
総合評価
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powered by ブクログ江戸中期、日本橋瀬戸物町の鰹節商、伊勢屋にんべんの物語。 小説なんでドラマティックなんですよ。家業で商人三代というとドラマが無い方がおかしいってもんで。商売をすることとは、なぜ商いをするのか、誰のためか、何のためか。最後に辿り着くのは「伊勢屋にんべん」のあり方、存在意義なんでしょうね。物語なので時代ならではのことはあるけれど、ビジネス書よりビジネスのことが書かれていると思います。
0投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ渋い。読んでる自分も渋い。 あきんど、と言えば、大阪なイメージだったけど、 こちらはお江戸の、鰹節屋さんのお話。 商売そのものより、十五、六で、顔も見たこともない人に嫁いで、一生懸命働く女の人たちに、 心がざわざわ。
1投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ江戸中期の「あきんど」を通して、当時の家族模様や隣保とのかかわり、流通事情、身分制度、風俗風習などを伝えてくれる。誠実でありながら、御用達の看板を掲げるにはそれなりの裏事情もある。そうした艱難辛苦を乗り越える上で、外からの血、すなわち嫁いできた女の支えの大きさも教える。妬みや裏切りはあってもそうした描写は薄く、三郎や油五たちの支援や友情が厚く描かれるのも好ましい。鰹風味のいいダシが効いた一冊。
1投稿日: 2014.03.26本来の商人とは…
サラリーマンの家庭に育ち、自分も典型的なサラリーマンであった私には、「あきんど」の心意気ってのは、正直わかりません。 というわけで、とても興味深く読ませて頂きました。 お客様の笑顔こそ商人の喜びというのは、拝金主義に凝り固まり、パソコンの前でマネーゲームに明け暮れる現代の金持ちとは一線を画します。 ただ、ものすごく苦労して店を建て直していく過程については、今ひとつ大変さがピントくるものがありませんでした。けっこう優雅じゃんと思ったりして…。世の中にはもっと極貧にあえいでいる人が大勢いますからね。 ちたみに、鰹節は我が家の味の必需品です。我が家の鰹節削り器は、大枚はたいて購入した日本橋「にんべん」製です。もっとも削るのはスーパーで売っている鰹節ですが、これで毎朝私が削った鰹節で、味噌汁を頂いております。
1投稿日: 2013.11.11
