなのだけれども、共働きなのに夫が家事をやる描写もないし、夫は空恐ろしい人間に見えた。

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    投稿日: 2018.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冒頭1ページが至高。尊い。 大学時代のエピソードに関しては、ゆくゆくは夫になる相手である男子大学生が魅力的でないので読んでいて退屈で、途中何度か投げ出しそうになった。 社会人になってからの展開はスリリングでページをめくる手が一気に加速。ネットで知り合った顔も名前も知らない男たちとつぎつぎに寝ていくくだりは桐野夏生の「グロテスク」を彷彿とさせるが、あちらがタイトルに違わず異様で気味が悪いのにくらべ、こちらは淡々としていて湿度が低いので嫌悪感はあまり覚えない。 ところでこの小説、衝撃的な題名に負けじとばかりに、当然セックスの描写が多いのであるが、主人公(女性)の快楽については、一切言及がないのが非常に特徴的である。 そこに描かれる行為は性器か口への挿入だけで、それもつねに苦痛や流血をともなっている。女性の側に与えられる前戯がまったくないのは、作者の私小説らしいので羞恥心のために省かれたからなのか、それとも登場する男たちがのきなみテクなしなのか。 また、主人公が夫とセックスしようと奮闘するたびにヴァギナがめりめりと裂けて大出血するわけだけれど、他の男性とはスムーズに挿入に至っていることを鑑みるに、たとえば膣のつくりが浅いとか、そういう肉体のハンデは考えにくい。したがって、シーツが日の丸になるほどの出血とは比喩なのかもしれない。血を流しているのは、いささか陳腐で申し訳ないが、彼女の心なのかもしれない。 まあ、女性である私からすれば、数多あるエロ媒体での女のヨガり描写なんぞより、こっちのほうが百万倍リアルで好感が持てますわ。

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    投稿日: 2018.08.06