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いまさら翼といわれても
いまさら翼といわれても
米澤穂信/KADOKAWA
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総合評価

187件)
4.2
65
78
31
2
0
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    何度目かの再読。古典部シリーズ短編集。今作はどの話もちょっとビターでほろ苦い。再読なのでどの話も覚えていたのだが何回読んでも毎回少し苦い気持ちになる。表題作である「いまさら翼といわれても」も勿論好きだが、一番好きなのは折木奉太郎という人間の根幹やら本質やらを何気なくも鋭く書いた「連峰は晴れているか」かな。

    3
    投稿日: 2021.09.14
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    古典部シリーズ第6弾。短編ストーリーの多い今回は人の心情を読み解く面白い話が多かった。『鏡には映らない』では違った視点から見ないと見えないものがあると教えられてる気がしました。『長い休日』での折木奉太郎のモットーの原点を垣間見ることができたと思います。 次回作も楽しみにしたいと思います!

    0
    投稿日: 2021.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ最新作。 今までは千反田に苦悩と呼ばれるものが今までなかったので, 最後の章はとても驚き胸が苦しくなってしまった。 えると奉太郎が苦悩をどんな風に決着をつけるのだろうか…。

    21
    投稿日: 2021.08.07
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    他の作品よりは読み進まなかったけど、こちらも十分に楽しめた。ホータローはただただ、いい奴だった。そしてお姉さんが素敵。 これで終わりなのでしょうか? まだまだみんなの話が読みたい。

    1
    投稿日: 2021.08.06
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    古典部シリーズの楽しみ方は本格ミステリーから青春エピソードまで色々な要素があるけど、やっぱり奉太郎の成長を垣間見えるのが自分的には読んでいて一番嬉しい。 時には甘酸っぱく、時にはもどかしく、 考えるより先に行動してしまったり、たくさん悩んだり。 今作も多感な高校時代を思い出させてくれるとても良い作品でした。 次回作があるかは分からないけど、将来に向かって少しずつ動き出す4人のストーリーをもっともっと見ていたいな。

    1
    投稿日: 2021.07.02
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    古典部シリーズの短編。 「連邦は晴れているか」はアニメになったね。 短編もいいけど、古典部の4人の話を長編でまた読みたい。

    1
    投稿日: 2021.06.19
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    『古典部』シリーズ6作目 『いまさら翼といわれても』 4作目『遠回りする雛』以来の短編集。 それぞれの関係と未来が大きく変わり、 過去が少し垣間見える1冊。 今回もタイトルに深い意味が 込められています。 各話の謎を解きながら、古典部のメンバーの 未来を覗いてみてはいかがでしょうか。

    0
    投稿日: 2021.06.16
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    古典部4人との歩みもついに6冊目。 キャラクターはそのままに、高校2年という、えも言われぬ時間を短編に描いている。 デビュー作の氷菓に比べて、質がとても上がっているし、もっと彼等と同じ時間を過ごしたい、と感じた。

    0
    投稿日: 2021.05.29
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    こんな気になる終わり方!?続きはいつ出るんですかー。奉太郎くん、目覚めのときは近い?アニ研ゴタゴタいやだなぁ。読んでるだけで憂鬱になるよ。ヘリの先生のお話だけ、なんか見たことあるんだよなぁ。アニメで見たのかな?

    0
    投稿日: 2021.05.25
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    古典部シリーズ最新作(今現在) 個人的に早く続きが読みたいシリーズNo. 1 今作は短編集で、どの話も楽しく読めたが、やはり圧巻はラストを飾る表題作。 多くは語るまい。米澤作品の何にも増してもやっとして終わるが、それが良い。

    4
    投稿日: 2021.05.08
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    文章がとても読みやすかった。 登場人物が同じだけど、話が短編のように別れてるのも飽きずに読めた。 最後の「いまさら翼といわれても」の謎が解けた。 千反田さんの自由への戸惑いが少しわかった。 全ての解決には折木ホータローが関わっていてすごい人!✨

    0
    投稿日: 2021.03.28
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    短編はあまり好きじゃない。 氷菓以来の彼らの作品。面白い話もあったが……ん〜やっぱり長編を読みたい。

    1
    投稿日: 2021.03.08
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    <古典部>シリーズ第6作。「箱の中の欠落」、「鏡には映らない」、「連峰は晴れているか」、「わたしたちの伝説の一冊」、「長い休日」、「いまさら翼といわれても」の計6編を収録。推理ものというカテゴリーを踏まえたうえで、おのおのの登場人物の行動の動機に迫っていく。特に表題作の「いまさら翼といわれても」は、「遠まわりする雛」で明かされた千反田えるの人生設計を根底からひっくり返しかねない事件を描き、しかもそれがどのような結末を辿ったのかがはっきりとは描写されないという点で、<古典部>シリーズ特有の一片の苦々しさを残す余韻がある。

    0
    投稿日: 2021.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったけど、そろそろ長編が読みたいかなー。 折木もなんだかずいぶん変わったし、過去の話もあり、まとめにはいっているのかな。

    0
    投稿日: 2021.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何回読んでも面白い短編集。大事なことだが読後感もよい。ほとんどはタイトルがダブルミーニングになっているが、表題作と「連邦は晴れているか」は解釈が一通りしかできず、何か見落としがあるのかとしばし悩んだ。ところで続きはいつ読めるのだろうか。

    0
    投稿日: 2021.02.19
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    古典部シリーズ第6弾。 ここまで呼んで、 どんどんこのシリーズ、、、というか、 4人のことを好きになっていっていることに気付いた。 4人が4人をとても大事にしているなと感じる。 大袈裟に仲良しではないけど、困ったら助け合う。 こういうチームは憧れます。 早く次が読みたい!

    6
    投稿日: 2021.02.03
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    いつも通りの古典部シリーズとはひと味違った 少し各々の心情に迫ったものだったように思う。 表題の章に関しては後味がスッキリしないモヤっとした、終わり方だった。 えるの事を想うとどんなにか…と。 次作も必ずあると思うので一つ二つでも何かしらの補足をしていただきたいなと一読者として感じた作品だった。 シリーズを読んでいない人にはどう感じるのか聞いてみたいところでもある。

    1
    投稿日: 2021.01.17
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    中学生の時から読み慣れている文なだけあって、内容もすんなり綺麗に溶け込んで心と混ざってくる感じがします。米澤穂信さんの本は、澄み渡っている沢の中に少しの枯れ葉と泥があるような、とても綺麗です。珍しく後味の悪い終わり方で、次作が気になります。

    0
    投稿日: 2020.12.29
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    古典部シリーズの短篇集。 学生時代の狭い世界での悩みや葛藤が上手く謎と絡み合っていて、やるせ無いやら苦いやら。 小さな違和感の紛れ込ませ方が自然。

    0
    投稿日: 2020.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単行本で一度読んでいることもあり、さくっと読めました。 全6編ありますが、以下がお気に入りです。 奉太郎が中学の卒業制作で手を抜いた理由がわかる「鏡には映らない」 アニメ化されている「連峰は晴れているか」 なぜ奉太郎の省エネ主義になったのかが明かされる 「長い休日」 将来に悩む千反田さんの話「いまさら翼と言われても」 元々謎解きものは好きだけど、誤解やすれ違いが解消される話が好きだなと自分の好みを再確認した1冊です。

    3
    投稿日: 2020.11.23
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    氷菓シリーズの短編集。 いまさら翼といわれてもというタイトルが意味深で気になっていて、手にした時は嬉しかった。 アニメ化されたのは「連峰は晴れているか」で、それ以外の話は初めて読んだので読み応えがありました。 「鏡には映らない」「わたしたちの伝説の一冊」は伊原が語り手で新鮮で良かった。 伊原から見た福部や折木の描写とかも面白かった。 「鏡には映らない」で鳥羽と折木の関係が気になる! 本当に付き合ってたのかな、そのへんの経緯を話にして欲しい(・∀・) 「長い休日」では折木の省エネ主義の経緯が描かれていて興味深かった。 折木と姉のやり取りも微笑ましい( ´∀`) 「いまさら翼といわれても」342から343ページの折木の言葉が印象的だった。 ラスト、その後はどうなったのかな。 「箱の中の欠落」では焼きそば、「いまさら翼といわれても」では冷やし中華を作り食べようかという所で自分あての電話がかかってくるというのも興味深かった。

    0
    投稿日: 2020.11.21
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    〈古典部〉シリーズ第6弾は、6つの短編集 ホータローの“安楽椅子探偵”の推理が冴える物語はもちろん、摩耶花を主人公にした話「わたしたちの伝説の一冊」がとても良かった 高二という微妙な時期にマンガ道に向かう苦悩 ホータローが省エネの生き方を悟った出来事や中学の卒業制作の経緯もおもしろい 「走れメロス」の読書感想文は斬新 学生時代はアッという間に過ぎるけど、濃密な時間だったなあとしみじみ

    8
    投稿日: 2020.11.01
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    この作者のデビュー作が「氷菓」だとは知らなかった。最初からハイクオリティだ。古典部シリーズは、最初アニメで見た。画面もきれいだったが、その内容の密度の高さにも驚いた。高校生たちの心理をよく描いてあって、その心理の綾を衝く推理も面白かった。高校生には高校生の毒があるのもリアルな感じがしたものだ。「やらなくていいものはやらない」とうそぶいているくせに、ついつい人のために頭を働かせてしまうクールなアニメの折木奉太郎がそのまま小説の中にいる。6篇の内、4編は折木の視点、2編は伊原摩耶花の視点で展開する。折木の小学校時代のエピソードが出てきたり、伊原のマンガ家になりたいという夢が一歩進んだり、千反田えるの家の跡継ぎの問題やらが出てきたりと、小説の中でも時はつぎつぎと流れている。折木の推理は相変わらず鮮やか。普通の人はこうはいかない。それにしても高校生もいろいろ大変だ。

    42
    投稿日: 2020.10.31
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    相変わらず読みやすい文章。話の展開もシンプルで、でもいい意味で予想を裏切られて、最後にはほっこりする。答えの出ない問題は現実と同じだけど、寄り添ってくれる温かさを感じた。

    3
    投稿日: 2020.10.28
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    学園ミステリーものというか、日常で起こった些細な謎を解決していくストーリー。ガッツリ面白い!ではないけどほのぼの安心して楽しめる話。古典部シリーズ初めて見たんだけど、やっぱこういう続きものは順々に見ていかないとわからないところが出てくるので、古典部シリーズ初めから読んでみたいなと思いました

    6
    投稿日: 2020.10.25
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    全体的に予感めいた短編集。 これから・古典部のみんなの将来に対して、大きく影響しそうな漠然とした予感があるだけに、早く続編が読みたくなった。 それはそれとして、今回は人間の直視したくない部分があまりにも繊細に緻密に描かれているだけに、読み進めるには心が苦しくなりすぎる面があった。殺人事件の推理よりもむしろ現実的な課題である分、つらかったのだと思う。

    2
    投稿日: 2020.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういう、摺り合わせができてないことって沢山あるのよね。ご家庭内であっても。ご家庭内だからか。 ということだけで1本引っ張る米澤先生。 今回は、最初のおかしな点がものすごくおかしいためにホワイダニットがタイトルということも早々にわかり、高校生の高校生らしくない会話を楽しむくらいしか読み進める意義がなく、結構めんどくさい読書になってしまった。うーむ。

    0
    投稿日: 2020.10.08
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    「こんな終わり方ありかよ!」 アニメの最後の最後に動き出したホータローと千反田の関係がどう決着着くのかがとても楽しみ

    3
    投稿日: 2020.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物達の人生の転機の場面が描かれていました。 特にホータローのモットーの元となるエピソードはなるほどなぁと思いました。 これからのみんなの将来がどうなっていくのかが楽しみです。

    2
    投稿日: 2020.10.01
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    2020-07-22 米澤穂信「いまさら翼といわれても」読了 古典部6作目は、短編集。 どのお話も、きちんと謎解きになっているのがステキ。アニメの影響か、キャラ主導に思われているとしたら残念。

    4
    投稿日: 2020.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホータローがホータローである所以とか、ホータローの良さとかいろいろわかってとてもいいお話だった。 どのお話もリンクしててすごい。 摩耶花がホータローに当たり強いのはそのせいだったのかと。 省エネ主義なのになんであんなに推理力あるんだと思ってたけど、昔の性格を知って腑に落ちた。 ホータローのメロス解釈たまらん。ホータローの読んだ本の感想をひたすら聞きたい。絶対面白い気がする。 ホータローの長い休日を終わらせるのは千反田なんだなと。 そして、千反田に寄り添えるのはホータローだからなんだと。 それぞれの関係性が見えて素敵だし、少しずつ関係性が変化しているのが良い。 ホータロー、そして古典部のみんながもっと好きになる。 特に好きなのは「箱の中の欠落」「鏡には映らない」「長い休日」「いまさら翼といわれても」

    5
    投稿日: 2020.09.10
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    氷菓を読み続けている人は触れて欲しい一冊。 キャラクターの意外な一面を知れたり、 そのエピソードきっかけに見方が変わるものもある。 そして、知れば知るほど、その人物に惹かれる。 切ないけど青春て感じでいい。 いまさら翼といわれても、長い休日、は必読です。続編書いて欲しいな。

    5
    投稿日: 2020.09.10
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    CL 2020.7.26-2020.7.29 古典部シリーズ、この先も書かれるといいな。 やはり舞台のモデル高山をよく知っているというのは大きい。

    3
    投稿日: 2020.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ6。短編集 「箱の中の欠落」高校の選挙の不正。どうやって不正投票は行われたのか。 「鏡には映らない」中学時代の卒業の寄贈品の話。何故、ホータローはちゃんと作らなかったのか。 「連峰は晴れているか」小木先生の謎。先生はヘリが好きだったのか? 「わたしたちの伝説の一冊」まやかが漫研をやめるきっかけ。走れメロスにそんな解釈があるとは 「長い休日」ホータローの信条の省エネが生まれた理由。ちょっとせつないね 「いまさら翼といわれても」合唱に千反田が現れない。ソロパートあるのに。きっと歌わなかったんだろうな。

    3
    投稿日: 2020.07.25
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    古典部メンバーの知られざる一面が分かる短編集だけに、スラスラと読めてしまった。彼らの成長をこれからも見たい。続編が楽しみだ。

    5
    投稿日: 2020.07.07
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    ・箱の中の欠落 里志 ・鏡には映らない 奉太郎 ・連峰は晴れているか 奉太郎 ・わたしたちの伝説の一冊 摩耶花 ・長い休日 奉太郎 ・いまさら翼といわれても える 奉太郎がモットーを掲げるようになった経緯、摩耶花が漫研をやめた理由、「千反田」はどうするのか、ちょっとした謎解きと一緒に人物像が深掘りされる。奉太郎の感想文、何かと便りになる里志、面白い。

    3
    投稿日: 2020.06.21
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    3.22 古典部シリーズ最新作。 3時間ほどで読了 初めて「氷菓」を読んだ時より読みやすく感じた。 遠回りする雛に引き続き、短編集であることも大きい。折木がどのようにして今のモットーに辿り着いたのかなども知ることができ、キャラクターについての理解も深まった。 個人的にはかなり好き。ハッピーエンドというよりは少し物悲しい終わり方をするこの作風が好きだと感じた。

    3
    投稿日: 2020.06.19
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    【読書】古典部シリーズ一気読み。これも含めて、どの話も動機が人間臭いので、解明した後、ちょっと苦味が残るところが面白いよな。この中で一番気に入ったのは「長い休日」かな。人間だからまあそんなことはあるんだろうけど、そういう仕打ちを受けると少し人間不信になるよなと思うよ。手短にやりたくなるのも分かるわと思った。他の短編も結構面白かったし、これからも楽しみやわ。

    4
    投稿日: 2020.04.30
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    子供じみた感想だけど奉太郎かっこいい...。 えるの進路の話は私も似たような状況なので共感しかない。

    3
    投稿日: 2020.04.21
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    人が死ぬわけでもなければ、胸が悪くなるような嫌ミスでもなく、主人公が何か大きな喪失を体験するわけでもない。高校生活を舞台としているからというのもありますが、古典部シリーズ特有のなんとも言葉にしにくいほろ苦さがそれなりに出ている短編集だと思います。 文芸誌はあまり読まず、単行本や文庫本が出たら読む程度なのですが、表題作は次作や長編への布石ともなるかもしれません。大人になると、進路で悩んでいた頃の気持ちはかなり朧げで、もっと真剣に悩むべきだったとも、そんなに深刻にならなくてよかったなとも思えます。わかったつもりでわかっていないし、見えているつもりでも見えていない、言葉にしたくてもうまく言葉にならない。そんな苦さやもどかしさが懐かしくも感じました。

    3
    投稿日: 2020.04.18
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    ほのぶーがどれだけ世界観、キャラを作りこんでいるのかがとても伝わってきた。 奉太郎がなんで省エネ主義になったのかのエピソードは小学生にしてはかなりビターな経験だし、それに気づいて泣いている奉太郎はすごい大人であり、子供であるなと思った。 それをなぐさめるお姉ちゃんも初めて?笑お姉ちゃんとしての供恵をみた感じ。 彼が推理する基準がそういうものであり、その基準が古典部に入ったことで徐々に徐々に変わっていることがまたわかってきて、前の作品を読みたくなってきた。 とにかくすごい。表題作もあまりに切ない。

    3
    投稿日: 2020.04.02
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    前作「ふたりの距離の概算」から文庫版ベースでなんと7年ぶり。自分の読書歴としても5年ぶりの古典部シリーズ。お久しぶり、とわくわくしながら開いたら短編集でした。ううん、長編読みたかったなあと言うのが率直な第一印象。 トリックがすぐ思い当たる作品もありやや物足りなさもありましたが、ラストを飾る表題作でガツンとやられた感じです。うん、持ち前のビターさを存分に残しつつ話が大きく動き出そうとするこの感じ、大作ならではです。 まさに「あとがき」にある通りの位置づけの作品、今後に俄然期待が高まります。

    9
    投稿日: 2020.03.25
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    まだ読んでなかった古典部シリーズの六冊目。もとから人の死なない日常青春ミステリなシリーズだけど、シリーズも進んできてキャラクターもの要素が強くなり、ミステリ要素はスパイスみたいなものだなぁ。 今回もチラチラ出てくる折木君のお姉さん、今後、重要な役回りを演じるだろうか? 自分では解決できない千反田さんの問題を解決するために、お姉さんに助けを求めるとか。

    3
    投稿日: 2020.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった^ ^ 折木君が、中学時代にとある女の子のヒーローになった。 自分が悪者になろうとも。男ですね。 千反田さんは突然自由を得ることになったんですが後継だと言われていて覚悟も決めていたはずなのに突然好きに生きろと言われても。困りますよね。。けどまだ高校生。これからいくらでもやりたいことは見つかりますよ! 今後も楽しみです! 期待します。

    4
    投稿日: 2020.02.20
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    古典部久しぶりに読んだけど、もうほぼなにもかも忘れていた。 「いまさら翼といわれても」単行本では読まなかった(上に「概算」は単行本で読んだ)ので間が空きすぎた……それでも奉太郎が好きだったことは思い出したよ。そうか、そんなきっかけがあったか。

    0
    投稿日: 2020.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第6弾か。久しぶり過ぎて「二人の距離の概算」までの記憶が朧すぎたまま読み始めたけれど、こんなにジーンとくるシリーズだったかと。 「わたしたちの伝説の一冊」は単なる漫研のいざこざに留まらず、あの頃なりに夢に真剣に向かい合う熱さがじわっときて、ホロッとしそうだった。 「いまさら翼といわれても」での奉太郎の彼なりの誠実さや優しさが、全然正義じゃないところがいい。急に籠から放たれた鳥は飛べるのか、千反田さんの今後が気になります!

    2
    投稿日: 2019.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ほろ苦いを通り越して、ビターだなあ!が最初の感想。 読み終えてみると前々巻の「遠回りする雛」というタイトルも、色々な意味合いがありそうですね。 「雛」を読んだ時の、あの桜の下の旧家の跡取りであることの想いと決意が、切なく、そして違った形で甦りました。でも、彼女達は、まだ高校生、「今さら」ではない、まだまだ拡がる翼が背中にあるのです。 久しぶりの古典部のメンバーに会えたのは嬉しかった。 個人的には、翼も好きですが「鏡に映らない」が好きですね。 ただ、残念なのは「女帝」入須先輩が出てこなかったこと(笑)

    10
    投稿日: 2019.12.27
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    〈古典部〉シリーズの最新作。前作『ふたりの距離の概算』の内容が思い出せなくて、ブクログの記録をみたら2013年らしく、本を閉じたあと衝いてでた言葉が「いまさらというには君は若すぎる」だったということにも得心がいった。 あぁ本当になんて無神経な言葉なんだろう。恥ずかしくさえある。こうやってどんどん面の皮が厚くなるんだ。里志の正義感も摩耶花の情熱も奉太郎の繊細さもえるの強さと弱さも、もっともっと親身に感じていたような気がするのに。 そして、次の〈古典部〉もずっと先のことになるであろうと予感をして涙をする。でもきっと待っているんだろう。願わくば、次作を読むときは登場人物たちのような思慮深さをもっていますように。

    2
    投稿日: 2019.12.11
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    氷菓から始まる古典部シリーズの最新巻。これまでと違い短編6つの構成。前作からかなり空いて細かいことは覚えていなかったけれど読み始めればすぐに四人の輪郭がはっきりと。 普段ミステリーも青春ものも殆ど読まないけれど、このシリーズは事件解決の楽しみの横で描かれる心の機微が絶妙で年甲斐もなく胸に迫ってくる。視点や時間を横断するこの短編集形式では殊更それを感じた。 摩耶花は前に進み奉太郎も変わりつつある中えるは…。続編が読みたい!

    0
    投稿日: 2019.11.20
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    <古典部シリーズ>の6冊目。 このシリーズ、今年になって読み始めたが、この最新刊でようやく追いついた。 今回は、自分から『気になる』と言い出したり、何だか調子が良くて当てもなく散歩に出るなど、一見いつもと違ったホータローが描かれる。 だけども、千反田が『実は、そんなに変わっていないんじゃないか、って』と言うように、ホータローはこれまで通りのホータローだ。 卒業制作で手を抜いた謎が明らかになったり、ふと気になった昔の出来事に自分なりのケリをつけたり、今のように『やらなくもていいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に』になった経緯を自ら明かしたりする中で、よりホータローという人物が分かって切なくなるの巻。 表題作は千反田の話、タイトルの意味はそういうことね。 いいとこの子にはいいとこの子なりの悩みがあるか。 あの後、歌いに行ったのか、行かなかったのか…、いずれにせよ、次巻(あるよね!?)での彼女の姿が楽しみ。

    1
    投稿日: 2019.11.19
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    課せられていたものや、背負っていたものがなくなると、どうしたらいいかわからなくなる… 本当は自分がそれにすがって、拠り所にしていたみたい。 だからいつでも、理由は自分の内にあるようにしたい。自分軸で生きていたい。 タイトルが素敵。ふたりの距離の概算、も。 翼って、無いと憧れるけれど あると扱いに困るのかしら。 風にお前はここだと教える、野の草になりなさい。 …この言葉と、少し重なるなと思ってみたり。 むにゃむにゃ。

    0
    投稿日: 2019.11.16
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    ■「大人」になるため、挑まなければいけない謎。 神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘――折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。そして、彼女の真意とは? 時間は進む、わかっているはずなのに。奉太郎、える、里志、摩耶花――〈古典部〉4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇。

    0
    投稿日: 2019.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズの愛読者であるから 評価はこのくらいは当然のこと。 それぞれのエピソードからも 彼ら古典部員たちの懐かしい空気が 漂ってきて 心地よく安らぎ 時折胸がざわつくところも 変わりなく。 作者のあとがきの言葉が心に残る。 「本書に収録されている短編は、どれも、いつかは書かれねばならなかったものです。」 古典部員たちの過去と未来。どのエピソードも そこにつながる彼らの「今」を記していた。 なるほど。「行きかふ年」が 歳月は行くことも戻ることもあるのだという タイムトラベラー芭蕉の存在証明以上に意味深い。

    0
    投稿日: 2019.10.14
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    短編集。どれもこれもすごくよかった。井原の漫研騒動が特にお気に入りです。連峰と翼はしんみりするものがあった。トリックで一番好きなのは鏡です。選挙の話で折木とふくちゃんがラーメン食べるシーンが好きだし、長い休日で折木の過去を垣間見れたのもよかった。

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    投稿日: 2019.10.06
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    奉太郎の老成化が進む。 短編のせいなのかいつもの苦味がやや少なく感じ、キャラクターものに徹しているのでちょい物足りない。 とはいえ、魅力あるキャラクターに肉付けされ、より一層シリーズにのめり込めそう。 こうゆう話を書いたからには長編の新作が待っているのだろう…そうであってほしい。 摩耶花と漫研との確執はすっかり忘れてしまっていた。 なにせ読んだのが随分と前なのでね。 一番のお気に入りは「鏡にはうつらない」

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    投稿日: 2019.09.15
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    シリーズ6冊目は短編6つ。それぞれ、ちょっとした日常の謎だけど、4人の個性がキラリと光る。自分の高校時代を考えると、なんてみんな一生懸命に生きていることか。ホータローの小学生時代のエピソードで、今のホータローが出来上がる原因が分かる。千反田さんも大きな転換期を迎えるが、2人とも、いい友達を持って良かったねぇ。と、4人の頭を『いい子いい子』してあげたい気持ちで読み終わった。千反田さんはあの後、歌ったのかな?ホータローの「走れメロス」の読書感想文は傑作だった。

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    投稿日: 2019.09.14
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     紛うことなき傑作だ、と思う。  本書は短編集で、その後の関係性を大きく発展させるような作品が多いような印象を受けた。実際は、2つか3つがそこに該当するんだろうけど、印象として。とは言え、大きな鍵となる一冊であることは多分、間違いない。  前巻に引き続いて、どちらかと言えば心情を紐解いていくような話が多く、やっぱりそういう手法の方が好みだと感じさせられた。摩耶花が主となる話が多いことも嬉しく、そのいずれもが面白かった。また、後半三作はどれも傑作と評して間違いない、非常に好みな話が続いて満足度が高かった。  これまで、商業作家はある程度クオリティが保証されていて、文章力はデビューから時間が経ってもあまり変化のないものだ、という認識が漠然とあった。けれど、〈古典部〉シリーズに関しては、巧くなったから、なのかは定かでないけれど、後になればなるほど確実に面白さが増していく。そのことに少し、感動を覚えた。  細かい点かつ、ミステリーならお決まりかも知れないが、シリーズ通して別の話のネタバレには配慮された書き方がされていることも、好感が持てる。どこからでも読めるよう、という配慮だろう。

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    投稿日: 2019.09.11
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    今回は短編集。色々読んだはずなのに、もう忘れている…。短編を読んでもおもしろいんだけどね。もちろん。でもなんか続きを読みたいような気がする。 購入

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    投稿日: 2019.09.01
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    登場人物たちの過去が明らかになったり、シリーズを追うごとにそれぞれの内面が描かれているなという印象を持ちました。読みやすいしまた7作目が出たら買おう!

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    投稿日: 2019.08.29
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    高校の古典部のメンバーたちの周りで起きるちょっとした謎とできごと、6短編集。生徒会役員選挙、卒業制作、教師の何気ないひとこと、漫画研究会の同人誌、小学生時代の係と口癖、合唱祭のソロ。 シリーズ第6弾とのこと。私は初めて古典部のメンバーに出会ったわけですが、ずっと読んできてたら受け止め方も変わったと思う。シリーズ遡るのもよいかも。

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    投稿日: 2019.08.24
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    古典部シリーズ。 合唱祭に参加するはずの千反田が現れず、伊原から連絡を受けてホータローが探しに行くが。 前巻あたりから日常的に起こる謎に、部員たちそれぞれが絡んできて、だんだん登場人物の深い部分がわかっていく。 ホータローの発言は私も経験があり、それがきっかけで色々考え方を変えたりしたので勝手に親近感が湧き、今後の展開がとても気になる。

    3
    投稿日: 2019.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    随分と久しぶりの古典部シリーズ。 6つの短編集ですが、特に今まで注目の薄かった摩耶花ちゃんが主役の話が二篇。 昔話が多かったのも、奉太郎が活動的だったことも特徴か。 相変わらず、米澤さんは伏線の張り方が上手で、何気ない話が、きちんと繋がっているところが気持ち良く感じられるのですが、今回はわざとなのか謎解きをきちんとしなかったり、放置したまま終わったものもあり。これが、別の話の伏線になってるのかもしれません。 最後は、えるのお話になり、良いところで終わってしまいました。 また、次巻…なんですよね? (信じてますよ、センセー)

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    投稿日: 2019.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズの短編集。 1作目の初めの記憶についての表現が印象的で、心地よい。少しずつ四人が成長を感じつつ、過去の出来事も振り返り、ページをめくる手がとまらなかった。

    0
    投稿日: 2019.08.12
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    久々に読み返そうとしたら、高校生の時に図書室へリクエストをして入荷してもらったものを読んだため手元になかった。調べてみると驚いたことに2ヶ月前に文庫が出ているではないか!これは運命なのでは?と思い次の日には買っていた。 読み返すにあたって全シリーズを読み返した。もはや高校生ではない私にとって奉太郎や里志の生活信条は高校生にしては重すぎるのではないか?今時の高校生はこんなに深く考えて生きてないぞと感じたり、思ったより摩耶花がオタクっぽかったり可愛らしかったり、えるたそはこちらが恐縮してしまうほどえるたそだったりと面白かった。あと中学生の頃の私は2日に一冊本を読む奴だったので不思議に思わなかったけれど、奉太郎本読みすぎじゃね?高校生の頃は部活に部活と忙しかったため本を読む暇はほとんどなかった。省エネではない学生生活だったのかもしれない……。 遠回りする雛と同じく短編集であるけれども、こちらの方が少しほろ苦い話が多い気がする。どれもいい感じに内容を忘れていたので逐一奉太郎の推理に感動した。 久しぶりに古典部シリーズを読むのにこの本を選ぶのもよいとは思うが、個人的には最初から最新刊まで一気読みをオススメしたい。古典部の四人が一見淡白そうに見える仲を年月を経るごとに深めていることが体感できると思う。そして奉太郎が信条に頑なではなくなってきているのも気づける。えるたそのおかげか。 ずいぶん前から思っているけれど、どうして作家は無意識な万人の持つ感情の起伏を拾って言語化してしまえるのだろう?最高やん……

    10
    投稿日: 2019.08.06
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    古典部シリーズ第6弾の、短編集。 まだ高校生活は2年目に入ったところですが、少しずつ立ち位置や役割を確立したり離れたりと人間関係の変化を感じる巻でした。 ミステリではなく、青春小説の1つのカタチとして読むとストレスがない。

    1
    投稿日: 2019.08.05
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    久しぶりに古典部シリーズを読めた。今回は短編集、奉太郎や摩耶花などキャラに焦点があたり、一人称で進むため何を考えているかもわかって面白い。奉太郎の省エネの由来はなんとも…便利に使われる…小学生で気づいてしまうのがまた聡い。 しかし一番印象に残ったのは表題作。今まで跡取りとして生きてきた千反田が跡を継がなくて良いと言われる。いまさら翼といわれても、とここで物語は終了。リドルはあまり好きではないのだけれど、この人の話はボトルネック含めて好きなんだなぁ。千反田は前に進むと思いたいけれど…

    0
    投稿日: 2019.07.30
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    するすると読める。日常に溶け込みそうな謎、不思議をほぼ安楽椅子で主人公が解く。どこがと言語化に困るけれど、この雰囲気が良い。 と言いつつ、他のものの方が面白いと感じるので、だんだん面白いと感じる方向が変わっているかもしれない。 190728

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    投稿日: 2019.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有名な「古典部」シリーズの最新刊。 何と言うか「スピンアウト」っぽい短編集。 特に連作にはなっていない。 「スピンアウトっぽい」理由は、 謎解き成分が薄く、オチが無いものも多く、 摩耶花目線で摩耶花のエピソードが語られたり... これまでの作品を読んでいないと 「世界観」が理解できないかな、と(^ ^; もちろおん意識してであろうが、 オチが無いので読後感がもやもやしている。 ワタシハタダシクリカイシテイルノダロウカ... と不安になって、戻って再読したり(^ ^; 前作からだいぶ時間も経っていて、 もろもろ忘れていることも多いようなので... 「氷菓」から通して読み返してみようかな、 と思った私であった(^ ^;

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    投稿日: 2019.07.22
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    文庫でシリーズを揃えているのですが、単行本刊行時に待てずに購入、そして文庫で買い直し。そんなわけで再読です。折木くん、高校生にしてはマメに自炊をしていて偉いですね、両親は何をしている人なんだろうとぼんやり思いました。伊原のエピソードがどっちも好きです。

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    投稿日: 2019.07.20
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    古典部シリーズ第6弾。 短編集ですらすら読めちゃいました。もったいない気もしつつ。(笑) 奉太郎が省エネになった過去が興味深かったし、 最近ちょっと変わってきてるのは古典部と関わってきたからかな?と嬉しく思ったり。 千反田はとても心配。タイトルに心細さが現れてますね。今後はどうなって行くのか、早くも気になります!

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    投稿日: 2019.07.12
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    2019/07/06 読了。 文庫版。 単行本を図書館から、で既読済。 この巻は個人に話が当てられて、 意外な面や掘り下げができる。 皆、シリーズ通して少しづつ変わってきている ところがあって、成長がみれるのがなんかいい。 摩耶花が一番高校生っぽい悩みで、頑張れーってなりますね。 えるに関しては本当続きを早く! いつか最後まで、アニメ化もするのかなぁ…。 選挙の話とか見てみたい。

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    投稿日: 2019.07.07
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    古典部詞シリーズ。と言っても読むのは初めてなのですが。高校の生徒会長選で投票用紙が多い謎。部活内部の派閥争いなど。 決して派手な事件ではない。ただ高校生という視点で見たときには限定された世界が虫眼鏡で覗いた世界のように大きく見えるから不思議だと思いました。 10代の高校時代。夢と現実の狭間で過ぎていく時間や仲間との他愛もない会話の時間は貴重だったなと思う。 思いでの中に未来は探せないので、40代のおっさんでも先を見据えていきたいです。

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    投稿日: 2019.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単行本で読了済みでしたが、文庫化に合わせて再読。さて、表題作のラスト、えるは合唱に行ったのか、行けなかったのかーなどと考えてしまうと、やっぱりモヤっとする安定の米澤節です。 米澤作品の中で古典部シリーズは比較的マイルドではありますが、シリーズが進むにれてビター感が強まっています。特に今作は4人それぞれの未来がほんのりとテーマとなっているため、それぞれの悩みやどのように前に進んでいくのか、高校生ならではの痛みと不安が伝わってきて、切なくなりました。 自分にとっては既に数十年前の記憶でしかありませんし、既に親目線でしか読めなくなってしまいました。それにしても、小学生の奉太郎にかけた言葉など、折木姉ってすごいな、と感じました。

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    投稿日: 2019.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あなたに、翼はありますか? 古典部シリーズももう6作目…ですが前作から7年も開いてたとはちょっと驚き。 数年ぶりに会って、全然会ってなかったけどそんな気がしない昔からの友人って居ません? 多分身体に馴染むものやひとって、ある程度内面化されているからそういう感覚を持ち易いのかもしれません、ね。 そんなわけで相変わらずの面々の、けれど内容としてはちょっと大事な、転機とも云えるようなタイミングを描いた短編集。 それでいて、そのエピソードを通じて、いままでの作品で探偵役としてひとの心情を炙り出してきていた奉太郎、彼自身の為人を描くものでもある。これまでどうしても描ききれていなかった奉太郎のルーツが! みたいな← さて。 御存知のとおり、オレの背中には翼があるわけだが(お付き合いください)、 オレはずっと、この翼は誰のものなんだろうと考えていた。誰がくれたものなのか。誰のためのものなのか、と。 とんだあまちゃんである。翼だけに。 きっと怖かったのだ。自分の翼が。 だから、自分のものにしたくなかったのだ。 誰かにもらったものなら、その誰かのことを考えないようにすれば捨てられる。 誰かのためのものなら、その誰かに必要無いと云わせれば捨てられる。 はふう、である。自分の力も自分の可能性も、自分のものでしか有り得ないというのに。 それを最初から自覚していたら、千反田みたいに辛かったのだろうか。 その彼女に、奉太郎がどう寄り添っていくのか。 以下続刊。楽しみです。

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    投稿日: 2019.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集であったからか謎解きも簡単なものが多いと思ったが、長編のような大掛かりなものではないが安定した謎解きだったので満足。前作の「ふたりの距離の概算」が各エピソードが結果に関連する作品で、今作は短編集だったのでひとつのエピソードで完結してしまうのは個人的に物足りなかった。

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    投稿日: 2019.07.01
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    「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた“古典部”部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田はいま、どんな思いでどこにいるのか―会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、謎解きを通し“古典部”メンバーの新たな一面に出会う全6編。シリーズ第6弾!

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    投稿日: 2019.06.29
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    学園ものの謎解きミステリー。 とはいえ、殺人とかではなく、日常的なもの。 ちょっと新鮮でした。 シリーズらしいので、他のも読みたくなりました。

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    投稿日: 2019.06.29
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    古典部シリーズ第6巻です。単行本は2016年に発売されていましたが、やっと文庫化されました。前巻「ふたりの距離の概算」から7年ぶりです。本作は「文芸カドカワ」と「野性時代」に掲載された6つの短編が収録されています。明らかに古典部シリーズを愛読してきた人向けの内容になっています。省エネ探偵が活躍するのは最初の「箱の中の欠落」くらいで、あとは古典部メンバーをそれぞれ掘り下げるための過去話や心の葛藤などを描くことに重点がおかれていると感じました。このシリーズが好きな人は読まないともったいないです。

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    投稿日: 2019.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    降って湧いた自由に、戸惑うばかりで。 単行本を読んでいたので再読。どれも、突き刺さるほどではないけれど、心に確実に残る。同級生の無邪気だけどとんでもない悪意と、それに対する小さな対抗。何気ないことばに隠されていた人を想う気持ち。人の狡さに傷ついた記憶と、自分を守るための方法、そして一歩踏み出すきっかけ。どれもが、自分の体験ではないのに、自分のことのように感じられる。私が知らないだけで、このような想いを抱いていた人が、きっと近くにいたのだろうと。 表題作は、家を継ぐと考えていたえるが、突然その確定していたように思えていた未来を取り上げられた(ような)ことによって、戸惑う話。寄り添おうとする奉太郎の姿は、小学生の時に傷ついて、繭を作った彼が、そこから出てきて羽ばたくようで。続きが気になる。

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    投稿日: 2019.06.27
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    やっぱり私は伊原さんが好き。いい子だよなぁ伊原さん。    そして今回の短編で奉太郎に対する印象が多少なりとも改善した。    しかしまぁ相変わらず話は面白いですね。     一番はやっぱり伊原さんの話ですけど。

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    投稿日: 2019.06.26
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    米澤穂信さん古典部シリーズ「いまさら翼といわれても」デビュー作氷菓を読み続編を読むはずが、Netflixで愚者のエンドロール、グドリャフカの順番、遠まわりする雛をアニメ版視聴してしまいました。ふたりの距離の概算を飛ばして最新文庫本を、神山高校メンバー4人は2年生に、卒業まで続くようなのでまだまだ楽しめそう。安定の読みやすさです。

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    投稿日: 2019.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の古典部シリーズ,やっぱり面白い. 「連峰は晴れているか」は既読感が・・・,と感じたのはアニメで見たせいか. 折木君が中学時代にしたことも分かって,スッキリ. 折木君の「長い休日」もそろそろ終わるのかな. 「いまさら翼といわれても」はあの後どうなったんだろう「私、気になります」.

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    投稿日: 2019.06.24
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    〈古典部〉シリーズの最新作が文庫化。 このシリーズの新刊が出るのは久しぶりだ。そういえばアニメにもなったんだよなぁ……(随分前だけど)。 本作でのテーマは『変化』だろうか。と登場人物それぞれに重要な変化の時が訪れていた。そう遠くない将来、彼らがどういう道を選ぶのか気になる。最新作はもう少し早く出てくれるといいのだが……。

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    投稿日: 2019.06.20
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    古典部シリーズ6作目。もうこのシリーズ終わったものだと思ってぐらい前作のラストが印象的だった。だから読み始めても蛇足な感じがしていたのですが、最後のいまさら翼といわれてもでガツンとやられた気に。あの千代反田はどうなってしまうの?続きが気になります。

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    投稿日: 2019.06.18
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    高校生達を主人公にした時点で避けて通れない,将来への分岐点を日常ミステリィという土俵の上で見事に描ききる.希望もへったくれもないので,人物投影することもできない鬱々と元々の筆致とが相まって,日本海側のドンヨリと曇った古典部らしい(筆者らしい?)ひり付くような一冊.決して解は与えず,また提示することもなく,自由の重みが淡々と提示される.

    0
    投稿日: 2019.06.18
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    2019.6.16 購入。 古典部シリーズ第6弾。連作短編集。 小ネタが多い。 中学の卒業制作時の奉太郎の謎の行為「鏡には映らない」が一番面白かった。 漫画家志望の伊原摩耶花の属するクラブ「漫研」での確執を描いた「わたしたちの伝説の一冊」、折木奉太郎のモットー「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」が生まれた「長い休日」など古典部面々の過去・将来に関わる話が多い。 タイトル作「いまさら翼といわれても」は千反田えるの話、印象的なタイトルとともに、これからどうなるのか、すごく気になった。 (図書館)

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    投稿日: 2019.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビックラブ…………これが米澤穂信だよね…………米澤穂信(以下よねぽ)の良さってどうしようもなく残酷なところじゃない!?普通生き残らせますって普通結末ハッピーエンドにさせますって学生青春ミステリだよ!??!??いや〜最&高……略して最高過ぎる、全体的に暗っ……ジメジメ……梅雨だよ〜泣いちゃうよ〜テーマカラーはグレーだよ〜みたいな、、わかるんだよ、分からないけどわかるんだよ、学生の悩みとか苦しみとかそういうのが綺麗に紡がれていてすっっきやねん……あとテーマ麺類なの?よねぽだからきゃわきゃわって言われるんだよ…………………………

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    投稿日: 2019.06.16