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ハルさん
ハルさん
藤野恵美/東京創元社
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総合評価

179件)
3.7
33
59
55
13
3
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    ほっこりした話をイメージしていた。そのままだ。ミステリー?と思うが、謎あり伏線ありで満足度が高い。終始話は温かく、ハルさんの頼りなくも優しい姿に、胸は熱くなる。ぜひ確かめて欲しい。

    66
    投稿日: 2026.02.08
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    本書と知りあったのは名取佐和子さんの著書『金曜日の本屋さん』金曜堂のオーナー「ヤスさん」のお薦めだったからだ。 物語は妻を早くに亡くし男手ひとつで育てた娘の風里の結婚式の日に、人形作家のハルさんが娘との思い出と謎解きを回想しながら交互に結婚式が進行していく話。 私にも、まだ学生だが娘が二人いるので、「あぁ、いつかこんな日が来るのか」と思い浮かべながら複雑な気持ちで読み進めた。 シングルで子供を育てるのは、とても大変だろう。家事と仕事の両立、忙しさのあまり子供に寂しい思いや苦労をさせてないかと「後顧の憂い」を感じずにはいられない。 ハルさんは不器用でちょっと頼りないけれど風ちゃんを大切に思っている気持ちが痛いほど伝わってくる。 困って、亡き妻に心のなかで助言を求める姿は微笑ましく、もし自分が同じ立場なら同じ事をするんじゃないかな? ハルさんの回想シーンは気付けば私自身と重ねて読んでいた。 保育園へのお迎えで見せてくれた満面の笑顔、逆上がりや自転車、リレーの練習を一緒にした日々がキラキラした宝物のように蘇ってきた。 物語と同様、中学に入り会話が少し減った時期は寂しさを感じたけれど勉強や部活で大変だったのだろう。 一番泣かされたのは、やはり最後の結婚式のシーン、ハルさんの気持ちを思うと涙が次から次へと溢れてくる。 私もいつか来る娘の結婚式には、ハルさんと同じように今までの日々を思い出して号泣してしまうに違いない。 あと残された時間は何年あるか分からないが娘との会話や何気ない日常をもっと大切にしようと再認識させてくれる素晴らしい一冊だった。 今まで以上に甘やかしてしまいそうだ。

    66
    投稿日: 2026.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人形作家で少し頼りないシングルファザーのハルさんと、幼少期から聡明な一人娘のふうちゃんの物語。 早くに亡くなった奥さんの言葉に助けられながら、葛藤しながら日々を過ごすハルさん。そんななかでもすくすく育っていくふうちゃんのエピソードたちが本当に健気で尊いです。ちょっと不思議でほっこりして、日々の大切さを教えてくれるような小説で大好きです

    2
    投稿日: 2026.01.12
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    ハルさんとフウちゃんの関係が素敵だった。亡き瑠璃子さんとハルさんが会話するというのは、非現実的な気もしたが、今もハルさんの心には瑠璃子さんがいて、家族3人の成長物語なんだと思って読んだ。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    父と娘、2人暮らしの小さな出来事を書いた物語。亡くなった妻がポンと出てくるファンタジーさは本ならでは。 後書きで著者のヘビーな生い立ちを読み、この本の世界は著者が大切に作った世界なんだろうと感じた。主人公に対してナヨナヨした父だなあなどと思っていた感情が吹き飛んでしまった。

    1
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先回の『金曜日の本屋さん』を読んだ時に作品中に出てきた本。 読もうかなぁと思っていたらちょうどブックオフで出会えた。 ほっこりミステリー。 ハルさんの奥さんである瑠璃子さんは亡くなっているんだけれど、ふとした時に頭の中に助言をくれる。 それによって事件(?)が解決するという感じ。 ハルさんと、娘さんのふうちゃんとの間柄が微妙な距離感もありつつ、二人で生活していく感じが何とも読んでいてほほえましい。

    5
    投稿日: 2025.10.24
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    児童書の作者ということでとても読みやすい。 そして登場人物たちにほんわか癒される。お洋服が作れて三つ編みができる優しいおとーさん最高だし、娘ふーちゃんもお母さん似のしっかり者でお父さん似の優しさの持ち主という素敵な女の子。そしてお互いに心配しつつも、最後は相手を信頼して任せるという関係性。 あとがきで、壮絶な幼少期を送った著者の理想の親子関係知り驚く。やはり現実は厳しいのね。

    8
    投稿日: 2025.05.12
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    冒頭で「僕が花嫁の父になるなんて…」っていう文章をなぜか深読みしてしまった私ですが、衝撃的な展開はありません。ミステリー要素でいえばそんなに評価はできません。文章も少し子供っぽいですが、その分読みやすくはあります。 ただただハルさんとふうちゃんのやりとりが微笑ましい作品です。ハルさんは私の視点では相当理想の父親かなと。 文章の簡単さやミステリーの弱さはありますが、今までを振り返るラストでうるっときました。 心温まる作品なので温まりたい方にオススメです!

    1
    投稿日: 2024.08.12
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    妻を亡くし、幼稚園の時から男手ひとつで育ててきたふうちゃんの結婚式当日。これまでの日々を2人で体験した謎と共に回想するハルさん。このハルさんの人物像がとにかく良い。不器用だけど温かくふうちゃんを見守る姿に何度も目頭が熱くなった。ラストの新郎のスピーチ、そりゃ泣いちゃうよね。ハルさんの愛情をたっぷりもらったふうちゃんは、素敵な夫を見つけました。ミステリは気持ちが和む日常の謎。でも少しスピリチュアルな面があるので、好みが別れるかも…?

    2
    投稿日: 2024.07.18
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    父親のハルさんと、娘のふうちゃんのお話。 謎という謎があるわけじゃないけど、レストランの隣の客の「あの人たち、なんのグループなんだろう」的な、ほんとにささいな不思議?が重要になっていく感じ。本自体が父親目線なのもあって、一緒になってふうちゃんの成長に感激してまみたฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

    2
    投稿日: 2024.06.20
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    父親と娘とのあたたかな日常の中に起こるミステリーです。 父親の不器用な優しさと娘の明るく真っ直ぐな姿に読んでいて癒されます。 ほっこりしたい時に読んでみたくなるお話です。 娘さんの結婚式に昔を思い出す父親の設定ですが、私としてはその後の父親が1人暮らしになる事がちょっと心配で。 その後の続きも読めたら良かった。

    20
    投稿日: 2024.06.18
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    妻に先立たれたハルさんは男手一つで娘のふうちゃんを育てる。ここに日常の謎を織り交ぜ、安楽椅子探偵として亡妻・瑠璃子さんが登場する。 このコンビネーションが実にいい。日常のちょっとした「なんでだろう?」や「なんだろう?」がミステリとして機能し、眼前に隠されていたドラマが提示される展開が実にいい。 人の心にそっと寄り添うような暖かな物語だ。

    2
    投稿日: 2024.05.23
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    05月-04。3.0点。 妻を亡くし、一人娘が結婚する人形師が主人公。 娘の幼い頃のエピソードを、温かいミステリ仕立てにした連作。 どれもほっこりする。読みやすい。

    1
    投稿日: 2024.05.14
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    最後ハルさんと一緒にぼろぼろ泣きそうになったけど、電車だったのでぐっとこらえました。日常の小さな出来事をハルさんとふうちゃんのやり方で、一歩ずつ歩いてきて、ラストのこの幸せな光景につながってきたんだな、というのがたまらなく良かった。

    1
    投稿日: 2024.04.20
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    ふうちゃんの言動にいちいち空回りするハルさんはなかなかめんどくさい親ですがいい親でもあるのでしょう。/いまだ子離れしきれてないハルさんはふうちゃんの結婚式当日回想する、ビスクドール作家であり父親であることの両立に悩みつつ遭遇したいくつかの「事件」を。ハルさんの中に残っている亡くなった妻の瑠璃子さんや人形ギャラリーの浪漫堂とともに対したことを。 /幼稚園卵焼き消失事件。小学四年夏休みふうちゃん失踪事件。中学二年泣いたふうちゃん事件。高校三年ふうちゃんのバイトと落とし物指輪事件。取り替えっ子ビスクドールと大学一年のふうちゃん。 /ハルさん(春日部晴彦。ふうちゃん幼稚園児のとき二十九歳)。瑠璃子(ハルさんの亡くなった妻)。ふうちゃん(風里、ハルさんと瑠璃子さんの娘。中学校ではカスちゃん)。隆くん(卵焼きに逃げられふうちゃんを疑う)。人形ギャラリー浪漫堂(球に近い体型。ハルさんの一歳年上)。にゃんち(幼稚園の古株ぬいぐるみ)。あやちゃん(小学校での友だち)。美雪(ハルさんの一歳上の姉。北海道在住)。源田のおじいさん(猫嫌いだが子どもには優しい)。高岡先生(中学校での担任)。長谷紀雄(ふうちゃんの結婚相手)。テレビ(無口な居候)。三輪坂夫妻(ハルさんの人形のオーナー、ペンション経営)。 あなたは私を理解している。私がどんなときに、どんなふうに考えて、どんなことを言うか、想像がつくでしょう?(p.52) ふうちゃんには、ふうちゃんの世界があるのだ。(p.71)

    1
    投稿日: 2024.01.23
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    癒される本を読みたくて家の積ん読本の中から選んだ。 本作は『金曜日の本屋さん』にも登場した作品で、妻を亡くしたハルさんとひとり娘のふうちゃんの物語である。 ふうちゃんの結婚式の日にハルさんが思い出す五つの謎が、ふうちゃんの幼い頃から現在に至るまでの成長とともに描かれていく。 天国にいる妻の瑠璃子さんの協力を得ながら謎解きされていき、その優しい真相に心が温まった。 ハルさんの人柄が好き。人形作家という自分の好きなことを生業としている彼は、気弱で不器用だけれど、ふうちゃんをとても大切に想っている。ふうちゃんも反抗期などはあったが、やはりハルさんはかけがえのない存在なんだよね。 そういう互いを想いあう優しい気持ちがひしひしと感じられた。 今、当たり前のように過ごしているときも、いつかは… と思うと、改めて子どもと一緒に過ごせる時間を大切にしたいなと思った。

    51
    投稿日: 2023.12.13
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    結婚式の日、お父さんのハルさんは思い出す、娘の成長を柔らかく彩った五つの謎を――児童文学の気鋭が、頼りない人形作家の父と、日々成長する娘の姿を優しく綴った快作! ハルさん人形作家だし、たぶん心根の優しい人なんだろうけど・・・片親子育てってこんなのんびり自分本位でやれるんか? 甘いね!と思ってしまった。性格悪いなぁ~(笑)

    2
    投稿日: 2023.10.25
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    話の矛盾もなく伏線回収されスラスラ読める。推理小説ではあるが妄想の上に探偵のような存在があるところが寒さと無理を感じたが設定はともかく話の筋がとても良かった

    1
    投稿日: 2023.10.13
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    早くに妻を亡くし、男手一つで娘を育てあげたハルさん。その娘の結婚式当日、いろんなきっかけで過去の出来事を回想する形で話が進んでいく。決して器用ではないけど、優しさや愛情いっぱいのハルさん。温かい気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2023.09.27
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    男手一つで育て上げた娘を嫁がせる。感無量だろうな…。自信なさそうだけれど一生懸命に子育てをしているお父さん(ハルさん)の深く大きな愛情が素敵でした。

    9
    投稿日: 2023.08.28
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    父子家庭の春日部家。娘のふうちゃんを男で一人で育ててきたハルさんは、ふうちゃんの結婚式の日に、これまであった事件を思い出す。幼稚園で出会った隆くんのお弁当の卵焼きは、なぜなくなったのか…。 創元推理小説で「ミステリ」となっていて、どこがミステリなん?というような幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のそれぞれのエピソードが紹介される。本当に軽い謎解きであるし、どこからともなく聞こえる亡き妻、瑠璃子さんの声でいともあっさり解けてしまうので、読んでいるとあれれれ?という感じで終わる。 それぞれのエピソードは、それなりに考えられているとは思うのだが、ほとんどが会話で進むことや、引っかかる部分がないこと、謎が謎として読者に引っかからないことから、350ページほどあるが1時間程度で読めてしまう。 また、それぞれの登場人物の特徴が、これと言ってないため、キーとなる娘のふうちゃんですら何もイメージがわいてこないし、表紙の絵も違うなあという印象を受けた。 作者は童話作家なのだろうなあというのはわかるし、松谷みよ子らの「読み聞かせる児童本」などと似た雰囲気が漂う。読み聞かせにはいいかもしれないが、ちょっと音なには印象も記憶も残らない感じの一冊だ。

    2
    投稿日: 2023.05.17
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    100冊ビブリオバトル@オンライン第17ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。 2020.08.22〜23

    1
    投稿日: 2023.05.04
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    奥さんを亡くして男手一つで子育てをするハルさんと娘の風ちゃんの物語 春日部晴彦は娘 風里の結婚式の前にこれまでの事を思い出しながら式場に向かう 幼稚園、小学校、中学、高校、大学のときのエピソード ちょっとした日常の謎があったが、困りごとは心の中で瑠璃子さんが語りかけて解決してくれる ・消えた卵焼き事件 風ちゃんの友達のお弁当に卵焼きが入っていなかった事の真相 ・夏休みの失踪 小学四年生のとき、いなくなった風ちゃんの行き先と意図 近所で気難しい老人と噂される源田のおじいちゃんは「風里が花を盗んだ」と主張するが…… ・涙の理由 家でも元気がない様子 駅前に貼られているという、風ちゃんが書いたポスターが剥がされて捨てられていた いじめの可能性を疑うハルさん 中学生のときに風ちゃんが泣いた理由 ・サンタが指輪を持ってくる 風ちゃんが大学受験前のクリスマス 花屋でバイト中、指輪のプレゼントを落としていったお客さんがいた 風ちゃんは追いかけた際に骨折してしまったため、ハルさんに返却を託す お客さんの会話から聞こえてきた、待ち合わせ場所の「ツリーの間」とは? ・人形の家 ハルさんの人形 エンジェルシリーズの持ち主からの、人形が入れ替わっているという訴え ハルさんはビスクドールの作家さん 同じ型から作った12体の人形の一体を購入したお客さんから「人形がいなくなった」とバイヤーの浪漫堂から連絡を受ける 服や髪の三つ編みなど同じだが、違う人形だという 果たして、人形は入れ替わっていたのか?だとしたら何故? 話の合間に結婚式の場面が挿入される 結婚式場に着いて、風ちゃんの衣装を見る描写 実はハルさんは新郎の長谷さんと初めて会う そのときの印象 読者はこれまでの二人の関係性を知った状態で読むことになる 純粋だった幼児や小学生の頃、そっけない態度を取る中学生、大人びて自立しそうな高校、大学生 旦那さんは海外勤務のため、今後はもっと会えなくなる 寂しさを覚えつつも、娘の門出を祝う気持ちもある ふうちゃんが何故、結婚相手の男性の長谷さんを選んだのかが夫婦の挨拶で判明する 最後のところを読んでいて泣ける 私がこれを初めて読んだのは10年前くらい? 今回改めて読み直してみて、前よりもずっと心に響くものがある 多分、実際に娘が結婚してもおかしくない年齢になったからでしょうねぇ 娘さんが結婚の年頃の父親が読むといいと思う

    1
    投稿日: 2023.04.11
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    父娘の愛情ミステリー 親子って一緒に育っていくんだなぁって感じだ一冊。 頼りなさそうなお父さんだけど、その分愛情でカバーしている。 心温まる作品。 頼りないと思ってたけど、色々な意味で強い父の像をみたかなー

    2
    投稿日: 2022.08.29
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    娘が結婚して家を出て行く… やはり最後は泣ける。妻を亡くし男手1人で育てた父親ハルさんの思いを思うと切ない。親は子供の幸せが1番なのだから。

    3
    投稿日: 2022.05.31
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    妻を喪った人形作家の娘が幼稚園児から結婚するまでの日々をミステリー仕立てで綴った物語。日常の謎を天から妻が解き明かすのが結果ありきのようでしらけた。

    1
    投稿日: 2022.04.24
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    ハルさんとふうちゃん、2人の成長が書かれています。 今の2人になるまでに起こったいくつかの事柄が順番に書かれていて、ふうちゃんの成長が見られたのが良かった。 様々な問題を、亡くなった瑠璃子さんと解決していくのが新しいなと思いました。

    1
    投稿日: 2022.03.12
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    男手ひとつで子どもを育てていくにはちょっと頼りなさすぎやしないか…?と心配になるハルさん(^_^;) 全五話…幼稚園時代、小学生、中学生、高校生、大学生のふうちゃんとハルさんの様子を読み続けて、ミステリも絡めながらもちょっと淡々とした話だな〜と思っていましたが、まぁ日常なんてそんなものであって。 その日常を知っているからこそ、クライマックスの結婚式でのスピーチ部分では大泣きしてしまいました。まさかこんなに泣かされるとは思わなかった…。 こんなにも鮮やかに過去の姿を思い出せるのは、日々ハルさんが深い愛情をもってふうちゃんに接してきたからなんだなと思いました。 やさしい気持ちになれる、素敵なお話でした。

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    瑠璃子さんみたいに、明るくて朗らかで頼もしい…そんな印象を残して去れる人ってそうはいない。そういう意味で羨ましい

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    ハルさんとふうちゃんの、父娘2人の愛情に溢れた日常の謎解き。成長していくふうちゃんを、ハルさんと一緒に見守っていくような気持ちで読める温かい作品でした。

    1
    投稿日: 2022.01.18
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    【読み終わって感じたこと】 心がじんわりと暖かくなる本。ふうちゃんは長谷さんがハルさんに似てるところがあるから選んだのかなと思った。 【印象に残ったシーン】 長谷さんがスピーチをする時に、ハルさんがふうちゃんのこれまでの成長を振り返るシーン。私も一緒にふうちゃんの成長を見てきた気分になっていた。 【好きなセリフ】 「お母さんは、いつもお父さんと一緒にいて、見守ってくれてたから」ふうちゃんも、ハルさんがお母さんと一緒に謎解きをしていたことに気づいていたのかなと思った。 【こういう人におすすめ】 ・親子愛の本が好きな人 ・心温まる小説が好きな人

    3
    投稿日: 2021.11.04
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    きっかけはブクログ談話室より、泣ける作品、さらにミステリ要素あり、ということで興味惹かれ購入、読了する。 父(ハルさん)と娘(ふうちゃん)の成長を、ミステリ的出来事を絡めて描いている。やや頼りない父親が娘の言動に振り回され右往左往し、途方にくれている時に救世主現る!なんと早くに逝ってしまった嫁、瑠璃子さん。これはファンタジー的展開だけど、散らされたヒント、伏線を回収しつつの回答でありミステリ的まとまりは高いレベルにあったと思う。 結婚当日に、父(ハルさん)が回想しつつ娘の成長を顧みるという構成になっており、娘を持つ父親には感情移入に容易い。自分的には事前情報があったおかげで、涙腺崩壊までには至らなかったが、ジ~ンとくるものはあった。 なんとなく長編を読むに心身不完全であった為、箸休め的一冊であった、次は長編に挑戦したいと思う。

    6
    投稿日: 2021.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    藤野さんのエッセイを読んで興味を持ち読んでみました。 ハルさんはほんわか親子の物語。でも、ふうちゃんが大きくなって反抗期になって、ハルさんが戸惑うところなんかは有りそうだなあと思うけど、どんな親もこうやって悩んでいるのかな。そしてふうちゃんが結婚を迎える時の複雑な気持ちも、ほーと思って。リアルな人生では、こんな綺麗な答え合わせはないと思うけど、瑠璃子さんみたいにどっしり構えて子どもを信じ続ける親であれたらと思う。

    3
    投稿日: 2021.09.09
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    妻に先立たれ、娘と2人で暮らすちょっと頼りない人形作家の父親が、娘の結婚式に臨む途中で幼稚園、小中高、大学の時に起こった出来事を回想していくというもの。 過去の話はちょっとしたミステリーになっており、何故か亡くなった奥さんが頭の中に現れて解決してゆく。 素敵な親娘関係で読んでいるこちらも結婚式の花束贈呈では娘を送り出す父親の心境で泣いてしまった。

    2
    投稿日: 2021.07.18
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    児童文学作家さんが書かれたと納得。 年頃の娘を持つ身としては身につまされると言うか。 思い出は沢山あった方が良いですね。

    10
    投稿日: 2021.05.13
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    ミステリー要素もあるが、メインは家族愛。頼りない父、しっかり者の娘、そして何でもお見通しの天国の妻。いい話です。

    1
    投稿日: 2021.03.08
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    名取佐和子さんの『金曜日の本屋さん』で紹介されていたので読みました。 この作品は、女性が読まれてももちろんいいのですが、年頃の娘さんを持たれる男性が読まれると共感するかなと思いました。 妻の瑠璃子さんと死別した人形作家のハルさんこと春日部晴彦は男手ひとつで、一人娘のふうちゃんこと風里を育て、今日はふうちゃんの結婚式の日。ふうちゃんの幼稚園の頃からの出来事を年齢順に回想していく連作短編集です。 日常の謎ミステリーでもあります。 ハルさんは、ふうちゃんのことがわからなくなると天国の瑠璃子さんに問いかけ、問題は瑠璃子さんの推理により解決されます。 第一話 消えた卵焼き事件 ふうちゃんの幼稚園で、隆くんのお弁当の卵焼きが消えたのはなぜか? 第二話 夏休みの失踪 小学四年生のふうちゃんが夏休み行方も告げずにいなくなります。ふうちゃんの行動力にはびっくりしました。 第三話 涙の理由 中学生のふうちゃんの涙の理由をハルさんはもしや「いじめ」に遭っているのではと思ってしまいますが…。 第四話 サンタが指輪を持ってくる 高校最後の冬休み、ふうちゃんはアルバイト先の花屋でアルバイト中にけがをして、お客さんの落としたプレゼントを拾います。 第五話 人形の家 ハルさんが作ったシリーズ物の人形の十二体のうちの一体がいなくなったとお客さんに相談されます。 ふうちゃんが何故、結婚相手の男性の長谷さんを選んだのか判明します。 ちょっと、ナイーブな男性ハルさんと、天国の聡明な瑠璃子さんの推理がいつも冴えていて、ふうちゃんの活発でものおじしない明るい雰囲気が全編を通しています。 きっと、ふうちゃんも瑠璃子さんのような素敵な女性になるのでしょう。

    56
    投稿日: 2020.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうも物語の設定自体に入り込めなかった。個人的には奥さんの幽霊が出てこなければよかったと思ってしまった。

    1
    投稿日: 2020.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「金曜日の本屋さん」で取り上げられてた本。 ちょい思ってたんのとは違い、涙腺決壊までには至らなかった。 謎解きは都合よく嫁さんの霊、またはハルさんの第2人格が神の視点でも持っているかのごとくお見通しすぎであっさりしすぎです。 ハルさんのキャラクターが噛み応えがなく、どうにも感情移入できなかった。 短編だからそこまでキャラクターを深掘りできないのはしょうがないやね。 季節柄、たまにはこんな気の迷い読書もええやろ。

    0
    投稿日: 2019.12.24
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    妻を早くに亡くし、一人で娘を育てる人形作者が娘の結婚式で小さいころからを回想するように話が進む。のだが、なぞ解きを含むミステリーのように構成されているところが面白い。

    1
    投稿日: 2019.12.22
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    幼い娘が成長していく過程に思いっきり感情移入してしまう。本の面白さって普遍的なものではなくて、読む人のその時その時の状況や環境に大きく左右されるものなんだなあと痛感した。多分、10年前に読んでたら、「ミステリーとしては駄作。あまりのご都合主義に呆れた」とか書いていそう。でも、この本の良さはそこじゃないよなあ。でもやっぱりミステリー要素はなくてもよかったなあとは思う。

    1
    投稿日: 2019.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人形作家のハルさんと一人娘のふうちゃんの成長物語。いくつかの事件を経て、ふうちゃんが大人になり、結婚式当日を迎える。式のスピーチで聞く最後の言葉に思わずグッときます。温かくて優しい気持ちになれるお話(^-^)

    1
    投稿日: 2019.04.19
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    主人公であるハルさんの、娘のふうちゃんへの深い愛情を感じることができる1冊。ふうちゃんの結婚式に参列した人々をきっかけに、ふうちゃんとの生活を一つ一つ回想していくストーリーです。 成長に伴い親であるハルさんから少しずつ自立していくふうちゃん。嬉しいような寂しいような親の正直な気持ちが痛いほど共感できます。 どこの家庭でも起こりうる日常の中の出来事が丁寧に描かれており、ハルさんとふうちゃんの生活、心理描写はとてもリアリティがあるのでどんどん物語に引き込まれます 読み終えた時は、ハルさんと奥さんの瑠璃子さんと一緒にふうちゃんの成長を見守ってきたような気持ちになりました。結婚式のシーンではふうちゃんの親のような気持ちになってしまい、思わず涙が出てしまいます。 お子さんのいる方はもちろん、子供としての目線で読んでも心が温かくなる一冊なので、幅広い年齢の方におすすめです!

    2
    投稿日: 2019.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつもなら読まないタイトルと装丁。だけど裏表紙のあらすじにやられ思わず買った本。やっと読みました。 ハルさんこと春日部晴彦が亡き妻・瑠璃子の墓前で語りかけるシーンから始まる。 「瑠璃子さん・・・。今日はね、ふうちゃんの結婚式なんだよ。まさか、この僕が「花嫁の父」になるなんて・・・」 結婚式の日、ハルさんの脳裏には幼い頃から男手ひとつで育てた娘・ふうちゃんとの思い出が去来する。 ふうちゃんが幼稚園、小学校、中学校、高校、大学時代に遭遇した日常の小さな謎を瑠璃子さんの声に導かれ解き明かしていくミステリー仕立てになっている。 謎解きがちゃちでもいいのです! ハルさんの優柔不断さにイライラしてもいいのです! 試行錯誤で、だけど限りない愛情をもってふうちゃんを育ててきたハルさんが、結婚式で「お父さん、ありがとう」と言われて言葉もなく嗚咽するシーンは泣くでしょ~。

    0
    投稿日: 2018.12.16
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    丸善お茶の水店のイチオシ文庫は、人形作家ハルさんとその娘ふうちゃんの父娘の愛情物語。 帯の惹句は「ほのぼのミステリ」となっているが、ワタシには「愛情いっぱいのファンタジー」に読めた。娘を持つ父親としては、ハルさんに感情移入するなと言われても、それは無理な相談。ハルさんと一緒に喜んだり、心配したり。そして最後は…周りに誰もいない場所で読んだ方がいい。

    0
    投稿日: 2018.11.18
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    ほのぼのーとして、子育てを絡ませたいい話だし ほんのりするし読みやすくて、いいとこずくめだが どうも趣味に合わない。 きっと他の人は面白く読めると....思う。

    0
    投稿日: 2017.12.03
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    チビちゃんの試合の応援をしつつ、大きくなっちゃったな、と寂しくもなって。 そんな気持ちで読んでしまったから、ハルさんに同化。きゅーっとなる。 ふうちゃんの大事な日にお墓参りに来たハルさん。瑠璃子さんを失ってからの日々を想う。 ふうちゃんと二人になったハルさん。 人付き合いが苦手で、人形作家にはなったけど、自信もなく、家事と仕事の両立が難しくて悶々とする日々。 お友達と喧嘩しちゃう幼稚園。 夏休みの大冒険の小学生。 お父さんにちょっと冷たい中学生。 初めてのアルバイトの高校生。 お互いに忙しくなってしまった大学生。 ふうちゃんの成長とともにハルさんも外に向かって行くのがジワリとくる。 育児って親も育てるもんだね。 情報が少なくても多くても、育児の不安は尽きないから。瑠璃子さんのように落ち着いて、じっくり考える時間をもたせてくれる存在が欲しい。切実に。 それぞれの思い出にある小さな謎が最後にはパズルをはめるように大きな謎を埋めていく。 なんでふうちゃんは彼を選んだのか。 それが明らかになっていくと、今もがんばれる気が。 こんな風にチビちゃんたちも育っていくだろうか。こんな未来が待っているといいな。 最初から最初までヒリヒリもしつつ温かいお話だった。

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    投稿日: 2017.11.06
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    「金曜日の本屋さん」から興味を持って。 男手ひとつで風花(ふうちゃん)を育ててきたハルさん。ふうちゃんの結婚にあたって、過去のふたりのミステリーを回想しながら、なぜふうちゃんが旦那さんを選んだのかが解き明かされる。父と娘の物語。

    0
    投稿日: 2017.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 (瑠璃子さん、今日はね、ふうちゃんの結婚式なんだよ。まさか、この僕が「花嫁の父」になるなんて……)ふうちゃんの結婚式の日、お父さんのハルさんは思い出す、娘の成長を柔らかく彩った5つの謎を。幼稚園児のふうちゃんが遭遇した卵焼き消失事件、小学生のふうちゃんが起こした意外な騒動……。心底困り果てたハルさんのためにいつも謎を解き明かしてくれるのは、天国にいる奥さんの瑠璃子さんだった。児童文学の気鋭が、頼りない人形作家の父と、日々成長する娘の姿を優しく綴ったほのぼのミステリ。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.07.27
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    頼りなくて、ちょっと情け無い所もあるけど、ハルさんの言葉はどれも優しい。 小さい頃はいつも一緒だったふうちゃんも、思春期を迎えちょっと反抗的になったり、あっという間に旦那さんになる人を決めちゃったり… ふうちゃんの結婚式の日、走馬灯のようにハルさんの心に蘇るふうちゃんとの思い出に、やさしい涙が止まらない一冊。

    0
    投稿日: 2017.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇 概要  一人娘「風里」=ふうちゃんの結婚式を前に,ひとり親として娘を育てた父=春日部晴彦が,娘の思い出を回想するという設定で構成された短編集。風里の幼稚園時代,小学校時代,中学校時代,高校時代,大学時代を描いた5つの短編が描かれている。頼りない人形作家の父の目から,日常の謎のミステリが描かれ,最後は,風里の結婚式で終わる。 〇 総合評価  日常の謎系のミステリなのだが,扱われている謎は「卵焼きの消失」,「ふうちゃんの失踪」,「ふうちゃんがいじめにあっているか?」,「落とし主の待ち合わせ場所はどこか」,「人形は入れ替わったのか」というものであり,その真相もミスディレクションのようなものはなく,予想どおりの真相が描かれる。そういった意味では非常に平凡なデキ。しかし,娘であるふうちゃん=風里の成長を描いた作品としてみると,なかなかのデキ。最後の結婚式のシーンで,ハルさんが,それまでの5作品と娘の成長を回想する。  このシーンがなかなか秀逸で,「大変なお仕事?」と聞いてくる風里の姿,「自分に合う場所を見つけた」ということばにつながる小学校時代の話,「どんなに離れていても,心はそばにいるよ」ということばにつながる中学校時代の話,「ひとりでごはん食べるの淋しい?」と聞いていた高校時代の話,そして,大学時代の話は,結婚相手との出会いの伏線になっている。  読むタイミングによっては,特に心に残らなかったのだろうが,実生活で娘ができてすぐ,というこのタイミングで読んだことにより,かなり心に残る作品になった。★4で。 〇 メモ 〇 消えた卵焼き事件 ★★★☆☆  風里が幼稚園時代に遭遇した事件について描かれる。風里の友達である「隆くん」のお弁当から,卵焼きが消える。風里は,卵焼きを盗んだ犯人であると疑われたことから,犯人捜しをする。  真相は,お弁当を作ったのが母ではなくおばあちゃんで,卵アレルギーだった隆くんのために,母が先生に頼んで,卵焼きを抜いてもらったというもの  ミステリとしてのデキは及第点ギリギリ。ほのぼのした雰囲気を楽しむ作品 〇 夏休みの失踪 ★★★☆☆  風里が,小学校4年生の夏休みに姿をくらますという事件が起こる。真相は,近所の源田さんという家に植えられていたレブンアツモリソウを北海道に返すために,風里が一人で,飛行機に乗って北海道の親戚の家に行っていたというもの。あらすじだけ書くとほのぼのしているが,「消えた卵焼き事件」に比べるとだいぶ緊張感が増している。ミステリとしては平凡 〇 涙の理由 ★★☆☆☆  風里が中学2年生の頃の事件。ハルさんは,風里がいじめにあっているのではないかと疑う。真相は,風里の友達である「チカちゃん」が,親の仕事の都合で急に転校してしまうというもの。ミステリというより,ちょっといい話系の作品。この作品から風里の父離れが進んでいく。娘を持つ父の視点から見ると,なんとなく悲しい作品 〇 サンタが指輪を持ってくる ★★★☆☆  風里が高校3年生の時代の作品。反抗期もぐっとましになっており,風里とハルさんの関係はだいぶ改善されている。風里がアルバイト先の花屋でけがをしてしまい,落とし物を届けてほしいとハルさんに頼む。ハルさんは「ツリーの間」という手がかりで,落とし主に,落とし物の指輪を届けることができたという話。全体的にミステリ的な要素は薄いが,この作品がミステリとしての面白さが一番あるといえるか。 〇 人形の家 ★★★☆☆  風里が大学時代の話。北海道の大学に行った風里が,里帰りしてくるが,ハルさんは人形が入れ替わったという事件に巻き込まれ,あまり,風里と一緒に過ごせないという作品。完全に親離れしてしまった子供と父親の関係を見るのは何かせつない気がする。ミステリとしては,まぁ平凡なデキ

    0
    投稿日: 2017.05.05
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    今日、娘が結婚する。 脳裏をよぎるのは、今までの思い出。 幼稚園、小学生、中学生、高校、大学、の短編。 大きくなっていく娘と、それに向き合う父親。 謎が出来る度、亡くなった妻と語り合って 状況を生理整頓していってます。 大きくなるにつれ、平和だけではなくなる子供の世界。 情報があればあるだけ脳内がこんがらがって 嫌な方向へと想像するのは、親として当然の事。 ところで、中学担任の先生が言いたかったのは 高校では不都合が出てくるやも、という事でしょうか?

    0
    投稿日: 2016.11.29
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    「瑠璃子さん、今日はね、ふうちゃんの結婚式なんだよ。 まさか、この僕が『花嫁の父』になるなんて…  天国の瑠璃子さん、僕たちの娘は今日お嫁にいってしまいます」 人形作家の父、通称ハルさんと娘の通称ふうちゃん、そして早くに亡くなった母瑠璃子さん。 娘ふうちゃんの結婚式の日に父ハルさんが、ふうちゃんと過ごした日々を思い描いていきます。 そこには、娘の成長を柔らかく彩った五つの謎も…。 頼りない父と娘の姿を優しく綴った、ちょっとほのぼのしたミステリ本です。 ラストは涙、涙です。 ペンネーム:ずぼら

    1
    投稿日: 2016.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小さな子どもがいる親を直撃する。最愛の妻を亡くして、まだ小さいふうちゃんを男手一人で育てることになったハルさん。そして、今日はふうちゃんの結婚式の日。思い出すのは…、という設定で感動しない訳がない。最初は人形作家という自分の職業さえ恥じていたハルさんの成長、そんなハルさんだけにしっかりと育っていくふうちゃんの成長、二人を取り巻く人々。ここには温かく、優しいものがる。父娘という組み合わせ、ちょっと頼りないハルさんにしっかり者のふうちゃん、困った時に語りかける今は亡き妻という組み合わせが見事に嵌っている。それぞれの日常の謎も魅力的で、次第に年を経ていく構成の妙も非常に良かった。純粋に万人にお薦めできる一冊。

    0
    投稿日: 2016.10.26
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     娘が嫁に行く日に、父親が、過去を回想する系の日常ミステリ。  ひとつひとつの話は面白いのだけれども、娘のふうちゃんがどんな子供なのか、父親のハルさんが彼女をどう思っているのかというのが、設定以上のことが見えない。奥さんの存在の不思議さというか…………お父さん大丈夫ってなる。  あとがきを読むと、この本を書いた当時は結婚を考えていなかったそうなので、今リライトしたら全く違う雰囲気の話になるのかなぁと思った。それはそれで読んでみたい。

    0
    投稿日: 2016.10.12
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    ミステリとしては小粒だし、瑠璃子さん?が(尋常じゃない推理力で)瞬時に解決してくれるのでそれほどでもない。 しかし、結婚式の最後のシーンでは、ふうちゃんのこれまでの成長の一つ一つが違和感なく描かれていて感動してしまった。ちょっと父親が好きになる小説かもしれない。

    0
    投稿日: 2016.09.27
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    一人娘が結婚する。母親は娘の小さな頃に亡くなった。父は人形製作者。成長の節目節目で父親は難問にぶつかる。その都度亡くなった妻が知恵をかしてくれるのだ。 娘の結婚相手に会うのも式場でのこと。心がほのぼのあたたかくなる。

    0
    投稿日: 2016.09.23
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    とても優しい気持ちになることができるお話。 少し頼りないハルさんだけど そこがまた良かったりする。 ふうちゃんの成長に戸惑いながらも大切に大切に見守っている姿がなんとも胸を打つ。ちゃんとふうちゃんにもハルさんの優しさが伝わっていたんだね。結婚式のくだりは涙涙。 家族っていいね。

    0
    投稿日: 2016.08.06
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    ハルさん、お父さんとして頼りなさすぎで歯がゆい。娘からしたらイライラする父親だと思うんだけど、ふうちゃんがしっかりしたいい子に育っていて、そこはハルさんの深い愛情の賜物、と思うことにする。 ミステリー自体は失礼ながら大したことないので、ふうちゃんの成長譚として読むといいかも。

    0
    投稿日: 2016.06.19
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    お父さんが毒がなさすぎて、ふうちゃんがまっすぐすぎる いや、いいんだけどね。 悪い人が出てこない、幸せな世界の本。 あとがきを見て衝撃とともに納得

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    投稿日: 2016.04.22
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    娘の結婚式当日に過去の事を思い出し、その時起きた謎を天国の奥さんが解き明かしてくれる…と書くとなんかアルだけど、あれはハルさん自身が解決してるよねと…。わりとハルさんのネガティブ・浮世離れ具合にちょっとイラッとしたけれど、娘のふうちゃんを思う気持ちには間違いはないので、ラストにはじんわりしました。

    0
    投稿日: 2016.02.11
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    ふわりとした雰囲気。妻を亡くした男の人ハルさんと、その娘ふうちゃんのお話。時々、ハルさんを導いてくれる妻の瑠璃子さんがでてくる。 2015/11/20

    0
    投稿日: 2015.11.20
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    とても微笑ましい。お父さんと幼い娘の未熟だけれど愛情いっぱいの生活が描かれている。そんな日常の中にミステリー仕立てのエピソードが効いている。

    0
    投稿日: 2015.10.11
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    「日常の謎」系のハートフルミステリ。  いつも子育てに戸惑い、おろおろするハルさん。対照的に、娘のふうちゃんはしっかり者で、ハルさんの心配をよそにどんどん自分の世界を広げていきます。  そんな中で起こる、ささやかな謎の数々。「消えた卵焼き事件」や「夏休みの失踪」など、殺人は決して起こりませんが、当事者のハルさんにとっては大事件。そこで毎回、ハルさんの頭の中に亡くなった妻、瑠璃子さんの声が響いてきて、解決に向けて手取り足取り導いてくれます。  事件の回想と同時進行でふうちゃんの結婚式が進んでいくという構成になっていて、ふうちゃんが何を理由に結婚相手を選んだのか、というのが最後に残されたおまけの「謎」です。これについてはラストの新郎のスピーチシーンで明かされるのですが、スピーチを聞きながら幼い頃からのふうちゃんの言葉を思い出し、娘を送り出す覚悟を決めるハルさんに切なくも温かい気持ちになりました。  ミステリ部分はちょっと強引だったり、とって付けた感はありますが、サクッと楽しめる一冊でした。

    0
    投稿日: 2015.10.05
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    ミステリとしては物足りないけど、 ハルさんとふうちゃんと瑠璃子さんの物語として読むと、とても暖かい気持ちになれます。 最後の結婚式のスピーチと回想シーンに泣けました

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    投稿日: 2015.09.15
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    ふうちゃんの育て方を学びたいくらい、こうなって欲しいと思える娘像。 父と娘の関係も理想的です。 風里って名前がかわいい。

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    投稿日: 2015.08.15
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    最初は「こどもだましだなー」と思って読んでたけど、 最後はじんわりきた。 でも実際こどもでも読めると思う。

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    投稿日: 2015.08.04
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    ちょっぴりミステリー風味のほんわかした小説。暖かい気持ちにはなりますが、少し物足りない感じ。でも肩の力を抜いて読むにはいいかも。さらりと読めました。

    0
    投稿日: 2015.07.23
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    ミステリーではなくファンタジーだと感じた。 2019.12本棚整理のため再読。 いい話なのだろうけど、やっぱり感情移入できず。

    0
    投稿日: 2015.07.21
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    かなりまったりゆったり物語が進む、ミステリーと言うよりホームドラマを読んでいる様な感覚かな。 感じとしては東京バンドワゴンにちょっと似てるかも… ふうちゃんが可愛く、子供から大人までの成長を一緒に見ている様な感じになれるので心がほっこりするし、最後のシーンはちょっとホロリとする。 が全体を通して淡々と進むので盛り上がりに欠ける部分はどうしてもあるのかな、と。 ただ丁度いいくらいのページ数なのでだれる事なく読めたので問題は無かったかな。

    0
    投稿日: 2015.05.24
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    いいですね~。ハルさん頑張れってかんじでした。 そしてふうちゃんという名前もかわいいな~と思いつつ。読み終わった時にちょっとほんわかするような内容ですね~。

    0
    投稿日: 2015.05.01
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    ミステリーの部分は物足りない。 でもそれ以上のものがある。 ハルさん頼りなさすぎ、優しすぎ。 ふうちゃん、なんでまた北海道の大学受けちゃうの…笑 なんだか読んでる間ずっとチクチクチクチクしていて、最後に泣いた。

    1
    投稿日: 2015.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ミステリーではない、特にそれを期待してたわけではないので良いのですが、感動もしなかった。  ふうちゃんの結婚相手を選んだ理由がわかるところは凄いなと思ったのですが、結婚とゆうテーマにあまり興味がなく読んだのがいけなかった。可愛い娘がいるお父さんが読むと号泣してしまいそうですね。 でも特に卵焼き喪失事件?は納得いかないです。

    0
    投稿日: 2015.03.12
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    個人的には好きな一冊。 温かみのある文章表現でほっこりできる。 内容は主人公ハルさんが一人娘ふうちゃんの結婚式の日にそれまでのさまざまな思いで=謎解きを振り返っていくもの。 最後の結婚式のシーンはなかなかいい。

    0
    投稿日: 2015.02.21
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    帯のアオリにひかれて購入。だけど、自分には合わなかったかも。 どちらかといえば、文庫版あとがきの方が記憶に残る。

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    投稿日: 2015.02.11
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    人形作家のハルさんと、その娘ふうちゃんのお話。 ふうちゃんの結婚式の日、ふうちゃんが幼い頃に亡くなった妻の墓参りをするハルさん。そこから、男手ひとつで育てたふうちゃんとの日々を回想する形で物語が展開していく。 ふうちゃんの行動がもたらす小さな可愛いミステリー。どの年代の回想も温かい気持ちになれる可愛い話で、ハルさんとふうちゃんを近所で見守ってきたような気持ちになった。

    0
    投稿日: 2015.02.06
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    「天国の瑠璃子さん。僕たちの娘は今日、お嫁に行ってしまいます。」 この帯だけで泣いた。 娘を嫁に送る父が、回想形式で描いた親子の日々。 最後の新郎の挨拶のとき、過去のふうちゃんの様子がフラッシュバックしてくるところで号泣。 心温まる一冊。

    0
    投稿日: 2015.02.06
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    はじめての作家 児童文学から出発されたとか すいすい読める文章で気持ちよくページを閉じました ラスト、うるうるしたりして 《 ふうちゃんが 僕の手はなれ 飛び立つよ 》

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    投稿日: 2015.01.06
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    天国の瑠璃子さん。 僕たちの「娘は今日、お嫁に行ってしまいます。 感動の声続々。 父と娘の心温まるミステリ という帯に思わず手にしてみた。 仄々していて面白いが、娘のいる父親としては「さぁ大泣きするぞ」と期待し過ぎてしまった。自分のせいです。

    0
    投稿日: 2014.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※ものすごく辛口です。あとがきにも触れています。 本屋で平積みされていたので期待したのですが、久々のはずれでした。 大外れではないのですが、あらすじから期待するほどのものではなかった。 父娘もの、というのは一つの確立したジャンルです。 異性であり、『育てるもの』としての役割としてはマイノリティーである父親が、一般的に早熟といわれる娘をどう育てるのかというところは物語にしやすい設定だと思います。 漫画ではありますが、榛名七恵『papa told me』などはその代表格です。 自営業で創作にかかわる特殊な職業、熱愛していた奥さんを亡くし、再婚なんてとんでもないな父親としっかりものの娘さん、話の分かるおばさんの存在という設定も似ています。精霊的な位置づけの母親も似ています。 もちろん中身の方向性は大きく違うし、papa~はどちらかというとマイノリティーであるということに重きをおいているのでパパとちせちゃんの間柄はどこまでもファンタジーなので、現実的(?)な本作とは趣が違うのですが、それを差し引いても作品として弱い。 正直、どこが絶賛の対象なのかわからない。 父娘マイナス母の構図+日常の謎という売れ線を合わせただけで、それをいかしているとは到底思えません。 トリックそのもののロジックや意外性も弱いのに、同じ創元から出ている他作者の抒情ミステリほど雰囲気があるわけでもないと思います。 とにかく、一番肝心なハルさんとふうちゃんのキャラが弱い。 葛藤や悩みなどが、記号的な感じでどうしても真に迫ってこない。 作者がこのふたりをちゃんと作っていないまま、書いているとしか思えない。 作者がハルさんやふうちゃんのなかに入らず、遠巻きに眺めながらスケッチしている感じなのだ。 この違和感と置き去り感が気になって、どうしてこの本が絶賛されているのかわからなかった。一番大事な部分ができていない作品なのに。 もちろん、作者がキャラを記号的に扱っている作品は多くあるが、少なくともその記号をその作品の中で正しい位置に置くことを徹底している。 しかし、これにはそれがない。その解答を知らない。例文でこうなのかと無理にいれこんでいる感じがする。 期待が大きかっただけに、最後まで読み切って本当にがっかりしました。 上記の違和感はあとがき読む前であることを言い切ります。 なぜなら、あとがきでこの違和感と符合する作者の生い立ちが書かれているからです。 作品を読んでこのレビューを読まれた方はあとがきにひきずられた感想と思われるかもしれませんが、そうではないことは明記します。 どちらかというと、児童文学の人ならではの書き方なのかな、と最初は思ってました。

    0
    投稿日: 2014.11.05
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    人形作家ハルさんが一人娘ふうちゃんの成長を見守る物語。 娘の結婚式の日に今までの日々を思い出すという形で綴られる連作短編集。思い出にはいつもちょっとした謎が含まれています。その謎を解く切っ掛けを与えてくれるのが、亡くなった奥さんの声。この声をファンタジー的に考えるかハルさん自身が作り出した内なる声と考えるか、という部分には焦点は合いません。いや謎自体も判り易いもので物語のスパイスのようなもの。奥さんの声もふうちゃんを信じましょうというものが多く、描く焦点は親子の成長譚に合わせられています。 そう、このハルさんが何とも頼りない感じなのです。だから娘の成長を見守る親の成長を描いた物語なのかも。その眼差しが温かいんですよね。

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    投稿日: 2014.11.04
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    小さかった頃の娘を思い出し、話が進むにつれ今度は娘の未来を思い、涙しました。母親なのに…。パパには読ませられないな。きっと落ち込んじゃうから。

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    投稿日: 2014.09.26
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    こういうの好きです。日常ミステリというのでしょうか? 誰も死なないし、誰も不幸にならない、日常的な謎を解いていくお話。幽霊モノのようでそうでもないのも素敵ですね。ふうちゃんがかわいかったです。

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    投稿日: 2014.09.07
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    本:藤野恵美著「ハルさん」 著者の文庫版あとがきを読んで、引き込まれるように読み始めた。心温まるミステリー連作という評も魅力だった。けれど読み始め当初はいかにも児童文学者の女性の感性で書かれている柔らかい風のような作品と感じ、今はもう少し骨っぽいミステリーを読みたかったななどと思っていました。ところが読み進むにつれ、娘を持つ男親にとってはまさに親の思いはその通りと言えるストーリーが展開。結局一気読み。少し涙ぐみました。

    0
    投稿日: 2014.09.07
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    読み終わって作家さんを検索してみたら、児童書も書かれていて納得。読みやすいし、ミステリーっていうよりも謎解きっていう感じ。個人的にすごく好きでした。ハルさんみたいなお父さん憧れる。

    0
    投稿日: 2014.08.24
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     ハルさんは47歳の人形作家。  一人娘のふうちゃんが産まれてすぐに奥さんの瑠璃子さんを亡くし、男やもめでふうちゃんを育ててきた。  今日はふうちゃんの結婚式の日。  瑠璃子さんの墓参りをし、タクシーで結婚式場に向かいながら、今までふうちゃんを育ててきた中で印象的だった事件を回想します。   消えた卵焼き事件 (幼稚園) 夏休みの失踪 (小学4年生) 涙の理由 (中学2年生) サンタが指輪を持ってくる (高校3年生) 人形の家 (大学1年終了後の春休み)     それぞれの事件でハルさんは危機に陥りますが、そんな時、瑠璃子さんの幻が現れて事件は解決します。  死んだ人が探偵役って、ありですか?  しかし、右脳・左脳の役割分担などの通俗的脳科学の本を愛読する私がここで、科学的説明をつけたいと思います。  ハルさんの左脳がパニックに陥って機能不全になった時、それまで眠っていた右脳が解放され、高速回転し、瑠璃子さんの幻を伴って解答を導いたのではないでしょうか。  芸術家であるハルさんの右脳(芸術脳)が発達しているのは当然のことなのです。  ということは、やはり本書の探偵役は瑠璃子さんではなく、ハルさんなのであります。     ふうちゃんは大学卒業と同時に結婚。  今は婚期が遅れる傾向があるから、結構早い結婚です。  この早い結婚も、ふうちゃんの成長が早くてあっという間だったという効果をあげています。  結婚後は海外で働く夫に着いて行く予定とは、今頃の結婚事情とは違いますね。  第五話 人形の家 で、ハルさんは、搭乗ゲートから出てくるふうちゃんを迎えています。  一度最後まで読むと、この場面が違って見えますね。     それにしても、浪漫堂さんは結婚されたのでしょうか?  代々続く肖像画の続きがないのは悲しいのですが。    http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140811/p1

    0
    投稿日: 2014.08.11
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    ぼんやり者の自分ですが、しっかり者の奥さんがいて(もちろん健在しています)、ちょうど最近娘が生まれたこともあり、すごくタイムリーに思って第一話を立ち読みしたところで購入を決意しました。 奥さんと結婚できたことと、今やりがいある仕事が出来ていることとを、心から誇りに思っている、ということを、娘には真摯に伝えていこう、と思いました。 まだ生まれて間もないですが、ハルさんのように娘の成長を思い返して、胸が一杯になる日が来るかと思うともう、、 娘を持つ父親は、家族に内緒で黙って読んで、気合いを入れ直すべし。

    0
    投稿日: 2014.08.10
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    男で一つで育て上げた娘の結婚式、娘の成長を彩った5つの謎。 ミステリ要素もありますがかなり駆け足(強引)です。 不器用な父とたくましい娘との日常にほっこりします。 自分の子供や両親を思い浮かべながら読むのもいいですね。

    0
    投稿日: 2014.08.10
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    奥さんを亡くしたハルさん。大事な愛娘・ふうちゃんの結婚式を迎え、ふうちゃんと過ごしてきた日を回想しながら、式本番を迎える。日常ミステリ。 どの話も心あたたまるものばかりでした。 ハルさんの、ふうちゃんへの愛情だったり、ふうちゃんのハルさんへの思いやりだったり....そして、ハルさんを支える亡くなった奥さん、瑠璃子さんのハルさんを支える様子だったり、家族の愛情がたくさんつまった作品だったなあと思います。 読んでいて最後ウルウルしてしまいました。 気になる作家さんです。

    1
    投稿日: 2014.07.29
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    親子の絆を感じる作品。 あの世にいるお母さんも 影で見守っていてくれて 寂しいようで寂しくない笑顔になれる。 家族を大切にしたくなった。

    0
    投稿日: 2014.07.18
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    ああ、ミステリーだったんですね。死んだはずの人が妙に謎解きするから、なんか無理やりだなあと思ってたんだけど、後書きまできて納得 娘の成長ってこんな感じかなと感情移入して読めた

    0
    投稿日: 2014.07.12
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    ~成長する娘と優しく見守る父親の、少し不思議な、とてもやさしいストーリー~ 心優しい人形作家のハルさん。 妻を早くに亡くし、男手一つで育てた一人娘の"ふうちゃん"の結婚式の日。 ハルさんはふうちゃんと過ごしてきた日々を思い出す。 幼稚園で探偵さんになったふうちゃん、小学校4年生の夏休みに突然いなくなったふうちゃん、中学生で急に泣き出したふうちゃん、高校生で花屋のバイトを始めたふうちゃん、大学の夏休みに帰ってきたふうちゃん… そんな困った時にはいつも、二人の傍に、亡くなった妻瑠璃子さんがいて、助けてくれた。 日常ミステリーの要素も十分に面白かったのですけど、なにより娘の成長と、送り出す父親の想いに感動! 最後のシーンは不覚にも電車の中で泣きそうになってしまいました。

    0
    投稿日: 2014.07.01
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    気持ちがほっこりするようなお話しでした。奥さんの瑠璃子さんを亡くして、男手一つでふうちゃんを育てるハルさん…。気弱で優しいハルさんに、ちょっと焦らされましたが、ふうちゃんを立派に育てて、最後は泣きそうになりました。 この本は、好き嫌いがはっきり分かれそうですね。私はこんな、まったりした感じ…好きですけど。

    4
    投稿日: 2014.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    父子のほのぼのミステリー。 最近実用書とか新書が多かったので、ライトな感じに読める小説を適当に本屋でピックアップしたのが本書。 個人的にあんまり評価高くないというか、あんまり僕が求めてないタイプの本でした。 本書の主題は別のところにあるのはわかってるんですけど 父子家庭やったらそんな微笑ましい日常以外にもしんどい思いの1つや2つあるでしょうに、とか 旦那さんがいい奴そうやからよかったけど、じゃあ正確が合わなかったりワケアリやったりしたら祝福しないのかよ、とか いろいろ突っ込みたい。 人形作家っていう設定とかエピソードチョイスとか、女子向けなのかな。 奥さんと一緒にミステリーを解くっていう設定もよくわからない。興ざめだし、ギャグにしか見えなかった。 本書を楽しんだ人には申し訳ないんですけど、ペラいな〜と思ってしまった。 別に泣けもしなかったし、これを読んでなんか得るものがあったかというと、特になかった。 読書を純粋に娯楽として楽しんでおり、なおかつこの手のピュアな話に素直に感情移入できる人向け。

    1
    投稿日: 2014.06.21
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    もともと子供向けの本を書かれている作家さんということで、文章が優しく、穏やかな気持ちになれる一冊でした。 ただ、劇的な何かが起こるお話ではないので、本格的な推理ものが好きな方には不向きなんだろうな、と思います。

    0
    投稿日: 2014.05.25
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    父(ハルさん、晴彦)と娘(ふうちゃん、風里)の二人家族の成長のお話。娘の結婚式当日の様子をバックグラウンドにして、5つの短編が結婚式の日の父の回想の形式で進行していく。短編は、娘の幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のエピソードと進んでいく。それぞれでちょっとしたミステリー話があるが、幼稚園のお弁当の卵焼きがなくなって誰がとったか、というような他愛もない事件。それを解決するのが、ハルさんの無くなった奥さんである瑠璃子さんがハルさんに授けるほぼ解答に近いヒント。 ミステリーとしてみたら、亡くなった人が現れて解決するし、その内容も途中でわかってしまう程度なので、反則でもあり、たいしたことはない。全体の構成も、娘の結婚式に収束していく父と娘の話なので、涙を誘うように書かれているありがちな話である。 ただ、それと知りつつ目頭が熱くなるのは、作者の思うつぼに見事にはまった感あり。 ふうちゃんが、結局はハルさんに似た人を選んだということが最後でわかり満足感で読了できる。

    3
    投稿日: 2014.05.21
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    内容、構成、文体、とてもよかった。藤野さんの本初めて読んだのだけどもっと読みたい。 文庫版あとがきで涙でた。

    0
    投稿日: 2014.05.17
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    ミステリーな味わいありつつ、ほっこりした 若い父親の目線での、子供の成長を見守る 穏やかな語りが、なんとも言えません。 日常が、こんな感じで過ごせたら、 どんなに素敵だろうかと、おもいました。

    1
    投稿日: 2014.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

     旅行中の機内で読みました。それくらいあっさり読めちゃうミステリー。というか、ほのぼのヒューマンドラマかな。  父子家庭の大変さ、切なさ、親の子供への愛情がひしひしと感じられて良かった。しかし、うちの子を見るとふうちゃんが年齢の割にしっかりしすぎているように思う(笑)男手ひとつで育てたから?   登場する瑠璃子さんはハルさんの心が生み出した幻影だと思うけど、「瑠璃子さんならどうする・・・」と亡き妻の行動を思い出しつつ推理していくハルさんが、ちょっと切なかった。

    1
    投稿日: 2014.05.03
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    前から読もうと思っていましたが、なかなか手に取らなかった1冊です。読んでみて、こりゃずるい。お父さんは泣いちゃうよ,と思いました。 ストーリーはハルさん(春日部晴彦)が墓前で亡き妻(瑠璃子さん)に報告するところから始まります。 「瑠璃子さん・・・ 今日はね、ふうちゃんの結婚式なんだよ」 結婚式に向かうハルさんの脳裏には、男手一つで育てたふうちゃんとの思い出がフラッシュバックしていく。幼稚園、小学校、中学、そして大人へと過ごした二人の月日が、小さな日常のミステリー仕立てで展開していきます。随所に出てくる、しっかり者の瑠璃子さんと、子育てに自信の無いハルさんとの会話(?)からも、ふうちゃんへの愛情があふれてきます。 「お父さん。今までありがとう」 「お母さんは、いつもお父さんと一緒にいて、見守ってくれてたから」 こりゃ、絶対泣いてしまいます。

    8
    投稿日: 2014.05.02