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学生時代にやらなくてもいい20のこと
学生時代にやらなくてもいい20のこと
朝井リョウ/文藝春秋
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総合評価

195件)
4.2
75
62
29
2
1
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    笑えると聞き付けて読んでみたが最後までしっかり笑いっぱなし。自分がこういう就活をしたことがなかったので就活のエピソードは共感できるものがなかったが面白かった。全体的に自虐ネタが多かったが嫌な感じもしないで読みやすかった。

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    ちょっと間違えたら「あーキザったらしい」って思われちゃいそうだけど、 朝井さんの本質がすごくいいヤツなのか はたまたおそろしく頭がいいのか、 素直に朝井さんワールドに入って楽しめるエッセイでした。 「転んじゃうかな」と思わせておいて、 すれすれのところで人を夢中にさせてしまう文章センス、 大好きだ。

    0
    投稿日: 2013.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく面白い。 ネタも面白いんだけど、そのネタをどれだけ面白く言語化できるか、 という能力(センス)が天才的。 「学生時代にやらなくてもいいこと」ではなく、 「学生時代にしかできないのでやっておいたほうがよいこと」と 言ってもいいくらいのおバカなことが、つづられている。 たしかに自分も学生時代は、「どれだけバカなことを、どれだけ 一生懸命にやるか」という時期だった。回りの友だちも同様で バカ行為の数と飛距離が話題だった気がする。

    0
    投稿日: 2013.08.22
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    朝井リョウのエッセイ集。 大学時代のおバカ話がいっぱいでした(笑)。 しょーもない行動の数々に笑ったけど、何より文章が可笑しくて可笑しくてたまらない。 誰かに聞くよりも、別の誰かが書くよりも、この本の文章だから最高に面白いのだと思います。もうすっかり朝井リョウのファン(呼び捨てに気が引ける)です。 100キロハイクも、島への旅も、ピンク映画館も、どれも面白かったけれど、お気に入りは「北海道への旅(未遂)」。 夏フェスへいくという調子のいい計画に浮かれていたはずが、ふとした疑問から不安になり、よーく調べてみる。行程を修正していくうち、徐々に陰りが見え始めるところがたまらない(^o^)。 そして到着時間から逆算してみたところ驚きの発見が! ページを捲り、頭の中大爆笑!電車でこらえきれず、顔が不自然に歪曲していたと思う。いいなぁ、若いなぁ、楽しいね〜。げらげら笑うしかなかった彼らがナイスです。

    8
    投稿日: 2013.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「桐島、部活やめるってよ」の作者の大学時代の思い出エッセイ。 作者と相性の悪い静岡在住者にとって、自転車で静岡を越えるくだりはかなり笑った。その通り、横に無駄に長いんだよねえ。 若者の心を掴む(本人も若者だから)文章の面白さだと思いました。 大学時代から文学の世界に足をつっこんでるから、普通の大学生とは違うよね。

    2
    投稿日: 2013.08.20
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    めっちゃ面白かった!!久々に笑いながら本を読みました★朝井リョウさんの何者を読んで、衝撃を受けたので、どんな人なのかなと思って読みました。 今の若者はだめだとか、ゆとり世代は…とか言われてますが、そんな世代を生きてきた私達が一生懸命バリケードを張って隠している恥ずかしい部分を丸出しに曝して、だけどきちんと希望を持てるかたちで発信できる面白い人ですね。これから他の作品を読むのが楽しみです!

    2
    投稿日: 2013.08.11
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    就職もして平日は毎日仕事に行きながら朝晩小説を書き、取材とか打合せを土日に…なんて生活をしているらしいので きちんきちんと計画的に行動する人なんだなぁ、凄いわうちの息子と大違いだわ同い年なのに! と思っていたのが この本を読んでびっくり! 馬鹿さをアピールするための多少の誇張はあるのだろうけど それでも面白すぎてお腹が痛いw 何なの?この子! 同い年でまだ学生やってる息子にも読ませたい。 20130809

    2
    投稿日: 2013.08.11
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    完全にギャグ本 ゆとり大学生のリア充キャンパスライフだった。 同じゆとりとしてそのリア充っぷりに嫉妬を通り越して朝井リョウには絶望した。随所で無計画性をアピールしつつちゃっかり就職しているあたりの堅実性にW絶望。 はっ!! 免許証のオリジナルカスタマイズはくっそ笑った。 言葉の響きがおもしろすぎる。

    2
    投稿日: 2013.08.08
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    エッセイ。 「何者も情熱大陸も面白かったし、この人絶対エッセイも面白い」と思ってたら、やっぱり面白かった。 主に大学時代の思い出話。強行軍で旅行したり、みんなで遊びに行ったり、徹夜で鍋したり。あんなのいつまでも出来ると思ってたけど、30超えてそうでもないと気づきつつ、遠い目で読む。 後半は、何者にも通じる自身の就活体験記。作家デビューの方が先だっただけで、きちんと人生に向き合う姿勢は凄い。ますます気になる作家さんです。 「ここにサインしたら、これは朝井リョウのカバンみたいになるんだけど、いいのかな」

    2
    投稿日: 2013.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、日本には、就活以外に「通過儀礼」と呼べるものがないのでしょう。 帯に書いてある通り、「アホすぎる」が、終盤は、参考になった。 今まで、朝井リョウさんはテンションが低い感じの方だ、と思っていましたが、考えを改めました。

    2
    投稿日: 2013.07.25
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    第一印象は「イラっと来る文章」だったが、徐々に慣れてくると楽しんで読める。どこかで味わった感覚だと思ったら、大泉洋氏の第一印象に非常に近い。 このままのノリを成長しながら続けられれば、第二の椎名誠を襲名することも不可能ではないかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私と同じ世代ということもあり、読んでいて肩の力が抜けるくらいに笑える。これが60代などの大人だと笑えるのか分からないけど、今の若い人を理解する上で大事なエッセイ本であると感じた。 私が自転車好きということもあり、『地獄の500キロバイク』はかなり笑えたと同時に、高校からロードバイクで旅することを夢見ていた私を初心に返してくれた。この本を読んで、ロードバイクを買おうと思いました。

    2
    投稿日: 2013.06.30
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    朝井リョウのイメージが変わった!!いい意味で! ヘタレで(若さゆえの)向こう見ずなエピソードがたまらなく面白い。

    2
    投稿日: 2013.06.29
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    『何者』のようなエグイ小説を書いた人だとは思えないくらい、おかしくて笑ってしまうエッセイ。読みながら何度噴き出してしまったことか…。 『私はおなかが弱い』冒頭で述べられたこの一言が、いろんな場面でこんなことになるなんて!学生時代にやらなくてもいいこと、しかし、学生時代にしかできないことがたくさん綴られている。

    0
    投稿日: 2013.06.28
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    こんな学生時代をすごしてきたから、今の朝井さんがあるのですね。若いときはこうでなくては。商学部の講義のあたりは、おおうけです。繊細な小説とのギャップに楽しませてもらいました。

    2
    投稿日: 2013.06.18
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    小説とのギャップ!! 面識ないのに失礼だけど、始終「アホや〜!」なエピソードの連続。 なんだか親近感わきました。 スマートフォンのエピソード面白かった。 こんな人が後に『何者』を書くとは。 読み終わって残った印象。 朝井さんは馬顔。お腹がよわい。(笑) 知らなくても差し支えないエピソードでも知って小説を読むとちょっと印象が変わるかも!?

    0
    投稿日: 2013.06.12
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    つくづく思いました。 若いって いいなー。 大学時代に「やらなくていい」こと、といいながら、 こんなバカでトホホなことを 一生懸命やれるのは、時間と体力のあり余っている大学時代だからこそ。 ここまでハジケテはいませんが、それなりに自由を満喫していた大学時代を 懐かしく思い出しました^^ ところで、若い人の文章らしく、所々意味の分からない単語(ネットスラング、と言うやつらしい・・・)が・・・。『情弱乙』の意味が分からず、必死に調べた結果、PCの前で能面のような表情になる・・・これ、私のことだわ・・・

    2
    投稿日: 2013.06.11
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    朝井リョウさんのエッセイ。主に大学生時代のバカ話が書いてあり、喫茶店で読みながら爆笑してしまう出来のよさ。

    2
    投稿日: 2013.06.10
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    出始めの頃は文章に慣れなかったけど、やっぱり同世代なので面白い。 こんなアホな人なのかと驚愕。普通の大学生だったんだなー。 就活が通過儀礼てのはまさしくだなーと思った。 次回作も期待出来そうなエッセイ。

    0
    投稿日: 2013.06.03
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    朝井リョウ君、小説も面白いがエッセイも別の意味で面白かった。 私が学生のときは文化構想学部などという何を勉強するのか分からない学部はなかった。それ故に、どういう学部で、彼が何を学んだのか全く見当もつかないが、学生時代だからこそできる馬鹿馬鹿しい行いは昔も今も変わらないようだ。 それにしても、自動車で青函トンネルを通れると思っていたお馬鹿さ加減や、京都までの自転車旅行の滅茶苦茶な計画、はたまたピンク映画館初体験などは抱腹絶倒、大いに笑わせてもらった。 なかでも“100キロハイク”の面白さを改めて教えられた部分。 私はそのチャンスがあったにも拘らず「疲れるだけじゃん」と参加しなかった。 自分も学生時代はかなりハチャメチャな生活を送ったつもりだったが、これを読んでまだまだ物足りなかったことに気付き、あれから30年以上もの時を経て「学生時代にやっておけばよかった20のこと」の一つと後悔することになった。 あれは学生じゃないと参加できないからなあ。 年齢的にも、一つ間違うと死んじゃいかねないからもう無理だろうし。

    15
    投稿日: 2013.06.03
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    最初の、私はお腹が弱い、で一気に興味がわいた。 内容はとにかく面白い! 早稲田ファンの私にはたまらなかった。 作者の朝井リョウさんのことはまったく知らなかったが 興味がわいた。他の作品も読んでみたい。 結局学生時代にやらなくてもいい20のことが 何かわからず、どちらかというと大学時代に やってみたいことが増えた本だった。

    2
    投稿日: 2013.05.30
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    最初の「私はお腹が弱い」 ここから惹きこまれました! 電車の中で クスクス・ニヤニヤ 笑を抑えられませんでした。 やっぱり 朝井さんの本はおもしろい! 1冊1冊 趣が違うけど期待を裏切らない。 次作はアイドルをモチーフにした作品だとか 楽しみです。

    2
    投稿日: 2013.05.28
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     ブクログやっててよかったのは,こんなに面白い本に知り合えたことです.自分の小さいアンテナじゃ絶対に引っかからなかったと思います.いろいろな方のレビューを見て,気になっていて,図書館も予約でいっぱいで,やっと読めました.  本を読んでて,笑い声が出るなんて初めてでした;;お気に入りは母校訪問と東京から京都までの自転車の旅です.ポケモン劇て(笑)  自分も文化祭だったり,旅行の計画といったイベントは当日よりも(その無謀な)計画を話したりする方が楽しかったな.話が無謀すぎて.  ところで,  『高校の時は「負ける気がしなかった」』という気持ちがよくわかります.そして,この本を読むまで,その「負ける気がしない」気持ちがすっかり無くなっていて,それに全く気づかなかったことに驚愕しました.  自分も歳をとったなあと思いますが,その気持ちは無くしたくなかった...

    5
    投稿日: 2013.05.26
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    ダイエットの記録映像に与えられた撮影日数が「1日」と、おかんの携帯を機種変、がツボでした。狙っていない1行1行からもなんか、腰砕けを呼びそうなへへへオーラが立ち上っていて、この本油断できない。 学生時代ってこんなバカやったよね、というのは簡単だが、こんなバカを死ぬまでやり続けられる大人でありたい。でもお腹は弱くない。

    2
    投稿日: 2013.05.26
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    若いっていいな〜!と、倍ぐらい歳をとった私が読んでも、 充分楽しめる本でした。 図書館のヤングジェネレーションコーナーにあったけどなw 短大時代、東京から香川まで、18きっぷで帰省していたけど、 いくら居眠りをしても、静岡県という状況に、 「静岡、なげーわ!」とつっこんでいたのに、 それを自転車で体感するって、すごい。 あ〜、ライジングサン、まじ行きたい!!と、 忘れてた課題を思い出させてくれた。 人生の折返し地点において、まだまだやり残していることを気付かせてくれた一冊。

    0
    投稿日: 2013.05.23
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    お母様のエピソードがおもしろい。 なんとかわいらしい方だろう。 免許証がお財布に入るようにリサイズするなんて 他に思いつく人がいるだろうか。 受験時のホテル予約も笑ってしまったけれど、 もしわたしが朝井さんだったらと思うと緊張する。(笑) 他の学部の授業を受けていたというエピソード。 全く分からないのに提出したレポートってどんなだろう。 というか、レポートとして完成した時点ですごい。 それから新幹線。 わたしも帰省時に使ったのはひかりやこだまだった。 たいていは自由席。 全席指定の新幹線があることをはじめて知りました。 そしてスマホデビュー。 実はわたしはまだ(?)スマホではない。 朝井さんと同じく話せてメールができればいいので (彼はもうスマホだけど) 変える気もいまのところない。 もしかしてスマホしかなくなる日がやってきて (いつまで変えない気なのかということには この際ふれない方向で) わたしもスマホにせざるをえなくなったときには こんなふうになるのかとゾワッとした。 先日携帯を修理に出したのだが(すぐに戻りました) あのときのお姉さんの表情はもしかして 「修理にだすの?だすの?ねえ、スマホにするんじゃなくて?」 という笑みだったのかもしれないと このエピソードを読んで思った。

    16
    投稿日: 2013.05.23
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    すごい楽しいエッセイだった。自虐的だけど、大学のダンスサークルの仲間ときちんと青春してる感じ。 中でも、カットモデルの話が好きだった。見習いの子に「欠損」とか「顔のフォルムが長め」とかボロカスに言われているのに、美容師の試験合格の知らせを聞いてすごい喜んでいる。 ちょこちょこ、ももクロのことが書いてあったり、「楽だお☆」みたいな2ch用語も出てくる。本を読んでたら「THE青春」みたいな人だと思ったのに、いい意味で裏切られた。 こんなに小説が売れてるのに就職もきちんとして賢い。集団面接でのおっちょこちょいな男の子の話に吹き出した。読み終わったあと、朝井リョウのことが知りたくてネット検索しまくった。それぐらい衝撃を受けた。 彼は「小説が書ければそれでいい」というような聖人ではなく俗っぽいことが好きな「欲深い人間」だそう。 兼業小説家としての第一歩「何者」が気になった!

    5
    投稿日: 2013.05.22
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    何を隠そう、私の住む町は100キロハイクの通り道だ。 数日前からこのエッセイを読み始め、「この100キロハイクって抽選なの!?」なんて軽く驚いたりしつつ楽しく読んでいた。 その矢先、昨日(5/19)のことである。 街中を運転していたら、なんと恒例の100キロハイクに出くわしたではないか!! この偶然に思わず笑ってしまう。 この本の中では仮装行列がすごいことになっているような記述だが、この本を読むまで仮装をしているなんて知らなかった。 つまり、本人達が思っているほどバスローブにワイングラスなんてたいしたことないのかもしれない(笑) 今年はたまたま裏事情を知っていたので目を凝らしてみると、確かに鎧兜風の学生がいたり、メイド喫茶風の女生徒がいたり。 なるほど、確かに仮装かもしれない。 でもそれ以上に、みんなヨレヨレである。 そうか、過酷の100キロハイクだもんね。 最初は張り切って仮装しても、わが町通過する頃(夕方近く)には衣装どころじゃないもんね。 たまたま見かけた年は、なんてくだらないことしてるんだろうと毎度思っていたが、このエッセイを読んでますますその思いは確固たるものになった。 この本はそんなばかばかしさ全開のエッセイである。 もう、本当に若さそのもの。 決して取り戻せない、あの恥じ入りたくなるような若さが懐かしい。 それもある程度のキャリアを積んだ作家が書いたものではなく、ついこの前まで学生だった作家がタイムラグなく書いたってのがまたいい。 ブクログ仲間さんが絶賛するわけがよくわかった。 欲を言えば、朝井さんの恋愛にまつわる恥ずかしい話も盛り込んでくれたらさらに面白かっただろうに。 それは次回のお楽しみか? それともそれは小説のネタになっていくのか・・・。 余談であるが、私自身、この100キロハイクの足元にも及ばないが山手線一周!というサークルでの企画に参加したことがある。 なんてことはない、山手線沿線にある大学を夜遅くに出発しほぼ山手線沿いに都内を夜通し歩いて一周するというばかばかしい企画である。 どこをどうやって通ったのかほとんど覚えていない(笑) いったい、何だったんだあれは・・・。 若さならではのばかばかしさである。

    29
    投稿日: 2013.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    両方の見返しに著者プロフィールが載っているのに先ず噴いた。 特に裏見返しのあれ(ある意味著者の希望通り)はチャレンジャーだなと。 装丁の時点で新書っぽいというかなんかチャラいなーと思ったので 版元が文藝春秋だと判ったときにはホントに驚いた。 意外とやりよるな文春(爆)。 出だしの一文(いきなり『私はお腹が弱い』ときたもんだ)を読んだ時点で 原田宗典氏の『スバラ式世界』を最初に読んだときのことを思い出した。 よせばいいのに買ってすぐに待ちきれずに電車の中で読んでしまい 何度も噴き出して涙目になって周りに変な目で見られて 超恥ずかしかったというあの記憶はいまだに消えない。 訳の判らないテンションの高さ、 そこまで落とさなくても、と心配になるほど自分で自分を落とす自虐っぷり、 本人は無自覚なリア充っぷり(ネタになる出来事があるというだけでリア充だと思う) そして何より人前で読んだら変な人認定必至の面白さが共通している。 三浦しをんさんのエッセイにも通じるものがあるなぁ。 小説世界と思いっきり乖離しているのに、どちらも読ませる力がある、という点で。 内容としては、ホントに学生時代にやらなくてもいいこともありつつ 学生時代にやっといた方がいいこと、学生時代じゃないとできないことも たくさん描かれていたように思う。 思わず笑ってしまうような馬鹿馬鹿しいことも 実はちゃんと小説世界に影響を及ぼしている、ということが 読み進むうちにだんだんわかってくるのが面白かった。 特に最終章。 『何者』を読む前にこの話を読んでおいてよかったと思う。個人的に。

    7
    投稿日: 2013.05.18
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    初エッセイ集。 本当に面白かった。爆笑の連続だった。 エッセイ集でこんなに笑えたのは初めてかもしれない。 どの話もちょっとした苦い思いとかが付いているのだけど、きっとその何十倍もの豊かな楽しい体験だったんだろうなと思う。 特にスマホの話し、お腹を抱えて笑ってしまった。今でも公衆電話での場面を想像すると笑いが込み上げてくる。 朝井さん、これからも私たちを楽しませてくださいね、と言いたくなる。

    2
    投稿日: 2013.05.16
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    もう爆笑。 たまたま図書館で見かけたので、朝井リョウくんのエッセイか、ふーん、と何気なく手にしたのだけれど、こんなに笑うなんて! タイトルも『学生時代にやらなくてもいい20のこと』ね、そうね、やらなくてもいいかもね、そんな内容だし。というか、学生だからこそできることだね。 あ~、でもこのバカバカしさが若さなんだよなあ~、うらやましいな~楽しそうだな~大学生…。 と、しみじみ年を取った自分を感じた一冊。 そして、めっちゃ笑って楽しく読了したのだけれど、とても心に残っていることが一つ。 大島に友人と突撃旅行をしたエピソードで、故郷を思うリョウ君が語ることば。 「東京に出てきたことを後悔しているわけではない。だが、もう決して取り戻せないものを、そうとは気づかないうちに、手放してしまったような気がした。」 わかるなあ、自分も高校卒業とともに故郷を離れてそれっきり。 その時はこれっぽっちも気づかず離れてしまったのだけれど、確かになくしているものがある。後悔はしていないけれど、寂しく思うこともある。でも、だからこそ今手にしているものもある。 みんなそうやって、何かをなくして何かを手にして、だんだん大人になるんだよねぇぇぇ…。しみじみ。

    4
    投稿日: 2013.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なにか飲みながらでは絶対に読めない本。吹き出して本汚します。 あまりに面白くてデビュー作で読むの諦めないでよかったなあとしみじみ。 サービス精神旺盛過多かな?って思う章もあったけれど、のびのびと大学時代を過ごされたんだなあよかったなあとなんか母親のような気持ちになりました。

    4
    投稿日: 2013.05.04
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    連休中は、ちまちま少しずつ読めるエッセイを、と思って借りてきたのに。 あっさり読み切ってしまった。 学生作家だった朝井リョウくんが大学時代のエピソードを綴った、何度も吹き出してしまうこと必至のエッセイ集。 まず、裏カバーの作者略歴に笑いをこらえきれず、いきなりの下ネタカミングアウトにやられる。 ほんと、公共の場では読めないっす。 いや~、心底たのしそうだなぁ。 全力でおバカだなぁ。 もすこし、なんていうか繊細で感受性が強すぎるようなイメージがあったけど、普通にノリのいい大学生だったんだなぁ。 すでに懐かしい目になってしまう自分が悲しい… しかし、大学の単位も取りつつ、バイトもしつつ、執筆もしつつ、就活もしつつ、こんなおバカでリア充な学生生活をエンジョイ!して、エッセイまで書いていたとは。 この人、何者だろう?

    9
    投稿日: 2013.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に本を読んで笑った。 ある意味リア充な学生生活のエピソード。 学祭(ダイエット!!!)とか、 100キロハイク(仮装!!)とか、 就活(キャッチコピー!!!!)とか。 笑わせていただきました。 「学生時代にやらなくてもいいこと」は「学生時代にしかやれないこと」だった。 くだらないことの方がきっと記憶に残る。 短大だったあたしにはなかった生活。 ちょっとうらやましくて、少し嫉妬する。 (図書館)

    8
    投稿日: 2013.04.27
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    爆笑。 笑えた。家で読んでてよかった。何度ぷぷっつと笑い出したことか・・ 小説のイメージとずいぶん違っててビックリ。あっ!でも「チア男子」はなんとなく近い感じがする。 とにかく、なんともバカげた学生生活を送っていたのだろう。 そのバカらしさがとても充実していて、楽しい学生生活をすごしたのだなぁというのが伝わってくる。 それにしても、バスロープを着てワイングラス片手にもって電車に乗ったなんてすごすぎる。そんなのを目の当たりにしたら、私のほうがあまりの衝撃にかたまってしまうかも・・子供が一緒にいたら「じろじろ見たらいけません!」と子供に言ってるかも。

    16
    投稿日: 2013.04.21
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    大学生の時にデビューした著者。学生時の経験を作家というフィルターを通して、どうやって調理するんだろう…と思い読み始めたところ、これが結構笑える。間違いない、彼はリア充である…!エッセイというよりは、ブログを読んでいるような感覚でした。私が30手前ということもあり、ほとばしるフレッシュなエネルギーが眩しかったよ…!

    2
    投稿日: 2013.04.17
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    大学在学中にデビューした著者の、爆笑必至のキャンパスライフ。 直属の後輩にあたる私にはひときわ眩しく映るエッセイでした。がんばればこんな生活も送れたのかな…100キロハイクくらいはやっとけば良かったかな… 就活まっさかりのため単純に読む時間がとれず読了までけっこうかかりましたが、ひっじょーに読みやすいニヤニヤしちゃうエッセイでした。ただ就活についてのエッセイは精神的に堪えたかな(笑)なんで12月の時点で面接があるの!?と思ってしまった自分は失格かもしれない。 今まで読まず嫌いだったんですけど小説もがぜん読みたくなりました!でも『何者』は落ち着いてからでいいかな…(笑)

    2
    投稿日: 2013.04.14
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    やっぱり文章が上手だなぁ! リア充じゃないことを訴える文もあったけど、じゅうぶんリア充ですから!という内容。 明るい自嘲的文章が上手なので、全編笑わせて頂きました。 もう一度大学生に戻りたい、と普段なら絶対思わないことを思ってしまいました。女子大に通っていたので、また大学生になれるんなら今度は共学がいいなぁ。

    2
    投稿日: 2013.04.13
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    浅井りょうの小説から感じていたイメージとのギャップに面白く読ませてもらいました。 確かに学生時代にやらなくてもいいことかもしれないけれど、学生時代だからこそ持てる時間。 こういう中で、絆も生まれ勉強になることも多々あるんだと思う。 学問は大切という事は前提ですが、こういう体験をした人には何か魅力があるのではないかと思った。

    0
    投稿日: 2013.04.13
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    『桐島』や『何者』を読んだ時は、いくら青春でもそこまで自意識でヒリヒリしていただろうか、と著者の感性とこれからの人生を勝手に心配したりしたが、このエッセイを読んで、ああフツーの学生らしい学生生活を送ったんだ、と少し勝手に安心した。トシをとると、『何者』的な青春を忘れつつ、このエッセイに記されたような青春だけが思い出として残っていく、ということなのかもしれないが。

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    想像以上にバカなエピソードが多すぎて笑いながら読みました。 これは人前で開いてはいけない本だと思います。 くだらなくてバカでほとんどノリとテンションだけで日々を過ごす大学時代、私にも経験があるので、「こいつバカだなw」と思いながら同時に「でも私も似たようなことしてたわ…」と反省したり。 私の周りにもなかなかのバカ大学生(勉強ができないという意味ではなく)が揃っていたので当時のことを思い出させてもらいました。 大学生の子を持つ親御さんが読んでショックを受けなければいいですが…笑

    2
    投稿日: 2013.04.06
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    ずっと笑ってたーーー!大学生ってこんなもんだよね!なんだか自分の大学生活も振り返って見たくなってしまった。朝井リョウは同い年。すごく共感できる感覚も多くてなんだか読んでてとっても楽しかった!

    0
    投稿日: 2013.03.30
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    本当に爆笑した。本を読んで笑うのも久々。通勤電車で笑いをこらえるのが辛いくらいで電車ないでは読めませんでした。

    0
    投稿日: 2013.03.23
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    学生のころってなんであんな全力で馬鹿なことできたんだろう、て思えることがありすぎる。その点でとても共感して読めたし、なによりエッセイ本でここまで笑ったものはこの本が初めて。

    1
    投稿日: 2013.03.21
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    電車で読んでたら吹きそうになったので家で読むことにして正解やった。本で声出すほど爆笑したのは初めてかも。一番笑ったのはFP授業の話。

    0
    投稿日: 2013.03.16
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    声を出して吹き出す面白さ。 笑いが抑えられない。コーヒーとドーナツ片手にドーナツショップとかで読んじゃダメだよ!

    0
    投稿日: 2013.03.14
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    小説家のエッセーはいろいろあるが、この著者の場合学生でデビューした事が何よりのアイデンティティだと思われる。 そうなると、彼の描く日常というのは、学生としての日常であり、作家なりの特異性を感じるというよりは、よく居る学生の姿だと感じる面が多い。 彼のファンとして彼の日常生活を垣間見るのが楽しい、という人を除いては、「ありふれた話」という印象が強いと思うので、読み入るような内容でもなかった。

    0
    投稿日: 2013.03.11
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    朝井きゅんのエッセイ。 彼のツイッターを覗き見するようになって、ますます好きになっていっている今日な訳だが、そんな彼の、まだエッセイ書き慣れてない感と笑って欲しい感と照れ感が満載の本作。 こっちまで目をそらしたくなることが何度あっただろうか。(失礼 『桐島~』以降の著作を読めば明白のことだが、彼はとても真面目な、でも時には悪ふざけや悪ノリもする極々普通の好青年だ。 エッセイではそんな彼の、まだ小説とは上手く融合させきれていないピュアな等身大の側面がこれでもかというほど浮かび上がっている。 ツイッターを見ていてたまに、彼にとって、言葉は本当に友達なんだなあという感覚を覚えることがある。 どんなにぞんざいな若者言葉を使ったって、彼の言葉は彼を裏切らないし、彼もまた言葉を信じていて決して裏切ったりしない。 そんな彼の誠実さや、彼と言葉の距離感がまた、こう、胸をぐっと摑んできて、こっちが心臓痒くなる感じがいい!(失礼 すごく歳の離れた従兄弟を見ているような、あるいは普段あまり会えない甥っ子を見ているような読み方をしてすみません。 彼の信頼を寄せる言葉でもって、誰かをたくさん楽しませたいという気持ちがビンビン伝わってくる本作を読めば、彼が直木賞を受賞したのも頷けまする。 彼の小説しか読んだことのなかった人は、エッセイやツイッターから受ける印象に大きなギャップを覚えることもあるだろう。 そしてそのギャップを愛おしく感じる人は多いはずだ。私もそうだ。 しかし私はぜひ、今後彼にそのギャップをもう一つの側面として大事にするのではなく、上手く小説に溶け込ませて新たな朝井リョウを見たいと切望してしまうのであった。 はあ、でもこういう青臭いエッセイをだんだん書いてくれなくなってしまうんだろうなあ~(どこまでも親戚のおばちゃん視点読み

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    投稿日: 2013.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯の感想に「トイレで読むにはおすすめ」って書かれてたので ちびちび読むつもりだったのに一気読みしてしまった。 100キロハイクの学校行事は若干うらやましかったが、 基本的には案外一部の大学生が普通に(?)体験していそうな イベントや事件について、エッセイという形でまとめたものである。 やっぱり書き方が上手いのだろうか。 時にツボにはまりつつ読ませていただきました。 後半の「過去の自身の就活エッセイを添削する」企画は なかなかマゾくて面白い。 一度書いた作品を恥ずかしくて読み返せない 作家の話とかよく聞くけど、そんな恥じらいを 自虐ネタに昇華できるなんて、 作者はよほどのマゾヒストかナルシストに違いない。 「桐島、部活やめるってよ」のタイトルネタも ちょくちょくはさんでくるし。

    0
    投稿日: 2013.03.05
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    小説との内容の違いにびっくりしました笑 ふふふっと常に笑い、時々爆笑しながらさくさく読めました。 朝井さんの作品は学生時代のたくさんの経験から生まれてきているのだなと感じました。 わたしも残りの学生時代の間にいろいろな経験を積んでいきたいです!

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    投稿日: 2013.02.28
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    笑えます。とにかく笑えます。人前では読めないです。 人に言えないけれど、こっそり誰もが考えてしまうバカな事。思い返すと恥ずかしい出来事が、赤裸々に書かれていて、これは私!と思わず笑ってしまいます。

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    投稿日: 2013.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レビューを読んで興味を持ったので読んでみました。 人前では読めませんね、クスクス笑ってしまいます(笑) 私はこれから大学生になるので、こんな面白おかしいことやってみたいです。

    0
    投稿日: 2013.02.18
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    【読者として】正直最初の数章は「笑わせたい感」が前面に出過ぎて購入を後悔しそうになったのですが、後ろにいくほどテンポ良く、面白くなりました。おかんのエピソードなんて最高。 このあたりの軌道修正の早さが若さ・伸びしろ・直木賞、ってことか。 【卒業生として】文化構想学部という(思いきりセンスのない)学部名に変わっても、学生のやることは私たちの頃と変わってないんだなぁ、と懐かしくもほっとした気持ち。 100ハイってまだあったのね。

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    投稿日: 2013.02.17
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    酔っぱらいな状態で読み始めましたが、笑いすぎて酔いが醒めました(笑) こんだけ学生時代のエピソードがある作者に脱帽。見事な学生生活! これから学生となる諸君は、見習うべし。

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    投稿日: 2013.02.11
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    どんどん読み進めていけました。 コミック本を読んでる感覚(^-^) クスッどころか、ケラケラ笑えて 楽しい一冊。 大学3年の息子に、薦めようと思ってます。

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    投稿日: 2013.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    爆笑しながら本読むなんていつぶりだ。参考になったようなならなかったような…ならなかったな。エッセイって面白いなー

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    投稿日: 2013.02.10
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    大爆笑。ここまでじゃないけど今思うと馬鹿やってたなぁ〜と懐かしくなりました。にしても朝井さん、お腹弱すぎ(笑)

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    投稿日: 2013.02.09
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    朝井リョウが直木賞に決まった瞬間本屋に行って買った本。うまい。面白い。ただ、めちゃくちゃリア充ではないか。嫉妬した。

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    投稿日: 2013.01.17
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    彼の作品が、こういう学生生活を背景に描かれていたのだなー、なんて思いました。とにかく楽しくおもしろおかしい思い出がいっぱいあって、ちゃんと覚えている。そして思い出せ、書き綴ることができる。まあ、それが作家さんなのかもしれないけど。でももう、彼も社会人なのだね、作家との両立が今後の作品にどう影響していくのかな。 本作品の中では、世代的に?思いもつかない造語?なども楽しめました。試験内容がわからなくて、「何これー!」ナニコレ珍百景とか。おもろい。

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    投稿日: 2013.01.13
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    爆笑! 朝井リョウって、こんな人だったの? 「少女は卒業しない」の後だと、ギャップが‥ 「チア男子!」の後なら、まあ繋がるかな。 学生時代に体験したことをそのまま描いているエッセー。 ダンス部だったそうですが、部活そのものは出てきません。 ダンス部ののりのいいメンバーが一緒というケースはあります。 早稲田大学では、100キロハイクという催しがあるのだそう。 仮装で埼玉から大学まで歩き、仮装をも競う。 バスローブでワイングラスを持つという仮装で電車に乗って目的地へ。 仮装に本気の人たちはこんなもんじゃなかったという。 途中から足はたまらなく痛み、駐車場で痛み止めを飲みシップを貼りまくり、寝転んで休む。 雨が降り出し、バスローブは驚異の吸水力を実証するとは‥! 島で花火を見ようという企画が、嵐で島に接岸できずに東京まで一度戻り、23時間船に乗り続けたという。 これはその後すぐに、大島まで行き、無事に夏を楽しむことはできたのだが。 レンタカーでコンサートに行こうという北海道旅行の計画が、無残に流れるにいたるいきさつやら。 就職活動について書くように2年生のときに求められ、何もわからずに適当にでっち上げたエッセイを収録、自分で突っ込みまくってあります。 就職については、すでに小説家デビューしていたので意外に思われることもあったとか。 (いやそりゃ‥冷静に考えれば、小説を書き続けられる保証はないし、まして売れ続ける保証もないもの) それに経験豊富なほうがネタに困らない‥? 学生時代の経験からして、すでにネタを超えている感じだけど~ 京都まで自転車で行こうと二人で企画し、一日100キロ以下という計画を立てる。‥連日?!正気か~っていう。 途中で友人に連絡を入れたら「頭悪いね」と言われてしまう。 出会った人に「自転車で東京から来た」と答えたら、ドン引きされたり。 それでも何とか行けてしまった体力がすごい!実行できたのだから無謀とも言い切れない‥ けど! しかし、やっと就職したばかり。若いねー!

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    投稿日: 2013.01.12
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    「桐島、部活やめるってよ」の作者である朝井リョウの初のエッセイ集。と言っても小説は書店でタイトルを見た記憶は勿論あるが実は一度も朝井の小説は読んだ事はない。ただ某書評でこのエッセイが爆笑というので釣られて購入。 早稲田在学中の、仮装しての120Km強行行軍、東京から京都までの自転車旅、陸路で行けるとばかり信じ切っていた北海道旅行がお盆でフェリーが取れず行けなくなった失敗談とかそれなりに愚かな学生生活は楽しめる内容ではある。しかしながら、じゃあ爆笑に次ぐ爆笑かというと実はそうでもない。書き方が真面目なのだろうか、話題としてはそれなりに面白いのだろうが何か今一つ笑いとしてははじけない。やはり書評に騙されたか・・・。 小説家の青春時代の馬鹿さ加減を描いたものとしては東野圭吾の「あの頃ぼくらはアホでした」があるが、逆にこちらは爆笑の連続。東野圭吾の大阪人としての刷り込まれた吉本の血とDNAが一つ一つの話題に必ずオチを付けずには居られないのか、とにかく爆笑を呼ぶのである。其れに比べると朝井は岐阜県出身だから笑いという面では大阪人には微妙に負けているであろうか。 それとも作家としてのウソを書く能力の訓練がまだ足らないのであろうか?如何せん朝井の小説を読んだことが無いのでそこのところの判断は保留としよう。

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    投稿日: 2013.01.11
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    学生時代の面白エピソードエッセイ。気軽に楽しく読めてよかった。30になって忘れかけてた懐かしきモラトリアム時代、あの感覚。

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    投稿日: 2013.01.01
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    『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウによるエッセイ。 自虐ネタが面白い。 (しかも、19個しかネタがない) けれど、これらは全部、学生時代に必要な経験だろう。 「学生時代にしかできない20のこと」でもあるのだ。

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    投稿日: 2012.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エッセイ集。何度噴出しそうになったことか。著者の書き方が上手いのかな~。 学生時代、やらなくてもいいこともっと経験しとくべきだったのかも…なんて思ってしまった。 何のためにもならないけどこれはかなりオススメ。

    0
    投稿日: 2012.12.06
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    どこかの誰かが言っていたが、「本を開き初めの一文で好き嫌いが決まる。」と。 まさしく、この本がそれ! だって本の一番最初の文が、「私はお腹が弱い。」 このような文章で始まる本、しをんさんでも(失礼だが)なかったよ!! 思わず、中2の妹に「見て!この本、いきなり衝撃的なカミングアウトではじまったよー!」と叫ぶ。 それくらい、衝撃的だった…。 今をときめく、「朝井リョウ」 「桐島、部活やめるってよ」でデビュー。しかも、映画化&早稲田大学卒業! てっきり、「真面目なお兄さん。」みたいなイメージだったが、見事に覆された。 そして、著者の紹介文も面白い。初めの分は、真面目に書いてあるが 後ろの分は、サービス精神の塊♪ 全部、笑わされたが一番気に入って印象に残ってるのが「スマートフォン」 朝井さんが高校生の時から、ずっと使っていたケータイが壊れた。そこから、事件が始まった・・・。 これには、ホントに面白い。 他にも、地獄の500キロバイクも面白かった。 なぜ、トイレットペーパーを持っていく選択をするのか。 お腹が弱い人は大変だ・・・と、つくづく感じました。 そして、本の帯が一番驚いたかも。 その驚いたのがこちら。赤字でこう書いてあった。 「こんなバカやってても就職できるんだと勇気が湧く。」 何とも失礼な・・・!と、読み始める前は感じたが、読み終わりもう一度本の帯を見ていると・・・。 「ああ。この人も同じ考えなんだ。」と共感できることが多々あった(●^o^●)

    12
    投稿日: 2012.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みながらあぁ若い子の綴る文だなーと思いつつ(若さへのやっかみ?)、結構楽しめた。多少誇張されている表現も、ご愛嬌ととれる。 でも巻末の就職活動のエピソードが一番面白かったんだけど。

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    投稿日: 2012.11.28
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    今年の直木賞候補作家・朝井リョウのエッセイ。 三浦しをんばりに「笑いの神」に愛されているとしか思えない抱腹なエッセイでした。尋常じゃなく笑えるので部屋で一人で読むことを強くお勧めします。周りから見たら完ぺき変な人になるので笑 いつか三浦しをんと朝井リョウの対談をどこかの出版社が企画してくれないかなー。絶対面白いと思うんだけど。

    0
    投稿日: 2012.11.26
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    「桐島、部活やめるってよ」で注目の作家、朝井リョウの初エッセイ。1989年に生まれ、早稲田大学在学中に作家としてデビューした著者の描く学生生活・・・。これから学生になる人、将来の東京での大学生活に夢を抱いている人、朝井リョウの小説から本人に興味を持った人、それぞれに期待を裏切る内容かもしれませんが、最初から最後まで笑える一冊です。クスリ、ニヤリから爆笑までいろいろあります。

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    投稿日: 2012.11.14
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    読む場所として、家を選択した自分にご褒美をあげたい♪ もし電車やカフェで読もうものなら 数分に1度、狂気のように笑い転げるヘンなおばさんとして目をそむけられ、 家でも、もし娘がいる時間帯だったら、「ママうるさーい!2階に行って読むがいい!」 と、お気に入りのソファから追い払われること必至でした! 笑いの発作の被害が及び、イヤ耳をして廊下に避難した猫たちとは 金のだし入りササミスティックをもって和解するとして 噴き出さずにはいられない、とてつもなく楽しい本です♪ エッセイでこんなに笑ったのは、三浦しをんさん以来かもしれない。。。 早稲田大学の名物イベント100キロハイクに、片手にワイングラスを持ち バスローブ姿で参加して、疲労困憊のところを雨に降られ 図らずもバスローブの驚異の吸水力を身をもって体験する破目に陥ったり オープン科目を受講していたつもりが、間違って 他学部の専門的な授業を受けていたことに期末試験まで気づかなかったり 北海道での夏フェスに、仲間とレンタカーに乗って参加するべく準備していたのに 一般車は青函トンネルを通行できないことに直前で気付いて 使い道のなくなった5万2千円のチケットで涙を拭いたり、と 弱冠20歳ですばる新人賞を受賞し、学生作家として輝かしいデビューを飾って 「きっと才気あふれる、特別なオーラを纏った素敵男子なんだわ♪」という 勝手な「朝井リョウ像」をみごとにひっくり返してくれるエピソードの数々。 在学中になぜか依頼されて書いた就活エッセイに ツッコミという名の添削(しかも本文よりこの添削部分がおもしろい♪)を加えて掲載し 見返し(表)に、四角いゴシックできっちりと書かれたプロフィールを 見返し(裏)ではコミカルな丸い字体で情けなさ全開ムードで上書きしてしまう、 そのセンスとサービス精神がたまらない1冊です♪

    19
    投稿日: 2012.11.10
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    ビジネス書みたいなタイトルだけど、エッセイでした。 思わず吹き出す面白さ。 いや、くだらないなあ。学生さんだなあ。いいなあ、学生って。うらやましい。っていう気分を満喫できるエッセイ。 全部のエピソードにダメ感がただようのが面白いけれど、特にカットモデルの話、面白かった。田舎者にとって、カットモデルってちょっとうかれるんですよ、わかりますよ! 受験についてくる母の話も面白すぎる。 これからも、まだまだ面白エピソードが出てきそう。 もっと、年齢を重ねておじさんになってからも、このダメ感が失われないといいなあ。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    やばい、おもしろすぎた。公共の場で読んではいけません。吹き出すこと必至(笑)。 大学生活って、楽しいよな〜ってしみじみ思えるので、今、受験生な息子のモチベーションを上げるべく、息子にも読ませました(笑)。ゲラゲラ笑ってましたが、上がったかな?

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    とにかく面白い! 電車の中で読まなくてよかった(笑) 「桐島~」の読者のどれだけが著者がこんなに面白い人だと予想できただろう。 そのギャップはいい意味で私の想像を裏切ってくれました! 自由すぎる大学生活に、学生ならではの馬鹿っぽさ溢れるユーモアがたっぷりつまった一冊。

    0
    投稿日: 2012.10.15
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    朝井リョウと言えば、最近映画化された『桐島、部活やめるってよ』を代表作とする、若手人気作家の一人。多数の著作で高校生の青春をさわやかに、そしてリアルに表現している。 ・・・まあしかし彼の本領はそんなもんじゃない! この本こそが「朝井リョウ」!ぶっちぎりの傑作です(断言)。 田舎から上京してきた「THE・おのぼりさん」大学生の著者が、振り返ると恥ずかしすぎて悶えてしまうような経験を綴り、さらに自らつっこむという、まさに自虐エッセイ! こんな恥部をさらさねばならないとは、作家とは大変なものである。うん。 同年代の作家ということもあり、ところどころ出てくるフレーズや表現は「分かる分かるちょーウケる!」の嵐。時には中二病くさく、時にはノリツッコミも見事に決め、面白おかしく、というか爆笑モノのエッセイに仕上がっている。 笑いに厳しいと自負する私でさえ、常ににやにや。しかも電車の中で読んだものだから、ただの不審者に映ったことだろう。 ほかの著作はほっといて笑、とりあえずこれ読んで! それまでの朝井リョウへのイメージが音を立てて崩れ落ちる。 そしてこう思うのだ。 「彼もこちら側の人間だったのか…」と。

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    投稿日: 2012.10.11
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    朝井リョウさん、すかした感じの若者なのかなって勝手な思い込みだったのが、一編目から崩れた。 賢いのに、馬鹿なことをするのが何より好きというW大生のイメージのまま。これも勝手な思い込みだけれど・・・。 「FP講座」の件がいちばんのツボだった。

    2
    投稿日: 2012.10.11
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    朝井リョウさんのエッセイ。 書き方にユーモアがいっぱい散りばめられてあって、素直におもしろかった。 やらなくてもいい、とタイトルに銘打っていますが、本書に書かれている体験談は貴重、奇抜なものが多く、総じて「著者が大学生のときに経験したおもしろい話」みたいな内容です。 読みやすくて、著者の人柄も知れるので、いい本やと思います。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    朝井リョウが爽やかなアホな若者であるとわかる内容です。さくっと笑えて読めるので小説ではわからない筆者の感受性が伝わります。

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    投稿日: 2012.09.24
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    ただただ面白かった。久しぶりに声出して笑った。やらなくてもいいことを気負わずにフツーにやり遂げた大学生は、きっとやらなきゃいけないこともしっかりやって、今社会人一年生。小説も読んでみる。

    2
    投稿日: 2012.09.20
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    気取らない日常をありのまま書かれていて、読んでいる方も彼の日常に巻き込まれた感覚になります。 何でもできる学生時代。 やっていることがバカだろうがアホだろうが、何やったってそれをやってるその時は真剣で、思い返せはバカでアホなんですよね。 そして新就職氷河期世代を装備不足で歩いた私にとって、死ぬくらい辛い経験だった就職活動。 本当、意味不明な質問と、意味のわからない自己分析やエントリーシート・・・思いっきり心の中でツッコミを入れまくる気持ち、よくわかる。 ドラクエとかポケモンとかみたいに、進めば武器が買えたり、進化すればいいのに・・・一次面接からラスボスレベルで常に瀕死だった・・・。 今だから大笑いして読めるが・・・これが進行形だったら・・・空笑いで胃腸を痛めつけているだろうな。 ぜひとも大学を卒業した20代にオススメします。

    0
    投稿日: 2012.08.26
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    変な人のまわりには変な人が集まる。自分のまわりもそこそこ変なものが集まってて面白いような気がしていたが、どうやらそうでもないらしい。上には上がいるらしい。すごくばかばかしくてうらやましい。そしてくやしい。本篇では自分の事を「馬面」となんどもののしっておられたが、画像を検索したらちゃんといけめんだったからなおさらくやしい。 わたしもももクロ好きだし、おもしろいものには目がないし脱出ゲームも100キロハイクも喜んでいくのでどうかどうかお友だちになってください。

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    投稿日: 2012.08.20
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    朝井リョウという作家の桐島が部活をやめるとかなんとかっていう本が話題らしい、ということはずっと前から知っていました。 でも日常生活の中で、いわゆる「ゆとり世代」の人達(もちろんその一部だけなのだけれど)に頭を悩ませている私は、「朝井リョウ?平成生まれのゆとりでしょ?」と、頭でっかちになって、いい印象を持っていませんでした。 (今となってはこの頃の自分を叱ってやりたい) が、「最後の恋MEN'S」で始めて朝井リョウ作品を読んで、「あれ?この平成生まれは只者ではないな」と、恐ろしく上から目線で、でも一気に好きになり、翌日には「桐島、部活やめるってよ」を探しに本屋さんへダッシュ。 もちろんそれも面白く、今では好きな作家さんを挙げる時には彼の名も挙げるようになりました。 「やっぱり平成生まれだろうが、ゆとり世代だろうが、才能のある素晴らしい人はいるんだなぁ…」と思ったのも束の間。 やっぱり馬鹿だった!!!(最大限の愛情をこめて) 「学生時代にやらなくていい20のこと」は間違いなく学生時代にやらなくていいことばかりで、あまりのくだらなさと、馬鹿らしさが、それはそれはもう大好きでした!! エッセイはあまり読まないし、小説ほど好きではないのだけれど、これなら何度も読みたい。その度に「馬鹿だな~!」と笑えるから。 これからも朝井リョウからは目が離せません。 小説も期待しているけれど、エッセイも期待しています。

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    投稿日: 2012.08.18
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    Twitterやらブクログやらでこの本の存在を知って以来、どこに行けば手に入るのかとTSUTAYAや書店をさまよい、入荷されていない売り場を見ては本の流通に思いを巡らすことに数日。 ようやく近所の書店で発見、コーナーには「自己啓発」の文字。 レビューと本の紹介をチェックしていたので、タイトルだけで分類したなと推測し一人優越感にひたった。 確かに、タイトルは典型的な学生向けの自己啓発本だ。 しかし中身はどっこい、作者の大学時代の面白エピソードの詰め合わせである。タイトルに「やらなくてもいい」と書いてあっても是非やりたい!と元気な大学生に思わせるエピソードがてんこ盛りだ。 選ぶ言葉にもさりげなさとドヤ感を含んだセンスを感じる言葉づかいで楽しませてくれる。 モデルと眼科医のエピソードは特に笑わされてしまった。 この本を読めば朝井リョウの書いたものをまた読みたい!と思うことは確実だ。

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    投稿日: 2012.08.16
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    この人は間違いなくおバカな早稲田生の典型! 大学在学中に作家デビューした筆者の 学生時代の数々のできごとから、 おもしろ母親エピソード、就活までのエッセイ集 完全に笑かされました、予想外に! 文章(特にツッコミ?)おもしろすぎます 美容院のくだりが最高!! 昨今のビジネス本を揶揄した感じの タイトルがまたいい 電車や公共の場所で読むのは、 吹き出す可能性あるのでおすすめしません!

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    投稿日: 2012.08.15
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    原田宗典の後継者発見!?的脱力系エッセイ。 早稲女の話を読んだばかりだが 早稲男はこういうキャラがデフォルトなのか? 冒頭のはらよわについてで共感わしづかみ。 これまた原田さんと共通項だし。 はらよわだからダメダメなのか ダメダメだからはらよわなのかが気になるところ。 【図書館・初読・8/13読了】

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    投稿日: 2012.08.13
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    〈内容〉話題の現役大学生作家の、まったくイケてない日々。 『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々!

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    投稿日: 2012.08.11
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    明るく爽やかでとても笑えるエッセイです。早稲田大学在学中に作家デビューして就職して兼業作家になってアウトドアも楽しみ友達に恵まれてそうな魅力的な男の子にどうやって育てたの?とママ目線になって読みました。恋人の影がないところも高感度ポイントです。美容院でのエピソードが好きでした。

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    投稿日: 2012.08.09
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    まだ1/4しか読んでないけど、めっちゃツボ! 声を出して大笑いしたいのに、ここが職場の昼休みであることが恨めしい…。 私にとっては神本かもしれん。

    0
    投稿日: 2012.07.30
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    朝井リョウ(@asai__ryo)ありがとうございますー が、なんてことしてくれるんですか! 可笑しすぎて電車で読めない!電車の中は貴重な読書の時間というのに! で、その可笑しみは「男の子って、やっぱりバカばっかりだなぁ」 というのにつきまして、それは 東野圭吾の『あの頃ぼくらはアホでした』に似てる。 ほんっっとに、バカばっか(式波・アスカ・ラングレー風にお願いします) ただ、『あの頃ぼくらは~』と違うのはバカに女子が混ざってること。 ダメだよ女子!一緒にバカになっちゃダメ。 高いところからふふん、バカね、って言うのが正統だからね! というのは置いといて。 まぁ兎に角こんなバカでわんだほーな日々が、これからのリョウ君のかけがえのない芯・幹になっていくんだな。器に最初に入ったもの、っつーか。だから大丈夫、って気がする(そのネタから離れなさい)。 最後になったけど、就職おめでとうございます。 これからのますますのご活躍をお祈り致します。

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    投稿日: 2012.07.26
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    本人は強く否定しているけど、やっぱネタは作品を面白くするためには必要な要素だと思うので、せっかくいいいい会社に入社して得難い経験をしているのだから、小説家として経験した「ネタ」を仕事に活かしつつ、将来的には作品に反映させてもらいたいと思った、 ネタのためじゃないとか言わなくていいよ。生きていることの総体が経験なんだから、どんな経験だって小説にはなんらかの影響をもたらすことに結果するだろう。

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    投稿日: 2012.07.24
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    くっだらないなぁ、あははってカラッと笑って終われるエッセイ。 でも、そんなお馬鹿な経験もちゃんと記録してあって、 こうやって一冊の本になるんだから、 根っから文章書くことが好きなんだなって思う。 高校生のあんなキラキラした瞬間を切り取れるのは、 朝井さんが、なんか気がついたらオモロイことを誰かと シェアしながら体感してるからってわかった。

    0
    投稿日: 2012.07.23
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    すごいな、って思った。とにかくすごい。この人ただの平成生まれじゃないよ、ゆとってるけど、ほんとすごいな、って思う。小説もエッセイも面白いなんて。 こんなに笑えるエッセイ読んだの久しぶり。もともとそんなにエッセイは読まないのだが、爆笑王西加奈子さん、さくらももこさん以来かもしれない、こんなに笑えたエッセイ。 全部が笑える。面白くないエピソードがなにひとつないのだからすごい。意地の悪いひとはこれを読んで、さらに意地悪な気持ちになるんだろうな。直木賞候補にもなったし(落選してしまったが)。これは妬まれるよ。平成生まれの才能溢れるリア充作家のエッセイなのだから。馬面だろうが田舎者だろうが便意もよおしてようが絶対モテるだろうね。金もあるだろうからクロスバイクとか買って京都までいつちゃうし、男女の仲間もたくさんいて、慕われ、慕って、そして平成生まれという若さ、ダンスもできて早稲田卒なんて…さらには直木賞候補にもなる作家、デビュー作は映画化! もともと朝井さんの作品は大好きだったけど、このエッセイを読んで彼の人間性を好きになった。とにかくきらきらしてる。ひとに好かれるなにかを持ってるんだろうなって思った。環境も素敵だからきっとこの先もきらきらした物語を紡いでくれるんだろうな、と。 全部笑いを堪えられなかったがとくにツボったのは朝井さんの母の話。母の車での話はきたね。 何気ない日常を愛おしく感じ、生きてみようと思いました。

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    投稿日: 2012.07.19
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    こんなに誰かに紹介したい本読んだの久しぶりかもしれません。 正確に言うと、この本はほんっとに誰にでも紹介できる! 本好きの人もそうじゃない人も。 朝井リョウさんの小説読んだことあってもなくても。 忙しい人にも時間に余裕のある人にも。 ただし、まったくもって自分のためになることはありません!!! でも読んでほしい。 声出して笑って、くだらないってほんとにすばらしくて、朝井リョウと友達になりたくなる。 あー楽しかった。

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    投稿日: 2012.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不毛なことに全力を注ぐ大学生のあるべき姿がここに! 悔しいくらい、何度も噴き出しそうになった。 容姿に対する自虐がしつこいんだけど、鼻につくわけでもないし、純粋に面白いなぁと思った。 同年代だからっていうのもあるけど。 文章を切るのに、例えば、ばかやr、みたいな感じでアルファベットでっていうのは無理な人は無理かもなんて思ってみたり。

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    投稿日: 2012.07.18
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    私の大好きな作家である「朝井リョウ」さんのエッセイ(?)です。 早稲田大学っていうくらいだから結構カタめで面白みもないのでは・・・ と思っていた私がバカでした。 学生ならではのはしゃぎっぷり、大学ならではの行事。 朝井さんの周りには面白いことしかないのか? はたまた朝井さんの表現力がハマっているのか? エッセイというか、ブログのような。 短時間で気軽に、サクッと読める朝井さんの大学時代の話がてんこもりです。

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    投稿日: 2012.07.15
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     日本文学振興協会は2012年7月4日(アメリカの独立記念日ですね)、第147回芥川賞・直木賞の候補作を発表した。直木賞の候補に本書の著者、朝井リョウさんの「もういちど生まれる」が選ばれた。平成生まれとしては初のノミネートでとても注目されています。朝井さんは私と同学年で、社会人一年目の馬顔の青年だ。  デビュー作の「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞し、デビューを果たした。今夏そのデビュー作が神木隆之介さんが主演で映画化される。今間違いなく一番波に乗っている作家の一人といって過言ではないだろう。多くの作家が高学歴であることと同様に、彼も早稲田大学を卒業している。  並はずれた文章、高学歴、そこそこ良い容姿(本人は馬顔と自らのことを謙遜する)。完璧じゃないか、天は彼に二物も三物も与えたと思うかもしれないが、twitterを読むとただの同学年のアホなやつと思ってしまう。そして本書を読むとさらにその思いは強まる。  本書は大学時代の出来事がつらつらと書かれてあるだけだが、個人的に共感できることもあり大笑いしてしまった。100キロハイク、モデル体験、学生旅行、スマートフォンデビュー、ピンク映画館デビュー、京都までの自転車旅行と盛りだくさんでリア充感満載だが、クリスマスの日にリアル脱出ゲームに一人身の友人たちと参加していることからリア充感は打ち砕かれる。  今後もしかしたら直木賞をとって誰もが知っているビッグネームの作家になるかもしれないが、作家である前に彼はただの1989年生まれの男である。普通の男にただ文章を書く力が備わっただけだ。「だけだ」で終わらせるのは申し訳ないかもしれないけれど。今後も大好きな彼の作品を読んでいきたいし、彼の“普通”もエッセイを通して読んでいきたい。

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    投稿日: 2012.07.15
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    予想以上に面白かった。 いつの時代も男子学生というのはバカなことをすると相場が決まっているが、それが語られるのは随分年を取ってから過去を懐かしく振り返る形であることがほとんどである。だから「ばかだったんだよなあ」という自嘲にも甘さがにじんでしまう。 しかしつい去年まで現役の大学生だった著者の場合は、その自嘲がキレキレなのである。しかも文章はしっかりしているし、自分ツッコミの視点もちゃんとあるので、とにかく読み応えがあるのだ。 こんな内容で読み応えがあるとはどういうことだと思うのだが、なにしろ「ちからいっぱいバカバカしくて笑える」という内容であった。 小説との落差が幻滅を生むという不幸な事態が起きるのがエッセイなのだが、私にはむしろ魅力が増した感がある。 あのビビッドで繊細な小説を書いているのが、この全力でバカバカしいことを楽しんできた人であるということの、どうしようもない不条理さがたまらん。 「王様のブランチ」や「ダ・ヴィンチ」で著者を見たことがあるが、馬顔だと思ったことは一度もなかった。これからはそういう目で見ることにする。 馬でも牛でもいいのだ、面白い小説を書いてくれれば。そして今後もエッセイを期待したい。 娘と一つ違いという、ほとんど自分の子どもの世代の著者なのだが、年齢は関係ないのだなと改めて思う。朝井リョウはほんとに面白い。 本作でもっとも印象深かったのは、自転車で京都へ行ったときの話。 あの朝井リョウが静岡市と知立市を通過したのか!と。中山峠は大変だっただろうなあと心から同情する。でもそういうことができるということが、とても羨ましい。 どこかの会社に就職してがんばっておられるらしいが、次回作を期待して待っているファンのことを忘れないでほしいと思う。

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    投稿日: 2012.07.03