
総合評価
(275件)| 61 | ||
| 83 | ||
| 61 | ||
| 17 | ||
| 12 |
powered by ブクログ胸糞悪いです。 読むのしんどくなって途中で離脱しました。 面白さが見出せない。 次はどうなるんだろうとか、気になる感情が湧かない。
0投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログかなり凄惨な内容だったが何とか読了した。コミュニティの中での独裁は決してあってはならないものだと痛感した。
0投稿日: 2026.02.18
powered by ブクログすんごい胸糞悪い(褒めてる)。 電車の中で読みながら、何回顔を顰めたことか… なのに「凄い」と感じる小説でした。
0投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
※基本的にややネタバレ感想系。今回は普通にネタバレ感想 『隣の家の少女』 著:ジャック・ケッチャム 訳:金子 浩 出版社:扶桑社 レーベル:扶桑社ミステリー 【紹介】 約30年前、1958年の夏を「わたし(デイヴィッド)」が回想する。 当時12歳のわたしは、夏休みのある日、美しい少女メグと出会う。一瞬にして心を奪われた彼女は、隣のチャンドラー家に引き取られてきた姉妹の姉だった。 そのメグに心躍らせるわたしは、ある日彼女がひどくせっかんされている場面に出くわしショックを受ける。しかしチャンドラー一家や、その地域で生きてきた子供のわたしには、それをただ傍観するほかなかった。 メグへの虐待は少しずつエスカレートし、ついに彼女は、地下シェルターとして作られた地下室へと連れて行かれ、とじこめられた。 残酷な出来事が微に入り細に入り描かれてゆく中、わたしは時に賛同し、時に流され、時に救い出そうとし、時に対立する。そんな少年の心の機微を一人称で鮮やかに描き、読むものを惹きつけるサスペンスホラー。 【きっかけ】 この本を読む前に『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件(新潮文庫)』を読んでいたのは偶然ではない。 この本で語られている「北九州連続監禁殺人事件」と同じような監禁、虐待死事件が海外でも起こっていた。それが「シルヴィア・ライケンス殺害事件」で、この事件に直接影響されているのが本作である。 関連性のある事件内容だったので、検索していたらこの事件とフィクション作品が出てきたため、読んでみようと思った。 【感想】 ◆現実の出来事のフィクション化 本作で描かれている監禁と虐待の態様は、Wikipediaを読む限り、「シルヴィア・ライケンス殺害事件」とそっくりだ。ただし時代は古く設定され、その時代背景に即した舞台装置がいきいきと描写されていること、主人公の少年の目で描かれ、彼の心の機微が手に取るようにわかることが、フィクションであるのを裏付けている。 時代を古く設定する試みは事実を元にしたフィクション作品によくある手段だろう。例えば「仮名手本忠臣蔵」は江戸中期の赤穂事件を、南北朝時代まで遡らせて登場人物を設定している。 ノンフィクションをフィクションにするにはよく使われる手だが、仮託した時代にふさわしい事物を描いて物語にしてゆく作業は結構骨が折れると思う。もとの事件とフィクションの背景描写をしっかり関連させないといけないし、事件のきっかけだとか小道具などの筋立てに関わる部分にきちんと食い込ませないとフレーバー以上の意味がなくなってしまい、もとの事件をWikiで読む方がかえって面白い、なんてことにも繋がりかねないからだ。 1950年代のアメリカの片田舎がどんなところだったかはさっぱり知識がない。でも筆者の筆致で色々なことが解ってくる。その時代の子供たちがどんなことを考え、悪く(いや程度が低く)大人びていたのか、どんなことに興味があったのかなどがいきいきと伝わってきた。 ◆何を読まされているのか~メグへの応援…ほっとするのか しかし、読んでいる途中で思ったのは「自分は一体何を読まされているのだろうか」ということだった。こんなものを読んで何になるんだろう、と。 主人公の何もできなさや、ルースという女のほとんど狂った所業、自発的に虐待を加える恐るべき子供たち。人質として折檻を受けるスーザン、そして徐々に取り返しの付かない怪我を負わされるメグ…。 ノンフィクション(Wikiや「消された一家」)で散々読んだ虐待のいちいちを延々と読まされてしまう。しかしこれはフィクションだ…主人公わたしの気持ちもうまく描写されていて、助けたいのに助けられない、助けたいと思ったけどメグも悪いといった、そのときそのときの主人公の感情が実に微細に描かれている。 メグにはあともうちょっと、あとほんの少しでいいから頑張ってほしかった。きっと脱水症状や栄養失調、感染症、日々の虐待による心臓への負担やショック症状が原因で亡くなったのだろう。気丈に心を保ち、決して諦めない心の強さを持ち、その精神力を超える暴行を何度も喰わされ、なおも希望を捨てなかったメグ。心に対して体の衰弱がひどすぎたのだろう。でも、モデルとなった実際の事件の無慈悲さを思うと、主人公が一緒に監禁されたのは、むしろ読者としてはホッとした。 そして、希望を決して捨てない彼女をずっと応援し続けた。高熱を発して精神錯乱を起こしてしまった姿はたまらなく痛ましく悲しかったが、あと少しで助かる道が開けるという予感があったから、あともう少し、あともう少し…と心のなかで思い続けた。しかし、息を引き取ってしまった。 彼女の死はあっさりしていた。傷を何十カ所も負い、おそらく最初に出会ったときの彼女の姿はどこにもなかっただろう。でも主人公はそういう姿を見いださなかった。ただ淡々と、当然の帰結に署名をするかのような、簡単な一文で彼女は死んでいた。 読んでいる自分もついに来てしまった…と思ったが、同時にどことなく一息ついた感じも受けた。あれだけ虐待描写が続き、彼女の狂いはじめた精神をみていられなくなったのだから、読者の立場としてそれは当然だと思う。 しかしもし身近で起こった出来事だったら一息つけるのか、お前は? と指をさされて追求されている気持ちにもなった。いつ夜明けが来るとも知れない所業の中で、夜明けの時刻に彼女が死んだ。それにほっとするのか、お前は? フィクションである、それを差し引いても人間とはこんなに残酷なものなんだよと、作者に突きつけられている気分になった。 ◆結末のカタルシスとメグのIf 結末に関してはなにもいうことはない。ああなってもならなくてもいいと思ったし、むしろこの事件とは全く別件でろくでもない死に方をしなきゃいけなくなった…くらいのカタルシスでもいいような気さえした。 メグが静かに息を引き取ったことで、何もかもどうでもよくなってしまった自分がいた。 後味の悪さがこの種のサスペンス、ホラーにつきものなのは解っている。だが文中すでに散々強烈なシーンをみているために、後味が良かろうが悪かろうがあんまり関係なくなってしまったのだ。 ルースの最期は当然だとおもったが、残りのゲスなガキどもはぬるい少年院送り…なのが本当に腹立たしかったが、致し方ない。このあたりが溜飲を下げつつも後味の悪い印象を残す嫌ミスならぬ嫌サスなのだろう。 地下室というどん詰まりの同じ場所を舞台に、一人の少女をなぶり殺しにするだけの作品ではあるが、そこにはドラマがあり、読者の心を惹きつけてしまう魅力のある作品だ。何度も読めはしないし、例え作品でもメグの来世を思わずにはいられない。その気持ちがわき上がることそのものが、読後の気持ちを落ち着けてくれ、自分は少しは正常なんだと確かめられるのかな、と感じた。 メグがしあわせに育っていったら…というIfを想像しながら、感想を書き終えたいと思う。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ両親の事故でルース一家に引き取られたメグとスーザン。 ルースのメグに対する残虐極まりない虐待がエスカレートして、ルースの子供たちも加わり虐待が加速していく。 ディヴィット(語り手)がメグを助ける手立てを少しずつ模索するけど、いよいよギャーな展開。 そもそも救いを求めてケッチャムを読むのは間違いだけど、虐待シーンよりもメグの狂ってく描写がムムム。
1投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ残酷、グロテスク、正視に耐えない、気が滅入るというか摩耗して立ち上がれなくなる。 この衝撃、この残滓。小説として素晴らしいのは分かるが、あまりにも、という作品。 ただ舞台となった時代や書かれた時代より、現代の方が、この立場の女性の追い詰められた状況や精神にも思いを寄せることが可能になっているはずで、そこにも考えを巡らせる必要が、今の時代の読者だからこそあるようには思う。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ両親を事故で失い隣人のルースに引き取られたメグに恋をした12歳のデイヴィッド。ルースによりメグは地下に監禁され子供達から暴行を受けるが、デイヴィッドは傍観することしかできない。 海外小説はあまり読まないので馴染みのないシーンも多いが、テンポがいいので読みやすかった。 …善悪の判断を失っていく子供達の暴力は怖い。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログひどい… 女子高生コンクリート事件も、きっと、こんな心理状態だったんだろうな 少年たちは、心が麻痺してくると、止まらない。 そして、映画キャリーに出てくるババアのメンタルも、こんな感じだろうな…
0投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ朝の通勤時に読むものではない。気が滅入る。 今まで読んだ本の中で一番最悪で残酷なお話だった。 文章も読みやすく情景もありありと浮かぶし、先が気になるからどんどん読み進められるのに、人にお勧めできない本。
1投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログFbで絶賛されていたので気になったけれど、このブクログの評判見て読む気なくした。私の趣味てはないということがわかった。 というわけで読まない本の覚書として。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ虐待していた母親の気持ちがわかる。 旦那はいなくなって、息子たちを1人で育てていて。 女がする仕事もない。 そこに若くて可愛い娘がやってきて。 老いていく自分が惨めになったんだろう。今までの色んなやるせなさがどうにもならなくなって。 嫉妬心とか、劣等感、羨望、、、そんなんが合わさっちゃったのかな。 私はそこに感情移入しちゃったな。
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スプラッター描写が多すぎる。読むのが辛い。ディヴィットが両親にメグが虐待されてるのを言えなかったことと助けたい気持ちともっと虐待を見てみたい気持ちの葛藤に憎しみを覚えたが、この本を辛くても最後まで読んでしまった私と重なる部分がある。だからこそディヴィットに共感できてしまって苦しい。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ1950年台のアメリカ 隣に引っ越してきた両親を亡くした少女が養親の女と子どもたちに虐待され虐殺されるまでの日々を、隣に住み少女に恋しながら見続ける少年の目を通して描いている。 ホラーなんだけど心のどこかに恋の気持ちが滲む。 不思議と読み進めてしまった。
0投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログパラノイアの暴走は誰の手にも負えない。 ただ関心領域の内外を往復するうちに侵食されていく。そしてそれは読者も巻き込んでいく。読後の罪悪感はこれ以上ないに等しい。
0投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログこれ、どうなるんだろうと最後までページをめくり続けました。後味の悪さという意味で映画ファニーゲームが頭をよぎりました。
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ色んな意味で読むのが辛い! 何かが起こり始める中盤まではひたすら私の苦手な翻訳もの特有の分かりにくい文が続き心が折れそうになる。 中盤からは慣れたのか読みやすくなって一気に駆け抜けたけど。 あれだね。三郷の…コンクリートの…どこまで行っても救われなく結局加害者も未成年で… まあ、そのグロいかって言われればそうなんだけど、その描写よりも一方的にやられるのを読むのは精神的にキツイよね。 これは作者が意図的に追体験させてんだろうな。 あー。キツかった。
7投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ怖いもの見たさで購入 表現力が凄まじく拷問シーンが鮮明に浮かぶ 感動もなければ何も得るものもない ポッカキットとかみる人は好きそう
1投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
交通事故で両親を亡くし、多少血の繋がりのあるチャンドラー家に来たメグと妹のスーザン。隣人であるデイヴィッドの視点から物語が語られる。 あのスティーブン・キングが絶賛とまで描かれていたので期待したけどつまらなかった。 あとがきに“裏スタンド・バイ・ミー”と書かれているが比べ物にならない。 今作をなんで読みたいと思っていたのかは忘れてしまって、勝手にどんでん返しでチェックしていたのかなと思ったけど別にどんでん返しではなかった。 今作に出てくる登場人物みんなクソ野郎。 ただただ腹が立つ。 洗脳ではないけどその環境にいることによっておかしなことをおかしいと思えない思考になってしまうことが怖いなと。 日本の女子高生コンクリート詰め殺人事件を思い出した。 今作をエロとして消費できるのだとしたらその人も彼らと同じ人種では無いだろうか。 男性と女性で受け取り方が違うと思う。 デイヴィッドがルースに対して恋心に似た大人の女性に惹かれる描写があるがそれを理解してもメグの身に起こる虐待はもっと早くにおかしいと気づくべきだったと思う。加えて残念なのはデイヴィッドが気づいてもデイヴィッドの両親がどうしたかということ。夫婦仲はとうに終わっているし、私の予想としては「チャンドラー家と関わるのを辞めなさい」で終わっていたと思う。 ルースに逆らうメグに対しての周囲の驚きや怒りは妙に生々しい。
1投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ隣にやってきた美しい少女メグが地下で監禁虐待を受けているのを見ているデヴィッドの話。 まっじで胸糞の悪さ。これから何を得るのか何のためにこれを読むのか分からない。一生読み返さんし、けど一生この作品を忘れることもできやん狂烈さ。これの何が胸糞悪いって、読んでる側が共犯というか見殺した黙殺した側になってるような気にさせられること。最後まで読んでしまって共犯者にさせられた気にしかならん。何故途中で読むのをやめなかった、いややめれやんかってん。
2投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ2024.6.23 読了。 交通事故で両親を亡くしたメグとスーザンは小さな町に暮らすルース家に引き取られる。ルースとルース家にいる三兄弟、それに小さなコミュニティに属する近所の子どもたちは段々とメグやスーザンに虐待をするようになる。主人公のデイビッドはそんな状況からメグたち姉妹を救うべきだと思いつつもルース家の虐待を見続け葛藤する。 ☆3.5 読んでいる間、女子高生コンクリート詰め殺人事件が脳裏に浮かんだ。虐待は美少女メグに対するルースの女性的嫉妬やデイビッドを含む年頃の少年たちの興味から虐待はエスカレートしていく。普段は友好的なルースが絶対的立場に君臨し、それに従ってしまう集団心理の悲劇さがあった。 ルース家での虐待が段々と酷くなっても、良心や道徳心を越える感覚で読者も含め麻痺していく感覚も感じた。 メグ姉妹を思うと日々受ける残忍な行為から救われてほしいと思う反面、主人公デイビッドも「もっと見たい」という感覚を持ってしまう人間の恐ろしい感情を目の当たりにしてしまう。 読んでいて気分が良い作品とは言い難く、心が弱っている時には読まない方がいいかもと思う作品。
1投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ嫌悪感、不快感、胸くそ悪さ、吐き気を欲しければケッチャムを読むべし! メグとスーザン姉妹は両親を交通事故で亡くし、三人の息子を女手ひとつで育てているルースに引き取られる 両親を亡くした姉妹はそこで心の傷を癒やし幸せな生活を送る、、、 はずがあるかーい!!! だって、この物語を書いているのはケッチャムですよ! ケッチャムがそんな心温まる話を書くはずがあるかい! なぜ!?なぜ!?なぜーーーーっ!? メグが一体何をしたの!? なぜこうなるの!? 可哀そう、、、 耐えられない、、、 とかいうレベルの話でないです 監禁、虐待、暴行のオンパレード 少女の身も心もボロボロになっていく描写に私のピュアな心も崩壊 耐えられないけれど、このぞくぞくさせられる感覚にページをめくる手も止められない オレやべぇーかも、、、
47投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かなり壮絶で、でもこういった酷い事件は日本にもあるし、身近な事でもあると思わされる小説でした。大人ですら心から信用してる人達の行動には知らず知らず同調してしまい、自分に言い訳をしたりして目が覚めるのが遅れることはあると痛感しているので、デイビットの気持ちも凄くリアルに感じました。心に残りました。
2投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログヒボさんからのおすすめ!やっと、読み切りました。ほんと、やっと…です。私は小説を読みだすと、そのお話をエンディングまで読み切ってそれから次の作品を読むようにしているんですけど、この作品は序盤からかなり…だったので、他の作品も読んで気分転換しつつ読み出しました。でも、不思議なんですよねぇ…中盤から終盤にかけては読む手が止まらずに一気読みしちゃいました。 両親を交通事故で亡くしたメグとスーザンは、主人公のわたし(デイヴィッド)の隣の家、チャンドラー家に引っ越してきた…。メグに好意を抱いたわたしだったが、チャンドラー家の主婦ルースが主導し、遊び仲間でこの家の子どもたちが、2人の姉妹を虐待し、やがては地下室に監禁する様を目の当たりにする…。 わたしが私だったら?なんてことを考えられずにいられませんでした。ここまでではなくとも、見て見ぬふりをしてもしかしたら時間がたてば変わってくるんじゃないか…と、自ら逃げているようなことって日常に潜んでいるし…そんな風なことを考えさせられました。でもね…この虐待の描写が、エグイことエグイこと!そして、読了後はしばし放心状態に( ゚д゚)ポカーン ホント、ヤバすぎる作品だけど、こんなに心を乱された作品はなかったんじゃないか…と、つい高評価にしてしまいました。評価は読み手によってわかれるもの、エグイの苦手な方は読み切れないかと思います。でもこの作品を読めたなら、ヒボさんは何でも読めるようになると言ってましたよ、ね!もう私何でも読める…かも(汗)。ヒボさん、ありがとうございます。
68投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お勧めされて読んだ本。 非常に後味が悪く、生理的嫌悪と恐怖に顔を顰めつつも、一気に読んでしまった。 アメリカの片田舎の平和な日常の描写から始まった物語は徐々に不穏さが滲み出ていき、「誰にも言ってはならない」というキーワードをもとに際限なくエスカレートしていく。 暴走した列車のようにどこまでも行き着くところまで行ってしまった恐怖と、ヤンチャだが気のいい仲間だと信じていた仲間たちが止まらない怪物だったときの絶望、傍観者として一部始終を眺めたデイヴィッドに対する嫌悪と憐憫。 残虐で後味の悪い作品だが、臨場感がすごく非常に読ませる力のある作品だった。
2投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログ一部で非常に有名な本作。文庫で400ページほどありますが、悪いことにすらすら読めてしまう。 語り手であるデイヴィッドが「いったいぜんたい、わたしはいつ堕落したのだろう?」と言った瞬間、最初っからだよ!と悪態をつきたくなるくらいには登場人物みんな嫌いになること請け合い。終盤あたりに「ママはこのごろ、ちょっとおかしいんだ」とドニーが言ったときなどどうしてやろうかと思いました。酷い描写は勿論、些細な会話も胸糞具合が秀逸です。 そして訳者あとがき。「読者が共感できる人物」としてメグ、スーザン、デイヴィッド!の名前を出し「善が悪に必死の対抗を試みる」と。 胸糞界隈では、あんなことをして最高にぞくぞくし、思わずにやけそうになった人間も善の分類なのでしょうか。
9投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ怖い小説が読みたいと言うそれだけの理由で読んだけど、少女がただひたすら陵辱の限りを尽くされる小説。年末に読む小説ではなかった。 メグ、スーザン姉妹を除いて、主人公含めて登場人物全員無理。 これ実際にあった事件が元になってるんですよね。 本当にみんな、誰も、地下室であったことを誰にも口外しなかったのでしょうか。バイアスがかかってた、とかそういうのではないですよね。理解できないな... 個人的には文章が読みづらく、なかなかイメージが湧きづらいなと思うシーンも多かった。翻訳の関係か、好みの問題かわからないけど。脳内に情景が浮かばないことはあまりないので、文章はあまり好みではなかったかも。
1投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ鈴木に誕プレでもらって読んだ。 導入がワクワクした。そっから昔話に入ったはじめのころの話で子供の綺麗さとか無邪気さを感じて導入部分との乖離が良かった。そっから事件の内容に進んでいくのも良かった。 けど事件内容の後半の方は現実離れ感が強くて^^って感じになった。 主人公の立ち回りとか、流される雰囲気どうこうに関する感想は特にない。 それよりも導入から事件に触れるくらいのところが一番よかった。 あと,主人公のあの立場でよくも導入の言葉が言えたなと^^ パフォーマンスのように自分を否定してそうでしてなさそうな雰囲気がすこ
3投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ気持ち悪いけど先に進まないと気が済まないような感じで一気に読んだ。読んだ後ずっと嫌な気分になるから人には勧められない。 人を助けるのは簡単じゃない、まして子どもなら。 恐怖を感じながらも読み進めてしまうのは、自分もそうなる可能性があるから。普通に起こることだから。みんなディビットになるし、ルースにさえなる。 読むんじゃなかったと書いてる人多い。激しく同意。なんで読んだんだろ。
0投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ何年も前から読もう読もうと思って積んでたの、やっと読みました。 しっかり最後まで胸糞。スティーブン・キングの解説ついててびっくりした。 時代もお国柄も違うので、わかりにくいとこもあったけど、まあまあ面白かったかな。 他の方のレビューで実際の事件がもとになってるって書いてあって読後感が一気に悪くなったけど…。
1投稿日: 2023.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
衝撃的。 時代とお国柄の違いがあるため、違和感を覚える箇所もありますが、人が狂っていく様を見事にストーリー化していると思いました。 『ゲーム』と称して虐待がエスカレートしていく様子、思考停止状態の傍観者、コントロールしているはずのルースがもともと精神を病んでいるため、歯止めがきかなくなる様子… ノンフィクションかと思うほど、説得力がありました。 主人公は最後に自我を取り戻せてよかったと思いますが、消えない心に傷はずっとずっと残ります。 ルースも結局は自分自身の問題をメグに押し付けてしまっていました。事件後に生きていたら、どんな運命を辿るのか気になりましたが、幸か不幸か裁かれることなく逝ってしまったため、知ることはできません。 テーマがテーマなだけに、読んでいる間のほとんど、眉間にシワが寄っていたと思いますし、読後もスッキリはしません。 けれど、読んでよかったと思う本でした。
2投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログなんだこれ。狂騒とスリルがのしかかってきて、体が重圧を受ける。けれど、読む手を止められなかった。 強烈なパワーが渦巻く一冊だった。久しぶりの感覚に陥った読書体験だった。えげつない。
1投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログなんとなく図書館で目にして手に取ってしまった一冊。 本の裏には「キングが絶賛する伝説の名作!」とある。 は~、読むんじゃなかった(´;ω;`)ウッ… 12歳の主人公の隣の家に引き取られた姉妹が虐待を受ける物語。 グロい。 エログロい。 途中から吐きそうになる。 どれだけ読み手に嫌悪感を持たせられるか、に特化したような小説。 たぶん評価は読む人によって真っ二つに分かれそう。 絶賛するか、吐くか。 「でもな、12歳のおまえがそこにいたら実際どうしたよ!!」と、指を突き付けられてしまう感。 だからこそ目を背けたくなる。 自分の良い人ぶってる薄皮をペリペリ剥がされそうで。
32投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ実際の事件を基にしてると聞いていたが、私はダメだった。兎に角、全てでダメ。隣家の地下室での凄惨な暴行。毎日の様に繰り返される家族をあげてのリンチを見ていながら、それを大人に言わないのも犯罪でしょ。傍観者で自分は手を出していないと、自己弁護としてるのも許せない。
2投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ某信頼に足る本の紹介を受けて読了。 きつい。胸糞わるい系の本(悪く評価してるわけではない) 無茶苦茶な理屈でメグがどんどん酷い目に遭っていくのがつらい。 主人公の立場になったら、果たして自分は、いつ、どんなふうにこの異常事態に介入できるだろう?結局何もできなくはないか? ↓印象に残った部分 人を傷つけるのは、あんなに簡単なんだ。 からだを傷つける必要はないんだ。 相手が大切にしているものを思い切り蹴飛ばすだけでいいんだ。人間はなんて傷つきやすいんだろう。
1投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは本当に読むのがしんどくて、途中までは数ページずつ細切れにしか読むことができなかった。 文章が難しいわけではなく、逆に文章は読みやすく、クリアに状況がイメージできてしまうからこそ、辛くてしんどくて読み続けることができなかったのだ。 語り手は12歳の少年。 自然に囲まれた郊外で、近所に住む友達と毎日遊び戯れることが日課だったデイヴィッド。 彼の隣の家に、両親を交通事故で亡くしたメグとスーザン姉妹が引き取られてきた。 3歳年上の美しくて勇敢なメグにデイヴィッドはすぐに惹かれたのだけど。 隣と言っても日本の家のように建物が密集しているわけではないので、家は一種の密室になる。 隣の家には夫に逃げられたルースが、3人の息子と暮らしている。 「誰にも言わない」という約束で、ルースは息子やその友達にビールやタバコを許している。 美人で話せるルースは、近所の子どもたちの憧れだった。 最初はうまくいっていたルースとメグの関係が徐々に歪み始める。 美人のメグをルースは警戒する。 男をたぶらかす女にならないようにと、折檻する。 家事でこき使い、食事を与えず、殴る、蹴る、煙草の火を押しつける。 妹のスーザンは事故で重傷を負い、今も歩行補助具をつけないと会歩けない。 そのスーザンを庇うために、メグは必死でルースの言いつけを守るが、自身の尊厳は決して失わない。 その姿勢がよけいにルースの怒りを誘い…。 デイヴィッドは最初こそショックを受けますが、虐待を受けるメグを見ることに喜びを感じる自分もいます。 そのことに悩むデイヴィッド。 「誰にも言わない」ことの呪縛。 悪いことをしている自覚に責めさいなまれる日々。 詳しくはわかりませんが、ルースは心身に失調をきたしていたようです。 しかし、3人の息子は母の言うことに逆らうなんて考えもよらず、何なら積極的に母を手伝い、虐待はどんどんエスカレートしていきます。 もう本当に読むのが辛くて、途中でやめようと何度も思いました。 最後まで読んでもひとつも救いがありません。 実は大人たちが知らなかっただけで、近所の子どもたちはこの所業を知っていました。 積極的に虐待に加わる子がいる反面、親に打ち明けた子もいるにはいたのです。 しかし熱心なカトリック教徒だというその親は、「そうされるのならそうされるだけの悪いことをその子はしたのだろう」と取り合いませんでした。 悪意を持たない人は、悪意を想像することもできなかったのでしょうか。 メグが助けを求めた警官も、後日家を訪ねてルースに虐待の事実を問い、否定されたらそのまま帰っていきました。 マヌケすぎる。 その後のメグがどんな仕打ちを受けたのか、想像しようともしなかったのでしょう。 人のもつ悪意の醜さと恐ろしさがこれでもかと書かれていて、小説としては上等なのでしょうが、正直絶対再読したくありません。
4投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログ両親を失い隣の家にお世話になっている姉妹に対して日に日にエスカレートする虐待。これほどまでに人を憂鬱な気持ちにさせる小説はそう無いでしょう。主人公である少年の複雑な気持ちの揺れ動きがなんとも言えません。
0投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんな衝撃的な本を読んだのは初めてです。 デイヴィッドを通して事細かに語られる物語は、実話なのかと思うほど生々しく痛々しく、顔を顰めながら読んでしまうほどでした。 日に日に残虐さを増していくメグへの虐待を見ることから逃げ出したい・助け出したい気持ちと見ることを辞めたくない気持ちが葛藤して、全てが終わった現在では人生で1番後悔し懺悔しているデイヴィッド。 私たち読者も文章を通してデイヴィッドと同じように、日に日に残虐になっていく虐待の様子を少しずつ読み進め、終わったときには後味の悪さ、時には読んだことへの後悔が残るかもしれません。 とにかく残虐でグロテスクで吐き気を催す描写も少なくなく、とても後味が悪いです。それでも夢中になって一気に読んでしまうくらい引き込まれました。 P.S. 実際の事件をもとに描かれていると知って鳥肌が立ちました…
1投稿日: 2022.02.19
powered by ブクログこの本を読むと相当心を抉られる…。 エログロな内容なので決して万人には薦められないが、ホラーが好きな方であれば読んでみてもいいような気も。 だめな人は本当に受け付けないと思うけど、少しでも受け入れられる人なら、残酷な内容なのに続きが気になってページを読み進めてしまうと思う。 自分はただただ作者の語り口に魅せられるばかりだった。
0投稿日: 2021.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実際の凄惨な事件を元にしているらしいですね。 登場人物の心理描写が巧みで、文章としては読みやすかった。 被害者だと思って読み進め、途中で傍観者から加害者に。最後は何とか「これはおかしい」と気付いたけど、時すでに遅し結末は最悪。 子供がいるので教育や洗脳の部分でとても考えさせられた。「あなたのため」なら何をして良いわけではない。 読んでいる間はじわじわ喉から重い物が落ちていくような不快感、でも続きが気になるので一気に読んでしまいました。辛かった。
0投稿日: 2021.11.13
powered by ブクログ子は親に似るって言うけど、悪びれもなく虐めができる周りの悪ガキにイラつくし、デイビッドに感情移入しちゃうし、忙しい話
0投稿日: 2021.11.06
powered by ブクログ壮絶な話。女児虐待の話と言えばそれだけなのだけど、主人公に感情移入してみると余計にきつい。 実際にその家を支配している昔から知っている大人が、美しい少女を「好きにして良い」と許可したら、みんな抗えるものなのだろうか。 少女が最後まで強く気高い女の子だった事が余計ルースを惨めにさせていたのだろうな、と思いつつも、何の罪もない少女がゲームのように虐げられる話。その最悪に至るまでの流れが無理矢理ではなく、「有り得そう」なのが1番怖い。 今だって、これは虐待だ!と自覚している訳じゃなく、「お前のためだ!」と言いながら愉悦の光を湛えて弱くて美しい者に暴行をくわえるんだろうな。 キツい表現は多いけど、直視はしていたい。
1投稿日: 2021.07.14
powered by ブクログ実際あったシルヴィア・ライケンス事件をモデルにしたフィクション 言葉を選ばずに言えば胸糞悪いなんてものじゃないし、数日頭から離れないし、事実と知れば尚のこと この事実をうまく処理できない
1投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログスティーヴン・キングがべた褒めしているらしいので読んでみた。陰惨な話。子どもが関わるからよけいにいたたまれなかった。つい語り手の少年に感情移入し、読み手もトラウマを共有してしまう。 辛い。人間の醜悪な部分を覗き見したいタフな人向き。要は、救いがないということ。
6投稿日: 2021.05.11
powered by ブクログ正直僕は何が面白いのか理解できなかった。 鬱小説として、有名な作品を挙げよ と言われたらかなり最初の方に出てくる本作、確かに救いはそんなに無いんだけど、肝心の内容が何にも面白くないし、ただ不快なだけ。 鬱小説が読みたい という理由で本作を読むのであれば、個人的なオススメは「摂氏零度の少女」「疾走」「消された一家 北九州連続監禁殺人事件」などです。
0投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ後味悪い本で検索して出会った本でした。もうこれは何とも言えません…。とてもじゃないけど、私は一気読みできませんでした。これ程までに読んでいて痛々しい本はありません。 実話に基づいてるとの情報も聞き、その事件についても調べるキッカケとなりました。被害者の気持ちを思うと言葉が出ません。ですが、このような事件が世の中に起こっていたという歴史を知ることができた点では、この本に出会えてよかったと思っています。でも、私にはもう読めないかもしれません…(笑)
1投稿日: 2021.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
凄いものを読んだ。 3回休憩を挟まなければいけなかった程度胸糞で、多分数日はこの小説の事を考え続けるんじゃないかと思う。精神不安定な人は絶対に読んではいけない。 物語自体は本当に胸糞だが、面白かったと思う点は多くある。 自分が一番よかったと思う点は、メグとの最初の絆を深め合う描写、折檻描写、更に虐待になり、メグが死ぬと気付いてから終盤までの構成が巧みという点である。 読み手の感情を耐えられるギリギリで揺さぶる。 そして、一種の解離状態を読み手にディビッドを通して抱かせるのである。 1度目の前の強者や虐待をする人間に絶望や諦めを抱いたことがある人なら知っている感覚が、小説で再現されていることに先ず驚いた。 ディビッドが映画のようにルース達によるメグ虐待を見ていた辺りからより事態は悪化し、あまりのつらさにめぐへの感情移入は出来なくなり、しかしながら時だけは過ぎていく。 その辺りの没入感はとても良かった。 ルースに関して、ただの精神病者という別個のものとして考えるのではなく、自分は自己の苦しみの原因を他者に投影してしまう極端な人間として見ている。この人物の作り込みも凄かった。 何かトラウマがあり、その原因を女という概念に見出し、女であるメグに対しての憎しみを持つ。 ルース目線でこの物語を見てみたいとふと思った。
1投稿日: 2021.02.17
powered by ブクログ1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。
0投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログ胸糞悪過ぎる。 暴力がエスカレートするさまに恐怖すら感じた。 これはホラー小説なのか? 何であんなに暴力に加担している人がいるのに誰も助けてあげられなかったのか。 警察すらも助けようとしなかったのか。 理解が出来なかった。
2投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好き勝手書きます。ネタバレ注意です! ある意味現代にあっている小説だと思った。 最悪の形でメグが死んでしまうのは救いようがないし、ディヴィットもルースを階段から突き落としてるしで全部が全部善良な人間なのかは分からない。それでも最後のスーザンに指輪を渡すシーンは儚くてうつくしい。 「後味が悪い。胸糞」と言ってしまえばそれまでなのだが、この手の作品は儚さも兼ね備えている。そこが好き。その傾向はこの小説にはあまり及ばなかった気がするが。 考えないで読んでいた説浮上。考えたくかった。ある意味で思考放棄。そのくらい現実から乖離した、非人道的としか言えない虐待や性描写だった。やたら生々しい。淡々と壊れていく感じはぜひ見習いたかった。まるで、初めからそうなる運命だったと決めつける童話の語り手のように。(あながち間違ってない)瓦解は綺麗だった。それゆえ悲惨極まりない。 姉と妹。交通事故で両親を亡くして引き取られた新たな新たな家族との間の悲劇。そのシチュエーションだけでキツイ。「お前がやらなかったらスーザン(妹)がするだけ」みたいなセリフが辛かった。ただ、姉妹で必死に励まし合ってるシーンは、静謐に似た何かを感じた。 それやっちゃうかー、みたいなセリフで少し興奮した自分は末期。それとも、「そりゃそうするだろ」という本能としての満足感? 今まで読んできた小説とはわけが違う。小説だから怖くないと高をくくっていた自分を叱咤したい。忍びなくて、本から目を話したことも何度か。少なくとも、絶対、これはエンタメではない。面白くはない。 あと、やっぱりこの手の作品は女性をれいぷするとか、犬のクソ食わせるとか、生理的に嫌悪するものが散りばめられてる。描写も生々しいからきつかった。 翻訳者があとがきで言ってたけど、今のような世の中で読むにふさわしい本、本当にそう思う。集団心理もそうだし、子供の恐ろしさとか、そうさせてしまうのは親だとか、ぎゃくたいだとか。 もう一度読めるかは分からないが、自分の中で何かを変えた本なのは確かだ。
1投稿日: 2021.01.12
powered by ブクログスティーヴンキングおすすめってだけあって、途中で休めないほど集中して読んだけど、、 すごーくモヤモヤを抱えてしまった。。 日本の洗脳系サイコ事件の実話に基づいた本とか、監禁系の本とかも興味深く読んでたのに。 被害者が少女1人だったからかなぁ。姉妹揃って健気だったからかなぁ。 それくらいジャック・ケッチャムの書く文章が入り込ませたのか。。 ルースの思いっきりのサイコっぷりや、息子たち、わたし(主人公)の行動や心境もテンポが良くスラスラ読めた。ただ、わたしが大人になってからは深堀せずの説明だったので今いち状況がわからず。 わたしがルースにむけて書く思い出話。 地獄で現金化するんだな。
1投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログなかなか手に取る機会が無く積読化されていましたがとうとう読んでしまった....。 メグの美しさと逞しさ、完璧過ぎない姉妹愛。 そして邪悪に反抗出来ない、抗いもしない少年達と邪悪にひたすら支配されているルース夫人。 物語の尺は短い物の、徐々に形を生してゆく残酷さはとてもテンポが良く終始ダークなどんよりとした雰囲気なのに常に先が気になる指筋泣かせの恐ろしい作品だった。 海外サスペンスならではのベースが狂人。そしてそれがとてもリアルに感じる恐怖。どうして彼等は狂人なのか、なんてどうでも良いのだ。ひたすらこれから起こる悲劇を待ち受ける読者。これぞエンターテインメント。 ー残酷なのに、どこか切なく美しいー いきなり憑き物の取れる「わたし」と邪悪の呆気ない最期に拍子抜けはしたが、後日談の囁かな鳥肌に暗殺されかけました。 キングの賞賛にハズレ無し、他の作品も楽しみに読み進めていきたいと思います。
59投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ読後感は悪い。 しかし、残虐な行為を酷いと思いながらも、どうなるのか見てみたいという好奇心が私にあったことは確かだった。そういう意味でも人間の残虐性をすぐ近くで感じられる恐ろしい作品だった。
0投稿日: 2020.12.20
powered by ブクログ12歳の私の家の隣に引っ越してきたのは美しい少女メグ。妹と共に隣のチャンドラー家に引き取られた彼女との爽やかな冒頭は、瞬く間に叔母ルースが少女たちを虐待するのを「見る」シーンへと変わっていく。この状況でこどもたちは何を知っている?怒りも憎悪も恐怖も孤独も…どれもたったひとつのボタンに繋がっているなんて知らない。誰にも言わないことは許容していることだってどうやって気づけばいい?なんて残酷な…。せめて現代は、ルースのような行動をとる前に、メグのような子供が出る前に、手が差し伸べられる社会であることを願う。
0投稿日: 2020.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先日、約20年ぶりぐらいに著者の「オフシーズン」を読み返し、背筋が冷たくなる感じの世界に再び魅了され本作も立て続けに手にしてしまった。 非常によく出来た作品で読書中にもかかわらず思わず目を背けたくなるようなシーンと見事なまでの登場人物の心理描写は間違いなく☆5つと言いたいが、「オフシーズン」を読んだ時の衝撃との比較という点だけで☆4つの評価。 主人公であり本作の語り部的存在はデイヴィッドであり、彼の心理描写(善と悪)は見事としか言いようがない。 彼の隣の家に越して来たのがメグと妹スーザンの姉妹。 両親を事故で亡くし、デイヴィッドの隣人であるルース家に身を寄せる事になるが、これが彼女達の運命を大きく左右する。 ルースとその子供達によって家の地下シェルターに監禁される事になったメグ。 そこで行われるメグへの虐待は日に日に残酷さを増していく。 (メグへの虐待シーンは「オフシーズン」同様に脳裏に焼き付き、叫び声が耳に残る) なんとかしてメグを助けようとするデイヴィッド。 メグとスーザンを助け出しハッピーエンドを迎えないのがジャック・ケッチャム作品であり、警察が踏み込む直前にメグは命を落としてしまう。 目を覆いたくなる虐待シーンのインパクトが強いが、私にはデイヴィッドとルース、メグの3人の心理描写(それぞれが変化していく)に圧倒された作品でした。 説明 内容(「BOOK」データベースより) 1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。
5投稿日: 2020.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恐ろしかった。何が恐ろしいって、大好きだった快活で優しいルースの異常性が浮き彫りになっていくことはもちろん、親友だったドニーをはじめ兄弟のウィリーやウーファーまでもが虐待に手を加え始めること。また、主人公のデイヴィッドがそれを違和感なく傍観していて、さらには読者である自分までもがそれをただ起きていることとして傍観している、そして自分も加害者の一人であるかのように思わされるところ。 異常な出来事や行動を、淡々と、あたかも日常のひとコマのように描かれている前半部分が怖い。 それ故に中盤あたりでルースの精神の異常性を示す描写を読み少し安心した自分がいた。やはり彼女は狂っているのだと。 後半はただただひたすらにメグが痛々しく、どうにか生き残って幸せになってほしいと願うばかりであったが、そのような願いは叶わずメグは残虐に痛めつけられ続けた果てに息絶えてしまう。 美しく活発で、水彩画が得意なメグの、あるはずだった輝かしい未来を想像すると本当に胸が痛くなる。 主人公は最後に、突発的にとはいえルースを殺すことに成功するのだが、それでも全く報われた気がしない。メグを痛めつけた全員にメグと同じ目に、それ以上の目に合わせてやりたいという怒りに駆られる。 救いがない。だがそれだけ人間の闇や不条理をこれでもかと描いていた。 これはルースは異常だったにせよ、絶対にバレない環境や、慕っている人がやっているのだから、などという状況になるとドニーやウィリー、主人公に限らず善悪の判断もまばらな少年だった僕らなら同じようにしていた可能性があるということ。 決して人ごとではない、異常だがあくまで日常的な恐ろしい話だと思った。 多分、思い出すたびに胸が痛くなるだろう。
3投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログ物凄いスピードで読んでしまった 本当に久しぶりに読んだ本だ それだけ引き込まれるけれど、それだけ卑しい人間ということだ 主人公も我々も、傍観者であり 安全なガラスの向こうから見る残酷な景色の、 なんて恐ろしく甘美なものであることか ページを手繰る手が止まないのは、少女のことを愛おしいと、可哀想だと思いつつ もっともっとと、陵辱を望む 加虐願望が煙となって体から立ち昇っているからではないのか 読後は重いけれど、結局私もこの加害者たちと根は同じである 同じ種だから…… 美しさと少女を合わせると、諸刃の剣であって、 ただひたすらに危うい 丹念に磨けばきっと誰も彼も殺せるけれど 少女の刃で人は殺せない
5投稿日: 2020.06.25
powered by ブクログ途中でぐるっと被害者(傍観者?)から加害者側へ、いつのまにか読者(自分)が回っちゃった瞬間、今まで読んだ中で1番の衝撃を受けました。 ヘイ!ルース!地獄で現金化するんだな!
4投稿日: 2020.05.27
powered by ブクログこれはちょっときつい本だった。結構嫌な場面が出てくるし、読むのをやめたいと思ったが結局最後まで読んでしまった。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ熱せられた清潔な布地の麝香を思わせる刺激臭が漂っていた 抗し難い魅力だった 作業員と大梁に据えていた カンバスの防水布 裏庭には蛍がいて、ふわふわと漂いながら明滅していた。 禁足を言い渡されたのだ 敏捷にベースをまわっているメグ 営倉えいそう 掻き抱いた 夜は漆黒の闇から濃紺に変わっていった 緋文字みたいに 人間らしい感情を理解できない知的生物のようだった 狂った女に灼熱した鉄でクリトリスを焼かれて息絶えてしまうのだ 道徳という綱渡りから転落してしまっていたことだろう 人間性のかしゃく仮借ない理解に関して彼に匹敵する作家としては 『隣の家の少女』は、いうなれば、"裏スタンド・バイ・ミー"なのだ その邪悪と混沌への感受性は群を抜いており 秩序と混沌の葛藤が実現しているのである ふそう扶桑社
0投稿日: 2020.03.18
powered by ブクログいやーーーーー救いがない!!!!! 本当にないですね、しかし、読む前は単なるグロ本だと思ってましたが少し評価がかわりました。いじめに加担する側、特にデイヴィッドの心理描写がうまいです。同情心はあるが自分とメグには決定的な立場の差があること、怒りがなぜかそれを与えたものではなく一番力弱いものへと向けられることなど、傍観者〜加害者よりの心理がうまく描かれてる気がします。そして家族ってものの血の繋がりの怖さもメグとスーザンの姉妹愛を通して改めて実感しました。まあただし普通にエグいので万人におすすめはしないです。
0投稿日: 2020.02.13
powered by ブクログ何年か前に版元主導で仕掛けた記憶はあるんやけど、そん時はミステリー食わず嫌いで読んでなかったのよね。たまたま古本で見かけたので読んでみた。少年たちがヤバめの話に足を突っ込むってのは「スタンドバイミー」なんやけど、何せ隣のオカンが…日本で言うと髪茶色に染めて後ろでくくってるんやけど、根本が黒くなってそうな、近所の子どもに恐れられながらも面倒見がいい、シングルであることを別にすればうちの嫁さんのママ友にも何人か思いつきそうな感じなのよね、最初は。それがこんなことになぁ。
0投稿日: 2020.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほんとひどい小説です。ムナクソ悪いですね。 最後で一気にスカッとするの素晴らしい(苦味があとに引きますが) 隣のチャンドラー家で起こった異常事態が、隣に住んでいる男の子デイヴィッド視点で展開されていきます。 元々ムナクソ小説っていう前情報があったり、地下室監禁とか暴力、レイプなどが凄いという話で読み始めたので、最初のほのぼのカントリーな雰囲気でスタートダッシュは微妙でした。 ただ、最初から出てくる人物(メグを除く。スーザン未登場)がデイヴィッド含めて、ろくな奴居ないなと思っていたんですが、最後にはデイヴィッド、メグ、スーザン以外が、本気でろくでもない人物になってました。 時代背景の都合ではあるんだろうけど、警官が役に立たないっていうのが、モヤモヤしてきますねぇ。 結局、スーザンとデイヴィッドは救われるけど、メグが救われないのが、悲しくてモヤモヤしますね。 地下の監禁がスタートしてからは、ホント一気に読みすすめるというか、没頭してしまいますね。 海外翻訳小説でよくある文章や文体の読みにくさがほぼ無いのが良いです。 面白かったけど、苦味が凄いです。
0投稿日: 2019.12.10
powered by ブクログ物語に引き込まれ夜通し読んでしまったが、気分が悪くなるなんてもんじゃない。この悪夢のような物語は強烈に脳裏に焼き付く。何かで上書きしなければ神経が持たないが、消し去るには惜しい。
0投稿日: 2019.11.23
powered by ブクログやってくれたな、ケッチャム。 10年位前 多感な時期に読んだから、3日くらい憂鬱になった。 おじさんになった今だから言える 最高だぜー!!
0投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログ「素晴らしかった」「感動した」という意味での星五つじゃなく、物語の世界に引き込まれ一気に読んでしまった、という意味での星五つ。そこで展開される内容も、読後感も決して気持ちいいものじゃないのに一気に読めてしまうのは作者(そして訳者)の力量もあるんだろうけれど、怖いもの見たさというか自分が第三者であるという安心感というか。
1投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログ内容 1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を-
1投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ読む前からある程度は想像のつく物語ではあるが、この本の肝はビジュアル的な光景や展開よりも、それを取り巻く人間の心理や狂気のほうにあるだろう。予測する悲劇へと向かう様は文字通り筆舌に尽くし難いものがある。隣の家の少女を対象とした歯止めの効かなくなった幼い暴力と性に、大人が大義名分を与えてしまっているというのは絶望でしかない。恐怖で縛る悪の大人という単純な構図ではなく、未熟な子供の指揮を取り、一人前の大人として扱っているからこそ事態は悪夢的に加速していくのだ。主人公の少年は善良ではあるが、その善良ささえも暴力と好奇心という魔物の前に無力に流され、保つのは至難の業であるというのがリアルだった。ビジュアルの鮮烈さや陰惨さにばかり目が行きがちな本作ではあるが、それ以上に読み手の倫理観を試されているのが本作の面白さだろう。評価としては5つ星だが、あえて1つ星を付けるのが本作に対する最大の礼儀な気がする。しかしこれは星1つの紛れもない傑作です。
1投稿日: 2019.05.27
powered by ブクログ胸糞悪い小説が読みたい!という事で購入して読みました。 これは酷い。余りにも惨い。 胸の奥が締め付けられる一作。大人の狂気と子供の狂気に同時に触れることが出来る作品でした。もう1回読み返す勇気はないかなぁ( ̄▽ ̄;)
2投稿日: 2019.03.18
powered by ブクログ胸くそ悪いストーリーだが、どんどん読んでしまうホラーサスペンス。 人がもしその現場に立ち会ったとしたら、彼らと同じように止められないのではないだろうか。。。 だから、恐る恐る読み進めてしまうのだろう。
1投稿日: 2019.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1950年代のアメリカのある町で起こった事実事件に基づいた小説。裏スタンドバイミーと称されるとこともあって、少年たちの大人になりたさ、大人や性のへの憧れが好奇心となってエスカレートしていく話。仮の親ルースが中心となってその息子や近隣の子供達にメグを嬲らせるという過酷なものであった。主人公のデイヴィッドはあくまで中立な立場を取ろうとするが、好奇心や思春期であるためなかなか良い立場をとることができない。 ルースがメグを監禁などをした理由は明確ではないが、容姿端麗なメグへの嫉妬だと僕は思う。夫のウィーリーとうまくいかず、ほぼ1人で3人の息子を育てなければならない状況に2人の娘を育てるというフラストレーションが原因でもあるが、嫉妬から起きたことだと感じる節が多かった。ところどころ、現代のデイヴィッドの回想になったりするので戸惑ったり、伏線らしきものがたくさんあるが回収していないところがあったので少し残念。最高に胸糞悪い酷い話だった。
0投稿日: 2018.12.12
powered by ブクログレビューを読み警戒していたわたしは、この本を図書館で借りた際に『ついに手に取ってしまった』という後悔があった。 どんなに非道いことが書いてあるのだろうとビクビクしながら読んでいたが、虐待部分はデイビッド(主人公)があまりの非道さに口に出来ないと割愛されていたり、事細かに書かれていたわけじゃないので思いの外淡々と読み進められた。 モデルとなった事件の記事の方が読むのが辛い。 まぁ読める読めないの話は置いておいて、内容としては救いのない話だ。複数人から虐待されるメグの恐怖は計り知れない。 こんな非道いことが現実世界で本当に起こっている。虐待、いじめは無くならない。わたしもレビューでこの本が虐待される女の子の話と知っていながら手に取った。デイビッドと同じく痛めつけられるメグを傍観してた。それが辛い。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログひどい。 ひどい小説だ。 本屋で展示されていた。 売れ行き人気100冊の第9位。 そしてこの本にだけPOPが付いていた。 「僕はこの本だけ特別扱いしたいのだ」 こんなに酷いのに ページをめくる手を止められない。 私も異常なのだろうか。 残虐性を持っているのだろうか。 イヤ痛めつけられたい? あとがきでスティーブ・キング氏は言う。 “ケッチャムの小説は、恐怖をほのめかすばかりでなく、実際にぞっとさせる。だが心配はいらない。それでも読むのをやめられないんだから” ※1965年にインディアナ州で実際に起きたシルヴィア・ライケンス殺害事件
0投稿日: 2018.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一人の少女がここまで痛めつけられる物語をほかに知りません。 ストーリーの最初は、美しく可憐な少女と主人公とのやり取りに心踊る展開があり、純粋に楽しんでいました。 しかし中盤から後半になってくると、段々と残酷さが増していき、吐き気を催す描写が増えていきます。 そして最後には、少女を好いている主人公の前での少女の「死」。 この本は、ハッピーエンドが無いからこそ、面白いのだと思います。
0投稿日: 2018.08.29
powered by ブクログ12歳のデイヴィッドの隣家に交通事故で両親を失った姉妹が引き取られてきた。隣家の女性のルースは、その姉妹をいじめ始める。姉妹の姉、メグに対する暴力は日に日にひどくなり、地下室で監禁され、さらに残酷な暴行を受け始める。 ________________ メグに対する仕打ちが残酷でむごたらしい。デイビッドが良く思っていなくとも止めず傍観していることが現実味がある。思春期の男の性のどうしようもない、黒くて気持ち悪い部分がうまく描かれている。
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログ内容に対する嫌悪感と登場人物への憎悪と恐怖、そこにかすかな欲情が混ざってしまう自分にまた嫌悪感を抱いてしまう。久しぶりにページをめくらされるままにめくらされ、あっという間に読み終えてしまえる小説だった。 人間がここまで残酷になれるもんなんだなってことに恐怖はあれど驚きまではしないというか……作中の加害者が「少女」に行う最後の仕打ちは自分もアイデアとしては持っていたので、そのシーンが迫るところで「うわぁ……」ってドン引きする気持ちと「それ俺も考えてたけどねー!」って張り合う気持ちが同居してた。 正直な話、自分自身が持ち合わせている猟奇性への興味みたいなものがページをめくる手を加速させたのは事実だと思ってるんですよ。見たくないけど見てしまう、言葉にできないあの感覚。包み隠さず言っちゃうと、表題の「少女」が性的に辱められるシーンを読んでる最中は興奮を禁じ得なかったし。その後スッキリして自己嫌悪に陥るまでがワンセットなんですけどね。 この手の作品を心底忌み嫌うことができる人がいることは疑いようのない事実だし、そういう人がいるからこそ「隣の家の少女」はこれから先も傑作としてひっそりと世の中に、振り返って手を伸ばせば届くところに在り続けると思う。実際にあった事件を元にしてるという事実がまた、この作品のおぞましさに拍車を掛けてるよね。書店で手に取ったときには軽い気持ちだったけど、いざ読んでみたら自分が想像してたサスペンスやホラーという常識を簡単に乗り越えてきやがって……なんか……なんか明るい作品に触れたくて仕方がない。と、読後に思わせるだけの衝撃が詰まっているとんでもない一冊でした。はい圧巻。
1投稿日: 2018.06.16
powered by ブクログルースの憎悪の理由がわからないのも、ドニーの突然の変心も怖かった。ルースの夫は妻や息子達の怪物性を感じ取っていたんだろうか。ルースの場合、夫に捨てられ、新しい出会いの見込みもない中年女性の、未来がある美少女への嫉妬というだけでは片付けられそうにない。デイヴィッドの母は息子もいずれ怪物になるかもと恐れたのかな。ギリギリ踏みとどまっていそうだけど。少年時代の回想ものには定番の美しい友情というのがかけらもなかった。
0投稿日: 2018.03.30
powered by ブクログまだ続きがあるのかというほど凄惨な虐待の連続、そして読者にその続きを想像させる絶妙な描写。心底おぞましい小説だった。どんなに汚されても残り火のようなわずかな戦意を捨てないメグの美しさが、人ならざるルース達の邪悪さをより際立たせている
0投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログトヨザキ社長のオススメだったり、ミステリ特集でも一度ならず見かけたりってことでトライ。海外ミステリはあまり得意じゃないから、本作もどうかなって不安はあったけど、十分に楽しめました。楽しむって言葉が不謹慎なくらい、徹底した残酷描写には驚きましたが。帯を見て、読みながら気分が悪くなる覚悟はしっかり出来ていたつもりだったんですよ、はい。最初のうちは、のどかな田舎風景とかも描かれたり、不穏な雰囲気は感じられるものの、『まあこの程度か』っていうくらいの虐待描写で、ちょっと油断していたんです。本格的に地下室に舞台を移して、更に家族以外の子供達もそこに絡んでくるに至り、描写は凄惨を極めます。しかもそれが、徹底的に描き続けられるんです。まあけったくそ悪い。でもページを繰る手は止まらない。どこかで救いの手も差し伸べられるだろうって、それを信じて読み続けるんだけど、ホント徹底して希望は排除されます。そうなるともう、クライマックスまでアンハッピーだろうと諦めるんですが、最後にほんの僅か、スッキリが待ってます。しかしまあよくぞここまで振り切った作品を、っていう意味で衝撃的でした。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ「人を傷つけるのはあんなに簡単なんだ、と考えた。からだを傷つける必要はないんだ。相手が大切にしているものを思いきり蹴飛ばすだけでいいんだ。」 読んでいて吐き気をもよおす、そしていっその事この本に全部嘔吐してしまった方が楽になるんじゃないだろうかと思うほど惨たらしい本でした。 アメリカはインディアナ州で実際に起きた児童虐待事件(当時、史上最も残酷な殺人事件と評された)を元に作られたストーリーで、そのストーリーからは何も得るものがありません。 ジャンルはホラー小説となっていますが、ホラーという表現が生ぬるく感じるほど悲惨で残虐で絶望的で、非日常を味わうという生半可な気持ちで読み始めてしまったことを後悔する本でした。どうか最後に助かって欲しい、少しでも事態が好転して欲しい、と願いながらページを進めても結局誰も助からないし幸せにもなれないし、しまいには読むのを途中でやめてこの本を打ち捨てることをしなかった自分への嫌悪感だけが残ります。こんな本は誰にもおすすめできません、読まれる方はどうか自己責任でお願いしますね。 それなのに人は、なぜだかこの本を手に取ってしまう。
0投稿日: 2018.02.14
powered by ブクログ(読了当時の読書メモから) 積読に入りつつも、手に取って読み始める勇気が中々出なかった作品。 (内容は既によく知られているであろうので割愛。というかわざわざ思い出したくないし、確認するために再読するなど後生だから勘弁願いたい。) 紹介文で知ってはいたけど、ほのかに救いを感じられるのはラスト近くの2、3ページのみで、読後感は相当に悪い―というより、フィクション作品でここまでキツいのもなかなかないのでは。 途中からは「とにかく早く読み終えてしまいたい」という思いだけでページを繰っていたような。 「評価」★5はその怖さというより、読んでいて味わう不快感、無力感、絶望感、読中読後感の悪さに対して。
1投稿日: 2018.01.31
powered by ブクログ「時間を無駄にした」「自分には合わなかった」等の理由で読まなければよかったと思う本は山ほどあったが、何でこんなものを読んでしまったのかと激しく後悔したのは、これが初めてだった。 舞台は1950年代、米国の田舎町。主人公デイヴィッドは、隣家に引っ越してきたメグに一目惚れ。ここまではよくある、夕陽が背景に浮かぶようなほろ苦くも甘い恋の物語なのだが、実は彼女は隣家の家主ルースに虐待をされているという凄惨な事実が、実に嫌な感じでじわじわ顔を覗かせる。 その時点で本を閉じてしまえばよかったのだが、結局最後まで読んでしまった。一度読み始めたら最後まで。。。という謎の義務感か、怖いもの見たさか、・・・・・或いは薄倖な少女が虐げられ凌辱され殺される描写に性的興奮を見出してしまったのか、理由は分からないし、分かりたくもない。 最も恐ろしいのは、読者である自分が、傍観者でいるデイヴィッドと驚くほどシンクロしやすい点。デイヴィッドは子供であり無力であるけれど、「見て見ぬふりをするのも共犯だ」等微妙な正義を持ち出すまでもなく、メグに性的な眼を向けている。間接的に性的暴行を働いているといっても良い。そして、その物語を読む自分は、作中のデイヴィッド同様、ルースやその息子たちに吐き気を催すような嫌悪感を抱きつつも、何らかの魅力に惹かれ、ページをめくる手を止められなくなってゆく。 その結果、この小説を読むことで、読者は、・・・いや、私は、法的責任を負わない性犯罪者に成り下がってしまうのだと思う。「胸糞悪い」「最悪」といった辛辣な感想を、読む前に評判として聞いていたが、その批判の矛先が自身に向くとは思っていなかった。前科を背負ったみたいで後味は最悪だが、過ちを成して初めて得られるものもあると考えれば、法的に無罪放免なだけ得かも知れない。再読はしたくないけど。
3投稿日: 2018.01.25
powered by ブクログアタマノオカシイ作品。 人を選ぶ・・・というか基本的には読む意味を感じない作品。 文章なのか構成なのかわからんけども読ませる作品ではあると思う。 それが人によっては「怖いもの見たさ」なのかもしれない。 個人的には先が気になるとかではなく「さっさと楽にしてやってくれ」って感じだったかな。 物語に入り込む人は特に読まない方が良い。
2投稿日: 2018.01.10
powered by ブクログ原風景による原風景の破壊。原風景の中の黒い染み大都会だろうが田舎だろうが変わらない部分。田舎の方が、雑多なものがない分原風景はクリア。人は変わってしまったのか変わってないのか。日々のニュースや、この話が事実に基づくところからありえない話とはいえない。これを現代の「美徳の不幸」と捉えると、暗澹たる想いがする。ジャスティーヌは当時の世界の中で、その世界なりに過酷な境遇に。そして、それが現代に至るとここまで残酷な話になるのだろうか。社会が加害者の何をどうケアしていたらこの事態を回避できたというのだろう?必ずしも善と美が関係ないことの恐ろしさ。読み進めていくことで共犯関係に陥ったような錯覚を覚える。非常に、読後感の悪い小説。では、読むべきではなかったかというとそうでもない。S・キングが評価する理由がわかる気がする。非常に痛い想いをして学ぶ事がこの作品にはあると思う。
0投稿日: 2017.12.18
powered by ブクログ両親を自動車事故で亡くし、遠縁の親戚にあたる隣人に引き取られたメグとスーザン。 都会からきたメグは、愛らしく美しく、光り輝いていた。だが、それ故に、彼女は痛め続けられる。ただひたすらに、残酷に、そして、永遠に…。 本当にひどい。辛い。それは到底、言葉で言い表わせないほど。 一言で言えば、スタンドバイミーのブラック版だろうか。子供は時として、想像もつかないほどの残酷な狂気を平然と行う。集団心理が伴えば、それはもう誰にも止められない。 だが、結果として、誰も救われない。虐待の時が過ぎても、誰もその罪から逃れることは出来ない。
0投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評判通り後味悪かった…虐待自体もだいぶエグくて鬱になったんだけど、主人公がなにかと自分に言い訳をして虐待を黙認して、後半では堂々と虐待の場にいながら、直接手を出していないというだけで、心情的にメグの味方のつもりになっているというのが気持ち悪かった。まあ、主人公のモノローグでこれは異常な心理だったと後で言っているし、黙認していたことについては責任を問われていたので、やはりそっちがまともな価値観であるということが示されてはいるのだが。 メグに対する性的な関心から、見返りを期待して中途半端に優しくする(でもルースたちと対立までする勇気はない)という浅ましさも嫌な感じで良い。 ルースにサプライズでメグの絵をプレゼントしようとしたところも、主人公の浅はかさにイラっときた。似顔絵ではないといっても、人物が描いてあればその人物が絵のメインと考えるのが普通の感覚であって、自分を描いた絵をルースへのプレゼントにするには無理があるだろう。それに、プレゼント(しかもお手製)を贈れば相手が喜ぶはずと思っている甘さ、鈍感さ。しかも、メグが乗ってこなかったからといって、雰囲気が悪くなったのをメグが協力してくれないせいだと考える身勝手さ。 根本的な原因はルースのメグに対する女の嫉妬で、そこに、保護者であるルースの承認を得て男子たちが加担するという構造が、やや凝っていておもしろい。 女性の保護者が女の子の性的な成長を喜ばないというのはサイコ・虐待系ではよくある設定だが、アメリカってキリスト教的価値観(女性はもともとふしだらな存在だ、みたいな)があるから(キリスト教圏でなくてもあるが)、より怖いんだよな。「キャリー」もそうだった。女の嫉妬&本人の身の安全を心配する心理に加え、女の子、ひいては母親自身を貶めるという要素が加わるので。 というかこの価値観の下では常時女性は貶められている訳だが、自分が若いうちは、そうはいっても相手に求められることや、恋愛や性行為自体が楽しいからあまり気にならないけど、自分が女として「終わって」しまったあとは、女の嫉妬も相まって、嫌な面しか見えなくなる、という感じか。まあこの話は本編からはずれるけど。
0投稿日: 2017.05.19
powered by ブクログ読んでる間中ずっと気持ちが悪かった…なのに、最後まで読んでしまった。 実話を元に…って、マジか、もう勘弁してくれ アメリカのWhite Trash の闇は深い メグの結末が違っていたら☆3だったな
0投稿日: 2017.03.28
powered by ブクログこれまで少なからずの小説を読んできたが、この作品以上に嫌悪感を覚えたフィクションはなかった。とはいえ、著者の筆力は大したもので、非道の行為を延々と単純に描いただけのストーリーを最後まで読ませる力量は認めざるを得ない。が、同時に相当の忍耐を強いる。主人公を敢えて「非力」な少年に設定し、眼前で繰り広げられる狂気のさまを、傍観者という極めて卑しい立場に置いたまま延々と見せ続けるのだが、それは読者自身を卑劣な側に「同化」させ、共犯関係へと陥らせることとなる。導入部で苦痛の度合いについての意味有り気な語りがあるのだが、それが読者に対する問い掛けであったことに中途で気付く。つまりは、拷問にも匹敵する精神的な苦痛にどれだけ耐えられるか、妙な表現だがマゾヒズムのキャパシティを「本作を読む」ことによって試しているのである。どんなホラー小説でも、救いの兆しや、束の間の休息を含めるものだが、ケッチャムは甘え無用とばかりに読者の期待を裏切り続ける。 中盤から過激さを増す醜悪なサディズムは、一切の救済を退ける。終盤に至ってようやく訪れる主人公の柔な改悛でさえ、もはや手遅れという罪悪感を助長するものでしかなく、無垢な少女を狂人がひたすらに蹂躙するという最悪なプロットは、肥大した不快感を残して暴力的に閉じられる。 例によって、スティーヴン・キングが絶賛しているのだが、恐怖の中でこそ輝きを放つ人間の尊厳や情愛を描いた物語(逆に言えば、それこそ大半の読者が望む)しか書けないキングにとって、ある意味別次元の書き手であるケッチャムの存在は驚異なのだろう。だが、人間の生理的な厭忌のみを刺激する本作品は「問題作」ではあっても、「娯楽作」ではない。また、常人には推薦しない方が無難だろう。後で恨まれることは間違いないであろうから。
1投稿日: 2016.11.28「苦痛とはなにか、知っているつもりになっていないだろうか?」
1960年代に起きた実際の事件(シルヴィア・ライケンス事件)が元になってるそうだが、絶望、絶叫、憎しみ、悲しみ、終わりのないエスカレートする暴力。 カルト的な作家として有名でスティーブン・キングも大絶賛らしいがこの本は読んでつらいだけだった。
5投稿日: 2016.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ケッチャム読みたくない。 その他エンタメかなぁ。ホラーじゃない。ミステリでもない。しいて言えば「ミステリー」? 翻訳ものは苦手なんですが、これ、訳がよかったのかな、もともとケッチャムがこういう書き方をしてるのか、するする読めて読みやすかったです。節が短いってのもあると思う。 隣の家に引き取られた少女についての話。んとね、ケッチャム読もうと思って軽く調べて、バイオレンスなグロ系かなってイメージ抱いてたんだけど、グロじゃなかった。セックスバイオレンスではあった。なんの救いもないし、オチもないよなぁ。ただただひたすら、メグが暴行されてるだけっていう。まあ主人公の葛藤? とかが読みどころといえばそうなのかもしれない。人間心理、異様な波に飲み込まれたときの抗えなさ。メグを助けることができなかった、という罪悪感をずっと抱えている、っていうことでいいのかしら。意外に常識人だったね。主人公もサイコパスかと思って読んでたから。 まあなんでいきなり読もうかと思ったかっつったら、ド嬢のコラムで施川ユウキが「ケッチャム読みたくない」って繰り返してたら、いったいどんな話なんだ、と思って、有名そうなところを読んでみたっていう。 グロ系もあるっぽい? ので、また機会作って別のを読んでみたいところ。 抜粋。 苦痛は外から内へ作用することもある。
0投稿日: 2016.08.05
powered by ブクログ読むのにとても時間がかかった。じわじわ染みてくる狂気と、恐れ惑い翻弄される主人公の少年。最後は一気に読んだ。
0投稿日: 2016.07.24
powered by ブクログ1958年のある日、隣の家に美しい少女が妹ともに引っ越してくる。少女は引き取り主である女性に虐待を受ける。最初はいきすぎた制約ともとれるそれは、どんんどん常軌を逸した虐待となっていく。ひたすら陰惨。 主人公は彼女に対して傍観者である。 隣の家のことであるし、彼女が不安がっているだけではないかと最初は思っていたが、隣の家の女主人の行動がどんどん狂気に満ちていき、これはおかしいと気付いても、手は出さない。 彼女を虐待する描写はひたすら陰惨である。女子高生コンクリート詰め殺人を思い出してしまったくらいだ。 ちょっと1度に読み進られるのが30分くらいのきつい話である。 けれども、このオチがあるなら、最後まで読んでよかったというか、よくないというか、なんというか、この本に対してどういう評価をしてよいのか悩む。 スティーブン・キングが絶賛するホラーとしての評価はあるが、なんというか、辛すぎる話でもある。なのでオススメはしない。
0投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
九州の事件を彷彿とさせて気持ち悪くなった。 密室で集団は暴走する。 特にリーダーがまともでなければ加速度的に。
0投稿日: 2016.04.28
powered by ブクログ帯文:”これはヤバい!!最悪なことが起こります!あなたは最後まで読めますか?” ”衝撃のラストは鳥肌モノ!こんな本にはもう二度と出会えない!” ”残酷なのにどこか切なく、美しい。人間心理のダークな部分を、直截的に描き出す。孤高の作家、J.ケッチャム最高傑作!”
0投稿日: 2016.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ふぅー。 とってもショッキングでダークな小説でした。 本当にあったSylvia Likensという女の子の虐殺を、アレンジして小説化してある。 そういえば、昔、これの映画を観たことがあるんだ。 デイヴィットは最後のほうになって助けようとしてるけど、 なんでもっと早くに警察に知らせなかったんだって読んでて思った。まぁ、その後、かれはその罪悪感で生きていくわけだけど。。。 ここまで、人間が人間を虐らしめるとは、正にevilの何者でもない。 しかも、未成年の子供たちが寄ってたかって。 最後デイヴィットがルースを押して階段から落とすとき、何で?って思った。出来れば死刑で死んでもらいたかった。。 実際のSilvia の事件では終身刑で、その後釈放されてる。これも許せないんだけど。。。 スーザンが助かったのだけが唯一の救いだったな。
0投稿日: 2016.04.01
powered by ブクログとても面白くて映画もみましたが、本をお勧めします。 とてもリアルな心理が描かれており、ページをめくるたびに心臓がバクバクしてしまいます。とても胸が苦しくなります。 そして、ちょっぴりエッチぃシーンに半勃起。 とても悲しくて、心苦しいのに男ってもんは・・・。 大好きな一冊です。
0投稿日: 2016.02.05
powered by ブクログ中盤以降目を細めながらもページを捲る手のスピードはどんどん加速してゆき、終盤なんてもう呪いにかかったように一心不乱に捲ってしまう。希望を求めて。ま、ないんですけど。知ってるんですけど。カタルシスがあるだけマシ。邪悪さも突き詰めると感動する、美しいホラー文学。
0投稿日: 2016.01.24
powered by ブクログ他の方のレビューを読んだ上で読み進めていたため、内容の残酷さなどは覚悟していた。そのためか「読むに堪えない」とはならず、最後まで読むことができた。 予想していたよりもグロさを感じなかったのは、ノンフィクションではなくフィクションとして読んでいたためだろうか。 後に振り返ってまた読んでみたくなる作品とまではいかなかった。
0投稿日: 2015.10.21
powered by ブクログ原作者の文章が合わんのか、翻訳の方が合わんのか分からんけど、まどろっこしく感じて入っていけんかった。期待しすぎた?
0投稿日: 2015.08.21
powered by ブクログ若くてうつくしくて、きらびやかな人生がこれから待っているメグと、老いて醜く、後悔しかない人生を歩んだルース。 そのルースのやり場のない怒りと嫉妬が、【人生の教え】と言う名の大義名分として振りかざれる。 エスカレートする教えは、次第に快感になり無関心になり、暴力になり虐待になった。 それは今まで貯めていた怒りと、まばゆい存在への嫉妬が溢れ出た瞬間だったのだろう。 こどもたちが加害者になるのはルースが、自分よりも力のある存在(ルース)がやってるから、最初はそんなところだろう。 それから段々征服欲を満たす愉悦を覚え、性への興味が吹き上がり、行為がエスカレートする。 やめようと思ってもやめられないのは、暴力に酔ったから、だけではなく、自分よりも力のある絶対の存在(ルース)が大きいのかもしれない。 エティを除いてはルースがやれというから、ルースがやっているから、などと責任転嫁して、自分を誤魔化し自己を擁護していたのだろう。 人間って些細なことでここまでできるのかと思うと、怖い生き物なのだなと思うし、大義名分をかざすことができれば、何でもできるのだな。
0投稿日: 2015.03.22
powered by ブクログこの筋の傑作との評価も高いだけにとてもとても楽しみにしていました。しかし、凄惨な場面や絶望に至る心理描写等にもそれに至る経緯において美徳を求める身としては、だいぶ物足りなかったですが、30年近く前の作品と思うと偉業に対し素直に敬意を表したいと思います。
0投稿日: 2015.03.15
