
総合評価
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powered by ブクログ市場・マーケットにどう適合していくか、という観点での組織戦略本は沢山あるが、「組織内部」の問題にフォーカスした本は少なく、後者を論じたのが本書。 組織で働いていると、厄介者やフリーライダー、野党的な人材の他、時代に即しないルールや内向きな議論などが蔓延ってくる。 そのような組織を腐らせる「悪害」とどう対峙し、組織の健全性を保ちながら戦略を立て運営していくか、という点に焦点を当てている本である。 組織が腐っていくプロセスをこれまで上手く言語化しながら解明して解決策を明示できるのは凄いの一言。 この本が最も伝えたいのは以下だと捉えた。 「安全な場所から非難するだけの野党になるな。自分からリスクをとって悪害を壊す改革者になれ」ということである。
0投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ2025.11.10 抜群に面白い 社内評論家、宦官、キツネの権力がうまれるメカニズムをわかりやすく解説 組織の問題ではなく人の問題であることを疑うなど、目からウロコ
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ今の組織に行き詰まり感があって、手にした本。官僚組織を肯定し、会社のベースが安定しているからこそ、新たな企画やチャレンジングな取り組みも行える。会社の風通しをよくするとかの建前で安易に組織の見直しを取り仕切る人には読んで反省してもらいたい。
4投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ経営学には明るくないけれど、「自分って組織で働くの向いてないんじゃないか」という悩みを話したら、知人にすすめられた本。 この本の主張はシンプルで、「あらゆる組織の基本型は官僚制である」というもの。組織がうまく機能していないのは官僚制だからではなく、官僚制がいくつかの要因で歪んでいるからというロジックが明快に語られていて、読みやすかった。どこで組織がうまくいかなくなるのか、という点も丁寧に説明されていて、納得感があった。 ただ一方で、こういう組織論って、どうしても「均質な労働者」を前提にして書かれている印象がある。初版が2003年ということもあり、今のように雇用形態が良くも悪くも多様化したり、妊娠・出産後も働き続ける女性が増えたりする状況でも、この話は対応できるのだろうか。理念としては整っているけれど、それが現実の現場でスムーズに機能するかはまた別問題なのではという気もした。 それでも、ひとつの整理の枠組みとして読む価値はあると思うし、長年にわたって版を重ね、読まれ続けてきたのも納得の一冊。
0投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ自己実現を組織の構成員に求めるのは安上がりだから、事業部制とカンパニー制、その中間にあるマトリクス構造の欠点など。 何かと地に足ついた議論で読みやすく面白い。
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ一橋大学で名誉教授を務める著者による「日本企業の組織デザインの改善」をテーマとした本。 著者は経営組織論・経営戦略論のスペシャリストであり、本書は経営組織論の内容に寄っている。 本書は著者が自ら冒頭で述べている通り、実用的な内容となっている。「自分が経営するとすればどうするべきか?」という視点を持ちながら読めるのが特徴的で、そこが本書の優れた点だと感じた。 日本企業の一般的な問題点を挙げ、その原因を分析し、有効なソリューションを紹介・解説する形で書かれている。 この問題点補足の精度が高く、個人的にはいままで感じていた問題が「なぜ起こるのか?」の解像度が上がった。 テーマは組織デザイン、人事制度、決断力不足、社内権力の種類、組織腐敗のメカニズムと多岐にわたる。 特に興味深かったのは、「ある問題を解決するためには誰かがコストを負担する必要があるが、それを解決することによる利益は多くのメンバーが受けられるので、誰も積極的にコストを負担しなくなる」というフリーライド問題についてだった。 これを解決するための策として、著者は「かなり少数の人々をコア人材として選別し、その少数のエリート社員が周りの社員にフリーライドされても平気でいられるくらい大幅に高い賃金を獲得し、強い権限を発揮できるようにすること、また自分がかなり確実に会社のトップ層へと登り詰めていくという意識を早い段階から植え付けること」が有効だとする。 確かにこれは欧米でも主流の方法で、一定の成果を発揮できると考える。 ただし、この施策はエリート/ノンエリートの乖離を大きくして対立を強めるものである。だから、この間を取り持ち、当たり前のことを当たり前にやれる中間層の重要性が増す。 しかし、エリート層に金銭・昇進のインセンティブは充ててしまうので、彼らに報酬や昇進で十分に還元することはできない。故にそれに代わる報酬を開発しなければならない。 この報酬のひとつとして著者が挙げているのが、「彼らの働きを褒め、感謝を伝えることで承認・尊厳欲求を満たしてあげること」である。この感情が満たされれば人は頑張れる。 他にも興味深い内容が幾つもあり、実用的なので参考になった。良書。
3投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ職場同僚の推薦図書として読んだ。 第2部 組織の疲労 第7章 トラの権力、キツネの権力、第3部 組織の腐り方 第9章 組織腐敗のメカニズム、 が、自分の勤める会社が観察されてたのか、と思うぐらい、グサグサ来た。著者は学者一筋の筈なのに、随分とフィールドワークを熟して来たのだろう。 特に、「宦官vs武闘派」で、外向きにリスクを取って勝負している武闘派が、安全地帯から批評を述べるだけの宦官に屈するパスを解説する箇所は、当たっているだけに恐怖を感じた。(自分の仕事は、ここでいう宦官にかなり近いのでは?と。。) あと、マトリクス型組織を、ミドルに権限ではなく「悩み」を委譲する形態、と断じる分析が秀逸だった。(P73-76) 組織は生き物であり、破壊と創造、新陳代謝を絶え間なく続けて行かない限り腐敗していくものだ、と肝に銘じたい。
29投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ意外と読みやすかった。日本人が書く本は読みやすいね。 3時間弱で読了。 腐っている組織の特徴が前職や前職の時の自分を言っているようでグサッときた。自分を振り返って健全な状態なのかを考えたい。
0投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ斬新さはないが、サラリーマンからすると、なるほどと思える内部が多かった。 学者の立場ながら、企業内部のこうした事情に精通できている点が興味深い。
0投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ全般的に読みやすい。 あー、なるほどなーという事実と解釈が書かれており理解しやすい。 自分の会社に例えるとなお頭に入ってきやすいかと思う。 62-64 組織は仕事の邪魔はできても、自動的に仕事を処理してくれるわけではない 組織変革でいい人がすぐに出てくると勘違いしている 組織変更後に実るのは数年後でしかない 82 マズローの欲求階層説 人は自己実現よりも承認欲求が潜在的にある。 カネもポストもあげれなくても、褒めることが大事 平等感という意味がわからないものに縛られて、差をつけすぎないで、なにを満たすことができるのか 102 第5章 フリーライド(人の貢献に乗っかる人) コア人材の少数エリートに対して賃金格差を設けると、ノンエリートから社内野党が増えてくる なにも言わずに成果をあげる中間層にいかにして、生産性をあげつつ、仕事してもらうのか 139 第7章 トラの権力 キツネの権力 厄介者の存在。 顧客や上層部からのメッセンジャーとしての立ち位置を利用して、誇張表現する。 自分の立場を利用して、権力を行使する人、たしかにいる! 178,204 第9章、10章 組織腐敗は成熟化の部分が面白い。 優秀ゆえに効率化していき、同じ仕事をこなしていても暇になっていく。 その暇を潰すために無駄に指摘を増やし、無駄な仕事を増やす。 なるほどと思った。 また社内の雑談の質からも腐敗しているかわかるとのこと。 社内の内向きの話(誰それと誰それが仲が悪いだの)よりも、外向きの話(なぜあの事業は失敗したのか)という高質な雑談をしているかどうか。 なるほど、前職では内向きな話が最後は多いようであったと実感。
0投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログ一橋大教授で経営戦略・経営組織・経営学方法論等を専門とする沼上幹の新書。現実的・本質的な実践を念頭に会社組織構成について基本的な考え方と、日本社会において起こりがちな組織腐敗の事例とその対処の基本的理論を紹介している。これを読むことで、一般的な組織構造の意義と、陥りがちなミスや腐敗への対処法を学ぶことができる。また経営者側の立場に寄り添って組織戦略の考え方を書いているため、いち従業員の立場で読むと観点の違いをよく知ることができると思う。 一旦読んだが、咀嚼しきれていない。 「官僚制」は批判されるが、組織で価値を生み出すための基本構造であり、官僚制の腐敗は憎むべきだが、官僚制の基本的な構造自体は憎むべきでない、という立場で始まる組織戦略の考え方の一章や、それ以降のいくつかの議論は、当たり前だけど何故か誰も言わなくなってしまったことを再度述べている。基本を疎かにしてはいけないと感じる。 あと口が悪い。
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログ事象が言語化されている、という意味において気付きもあったけれど、課題に対する改善方法に膝を打つようなものが見つけられず、少しモヤモヤが残った。 自分にとっては、学問的な考察を学ぶよりも、現役の経営者の考え(判断基準や直観の用い方)を知る方が役立つと思った。
0投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ会社の同僚からの勧めで読みました。そうでなければ、手に取らなかったでしょう。社会に出て、会社に勤める中で、日々思う事が言語化されております。腑と落ちる、納得感がありました。
0投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三品さんの経営戦略を問いなおすに続く、ちくま新書のロングセラー本。三品さんの本と異なり、連載がベースだったからか、本としてのまとまりは弱いけれど、組織を考えるためには必須の文献と言ってもいいのではないか。 まずは官僚制が組織の基本であるという点。得手して官僚制は唾棄されるべきものと扱われがちだが、官僚制がなければ、都度対応方法を考えなければならず、組織として大きな非効率が生ずる。官僚制により、実力者がルーティンに煩わされない状況を作ることこそ、組織論の第一歩なる。そして、組織設計上の工夫は、官僚制に付加する形で追加的に行われる。 事業部制の目的は、日常的に発生する問題の解決をすべて行えるだけの資源を事業部に与えて自律的にすることで、トップマネジメントが日常業務を離れて長期的なビジョンや経営課題に取り組む時間を得ることができる。一方で、現場=ルーチン、ミドル=例外処理、トップ=戦略とすると人が育たない。緩やかにオーバーラップさせることが必要。 ザ・ゴールにしたがって、ボトルネックを考えることは生産工程に留まらずあらゆる局面で有効。制約条件が何かを見極め、それを取り除くことが組織設計上も有効。 マズローの欲求階層説で重要なのは自己実現ではなく、承認尊厳。給料で答えられなくても、成果を認めること、感謝を示すことは必要。 後半はいかに組織が腐るかが論じられている。多くの兆候はあるものの、やはり議論が内向きになっているときは要注意で、資料の書き方がダメということが議論になっているような企業はやはり危険。そんなことを指摘する経営もどうかと思う。パワポがきれいすぎる会社はやはりダメ。もっと本質的なことを考えろということ。
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログフリーライダーのとこはおもしろかった。特に、フリーライドを上回るメリットを感じられれば、この問題は克服できるだろうなと思い、一次的にはWG、二次的には別の策を考えていかないとないと思った次第。
0投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログ学者が書いた本とは思えない現実的な内容 組織は人が動かしているため、組織形態を変更しただけで効果が出ると考えない方が良いと本書は警告する。人がいかにして組織を内向きに腐らせていくのか、そのために人を中心に組織をいかにして設計していくのかが述べられる。
0投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログ沼上氏の文章は、書籍にしろ論文にしろ、ロジックが明快であり、学ぶことが多い。ロジカルな文章を書く上で、何か一つは読むと良いと思う。 本書は組織戦略についての論考であるが、ロジックが明快であるぶん読みやすい。ややオーバーに書かれているところもあるが、これは筆者の意図するところだろう。 自分の勤務先がどうなのかをイメージしながら読み進めると良いだろう。さらには、自分自身が「フリーライダー」や「キツネ」になっていないか、よく考えながら読むべきである。
0投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログあとがきには、筆者は啓発本の類と書いてみえたが、私にはアカデミックな部類だと思った。 組織戦略について、あまり考えたことがなかったが、考えさせられることがいくつもあった。 特に以下の描写が心に残った。 ・縁の下の力持ちをコトバで支える 給与で報いるという方法でなくても、ホントに感謝していると、誠意ある言葉で報いる方法もある ・フリーライダーとは 会社の業績の高さは、従業員にとって集合財。誰かが頑張れば、会社の業績は高まり給与は手に入れられる。 この本が書かれたのは2003年。20年程時が経ったが、日本の組織のあり方を大きな変化はなさそうだ。これは良いのか悪いのか?
0投稿日: 2021.06.16
powered by ブクログ組織とは何か:官僚制 いかに組織が疲労していくか? フリー・ライダー 決断不足 キツネの権力 奇妙な権力 組織はいかにして腐敗するか 腐敗を防ぐには?
0投稿日: 2021.06.04
powered by ブクログ発行された当時の若い頃に読んでも、抽象的と感じたかもしれないが、ある程度の経験があると非常に参考になると思う。 学者の理想論と思いきや、まるで色々な現場を動かしてきたような印象を受けた。 自分の仕事の考え方に幅がついたかもしれない。
0投稿日: 2021.03.09
powered by ブクログ「組織の基本は官僚型です」 とのことでまあそうだよなと思いつつ、 昨今のティール型組織は、その違和感を何とかしたい、人類を未来に進めたい、と考える人たちの挑戦なのかもしれません。より戻しをビジネスにしている、あるいはそれを信じ切っている方々には異議申し上げです。 ・組織構造を変えることにより、マイナスは打ち消せるが、プラスの効果は、数年後にしか現れない。結局は、個々の能力がどれくらいか、それを最大限引き出せているか、にかかっている。だから採用大事。 ・フリーライダーを生み出してはいけない。 #実践しきれてないけど組織を知るための良本ですシリーズ②
0投稿日: 2021.02.11
powered by ブクログちくま新書セールの際に衝動買いした本の一冊。 日本の「コア人材を長期雇用する」という組織構造を、全否定するわけではなく、全肯定するわけでもなく、客観的にそのメリットとデメリットや対策を考えているという視点が新しかった。 # 組織とは 「プログラム」 「ヒエラルキー」 が組織の2大要素 - 例外処理は上にあげる # Japan is No.1の時代があった。 - 高度成長時代に、日本モデルは嵌っていた。 - 終身雇用前提で、組織として効率性を突き詰めた。 # 例外処理が増えて、組織が回らなくなったときの対処方法 -下の処理あげる -上の処理あげる -システム(IT)使った処理効率up -垂直分業 # GOALがもたらした価値観 - 徹底的に事業のボトルネックを考え、それに合わせて対処する。 - (余談) 教育のボトルネックについて考えてみると面白い。 日本の教育のボトルネックはどこか? - 組織より大事なのはヒト = 結局実行し、問題解決するのはヒト - マズローの5段階仮説 生理的欲求 => 安全の欲求 => 所属と愛の欲求 => 承認欲求 => 自己実現の欲求 2.承認 3.所属が軽視されがち、組織はこの欲求も満たす必要あり。 # フリーライド問題 解決は難しい。それぞれが自分ごととして捉えることが必要。 # 組織は複雑化、腐敗が進んでいく。 - 無駄な内的な仕事が生まれていく - ルールのための行動が生まれていく 日本の組織論を考え、面白かった!!!
0投稿日: 2020.08.31
powered by ブクログ日本的経営への評価や流行りの組織論と少し距離を置きながら、大きな組織の中で発生しがちな実際的な問題を考察して解決に向けた考え方を示す本。 「組織デザインは万能薬でない」「問題を処理するのはヒトであって、組織構造ではない」、自己実現や平等主義の罠など、まさにうちの会社のことを言い当てていると思う箇所がいくつもあった。 結局「この仕事は会社を良くしているのか」ということを真摯に問い続けることを忘れてはいけないということだと思う。
0投稿日: 2020.07.18
powered by ブクログ勧められた本を素直に読んでみました。組織論もさることながら、自分でしっかり考えることの大切さを再認識させられました。仕事に限らず、あらゆることについて考え抜き結論を出す。これを根っこに出来る様にしていきたいと思います。はい。
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ久しぶりにビジネス書を読んだ。本書では、典型的な組織を検討対象とし、それらの特質を了解した上で、よりベターな体制に整備できるよう、構成員自らが主体的に考えるためのケース群が紹介されている。大学の組織は、設置者を問わず基本的に官僚制組織なので、第1章の内容は参照しやすく、読者が持つ課題に引き寄せやすいだろう。第3章の組織改編のための視点はこうだ。①メンバー固定・組織構造変革、②組織構造固定・メンバー変革、③メンバー変革・組織構造変革の3点を、現実に照らし合わせを考えることが求められている。第5章の組織におけるフリーライダー説は、多くの大学に何人かはいるというイメージがなんとなくある。自分は特に何もプラスの貢献をせず「学内野党」として生活している人々のことだ。第10章の組織が腐敗してからの処方箋は興味深く、本格的に自組織が崩れる前に一読しておくとよいだろう。人材の優秀層とそれ以外をわけ、前者が新規事業を考案し、実践していく作業に取り組んでいくプロセスが、人材育成と説かれている。
0投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レビューめっちゃ書いたのに・・・レビュー枠外を一回クリックしただけで、レビュー枠が消えて全部吹っ飛んだ(涙 面倒なので要約すると、組織戦略の基本(官僚制)や組織腐敗のメカニズムが書いてある。が、言葉や概念の定義はなく初心者に優しい本。詳しい事例は挙げられていないが、組織・人事畑じゃない方にもわかりやすく嬉しい。 流行りのGE・グーグルの本を先行して読んで、エッジのきいた人事制度ややたらフラットな組織戦略が頭を支配している私のような人には、良いパフォーマンスを発揮すると思う。 <キーセンテンス> ・官僚制はベースで、そこに時代に合わせた付与されるものがある。 ・会社はみんなが自己実現する場ではない。 ・調整役はうち内向きの仕事を作るだけ。 ・トップ・ミドル・ローワーがそれぞれ、戦略立案・例外対応・ルーチンを正確にこなすことがベース。仕事をプログラム化しないと、トップやミドルが例外対応(個別処理)に追われる生産性の低い組織になる。 ・組織変革の本質は、問題を減らすことではなく、問題を適切な階層に分散させること ・ボトルネックになっている場所(問題が発生している場所)に知識・情報をベースとした権力を手中させることが最適解。環境の不確実性が高まるにつれて、現場で大量の問題が発生するだから、意思決定のポイントを組織階層の下位にシフトするとよい。(ただし、決断はシフトさせてはいけない。)
0投稿日: 2019.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
組織体制について意図せざる結果を求めて沼上先生の本をチラ見笑 おぉ~、組織を制約理論で見る発想は無かった…。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ色々と書いてあるが、結局は「守・破・離」ということ。アメリカ人が書いたソフトウエア・マネージメントの本にも「守・破・離」の大切が力説されているものがあるが、これが伝承の原理原則。未熟者に告ぐ、「徹底的にトッププレイヤーのまねをせよ。それができたら、受け継いだものにオリジナリティーを付け加えよ」。その後は、まさに”離”の世界だがこれはなかなか難しい。
0投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者が「自分で経営した場合、どういった点に気を付けるか」という点にこだわり書き上げたという、組織マネジメントの本。2003年発行だが現在読んでも全く違和感がない。 TOC、マズロー、事業部制といった組織論を交えながらも、著者が自分の言葉で咀嚼しており、内容は非常に分かりやすい。 例えば組織設計でのトップダウンで作り上げた理論に対して現実が追いつかない点に対して「スパッと割り切った組織に不純物を後から混ぜる。最初から混ぜて作るのでは、しがらみだらけの組織になる」といったように。また、組織へのフリーライド(ただ乗り)、キツネ(宦官的振る舞い)の悪癖だけでなく、それらを生み出す「大人しい優等生」の無責任さを問う等、切れ味も鋭い。 ●メモ ・日本の高度成長、世界最高の水準になったのは日本が優れてただけでなくアメリカに大いに問題があったのではないか ・日本は長期雇用が前提である。アメリカ、その他の国のような雇用へ簡単になるわけではない。その問題を捉えながら現実的な施策が必要 ・組織は毎回発生する問題を都度考えては組織の意味がない。手順、ルール遂行により実現してこそである ・人は目の前に大量のルーチンワークが積まれると、それを優先し、創造的な仕事を後回しにする ・経営のボトルネックは短期と長期で異なる ・マトリクス組織にてパワーバランスを取るのは難しい。解決策は「腹を割って話す」「トップ判断」「ミドル層がバランスを取る」。だが3つ目は本来両組織のトップが決断することを放棄しただけ ・マズローの法則では自己実現の前に「承認欲求」がある。これを如何に実現するか。これを軽視している傾向がある ・フリーライダーを防ぐことは難しい。責任感の強い人を採用し、会社と自分の運命がリンクすることを示していくしかないのではないか。エリートと呼ばれる人の賃金を大幅にあげるなどの考えもある。その場合、階層が生まれるため、その中間層が重要になってくる ・決断とは「何かを取り、何かを捨てる」ため、一部の人には苦痛を強いるものだ ・何本ものプロジェクトが乱立する状態は危険、「決断したつもり」に経営者がなっている可能性が高い ・エースの無駄遣いには注意。エースには仕事が集まる。無能な人間は暇である。 ・意思決定で「自分の考えとは違うが、●●さんの意向を踏まえて…」という理由での決定は健全な議論を黙殺してしまう。議論の相手が存在しなくなる ・成熟した組織から人を抜くのは難しい。 彼らは生産性も高く優秀だが、その場から抜け出さないし、権力もある。だが、彼らの忙しさは「内向き」である。なぜなら生産性が高いため、新規事業より忙しいはずがない。これは組織腐敗の始まり ・組織腐敗が最悪まで進んだ場合、「複雑怪奇なルールの廃止」「成熟事業部から優秀な若手を乱暴に引き抜く」「優秀な人材が暇になるような組織にする」ことである ・ ・ ・ ・ ・ ・
0投稿日: 2017.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バブル期には絶賛された日本的経営も、いまや全否定の対象とすらなる。 だが大切なのは、日本型組織の本質を維持しつつ、腐った組織に堕さないよう、自ら主体的に思考し実践していくことだ。 本書は、流行りのカタカナ組織論とは一線を画し、至極常識的な論理をひとつずつ積み上げて、 組織設計をめぐる多くの誤解を解き明かす。 また、決断できるトップの不在・「キツネ」の跋扈・ルールの複雑怪奇化等の問題を切り口に、 組織の腐り方を分析し対処する指針を示す。自ら考え、自ら担うための組織戦略入門。 目次 第1部 組織の基本 組織設計の基本は官僚制、ボトルネックへの注目、 組織デザインは万能薬ではない、欲求階層説の誤用(承認・尊厳欲求が大事) 第2部 組織の疲労 組織の中のフリーライダー、決断不足、トラの権力、 キツネの権力、奇妙な権力の生まれる瞬間(バランス感覚のある宦官) 第3部 組織の腐り方 組織腐敗のメカニズム、組織腐敗の診断と処方 ★ポイントは、企業理念に基づいて、利益を産み出す行為か否か、ということ。
0投稿日: 2017.05.14
powered by ブクログ一読して組織戦略というタイトルに違和感を覚えましたが、組織構造やヒト、企業の中での組織に生じる現象(フリーライダー、厄介者、キツネの権力など)について解説しており、日々の自分の属する組織と対比させながら読むと、なるほどと納得することばかりでした。 組織構造に関しては官僚組織が基本であること、ヒトに関してはマズローの欲求階層説での承認・尊厳欲求の重要性と配慮について、気づかされました。 お勧め本です。
0投稿日: 2017.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分が所属する組織のことを考えながら読むと非常に参考になる。経営者がどの視点で物事を見ているのかも理解しやすくなる。 内向きの話ではなく、外向きの意識を常にすること。 3割以上内向きの調整が出てくるようになるのであれば危険信号。 組織の基本は官僚制 ボトルネックに注目すること 組織デザインは万能ではない。常にその中のヒトを中心に考えること 金銭やポジションでなく、自己実現に目をいかせすぎると会社の理念と異なる安易なものが出やすくなる。自己実現と厳しい評価はワンセットであるべき。 組織の中にいるフリーライダーをゼロにすることはできない。すべての不満に対応することも困難。 フリーライダーとなりうる人は自分が忙しそうに振る舞う。 本当に仕事がくるエースが重要な仕事の決断できるように、エースに振り分ける仕事に気をつけること
0投稿日: 2017.03.20
powered by ブクログ組織戦略の考え方 自分の組織を考える上で、とても面白く、勉強になる本であった。 ①組織においてまず考えられるべきは、官僚制である。プログラムとヒエラルキーを骨格として考えなければ、本来長期的・総合的視野で俯瞰しなければならない上層部が雑務に忙殺されてしまうため、組織として機能することはない。不確実性の高まりに対応し、マイナーチェンジをしていくことは、官僚制が機能して以降の話である。 ②ボトルネックを考えよ。ボトルネックとは、複数の過程において行われる作業のうち、生産に制限があるため、全体に対して制限をかけている過程である。ボトルネックを意識し、ボトルネックを基礎に組織の行動をデザインしなければ、無駄な努力、もしくはロスが発生する確率が高い。 ③組織戦略は万能薬ではない。組織は生き物であり、初めに制度設計をしても、逐一その制度の長所と短所に適合した調節を人間が心がけなければならない。 ④欲求階層説から学ぶべきは、承認・尊厳欲求の大切さ。多くに人は、欲求階層説の最上部である自己実現の欲求に達してはいない。そのため、組織の人を機能させるためには、承認・尊厳欲求をまず高めさせることが先決であり、欠くことのできない行動である。よくもわるくも評価を与えることを怠った組織は、みんな頑張ったという悪平等のなかよしクラブとなってしまう。弱者に対する配慮は、目標に向かって進む組織にとっては必ず霜良い影響を与えない。 ⑤中間層を大切にせよ。組織において、エリートだけを養成しても、フリーライダーのケツをたたいてもよい組織はできない。エリートとフリーライダーを結ぶ中間層が機能しなければ、組織の中の疲労が一か所に集中しやすい。これは非常に示唆に富んだものであり、私の知る限りフランスの政治学者であるアレクシス・ド・トクヴィルの中間共同体や貴族制を重要視する考え方と同根ではないかと思う。国家においても、エリートと貧困層の格差の増大は致命的であり、厚みのある中間層が多くの亀裂を調停し、民主主義国家を機能させるのである。 ⑥決断し、集中せよ。長期的に安泰な集団では、ある種尖った人材よりも、落としどころをわきまえた調整役が多くなる傾向がある。このような傾向では、人々は組織の外部の利益よりも、組織内部の人間関係に注意力を集中させ始める。組織内部のコンセンサスを得るためには、欠点のない全方位的な案が多く通りやすくなる。しかし、欠点のないプランとは、裏を返せば利点もあまりないということである(これは、楠木健がストーリーとしての競争戦略で強調し続けているポイントでもある)。組織の継続的な維持には、外部からの制限の中で、選択と集中を具現化したプランが必要である。 ⑦組織の阻害要因―トラとキツネの権力―。組織の円滑なコミュニケーションを阻害するものは、二つある。トラと呼ばれる癇癪持ちの声の大きい人間である。トラの存在する組織では、プランの中身よりも、いかにトラを通過するかということに集中力をそがれるようになってしまい。結果的に、トラに忖度したプランが組織に跋扈するようになる。二つ目はキツネの権力である。トラと人々の調整役に見えて、トラの恐ろしさを利用し、歪曲した情報伝達を送ることでトラと人々を分断し、自分の意のままに物事を進める人々のことである。現在の日本のメディアにはそのきらいがある。 本書では、その後、組織の腐り方という部分があるが割愛する。 自分のいる組織において、考える上で上記の7つのポイントがコンパスとなり得よう。
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ組織戦略の考え方 -企業経営の健全性のために】読み終わったー\(^o^)/ 日本企業にありがちな組織構造の問題提起書。内向きではなく外向きの意識が大切。
0投稿日: 2016.09.18
powered by ブクログ・しっかりした組織とは、各人が自分で判断できる問題をほとんど自動的にミスなく解決し、判断に迷う問題を即座に上司の判断に委ねる、といった一連の作業を至極当たり前のように遂行する組織。基本的な判断のルールをしっかり守る人々が、何階層かのヒエラルキーで結びつけられた組織、すなわち官僚制組織である。 ・組織設計上の工夫は、官僚制を打破して、官僚制を代替すべく行われるのではなく、むしろ官僚制に付加する形で行われるべき。 ・官僚制組織設計の第一歩はプログラム開発。繰り返し出現する問題を解決する手順やルールをあらかじめ決め、各人が自分に割り振られた役柄を信頼性高く遂行できるようにする。仕事の多くをプログラム化し、そのプログラムできる対応できない例外をヒエラルキーによって都度上司たちが考えて処理する。これが組織設計の基本。 ・組織において、構造的に問題を解決する方法とは、①現場の知的能力アップ ②スタッフの創設 ③情報技術の装備 ④事業部制(あるいは小規模で自律的な組織ユニット) ⑤水平関係の創設 ・トップは長期の戦略思考/ミドルは業務の例外処理判断/ロワー現場はルーチンワークの正確な遂行、これが官僚制の基本骨格 ・日本の多くの企業で起きているのは、選択・意思決定できる人材の不足。これが組織成長のボトルネックにもなり得る。選択を行える人の時間がボトルネックとなる。 ・組織構造自体は仕事の邪魔をすることはできても、仕事を自動処理はしてくれない。例えば、新製品が出にくくなっているのは、新製品を生み出す研究開発スタッフの時間が足りないとか、技術者の育成が停滞しているといったヒト絡みの問題かま原因であって、それを専門にする組織を作ったところで能力のあるヒトがいなければ問題は解決しない。 ・組織のチェック①メンバー固定・組織構造変革 ②組織構造固定・メンバー変革 ③メンバー・組織構造変革 を問う。 ・組織では、欲求階層説が誤用されている。自己実現欲求の追求という方向が美しく気高く、組織の人事にとっては安上がりであるがゆえに、多くの人がそこに目を奪われ、所属・愛情欲求や承認・尊厳欲求などを一足飛びにしてしまう。本当は承認・尊厳欲求が大事。 ・組織の中にはフリーライダーが多い。自分個人の仕事を若干犠牲にしてまで、例えば職場の雰囲気を維持する仕事を引き受ける人がどれだけいるか?厄介者を厳しく叱りつける作業もフリーライドされる集合財である。これらフリーライド問題の基本解決方針は、責任感ある人を育成・採用すること。単純。 ・落としどころを探ろうとしすぎると、決断ができない。決断こそ経営者の仕事であり、決断かできない管理者は不要。 ・決断ができるエースに仕事が集中し、重要でない仕事までエースに集中してしまうことは経営上の深刻な問題。
0投稿日: 2016.06.22
powered by ブクログ会社の組織をどうするのか? そんなことを 興味をもつには、やはり 管理職になって 初めて考えることだろう。 日本の会社の組織は、よく考えられているが 事業によって、その目的を明確にした 組織づくりが必要だ。 しかし、組織づくりが 万能薬ではない。 組織づくりのボトルネックをあぶり出す 作業は とても大切である。 会社において『判断する』ということが、 ボトルネックになっている という指摘はまさに正しい。 ①問題の認識②情報の収集③情報の分析④選択肢の生成 ⑤選択⑥組織の正当化プロセス⑥命令•決定の伝達。 ここでは 選択 がおくれる。 マズローの5段階の要求で 『自己実現』に重きを置かれているが 『承認•尊厳』が重要であり、それが所属意識をたかめる というのは、現実の問題である。 『コストは、他社より低く、すべての性能に関して 他社競合製品をうわまるものを、 他社よりも早く市場に導入せよ。』 フリーライダー問題と エリートとノンエリート。すねた『厄介者』。 トラとキツネの権力。 『企画書の完成度は、ある程度までは大切だが、 一定のレベル以上になるとほとんど実質上の意義は薄れていく』 組織は 腐敗する。 能力のある 次期社長候補に 認知した子供がいた。 それは、プライバシーの問題なのだ。 と言い切るところが 牧歌的な感じも。
0投稿日: 2016.04.21
powered by ブクログ組織運営についてあまり考えたことがなかったのでなるほどでした。 新たな考えを産みだすためにも配置替えを定期的に実施ルーチンからの脱却が必要だと思った。 どれもボトムアップでの改革は難しいと感じた。 ただ当然のことも書いてあり情報粒度がまちまちに思えたので読みにくかったです。 ・計画のグレシャムの法則。日々ルーチンワークに追われている人はルーチンな仕事の処理に埋没して長期的な展望とか革新的な解決策を考えなくなってしまう。 ・凡ミスを防ぐため官僚制をベースにすることは大事。人材育成として、①ルーチンワークをやる現場、②例外処理判断のミドル、③長期戦略思考のトップの階層を同時に実施すべき。①②で足腰がしっかりすることにより③がこなせる。 ・組織の他の誰かが頑張ってくれるというフリーライダーが存在する。コア人材と思わせる。 ・決断は一部の人や一時的に苦労を要求するもの。全部やるは決断ではない。決断は経営者の仕事。 ・エースは業績のいい部署におり囲い込みされて新規部署に引き抜けず価値創造がおろそかに。 ・ルールが複雑化すると若者がそれを覚えるだけで何年か経ってしまい、ルールを守ることが重視される雰囲気が醸成される。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログ官僚制は必ずしも悪ではなく、正しく機能すれば効率的な組織。でも腐っていくには理由があり、わかりやすく説明されている。
0投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ奇妙な権力(キツネの権力)と組織の腐敗について詳しく書いてある。組織タイプや分業、調整については、同著者の別書「組織デザイン」の方が詳しい。
0投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログ組織論をまとまって読むのは初めてだが、非常に参考になった。組織の基本は官僚制であること、組織設計には長期視点と短期的視点があり互いにトレードオフの関係にあること、ボトルネック解消に着目した組織設計や、フリーライドの影響力を最小限にする組織設計が必要なこと、暇な秀才がいると仕事が無駄に増えること、などなどどれも周囲を見渡すと納得できることばかりだ。 中でも最大の気づきは組織改編は万能ではなく、結局成果はヒトの能力に依存すると言う、言われてみれば当たり前の事実であろう。勤務先のマネジメントも組織改編と人事異動だけが唯一の仕事と勘違いしているように見えるが、彼らにこそ組織論を基礎から学んでもらいたい。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ組織論のお作法から始まり、具体的な組織論の問題点と対処方法まで記述あります。 具体的なところは、世の中でよくある事例なのでしょうが、読み手としてはぴったりハマることはないので自分なりの解釈が必要です。 いずれにしても、経営陣やコンサル向けの話のように感じました。
0投稿日: 2015.04.02
powered by ブクログ面白く、為になる話が多いが、それを裏付けるデータやケーススタディがあるわけではなく、著者の印象を述べているに過ぎない感があった。
0投稿日: 2015.03.14
powered by ブクログ☆2 著者独自の視点が無く、残念だよ。さらに「ではどうするか」という対策の話が最終章に少ししかない。あるある話を難しそうに重複して述べているので、じっくり読まなくてよいよ。 一点だけ、マズローの欲求階層説誤解との絡みで「従業員が勝手に仕事で自己実現してくれるなら、会社にとっては安上がり」という部分は、利益と自己実現の関係を考える際には参考になりそうだよ。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
組織戦略とその考え方についての教科書みたいな本。 <メモ> ・官僚組織が基本であるという事。 ・スタッフの追加や現場レベル向上や事業部制や水平部門の設置など、いくつかの肉つけのセオリーがある。 ・短期的には分業が望ましいが、長期的にはオーバーラップ型の組織が望ましい。 ・ボトルネックをいかに改善するかという議論。 ・優秀な人によって成果が変わるのであれば、それを改善するよう対策をとる。 ・組織以前にメンバーの問題であることが多い。まずはメンバーを入れ替えから考えよう。 ・自己実現より、先に実は尊厳承認欲求を満たす必要がある。 ・組織に損するフリーライダー問題。 先があると思わせるとフリーライダーが生じにくくなる。 ・決断こそ経営者と管理者の仕事。誰かに相談しないと決められないのは意味をなしていない。 ・トップが決断できない組織 ・パワーの源泉 賞罰、正当性、同一化、情報 ・優秀な人材ほど保守本流でなく外のことに頭を使うべき。
0投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログ日本型組織の本質を維持しつつ機能不全の組織に堕さないよう、自ら主体的に思考し実践していくことの重要性を説いた書籍です。特に組織運営において陥りやすい過ちについて的確に指南されています。推薦者:『人事課』
1投稿日: 2015.02.13
powered by ブクログ作中でザ・ゴールを紹介してたり、やや繋がりがある。やはり良い。推薦本の中で読んだやつに外れがないし、他にも手を出してみよう。この本は読むたび頭の中がシンプルにクリアになる感じある。
0投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログ組織の問題を解決するには? →まず仕事の多くをプログラム化し、そのプログラムで対応できない例外をヒエラルキーによってその都度上司が考えて解決するのが基本中の基本 短期的には分業が効果的だが、長期的には緩やかなオーバーラップ型の分業が効果的 ボトルネックは短期と長期では異なる 何らかの判断を下して最終的に問題解決をするのはヒトであり、組織構造それ自体ではない
1投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ日本型経営の最大の特徴である終身雇用制度を軸に、組織のマネジメントについて論じる。組織論を考える上での入門書として最適。事例が豊富なことも素晴らしい。
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログ冒頭では現場への権限委譲の話などあって期待したのですが、後半はどんどん組織腐敗の話になっていって、ちょっと私の期待とは違っていました。この本が Amazonで★4.4 というのは、、苦労している人が多いということですね。
0投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログ・日本企業には日本企業なりの組織戦略がある。安易に欧米に右に倣えをし、中途採用・解雇をスタンダードにしてもうまくいかないだろう。 ・組織の基本は官僚制。官僚制はよく槍玉にあがるが、基本を押さえてこそ、アレンジが機能する。守破離。 ・優秀な人間が根回しなどの内部政治に奔走されないようなマネジメントが必要。 ・会社の何かがうまくいっていないとき、組織がスケープゴートとして挙げられるが、それは結局組織を槍玉に挙げれば誰も責任を背負わないから。組織を構成するのは人で、人が変わらなければ組織は変わらない。 ・マズローの欲求階層説は誤解され、生理的欲求から自己実現欲求に飛躍しがち。低位の階層の欲求が満たされることで、次の欲求が生じるというもので、自己実現の前に現代は承認・尊厳欲求を満たすべき。 ・従って、褒める、ということが最も安く最も価値のある報酬。これを忘れがち。 ・経営者とは、決断することが仕事。たとえ皆にとって痛みを伴う決断であっても、皆のためになることを自分で考え決断しなければならないのが経営者。 ・キツネの権力が現れたら、トラに直接会いにいく。その勇気が必要。 →結論、どんなことがあっても表に出て闘えるだけの能力と勇気を持ち合わせていなければ組織をよくしていくことはできない。その勇気を裏付けるものとして、いつでも転職して食べるのに困らないスキルやネットワークを作り続けることが大切だと再認識した。
1投稿日: 2013.12.21
powered by ブクログ前半は経営組織論の話で、組織の基本は官僚制にあり、これをベースに様々な組織形態を取るべきだと主張する。 後半はエッセイで、組織の足を引っ張る様々なタイプの人間について(ここでは本来の役割を認識していないトップマネジメントも批判の的に)。 なぜ組織にしょうもない人間が現れてしまうのか、彼らをどう扱えばいいのかについて社会学的な視点から解説する。 他のレビューでは「ただの愚痴だ」とも書かれているが、 組織の理論面と実際のドロドロとした面の両方に目が配られていて、いい本だと思う。 ただ、後半は分量調整のためか、内容がくどい。学生のレポートのような姑息な手を使ってきたことに腹が立った。
0投稿日: 2013.12.17
powered by ブクログなるほど、「企業経営とは、このような発想をもとにしているのか」が本書を読んでの感想である。 「企業」を外部から見るとき、一般には「社会的責任」などの外部からの視点と「労働問題」などの内部問題は注目されるが、「企業組織」をじっくりと考察する機会はあまりない。 本書は、その企業の組織戦略の考察なのだが、その精密さには瞠目した。 とくに「企業組織の基本はまず官僚制である」との視点には感心した。「官僚制」という言葉は多くの場合組織の欠陥を指摘する時に使われる悪いイメージがあるが、「組織戦略」をつきつめて考察する場合は、まったく違うということか。 しかし、読者が本書を読む場合には、自分の会社への批判の論理的根拠を本書の論理構成の中に探してしまうのではないか。どのような会社でも完璧ではなく、改革の必要性は常にある。本書はその論理を提供できるだけの分析力に満ちていると思えた。 しかし、会社組織を分析・評価する視点は、本書の視線以外にも「社会性」や「共同体」など多様にある。 本書を構成する分析力には敬意を表するが、これのみで「組織戦略」のすべてとはいえないのではないかとも思った。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログhttp://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480059963/
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近教わったビジネス書の読み方で、『「はじめに」「おわりに」「目次」だけを読んで、大事そうな章だけ読む!』『周りの章は、結果的に読みたくなったら読む』で読んでみました。 この本は3部構成で各部の中に章があるので、初心者としては第2部を読むことに。 非常に読みやすいので、その流れで第3部もさらっと…ということで上述の読み方としては理想的。 前置きが長くなりましたが、以下、印象に残ったところです。 組合を始めとするフリーライダー問題はなるほど!という感じ。 自分も安易に、組合のユニオン・ショップ制はどうかと思っていましたが、ユニオン・ショップ制をやめてしまうと、組合員でなくても組合の恩恵が受けれる(例えば、組合による職場環境改善等)のでそんなに簡単ではないですね。 また、社内で落としどころを探ろうとしてしまうのが、内向き志向を強め、組織を腐敗させるは自身にも反省させられるものがありました。 最後に、組織の腐敗の対策として紹介されている方法を備忘録がてら。 ①複雑怪奇化したルールや仕組みは全廃 ②成熟事業部から優秀な人材を、強引に新規事業に引き抜く ③仕事ができる人を暇にする業務改善(つまらない仕事をさせない)
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルは極めて固いのですが、組織はもっとどろどろしたものだということを改めて感じさせる人間の醜さを心理的に分析し、それが組織の腐敗、組織の非活性化にどのようにつながっているかというメカニズムを説得力を持って書いています。フリーライダーとはぶら下がり人間。フリーライダー比率が一定以上になれば組織は危機的になる。解決への基本方針、信頼出来る中間層の育成のために。トラとキツネの権力、スキャンダルと宦官の跋扈、会社の寿命30年という言葉がなぜ肯きを持って説かれるのか、それは組織が次第に腐敗しているという実感を誰もが持っているため、なるほどという感じです。これは我々よりも、正直な声が入らなくなりつつある経営トップ層にぜひ読んで欲しい本です。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ組織とは何を実現するものか、また組織の中で生まれやすい無駄や腐敗の原因はなにか、といったことについての、論理的でわかりやすい良著。 ■「組織が悪い」がいつも正しいとは限らない。人事異動等、ほかにもっと効果的な手法がある場合も。 ■部署間の調整をするためだけの部署をつくってはいけない。当事者間の直接対話の機会を阻害するため。 ■成熟部署では、業務の標準化やルーチン化が進んで「暇」が生まれ、優秀な彼らは無用な完成度を追求するようになる。優秀な人材を成熟部署ばかりに投入すべきでない。 ■成熟組織では、旧来のルールについて、現状にあわせた細則を加えるため、ルールでがんじがらめになる。 ■成熟組織では、内向きの手続きが増える。新規事業で3割以上の労力を内向きの調整につかう場合は組織は腐敗している。トップダウンで、一度全て壊した上で、外向きへの転換をはかるべき。 ■社員の雑談が内向き(社内政治等)か外向きか(PJ失敗原因等)で、組織の腐敗度がわかる。
0投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ個別具体的な組織論についての言及はあまり多くないですが、「組織設計の基本」や、「いかに組織が腐っていくか」ということに着目している本です。 次の2点が、印象に残りました。 1つは、組織設計の基本は官僚制だということ。官僚制は、非常に人気が無い訳ですが、官僚制の基本となる「プログラム」と「ヒエラルキー」は、組織設計の根本だということ。「プログラム」とは、定型的な仕事をプログラム化し、現場で着実に処理するようにすること。「ヒエラルキー」とは、定型外の例外が発生した場合、上司に判断で処理するが、その上司が判断に迷った場合、更に上に判断をあげていくということです。 個人的な話になりますが、経営企画を担当した時に、この部署は「(究極の)雑用掛」だと思いました。現場の担当範囲にない案件、つまり、定型外の例外(=雑用)は上司に上げられる訳ですが、それが上へ上へ上げられ、社長マター、役員マターになると、経営企画が動員される。つまり、誰の担当範囲にない案件(=雑用)ばかりをやる、「(究極の)雑用掛」という訳です。「定型」が無い部署とも言えるかもしれません。著者のいう、「官僚制の基本」を読み、自分自身が感じてきたことがスッキリと整理された感がありました。 もう1つの印象に残ったことは、組織の機能は「ヒト」次第ということ。組織がうまく回っていないと感じた時、「組織を変えるか、人を変えるか」と問うてみるとよいとのこと。確かに!と思いました。 その中で、事業部制 vs. 機能組織制についても言及されていました。市場の変化に対応しやすい事業部制、蓄積や効率を重んじる機能組織制という立て付けです。どちらも一長一短あり、どちらが絶対によいという訳ではありませんが、実際問題としては、事業のステージによるものでしょうね。大雑把に言うと、事業の立上げ期には、変化に対応しやすい事業部制があっていて、成熟期には、蓄積や効率を重んじる機能組織制がよいということでしょうか。その説明の中で、ひとつ著者からの注意がありました。この2つのカタチの"対立"を解決するために出てきた、マトリクス制は全く解決にならないということ。これは、我が意を得たりと思ったところです。 いずれにせよ、どんな組織レイヤーであっても、今の組織の構造を変えた方がいいと感じた時には、ぜひ一読すべき本と思います。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ確かに人の出入りが活発→必要な人材は外から持ってこれるアメリカと,長期雇用→必要な人材は基本的に内部で育成する日本では,組織設計に対する考え方は異なるべきかも。組織がうまく機能していないときに,上辺だけで「官僚的だ」と判断するのではなく,そもそも官僚制すら満足に機能させられないケースもあると思った。「組織腐敗の診断と処方」は少し思い当たる節もあるので,ここを基点にいろいろ考えていく。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログコア人材の長期雇用を前提とする日本企業のコア部分を保ちながら組織改革を実現するための提言の書。個人的には「キツネの権力」がいちばん気になった。本来は調整役に徹するべき人に情報が独占してしまい、自身に都合の良いように情報を操作してしまうのだという。 社会人の人はこういう本を読んで、「あの時のアレはコレだったのか!」っていう気付きがあるんだろうな。僕にはあんまりそういうのがないなー。それが残念。
0投稿日: 2012.12.29
powered by ブクログ会社員は、意外と会社という組織そのものについては、よく知らないのではないかと思う。そもそも組織って何なの?という疑問に多少答えてくれる。 なお、本書は、第1部の「組織の基本」がすべて。 以下のことが、主なキーワード。 官僚制で表される組織。組織のボトルネック。組織が課題を解決するのではなく、人が解決する。自己実現の前に、承認の欲求。
0投稿日: 2012.12.08
powered by ブクログ組織戦略の考え方 組織の基本形は官僚型組織。 そこに課題によって事業部制、クロスなど修正を加える。 しかしながら、組織をいじっても実行するのは人。 人の問題を解決せねば組織構造を変えても効果はない。
0投稿日: 2012.11.22
powered by ブクログ逗子図書館で読む。再読です。以前読んだときも面白いと思いました。今回も面白かったです。機会があれば、購入すべき本です。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会社組織のあるある話をきれいにまとめた本です。論理を支える骨組みがしっかりとしていて、言葉も力強く読み物としてはとても面白かったです。本書で触れている「フリーライダー」「決断不足」「キツネの権力」については気を付けないといけないと思いました。 ただ、全体的に、組織心理学を専攻していた自分としては、突っ込みところがあり、やや物足りない内容でした。 特に、マズローの欲求階層説の部分で筆者が書いた批判は、すでに1950年代にHerzbergが二要因理論の中で指摘している内容で、最近の上場企業の制度はこちらに基づいて設計しているように思えます。 (カフェテリアプラン、フレックスタイムなど) とはいえ、もう一度、社会心理学をきちんと勉強したくなりましたので、大学時代にとった授業のノートを見返してみようかなと思いました。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ良書。組織の基本は官僚制にあり、その上に付与する形でよいところを取り入れるべきという、当たり前の話をちゃんと説く第一部を、改めて読まれたい。 それ以降はまあ、特に第三部はそういうこともあるんだろうね、という話で、個人的にはあんまり興味ない。
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校時代の倫理社会の授業で「官僚制」という言葉の意味を習った。民間会社だって、組織構造の基本は官僚制なのだ。 さて、この本には、官僚制の必要性が書かれている。すでにルーチンになった仕事については、非常に効率的に淡々とこなしていける構造であることが述べられている。また、ルーチンに乗らない例外的事項の判断を中堅管理職やトップが行うという作業も、官僚制の要点だと書いてある。頭の中が整理できた。 あなたの職場は腐り始めていないか?というチェックポイントもよくわかった。そういうことあるぞ、うちの組織も。 日頃から、私自身は、「誰かが(どこかの係が)忙しくなったとしても、それ以上に組織全体の手間が減れば、職場全体としては少し良い方向に行ってるはず」と考えて、いろんな提案をしているつもりだ。そういう姿勢は間違っていない(間違っているはずがない)とやっぱり再確認した。
0投稿日: 2012.06.04
powered by ブクログルーチンワークは創造性を駆逐する ハーバード•サイモン 意思決定のグレシャムの法則 構造的解決法 1現場従業員の知的能力アップ 2スタッフの創設、補佐役 ライン•アンド•スタッフ•オーガニゼーション 3情報技術の装備 1.2の代わりを技術で実現 4事業部制 日常の業務処理と、戦略的課題とを分割する 官僚制が崩壊すると、トップも例外処理業務におわれる
0投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
健全な官僚制(=プログラム・ルールとヒエラルキー)が組織設計の基本である. 組織設計の基本=仕事の多くをプログラム化し、プログラムで対応で きない例外をヒエラルキーでその都度上司が考えて処理する. ルーチンワークは創造性を駆逐する. ヒエラルキーの役割 →トップ:長期の思考戦略 ミドル:現在の業務の例外処理判断 ロワー(現場):ルーチンワークの精確な遂行 ルーチンワークをこなせることが組織の大前提(足腰) 組織内のフリーライダー、社内野党に気をつける. フリーライダー問題の解決→責任感の強い人の育成.賃金と昇進以外のインセンティブをいかに開発するか. エリートとノンエリートの間の中間層の活性化がなされていないとエリートシステムも上手く機能しない. 決断≠単なる意思決定 決断は一部の人々に苦痛を強いたり、社員全員に一時的に苦労を要求したりすることになる. 権力=パワーの源泉 1.賞罰のパワー、2.正当性パワー、3.同一化パワー、4.情報パワー 「厄介者」の権力=ゴネる人 キツネの権力=虎の威を借る狐の権力.上司や顧客をトラとして利用して権力を行使する. 調整型リーダーとキツネの権力は、対立する志向性の間を取り持つことで発生するという点で似ている.その見分け方は調整型リーダーは本来の目的である組織行動の結合を目指すのに対し、キツネの権力は組織行動の結合を目指さずに自分の権力行使が目的化している. キツネの権力を防止するためには、調整専門のポストを作らない、外圧を利用しない、トラを恐れずに直接取らに交渉に行くべき. 厄介者が権力を発揮できるか否かは、「大人しい優等生」たちが対決を恐れて沈黙を守り続けるか否かにかかっている. 大人しい優等生たちではなく、論理的に合わないこと、戦略に合致していないこと、辻褄が合わないことを、たとえいろいろな人と対決してでも議論できる人々が多く存在すれば、これらの奇妙な権力が増長することはない.「大人しい優等生」たちは、一見優しそうな良い人なのだが、実は組織全体が長期に保つべき健全性に対して無責任である.羊たちの沈黙が権力の温床になるということを忘れてはいけない. 奇妙な権力を除去するためには、(1)意思決定を行うトップの数を3~4名に留める.(2)トップマネジメントを評価する際に、「社内の融和に貢献があった」「集団を心情的にまとめる力がある」といったウチ向きの評価基準を使わないこと.企業の目的はまず第一に利益を出す経済組織体である. 企業の経済活動への貢献>ウチ向きのマネジメント 組織の腐り方: (1)ルールの複雑怪奇化:古いルールや手続きを廃棄処分にして新しいルールを作るという新陳代謝が起こりにくいく、古いものはそのまま残り、新しいものがその上に追加的に付け加わっていき、その結果、古い組織ほど複雑怪奇なルールができてしまう. (2)成熟事業部の暇:皆が仕事に慣れているので、仕事遂行能力が余り、余った時間で内向きの無用な仕事が次々生み出される.成熟事業部は主流であることも多いため、実力のあるメンバーや若手がそこで腐ってしまう可能性がある.
0投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログ目次 第1部 組織の基本 組織設計の基本は官僚制 ボトルネックへの注目、 組織デザインは万能薬ではない ほか 第2部 組織の疲労 組織の中のフリーライダー 決断不足 トラの権力、キツネの権力 ほか 第3部 組織の腐り方 組織腐敗のメカニズム 組織腐敗の診断と処方
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログ会社員だったら入社前に読んでおきたい良書 働いている今でも納得してうなずきながら読んでしまう 子供がある程度進路をかんがえる時に 会社員といっていたら読ませたい
0投稿日: 2012.04.01
powered by ブクログ「「うちの会社は腐ってる!」と、お嘆きのあなた。まず裏面の項目をチェック。そのページを読んでみる。そして自分の頭で考える。」という帯のコピーにしたがい、裏面をチェックしたところ8割方当てはまっていると感じたので、読んでみることにしました。とくに160ページや180ページなどはまさしくその通りと合点がいく内容でしたし、142ページなどもやや当てはまるかな、と感じました。もちろん、この感じ方は個人的なもので、わが社(うちの大学)がそのようであるという事実を言っているのではないので、ご注意ください。 しかし、「経営組織論」というのはこういう話が主なのでしょうかね? まったく経営組織論を学んだことがないので、何とも言いがたいのですが……。
1投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログあなたの会社は風通しがいいですか?奇妙な権力や怪奇なルールが生まれていませんか?手続き論や筋論による内向きのマネジメントが忙しくなる一方で、売上は増えないという状態になっていませんか?実態から遊離した言葉遊びの経営企画が横行していませんか?会社設立当初はうまく機能していた組織も、年月を経ると劣化、腐敗してしまうものです。そんなときには、トップが決断し、複雑怪奇化したルールを全面的に破壊しなければなりません。 この本には、組織が劣化、腐敗していく原因と、それへの対応策が平易に書かれています。多くの会社が抱えている問題を取り上げているので、ぜひ読んでみてください。新書なので、軽い気持ちで読めます。読了までには時間もかかりません。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
組織論について学ぶために読む。 貧乏暇なしで、日々の業務に忙殺されて将来のことを考えられない状態は避けなくてはいけない。一方で小人閑居して不善を為すというのもある。暇すぎるのも問題。 業務を効率化するには、組織の構造を変更すること、組織内の人を変更することの2面があり、どちらで解決できるかはしっかり見定めなくてはいけない。 ただし、組織を変えた場合、中の人間も変わることは必要。 1現場職員の知的能力アップ 2スタッフの創設 意思決定を行う上司に補佐役をつける 3情報技術の装備 4水平関係の創設 事業部制と職能(機能)別組織 今は事業部制をとっている。白物家電部長とAV製品部長。部門ごとのニーズに対応しやすいというのがある。 職能別だと、営業部長と製造部長になる。 方法は、メンバーを変える(人事)か、メンバーの結びつき方(組織)を変えるか。 欲求には、生理的欲求、安全・安定性欲求、所属・愛情欲求、承認・尊厳欲求、自己実現欲求がある。承認・尊厳欲求を忘れがち。 2013年2月19日再読 スタッフ、管理職、トップ層の3層の役割分担を学ぶ。 ルーチンワークのミスをしない。分析、例外処理。戦略論。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ"組織"というものの隘路についてもう一度考えたくなる著作。 組織に属する人間にとっては自分と周囲を見渡して、"待てよ"と考えるヒントが盛りだくさん。 【鹿児島大学】ペンネーム:あほうどり ------------------------------------------------------------ 鹿大図書館に所蔵がある本です。 〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=11105048053 -----------------------------------------------------------
0投稿日: 2011.11.14
powered by ブクログ日本の組織が劣化していくことはよくある事ですが、本質的にコア人材の長期雇用を前提としながら、どうにかダメにならずに経営していくにはどうしたらよいでしょう。 自分で経営するときには何に気をつければいいのでしょうか。 現在は常識を持っているが自分で責任をもって何かをするつもりは無いけれど、いわゆる野党「人のやることに常に批判を行い、ケチをつけるだけの人」が大量に増えています。 結局そのような人は、自分はどうするつもりなのかはっきりさせないのです。 組織にこのような人がいる時どうすればいいのか、考えるきっかけをつかませてくれる書籍です。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ企業経営を遂行する上での組織設計、組織が腐っていく様子を分析した論述が参考になった。官僚制は組織の基本。ルーチンワークをこなした上に創造性が発揮できる戦略がある。
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ経営組織論について興味があったので読みました。 図書館借用。 組織の基本→組織の疲労→組織の腐り方、の三段構成。 組織とは何か、また、そのあるべき姿、 なぜ問題のある組織が生まれるのか、等々。 いわく、組織の基本は「官僚制」にあり。 一般的に「官僚制」と聞くとネガティブなイメージがあるが、 それらの点についてアカデミカルな説明を加えることで 腹落ちする内容となっている。 続く他章でも、実際の会社生活における具体例を ふんだんに取り入れており、全体的に読みやすい。 著者の辛口風味な書き味は、 人によって好き嫌い別れそうですが、 個人的には○。 「組織」についてご興味がおありの方は、 目を通されてみてはいかがでしょうか。
0投稿日: 2011.10.08
powered by ブクログ組織の腐敗する仕組み、健全な組織の定義などがわかりやすく書いてある。 健全な組織の中で、内向きの仕事(社内調整)、外向きの仕事(社外業務)とわけ、内向きの仕事が増えた組織がどうなるか?などは非常に興味深く考えさせられた。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ年末年始の休みに読もうと思って、3冊買いこんだうちの1冊。読めなかったラスト1冊、具合が悪い連休中に寝ながら読んでみました。 官僚制こそ組織設計の基本という主張からはじまり、存外稀有な論理展開をしているわけもなく、当然だが忘れられているポイントがわかりやすく述べられています。 「ルーチン・ワークは創造性を駆逐する」 筆者はこの法則を認めつつ、昨今の日本企業が 「これからは創造性が大事だ。もはやルーチン処理がどれほどミスなくできるかなど重要ではない」 として、ボトムの育成に資源配分を怠っている状況に警鐘を鳴らしている前半などは、ボトムにいる自分についても身をもって納得できるところがありました。 マズローの「自己実現欲求」もまた、いかに誤解されているか? 逐一自分の属する組織に照らして読むことができるところもまた、読みやすい点でよいと思います。 ちなみに、母校の先生の本でした。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本企業は意思決定が遅い。ビジネスで勝利するためには「意思決定力」がものをいうので、これがあると言われている欧米起業を模倣するべきだ。 上記のような主張はよく巷で言われている。 しかし、1950年代からスタートした高度経済成長期を振りかえってみると、この頃は日本企業は神様であるかのように扱われていた。このころにはむしろ欧米企業は日本企業に見習うべきと言われていたのである。 これは日本企業VS欧米企業という二元論で考えるのではなく、それぞれよいところがあり、時代の流れにそうように企業の戦略を変えていくべきであることを示唆している。 筆者はそんな立場から、日本企業はこれからどうあるべきかを具体的な施策と共に提言している。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログタイトルほどの堅さもなく、読み物としての面白さもあり。 現在の組織において、ミドルである自分の立ち居ち、振る舞い方が明確になった。 http://bushido-cast.jugem.jp/?eid=287 ■官僚制組織設計・・・プログラムとヒエラルキー ルーティンワークを効率的に処理する組織を基本とする。 ■例外処理を現場で解決する為の、現場知的能力向上。 ■職能性(機能別)組織 ■組織を変えるか、人を変えるか? ヒトを変えるか、役割を変えるか、連携を変えるか? ■部下に勝ち戦を経験させる。 ■フリーライダー(タダ乗り社員)とコア人材 ■沈黙の反対・・・裏で痛烈に批判する。 ■権力(パワー) 賞罰 正当性(役職力) 同一化(カリスマ) 情報(専門性とプロフェッショナル) ■トラの威を駆るキツネ(イメージをでっち上げる取り巻き) >>調整専門のポストを作らない ■意思決定のスピード トップ・マネジメントの数を3~4名にとどめ、ヒソヒソ話を減らす。 ■武闘派(改革派)と宦官(ルール運用のプロ) 失敗する可能性を含む、武闘派は不利となる。 ■秀才閑居して無用の仕事を増やす 優秀な人材をヒマにすることで、内向きな批判力が増長する。 ■最悪の時期の組織変更 組織破壊と若手の人事異動 ■暇と忙しさのメリハリをつける 優秀層とそれ以外を明確に分ける。
0投稿日: 2011.04.13
powered by ブクログ私のブログへ http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=1949420
0投稿日: 2011.04.03
powered by ブクログとりわけ感銘を受ける本でもなかったが、自分が厄介者になっていないか、フリーライダーになっていないか、胸に手をあてて考えたいとは思う。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログたぶん、読んだ人の立場によって感じかたが違うと思う。普通に面白いよ。 これ読むと、 自分の卒論がクソだったのがすげぇ分かる。
0投稿日: 2011.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
□官僚制 どのような組織にもよい面と悪い面がある。 官僚制は組織設計の基礎である、基礎ができていない組織は凡ミスを多発する。 官僚制の基本をよく理解して、その基本中の基本部分だけは堅持した方が得策である。 長期的に望ましい組織設計と短期的に望ましい組織設計が相矛盾する。 短期的に環境への適応を効率的に行うのであれば、 現場・ミドル・トップの垂直分業が明確な方がよい。 しかし、現場・ミドル・トップの垂直分業を厳格化すると 長期的には人が育たないという問題が生じる。 この問題は垂直分業に限定されず、開発・生産・販売のような職能別の分業に関しても 矢厳格な分業を取り入れると短期的には効率性を達成できるが、 長期的には経営者として大きな視野を持つ人材の育成に失敗することが多い。 つまり短期の適応には厳密な分業が効率的だが、 長期の適応には緩やかなオーバーラップ型の分業が効果的。 企業組織の基本はまず官僚制であって、不確実性が高まるにつれて 官僚制に新たな工夫が拭かされて組織が複雑化し、 また人材育成のことを考えて垂直・水平方向の分業を緩やかなものに若干追加的に修正していく。 官僚制という基本を基軸としてはなれて大規模な企業組織の運営は不可能。 □マズローの欲求階層説 ①生理的欲求 ②安全・安定性欲求 ③所属・愛情欲求 ④承認・尊厳欲求 ⑤自己実現欲求 ⑤ばかりに注目が集まりがちだが、④が最も大事。 さらに④はポストや給与以外でも満足させることはできる。褒めること。勝ち戦をさせる。 □フリーライダーの問題 自身で責任を負わずとも 利益を享受できる環境を用意すると 多くの人がフリーライダーとして現れる。 □パワーの源泉 ①賞罰のパワー:年収の増減、出世確率の増減 ②正当性パワー:民主的な手続、上司の命令 ③同一化パワー:部下と上司が心理的に一体となる ④情報化パワー:専門的な知識や、優れた情報 □会社の腐敗からの回復 ①複雑怪奇化した手続やルールは徹底して破壊する ②成熟事業部から優秀な若手を引抜き、新規事業等の外向の意識になる仕事へつける ③忙しさと暇のメリハリをはっきりつける組織運営を心がける
0投稿日: 2011.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同僚から共有された本であるが、期待以上であり、組織を考える上で非常に重要な示唆を与えてくれる。 特に公的機関で働く方々にとっては組織の非効率さは時として慢性的な疾患として映るが、中長期的にどのような意識を持つべきか、どのように行動していくべきかを考える指針を与えてくれるのではないか。 私自身、組織の問題や自分の仕事の仕方でも気付かされることが多かったし、「全体を見よう」と思っていたわりに意外と視野が狭かったと改めて実感することができた。 優秀な人材をヒマにする、且つ意識を内向きでなく外向きに方向付けするっていうのが本書の重要なポイントの1つであろう。 備忘録 -------------------------- ・そもそもルールが古くて現実にあっていないために、目の前の環境に適応するべく若干のルール違反をしなければならないという状況に社員が置かれているところに問題の端緒がある・・・ ・煩雑なルールを覚えることに若いうちにエネルギーを割きすぎ、その結果として本当に重要な仕事の構想力や大きな視野といった能力の開発が未開発のまま・・・どうみても「小者」とうい若者が増えてしまう・・・ ・「過剰な仕事遂行能力」と「秀才の過剰な配置」が実は組織にとっては深刻な問題の源泉となる。 ・優秀な人材にヒマがある。ヒマだから、周りの人間を批判している余裕ができてしまう。 ・企画書の完成度はある程度までは大切だが、一定レベル以上になるとほとんど実質上の意義は薄れていく。 ・「ルールの複雑怪奇化」や「成熟授業部の暇な秀才」・・・とりわけ注意すべき組織は官庁のような公的組織を顧客として持つ場合である。・・・市場での競争そのものが規律を強いることになるというよりも、むしろルールによる規律が重んじられる傾向が強いからである。 ・まず組織内の業務改善で暇になる人が優秀者であるように気をつけるべき --------------------------
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログ具体的な例の積み重ねにより組織論を考える本。手軽に読めるが、考えるためのヒントをたくさんつかむことができた。
0投稿日: 2010.12.01
powered by ブクログ組織について勉強したい人は読んで良しの本。 私と同じ学科なら読むべき。 個人的にはマズローの話がおもしろかった。 あと、ルールの複雑怪奇とか組織どころか日本社会の問題のように感じ興味深かった。
0投稿日: 2010.10.03
powered by ブクログ当たり前のことができない、そうなってしまう組織の腐敗化のメカニズムを分かりやすく説明する。どれも正論である。 最初に出てくる組織に関する基本知識も分かりやすく、有益である。もっともらしい通説に疑問の目を向け、基本の大切さを強調している。
0投稿日: 2010.09.19
powered by ブクログ[ 内容 ] バブル期には絶賛された日本的経営も、いまや全否定の対象とすらなる。 だが大切なのは、日本型組織の本質を維持しつつ、腐った組織に堕さないよう、自ら主体的に思考し実践していくことだ。 本書は、流行りのカタカナ組織論とは一線を画し、至極常識的な論理をひとつずつ積み上げて、組織設計をめぐる多くの誤解を解き明かす。 また、決断できるトップの不在・「キツネ」の跋扈・ルールの複雑怪奇化等の問題を切り口に、組織の腐り方を分析し対処する指針を示す。 自ら考え、自ら担うための組織戦略入門。 [ 目次 ] 第1部 組織の基本(組織設計の基本は官僚制 ボトルネックへの注目 組織デザインは万能薬ではない ほか) 第2部 組織の疲労(組織の中のフリーライダー 決断不足 トラの権力、キツネの権力 ほか) 第3部 組織の腐り方(組織腐敗のメカニズム 組織腐敗の診断と処方) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2010.08.16
powered by ブクログ帯に「あなたの会社の運営に疑問を持ったら!」みたいなフレーズがあったので、共感して登録してみました。
0投稿日: 2010.08.14
powered by ブクログレビューなんて恐れ多いですが、サラリーマン必読。 組織の中では当たり前のこととしてほとんど無意識に動いていることが、理論的に整理されているので興味深い。 会社組織を題材に、そこで起こる諸問題に対して一つ一つ考えていく形式ですが、それに対して解決策を考える時の落とし穴なども慎重に指摘されており、考える練習という点でも勉強になる。
0投稿日: 2010.08.01
powered by ブクログ●組織設計の基本は官僚制 まず仕事の多くをプログラム化し、そのプログラムで対応出来ない例外をヒエラルキーによってその都度上司たとが考えて処理する。 ●組織デザインは万能薬ではない 特定の構造の下で、何らかの判断を下して最終的に問題を解決するのは人であって、組織構造それ自体ではない。 ●フリーライダー問題の解決 組織全体の長期的な運命と自分の運命が密接に関連していると思う人を作っておく。中間層にいかに賃金と昇進以外のインセンティブをいかに開発するか? ●組織腐敗のメカニズム ルールの複雑怪奇化→ルール運用のプロ(組織内官僚)の増加→武闘派の減少 成熟事業部の暇→内向き業務の増加→無意味な完成度の向上で業務量が増加
0投稿日: 2010.06.13
powered by ブクログ"組織"について「組織の基本」「組織の疲労」「組織の腐り方」という三章立てで解説している。 組織がモノを生み出すのではなく、人がモノを生み出すという当たり前のことに気づかせてもらえた。 組織内でフリーライダーが増える中、決断を誰が行い、責任を誰が取るのかなど、 組織が大きくなるにつれ、見えにくい部分の解説が分かりやすかった。 特にフリーライダーについては、自分も陥っている部分がある為、痛いほど理解出来た。 ※清掃業者が入っている為「社内のゴミ拾いを誰もやらない」というのは、まさにフリーライダーの一例と思った。 なお、疲労している組織では、ルールが複雑怪奇化しやすいという事例を挙げ、その原因と対策が書かれており、 思わず自分の部署のことが目に浮かんでしまった。 全体的に具体的な事例や他の本の事例を引用して分かりやすく解説された本だと思った。
0投稿日: 2010.05.15
powered by ブクログ官僚制や制約理論、マズローの欲求階層説等、誰もが一度は耳にしたことのある経営用語に纏わる誤謬を指摘し、その実情を明らかにする。言葉遊びでない、健全で現実的な経営学の読み物。一日で読める。(RN)
0投稿日: 2010.01.08
powered by ブクログ組織の基本 組織の疲労 組織の腐り方 という3章。 それぞれ項目はわかりやすく、 特に大企業の組織の悪い部分、行動等、 理解しやすい。 文書はそれぞれ長ったらしいので、読みずらいが、 それぞれ大事なことは章ごとのまとめがわかりやす
0投稿日: 2009.11.08
powered by ブクログ普通に面白い! スタートが独特で、まず官僚型組織は全ての組織体系の基本であり、官僚制組織自体が悪いわけではなく、官僚制組織をどんどんデザインしていくうちに、不必要な部分・整合性のない部分が出てきて、いわゆる”腐敗”が起こるという旨からスタートしていく。 そして、これが最も失念していたと感じ、重要だと思う部分は、組織形態はその中で働く人がいかに効率的に動くことができるかという部分から考えられるべきで、また組織自体のデザインがどんなにきれいに整ったとしても、それだけで組織自体が素晴らしくなるわけではないということである。 また、組織にとっての最大のボトルネックを常に意識する・欲求階層説の誤用=本当は自己実現よりも「承認・尊厳欲求」が最も重要である・組織内のフリーライダー・決断力不足など、組織内での、何でこうなっちゃう(ってる)のかというような不満が生じる原因・それに対する分析が詳細に記され、自分の中のモヤモヤとしていた原因を言語化してくれ、読後、すっきりするし、新しい視点を手に入れることができる本である。本当におススメ!!
0投稿日: 2009.08.16
powered by ブクログ「フリー・ライド」をどう扱うか! 確かに難しい。2割の人間が8割の仕事をこなす。残りの8割の人間が残りの2割の仕事をする。これをうまくやれば、もっとみんなが幸せになるに! ト、2008.3.2 なんど、2度目か!ちーとも覚えていない。 「日本の経営」を読んで、伊丹さんの同僚ということで沼上さんの本をトでゲットしたのに! ト、2008.12.19
0投稿日: 2008.12.20
powered by ブクログこれは良い本だ。と思う。素人でもわかりやすいようなモデルと身近な例が挙げられていて理解しやすい。特に、最終章の「組織の腐り方」は自分の組織にも当てはまっているだけに、読んで良かったとつくづく実感した。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログ少し古い著書だが、内容は今もマッチしていると感じたので☆5つ。 組織に属する人は、読んでおいて良いと思う。会社という組織は、どういう仕組みであり、自分のポジションはどういうことを求められているのか、考えることは悪いことではない。学生時代にこのことを考えていても決して早くは無いだろう。 資本主義の自由競争の原理が用いられている以上、やはり、巨大企業の方が望ましいということは、肝に銘じておくべきであろう。
0投稿日: 2008.04.03
powered by ブクログあ、沼上教授だ! と思って読んだ本。とてもバランスのとれた考え方だなぁこの人の授業とればよかったなぁと思いました。 社会学部出身らしく、あぁだからこそのバランスなのかも!と嬉しくなりました笑 2008,august
0投稿日: 2008.03.27
