
総合評価
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powered by ブクログ―――ボビーがセックスしてくれたおかげで、おいらは自分の顔に絶望せずに済みました。 おいらはこの経験だけで今後何があっても生きていけると思いました。――― うう、すごい。 うう、痛い。 人間が生きていく力って、とてつもなく美しいなあと思った。 統合失調症の著者は、前夫を自殺で亡くしていて残ったのは借金だけで、AVでスカトロやったりそれはそれは私の理解を超える経験をしていて、舞台上で首切って自殺未遂したり、本書でも歩道橋から飛び降りて顔面粉砕骨折してる。 それでもなんで生きてるかっていうのは、ボビーという愛する人を見つけたからだと思う。 ボビーは60超えてて著者より25も上だけれど、男気がある人だっていうのは読者の私でもわかる。 絵がとても稚拙なのも、重いストーリーだからこそ、これじゃなきゃダメだと思った。たぶん、これよりすこしでも上手かったりしたら、読めなかった。 直視できなかった。 帯に書かれていた井浦秀夫さんのことば ―――卯月妙子は、あっちの世界の「現実」を、こっちの世界の言葉で語れる稀有の人だ――― これはほんとうにそのとおりで、妄想や幻覚は、統合失調症の人にとっては紛れもなく「現実」なのがわかる。 それを、漫画に書いてこちらに理解させるって、すごいことだよなって思う。 悲劇のヒロインぶることもなく、不幸自慢をすることもなく。 これだけの経験をしていたら、もっともっと、ひたったり、酔ったりして自己中心的なストーリーにすることも可能だと思う。 それをしなかった。 ただただ、ボビーという男性を愛して、家族や飲み屋の仲間や劇団の仲間や主治医やまわりのみんなに感謝している物語だと思う。 これが読めてよかった。
0投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ人間讃歌のコミックでした。 読み進めるのが、とてもきつくなることが何カ所もでてくるけれど、それをあの良い意味で「ヘタクソ」な画が中和してくれる。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログメンヘル系マンガ、間違ってもメルヘン系マンガではございません(^_^;) 西原理恵子先生がさらに踏み外してしまうとこうなるかもしれないという作品であります。 元スカトロAV女優、新宿のストリップ劇場で自殺未遂というとんでもない伝説を持つ卯月妙子先生の半生が綴られております。 統合失調症特有の妄想感が私の心の奥底に眠っていた怒りや不安、悲しみを蘇らせてくれます(TT) ただ、内縁の夫や家族に支えられ生きているありがたさに気づいたことが救いです。 ここまで命をがっつり削らないとわからないなんてこともないだろうにと思うのですが、生まれもったカルマなのでしょうかね。 レベル:347 思ったより高いですね。 毒っ気が強いのであまりおすすめしませんが。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人気あるみたいだし、読んでみよって気持ちで読んじゃいけない漫画だった…。 なんというか…重い。 衝撃なことをさらりと描いてる分余計引きずられそうになる。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ高橋源一郎さんのエッセイで絶賛(?)していたので購入。 元AV女優で漫画家。 統合失調症で歩道橋から車道に顔から飛び降りて大怪我を負う。 ストリップ劇場の舞台で喉を切って自殺未遂を図ったこともある。 すさまじいと感じるべきなのかさえ分からなくなります。 簡単に分かると言ったり、ましてや同情すべきではないのだろうな。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログかなり強烈な内容。 それでも、「生きたい」という光がおぼろげながらも感じられるのは、やはり作者の強靱な生命力によるものか。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログこんな人生送ってたら、自分をネタにマンガを書こうと思えるだろうか…たくましい人です。いろんな悩みを持ってても卯月さんほどじゃないな、と思わされる、すごい内容です。一応、逆の影響もあるかもしれないのでおおっぴらにおすすめできないですが…。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ卯月妙子の第3作。「新家族計画」の後の10年を綴ったノンフィクション。著者が、あまりに密度の濃すぎる人生の末に見つけ出した、一応の幸福。卯月妙子の人生自体が凄絶なドラマだが、その一部を追体験できてしまうこの作品は、紛うことなき名作。ただし相当に読者を選ぶことに注意
0投稿日: 2013.01.02
powered by ブクログボビーは漢だ。ボビーと出会えた事が今までの卯月さんが救われたと思う。 こんな愛の話は卯月妙子だから書ける。次回作出たら買います。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とてつもなく重い漫画だったけれど、私の知らない物をいっぱい教えてくれた。卯月さんがボビーさんと出会って良かった。次の漫画も待ってますからゆっくりでも描き続けて下さいね。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ近来稀に見る悲惨な物語だと思うけれど、最後にあふれるほどの温かい希望というものを感じるのが不思議だ。例えば、今このとき、漫画に登場した人々がのたれ死にしていたとしても、その思いは変わらない。 大概の物語で、私はハッピーエンドを望み夢想する。でも「人間仮免中」では、そうは思わない。すでに救われているから。この漫画の中で「救い」は個人的な体験であると感じた。
0投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログ妄想をこんなに憶えていて、描けるものなんですね。現実として描かれているところが本当に現実だったのかどうかは読み手にはわからないわけなんですが…。本編の絵はかなり荒れてますが、表紙はうまいです。それだけ回復されてるということなんでしょうかね。
0投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログ人の弱いところを見せられる人はとても素敵。 自分は弱いといえる人が欲しいと思った、 でもそんな人と巡りあう事ができる人は 自分の弱さを露呈出来る人。 そんなひとになりたいな~
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログどんな姿、心でも生きたいと思える。そこがすごいなぁとおもった。俺がそんな状態だったら生きたいと思えるのかなと考え込みました。 読めて良かった。
0投稿日: 2012.12.25
powered by ブクログ凄かった。 自分の想像が及ばない世界が現実にすぐ近くにある事を確認させられた。 今まで勝手に抱いてきた「マンガ」へのイメージが完全に覆された。 この重さは凄い。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログぅわあぁぁぁぁぁ(@_@) これはノリなんかで読んだら後悔する。今、猛烈に後悔してる。人にはすすめない。
0投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログしんどかった。 昔のシゲルを知ってるだけに、まっすぐ育ってくれてほんとによかったと思う。 こんなにしんどい漫画はきっとない。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ人を愛するということは、斯くも素敵なことか!苦が多いだけに研ぎ澄まされた愛情がここに存在すると思う。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分とはまるで違う知らない世界のようで、衝撃的。しかし妙な読後感だなあ。感動とともに別の感情もうまれた。悲しみみたいな…。 帯にあるような、生きててよかったという歓喜の感想はもてなかった。読んでよかった。
0投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログ2012/12/16(日)の読売新聞「本よみうり堂」で、小泉今日子さんが書評で絶賛していた漫画です。 小学生のときに統合失調症を発病し、以降、自殺を繰り返す30代元AV女優が、歩道橋から飛び降りて顔面を粉砕骨折するも奇跡的に助かり、入院生活の中で母親や25歳上の恋人に支えられてもがき生きる姿を描いた自叙物語です。 生きるのが大変そうだけれど、周りに助けてくれる人がたくさんいて幸せな作者だなと思いました。
0投稿日: 2012.12.19
powered by ブクログこれは、「面白い」って言ってしまってよいのだろうか? コミカルに描かれているけれど、凄絶。 途中辛かったりもするけれど、読んでよかったと思う。
0投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログここまで自分と距離感があり過ぎるとリアリティが無くなって、なんだか一本の映画を観てるくらいの重厚感。 ずっしり、重たい。。。 「ボビーがセックスしてくれたおかげで、 おいらは自分の顔に絶望せずに済みました。 おいらこの経験だけで 今後何があっても 生きていけると思いました。」 愛ってなんだ、 愛するってなんだ、 自分のことしか考えず、手前の都合だけで相手を傷付けてきた、 そんな自分に読ませたい本です。 「シゲルが大学入ったらボビーは66歳… それを考えるとちょっと切ないけれど おいらは結婚の話を シゲルにするのはやめにしました。」
0投稿日: 2012.12.16
powered by ブクログ絵も下手だし、話の流れや感情の変化がわかりにくい漫画だったけど、 妄想と現実と狂気がごちゃ混ぜになって何が何だかってとことかそのまま彼女の「現実」なんだろうな。 あんな激しい世界が繰り広げられてたなんて。めっちゃ疲れそう。 卯月さん生きてて良かった。 読んで良かった。 読んでて二度ほど泣いた。 でも二度とも幸せ泣だった。 てか癇癪も相当やっかいなんだね、ボビー。。私あんなに恋人にガン無視とかされたら寂しくて心折れそう。 卯月さんすごいなー。ボビーすごいなー。家族すごいなー。 一生涯の相手って、いつ出会うかとか今までの人生がどうだったかとかお互いを傷つけるとか癒すとか、そういうのを越えて、いる時はいる。それって結構希望だ。 愛し合うって歪んでるけどまっすぐで、不完全だけど完全だよなー。 一にあること、 二に健康であること(だっけ? 生き様なんて五番目だ。 あとカストロ?ってのがあるのを始めて知った。かなり衝撃的だった…(需要、あるの、、?)
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログとにかく読んでみてください、と言う他ない。マンガとしては大して面白くない。でも、最後まで読まずにはいられない。絵の軽さに比べて、読後感の重さがすごい。そうとう後を引きそうだ。
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログ統合失調症の人が書いた、自分のことのマンガ すごー。 私には、普通モードの時でも十分ぶっ飛んでるようなw でも統合失調症は薬でおさえることができて、社会生活が出来るんだなっていう感動。ちゃんと会話ができて、仕事ができて、周りに仲間がいて、恋人がいて。それがよかった。そして症状が出ている間の妄想やら、行動やら、どうなるのかしっかり書いてあってすごかった… ほんと、学校じゃ全然やらないその病気の実際が分かったのが一番よかったかな。統合失調症といえばbeautiful mindもあったけど、こっちは私たちの生活にとても近いから、イメージがつきやすかった。向こうはやっぱり「統合失調症と家族愛、復帰を描いた映画作品」って感じ。人物も、天才ナッシュ教授だから私ではなかなか普通の統合失調症の人ってどんなだろうってなるんだけど、こっちはほんと庶民の目線から、しかも本人が書いてるんだからすごい。 それが一番大きいな。 あと、それに関連して死亡原因とかも調べてみたんだけど、自死って全然すくないんやね。何かしらんけど心臓疾患が多くなってた。生活習慣に問題があるって調べたら書いてあった。メタボ罹患率も高いんだって。 結構べんきょうになったー いや、ダイブすごい…
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ各所で話題の本作、作者のノンフィクション自伝コミックである。スカトロや性倒錯気味のAV女優として高い人気を博した著者。その方面に無知だったので知らない人であったが、その後壮絶な人生を送ったようだ。統合失調症を患うことの悲惨さがヘタウマな漫画から唸りを挙げて読者を襲う。著者を救う重要な人間がここに一人だけいる。愛する異性が最終的に人生の幸不幸を決定づける、それがこの本のボビーと著者を見るとよくわかる。人は人に救われ生き続ける、それは人生のどの場面で出会ってもいい、ゴミのような人生を送って来たっていい、すべてくるんで最後まで一緒にいてくれる人、そんな人を見つけられたら素晴らしい人生だ、そんなシンプルな答えを壮絶すぎる人生劇場からそっとすくい取って見せてくれる。なかなかの良書だった。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ大変。面食らうなんてもんじゃない、フルボッコの衝撃。どうか覚悟して読んでほしい。ごめんなさい。ありがとう。
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログ理解しようとしないで楽しまなとついていけないくらい、激しくいかれた人生に度肝抜かれました。愛とはなんぞやと考えてみたけどさらにわからなくなったよ(´Д`υ)
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ卯月 妙子 イースト・プレス (2012/5/18) ドギモをぬかれたコミックです 全く知らなかった著者 なんと壮絶な人生 ってまだお若いけれど 共感は無理でしたがただただ唖然と読みました 人間てなんだろう?なんて考えたり ≪ 振幅の 大きさゆえに 静止する ≫
2投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ文字通り身体を張って描かれた1冊。確かに波乱万丈、壮絶である。だけど根底のところで著者は死にたくないとちゃんと思っている。そこに希望がある。パートナーであるボビーさんに出会ったからこそ、なのであれば、不幸な事故にさえも大きな意味があったのだろう。それにしても、統合失調症にとって病識があるというのはとてつもなく大きなことなんだと認識させられた。ボビーさん、そして母親の著者への愛情が、一介の読者である自分にまで沁みてくる。卯月さん、生きていてよね。生き様なんて5番目だ。
0投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ一見絵が下手に見えるのに心にすっと入ってくるのは一体何が上手いからなのか、そもそもこの絵はもしかして上手いのか、そこのところを批判的に読めたらなあと思った。もしかしたら漫画も音楽と同じように、内容の面白さそのものは作者が同じである限り技術の変動にもかかわらず一貫するものなのかもしれないとか思ったりした(作者は10年ぐらい前に何冊か単行本を出していて、当時はもっと絵が綺麗だったと思うのだが、俺はその頃にファンだった)。
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログあまりひとにすすめるような作品ではないが、何かが越えている名作である。「もらった!」というシーン。なぜ表現者として、発表する側としてあろうとするのかと、とても震えました。あとボビーさん。かっこいいとはこういうことだと教えてもらえました。ありがとうございました。
1投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログこれは、「愛と冒険の物語」だ――井浦秀夫(漫画家) 帯にはこの一文。これ以上言うことがあるだろうか。
1投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログ漫画なので読みやすい。どんな心理教育のテキストよりもリアルな感じがある。薬はもっと整理できないもんかと思ったりして。主人公はとても素晴らしい辛抱強い家族に囲まれていたが故に生きていられるんだと思う。
1投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ失踪日記を読んだ時に似てる。考えられない状況を克明に綴っていることに感謝。業を見る思い。これ、後書き時点で処方されてる薬の量が作中より明らかに増えてるんだよね。どこからどこまでが本当にあったことなのかわからない。多重構造が通常より余計にある。恐ろしい。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ先日受講したメンタルヘルスの研修会で紹介された漫画。調べてみたら、かなり話題の漫画と分かり、購入して読みました。統合失調症の症状ってこんななんだとか、パートナーの愛の深さに感激したりとか。
0投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
統合失調症ってどんなものだろうと読んでみたけれど、すさまじい「普通じゃなさ」。 肩から背、臀部に渡る大きな刺青。この掘りものがあっては、普通の人ならタンクトップを来て人前に出ないと思います。 が、著者は出てしまう。この普通じゃなさのどこまでが病気で、どこまでが個性の問題なのか、読み終ってもよくわかりません。 著者には病識があり、障害者手帳も持っているけれど、強い自己肯定感を持って生き生きと生きています。 (とはいっても病気だから、希死念慮にとらわれることもあります)。 感謝はしても卑屈にならない著者、そして家族や恋人の愛と理解は本当に深い。なので、読んでる最中はハラハラして苦しいけれど、読後感が爽快な作品になっています。 ただし性描写について実に端的直接的絵柄です。通勤電車等では読まない方がいいでしょう。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔付き合っていた彼女と似ていると思った。子供っぽいところが特に。だから付き合っている男の気持ちもわかる気がした。 子供の反抗期のように、きっと当たり前のように愛情を注がれるとつき返したくなるのだろう。多分この男の受け入れる器は、ほんの少し小さい。 後半、別れに向かう現実が、ひしひし伝わってきて読んでてつらかった。その後どうなったんだろう。 卯月さんみたいな人は幸せに生きてほしい。
1投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログ若い頃に統合失調症を発症し、きわどいAVへの出演や舞台活動などの経歴の間に入退院を繰り返す作者。支える家族、出会い、人間という生き物のたくましさと繊細さを味わいました。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログ元AV女優、漫画家でもある著者が、自らの病、統合失調症の凄絶な闘病と、それを支える家族や恋人をリアル過ぎる筆致で描いた怪作。 昔より下手になった絵が(もちろんそれにも理由があるのだが)とてつもないリアリティを生んでいる。 『このマンガがすごい!』にはエントリーされないかもしれないが、僕が今年読んだ本の中で一番の傑作。ハートの弱い人にはお勧めできないけど。
1投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログ凄いと噂で気になっていましたが、ついに手を出してしまいました。 僕は精神病系に懐疑的ではあるのですが、こうまざまざと突きつけられてしまうと、少し怯む。これはレアな話なのか。著者はアブノーマル系で鳴らした人だそうだけど、でもこの話がレアかというと、実は社会の何処にでもある話なのかもしれない気もして、また怯む。懐疑的だとシャットアウトせず、そんなことも想像しなければならない。人には勧めないけど、読んでよかった、かな。
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ページをめくるのを躊躇した。あまりにも強い生と死の臭いの間で、こちらの息がしにくくなった。でも読むのをやめられない、想像することは出来ない、見たことのない世界。統合失調症は今や身近な病ではあるけれど、実際に体験したことのない私には想像することがとても難しい。でも、それでいいと思った。訳知り顔で、分かるよ!なんて言っていい話ではない。 卯月妙子の人生はあまりにも壮絶過ぎて、咀嚼して飲み込めるような単純な話は一つもないのだけど、この人が生きてるだけで最高だ!と言えるまでに回復できたことは、すごいことだと思う。ボビーさんの不器用ではあるけれど、強い愛情や、家族の支えがあってこそのものだと思った。 正直、統合失調の症状が出てる部分は読んでいて怖い。誰にでも、なる可能性のある病気。今、たまたま私はその病に罹っていないだけで、いつそうなるのかわからない。私がそうなった時、この人の周りの人たちのように支えてくれる人はいるだろうかと考えさせられた。心臓が痛い。
2投稿日: 2012.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
西原理恵子の「ぼくんち」を初めて読んだときの感覚に似ている。 これはなんというか、感想が書くにくいマンガだ。 すごーく時間が経ってからまたきっと読み直したくなるだろう。 統合失調症を患いながらも生きていく卯月さんを、 内縁の夫であるボビーさんが横にい続ける日々。 歩道橋から飛び降りて顔面ぐっちゃぐちゃになってセックスしてくれる、 チンコが勃起してくれる、 コレは自分でもきっと心底嬉しく思っただろうな。 受け入れてくれる、と信じられる瞬間だろうな。 お二人にはこのままい続けて欲しい。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログ統合失調症を抱えた著者が25歳年上のボビーと出会い幸せを掴んだかに思えた直後に横断歩道橋からダイブして、、、という壮絶な話です。 卯月 妙子は、10年くらい前に『実録企画モノ』でブレイクした漫画家で、『新家族計画(全2巻)』が出た後、マンガの世界には現れなくなりどうしているのかなとは思っていました。 『実録企画モノ』も壮絶な私生活をそのまま描いたもので、うわわわぁぁぁーーーという感じのマンガだったのですが、この『人間仮免中』は、それを超えています。 しかし、話の本質はとても純粋な愛情をえがいたもので心を打ちます。 映画化すると良いと思いました。
1投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログ読むドラッグ。途中猛烈にバッドトリップするので弱い人は読まない方がいい。 もし読むなら『家族計画』や『企画もの』を読んで大丈夫か確認してからの方がよい。 もしバッドトリップに耐えて物語の最後までたどりつければ感動するだろう。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ著者の自伝コミックエッセイ。著者の経歴から想像してはいたが「むちゃ壮絶」だった。この内容を漫画という表現でこんなエンタメにできるなんてすげー才能なんじゃねとか思ったり。軽い目眩でクラッとくる怪作。夫ボビーの愛の深さは涙もの。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログ寡聞寡聞にして未知だった。卯月妙子という人のこと。 さらりと描いているけれど、こんなもんじゃなかっただろうと思う、その半生。支えてきた家族の苦労もそりゃぁハンパないだろう。 妄想や幻聴の派手な陽性症状を通院と投薬で抑えつつなんとか社会生活を営んでいられるのも家族あってのもの。そしてボビーあってのもの。 寛解状態で幸せに暮らせることを祈らずにはいられない。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログそういや、最近名前を見かけないが…と思い検索してみたら大変なことになっていたとは…!!しかも10年の沈黙を破り、ついに新刊が!!以前に比べて絵は格段に下手になっている。が、それは内容を読めば納得できる。劇場で首切り自殺未遂。そして今度は歩道橋からダイブし顔面崩壊…それでも彼女の今からは幸せを感じるのは何故だろう。ただしこの本は、自分の精神状態が良いときに読むことをオススメします
0投稿日: 2012.05.29
powered by ブクログ歩道橋からバンジー!持病と併せて回復までの壮絶な日々も、突き放した視線で淡々とユーモラスに描かれていて、この読後感は吾妻ひでおの「失踪日記」に似てるなぁと思ったら、こちらもイースト・プレスでしたか。 事故&闘病ともうひとつ、軸になっているのは壮大なる惚気!これがまた頬がゆるんじゃって、ゆるんじゃって、このーッ!幸せもの! ボビーをはじめ、彼女をめぐるひとびとのなんと柔らかなこと。病に対する理解度の高さ。読んでいるとじわじわとこちらの気持ちも暖かくなってきます。 あまりにも面白くて一気に読みたいところが、時々連れて行かれそうになってしまうのが唯一の難点w なんらかの投薬ちゅうの方はご用心w
1投稿日: 2012.05.22
