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総合評価

72件)
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14
31
9
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    直球な題名に惹かれて購入 朝の通勤電車で読み始めたのを後悔笑、 12編もの短編でかなりボリューミー。どキツイのもあれば絹婚式でふいに感動してしまい泣きそうになって情緒が忙しかった あとがきのQ&Aがめちゃいい

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    【2025年77冊目】 好きな人とたくさん――。 夫婦、学生、病人、トラウマ、デリへル、異国、夢の中、年の差、最後、禁断、都会の邂逅、子ども。キーワードを書き出しただけでも多彩な物語が散りばめられていることがわかる、セックスと性と生を題材にした12編の短編集。 セックスを題材にした小説は結構好きだったりします。かといって、官能小説が好き、という訳ではなく、性を題材にした人の感情の揺れを読むのが好きなのです。 もっとも動物的で、本能に従う行為でありながらも、ただ腰を振れば、振らせれればいいというわけでもない。そこには計り知れないほどの深い感情が蠢いているような気がしています。 ただ快楽を求めるなら一人ですればいいだけですが、人がセックスに求めるのはそれだけではない、ということをこの作品を読んでまざまざと思い知らされます。結構直接的な表現が多いので苦手な方は苦手かもとも思いつつ、そもそも真っ直ぐなタイトルなので、この時点で読み手を選んでいる気もします。 巻末のお悩み相談は結構どうでも良かったですが笑、本編は楽しく読めました。「二階の夜」だけはアウトだろ、と思いましたけど。

    1
    投稿日: 2025.07.08
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    いろんな人のSEXを想像して石田衣良が書いている作品。 エロ小説を買えない人が石田衣良という名前で免罪符をもらって読むような、小説好き特有の暗いエロスを感じた。村上春樹に通じるような。 最後にSEXに対するお説教が入ってるところも、人のSEXに関わりたいんだなという暗鬱とした作者の欲望を感じさせる。 続編も書きたいらしいが作者の自慰のようだ。 個人的には手や足の描写をただただ読まされる時間は苦痛でしかなかったが、うまい文章読むの好きな人はそれも面白いのだろうと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.13
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     『二階の夜』は唯一受け付けないが、他の短編はどれも良かった。ベタだけど単純な官能小説ではない『白い夢』『絹婚式』『純花』と『ソウルの夜』『文字に溺れて』が印象に残る。とてつもなく相性の良い相手に巡り会えた人はどの程度いるのだろう。「好きな人とたくさん」というキャッチコピーが素敵。忌み嫌うものではないし下らなくもないが、世間の風潮その他のしがらみから気恥ずかしさを伴うテーマ。もっと普通にオープンでいいのにね。性行為そのものより、手を繋いだり抱き合った時のドキドキをもう感じないことに寂しさを感じる。

    2
    投稿日: 2024.06.14
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    これを薄っぺらい官能小説と感じる事には全く賛同しない。 一つ一つの物語が人間本来持つ色んな欲をとても正直にリアルに描いている。 やはり心が繋がってこその行為だと改めて感じさせられた。 文章もとても読み易く嫌な読後感が全くない。 現在、石田衣良に嵌り中。

    2
    投稿日: 2023.12.09
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    石田衣良さんの作品の中でまた新たな小説に出会えた。官能的で、でもとても温かくてさすが石田衣良さんだなという感じ。あっという間に読破してしまった。

    1
    投稿日: 2023.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◎要約 男女のセックスをテーマにした短編小説。男女の数だけセックスの在り方や関わり方を知れるところが小説の見所です。セックスは性欲を満たすだけでなく、大切にしたい人と繋がる最高の手段だと改めて感じた。 ◎感想 12の短編を通して、男女の数だけセックスの形があると学びになりました。それぞれの章に共通するのは、セックスは何ら恥ずかしいことでなく、むしろ素晴らしい快楽や喜び、そして繋がりをもたらす最高の行為ということ。 特に印象に残った章は、「文字に溺れて」と「最後の滴」です。 「文字に溺れて」は高校生の青年が図書館で官能小説を読みながらオナニーする話。最近自分も官能小説を読んでみて、映像だけでなく、文字でもエロさを感じ取れると新たな気づきをえました。文字は映像と違って自分のペースで情報読み取ることができるし、何より自分の中で理想の女性を想像できる。それが余計にエロいなと思います。 「最後の滴」は社会人カップルが別れることになり、最後のデートをする話。自分も別れる時に最後のデートをした経験はあるけど、作品みたいに別れのセックスの経験はないので羨ましいと感じました。別れるのになんでセックスするのかなと思ったけど、終わりがあるからこそ最後のセックスが最高になるんだと僕は感じました。毎年三月に咲く桜も終わりがあるから儚いのと一緒で、終わりの見えた段階でのセックスも美しい。

    0
    投稿日: 2023.08.04
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    3.0 男目線の性を題材とした短編集。男をそそる女性が多く出てくるけど、実際とは違ってる気がする。女性に聞いてみたいけど、セクハラになるので聞けない。謎は謎のまま楽しむべし。

    1
    投稿日: 2023.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    石田さんの性描写は本当に艶かしい。体温を感じるというかどきどきするというか。色んなカタチの色んなsex。

    1
    投稿日: 2023.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

     余り読んでない作家の石田衣良さん。「SEX」、2012.9発行(文庫)。いろいろなセックスの形態を描いた12の短編集。死を間近に控えた50歳の男性の希望に応え、病室でヌードを晒す元妻、クラブのママ、モデルたち「蝶をつかむ」。結婚10年、未だ妻に触れることができない夫は性嫌悪症。カウンセリングと懸命な努力が2年後実を結ぶ「絹婚式」。妻と15年セックスレスの56歳男性と彼と別れ半年ぶりのセックスの26歳女性。この二人のセックスの顛末は「落葉焚」。

    1
    投稿日: 2023.01.24
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    色んなsex、性に関わる人間関係を描いた物語。 性によって救われるもの、傷つくもの、様々である。 描写は良いが、物語の面白さとしてはどうだろうか…

    1
    投稿日: 2021.07.23
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    セックスに至るまで、 セックスするカップル、 セックスする状況、 セックスに対する心境、 セックス中の感情、 いろいろな組み合わせがあって、 それを汲み取る、成りきる、 自分なりにだけど"溺れる"ことで 一つ、一つ何か学べる気がします。 読むときに毎回受け取りかたも変わるし、描写が深いので、毎度嬉しい一冊です。 深い!すごく好きです!!

    1
    投稿日: 2021.06.11
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    タイトルに圧倒感があり、なかなか読めませんでした。 でも石田衣良さんの小説ということもあり読み進めました。 私の周りでも『行為』事態が忌み嫌われている昨今。そのことが、まるで当たり前のように笑い飛ばされています。 なら、何故、生きて楽しい経験が出来たり、子供が可愛く思えたり出来るのか?違和感を感じていました。 涙が流れる物語もありました。 人と人の繋がりの確認の一つだと思えました。 ただ、それだけでも、貴重なことを教えてもらえました。

    2
    投稿日: 2021.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *好きな人とたくさん―。夜の街灯の下で。図書館の片隅で。入院中の病室で。異国の地で。最後のデートで。まぶたの裏で、なにものかに祈りながら。性がゆたかに満ちるとき、生は燦然とかがやく。だからセックスは素晴らしい。頭と心と身体が感じる最高の到達点を瑞々しく描いた、すべての男女に贈る感動の12編* この作品は、あとがきから読むのもお勧めです。 「セックスは気持ちいい。セックスはかわいい。セックスは愛おしい。セックスには感動があり、涙もある。セックスはあらゆる接続詞と無理なくつながり、豊かな物語をもつ」。そういう目線で読むと、違った側面から物語を見られて、更に奥深さが出て来るように思います。 本編は、短編集なのでさらっと読めますが、色々なシチュエーションを織り交ぜた物語たちで飽きません。愛が溢れつつも、どこか哀しく寂しい独特の読後感。少々男のロマンが溢れ過ぎな感はあるものの、大人ならではの物語を堪能できる1冊。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    久しぶりに石田衣良作品を。 あとがきのセックスのスローガンは「好きな人といっぱい」これがセックスの原点な気がする。 ただ、セックスをしているだけの内容ではなくて、背景や登場人物の気持ちが織り込まれてる。 ふたりだけの世界、きゅんとして、涙して、興奮する。 文字に溺れて、絹婚式が特に好きだったな。

    0
    投稿日: 2020.08.12
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    「好きな人とたくさん」 その一言に尽きますね。 「気持ち」が良くなるsexを。 たくさん出来たら良いね。

    3
    投稿日: 2020.05.27
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    苦手な短編集。 石田衣良さんじゃなかったら読んでない。 くだらないと思いながらも、 そのくだらなさの中に真の人間味があるというか。 愛のあるSEXってやっぱり素敵だなあと思う。

    3
    投稿日: 2020.02.20
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    衣良さん、って感じ。 それぞれシチュエーションは バリエーションに富んでいるけど 描写はけっこうどれも同じ。 男性の雰囲気がすごい漂ってる。 文字に溺れてと絹婚式が好きだったかな。 あとがきや付録で言ってることには 共感できるのになぜか作中では いまいちしっくりこない。

    3
    投稿日: 2019.07.31
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    様々な愛の形。 「書物の中だからでしょ?」とか、「ないわー」と思う物語もあるし、「羨ましいっ」と欲に駆られる物語もあるし。。。。 結局、どれも夢中にさせられる。 愛し合う・・・なんて、尊いことなんだろう。温まることなんだろう。。。

    5
    投稿日: 2018.06.19
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    うーん・・・ちょっと、物足りないような~~~w もうちょっと突っ込んで欲しかったけど、ショートショートって感じだから仕方ないのかもだけど、もうちょいガッツリいってほしかったかなーwww (なにを期待してたんだか?ww)

    4
    投稿日: 2017.11.04
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    好きな人とたくさん―。夜の街灯の下で。図書館の片隅で。入院中の病室で。異国の地で。最後のデートで。まぶたの裏で、なにものかに祈りながら。性がゆたかに満ちるとき、生は燦然とかがやく。だからセックスは素晴らしい。頭と心と身体が感じる最高の到達点を瑞々しく描いた、すべての男女に贈る感動の12編。

    4
    投稿日: 2017.07.23
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    セックスって何なんでしょうね。 この歳になればセックスしてる人間のほうがマジョリティになるとは思うけど、そのマジョリティの一部である私もわかりません。 セックスが何なのか、輪郭すら捉えられず、何年もの時を生きました。 その何年かの間に自らの体や心を削ったこともあります。 それほど、私はセックスというものに惹きつけられました。 惹きつけられたなんて言い方をすると美化されているような気がしますが、結局はただの欲なんでしょう。 でも、ただの性欲ですね、で終わらせるにはどうも難しい何かがあると思うのです。 この作品は短編集で、様々な人々の様々なセックスを垣間見ることが出来ます。 彼らのセックスは多様で、性欲の陰に隠れた性欲以外の欲を隠し持ちながら、そこにありました。 それは私達も同じだと思います。 支配したい、認められたい、知りたい、壊したい、子どもがほしい、そして生きたい…などなど。 私達は性欲以外の欲を持ち合わせ、性欲を手放すときにその欲も一緒に手放す。 単純なようで、複雑で面倒くさくてよくわからない。 自分が誰なのかよくわからないように、セックスもよくわからない。 それでもセックスをセックスと名付けたのは人間くらいなもので、やっぱり人間はセックスをどうにか捉えたかったのでしょう。 この作品を読めば、セックスが何なのかわかるわけではないけれど、私達にセックスが何なのかという問いは与えてくれるような気がします。

    0
    投稿日: 2017.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半とても楽しかったのに、やっぱり続けて読むと疲弊した! 特に社会に殺されかけてる男性像が描かれてるパターンが似通ってたのでちょっと飽きちゃったかなという… たぶん美しく書こうとはしてないからだと思うけど、それにしてもちょっと面白くなりながら読んでしまったので この作家の本は街を舞台に書いた話の方がいいなーと思った。

    0
    投稿日: 2016.11.23
  • どこでもやっちゃいます

    タイトルそのまんまの内容だった。 いつでもどこでもだれとでも。ありとあらゆるシチュエーションでやりまくる。 歩きながら?図書館で?幽霊と?母親と?何でもアリだなこりゃ。 なぜこんな小説を書くのか、石田さんのポリシーがあとがきを読んで理解できた。

    0
    投稿日: 2016.10.05
  • ん~~イマイチかなぁ

    色々なパターンの性についての物語集でした。 私自身が期待していた、 行為中の描写はあまりなく、私はイマイチかなぁと思います。 ただ、描写を必要としない方は、精神的な性への感情などは表現されているので、 お薦めかもしれません。

    1
    投稿日: 2016.06.19
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    セックスレスな我が夫婦にはなかなか参考になる文書でした。笑。 いろんな性の形があると。そこには物語すらも存在すると。 身体だけではなく、それは心にも影響を与えると。 性についてこれほど深く考察することはなかったので、なかなかの発見でしたが、エロ本と言ったらそれまでの官能小説でもある。笑 最後に石田衣良が質問形式で読者に答えるアンサーが、なかなかの赤裸々っぷりでこれまた驚きました。 これ

    1
    投稿日: 2016.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たまにはこういうのもね(笑)、と手に取った一冊。 官能小説のような品の無さはなく、さわやかな“性”を味わえる……と思ったのも半ばまで。ずばり“セックス”そのものを直球で描く短編が十以上も続くと、さすがに食傷するという(苦笑)。 「夜あるく」は、興味本位の勢いで読み進んだ。 「文字に溺れて」は……“性”が憧れでしかなかった自身の同年代時代を思い起こし、適度な共感と強烈な羨望と切ない青春の匂いを再体験した(恥)。 「蝶をつまむ」は……、どうでもよし! 「絹婚式」に描かれた夫婦愛に、思わず涙ぐんでしまた。 ←この一篇を読めたのが、本書の最大の収穫。 以降は、惰性で無理矢理読んだ。 「クレオパトラ」は……、もはや内容を忘れた。 「ソウルの夜」……結局、何を描きたかったのか? 「白い夢」……オカルトか?ファンタジーは守備範囲外。 もはや飽きた。 「最後の滴」以後3篇は、時おり飛ばしつつの斜め読み。 石田衣良はやっぱり、“街もの”がいいなと、何度か外れを引きつつ懲りずに手を出してきた恋愛もの改めて訣別を告げるきっかけとなった。 ※とはいっても、“池袋”続巻の文庫化は待ち遠しいし、新たな“街もの”が刊行されたら、きっと買う。 ★2つ、4ポイント半。 2015.09.30.古。 ※序盤の4篇のみで一冊に編まれていたならば、★4つだったのに……。

    1
    投稿日: 2015.09.30
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    IWGP の作者の官能小説ってことで、興味本位で読んではみましたが、ま、凡作以下っていうんですかね。(^^; こう、文学系のきどった文章が出てくると、思わず苦笑いしてしまいます。 作者とか、付録の相談室とか見ていると、多分、ターゲットは女性なんじゃないかと思いますが、実際、買って読んで楽しめた人っているのかな? 作者本人はとても満足しているようなので、ま、それはそれで良かったということで。 続きも計画されているようだけれど、多分、読まないかな。(^^;

    0
    投稿日: 2015.07.11
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    sexにまつわる短編集。 妄想力逞しい私ですが、イマイチぴんと来ず… 後半の作品は感動系もありますが総合評価は☆3つ。 再読はないかな。

    0
    投稿日: 2015.06.15
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    読み終わってしばらく経って、内容がほとんど頭に入ってなかった… パラパラと再読して、ああ、こんなんだったなという感じ。短編集だし… 性というのは私達にとって嗜好でもあり生殖行為でもあり、愛情というエネルギー交換でもあり、なくてはならないものだと思っている。それを表現してある一冊であるとは思ったが、 特に感動なく、官能小説というカテゴリだが興奮等もなく、作者らしい美しい表現がところどころ心地良かった記憶はあるが、ただそれだけだった。

    0
    投稿日: 2015.05.09
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    うーん。この人の性描写が濃い小説の表現は、決まりきってるものが多いというか。またこれかよって笑ってしまう部分はある。小さな手に握られているよう、とか。湯を満たした、、とか。話の内容としては、短編集なので好き嫌いがそれぞれあると思います。私は、図書館の話は苦手だけど女性恐怖症の夫の話は好きでした。

    0
    投稿日: 2014.12.21
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    sexをテーマにした短篇集。性欲に満ちたものもあれば、夫婦愛に溢れたものもある。ドキドキしたり、きゅんとしたり、興奮したり、感動したり…。作品によって感じ方は様々だったが、いずれも性の問題を抗えないサガとして前向きに受け止めようよというメッセージを感じた。

    0
    投稿日: 2014.12.09
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    わたしの感性には合わなかった。全体的に現実から逸脱している。性が美化されすぎていて、受け付けなかった…様な気がする。多分再読はしないなあ。性の違いもあるのかも。表現の仕方としては、美しく伝わりやすく、相変わらずナイスです。

    1
    投稿日: 2014.10.26
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    やや感動系なエピソードも入った官能短編集。テーマがズバリそのものなので人前で読むには恥ずかしいですな。 考えてみると食欲と同列なのだからおかしくはないはずなのだが。

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    それぞれの短編で色々なシチュエーションや男と女が描かれているが、なんとなくsexは一辺倒な書き方に思えた。 描写はエロいけど、心は動かなかった。。。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    帯を見て衝動買いしました。 「好きな人とたくさん」わかったような気がします。 短編だからかな、すっと終わるので個人的には 重くなく読めました。 おっしゃられてる方もいらっしゃいますが 電車の中では読むの辛かったです(笑) 夜、寝る前にひっそり読みました。

    0
    投稿日: 2014.06.09
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    2にも、期待☆ タイトルのまんま、だけど、色んな形や色んな状況を描いた作品。 ただの官能小説ではなく、 読み手の想像を膨らませるような幅を含ませた内容だった。 性(sexという行為も含めて)に嫌悪感を持つ方にも、文字でなら受け入れ易いのではないかと思う。 子どもを持つ身としては、【純花】の話は人ごとだとは思えなかった。 一歩間違えば、同じ状況になるかもしれない、と思いながら読んで、自分ならどうしたら良いだろうか……と考えさせられた。 内容を読む前に、あとがきを読んで欲しい! ー生と性のよろこび。 自分としての解釈にはなるが、 生と性。性にはりっしんべんがついている。 ただ単に、体を合わせるだけでは成り立たないことだから、なのかなと。 心を伴った生きる行為。 そういうのを、著者は伝えたかったのかな……。

    1
    投稿日: 2013.07.28
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    sexの描写が一辺倒でツマラナイ でも短編の小説として面白いものはいくつか 次回作は読まないかも・・・

    0
    投稿日: 2013.07.26
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    官能小説の良し悪しというのがイマイチわからないですが、良かったと思います。 確かにエロティックなお話ばかりですが、単にsexしてるだけではなくて、sexという行為に向き合うお話が盛り込まれていたと思いました。 この本自体は短編集なので読みやすかったです。

    2
    投稿日: 2013.06.01
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    卑猥やけど、 それだけではないものがあるー 石田衣良さんは ただのエッチじゃないよなあー うまいねー

    1
    投稿日: 2013.06.01
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    タブー視されているsexを、どどーんと書いちゃっている作品! 私は好きだな〜 特別なアブノーマルとかじゃなくて、ただただ、日常生活にあるそれぞれのコミュニケーション。それを文章で表現するのがすごい!しかも、なんというか、行為だけではなくて、行為を通して登場人物たちが何を感じているのか? 内容がすとんと落ちるってより、すーと流れる感じで、それに良くも悪くもない。それが妙に心地よかった!

    2
    投稿日: 2013.05.31
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    石田さんの恋愛描写は得意じゃないから躊躇しながら手にした本。 でもすごく良かった! 大切な人との大切な行為であること。 それを忘れずに過ごしたい。

    0
    投稿日: 2013.05.09
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    あとがきが良いですね。草食系男子や未婚率の上昇は日本の将来を不安にさせますね。SEXに光をあてることは大切です。 純花ちゃんの生まれ変わりが誕生する事を切に祈る!

    0
    投稿日: 2013.04.21
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    SEXって猥褻なものとして扱われやすいし、メディアに露呈されるときはマイナスなイメージ。 でも本当は大事なこと。 夫婦、カップルの心を繋ぐコミュニケーションとして欠かせないもの。 それを12の短編という形で教えてもらえた気がします。

    0
    投稿日: 2013.04.21
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    SEXの形にも色々な形がある。石田衣良が描く、美しく、やらしく、かわいくて、涙がでる。性のさまざまな極みを、描く12の短編集。 きっとセックスだけがほんとうであとの世界が全部嘘なのだ。 恋人と夜の住宅街を歩きながら... 同級生と図書館で... 会社の忘年会が終わったあとで...

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    最初の短編が臨場感とふたりの欲情感とがリアルで良かった。エロかったが。その後の短編達は物語としては良かったがインパクトに欠けた。また進むにつれて単なる週刊誌のチョイエロ小説になっていったのが残念。息絶えた感じかな。

    0
    投稿日: 2013.02.22
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    基本的には、SEXを前にしたら、全ての肩書、財産、能力は無に帰すという考え方?そこでは、男と女でしかない。 たまに、感動的な話につなげようとはしているが、単純に官能的な気も。。。石田さん的には、それでいいと考えているのかな? 後半の短編では、感動するものも。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    単なる官能小説というのでない、セックスができなくなった背景や、いろんな人間の一部に性の営みがあることを物語っている短編集。

    1
    投稿日: 2013.01.05
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    タイトル通りのsexに纏わる短編集。 「 好きな人とたくさん」という帯のに惹かれた。 石田衣良の官能はあまり好きになれないわりに買ってしまった。 生と死と性を描いてる。

    0
    投稿日: 2012.12.31
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    なかなか人がどんなセックスをしてるのかなんて聞くこともないので、結構楽しい。 それこそAVなんかのセックスではなくありふれた日常の一コマとしての「ふつう」のセックスを切り取った短編集。 好きな人を大切にしようと思えました。

    1
    投稿日: 2012.11.19
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    あの無差別殺人も実行される前に声をかけていた少女がいたら未遂に終わったかもしれないのにな、という希望をsexに込めちゃうとこが石田衣良さんらしくて素敵。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    好きな人とたくさん。真面目に性について考えることができるかな。性と死をテーマにしてるような気がしたけど。

    0
    投稿日: 2012.11.08
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    12の短編からなる3:7の割合で官能小説。性行為の綿密な描写が必要だったのか疑問だ。恋人同士なら書かれているくらいのことはしているし、それを字で読まされることの感動はない。 石田衣良の才能は人物や状況設定の妙による部分が大きい。その点では、それが光る作品も数編あって救いだった。

    0
    投稿日: 2012.11.02
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    思い切ったタイトルだなーと、少々レジに持っていくのが恥かしくなりながら購入。 描写はけっこう露骨だったけど、特に何かが印象に残るわけでもなかったかな。

    0
    投稿日: 2012.11.02
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    想像と全く違ってた…(;´д`) イシダイラ作品なので何かと問題提起的な要素があるのかと思っていたらタイトル通り、基本は官能小説でした。 悔しいので全部読んでみたら、最後の短編(だったかな?)でちょっと感動。あぁ、諦めずに読み進めて良かったなぁと妙に納得!(笑) 石田衣良のsexの定義は 「好きな人と、たくさん」 だそうです。 あるべき姿なのかなーと思ったりするけれど、この短編のなかにはそうじゃないだろっ!ってつっこみたくなるものもいくつかありますね。 こんな風に性を冷静に語れるようになったのは歳を重ねたからかしら。 でも続編は読まないような気がします。

    0
    投稿日: 2012.11.01
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    そのこと自体よりは、背景のほうがいろいろあるなぁと思いながら読んでいました。小説家は、世の諸問題に影響を与えるかもしれない著作が出来るんだなって思ったり。身近かもしれない人達の何気ない生活の中に起こる、それに関する諸問題。自分がそこにいたら…という置き換えではなく、ちょっと眺めたりしつつも、「好きな人とたくさん」っていう伝えたいことは伝わった気がします。

    1
    投稿日: 2012.10.29
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    あるひとに薦められて、おなじ時代を生きる作家の小説を久しぶりに読む。ここにあるエピソードと同じぐらいのことを現実生活で経験しているので、最初は大げさな表現がはなについたが、文体に慣れると、シチュエーションが違ってもそれぞれに感情移入できるようになれた。 「文字に溺れて」は全話中特にこんもりとしていた(「図書館は水族館だ」という比喩から始まるところとか…)ので、妄想や思い入れがあるのでは。 自分の年齢その他と重なる「最後の滴」、一番哀しく感じたのが意外にも「蝶をつまむ」。死んだ人を扱う話は他の人の方が巧そう。

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    投稿日: 2012.10.28
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    【いい本といいセックスをたのしんでください。どちらも大人の生活には欠かせない大切な時間です】 ふむ( ´・_・`)僕も含めて,「草食男子」なるものが増殖した今日。表紙があの石田衣良さんの【美丘】を思い出して怖かったけど(同フォトアルバム内参照),手に取ってみた。 なかなか,おもしろかったです…特にあとがきが( -ω-) 中にはイヤな話もあったけれど,どこか遠くないところにある現実なんだろう。 深いなぁ…。まぁ,僕自身のsex感を公共の場には晒せないけれど,男の子だって,結構コレにセンシティブなのよね。普段表に出ないコレの性格が,表の正確にダイレクトに影響すると思う( ´・_・`) あまり好きでないテーマだったけど,読んでよかったかな,きっと…。 男女にオススメです!思春期でない,世の夫婦とカップルたちにオススメ!

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    投稿日: 2012.10.28
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    石田衣良がまさかの官能小説を。 これは…興奮しちゃうな。 ちなみに石田衣良は高校の先輩に当たります。

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    投稿日: 2012.10.25
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    う~ん、特に感想がない…。 真っ白できれいな表紙に惹かれて、すごい題名だなと思って読んだ1冊。 『文字に溺れて』が可愛いなと思って、『最後の滴』がなんだか切ないなと思った程度。 石田衣良さんの本は何冊か読んでるけど、どれもあんまり記憶に残ってない気がする。私には向かないのかな。

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    投稿日: 2012.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルとカバーを見たとき、驚いたことを今でも覚えている(といっても、何か月も前じゃないけど)タイトルを見ると、おそらく誰もが官能小説のようなやらしい内容なんじゃないかと思う。しかし、それは違った。確かに際どい内容や生々しい描写のものもある。ところが、不思議なことにそういった内容なのに変ないやらしさを感じなかった。一体、どうやったらこんな風に上手く書きあげられるんだろうか?とそんな感想を持った物語だった。

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    投稿日: 2012.10.24
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    石田衣良さんのだからタイトルに迷いつつも購入。タイトル通りだなって思うけど、石田衣良さんぽいなっと読める本。

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    投稿日: 2012.10.18
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    題名が題名なだけに、購入するのが躊躇われましたが、やっとの思いで購入。 sexにまつわる話の短編集。1話目はただ単純にエロいなぁという感想しかありません。けれど、絹婚式や純花はよかった。純花は思わず泣いてしまいました。 きちんとストーリー性があって、sexを扱っていても芸術的に感じる面もあると思います。 石田さんのでなければ買わなかった一冊ですが、表現がさすがだなぁと思わされました。

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    投稿日: 2012.10.16
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    品のよい官能小説集、って感じ。 巻末付録で語られている石田さんの結婚観がおもしろいです、感覚的に理解できました。

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    投稿日: 2012.10.09
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    飛行機での移動中に読む本を探していて、ストレートなタイトルに興味を引かれて手に取った本。 石田衣良の本は初めて読んだけど、短編集ということもありとても読みやすい。ストーリーも様々でなかなか楽しめた。 確かに官能的な内容ではあるが、表現が綺麗であるためか、決して重たくない。 非現実的のようで、でもこういう世界もあるのかな?と想像力を掻き立てられる作品。

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    投稿日: 2012.10.09
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    「文字に溺れて」「最後の滴」「二階の夜」が好きです。喘ぎ声などの聴覚的な描写が殆どなく、目の前にある身体に集中しました。

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    投稿日: 2012.10.05
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    どれも綺麗に書かれていて、読みやすかった。 帯のキャッチフレーズに惹かれて読んでみたけど、そこまで感動はしなかったな。 前に「親指の恋人」を読んだけど、個人的に石田衣良さんは合わないのかも。

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    投稿日: 2012.10.04
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    石田衣良だから最後まで読んだ作品。 彼の作品はセックス表現などが多いけれども、共通して生臭さがないというか、うまくセックスを書くというか、 精神的な触れ合いと肉体的な快感を、うまく書き上げているなあと思います。 今回もそういう感じ。 すっきりとしてて、あんまりドロドロいやらしいぜって感じがないので多少、読みやすいと思います。 まあ石田衣良じゃなかったら読まないしもう読み返さないけどね!!!

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    投稿日: 2012.09.28
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    様々な愛の形 何が正しくてなんて考えなくてもいいのかなと考えさせられた。 思うまま、したいように好きな気持ちに従ってしようって素直に思った。 タイトルがまんまなので手に取りづらいけど、いい作品だと思います。

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    投稿日: 2012.09.26
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    ちょっといつもと違うものを読みたく、挑戦。 前々から著者の言葉には官能的な雰囲気を感じていたけれど、 やはりこうした性にまつわるものを書くと、本領発揮という気がする。 セクシーな感じに満たされているのは当然だけど、 ただやらしいだけでなく、そこに人間臭さや、愛のかたちを感じるから不思議。 むしろ、プラトニックよりも純粋に愛していることがひしひし伝わってくるものもあるぐらい。 臭いもんにゃふたをしろ!でなく、 こうした話題も、オープンにして話すことも一定量必要だと感じた。 タイトルに惹かれる方はもちろん、 恋愛や性を学ぶときに是非、通過してほしい一冊。

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    投稿日: 2012.09.23
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    タイトル通りsexをトピックに絞った作品 いろんな性癖、年代の人の性の話 あくまでも石田衣良だから読んだけども、他の作家だったら買わない気がする 実際悪くはないけど、もっと他の作品のほうが何倍もいい

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    投稿日: 2012.09.23
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    全体的に、肉のどろっとした感じがなくて綺麗。女性(器)が神秘的に描かれていてああ男性の作品だなと思う。中でも好きなのは「文字に溺れて」「絹婚式」「白い夢」「落葉焚」「最後の滴」sexに肉体はもちろん必要。だけど想像力や心or精神的なもの?も切り離せない、当たり前ではあるけれどそう実感した作品。

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    投稿日: 2012.09.17