
総合評価
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powered by ブクログ部屋で2人に纏わる短編小説。 朝井リョウと越谷オサムが読みたくて買った。朝井リョウのそれでは二人組を作ってください、は朝井リョウらしいモヤモヤ感、大学生に1番近い感性で描かれた大学生は、やっぱりどこかに卑屈で暗い部分を含んでいた。 越谷オサムのジャンピングニーはどこか笑える、スカッとするような話だった。 その他の作家もなかなかにおもしろかった。
0投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある部屋を舞台に誰かの人生の一端をちらり垣間見る一冊。強烈な印象、濃い味の個性、というよりはそれぞれあっさり、さっぱり、たんたんと。どれも短く、さっと読めてしまうので通勤時におすすめ。 『それでは二人組を作ってください』いたくてつらかった。自分に重なるところがあるだけに。 『隣の空も青い』ある意味最も深刻で、その分最も爽やかだった話。この作家さん目当てで読んだ一冊だったけどやっぱり一番すきかな。 『ジャンピングニー』これもいたくて、でも苦しいより残念なかんじ。 『女子的生活』最初から最後まで軽薄すぎない軽快なテンポで、明るくてカラフルで好きな作品。 『鳥かごの中身』穏やかで好ましいけど、鳥かごにセンチメンタルが過ぎたような。 『十八階のよく飛ぶ神様』なんとなくミステリ仕立ての脈絡ない非現実的戦闘話。 『月の砂漠を』しっとりと切ない。悲しみと愛情とあったはずの幸せが淡々と分かち合われる。抑制がきいたセンチメンタルで意外ときらいじゃない。 『冷やし中華にマヨネーズ』これもすごい残念な話。なのになぜか残念で終わらず、こんなしょうもなさが現実的な切なさを放ってくる。
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログ新しい作家開拓もかねて,坂木司の名前につられて購入。(その割には坂木司の短編はあんまり好みでないものが多い…。) 一時的に,あるいは永久的に,一つの部屋で二人が暮らす物語集。友達同士だったり,会社の先輩後輩だったり,恋人同士だったり。「部屋の中」という特別な空間だからこそ見えてくる他人の内側に触れることで,代わり映えのしなかった日常が少しだけ変化していく様子が素敵でした。 飛鳥井千砂「隣の空も青い」,徳永圭「鳥かごの中身」,三上延「月の砂漠を」,吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」が良かった。 ▼短編 朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」 飛鳥井千砂「隣の空も青い」 越谷オサム「ジャンピングニー」 坂木司 「女子的生活」 徳永圭 「鳥かごの中身」 似鳥鶏 「十八階のよく飛ぶ神様」 三上延 「月の砂漠を」 吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ似鳥鶏先生の短編目当てで購入。やっぱりこの作者さんの書くアクションシーン好みです。(いや、ミステリも好きですけど!)一度、べったべたのファンタジー書いて欲しいですわー。
0投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログ朝井リョウ『何者』のスピンオフ作品がお目当てで買った、シェアハウスがテーマのアンソロジー。たまたまですが今タイムリーにふたり暮らししてるのもあって楽しく読めました。 というかどの作品もすごくいい!!特に最後の吉川トリコさんの作品は電車の中で読んでたにも関わらずボロボロ泣いてしまいました。ながーく同居して恋人でもなくなってしまったカップル。共感できすぎる!!吉川トリコ作品、多分初めましてだったと思うんだけど、長編も読んでみようかな。
0投稿日: 2014.11.12
powered by ブクログ数人の作者で書かれているアンソロジーなので、初見の方などの作風が知れるのは楽しかった。 同じ部屋で過ごすという展開の単純な図式なんだけど、作者さんによっていろいろかわるので面白い。男女間の話であったり、かつてとこれからの友情であったり、ファンタジーな設定であったり。ハッピーなだけでなく、重かったり痛かったりもしたりしたけども軽く読むにはいいんじゃないかな。
0投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログアンソロジーなので、 普段読まない作家も読めると思って読んだけど 普段読んでる作家さんが一番良かった。 一人暮らししたことない私は、そっちに憧れるのだけど。 いずれにしても、どんな形でも二人暮らしって大変。。。 人とのかかわりがシェアの醍醐味なんだろうな。
1投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ朝井リョウさんの作品を読みたくて手に取った。今回の作品も、心情をえぐり出していてリアルだった。 どの作品も、舞台となる部屋に物件情報と間取りが出ているのが想像しやすくて面白かった。 印象に残ったのは、飛鳥井千砂さんの「隣の空は青い」。単なる海外出張の話かと思いきや重要な物語だった。ほかの作品も読んでみたいと思った。 【2014.9】
0投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログいやー よかった(*^_^*) かたちは様々、一つ屋根の下、「ふたり」を題材にしたアンソロジー作品 甘酸っぱかったり、ほろ苦かったり、懐かしかったり・・・・・・胸キュンです~ では 作品ごとに見ていきましょうか 『それでは二人組を作ってください』 朝井 リョウ 著 幼い頃から二人組を作るのが苦手だった女性 そんな彼女が自身の部屋をシェアする相手を探し求める物語 主人公の不器用さが痛々しいんだけど・・・なんだか自分を見ているみたいで・・・・・・ 『隣の空も青い』 飛鳥井 千砂 著 面識はない、愛想もない、そんな先輩社員と韓国へ出張 楽しいはずであった出張 だけど、日本、韓国、二国間の歴史認識の差を見せつけらて・・・・ とっても悲しい気持ちになって(´_`。)グスン そんな時に無愛想な先輩が・・・人生経験を話し始めて・・・・・・ 先輩!!いいこと言うね~ 『ジャンピングニ―』 越谷 オサム 著 夢を追い求めて田舎からやってきた二人 魅かれるように同棲を始めたけど 夢の行先はそれぞれにあるわけで そのことが分かり始めた2人の行く末?? 「ガンバレ二人!!!!!!!」と応援したくなるような物語 『女子的生活』 坂木 司 著 女の子になりたかった男の子は夢をかなえるために女の子になった 女の子になった男の子と元同級生が出会って。。。。。 そこから始まる同居生活は・・・・・ とってもイマドキな感じ~? 軽快で元気いっぱいな感じ~? 『鳥かごの中身』 徳永 圭 著 同棲していた彼女が出ていった・・・・そんな男子と 母親が出ていった・・・・・そんな少女の 期間限定の共同生活 とっても悲しい現実だけど未来へ踏み出そうとする二人がとっても眩しい物語 『十八階のよく飛ぶ神様』 似鳥 鶏 著 神様との同居生活 悪い奴がやってきて神様とバトル開始です 素直に終わりそうで・・・・やっぱり終わらない!!!! 『月の砂漠を』 三上 延 著 私には妹がいた だけど妹は関東大震災で帰らぬ人となった 彼女には婚約者がいた 私と彼は復興を遂げた街で暮らしていく 妹を想いながら・・・・・・ 『冷やし中華にマヨネーズ』 吉川 トリコ 著 同棲生活も十年超えればどんなもんよ 惰性に馴れ合い、これってよく言う腐れ縁?? でも、でも・・・ 二人の間には誰にも知れない絆もあったりする けど、けど・・・ 長期同棲中の二人の未来は・・・・このままではいけない・・・・・とも思う 今までここにあった 当たり前だと思っていた そんな現状は永遠ではない いつかは形を変える 二人だけの形が変わる ちょっぴりセンチメンタル感に浸れる作品集でした(^.^)
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログアンソロジー。 一つの部屋、二人の物語。 朝井リョウさんの「それでは二人組を作ってください」を読もうと思い手にした。 でも、いまいち面白くなかった。 そのかわり、飛鳥井千砂さんの「隣の空も青い」と吉川トリコさんの「冷やし中華にマヨネーズ」と出会えた。 「隣の空も青い」は、韓国と日本の間にある溝にまつわる、大事な人とのコミュニケーションの話。 「冷やし中華にマヨネーズ」は、腐れ縁と思い出、そこから歩みだすお話。 この二編は読む価値あり。
0投稿日: 2014.10.22
powered by ブクログ色々な作家さんが一つのテーマを題材にした短編集です。 話の最初に間取りとか部屋の設定が書いてあって部屋の描写が分かりやすいです。 まさか...と思うような衝撃の展開があり、面白いです。 私は越谷オサムさんの話が好きかな。
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログ【収録作品】「それでは二人組を作ってください」 朝井リョウ/「隣の空も青い」 飛鳥井千砂/「ジャンピングニー」 越谷オサム/「女子的生活」 坂木司/「鳥かごの中身」 徳永圭/「十八階のよく飛ぶ神様」 似鳥鶏/「月の沙漠を」 三上延/「冷やし中華にマヨネーズ」 吉川トリコ
0投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログ最後の吉川トリコさんの話がグワーンときた。13年共に暮らして生臭い気持ちがなくなってしまった二人の終わり。別々に暮らすようになったら、イライラしたことも泣いたことも忘れて、きっと思い出すのは冷やし中華にマヨネーズかけてたとか、シチューをご飯にかけてたとか、くだらないことだったりするんだろうな。
0投稿日: 2014.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朝井リョウの短編がインパクトがあって良かったので感想を。 筆者は心の痛みというか、いらないプライドというか、無意識の優越感や嫉妬を書くのがうまい。ルームシェアをしている姉が出ていくため、シェア相手を探す大学生の話。ところどころ挟まれるモノローグが示す通り、女の子と二人組をうまく作ることができない。できなくても、できないのではなくしないのだ、と自分のプライドを守るためその気持ちを隠す。テレビ番組のルームシェアに憧れる友人をルームシェア相手として誘うため、彼女の好きそうなインテリアを買いサプライズを狙う主人公。ああ、まるで駄目な男の典型だ。好きな物を与えれば自分についてくれるだろうと考える、その思考がよくない。まずは訊こう、誘おう。ルームシェアしないかと。事情を話そう。見栄で高いランチを頼んだり、割り勘のお金を貰ってないことを言い出せなかったり、そんなんじゃきっとルームシェアしてもうまくいかないよ。願わくは彼女が、新しく同居人から広い愛を与えられて、変なプライドが砕けて素直になれればいい。が、そんなうまくいかないかな。自覚があってもきっかけと環境が整ってないとうまくいかないよね。彼女に友達が少ないのは彼女のせいなんだろうけど、分かったからといってうまくいくもんじゃないし!
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログ朝井くんの新作目当てで購入の「ひとつ屋根の下ふたりぐらし」アンソロジー。 新潮文庫から新創刊(スピンなし)の新潮文庫NEXレーベルの創刊ラインナップの1冊です。 朝井リョウがトップ走者、吉川トリコがアンカー。人気のある実力派若手(?)作家のラインナップはかなり豪華なのではないでしょうか。特に驚きのあるアンソロジーではなかったけど、おおむね安心して読めて、安心して人にも貸せる本ではないかと。 相変わらず女子目線な朝井くん小説。テラスハウス(作中では「ログハウスライフ」)に対する意地悪な目線といったら。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログ「鳥かごの中身」が一番好き。 次点は、「月の砂漠を」と「冷やし中華にマヨネーズ」。全部傾向がちがって、面白かった。 気になった作家さんの他の本も読んでみよう。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログ部屋で二人で住む話をテーマにしたアンソロジー。恋人や夫婦中心の甘めの話が多いかと思っていましたが、様々な設定でどちらかというと寂しかったり辛口のものが多かった印象。特に、朝井リョウさんの作品はぐいぐいえぐられるようでした。二人組になるのって難しいと私自身が思ってしまうので納得してしまうし、ぐいぐいえぐられました。三上さんの作品が切なくほろりとするものに、胸が温かくなるものもあってよかった。
1投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログ気鋭の注目作家が描く、一つ屋根の下アンソロジー。 一度は耳にしたことのある作品の著者の魅力をぎゅっと詰めた作品集です。「この作品はよくドラマ化や映画化されているけど、実際に読んだことない」人や、「流行には乗らん!」という硬派の方にぜひ読んでほしいです。
1投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログふたりで暮らすアンソロジー。 ほぼ初読な作家さんだったのかな。 いわゆる男女のふたり暮らしなだけでなく いろんな形の同居の話。 間取り図から始まるのがよかったでした。
0投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ初・新潮文庫nex作品。 二人暮らしをテーマにした作品である。赤の他人と二人で暮らすことは、身内以上に難しいなと感じてしまう。 また、出会いもあれば、別れもあり、一緒に暮らすパートナーによって、人生が左右されることもあるので、これもひとつの人生経験になると思う。 この本のいいところは、それぞれの話に部屋の間取りが載っているので、話の内容・背景が想像しやすいなと思う。 個人的に好きな内容は、「女子的生活」、「鳥かごの中身」、「月の砂漠を」である。 「月の砂漠を」は、他の話が現代の内容であるのに対し、関東大震災があった年から昭和の初めの話だというので、逆に新鮮さを感じるのである。 手紙の部分で、暖かい気持ちが伝わっていてほっこりとした気持ちになった。 「女子的生活」は、女装している男性との生活を解消し、意外な形で、同級生の男性と一時的であるが一緒に生活し始めた。その男性との生活の続きが見てみたいのである。また、それはそれで面白そうだなと思う。 「鳥かごの中身」は、母が家に戻らない小学生の女の子と、主人公の僕が一緒に生活する話である。最後に女の子の祖母が出てきて、「バカ娘の代わりにこの子を育てる」と言い、そこには、娘が子育てをまともにできないことに対しての贖罪の気持ち、娘のようになって欲しくない孫を気遣う気持ちが強く感じられる。 女の子も母の所へ行きたい気持ちが強く、祖母へついて行くのは嫌がっていた女の子の辛い気持ち、僕が女の子と別れ、一生会えないという悲しい気持ちが入り混じり、切ない話だと感じてしまった。
0投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ二人暮らしをテーマにしたアンソロジー本。友達、会社の先輩と後輩、腐れ縁の恋人、傷心の青年と少女、夫婦、棲みついた人じゃない者・・・ 最近アンソロジー本にハマってます。 今回も面白かった!8人の作家による作品たち。 ルームメイトを探す『それでは二人組をつくってください』、出張先で数日間同じ部屋になった先輩後輩『隣の空も青い』、それぞれ夢を追いかける同棲カップル『ジャンピングニ―』、突然現れた高校時代のクラスメイト『女子的生活』、母親がいなくなった隣の少女と暮らすことになった青年『鳥かごの中身』、突然部屋に現れた自称神様との生活『十八階のよく飛ぶ神様』、慣れない新居に住む新婚夫婦『月の砂漠を』、腐れ縁で一緒に住んでる元カップル『冷やし中華にマヨネーズを』。 お気に入りは『女子的生活』かな。読んでるうちにそういうことかと納得。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログあんまし期待してなかったんだけど、よかった!w いやー、ほんとスミマセン(; ̄▽ ̄A アセアセ・・・ ラスト2編が特によかったです♪ ムカデも楽しかったなww
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ海外出張に行く前に、飛行機内で手軽に読めて軽い文庫を、と思って買ったけれど、結局行きは予習、帰りも報告書と睡眠で読まずじまいにしていた本。 一気に読んだ。…違う作家によるアンソロジーなので、タイプは違うけれど、読後感は、あぁ、なんかいいなぁ。 朝井リョウの、もやっと、ひやっとする女の子同士の関係を描いた作品もあれば、飛鳥井千砂さんの、出張リーマンのお仕事小説かと思ったらどんでん返しで民族間の確執を書いた話や、坂木司さんの、LGBTの彼女が同級生を何だかんだ言って食べさせてあげる面白い話や、徳永圭さんの、淋しいリーマンと少女の刹那の交流を描いた温かい話や、三上延さんの、震災で妹を亡くした姉と妹の元婚約者の泣ける話…(結構なネタバレです) 作家として坂木さんが好きなのはあるけど、飛鳥井さんの話のもっていきかたはよかったなぁ。 一押しは、ビブリアの三上さんの作品の、元妹の婚約者が規則の厳しいアパートメントを選んだ理由が、今の妻である姉を守るためだったという展開。「鉄筋コンクリートの建物は、今までの木造よりもずっと地震や火事に強いそうです。」「同じことを、繰り返したくない」…これは、落ちますよ!
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ一時的であっても、誰かとともに暮らすことが書かれた作品を集めたものです。似鳥鶏さん目当てに買いましたが、どの作品も面白く、非常に得した気分です。今まで接点がなかった作家さんの作品を読めるのが、アンソロジーのいいところだと思います。とくに坂木司さん、飛鳥井千砂さん、徳永圭さんの作品が出色で、ほかの作品も読んでみようと思いました。
1投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新潮文庫NEXという新しいシリーズ。いよいよ新潮もラノベかと思って読んでみたら、たまたま、作品がそうだったのかもしれないが、ラノベ風ではなかった。部屋に2人でいるということをテーマにしたオムニバスで、浅井リョウとか越谷オサムなど読んだこともある人も。タイトルのあとは部屋の間取り図になっていて、そこから物語がはじまる。いろいろな作風が楽しめておもしろかった。
0投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログ色々なパターンの二人暮らし。それぞれ楽しめた! 2014.9.24
0投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログ新潮文庫nexは使用している紙が好きです。つるりとしていて、指に少し吸い付くような感覚がして気持ち良いです。 というわけで、「知らない映画のサントラを聴く」に続けて、新潮文庫nex今月2冊目。 アンソロジーはいつもあまり期待しないで読むのですが(短編小説は書くのも難しいのか、あまり良質の話はないイメージだった)、これは好きな話ばかりの一冊でした。10~20代向けです。 「ふたりぐらし」をテーマにしたアンソロジーです。友人同士だったり恋人同士だったり夫婦同士だったり会社の同僚だったり、一人暮らしに子供や神様が転がり込んできたり。。。 また、どれも話の中でちょっとしたきっかけがあって、これから新しい生活へ……というエンディングが共通しています。前向きになりたい人にはおすすめです。 あと、話の最初にそれぞれの部屋の間取りが紹介されていて、見ていて楽しいです。間取りってなんであんなにワクワクするんでしょう。 どれも魅力的でインパクトもあるのですが、個人的なお気に入り。 〇 朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」 → 朝井リョウは初読みでした。独特な文体がめちゃ好み。「がしがしと玄米ブランを噛み砕くと、「食物繊維」という画数の多い文字が、一画一画ばらばらになって胃の中に押し込まれていく感覚がする。」(P.14) 〇 坂木司「女子的生活」 → 坂木司大好きです。笑いました。そしてほのぼのしました。 〇 三上延「月の砂漠を」 → 現代モノ続きのところに、いきなり昭和がやってきます。着物から洋服へ移り変わる頃。ほのぼの日常作品が連なる中で、少しシビアなお話でした。朝ドラの影響か、妻に優しい旦那さん。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログブクログのランキングで見つけて、好きな作家さんの作品入ってるし買おうと思った一冊。書店で見たら表紙がとても可愛かった。 個人的に好きだったのは女子的生活、十八階のよく飛ぶ神様、冷やし中華にマヨネーズ。十八階~はいろいろ衝撃的だったけど。ファンタジー寄りな感じ? 因みにわたしは思いきり騙されてました。 冷やし中華にマヨネーズ…のモータくん。あんまりこういうこと無いんだけど、昔の知り合いと口調とかキャラが同じだったので懐かしくなり思わずその人を当てはめて読んでた。元気にしてるのかなー。
0投稿日: 2014.09.22
powered by ブクログ同棲をテーマに描かれた本なんだけど、ラブラブな感じではなく、人と暮らすには、人と関わっていくには…と思ってた以上に深く考えさせられた話が多かったな。朝井リョウの話とか気持ちよくわかるーって思いながら読んだ。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログ誰かと暮らすって本当に難しい。家族であっても難しいことがたくさんあるのに、血縁のない人だとなおそうだ。 このアンソロジーは誰かと暮らす一一つ屋根のしたのアンソロジー。 朝井くん目当てだったんだけど、彼の書く女の子は本当にリアル。2人組から漏れてしまう子っていたし、2人組から漏れないように必死だった過去の自分も知ってる。 8人の作家のアンソロジーなのだが、ビブリア〜で有名になった三上延さんの作品が好きでした。大正から昭和にかけての、関東大震災前後の哀しい物語。哀しいのだけれど温かく、良かったね、幸せになるんだよって言いたくなるような温かさがすき
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ好きな作家が入っているので、買いました。短編で、読みやすく、部屋をモチーフにしたいろんな人たちが、登場して楽しめました。
1投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログ2人で住むことがテーマなので、単純に考えると男女の同棲、結婚が出てきそうですが、なかなかどうしてバリエーションに富んだ同居人(一部人じゃないのも)が登場します。 少し重たい話、ばかばかしい話、ゆるい話といろいろです。個人的には徳永圭の「鳥かごの中身」がじわじわ来ました。 あと、それぞれの話の頭に間取りを入れたのはいいアイデアですね。お話の中の部屋を具体的に想像できるので、読みながら風景が浮かんでくるようでした。
1投稿日: 2014.09.04
powered by ブクログ【内容紹介】 同じ鍵を持つ、ふたり。だけど心は――。 誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕......気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。 朝井リョウ:アサイ・リョウ 1989年、岐阜県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞受賞。受賞作がベストセラーになり、現役大学生作家として注目される。男子チアリーディングチームを取材した書下ろし長編『チア男子!!』(第3回高校生が選ぶ天竜文学賞受賞)『星やどりの声』『もういちど生まれる』(2012年下半期直木賞候補)、『少女は卒業しない』などの小説を在学中に刊行。2012年春、大学を卒業して就職、大学時代の体験を綴ったエッセイ集『学生時代にやらなくてもいい20のこと』を刊行。 飛鳥井千砂:アスカイ・チサ 1979(昭和54)年、愛知県出身。2005(平成17)年『はるがいったら』で小説すばる新人賞受賞。他に『君は素知らぬ顔で』『女の子は、明日も。』など。
2投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログどの話も良かったけれど、その中でも、隣の空も青い、十八階のよく飛ぶ神様、月の砂漠を、が良かった。 こういうアンソロジーでないと、なかなか読まない作家さんと出会えないので、読んで良かったと思う。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログ「2人ぐらし」をテーマにしたアンソロ集。2人ぐらしであれば、時代も同居相手は何でもOK。 それぞれの作家さんの色がちゃんと出ていてオイシイ一冊です。 朝井リョウさんのテラスハウスをネタにした短編が、若者の不器用さや見栄がうまく出ていて好きでした。 似鳥さんの浮っぷりも、アンソロならではで面白かった。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログ同居をテーマにしたアンソロジー。 家族、友人、恋人、同僚、夫婦、そして神様(!)と、相手は様々。 相手が誰であれ、基本的に『いい話』が並ぶ中、同居相手が神様だという似鳥鶏だけが妙に浮いている……まぁそれを期待して買ったんだがw
0投稿日: 2014.08.28
