
総合評価
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powered by ブクログP14 年を取って自分がなくなってくると、 気が楽なんですよね。 自分は関係なくなるから、逆にまわりを 困らせないようにと気を使えるようにもなる。 (養老) P23 虫をやっていて、やっぱり一番面白いのは、 発見です。発見って、自分が変わることなんです。 見つける前の自分と、見つけた後の自分は違う。 別の人になるんです。※(養老9 P25 自分が知らなかったところに行き着けば、 自分が変わり、世界が突然変わってしまう。 「それまでのわたしは、そのことを知らなかった」 という発見です。※ 世界は広くて、そんなことはたくさんある。 それを覚えると、年を取らないですよ。 だってそうでしょ?しょっちゅう生まれ変わる んだもの。(養老) P25 僕は「わかったから嬉しい」と思ってたんですけど、 今までと違う人になることが嬉しいんですね。※ (南) P26 学んだり発見する喜びは内面にあって他者の評価に よらないし、それが人を若々しくしたり幸福にする。 (養老) P30 せっかく忘れてたのに。 自分の力で思い出したかった(笑)。 (南) P186 ものすごくオタクの人っていうのは、 世の中のことがわかっていない人だって、 みんな思ってるかもしれないけど、 その好きなことがわかったために世の中の しくみがわかったりすんだよなあって思います。 (南) P188 学校で勉強するっていうのは、そんなふうに考える 前にいきなりやらされちゃってるから、 「勉強が楽しいはずないもんな」ってなるんですよね。 勉強ができる人は、それでも競争に勝ったりするのが 楽しいってことでやってける。 でもそうやってる人の中でも、どんどん、 つきすすんでくとその勝つということとかよりも、 考えたり、勉強したりすること自体が楽しいんだって いうことがわかってくる。(南) P188 「そういうものだ」って思っちゃうっていうのが、 最大の知的怠慢でしょう。 「理由はわからないけど、そういうものだ」って。 「えっ、どうして?」って思って、それをそのまま 維持することは、体力が要るんですよ。 棘が刺さったような感じになる。 それを一生持ってないと、ものを考えるように ならないと思う。(養老) P195 自分が作品であるような、作品としての自分を 完成させるつもりで、好きなことをやれば、 老人としての時間を本当に楽しめるんじゃないかな。 ※
0投稿日: 2026.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間、ヘビ嫌いかクモ嫌いかのどっちか。そうなんですかw。私はヘビ嫌いです。そして、確かにクモは大丈夫です。タイトルに関係ない話ですが。養老孟司&南伸坊「老人の壁」、2016.3発行。気付きの点は: ①老人(人間)の生き方というのは、60歳を過ぎたらバラバラ ②死というのは「親しい人の死」に決まっていて、自分とアカの他人の死は、自分にかかわってこない ③健康な間だけ、生きてりゃいいんです ④よく考えたら、お金ってそんなにいらない。年寄りは勿論、若い人でも。
0投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログこの手の養老さんの著作は久しぶりですが、今回は南伸坊さんとの対談形式ということで、どんなやりとりが繰り広げられるのかちょっと気になって手に取ってみました。 読み終わっての感想は、概ね“予想どおり”といったところでしょうか。 9割方は正直どうでもいいような話で、それはそれで味があって面白く、とはいえ、ところどころでは「なるほどそういった捉え方もあるなぁ」と気づかされるくだりもあって “流石にお二人ならでは”という感じですね。
0投稿日: 2020.03.04
powered by ブクログ南伸坊さんの見方、感じ方が好きです。肩の力が抜けているっていうか。あっと言う間に読み終えてしまったという感じ。 〈本から〉 自分そのものを作品として考えて、自分を育てていく。世の中の役にたつだけじゃなくて、自分自身を完成させていく。修行ってそういうものでしょう。 動物ってけっこう転位行動をするんですよ。 どうも動物は無駄なことは考えないようにしてますね。 「外観が変わると内側も変わる」 「その人の顔になるとその人になる」 心筋梗塞や狭心症の痛みは、左肩から左腕に放散します。 「胸が痛い」なんて言っているのは、心臓が痛いんじゃないんですよ。肩や腕が危ない。 アメリカでは、その自動車会社が鉄道をつぶしたんですからね、モータリゼーションの初期に。 描きながら認識していくんですね。
0投稿日: 2017.01.12
powered by ブクログ老人・死というものをテーマとして与えられながら 中身は「どう楽しく生きていくか」ということが中心。 ・人間はだませても自然はだませない。 いい加減な仕事には相応の結果が起こる。 (これ読んだ後に、豊洲の盛土問題が出てきてうなった) ・余命は短く言っておいた方が、 その数字より先に死なれる可能性が低くなるので医者にとって都合がイイ。 ・分かったことが嬉しいのではなく、分かって自分が変わることが楽しい。 ・良いと思っていることにも裏表がある。 効きすぎる薬をもって、よく効くからと増やすのか、よく効いたからと減らすのか。 絶対なんてものはなく、距離感と、ほどよいところで受け入れることの大事さ。 ・車みたいな、70キロの人間ひとり動かすのにトンのものが必要か? ・ただ見ているだけでは分からない、 絵を描くことで細部を観察し、概念化ができるようになる。 ・趣味や夢中になることを持つと考えることが楽しくなり、 儲けなんて出なくても人の役に立たなくても、そこに自分という作品が残る。 まさに、分かって自分が変わるような話が次々と。 軽く読み進められるけれど、たくさんの豊かな話が詰まっている。
0投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログこんな素敵な組み合わせ、読むしかなかった。「ベートーヴェン好きな人の墓」とかすごく良いな。じめじめ暗いお墓のイメージが穏やかなほっとする感じになる気がします。いつでも機嫌の良い年寄りに、なりたいものです。
0投稿日: 2016.05.23
