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コンビニ・ララバイ
コンビニ・ララバイ
池永陽/集英社
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総合評価

164件)
3.2
15
42
64
28
8
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    コンビニを軸に繰り広げられる人間模様。 よくあるヒューマンドラマって感じ。 でも、みんなそれぞれ暗い一面を少なからず持って生きているんだなあってことを考えた。 どっちかっていうと、重い雰囲気だった。 でもあったかいよ。

    0
    投稿日: 2009.06.14
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    幹朗は、妻子を事故にて失ってしまう。妻を幸せにできなかったかもしれない。そんな想いから、妻と決めたコンビニ『ミユキマート』を営む。そこには、さまざまな悩み、想いを抱えた人々が集まってくる。連作短編集であって読みやすかった。第一話の治子のために筋を通し生きた八坂の生きざまが男気あるものでかっこ良かった。第三話の、最後に章子の照代にかけた言葉は説得力があり、重みがあった。最終話の老人二人の淡い恋も切ない。二人にとったら最後は良いものであったのだろう。この話すべてにおいて、やはり人生において底、絶望をあじわった幹朗であるからこそ、人々を正しい道へと導くことができたのだろう。

    0
    投稿日: 2009.04.19
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    ◆カンを蹴る ◆向こう側 ◆パントマイム ◆パンの記憶 ◆あわせ鏡 ◆オヤジ狩りの夜 ◆ベンチに降りた奇跡 以上7編の連作短編集。  とある町の小さなコンビニ「ミユキマート」。オーナーである幹郎(みきお)には実は妻子を交通事故で亡くしてしまった悲しい過去がある。まるでそれに呼応するように、このコンビニには同じく悲しみや悩みを抱えた人々が集まる傾向があった。彼らは皆、オーナーの持つ不思議な雰囲気になぜか、自分の持つ悩みを打ち明けてしまう。  装丁に魅かれて手にとった。同じような温かい雰囲気の短編集ではある。死んだ息子にそっくりの子が現れるカンケリの話や、ベンチに座るおじいちゃんおばあちゃんの恋など、ホロリとくるような部分もあるのだが、その7編がなぜどれも、濡れた・濡れない、やった・やらないの話が含まれてしまうのだろう。ホロリと温かい気分になっているところに急に生々しい性描写が出てくるので、本当に萎える。必要さが全く感じられない。そこはさらっと流すか、プラトニックに徹した方が良かったでしょうと思う所多々。

    0
    投稿日: 2009.04.09
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    それぞれの視線で書かれているコンビニを通して出会う人々だけど 全体的にキャラクター各々に魅力をあまり感じることが出来ませんでした 題材としては面白かったと思います

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    投稿日: 2009.04.05
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    それぞれの登場人物がかかえる物語というか、生き方というか。コンビニが身近な存在であるように、この本の登場人物たちもその辺にいそうな雰囲気で。じわじわと心に響くセリフが多くて。いつかまた読みなおそうと思う本。

    0
    投稿日: 2009.02.28
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    短編集だと思ってたら連続短編集だった 第二話「向こう側」は恋愛小説としてはよかった けど全体的に文章のバランスがよくなかった それは表現の乏しさであったり それぞれのキャラだったのかもしれない そのせいでリアルなようでリアルじゃなかったし 安くさく感じてしまった なんかぐっとこなかった

    0
    投稿日: 2009.02.08
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    んー,もうちょっと綺麗な話かと思っていたけど,読んだらそこまで綺麗じゃなかったw でも,読み進めるとその綺麗じゃない感じがそれっぽいと感じるようになった. 連作短編集であるため,それぞれの話が一編ずつ終わりを迎えるわけだが,全てハッピーエンドではないように思える. というのも,全話がその後どうなったかをハッキリしない書き方だからかもしれない. ぼちぼちでした.

    0
    投稿日: 2009.01.21
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    1つのコンビニを舞台にして起こる物語を集めた小説です。 登場人物は何かしら辛い経験をし、心に闇を持っているけれど、ストーリー展開は全く重くなく、ラストは爽やかさを感じます。 それぞれの話の主人公がその後どうなったのかは、読者の想像に委ねられてるけど。 有り得ないファンタジーなストーリーもありますが、「こういう素敵な話もあっていいじゃない」と違和感なく受け入れられました。 みんな辛い過去を、自分の力で事実と感情のつじつまわを合わせ、前を見て歩いているんだなあ、と改めて思いました。

    0
    投稿日: 2009.01.12
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    小さな町の小さなコンビニ。オーナーの幹朗は、妻子を亡くし、子供を亡くした時に妻と話して作ったのが「ミユキマート」だった。ここを舞台に悩みや悲しみを抱えた人々に起こる人間模様を書いた短編集です。 「カンを蹴る」 コンビニの駐車場には、コーラの空き缶が立っていた。オーナーの幹朗は、このカンを蹴りたいと思っていた。子供が生きていた頃彼は、缶蹴りの遊びを子供に教えた。子供はもっと上手く缶を蹴りたいと、朝早く練習をしていた時に車に跳ねられて死んだ。このコンビニを作って数ヶ月で、妻も交通事故に遭い・・・。妻が書いた手紙が幹朗の心に重くのしかかる・・・。 「向こう側」 ミユキマートの店員の治子は、恋人ができた。治子の為にやくざを辞めた男だった。しかし、彼女には別れた夫との暗い過去が・・・。その事により二人の間に行き違いが生じるのだが・・・・。 「パントマイム」 ミユキマートのベンチには、二人の50才くらいの女の姿があった。彼女たちは、本妻と愛妻。この目の前の道路で、男が交通事故にあったのだ。その姿を見てた入ったばかりの照代は、ある事を考えてた。彼女は、ここに来る前にシナリオライターを目指す男と結婚していたのだが別れたのだ。別れた時に夫には、好きな人がいるその人が妊娠してると言われた。そして照代は、ベンチの二人を見てあることを考える・・・。 「パンの記憶」 ミユキマートの近くに住む劇団員の女の子。彼女は、幼い頃に失語症になった過去があった。そして、また失語症になったのだが・・・。 「あわせ鏡」 克子は、ミユキマートの常連だったのだが、ダメな男と一緒に逃げる時にミユキマートで大量に購入をして、お金は今度来た時に払うという約束をしてそのままにしていた。水商売をずっとしていて、夜逃げも何回かしていたのだが、ミユキマートにしたこの行為は、彼女に後ろめたい感情を抱かせてた。そんな中働いてる店に一人の男が彼女に結婚を申し込む・・・。 「オヤジ狩りの夜」 ミユキマートで万引きを繰り返してた、女子高生。彼女は、恋人の薦めにより援助交際もしていた。ある日・・無性にいらついてた彼女は、ミユキマートで大量に万引きを働いた。幹朗は、普段は黙認してたのだがその行き過ぎた行為を注意する。そして彼女は、あることを恋人にたのむのだが・・・。 「ベンチに降りた奇跡」 ミユキマートのベンチには、年配の男女二人が座っていた。二人は、付き合い始めた恋人のように手も繋がずにそっと寄り添って会話をしていた。この二人には、家族の問題宗教的な問題により、体のつながりが無かった。二人の愛の行方は・・・。 ま〜こんな感じの短編集です。悩みや悲しみを抱えた人々の悩んでる姿そしてそれぞれの答えを見つけていく姿を書いた作品です。切ないですが、心の温かみが伝わってくるそんな本です。

    0
    投稿日: 2009.01.11
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    妻子を亡くした男がやる気ない感じでやってるコンビニ、そこに集まる人々の悲喜こもごもを描く連絡短編集。幸せまでいかない、切ない感じがいいんだけど、主役のコンビニ店長のキャラがイマイチ掴めない。

    0
    投稿日: 2008.11.09
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    オムニバス形式でいろんな人物にスポットライトが当たるのはいいけど、 どうもそれぞれの登場人物たちに魅力を感じられなかった。。。 最後のおじいさんと、おばあさんはよかったけど。 バカ、の書きかたが「漠迦」になっているのが不思議だった。

    0
    投稿日: 2008.11.04
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    いろいろな人生模様があっておもしろい。それぞれの出来事が完結されないところが、章を追う毎にわかるのかと思いきや、そこはあやふやで終わる。少しそこが気になる所だが、1度読んでもいいかもしれない。「缶けり」の章が私は好きかな〜。

    0
    投稿日: 2008.09.07
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    妻子を亡くした幹郎が経営する、ミユキ・マートで繰り広げられる物語。 嫌な場面も痛い部分もあるのに、なぜか読後感は不思議と穏やか。 人に優しくしたいと思いました。 途中、幹郎がいい人すぎて少しうそ臭い気がしたけれど、 そこに触れるのは野暮ですね、きっと。

    0
    投稿日: 2008.09.05
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    これでもかというくらい現実的に描かれた世の中に、 非現実的なコンビニを入れ込んでみました。 一筋縄にいかないところはよいのですが、 女性のレビューを見る限り、どうやら女性の描写は的外れらしいです。

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    投稿日: 2008.08.26
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    愚息がファミマでバイトしていて、夜勤が多いもんだから、朝ごはんで顔合わせて、こちらは一日の始まり、あちらはこれからおやすみみたいなことになっていて、もう少し普通の生活にならんのかいと思ったりもするのだけれど、まあ、何とか上手くやってそうで、色んなお客さんとも会って楽しそうなので、まあいいかと放っておいている。この本、ファミマみたいな系列でなくって自分でやっている町の小さなコンビニのオーナとそこに集まる人々を描いた7本の連作からなる。一人息子と妻に次々と先立たれ成り行きでコンビニを続けているオーナーの幹郎。やくざ者に惚れられ抜き差しならぬ世界を覗いてしまう店員の治子。シナリオライターの卵と離婚したばかりの同じく店員の照代。端役が続き自暴自棄から過去の失声症に怯える女優志願。情けないダメ男から離れるに離れられない飲み屋のホステス。彼氏と付き合いながら万引きと援交に何の疑問もなく快感を得る女子高生。老いらくのプラトニックな恋に身を窶す2人の老人。店の者にも客にも様々な人生があり。“賑やかだけど乾いている”コンビニを描いてもう少し軽いタッチのお話かと思っていたら、それに抗うような幹郎の生真面目さのお陰でベタベタのねっとりと重〜い話が続く。どの話も悪くはない話立てなのだけど、自分の人生に投げやりな割に「何か苦しいことがあるんだったら話してみませんか」っていう幹郎の善人振りにはちょっと違和感あり、ちょこちょこ出てくる息子を思わす子どもの存在もあざといし、結構いい話が揃っていたと思うのだけれどあまり好きにはなれず。

    0
    投稿日: 2008.08.17
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    妻子に先立たれ、やる気のない店長が経営するコンビニでの出来事。短編集。 店長のやる気のなさが穏やかな性格と合わさって、周りの人達には心地よい空間を作っている。 「向こう側」が良い。

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    投稿日: 2008.08.17
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    『ドラマ化できるな、この本。』って思った本。 要するに現実味に欠ける本。 ギスギスした世の中。 他人なんて…って思うこともある。 だから、こんなコンビニがあったらいいなって思う。

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    投稿日: 2008.08.10
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    結構前に読みました。あらすじに惹かれて。 正直期待外れ。こんなもんかという。 どの短編にもある性描写がどうにも気に入らなかったです。 どれもイマイチ、で最後を締めくくってしまった。題材はいいのに惜しい。 カンをける、だけなら☆二つかな

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    投稿日: 2008.08.05
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    青梅にあるあるコンビニ(とはいっても,チェーンじゃないし,24時間営業でもない)を中心とした,いろんな人を主人公とした短編集.ヤクザさんや水商売の人がでてきたりで,あんまり知らない世界でした…

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    投稿日: 2008.07.28
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    息子を交通事故で失い、その後妻も交通事故で失う、コンビニオーナーの幹郎(みきお)と、そのコンビニに来店するひとたちとの心温まる短編集。 身近な人の死によって人は弱くなるのではなく強くならなければいけないのでしょう。 幹郎はきっと息子や妻に出来なかったことを、お客さんにしてあげているような気がします!

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    投稿日: 2008.07.26
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    コンビニ『ミユキマート』を主な舞台に展開する日常的なストーリー。優しくて、ほろ苦く、切ない。結末に壮大なものはないけれど、語れられるストーリーそれぞれにまとまりがあり、尚かつしっかりと繋がっている。作中には何度かセックスの場面が織り込まれており、初めてそのシーンに行き着いたときには少し戸惑ったが、間接的という訳ではないがそれほど描写は諄かったり激しいものではない為、私個人としては平気な方だった。私が好きだった話は、八坂と治子の悲恋が語られる第二話と互いを想うが故に擦れ違い、別れた照代と厚志の話の描かれた第三話、高齢の老人・志賀と和子の恋心の描かれた最終話。何れも全くの清い話ではないが、相手を思い遣る男の硬派な恋心が垣間見えた気がする。台詞にしろ文章にしろ飾ることのないストレートな言い回しが多い為、ムードやロマンが欲しい人には物足りない作品かもしれない。

    0
    投稿日: 2008.07.16
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    僕は連作小説が意外と好きである。 短編なんだけど、他の短編とのつながりがあるあの感じがすき。 伊坂幸太郎の『チルドレン』や『死神の精度』とかね。 でも、この『コンビニ・ララバイ』は微妙でした。 この作品というか、この作者の文体のこだわりというか特徴が少し苦手です。

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    投稿日: 2008.05.19
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    これはねー、結構つぼ。笑 かなりゆるい感じで始まるんだけど なんとも言えず考えさせられるというか...うん。 変な落ち着きをもたらす本です。ぇ

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    投稿日: 2008.04.02
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    知らない作家さんの作品にも手を伸ばしてみようと思って購入。コンビニに訪れるお客さんの、十人十色の生き方が描かれています。わたしには、ちょっとベクトルが合わなかったのか、ぴんと来るものがなかったけれど、店長さんには幸せになってもらいたいと思う。

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    投稿日: 2008.03.24
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    これといったインパクトはないけれど、なんとなく記憶に残る。他の本も読んでみたいって思うけど、優先して読もうとは思わないようなかんじ。実際いまだにまだこれしか読めていない。「賑やかだけど乾いているから」という理由で経営されている小さなコンビニに、いろんな事情を抱えた客がやってくる連作短編集。そのコンビニを経営している店長がけっこうツボ。やってくる客や店員と店長とのやり取りが好き。こっちまで癒されるかんじ。全体的にけっこう好きな雰囲気なんだけど、ただセックス描写がいただけない。そこだけ浮いている印象を受けた。

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    投稿日: 2008.03.18
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    青春小説フェアからはずれたなあ・・。 悩んだ末にま、いっかで購入。 シックスセンス的には外れていなかった。。 どういうものか、っていうのがね。 チェーンでもFCでもないコンビニ。 個人経営のこのコンビニは 子供を事故でなくした夫婦の妻が 「にぎやかだけど、乾いている」という 理由で始める。その後妻も事故で逝き、 残された夫が力なく店をやっている・・という ストーリー。 この作者初めてだったんやけど・・・。 文体、好きじゃなかった。 粘っこく、癖がある。 その粘っこさがオガタには合わなかったなあ。 特にセックスシーン(未遂ですが・・・)。 別にセックスシーンがあるから わあわあ言うのではなく、 ああ、こういう目線の人なんだ・・・と 思ってしまった。そこから惰性で進めた。 結論から言うと、 まあ、あまり、だったなあ。。 ほかの話も読まないと思うなあ・・。 あくまで個人比ですが。

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    投稿日: 2008.03.16
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    コーラの空き缶がひとつぽつんと立っていた。 感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-441.html

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    投稿日: 2008.03.15
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    悩みや苦しみを抱えたお客さんがやってくる、小さなコンビニ・ミユキマートで繰り広げられる物語。この方の作品を読むのはこれが初めてです。うーん。苦手な表現がしばしばあってちょっと・・・という箇所がありましたね。

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    投稿日: 2008.01.22
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    かなり前に読んだ本なので、あんまり覚えていないけど、ヤクザが堅気の女性に恋をしてしまった話をよかった気がします。

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    投稿日: 2008.01.20
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    流行らないコンビニを取り巻く人たちの連作短編集。日常的とは言い難い悲話がほとんど。治子に惚れた八坂の話が好きかなぁ。2007/08

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    投稿日: 2007.12.27
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    響く言葉も、たくさんあり 設定も、うらぶれた物悲しさとかも、 いい感じであるとは、思うけど どうしても、艶っぽい表現の、下世話さが いただけない。 そのあたりで興がさめてしまう。 最後もちょっと安直気味で、ありえねえ〜 っとか思うし、それって奇跡なの? っとか、突っ込んでしまいます。 カバーの装飾も雰囲気あるし、 もちょっと頑張れば、 いい読後感になるのになあ、っとか思う。 「汚れつちまつた悲しみに……」の 中原中也には、やっぱりかなり惹かれる。 「いいんだ賞味期限なんて。傷んでたべられなくなったときが本当の賞味期限なんだから。そんなことは自分できめればいいことなんだ。マニュアル通りにやらなくても、自分で納得すればそれでいいんだ。何でもそうなんだ」 「じぶんの芸を高めたかったら莫迦になることだ。自分をさらけ出すことだ。人に嗤われることだ。役者とはそういうもんだ。君は演技を頭で考えすぎる。演技は計算より本能に近い。体で覚えるものだ。人に嗤われ、人に莫迦にされてようやく役者の末端に加わることができる……君は路上パフォーマンスを一度もやったことがないだろう」 「劇団をやめるのは君の勝手だがその前に一度、路上パフォーマンスをやってみろ……無口でネクラで人間嫌いの、あれはまさに君のためにあるような練習法だ。私を見てくれと路上で叫べ。あざといくらいにの自己アピールをしろ。無視されたら睨み返せ。力づくでも振り向かせろ。しぶとく図々しくなれ……そこそこ器用に何でもこなす役者などいちばんつまらん。いうことはそれだけだ」

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    投稿日: 2007.11.28
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    これは、タイトルに惹かれて購入。 「ララバイ」って、妙にロマンを感じる単語なんだよね(笑) 小さな個人経営のコンビニを舞台にして、 そこを訪れるいろいろな人たちの生活や思いを描いた短編集。 なんだか、道で何も思わずすれ違うような人たちも、 一人一人がいろんな問題を抱えて、いろんな思いを感じて 頑張って頑張って毎日を生きているんだろうな… って、考えさせられた。 人には、本当にいろんなバックヤードがあるんだな…って。 個人的には、声をなくした女優の香織と、 それからやっぱりオーナーの幹生の話が好きかな。 ちょっと生々しい描写が多かったのが うーん…って感じでもあったけど、 それでも、人は生きてるんだなぁって感じるのには 充分だった。

    0
    投稿日: 2007.11.23
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    最愛の息子をひき逃げで亡くし、 続けざまに交通事故で妻を亡くした男が 妻子の死を引きずったまま…  無気力にコンビニを営んでいる。 そのコンビニ「ミユキマート」を舞台に人生を語る 7つの物語。連作短編集。 暗い。全体的に暗い。 妻子の死が、底辺にこびり付いているからなのか… 主人公堀幹郎の持つ雰囲気があまりに暗くて。 読み出しはしばらく引いてしまった。 個人的に好きではないタイプの店主でもあり…。 そんな主人公を取り巻く、 ミユキマートに勤める治子、常連客の老若男女。 皆が其々に抱える実生活には、上手く言えないが 生きることの「一生懸命」を考えさせられた。 深いんだ…。 はっきり言って、本書は私の中で それほど記憶に残らない作品になるのかも知れない。 だが、様々な人生模様が、心に沁みたのは確かだ。 とにかく、どの人生もリアルなのだ。 飲み屋で意気投合した、見知らぬ人が… 自らの人生を語り出す… 私は隣で昔話に耳を傾ける…   そんな雰囲気に包まれた作品。 語り部がいいんだ。 聞きながら、ふっと頬を涙が流れ、苦笑い。 また時には…相手を抱きしめたくなったりして…。 そんな風に、作中の登場人物が、とても身近に感じた。 物語に、型にはめた結論や結末がないことが、素晴らしい。 また生きる辛さの中に、優しさが溢れていた。 「悲しくも温かい」というのが、本書にぴったりだ。 私が嫌いだと感じていた、店主・幹郎を、知らぬ間に応援し、 彼の持つ雰囲気を次第に心地よく感じていたのだから。 強いて上げるなら、7つのうち第四話の「パンの記憶」がいい。

    0
    投稿日: 2007.11.22
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    2007/6/18. 駄目でした。文章が特別うまいとも思わないし、いらぬところが生々しくって、厭だった。うー・・・ 全拒否まではいかないんだけど、二度と読み返しはしないだろうなーと思う。

    0
    投稿日: 2007.11.10
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    夏イチフェアで気になったので購入。 こんなコンビニがあったら楽しいだろうなぁと思った。 物語的にはまぁよかったと思います。

    0
    投稿日: 2007.10.09
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     あるひとつのコンビニを舞台にした連作短篇集。かなり前に帯に「浅田次郎、重松清に続く感涙作家」と書かれていて、なんだそれはと半分笑って買った。で、地雷覚悟半分、期待半分で一話読んだらつまらなかったので今日まで放置していた。  基本的にうすっぺらい。人物の書き方が完全に一面的に、いわゆる「善人的」な価値観だけが金科玉条のように全編大切にされている。なんか日本ではないおとぎのくにでストーリーが展開しているような印象を抱く。ヤクザとか親父狩りとか「汚い要素」を盛り込んでみせているのも所詮表面だけで、それがまた浅い。これで泣くひとがいたら見てみたい。どっかでこういう「キレイすぎて不愉快」な感覚、「薄っぺらくて寒い」感覚を味わったなあと思ったら金八先生とか家族ものの昼ドラとかだった。要するにそういうテイストの話。  しかもたまに「きれい」の価値観さえズレというかブレるというかで、ほんまに浅い話やなぁとしか思えなかった。最終話のラストのエピソードふたつとか一歩間違えばギャグとなにも変わらない。実際あたしはちょっと笑った。  もちろん浅田次郎ほどの筆力も構成力もないし、重松清ほどの洞察力もない。ただ表面の「いい話」成分だけ掬い取って何とかかたちにまとめましたよ、という印象。この「浅田次郎と重松清」は北上次郎の評から出てきているらしいんだけど(浅田次郎と重松清の長所だけを混ぜ合わせたらこういう傑作になる、とかなんとか)、ほんとどうしようもない褒め言葉やな。解説は読んでいて笑えるくらいズタズタ。  浅田や重松のにおいはたしかにするけれど、それは二番煎じ、あるいは劣化コピーに近くて、とてもふたりを凌駕するような内容ではない。本屋のオススメと北上次郎は二度と信用しないと決めた。

    0
    投稿日: 2007.09.04
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    初めての作家の本だったが、非常に読みやすかった。あるコンビニを舞台としたそこにやってくる様々なお客さんたちが描かれている。一つ一つがちょうど読みやすい長さでベリーグッド。どの話も、ハッピーエンドになっていないのが現実的でいいかも。  最後の最後に少し救いがあるかなぁ。楽しいコンビニになりそうな…。

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    投稿日: 2007.09.02
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    身近なコンビニの話かと思いきや,意外と非日常なことが起こる物語でした。小説だとまぁこれくらいドラマがないといけないのかもしれないけど,もっと小さいドラマ・人間模様なら身近なコンビニにからも垣間見えます。そういう身近な話も読んでみたかったな。このちょっと血なまぐさい話もおもしろかったけど…

    0
    投稿日: 2007.08.04
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    小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生…。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく―。温かさが心にしみる連作短編集。幸せを願う不器用な人たちの、ささやかな希望と苦闘と悲しみを、巧みな挿話を積み重ねて鮮やかに描く。

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    投稿日: 2007.06.18
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    ほのぼのとさわやかな短編集?と思ってたら全編生々しくてびっくり。でもどこか共感しました。派手に悲劇的だけど、世界の中でちゃんと生きてる登場人物たちがいいです。なんだか深夜TVドラマになりそう。

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    投稿日: 2007.06.10
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    「ミユキマート」というコンビニを舞台とした、連作短編集。 う〜ん、1つ1つの話は、おもしろいっちゃあおもしろかったけど…。 私はあまり好きではなかった。

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    投稿日: 2007.05.18
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    み、幹郎さぁん!生々しい表現があったりなんだか作り物らしい話も多少はあったけどこういう小説は好きです。自分的にすごくよかったと思う。まず表紙が好き。

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    投稿日: 2007.05.18
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    色んな男女の事情を書いた作品。性表現がかなりグログロしてますが、こんな世界もあるんだ、このコンビニに訪れてどう人生を歩んだろうという意味では先が気になる作品でした。もうちょっと爽やかな話があっても良かったと思う…。

    0
    投稿日: 2007.05.03
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    1つのコンビニの店長と周りの人の話。こんなにえろい本やとは思ってなかったんでびっくりした!しかしなぜか最後の方泣いてしまった。 07/04/05

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    投稿日: 2007.04.06
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    全然ハッピーエンドにならない話ばかりが集まっていますが、ミユキマートと店長の幹郎のまとう雰囲気のせいか暖かいいいものが残ります。 最後の最後にいい感じで終わっていますので、読後は「買ってよかった」と思いました。

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    投稿日: 2007.04.01
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    総じて、『素直に「いい話」』にまとまっている。話自体も飽きずに読める。いいセリフも、いくつもあった。でも、『このシーンにセックス(性)に関する描写が、必要なのか』と何箇所かで思った。

    0
    投稿日: 2007.03.23
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    ミユキマートというコンビ二を基点としたコンビ二オーナーとお客さんなどの短編集性描写が結構でてきてちとしつこい感じがします、でも話的にはすらすら読めてなかなか面白いです。

    0
    投稿日: 2007.03.19
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    品が無いって言ったらいいのかな。 生々しいって言うか。 おそらく世の中はそんなもんなんだけど、汚い世界は身を以って見られるんだからあえて小説にしなくてもいいと思うわけですよ。 自家中毒になりそうな一冊。

    0
    投稿日: 2007.02.05
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    「コンビニなら乾いているから」という妻の言葉で始めた店。その妻も亡くなり、店長の幹郎は細々と経営を続けています。悲しみを背負いながらもやさぐれることのない彼だからこそ、人に届く言葉を紡げたのではないかと思います。小さくて弱くて、でもそれはいけないことじゃない。それ故に分かることもある、と。それだけにラストは少し残念。今までの幹郎がいなくなるわけじゃないんだけど、そのままでいいじゃんって言いたいです。それと女性がどうも不自然というか・・・性的なものにこだわるのは寧ろ男性のような気がするんですが。

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    投稿日: 2007.02.03
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    コンビニのオーナーってのは、実に大変だろうと思う。 24時間、365日営業。 売上がいけばいいが、そうでなければ人件費も削り、食事も廃棄予定の弁当だ。 家族との憩いの時間も取れやしない。 しかし、お客にはそんな事情は関係ない。 夜中になってもこうこうと明かりの点いているコンビニには、多くの人がやってくる・・・。 この小説は「ミユキマート」というコンビニのオーナー幹郎が主人公。 彼は子供と妻を事故で亡くし、半ば惰性でこの店を続けている。 そしてこの店の従業員、常連の客、万引きをする女子高生などがそれぞれ短編で登場する。 皆が様々な事情を持ち、「ミユキマート」と接点を持つ。 コンビニオーナーであるはずの幹郎は、さながら神父様のような「悟りの境地」で彼らを見守っているのだ。 その辺にあるコンビニにも、フタを開けてみれば様々な事情があり、そこに集うお客にも一人ひとりの人生がある。 「コンビニ」という場所って、本当に不思議なところだ。 ただ一点残念だったのは、ところどころに書かれている姓描写がちょっと生々しすぎる感じだった(笑) これがなくても十分に面白い小説なんだけどなあ。

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    投稿日: 2006.12.13
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    この店には、やさしさもそろっています。 妻子を亡くした幹郎が経営するコンビニ・ミユキマート。店には傷ついた人が集まり、 そこでの交流を通していつしか癒されていく。本の雑誌が選ぶ2002年上半期ベスト1作品

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    投稿日: 2006.12.09
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    小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せに出来なかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生・・・。彼らは、そこで泣き、笑い、やがて、それぞれの答えを見つけていく・・・。 ドラマチックすぎるといえばドラマチックすぎるけど、いい話です。現実の暗いところに人の暖かさがあります。賛否両論ですが私はこういう話好きです。

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    投稿日: 2006.12.01
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    このはなしは、いろいろな人からの目線で物語が成り立っています。 それはこの物語の舞台”ミユキマート”の店長の幹郎だったり、そこの店員さんだったり、 ヤクザだったり女優の卵だったり女子高生だったり… みんなみんな一日を生きているんだなって思いました。 みんないろんな思いを持って生きてるんだなって。 そして、コンビニってこんなに暖かい場所なんだって。 おすすめです。さらサラ読めます。

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    投稿日: 2006.10.31
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    妻と子を亡くした店長が経営するコンビニを舞台の中心とする本。店長の未来がなくやる気のなさだからこそ持つ温かみにいろんな悩みを抱えた人が集まる。今風かと思いきや、説教くさく古風な感じのしみじみとした年寄り向け。

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    投稿日: 2006.07.29
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    小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。 オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。 店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。 堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生。。。 彼らは、そこで泣き、迷い、やがで、それぞれの答えを見つけていく。 温かさが心にしみる連作短編集。

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    投稿日: 2006.05.12
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    短編なので、さらっと読めて、読んだ後ちょっと幸せになれるような本です。こんなコンビニあったらいいなぁ。

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    投稿日: 2005.10.18
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    今や当たり前のコンビニエンスストアー。このコンビニの周りで繰り広げられる人間模様を描いた作品です。舞台は「ミユキマート」  そのオーナーとその近隣の人間たちの生き様と絡みを1人1章づつ書いている所が面白い。愛する者を失った幹郎(オーナー)が、幹郎の周りに集まってくる人たちの、奥底に秘めている欲や本音、愛を引き出していく事で、自分のあり方を見つけていくストーリー。男性的かつ野性的でエロティックな表現が印象に残りました。やけくそになった時にいいかも♪

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    投稿日: 2005.10.17
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    とあるコンビニを舞台にした短編集。ひとつひとつをもう少し長くして欲しいかな。ほとんど全部の話で主人公達の結末が、「えっここで終わり!?」みたいなところで終わっちゃってて、「これからどうなるんだろう」というところにすら持っていけなかった……。<単に読解力不足なのかも?

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    投稿日: 2005.10.05
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    なんか。心温まる話ってことなのかもだけど。登場人物がなんか薄っぺらくていまいち。・・・心がすさんでるのかも・・・。

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    投稿日: 2005.10.05
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    登場人物の考え方があまり理解できなかったけど、各登場人物それぞれからの視点で書かれている文章が面白かったかな。

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    投稿日: 2005.10.02
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    第3話の【パントマイム】が一番好き。 なんか、厚志に大好きなタレントを重ねたら、すごい合ってたから!!!あ、タレントさんは山崎樹範さんね♪♪♪

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    投稿日: 2005.08.03
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    コンビニっていうくらいだから お手軽なストーリーなのかと思いきや、人情味たっぷりの 連作短編集でした。

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    投稿日: 2005.07.26
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    家族を失った悲しみを紛らわす為に始めたコンビニ。 そのコンビニに集う人と、コンビニの人達との心のふれあいなどを書いた小説。 うーん。 特筆すべきことはなしかな。 フツーに読めました。 一番好きだったのは、1人のおじいちゃんを取り合ってたおばあちゃん2人の話かな。

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    投稿日: 2005.07.26
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    こんなに波乱万丈な店員が揃うコンビニなんてないだろう(笑)面白かったけれども、何だかラストが微妙な感じでした。

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    投稿日: 2005.07.04