
総合評価
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powered by ブクログ子供に重松清さんの本をすすめようかと思い、まずは自分で読んでみた。吃音の少年。表現としては出ていなくても、頭の中ではいろんなことを考えている。言葉が出ないとはどういうことなのか。どんな風に考えて言葉を飲み込んでしまうのか。子育て中の今読んでよかった。
10投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログみんなが何か気付けたらいい。 みんな違って、みんないい。 作者の文体はやさしくあたたかく、安心感を与える。
1投稿日: 2018.11.09
powered by ブクログ著者自身をモデルとした吃音(どもり)で自分の言いたい事を封じ込めてきた少年が親の転勤で引越しを繰り返す中出会った人々とのエピソードが短編で綴られる物語。子供の自立について考えさせられる。
1投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ誰もが何かしらのコンプレックスをいだいて日々生活していると思う。 ではそんなコンプレックスに正面から向かいあっている人はいったいどれほどいるだろうか。 吃音に悩む少年の"大人"になるまでの物語。 「本当に伝えたいことは伝わるよ」
4投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログ仕事の研修で出会った同期に紹介してもらった本。つっかかっちゃって上手く話せない子が、時にはずんずん、時にはしくしく生きるお話。重松清は社会的な弱者に限らず、生身の人間感を言葉で表す天才だと思う。何か月か前に読んだけど、それより前に読んだ「きみの友だち」や「とんび」よりも記憶に残ってないという理由だけで次点、、汗笑
1投稿日: 2018.09.12
powered by ブクログなんだか痛々しいのだけど、とても大切なものを感じられる作品。 ーーー 少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっとーー。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。
1投稿日: 2018.07.17
powered by ブクログ重松 清 著 プロローグが物語に入りやすく興味を引く文章から始まり それは 吃音で悩む小学校時代のきよし少年の お話に展開してゆく…。カ行が上手く喋れず 名前も上手く言える自信がなく転校の多い少年にとって 最初の紹介からキツく辛い気持ちが分かった。 小学校時代は悪気なく 吃音だけでなくても 何かヘマをしたか 体型や顔や事あるごとにイジメの対象にされいびられる 小学生によくあるような「イチビリ」って奴が結構いたような…まだまだ 意地悪する子供って小心者なんだなぁと今なら思えるけど、イジメられる立場にある子供にとっては純粋な思春期だからこそ辛く堪えているしかなく しかも… 大人になっても 苛められた子供にはその影がまとわりついてるのに 意外と苛めた子は忘れてる事が多いのに 本当に驚く瞬間があった。(私自身は小学生時代は正義感に溢れ強かったから 意地悪や苛めをする子供に堂々と闘ってたが、中学校になり 静かになってしまった)中学校時代になると苛めが暗い形で表れる気がする 苛め自体を無視して見てても見なかったような…苛められている子供だけが心身ともに傷つく。私は「悪気はない」って言葉が嫌いだ !小学生時代ならまだしも許される言葉でも(小学生が使ってたらまた問題だが…)大人になって 相手に酷いことをしても「悪気はなかった」って言葉で済まそうとするなら まだ、悪気があってやってしまって心から反省して謝る方がマシだって気がするほどだ。悪気はなかったんだって言葉で許されない事もある。話は外れてしまったが…小さな事でも恥ずかしく感じたり傷つきやすい時代を大人になると その感情すら忘れてしまいがちだが いつの時代になっても問題はあり 傷つきながらも自分で越えなけれいけない壁があると思う。大切なことは伝えたい思いがしっかりあれば伝わることも きっとあると思う。プロローグ「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」 ゆっくりと話してくれればいい。君の話す最初の言葉がどんなにつっかえても、ぼくはそれを、「ぼくの心の扉を叩くノックの音だと思って、君のお話が始まるのをじっと待つことにするから」 私自身 本当にそんな人間でいれたらいいなぁと痛感しました。
5投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログ・4/10 読了.自身の子供の頃を題材にしてるようで、私小説のようだ.どもりは感受性の高い子供の頃に与える影響は大きいだろうと思う.なんらかの障害があると思慮深い大人になるんだろうな、きっと.少年の頃を思い出させてくれるこういう小説は悪くない.
1投稿日: 2018.04.10
powered by ブクログ物語は淡々と進む。大きい事件があるわけでもなく、ドラマのような展開があるわけでもない。 重松さん風リアル人生物語。
1投稿日: 2018.03.07
powered by ブクログ可愛くて、ああそうそうそれそれそんなことあったなぁあの頃!とか子供ながらに感じてたけど今は忘れてた感覚とかが蘇る感じ読んでて気持ちよかったしほっこりした きよしは多分重松清さん本人の事やろうけど俺にもすごく似てるなって思った。内気だった少年時代とか、野球部ではギリギリスタメンやったり。めちゃくちゃ感情移入できたし、北風ぴゅう太ではほんまに泣きそうになった。青春って素敵かよ
1投稿日: 2017.11.22
powered by ブクログどうも自伝的小説のようですね。 この本で見る限りは、吃音による強烈ないじめは受けていないようですが、それでも転校の度に本人も悩み、多少はいじめを受けている様です。あるいは、ここに書かれてないだけで本当は厳しいいじめを受けていたのかも知れません。そうした体験がナイフなどの作品を生み出したのでしょうか。 ただ、この作品は肯定的な雰囲気で書き込まれています。か行とタ行と濁音を回避することに必死で、言いたいことが言えない少年。小学校時代から高校時代まで、転校の度にからかわれたり、奇異に思われたり、時に妙な同情をされたり。でも、最後には何となく通じ合える。そして最後には、自立を目差し。。。。 なかなかの作品です。
1投稿日: 2017.10.30
powered by ブクログどもることで悲しい、悔しいのは、どもりをからかわられることではなく、言いたいことを相手に伝えられないことだ。ということが沢山伝わってくる話。
0投稿日: 2017.10.04
powered by ブクログキヨシ少年の口に出しては言えない悩みや心の葛藤が 痛いくらいに伝わってきました。 吃音だから言いたくても話したくても 思っていることが言えない、 自己紹介するとき、 自分の名前でどもってしまう。 なのに、父親の転勤で転校を繰り返し、 自己紹介で失敗し笑われてしまう。 たくさんの悩みや葛藤を経験しながら、 少年→青年へと 大人になっていくキヨシ少年。 とてもはがゆくもあり、たくましくも思えました。 吃音矯正の教室で会った イジワルばかりしてくる男の子と 少しずつ心が通い始める場面は とても印象的でした。 思ったことを遠慮せず口に出して言う 中学の友達ゲルマも私は好きです。 とても優しくて心に残る本に出会えました。
3投稿日: 2017.08.22
powered by ブクログ少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。
1投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ吃音の少年の物語。ただそれだけ。 きっと伝えたいことはそれだけではないのだろうけど、それだけしか受け取れなかった。うーむ、なんか惜しい。
0投稿日: 2017.07.15
powered by ブクログ読みたくて買ったのに、読み始めたらなんかいきなり哀しくてやめてしまった いったんブックオフに買い取ってもらうしかない
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 吃音症で、「カ行」や「タ行」をうまく発音できない少年・きよしは、父親の仕事の都合で転校を繰り返し、いつもひとりぼっちだった。伝えたい言葉がうまく伝えられない。言いたいことが何でも言い合える友達がほしい。心からそう願う少年が、あるクリスマスの晩に出会った「きよしこ」。本当に伝えたいことは、きっと伝わる。ひとりの少年が悩み、葛藤しながら成長していく感動の物語。 【感想】
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログ吃音の悩みを抱える少年の成長の物語。おそらく重松清自身を主人公にしたのだろうと推測する。自分のコンプレクスに真正面から向き合って書くことは、そうとう辛かったろうと思う。平易な言葉で感情を正しく伝える文章に二度三度涙がこぼれそうになった。中でもゲルマの章は対人関係の難しい思春期を見事に描ききっている。抑制の効いた表現で書かれているのは、重松と同様に吃音で悩む子供たちに向けての配慮だろう。愛を感じる小説だった。中学受験の国語の読解問題によく出るというのも納得できる。
1投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ15年前に発行された本。既にレビューが膨大な数なのでメモ程度に。 ・吃音を持つ筆者の自伝的な小説、らしい(Google先生で確認) ・最初は、ちょっと凝った設定なのか?実話なのか?、と。 ・身近に吃音の人がたまたまいなかったので実感が湧かないが、だからこそ "ああ、そうなんだ" と思えた。 ・吃音という一種の問題点をカバーする為に、別の能力が発達する実例の1つ、とも言えるのかな。 ・特に何の問題も無く、だからこそボーッと生きていく人生の方が多いのだろうな、と(俺もそうだ)。
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログ重松清の最高の一冊。子どもの頃言葉にできなかった、あの感情はこれだったかと、1つ1つに頷きたくなる。君だけじゃない、って言ってくれてるみたいで救われるお話がいっぱい詰まってます。
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ本当は障害もの、好きじゃないの。私。 だから、パラリンピックも実は苦手。 差別意識と言われればそれまでなんだけど、 自分の中では逆で地続きで彼らを見ようとしているのに、障害にフォーカスされることで、その地平が揺らぐというか… ともかく、あんまり好きなジャンルじゃないんだけど、長男が「良かったよ。これ。」と又貸ししてくれたから、まぁ、1,2話読んどくか…程度のノリだったんだけど、つい最後まで読んじゃった。 最初と最後の語り掛けがあるから、「障害もの」って感じがしなくて、ちょっとぐっと来た。
1投稿日: 2017.01.09
powered by ブクログ吃音症で自分の言いたいことをうまく言えない男の子の物語 とても静かで優しい雰囲気の小説だった。 言いたいことをズバズバ口に出してしまう自分としてはもう少し穏やかに生きていこうかなと思った。
1投稿日: 2016.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吃音のこと、分かっていたようで 全然分かってなかったんだなあと思いました。 心が締め付けられて、でと同時に優しくてあったかいお話でした。 好きだなあ、重松作品。 さいごのあさのさんの解説もよかった。
1投稿日: 2016.12.06
powered by ブクログ吃音がない人でも、きよし少年が生きていくなかで重ねてきた、「大切なことが言えなかった」後悔には感じ入ることだろう。 ここで語られるのは、誰しもが経験した「個人的な話」なんだ。
1投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログどもり(吃音)というハンディキャップを抱えた主人公。多くの人が出来るどもらずに話すことが出来ないのは障害なのか? 人それぞれ特徴の一つ、個性の一つと考えて、誰かに何か言われても、笑われても気にするなよという励ましは、吃音という障害がない人間の奢りなのか? どもりのある主人公きよしは、悩み、苦しみ人前で喋ることに苦痛を覚え、どもりの出ない言葉への置き換えをしながら会話する。治療合宿での講話で、辛いでしょう、苦しいでしょう、でも気にする必要はない、笑う奴がいれば放っておけばいいと知った風に励ますお偉いさんに強い憤りを感じてキレるシーンにはっと気付かされた。僕も同じような励ましをしてしまうかも知れないけどそれは上っ面の言葉なんだろう。どもりはどもり、触れないでなく、特別扱いするでもなく、自然に普通に変わらず接すること、ドングリのおっちゃんは、そういう接し方が自然に出来る人だった。だからきよしと心が通じあったのだと思う。そういう接し方が自然に出来るようになれるといいと思う。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログ吃音と容赦のない現実に闘う少年の強さが描かれていた。少年の言葉がわかっても、たとえわからなくても、少年の伝えたいことをちゃんと聞きたいと思う人が存在することがすごく嬉しかった。
1投稿日: 2016.08.04
powered by ブクログ良かった 出会えて良かったと思える文句なし五つ星といいたくなる、わたしの好みにはどんぴしゃの本でした なんというか、感動した、なんて簡単な言葉で表現したくないのです 苦しくて、切なくて、嬉しくて、ひきこまれて、考えて、胸がぎゅーっとなって、足をばたばた、目をきょろきょろそわそわ、涙が堪えられない、でも激しいものではなくじんわり そんな感じで電車の中でなんども困りました あさのさんも書いてたけどほんとにかっこいい、ほんとにきよしっていう人が堪らなく愛おしい 印象的なシーンがたくさんある、ほんとに重松さんってすごいんだなって感心したのです 私もうまく話せるタイプではないのです 一緒にするのは違うかもしれないけどすごく伝わってきました でも本当に伝えたいことは伝わるんだって信じてます私も。ありがとう。 なんだかんだ少年は周りから好かれてるって思った でもそれはきっと闘い続けてるからなんだろうな そして辛さを知ってるから本当の意味で優しくて深みのある人間で だからそれって伝えなくても伝わってるんですよね それは全体を通して感じた すごいなぁ 夢中でした 私が好きなのはゲルマかな、、 ゲルマのキャラが好き。でも最後がさみしかった この話の中では結構1番くらいさみしい話かなと思う 交差点だっけ?大野くんの話もすき 北風ぴゅう太のラストは格別 先生素敵な人だったなぁ。頬が冷たくなった、泣けるよ、、 ドングリのおっちゃんも泣ける ええやんけだっけ?歌。あー、胸がしめつけられる笑 吃音セミナーの話もすごく突き刺さった 少年が怒って机を持ち上げたシーンすごくすごく心がざわざわして、ぐっと拳を握りしめた、そうだよ、本当にそうだよって思った はじめのクリスマスの話は辛くてすごい泣いたけどすごい救われたな、、 最後のはなしは とにかくかっこいいんだ やっぱりどれかなんて選べない ぜんぶ良かった ぜんぶ大切でおもしろかった ずっと忘れたくないなって思った 子供ができたら絶対子供に読んでほしいなって思う
2投稿日: 2016.06.25
powered by ブクログ白石きよし、吃音でどもってしまう少年の短編集でした。「乗り換え案内」と「北風ぴゅう太」が大好きです。 読み終えた後、きよしが、手紙をくれた少年に対して語りかけるところの言葉に、とても胸を打たれました。 君が話したい相手の心の扉は、ときどき閉まっているかもしれない。でも、鍵は掛かっていない。鍵を掛けられた心なんて、どこにもない。 それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと。 私もよくどもってしまう。なんの病気でもないけれど、ただ人と関わるのが怖いだけでしかないけれど。それでも、この言葉に救われるような気持ちになりました。
1投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作者が吃音だったからこそ、書けた作品 父の仕事の都合で、小学校時代に5回の転校 人格形成に重要な時期に負荷が大きい
1投稿日: 2016.05.20
powered by ブクログ吃音の少年が引越や成長と共に、嫌で嫌で仕方ない自分のコンプレックスと向き合っていく。引越の度に少年が出会う人々は少年を卑屈にさせたり楽にさせたり。人と違う個性(コンプレックス)を色眼鏡で見て「障害者」というレッテルを貼ること事態が差別なのでは?吃音であることをなんてことないと接してくれる人が少年を強くしてきたと思う。自分のコンプレックスと戦い続ける人は自分というものがあって、人に優しく出来るのかもしれない。
1投稿日: 2016.04.09
powered by ブクログ転勤の多いこどもの設定に、同じ状況だった自分が感情移入して読んだ。現在は親の立場でもあるので、こどもを伸び伸びと育てるためのヒントみたいなものを得られたような気がする
0投稿日: 2016.03.28
powered by ブクログ吃音について何も知らなかったけど、この本を読んで興味を持った。 また支援する人間の身勝手さについても痛いほど学んだ。 吃音なんかに負けるなっていう大人に限ってすらすら話す。 戦ったこともない人間が、簡単に「なんか」とか言うな。 このメッセージだけは一生忘れちゃいけない。
1投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ重松清氏の自伝的(?)短篇集です。 一人の男の子が成長していく様子を、印象的な短篇で切り取り描いています。吃音で話すのが苦手な少年の微妙な心を写した7つの物語がアルバムのように一冊の本に綴られています。 この物語のストーリーは多分に創作でしょうが、細かな感情の描写は作者の実体験そのものなのかなあと思います。 あとがきを含め、作者が主人公に向けるまなざしの優しさに心を打たれます。
3投稿日: 2016.03.19
powered by ブクログゲルマの最後がショックだった。 重松さんの本を読むと、 嫌だ嫌だと思う黒歴史も、 ああ、むかしそんなことがあったな。くらいに 思えてくるからスゴイ。
0投稿日: 2016.03.11
powered by ブクログ最初の一話だけ読んで、ときが止まっていたものを、すごい久しぶりに読み返してみた。読み返すというよりも、ほとんど初めて読む話だったけど。主人公は、吃音というハンデをもっているけど、自分のいいたいこと、伝えたいことをうまくつたえられない、っていうことでは、誰にも経験があることだと思う。 中学生なら、よりよくわかってくれる話かなと思う。
4投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ重松さんの子どもを題材にした物語が好きなので、自伝的小説と知らずに手に取った。 子ども時代の心の機微をなんと繊細に書く人なのだろうと思っていたが、このような経験があってこそなのだと感じた。 私も転校続きの小学生時代だったので、自分と重ね合わせてきよし少年を応援する気持ちで読んだ。 北風ぴゅうたのお話は涙が出た。
1投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログ吃音の方と仕事をすることがあった。 吃音の方の発言で会議がなかなかスムーズに進まず、「この人、(仕事をするうえで)大丈夫か?」と一瞬思ったが、私に比べ彼の仕事は遥かに正確、適切であった。 スムーズに喋れる人に比べ吃音は一つの欠点であるとは認めざるを得ない。しかし、一瞬であれ一つの欠点を見てその人の全てを侮った自分を恥じた。 そういう自分だって、いつの間にか思考が空回りして、同じ話を繰り返してしまっていることだって、思い出せない言葉を「あれあれ」「これこれ」とごまかしていることだってあるじゃあないか。 このように書くと吃音の方にうざったがれるのだろうと思うが、吃音であれ何であれ、ひとつの癖と自然と受け入れ、差別せず特別とも思わないようになりたいと思う。
1投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログ同級生に吃音の子いたなー。 平和な学校だったからからかう子はほとんどいなかったと思うけど、もしかしたらきよし少年みたいに考えたりしたのかなぁって思いました。 先生の娘さんの手術の回は泣けたなぁ。
0投稿日: 2016.01.10
powered by ブクログ若い頃に一度断念した本です。 吃音という言葉がわからなかったからです。 今の主治医と話してて俺、これ以上はっきり喋れないんだって聞いて、読みたくなりました。 少年が吃音を抱えながら両親の転勤と自分の転校を繰り返しながら、成長していく姿にウルっときました。 重松さん、とんびの次に好きな本になりました。
0投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログ「くちぶえ番長」に感動して次に読んだ重松清さんの作品。吃音という障害をもった男の子が大学受験をむかえるまでの成長を綴った自伝的小説。「北風ぴゅうた」のところでは涙が出た。「ゲルマ」の話は救いようのない部分もあったが面白かった。最後まで感動し、きよしを本気で応援してしまった。どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションかわからないリアリティ。やはりさすがプロ、さすが重松清だった。「きよしこ」の由来とネーミングが本当にすてき。
1投稿日: 2016.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いや~、これやばい。 私は吃音ではないが、思ったことを素直に口にできないので共感できる部分が非常に多かった。 少年特有の思いにも考えさせられる。 子供は素直だ。 人がどう思うかなど考えずに、思ったことを口にする。 それは時に他人を傷つけることもあれば、それがいじめに発展してしまうこともある。 大人になると言っていいことと悪いことの区別がつくようになる。気を遣うということも覚える。 でもそれは裏を返せば常に相手の顔色を窺い、社会の中で生きる為の浅ましい知恵であるとも言える。 不思議なことに純粋で素直な計算のない何気ない言葉が時に誰かを救っていることがある。 私たちはこの矛盾の中で世の中を生きていかなければならない。
1投稿日: 2015.12.16
powered by ブクログ悔しかった。もっと早くこの本と出逢いたかった。 重松さんが描く子どもは石田さんのそれとはまた違った魅力がある。 でも共通しているのは“普通の子”を多く描いていることだと思う。 出てくる主人公は格好いいばかりじゃない。 周りに出てくる登場人物も容赦なく現実の厳しさを突きつけてくる。 悩み傷つき、葛藤を抱えながらそれでも前に進む姿に心打たれるんだと思う。 自分の吃音が原因で自分が傷ついたり、周りが傷ついてると思ったりする。 時には自分を責め、時には周囲を責め、それでも前に進んでいくしかない。 ハンディキャップ=可哀想っていう構図じゃない。 少なくともきよしはそんな風に見られたいとは思ってない。 各年齢での悩み方や考え方の変化。 その時間の経過と成長がよりきよしを身近な存在として認識させる。
2投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ『青い鳥』と同じく吃音の主人公ということで読んでみたけど、ちょっとメルヘンチックな部分があってそこだけ合わなかった。文章の繊細さも、『青い鳥』と比べてしまってあんまり大切に読めなかった。いや、いい本に違いないねんけど。
1投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ本人の話 以外だった。こういう幼少、青年期を過ごしていたことが。 重い話である反面、ちょっと羨ましくもある。
1投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログもうほとんど忘れてしまった小さい頃の自分を思い出すきっかけになるかもしれない。心が温かくなるお話です。
1投稿日: 2015.09.18
powered by ブクログ読み終わってしまった、この少年の話をもっと聞きたい。もっと早く出会うべきであった。少年の心の葛藤、自分に対して、他者に対して。言葉が出てこない少年が主人公、それだけを聞くと哀しい話のような、同情を誘うような話に聞こえるかもしれない。しかし、その予想は見事に打ち砕かれる。少年は強いのだ、想いがあるのだ、誰よりも仲間のことを考えることができるのだ、僕らと一緒に成長することができるのだ。強く育つのだ。一緒にいたら、哀れな目で見てしまうのかもしれない、そんな事は少年は望んでいない、正常っていうのが何かわからないけど、一人一人の人間として対等なのだ。この物語終わらないでほしい。
0投稿日: 2015.08.14
powered by ブクログ繊細で、脆くて、それでも歯をくいしばって何かと戦っている少年に何度心を揺さぶられたことか……いやぁこの作品も期待を裏切りませんでした。 いつも思うことですが、重松さんは教科書よりももっともっと大切な"何か"をそっと寄り添うように、私たちに問いかけてくれているような気がします。 なにかに行き詰まったときに読み返したくなるのは、重松さんの作品の魅力の一つですね。
2投稿日: 2015.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「弱者とか、マイノリティが居てもいい」なんてのは傲慢で、そんな許可なんて必要なくて、居るのが当然である。そして、彼らは闘っている。大多数の普通の人と?社会のバリアーと??いや、自分自身と。周りなんてどうでもいい。自分自身と闘っている。勝つためじゃなくて、乗り越えるために。 マイノリティとは、弱者とは、普通とは、、、 ____ p145 通行人A 小学校6年生の時の担任:石橋先生が言った言葉、「通行人Aやら通行人Bやら、なんじゃ、それは。お前、世の中に通行人と言う名前のやつがおる思うんか。通行人言うても、このお話でたまたま脇役じゃったいうだけで、その人にとっては自分が主人公なんよ。そうじゃろ?みんながほんまはたまたまお話の中で主人公と脇役に分かれただけの事よ。それを忘れたらいけん。せめて名前ぐらい、しっかり付けちゃらんか。」 こういうところに拘れる教師いいな。哲学がある。 p163 女は正しいからメンドクサイ 女は白黒つけたがる。そしてたいてい正しいことしか言わない。だから息苦しさを感じる。 女は正しさを振り回す。だから女の戦いは解決はできない。だから女は正しさを愚痴愚痴愚痴愚痴…話せば溜飲が下がって、解決はできないけれど、解消する。 女の正しさには気をつけろ。 p192 悪い = 弱い 中学の悪、ゲルマとギンショウのお話。 ギンショウは気弱そうな人間だったが、悪いグループに入っていた。窃盗や万引きなどを繰り返して少年院に行っていたが、出所後には更に悪に染まっていた。 悪い人間は避けられる、だから同じクラスタの人間で身を寄せ合う。互いのアイデンティティを護るために、一緒になって悪さをする。 悪い奴らは、マイノリティで、社会的弱者なのである。もう、日向に出て人脈を広げて活躍できないと決めつけてしまった、将来をあきらめてしまった弱者なのである。 失う者がない奴はキレて何をしでかすかわからない。ギンショウはまさにそういうやつだった。 ______ 浮浪者のおっさんの話しでドングリが出てきた。自分もドングリの種類を子供に教えられる大人になりたいな。
0投稿日: 2015.07.30
powered by ブクログ吃音を抱えた少年が、吃音というハンデに苦しみながらも、それでも色々な人の出会い、吃音を抱えているからこそ感じられる人々の機微に刺激を受けながら、力強く成長していく話。タンタンと書かれているのに、そのタンタンさが却って少年の内面の葛藤を描き出している。こういう静かな展開ながら人の内面の成長を扱ったものも好きだなー。
1投稿日: 2015.07.27
powered by ブクログ久しぶりに読んだ重松作品。 人間が成長するって、たくさんの人たちの影響を受けながら、こうやってするんだなと思った。
1投稿日: 2015.06.26
powered by ブクログ「欲しいキャンディーはあるし、見えるけれど、つまむのが怖くて、手に取りやすいキャンディーを選んでしまう」っていうのにとても共感。私は大人になってもそんな感じだから今もあの頃とたいして変わってないのかもしれない。きよしは子どもなのにかっこいいなぁ。
1投稿日: 2015.06.22
powered by ブクログ途中で泣きすぎて何度も中断してしまった こんなにも温かく強く抱きしめられた作品はない これから何度も読みたい。
1投稿日: 2015.04.15ひとりぼっちじゃない
吃音の少年。自分は一人ぼっちだと、感じていた。 でも、違う。一人ぼっちではない。「きよしこ」が教えてくれた。 読んだ後、心がジーンとします。 おすすめの一冊です。
1投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かわかりませんが共感大!です! 私も、言葉で伝える事は苦手なので笑 乞音。幼い時からそうであれば言葉よりも表情で。そして心で感じてしまう。 うまく話せないから、慎重に言葉を選んで、本当に伝えたいことを相手に伝える。 相手の気持ちをよく考え、不用意に責めたり傷つけたりはしない。 少年は、本当に心の優しい、そして強い人物だ。 声を大にして伝えることができなくても、熱い思いは必ず人の心を動かすんだという大切なことをこの本から学ばせてもらった。
1投稿日: 2015.03.19
powered by ブクログ流星ワゴンをドラマで見てる母から、重松清ファンが選ぶベストは『きよしこ』らしいと聞かされ、読んでみましたがどうでしょう? 個人的には「小さき者へ」の方が残るかなぁ…。
0投稿日: 2015.02.10
powered by ブクログカ行やタ行、濁点の吃音に悩む少年が過ごした少年時代についての本。 作者、重松清本人が、物語に登場する「きよし」 に投影されている。 うまく話せない、ペラペラ話せないからこそ、慎重に言葉を選んで、本当に伝えたいことを相手に伝える。 相手の気持ちをよく考え、不用意に責めたり傷つけたりはしない。 この物語に登場する「きよし」少年は、本当に心の優しい、そして強い人物だ。 声を大にして伝えることができなくても、熱い思いは必ず人の心を動かすんだという大切なことをこの本から学ばせてもらった。 言葉にできない様々な思いを抱えて成長していくきよし少年の心の動きが、思春期の男の子の心の内を見事に描き出している。 『本当に伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと』 「きよしこ」のこの台詞はとても温かく、そしてとても強く感じられた。
1投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログきよしこ、いいお話でした。 この本を読むまで吃音という言葉をしりませんでした。しかし、この本を読み吃音を持つ人の気持ち、周りの接し方など沢山のことを伝えられた気がします。この本に出会えて良かったです。
1投稿日: 2015.01.30
powered by ブクログ主人公に感情移入しちゃいました 困難に屈することなく、多くの苦痛を抱えながらも まっすぐ成長していく姿に勇気をもらえました
1投稿日: 2015.01.30
powered by ブクログ乞音(どもってしまうこと)の男の子のお話です。日本語がおかしいかもしれないけどなど、もう、最初からとってもたまらなくなります。きよしこのタイトルの意味も。君が今私の前に居たら大丈夫だよと言って抱き締めてあげたいです。幼いからこそ、余計に沢山悩んだり感じ取ってしまうけど、乞音の子だから感じれること、優しく考えられることがあるんだろうなと思いました。とっても優しくて、大好きで大切にしたくなる本です。
1投稿日: 2015.01.23
powered by ブクログ吃音を持っている子が成長していくお話。 このお話を読むまで、恥ずかしながら「吃音」という言葉を知りませんでした。 このお話は、重松さんが経験したお話なのでしょうか。 感情の揺り動きがリアルで鮮明な感じがしました。
1投稿日: 2014.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吃音、ドモリが、こんなにその人のしゃべりを行動を制限しているとは、知りませんでした。 「ゲルマ」の話が大好きです。 それは、私がゲルマのような人間だからです。 相手を大切に思うがゆえに、いつも行動に起こします。 みんなが、当たり障りのないように、気を使い過ぎるように感じる昨今、こんな人間も必要じゃと、再認識しました。 私は、いつも人の心にズカズカ入ろうとする岡山出身の41才です。
2投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログ吃音で悩んでいた著者の、小学生から大学入試までを振り返ったお話です。転校がやたらと多く、そのたびに、自己紹介でキヨシのキがつまって言えなくて、笑われたり、いじめられたり、意思疎通がうまくできない。でも、いっしょに野球をして一目おかれたりもする。作文は抜群にうまくて、小学校の卒業前にクラスで思い出の劇をする。その台本をまかされる。苦手なことがあったとしても、何か自信の持てるものがあるというのは強いなあ。中学生にもなると、そういうこと(吃音のこと)をバカにしてはいけないと正義をふりかざす女子生徒が出てくる。けれど、それを素直に受け入れることもできない。ゲルマというふしぎな友人が登場する。いいやつなんだか、いやなやつなんだか。大学入試では地元の国立大学を受験せず、早稲田を目指すことになる。そのころ付き合っていた大学生の彼女の気持ちがせつない。先回りして、彼がつっかかって言えないことばを、彼女が先に言ってしまう。好きだから、あなたが何を言いたいのかが分かると言う。けれど、それは本当に自分が言いたいことばではないことがある。コの音が出ない。コーヒーと紅茶。本当は自分はどちらがほしかったのか。彼女と離れたかったのかもしれない。一人でやってみたいという思いで東京に行く決心をする。先生になりたかった。朝から晩までしゃべる仕事なのに大丈夫かと父親は言う。しかしその後、「まあ、でも」と続けて言う。「きよしはぎょうさん転校してきたけん、いろんな先生にも会うたし、いろんな町の、いろんな友だちにも会うてきたんじゃけん、意外といい先生になれるかもしれん。」私も、その通りだと思う。やはり、図書館で借りて読みました。
1投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ吃音があり転勤族な主人公の成長の話。悩んで、苦しんででも楽しいこともいいこともあって、そんな生活のなかで時折涙が止まらなくなる場面がある。我慢、耐えることが多い主人公にがんばれ!と、言いたくなるお話。
2投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ吃音を持ちながら成長していく少年のお話。少年を中心とした7つの話で構成されていますが、それぞれが独立しており、繋がりがないのが惜しい。少年の心の中でもいいから、話同士の接点が欲しかったです。 個々の話については、取り止めのない出来事の数々が少年の心の内から詳細に描かれており、大変共感できました。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ吃音をもつ少年の話。 自分も吃音があるので、少年の内面が描かれている部分はすごく共感できた。 特に、吃音の矯正教室でのラストシーンは共感しすぎて泣いてしまった。 吃音をもつ作者だからこそ書けた作品だと思う。 最後には勇気をもったし、自分も乗り越えなくてはと思わせてくれる作品だった。 久しぶりに重松清を読んだけど、最も物語にのめり込ませてくれる作者の一人だと再確認した。
2投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ重松氏の自叙伝かと思います。 吃音症をもつ少年の成長を7つのお話で綴っています。 重松作品との出会いは『とんび』でした。 それから、いくつもの作品を読みましたが、どれも素晴らしい作品です、『きよしこ』を読んで重松氏の作品にあたたかさの中に時より出てくる生きる厳しさ試練を感じるのは、重松氏が過ごした時間に実際に体験して来た事なんだと思いました。 人は『頑張れと!」と励まして応援はしてくれるけど、最後に乗り越えて行かないと行けないのは自分の心のなのだとこの作品を通してさらに強く思いました。 重松作品最高!
2投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログ【本の内容】 少年は、ひとりぼっちだった。 名前はきよし。 どこにでもいる少年。 転校生。 言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。 思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。 そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。 ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。 伝わるよ、きっと―。 大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。 [ 目次 ] [ POP ] 吃音があるため自分の名前をうまく言えない転校生きよしは、本当に伝えたいことを伝えられないもどかしさを抱え、いつもひとりぼっちでいます。 彼はいつしか想像上の友達“きよしこ”を心のよりどころとするようになります。 「助けて、きよしこ──」。 そんな悲しくて悔しい毎日を送るきよしのもとに、ある夜“きよしこ”が現れるのです。 悲しかった思い出、悔しかった思い出を語るきよしに“きよしこ”は言います。 「きよしは忘れてることがある。ひとついいことを教えてあげる──」 果たして、きよしが忘れていたこととは一体…? 表題作「きよしこ」から始まるこの連作・短編集は、すべて吃音の少年が主人公。 きよしが青年になるまでのお話といってもいいでしょう。 少年を主要登場人物に扱うことの多い著者の代表作であり、氏自身の体験をなぞっているとも言える作品です。 それだけに少年の苦しさや物語の切なさが、説得力をもって読み手の胸に迫ってきます。悲しさや切なさ、そして感動の、さまざまな涙を流せる作品です。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
1投稿日: 2014.08.27
powered by ブクログこの本を読むまで、恥ずかしながら吃音について無知だった。 きよしの少年時代のお話たち。 どんぐりのココロ ゲルマ 交差点 が特に好き。 きよしかっこいいよ!
1投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログひとりぼっちだったきよし。 どこにでもいる少年。転校生。 言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。 思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。 そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。 ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。 伝わるよ、きっと―。
0投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログ「共通点」 それはどんな些細な事であっても、人と人とを一瞬で繋がることが出来る橋のようなもの 心と心を一直線に繋ぐ橋 自分の経験が相手の経験と重なって、一緒にいた時間を遥かに越えて繋がりあえる 初めて見る様々なモノやコト それは人々に不安や恐れを招き、拒絶や怪奇の心を生む 違いを受け入れることは簡単なことではない 経験しよう、沢山のコトを 経験の分だけ人に優しくなれる この本も私のひとつの経験になった
1投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログ最初のきよしこの説明で、巨人の星の「思いコンダラ」を思い出した。(例えが古すぎるか・・)言いたいことがあっても、吃音で自分の思うことが言えないっていうのは辛いね。どのエピソードも、読んでいると少年の気持ちに同化して、うれしくなったり悲しくなったりしてしまう。どんなに苦しんでいる人がいても、その人にはなれないから、でも、そばにいてあげることはできるっていうのは、心を温かくさせるなあ。
1投稿日: 2014.04.06
powered by ブクログ吃音が作者自身の実体験に基づいているので、その心理描写はとてもリアルである。吃音に限らず、うまく自分の言葉で自分の心を話したり表現することができない子は、感情を表現できずに手が出てしまうのだ。 今時の教師の中には「衝動性が高い、病院に行きなさい。」で済ます人もいる。 うまくしゃべれないけど、みんなと同じかそれ以上に感情豊かな子の中には、必然、文章に思いを託すようになることもあるのだろう。 ゲルマの言葉が印象に残る。「学校に行っても友達がおらんかったら、全然面白うなかろうが」 有名だけど難解な小説の読書感想文を書くぐらいなら、この本を薦めたいと思うな。小学校高学年ぐらいの子に読んで欲しいと思う。
1投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログ吃音というハンディがあるから見えた世界で、いろいろな人と関わりながら成長していく少年。お話は、人間愛に裏打ちされていて、温かい気持ちで読み終えられる作品でした。「北風ぴゅう太」で一段と成長していく少年の姿に、とっても嬉しくなりました。
2投稿日: 2013.12.15
powered by ブクログ「きよし、この夜」 「きよしこの。夜」 吃る少年がいかにして生きてきたか。 伝えたい言葉は思考の寸前で止まる。 タ行が…サ行が… 言えない。言わない…。 そんな苦しみを持ちながら、 たくさんの人との触れ合いの中で、 自分のコンプレックスを見つめ直しながら、 自分の中の偏見を修正しながら成長していく様を描いた本作。 きよし、本人のノンフィクションなんだろうか。 感情の揺り動きがリアルで鮮明な感じがした。
0投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログ少年はある理由で吃音(どもること)となってしまう。 少年は家族の都合で転勤を繰り返す日々。その中で少年が過ごす日々の葛藤が書かれています。 私は小学校の話が好きでした。よくあるシチュだけど、そのよくあるシチュで感動させられました。吃音と共に成長していく少年がイケメン過ぎ。
1投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログ「青い鳥」に繋がっていく物語なのかな・・・重松作品は本当に大好きです。この作品も子供の視線で、友達や家族との関係に触れていますね。「北風ぴゅう太」の石橋先生・・・素敵だったなぁ。。。
1投稿日: 2013.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吃音の少年が、どもりやすい言葉を変えてしゃべってることにも初めて気づいた。 工夫してどもらないようにしてるんですね。 転校の度に環境が変わって人間関係で悩んでいた少年も、成長していくと自分と同じような境遇をしている友達をかばったり、 夢に向かっていく姿が素晴らしかった。 分かりやすい文章だったし、 内容も良くてずっと持っていたい本。
1投稿日: 2013.11.08
powered by ブクログ「通行人Aやら通行人Bやら、なんじゃ、それは。おまえ、世の中に『通行人』いう名前の人がおる思うんか?」145p 「一瞬、一瞬をしっかりと、一所懸命に生きていかんといけんど。ええか。今日は一生のうちでたったいっぺんの今日なんじゃ、明日は他のいつの日とも取り替えっこのできん明日なんじゃ、大事にせえ。ほんま、大事にせえよ、いまを、ほんま、大事にしてくれや……」149p 「君が話したい相手の心の扉は、ときどき閉まっているかもしれない。 でも、鍵は掛かっていない。鍵を掛けられた心なんて、どこにもない。ぼくはきよしこからそう教わって、いまも、そう信じている。」283p
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログどれほど、近くにいても、自分の想いを上手く伝えることができない・・・。 それだけで、目の前にいる人との距離が何倍にも離れているように感じる。 「話す」ということはすごく便利だと思う。 手を使ったり、ペンを使ったりしなくても、自分の意思だけで、相手に想いを伝えることができる。 特別な勉強をしたり、道具を使ったりしなくても、身一つあればいいのだ。 だけど、上手く、気持ちを伝えられない時だってある。 それは、この小説の主人公のように吃音が原因だったり、自分の気持ちに当てはまる言葉が無かったり、口を開くと素直になれなかったり・・。 そんなときは、無理に「言葉」にしなくてもいい。 ただ、そっと抱きついたり、手をつないだり。もし、心から伝えたいと思っていることなら、それだけで、きっと伝わる。伝えることができる。 自分の気持ちを伝えたい、相手の気持ちを知りたい。 そんな風に思える人と出会った時、焦らなくても大丈夫。 言葉に出来なくても、気持ちを伝えあうことはできるんだと教えてくれた、素敵な小説でした。
1投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ少し前に読んだ本。 吃音の少年の物語。「きよしこ」のタイトルにその意味が隠されている。 著者の少年時代をダブらせて書かれたもの(と思う)。 特に著者は、この本で、おなじく吃音を持つ人への自分なりのメッセージを送るとともに、そうでない人へもメッセージを伝えようとしたと思う。 そうでない私は、新しい世界を少し知ることができたような気がする。 ほのぼの感のある作品。
1投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログ作者の幼少期からの自叙伝のような(少しフィクション風に書いてあったので)物語。以前読んだ本に吃音ネタが結構見られたのでもしやと思っていたら、やっぱり吃音ある人だったことがわかった。辛いけどほっこりする物語。
1投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ図書館で借りてきた。最初と最後のお話のつなぎ方が見事。重松氏の半自伝のような小説。恥ずかしながら吃音に対して自分は理解が足りなさ過ぎると思った。でも同じ吃音を扱った作品なら『青い鳥』の方があったかくて秀逸。2011/075
1投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ自分の名前すらうまく言うことができない吃音の少年の話。 「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」 これが、この本の重要なメッセージです。 伝わる、て何だろうか。 少年は、言いたいことが言えずに葛藤する。言えない言葉を回避するために似た言葉を使ったりもする。その苦労は充分に描かれている。 では伝わるとは、上手に振動させた空気が相手の耳に届くことだろうか。 届けたいのは、何だろうか?どこに届けたいのだろうか? 少年の喋りが上手でなくても伝わるのは、ほんとうに伝えたいことだからだ。 誰かがいて、見て、察して、ようやく湧き上がってきたものだからこそ、なのではないか。 そんなことを考えました。
1投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ重松清の作品は何冊も読んだけれど、これは彼の人となりを一番表していると思う。 人生うまくいかないことばかりで当たり前なんだと、改めて噛みしめることができる短編小説集。 特に「北風ぴゅう太」を電車内で読むのはちょっと危険。
1投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ作者がモデル?実話?のお話 きよし少年が大学に入るまで語られてるのだがめちゃくちゃドラマチックな展開はないが泣ける 特に「北風ぴゅう太」が泣ける(இдஇ`。)
1投稿日: 2013.09.04
powered by ブクログ伝えたいことはきっと伝わるよ。重松さんの優しいメッセージが込められた作品。友達や神社のおじいさんとの触れ合いが何十年後に主人公の懐かしい思い出になるのだろう。
1投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ会社を辞めたときに、プレゼントされた一冊。 吃音のため、言いたいことが上手く言えない少年の、本当に日常を切り取ったお話。 言わなくても伝わることは確かにある、けれど言えなくて後悔する方が私はまだ多い。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログ初めて読んだ重松清さんの作品。短編で読みやすく、共感するところも多い。出てくる登場人物が人間臭くて大好き。
1投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ吃音の少年キヨシの物語.なんだろう,ミステリでも無ければ,青春小説とも違う.淡々とキヨシ少年の生き様が語られている.おそらく読み手は自然と自分の少年期と重ね合わせ,自身の思い出の世界を垣間見るのだろう.僕もキヨシであり,そして僕にもキヨシコが側に居てくれたら良かったなと思う.
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログ学芸会の話は良かった。特に担任の子供のエピソードが悲劇に終わらなかったこと。もしかしたら手術は失敗になるのではないかと心配していたので。
2投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログとても心に染み込むお話。あさのあつこさんも言っていたように、白石くんが葛藤や辛さ辛抱など、誰にも渡さず真っ直ぐに向き合って戦っていく強さが心に残る。 自分にはない経験と辛さなのに、いつしか主人公に入り込んで同じように恥ずかしさや苦みを味わうことができる。物語だけど、リアリティをすごく感じる。自分もその場にいたかのようだ。 忘れられない一冊になったと思う。
2投稿日: 2013.07.10
powered by ブクログ吃音のきよしの、少年と呼ばれる頃の物語。 繊細で、心にゆっくりと沁みこんでいく。 私は、吃音ではないけれど人と話すのが苦手な方だ。 やっぱり、人に思っている事を伝えるのは難しい。
1投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログ伝えたいけど、伝えられない… ありがたいけど、そう思われたくない… けっきょく、ひとは、痛みを完全に共有することはできないと思う。 そのひとと同じことが起きたとしても、周りの状況や、自分の感じ方が、違うから。 ツラさの度合いも、完全には、わからない。 わかるよ、なんて言えないし、言ってもらいたくもない。 だって、わかるハズないもの。
1投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログ吃音野球少年 きよし の物語 言いたいことが言えないツラさ、吃音じゃなくても同じやな 切なさが心にしみる一冊
1投稿日: 2013.06.01
powered by ブクログなんというか、読んでいてすごく、すごーく愛しくなる作品です。 一人の少年の、精神的な戦いの日々。かっこよくて、愛しくて、もどかしさもまた、心に残る。 出会えて良かった、素直にそう思える素敵な一冊になりました。
1投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ吃音の少年の青年期を徒然と描いた作品。特別面白いというわけでも、特別感動するわけでもない。けれど、なぜかとても心に残った。次の新しい本を読もうとしても、きよしこが頭から離れなくて、なかなかその本に入り込めなかった。
1投稿日: 2013.05.21
powered by ブクログ吃音のきよし。社会不安障害のわたし。闘いは自分だけのもの。惨めさも寂しさも悔しさも悲しさも涙も全部わたしが背負っていく。
0投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ吃音のある少年。転校生となり、なおさらひとりぼっちになってしまった少年が、少しずつ時を経ながら対処していく物語。 この作者の本を読むといつも、少し悲しく、少し優しくなろうと思わせてくれる
1投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ重松清がこどもだったころの自分自身のおはなし。 同じく吃音で悩んでいる少年へ、励ましの手紙ではなく、励ましになるかは分からないおはなしを書いた。 主人公のきよしは父親の仕事の影響で小学校の6年間で5回も引っ越しをする。 引っ越しをすれば皆の前で自己紹介をしなければならない。 吃音のせいでどもってしまう。どもるとみんなに笑われる。どもりやすい言葉はいいかえたり、面白いことを思いついても言わないでおく。独り言が増えた。思いついても言わないことも増えた。 読んでいると、きよしの辛い事や恥ずかしい事いっぱい伝わってくる。素敵な仲間に会えたり友達ができたときの嬉しさ・楽しさも伝わってくる。 吃音だからこその苦悩や、勇気をだして言えた時の嬉しさがあるんだということを知ることができた。
1投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ心が温まるお話でした。 きよしの立場だけじゃなくて お母さんだったりお父さんだったり 各年齢で登場する友達だったり いろんな立場から考えると 少し切なくなるお話でもありました。
0投稿日: 2013.03.06
