Reader Store
カエルの小指 a murder of crows
カエルの小指 a murder of crows
道尾秀介/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

195件)
3.9
37
93
55
5
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の2作目。 あのメンツが、ある少女との出会いをきっかけに、 再び大ペテンを打つことに。 やはり、騙される。 二回も三回もひっくり返る真相に、 最後の最後まで真相は分からず。 果たして本当のカラスは誰か。 前回の仕掛けが今回も使われてて、 シリーズとしての完成度は高い。 ただ、1作目のほうが、驚きと読後の呆然とした感じは強かったような…

    2
    投稿日: 2022.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2022年に読んだ本の整理。 カラスの親指の続編、設定上15年経過し、それぞれ成長。 今回も誰が誰を騙すか、終盤の展開は流石でした。

    3
    投稿日: 2022.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編、カエルの小指!会いたかったメンバーに会え嬉しかったです!しかし、物足りなさも強く感じました。キョウが主役なのでやむなしですが、旧メンバーの成長の軌跡も知りたかったと言うのが本音です。第3部の発刊を皆さんと楽しみにしたいと思います

    1
    投稿日: 2022.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」の続編とのこと。 面白くて一気読みでした。 何かもう最初から最後までずーーっと騙されっぱなしだった気がします。 「かつての詐欺師が、悪を詐欺でもって成敗し少女の無念を晴らす」 その図式を想像しただけで面白い。 想像が掻き立てられるし、“勧善懲悪”や“倍返し”でスカッとできるストーリーは好物です。 とはいえ、本作はいろんな出来事が複雑に絡み合っていて「スカッと」という感覚とはちょっと違ったかな。 でも最後の最後まで面白くてページをめくる手が止まりませんでした。 実演販売のノウハウも興味深くおもしろかったです。

    8
    投稿日: 2022.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    懐かしいメンバーが勢揃いで、全員が集まった瞬間から心躍りました。このメンバーが揃うと何か大掛かりな仕掛けが始まりそうでわくわくしますね。 やっぱり騙された!! さすが道尾先生、伏線の回収が爽快でした。 前作の「カラスの親指」と同じく、今作もストーリーが二転三転と目まぐるしい。自然と声が漏れます。絶対見破ってやると思いながら読むものの、終わってみればまんまと綺麗に騙されていました。 是非、前作とセットで騙されてほしい小説です。

    27
    投稿日: 2022.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前作を読んだのが随分前なので、正直忘れていることばかり…。検索して「そうだった!(気がする…)」と思い返しながら読みました。 きっとどんでん返しがくるんだろうな…と構えながら読んだので、あまり驚かず読みました。 それでも、ナガミネが劇団員だったこと、キョウが復讐→それをとりやめて親子関係改善・医療費を支払ってもらうことまで想定していたことは「お〜」と思いました。 続編、と思って彼らのその後を楽しみながら読むのがよさそうです。

    1
    投稿日: 2022.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」 詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、 訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。 母親が残酷な詐欺被害にあったのを境に、厳しい現実を生きることになったキョウ。 武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。

    4
    投稿日: 2022.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」の続編。前回の登場人物に、新たにお母さんが詐欺師に騙されショッピングセンターのテラスの柵を乗り越えて飛び降りてしまい残された娘のキョウが加わり、その詐欺師に詐欺し返すストーリー。しかしストーリー全体がよく練られ「仕返し詐欺」自体が「それぞれ」の騙し合いで非常に面白い。最後の場面で「えーっ!」の連続。道尾秀介を読んでいきたい。

    1
    投稿日: 2022.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスをざっと読み直してから読みました。 映画も見ていたからか、文章を読みながらも映像が見えてきて、最後まですーっと読むことができました。展開も二転三転どころではなく、何度もだまされました。とてもおもしろかった!そしてなにより、キャラクターが魅力的!テツは誰が演じるのかな?キョウは誰が演じるのかな?なんて思ったりもしました。

    5
    投稿日: 2022.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」続編。続けて読みま〜す。もう騙されるつもりはございません。と、思ってましたが、タケさんと一緒に想定外のところを騙されました。 詐欺師から、実演販売士に転職を果たした“タケ”。 高等話術が役立ちます。そこに、中学生の“キョウ”が付き纏い始める。訳あり中学生の、過去もなかなか悲惨。タケさんは、そんなキョウの母親とのふとした関わりを知り、昔の中間を集めて、再び大きな詐欺を仕掛ける。 途中の、小さな嘘とその解答を絡ませながら、テンポ良い道尾マジックが、進みます。 誰かを幸せにする嘘に徹した皆さんでした。

    64
    投稿日: 2022.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指に次ぐ、カエルの小指。 物語は『カラスの親指』を読み終えた前提で進む為、先にカラスの親指を読んでおくのが良いです。 タケさんを始め、まひろ、やひろ、貫太郎、そして親指から小指になったテツが繰り広げるペテン。また今作のキーパーソンとなるキョウによる作戦は前作以上に二転三転する展開で、後半は「どこまでひっくり返すの?」と読みながらニヤついてしまう楽しさがありました。 前作は組織を相手に立ち向かうと言う大舞台である一方、今作はある人物がターゲットとスケールこそ小さいものの、あらゆるテクニックを披露しながら窮地を脱する様は、まさにマジックを観ている感覚です。 さらに最後の解説は、今年になって観始めたYouTube番組『ほんタメ』で齋藤明里さんと司会を務めるヨビノリたくみさんであるのも、なぜか嬉しい気持ちになりましたし、たくみさんの道尾秀介さんの作品愛が十二分に伝わってくる内容でした。 総じて、このシリーズ作品は読みやすくて、読者を楽しませてくれる、読書入門者に優しい作品でした。

    23
    投稿日: 2022.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    親指~を読んだときにはすでにこの作品も出版されていたが、続編として読むにはおそらくダメだろうなぁと思っていたので手を出さなかった。しかし、新聞広告とたまたま図書館に立ち寄った時に目に付いたのでしゃーなしで借りて読んだ。 そのまま続編過ぎてワロタ。この手の小説はその一冊で十分理解しやすく書かれているのが通常なんだけど、これは前作読んでなかったらさっぱりわからんダメな例となっている。 その上、前作でやっとことを同じようにやってしまうと面白さも半減するというお約束通りつまらない作品になってしまった。意味不明な小学生のテツがキワモノ過ぎて興ざめるし、実父かどうかの件も読んでいてワクワクも来ない。前作に続き、家族のつながり、それがタイトルの指に由来するところではあるが、サスペンスとしてもミステリーとしてもヒューマンドラマとしても何一つパッとしない惰性で続編出来ました、って感じでオチまでもうなんかどうでもいいやって。やっぱ最初の感覚は大事。次はないなって思ったら大体正解。

    1
    投稿日: 2022.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    後半になって、内容も展開もテンポ感が上がって読みやすくなった。前半は人によっては進まない感じがするだろう。 しかし、またこのメンバーが集まること、集めることに意味のある内容だった。必ず、いい意味で裏切られるだろうとは思っていたのだが、何重にもどんでん返しがあって最後は一気に読んだ。どこへ向かうかが大事。何度も出てくるこの言葉に、この話はどこへ向かっているのかと何度か考えさせられた。 図書館返却期限で一気に読んだせいもあって、少し飛んでる部分があり、人物が少し錯綜してしまったが、楽しく読めた。新しい登場人物の機転の利いた活躍、元のメンバーの安定感。そういったものも味わえた。

    11
    投稿日: 2022.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作『カラスの親指』から続けて読みました。やはり道尾先生の作品は読みやすくうえに、予想外な展開が続き止まらなくなります。 是非またこの登場人物たちに会いたいものです。

    1
    投稿日: 2022.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指からのカエルの小指です 続けて読めてよかった~です タケさんまひろさんやひろさん貫太郎さんにまた会えました 今度は騙されないぞと思いながら読んだのですが 騙されました…最後の最後まで騙されました…でもとてもあたたかい気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2022.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『カラスの親指』の続編!!ということで、 『カラスの親指』再読後に読みました。 まず、再読してよかったー! ところどころでテツさんとの思い出をタケさんが振り返る場面があり、読んでいなかったらピンときていなかっただろうなーと思います。 タケさんが、中学生のキョウの心を救うためにあるペテンを仕掛ける...というお話です。 前作ほどのスリル感はありませんが、真相にたどり着くまでに二転三転するところは久しぶりにこういう道尾さんが帰ってきた!!と思いました。 まひろ、やひろ、貫太郎のキャラも健在。 30代になっています。 新キャラのキョウもよかったですが、前作のテツさんがより恋しくなりました。テツさんロス。

    5
    投稿日: 2022.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続編で再び彼らに会えて嬉しかった。詐欺師から足を洗った主人公だったが、ある中学生に依頼を受けたことをきっかけに、また仲間を集結させて大ペテンを企てる。今回も騙し合いの連続。すべて明らかになるラストは、やはり切なく温かく、でも爽やかだった。

    19
    投稿日: 2022.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「前回のコレがあったからな!」の話をストーリー内でめちゃくちゃしてくるから、うわこれもしかして!?と思ってググったら思いっきり続編でした!笑 これだけでも充分楽しめたけど、前回の大ペテンも気になるので借りてきます(⁠*⁠’⁠O⁠’⁠*⁠)⁠❣️ キャラがみんな魅力的ですごくよかった

    5
    投稿日: 2022.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前作でどんでん返しがあったため、今作もあるだろうと疑って読んだが見抜くことはできなかった。逆に疑って呼んだ分クライマックス時には「そう来たか〜」と清々しい気持ちになった。 ただ、まひろの恋がその後どうなったのか回収されていない点がスッキリしない感じです。 一作目が面白かった方は読んでみて損はないと思います。

    1
    投稿日: 2022.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編。 謎解き、どんでん返し、としては前作が上だと思うが、今作の方が暖かみや優しさに溢れていた。 前作とは違い、完全に改心して、日の当たる場所で生きている武沢だからこそできた行い。 そこには、前作にあった迷いも危なっかしさもない。 生ぬるいとしか言いようがないラストも、良かったのだと素直に思う。

    1
    投稿日: 2022.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり時間がかかって読んだので本来の面白さは感じれなかったかも知れないが、いざ読みだすとやはり物語に引き込まれる。 道尾作品は文体が読み易いかも。

    2
    投稿日: 2022.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指 続編 詐欺の話は細かいところにまで伏線が張られている事が多いのでとても面白い カラスの親指の方がインパクトが強かったからか 面白かったイメージがある、やはり続編は難しいものか。

    2
    投稿日: 2022.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【カラスの親指】続編 楽しかったぁ…基本詐欺師の話が好きなんですが やられた分しか やり返さない感じ好きですね 登場人物も全員懐かしいし 読んでて状況がコロコロ変わるためハラハラするし 読んでて【おい…】【おいおいおい…】と勝手に口から声が出ます。 シリアスでデリケートな話や騙しあいの間にキッチリ笑いも入れてるのが良いですね( ☆∀☆)

    67
    投稿日: 2022.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」の続編。内容はボンヤリ覚えてる程度ですが、もう少しハードなお話だったような。あれから何年もたって、登場人物達も丸くなったのかな。これはこれで面白かった。3.6

    0
    投稿日: 2022.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    休日に珍しく部屋から出ないで読みました。というか読み始めたら家を出れなくなりました。中国に戻ってホテル隔離2週間明けて、外を歩ける幸せを感じてる真っ最中なのに。読み終えて、前作であるカラスの親指を注文しました。上海ロックダウンもあけて日本から本が届くようになったことの幸せもかんじつつ、到着を楽しみに待ちます。

    4
    投稿日: 2022.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母から借りた本 ・ 元詐欺師の武沢竹夫は詐欺師からはすっぱり足を洗い、実演販売士として生計をたてていた いつも通り実演販売をしている時に知り合った中学生キョウから風変わりな依頼を受ける 武沢はキョウからの依頼を引き受けるため、かつての仲間達と大きな仕掛けを計画する ・ 騙し騙され…の連続で、え? ここがここを騙してたの? そういうことだったの? ところころ変わっていく展開にぐいぐい引き込まれます 軽いタッチでコミカルに描かれているのでさらっと楽しめます ・ それにしても… 詐欺師時代に仲間だったのであろう『あいつ』はもう亡くなっていてお墓参りに行ったりする場面もあるが、最後まで『あいつ』の正体が分からず、『あいつ』って誰よ?ともやもやしたけど、よくよくレビューを見てみたら… 本作は『カラスの親指』という前作の続編だったんですね しかも、前作の方が評判が良くて今回はいまいち…というレビュー多数 前作を読んでいたら、もっと背景や設定がよく分かったんだろうなぁ お母さーん 一作目を先に読みたかったよ〜

    2
    投稿日: 2022.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スパイファミリーならぬ 詐欺師ファミリー… お盆休みの只中で読むには丁度良い 大変面白い作品でした 私は道尾ファンになりました

    2
    投稿日: 2022.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー書評 読書レベル 初級 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ トリック  ★★★ 伏線・展開 ★★★★ 知識・教養 ★★ 読後の余韻 ★★★★★ こういう人におすすめ: 前作にあたる『カラスの親指』に魅了されて、こちらの作品を手に取りました。前作に引き続き、魅力的で個性的な登場人物が活躍します。 前作も同様ですが、著者の表現力が長けているので読書中に頭の中でテレビドラマが映し出される感じです。読書初心者でも楽しめ一冊だと思います。

    5
    投稿日: 2022.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ❇︎ カラス(詐欺師)とカエル(思い込み)の騙し合い 騙したつもりが騙されていて、 最初から全ての勘違いをまんまと そのまま逆手に取られて騙された。 陰険で嫌な感じが少なくて、 割とカラッとした騙し合いのお話でした。 シリーズ一作目の『カラスの親指』を いつか読むのが楽しみです。

    12
    投稿日: 2022.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」の続編 前回から十数年後の設定 すっかり、詐欺師の仕事から足を洗った武沢が、ひょんなことから出会った少女キョウの境遇を聞いて、復讐のために一度切りと誓って、前回と同じ仲間プラスαで詐欺仕掛けを復活させるお話 前回のどんでん返しっぷりが凄すぎて、どうしても今回も同じレベルを期待してしまった分、少し物足りなさを感じてしまいましたが、充分、前回同様にこちら読み手も騙され続けました

    7
    投稿日: 2022.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編。 前作読んでから、 こちらを読む事をお勧め。 登場人物が分かりやすくなるので 面白味が違うと思います。 肝心のストーリーは やっぱり色々な罠が 仕掛けられております。 そうなんだ、やっぱり違うのかの 連続。 前作のが好きだけど 楽しめました。 ネタバレしない様に書くと こんな感じになってしまう(笑)

    0
    投稿日: 2022.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    また彼らに会えた。 現状打破のために過去を精算し、新たな未来を切り開くその仕掛けに今回も唸らされる。 他人同士なのに優しくて心地よい彼らの関係がとても好き。 前回は親指、今回は小指。指はまだ3本あるので、どうしても期待してしまう。 また彼らに会いたい。

    0
    投稿日: 2022.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作のカラスの親指の衝撃を受けた勢いで、読了。 前作も今作も共通しているのは、社会のルールに反している詐欺という手段を使っているにも関わらず、読み終えた時の爽快感をすごく感じる事w それは、人間味あふれるキャラクターや話の展開といった理由がたくさんあるんだろうけど、そう言った理由を考える間もないぐらい、中身に惹きつけられページをめくってしまう。 今回も楽しく読ませてもらいました笑

    5
    投稿日: 2022.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすかったけど、いま一つでした。 元ペテン師とはいえ、警察でもない一般人が、若いテツの博識ぶりやマヒロのスリのテクニックありきでプロの詐欺集団相手に情報を得たりお金を回収したり、設定に無理がありました。 絶対に騙される道尾ミステリの真骨頂と書かれた帯がハードルを上げてしまったのか、先がわかりやすくて想像通りに物語が展開したので、拍子抜けでした。 前作『カラスの親指』とのつながりがあるのはいいのですが、少し強すぎに感じて白けてしまう一因にもなり気になりました。 ナガミネのその後と、マヒロの恋愛ももう少しその先まで読みたかったです。

    1
    投稿日: 2022.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    道尾秀介の小説を久しぶりに読んだ、ストーリーの展開に加え登場人物のキャラの設定も絶妙、そのあとまひろと雁井の行く末や寺田未知子に光が差す部分など次に繋がる設定にしてるところも含め魅力的な作品だった。

    0
    投稿日: 2022.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指のキャラクター達のその後が読めることがとても嬉しかった。最後のもっていきかたも秀逸で読んでいて心地よかった。

    0
    投稿日: 2022.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きなカラスの親指の続編 魅力的なキャラのその後が語られる 前作と比べるとどんでん返しがちょっと物足りない感じもするが、思っていたキャラがそのままの性格ででて活躍するのはワクワクする

    0
    投稿日: 2022.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の方が驚きもあり、面白かったかなー! と言っても、途中のハラハラドキドキ、所々の出てくる名言にうなされ、楽しめた。 もうちょっと衝撃があれば、さらにいい本だったなと感じる。

    2
    投稿日: 2022.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     前作『カラスの親指』の余りの面白さと、続編への期待から迷わず手に取りました。  今回も、何度となく上手に(?)騙されました。謎の少女キョウが、最後まで謎っぽいのが大きなポイントで、本作の展開の根幹のようです。  前作との違いを挙げるとすると、武沢とキョウの関係性に、他の仲間は協力するけれど微妙に入り込めてない気がします。同志というか結束力というか、切迫感・緊張感がややトーンダウンし高揚感が湧き上がってこない印象を受けました。  それでも、魅力的なタケさんとその仲間たちにまた会えたことを嬉しく思わせてくれます。それほど著者は人物描写に秀でていると改めて感じさせられました。

    21
    投稿日: 2022.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指読み返したくなる。 けど衝撃はカラスの親指のほうが凄かった。 過去を美化してるのかもしれないが。。。

    0
    投稿日: 2022.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人が良すぎる詐欺師たちが帰ってくる! 名作、カラスの親指のネクストストーリー #カエルの小指 詐欺師を卒業し、実演販売を生業にしている主人公。ある日、怪しげな中学生に相談を受ける。かつて母が詐欺にあった復讐をするために相談に来たのだ。いつものメンバーが集合し、中学生のために再度大作戦が決行される。 タケさん、やひろ、まひろ、貫太郎、テツくん、懐かしいメンバーが大暴れ! 相変わらず、人を騙すのに長けているのにも関わらず、人がよすぎる面々が凶悪な組織に立ち向かっていく。ストーリーの組み立てが面白く、さすが道夫秀介さんですね。 コメディタッチでも、背景や過去の描写がしっかりしているので、重厚感もちゃんとあります。いつもの道尾作品のとおり、お話は二転三転、ズバッと鋭く展開がガラッと変わる仕掛けは素晴らしいです。結末も綺麗で優しい気持ちになれました。 そして本作は何と言っても魅力的な登場人物。 今回は新たな登場人物のキョウが華やかでGOOD! ぱっと見は今風の現実的な思想を持った不可思議な中学生ですが、心に秘めた闘志がキュート。 もし映像化するとしたら、どんな女優さんが演じるんだろう~ 難しい役どころですよ。 総じて楽しく読める初心者向けのミステリーですので、どなたにもおススメできる良作です!

    49
    投稿日: 2022.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    道尾秀介では珍しい続編物。 前作カラスの親指の個性的な奴らにまた会えるってだけで興奮します。 10年後の話ですがメンバーが揃うと懐かしい喜びでワクワクしました。 やひろのヤバい時でもマイペースなのが個人的に好き。 道尾作品は本当に外れなし!

    0
    投稿日: 2022.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最高!の一言に尽きる。展開の読めないストーリー。 こうだと思っていたのが、次々とひっくり返されていく。どんでん返しに次ぐどんでん返し。これでもかという怒涛のラッシュの最後に、最高の展開が。 絶対騙される大逆転劇という煽り文句に、偽りなし。 物語で色濃く描かれた世の不条理、悩み、苦しみが、大逆転劇で一気に置き去りにされる。騙されたという爽快感と共に、希望の持てるプロットに脱帽。 10年前に読んだ前作が面白かった記憶があり、今作も期待していたが、期待以上だった。前作の詳細を忘れてしまったので、この爽快感を求めて改めて読みたくなった。本屋へ走ろう。

    19
    投稿日: 2022.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんでん返しというと、ミステリーなどで意外な人物が犯人というのを想像するが、そういうタイプのものではない。だが、これはやはりどんでん返しだ。気持ちよく終わっているのがミステリーとは違う。登場人物が応援したくなるような人達なのもよい。

    1
    投稿日: 2022.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編わくわくしながら読みました。 さすが道尾秀介様!完全にしてやられました笑 ただカラスの親指ほどのインパクトはなかったです。 それでも面白い!

    0
    投稿日: 2022.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編。 カラスの親指読み直してすぐに読めて良かった。話の繋がりがスムーズにわかって 今回はやひろと貫太郎に子供が生まれてて、その子がまた頭の回転の早いこと。 昔自殺を止めた人の子供が武さんのところに実演販売の指導をしてもらいにくるところから、また騙されていることに気づかず読み進めてました

    1
    投稿日: 2022.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     前作がすごく面白かった印象だけはすごく強くて、しかし作中の時間経過に驚き、ブクログを遡ってみたら記録の日付は2011年。もう11年も経つのか……という衝撃から始まりました(笑)  小気味よい展開と個性的なキャラクター、伏線回収にどんでん返しと、実に道尾さんらしい一作ながら、期待値が高すぎたせいで、前作ほどの感動は得られずに少々残念。そして前作の詳細を全く覚えていない……読み返してからこの続編に手を出すべきだった……orz  キョウ&テツら、お子様たちの頭のキレっぷりに慄きつつ、情報端末の扱いに右往左往するテツが、前作からの時代の流れを感じさせて良かったです。

    0
    投稿日: 2022.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    カラスの親指の続編ということで、 カラスの親指を読んだ後すぐに読んだが、 正直、面白いけどそこまでといった印象。 ハラハラ感もそんなになかったし、 詐欺一味もお金は返してもらったが特に何もなかったですし… テツは小学生にしては出来過ぎな気がします。 また、まひろがキョウに冷たかった理由や津賀和が貫太郎に2階の喫茶店を使った理由、 マヒロとナガミネの関係等、消化不良で終わった所も多かったです。 面白いし、あっという間に読めますが前作が良かった分、それと比べてしまうと…

    1
    投稿日: 2022.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指待望(?)の続編 カラス〜が面白かったので期待したけどやや肩透かし キョウの喪失と再生の物語なのだけどコンゲーム感が弱い もう少しスカッとしたかったが本音

    1
    投稿日: 2022.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    道尾作品2作目。「カラスの親指」同様、最後にどんでん返しが待っていて、後味の良い読後感。「カラスの親指」を読んだ後に読んでほしい。まひろとナガミネがどうなったのか、気になるところ。「でもほら、今後たぶん付き合いもあるだろうから」となっていてほしい

    0
    投稿日: 2022.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・キョウの救われる話し。 ・「人間はどこから来たのかではなくて、どこに行くのかが大事」 ・テツは本当に貫太郎の子供なのか。

    2
    投稿日: 2022.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    衝撃度で言えばやはりカラスの親指には敵わないが、終盤ではしっかり予想を裏切る展開で楽しかった。 ヨビノリたくみさんの解説もよき。

    2
    投稿日: 2022.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    カラスの親指の続編と言う事で楽しみに読んだ 最初はたけざわたけお、まひろ、やひろ、貫太郎、父テツさんの関係が思い出せなくてどんな話だったけなと思いながら読んでた キョウの登場も謎だったが話が面白く、どんどん話が進んでいった 物語が中盤に入って大ペテンがあるはずと思い読んでいたのにどこが嘘でどこが本当か分からずすっかり騙されてしまった。 今回もカラスの親指同様、しっかり騙されてしまった。 とっても良い話だった 星4.5でほぼ星5でも一応4

    0
    投稿日: 2022.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。(e-honより)

    0
    投稿日: 2022.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やつらが帰ってきた。 前作がとても面白かったですし、思いっきり騙されたので大いに今作には期待していました。 予想を裏切らない面白さ。 前作のことがあるので、緊張感を持って騙されないようにしたのですがね。 何回騙されたことやら。 まひろのその後が気になります。

    0
    投稿日: 2022.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編だと知って読み始めたら懐かしいメンバー達が出てきて嬉しかった! 今回はやひろと貫太郎の息子のテツなる小学六年生が出てくるんだけど、コナンくんばりの秀才で機転の利くところがまた有り得なくて面白かった! そしてまたもやだまされたー! 結果的に良い方に転んで終わるから読み終わりは良かったけど、前作が圧巻だっただけに比べちゃうと物足りないかな。

    1
    投稿日: 2022.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前評判の良い作品でしたが ほんとに面白かった カラスもカエルもどっちも作者の思い通りの罠にかかる単純な読者でした(笑 これは第3弾期待しちゃいます 登場人物最高に面白い‼️

    0
    投稿日: 2022.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    壮大などんでん返しというよりは細かいどんでん返しが多かったと思う。 カラスの親指は娘の話が重かったけど、こちらはライトに読めて、かつ、ちゃんと面白いので、カラスの親指を読んだ人にはおすすめ。 完全に続編なので、カエルから読むのはおすすめしない。

    0
    投稿日: 2022.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ★2.5 元詐欺師の主人公の元に、謎の子供が訪ねてきて、詐欺師を探すのを手伝って欲しいと言われて… 何個騙されたか、道尾さんにはいつも騙される。カラスの親指の話も出てきて、また読み返してみようと思った。 辛口 あまりどんでん返しもなく、期待が大きかったので、残念。

    0
    投稿日: 2022.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作の「カラスの親指」を映画でも観てしまったため、登場人物をどうしても映画のキャストでイメージしてしまうんですよね。そうすると作品の印象が変わってしまうというか。作品としては面白かったのですが。

    2
    投稿日: 2022.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の展開、最後の展開、そして最後の展開はとても面白かった。 細かい違和感も全て回収されて、気持ちよかったです。 ただ、少しだけ先が読めてしまった…

    2
    投稿日: 2022.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指からの続編だったので迷わず購入。 めちゃくちゃ面白かった。道尾ワールド全開! とにかく、何度も最後の最後まで、だまされまくりました。 しかも、最終章は、泣けてくる、泣けてくる、電車の中でヤバかったです。 ながみねは結局生きてるのか?まだ消化不良な点もらある。

    1
    投稿日: 2022.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時間が長く感じる。 なぜか? 登場人物への共感が薄いから。 主人公が誰なのか最後までわからなかった。 ゆえに最後のどんでん返しが効いてこない。 残念。

    0
    投稿日: 2022.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『カラスの親指』の続編となる作品です。 詐欺師に騙された母親が高所から飛び降りた……という惨劇を経験した少女の、詐欺師に一矢報いたいという願いを叶えるべく、元詐欺師の主人公たちが詐欺師に詐欺を仕掛けるというあらすじです。 前作を読んでなくても十分に楽しめます。道尾秀介さんらしい、作り込まれたストーリー。アンジャッシュのコントを思い出すような、よくできた作品です。

    0
    投稿日: 2022.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何度も「エッ⁈」何度も騙された。 いいの、騙されたくて読んでいるのだから(笑) 文庫化を待ってた本書は『カラスの親指』の続編。 10年くらい経過した設定で描かれている。 武沢竹夫、まひろ、やひろ、貫太郎、そしてテツ(?) 前回と同じ登場人物に、キョウが加わり、大ペテンが再起動!  清々しい読了感と人情も味わえた。道尾秀介先生の作品は多岐に渡っていることに、あらためて驚く。

    21
    投稿日: 2022.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ああそうなのか と思って読んでいくと、ええっ?こうなの! ふーんこうなのね と思って読んでいくと、はい?あっちなの ! やっぱりああなのね と思って読んでいると、おや?そっちなの! ……と繰り返し、最後にもう一度違うほうを向かされる。 翻弄されるけど、スッキリして面白かった 満足満足

    2
    投稿日: 2022.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 騙し騙されての展開は見事。 そして武沢を始めとしてメンバーの誰もが優しいのが道尾流。今回は天才かもしれないテツが凄い。

    0
    投稿日: 2022.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今回は騙されたというより、良かった〜!!っていう思いの方が強いかな。でも、やっぱり騙されたんでしょうね。登場人物みんなが好き。また会いたいな。

    0
    投稿日: 2022.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続けて読んだのに懐かしさと会いたかったーっと、思わずそう感じてしまった。リアルタイムで読んでいたらもう堪らない年数だろうなぁ。 毎回、今回は真相の一つはわかるだろうかとあれこれ考えてみるものの、結局ミスリードにはまっているので全部騙される。真相のサンドに驚愕ばかり。 騙されるけど、そのいくつもの真相に成程成程~と、騙されて良かった!みたいな。 終盤の波乱の展開にハラハラどうなるの!?と止められずに夜更かし読了。眠い(笑)。 続編でその後の皆の姿が嬉しくもあり、今作で新登場する人物の活躍もワクワクする。仕掛けるカラス達の想いが熱い。 まひろちゃんのその後が気になる。また続きが出ないかな?と思ったり。 そしてやっぱりタケさんは良い人だなと、しみじみ。カッコ良さとカッコ悪さの加減が絶妙で大好きです。

    1
    投稿日: 2022.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すっかり騙されました!まさか、こういう展開になっていくとは……また、騙されたい。と、思ってしまう中毒性がある作品です。

    3
    投稿日: 2022.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作の個性的なキャラクター達がその後どんな風になっていたのか、気になって読みました。前作を読んだ人にはそれとなく懐かしい話が散りばめられていて、前作で語られなかった後日談もしっかり入っている。騙し騙され、で作品は進んでいくが、一番騙されたのはまさに読んでいる自分だった。引っかかっていた疑問がラストに向けてどんどん繋がっていき、全て温かい着地をしたのは嬉しかった。最後に彼が信じたものは、きっと必ず現実になる。いや、なってほしい。

    6
    投稿日: 2022.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『久々にはでなペテンをしかけるぞ!』 詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる武沢竹夫。武沢のもとに中学生のキョウが現れる。 そこからもう一度ペテンの世界に戻ることに… 昔の仲間達とキョウを救うためにテレビも巻きこんで、どんでん返しの世界に。 『カラスの親指』の続編だけに、全部を疑う自分が… でも騙され、騙された… 詐欺グループにはもっとギャフンと言わせて欲しかった。 まひろはどうなったんだろ… まだ続きはあるのか?

    8
    投稿日: 2022.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったが、前作の内容を完全に忘れている自分にがっかり。いまから、カラスの親指読み直すのもなぁ。 物語のなかの騙し合い、どっちだどっちだ!と翻弄される中最後に一番騙されていたのは自分だったと気付かされる驚き!素人がこんな評価をするのはおこがましいが文章が巧みすぎていつから騙されていたのかも気付けない素晴らしさ。

    16
    投稿日: 2022.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前回から登場人物が増えたこと、それぞれにエピソードがあって、覚えきれずに物語へ入っていけなかった。また、後半部分を長く使って謎解きをしていくので、爽快感というものは得られなかった。ただ、私個人の趣味と合わなかっただけだと思うので、一つの感想と捉えてください。

    0
    投稿日: 2022.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カエルのジャンプのような、小気味良く、軽快なリズム小説だった。 そして、無性にカラスのあの一羽に逢いたくなった。

    22
    投稿日: 2022.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 どんでん返しも楽しめた。 登場人物が好き。 親指、小指と来たから、次は薬指あたりかな?また新作出して欲しいです。

    2
    投稿日: 2022.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個性溢れる魅力的な面々が再集結し、前作同様ラストは心暖まる。 前作から続けて読んだがさらなる続編に期待。 もう出ないかな?

    1
    投稿日: 2022.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひっくりカエル終幕 - 道尾秀介「カエルの小指」★★★☆☆ しまった。前作を見直してから読めばよかった。映画は面白かった記憶だけの状態だったので、面々のひととなりがわかりにくかった。映画だけでも観てから読むことを強くおすすめします。 二転三転する展開で面白くて、終盤のたたみ方は怒涛でコーフンしてしまう。 下記は初めて知ったけど面白い表現だな、・カラスの群れは英語で「a murder of crows」(殺人者) ・ライオンの群れは「a pride of lions」(誇り) ・キリンの群れは「a tower of giraffes」(塔) #引用 ・人の感情はこんなに短い言葉で説明できるものではない。それを「わかった」と思いこんでしまうから、多くの間違いが始まる。 ・人間、不平等にはそこそこ耐えられるかもしれない。しかし不公平には耐えられない。 ・人間、どこから来たかではなく、どこへ行くのかが大事だ。

    0
    投稿日: 2022.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ☆4.5 カラスの親指を読んですぐにこちらの小説を読ませていただきました!(幸せもの←) 続編ものを書かない道尾秀介様がなんでこの小説(本作は、カラスの親指からの続編)を書いたのか?の質問に「彼らに会いたくなったから」って…理由が好きすぎて、今回もあのワクワクと感動を味わえるのかな?と期待して読みました。 …… いやぁ。 裏切らない!!(話の展開には当たり前のように裏切られたけど笑) お腹いっぱいになるんだけど、決して苦しくなんかなくて、むしろスッキリさせてくれて、それでいてハートフルなこの作品…そして人間味溢れる詐欺師メンバー…全部大っ好き♡!この作品読んだらまたカラスの親指読みたくなってきた笑

    8
    投稿日: 2022.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作を読んだあと映画も見たので、映画の役者さんたちを想像しながら見ました。 どんな人と出会うかで人生180度変わるよなあ。

    1
    投稿日: 2022.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指メンバーに、魅力的なキャラのキョウとテツの追加、実演販売での利き五感など楽しく読む事ができました。 物語りとしてはやはり途中何度も騙されるんですが、終盤は前作が前作なのでさらなる展開を求めすぎてしまいました。 相手の反応による利き五感に合わせた対応、目・鼻・身体のトーク勉強になりました。 今後のテツの成長も知りたくなります。

    6
    投稿日: 2022.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者の作品を読むのは『カラスの親指』に続いて2作目になります。 前作と同様に登場人物皆が救われるような温かい結末を迎えるので、ハラハラドキドキしながらも最後は心穏やかに読めました。 失敗しても成功してもその成功が用意された物だとしても、人は動かなければ何も得られないとこの本を読んで感じました。 この本以外にも著者の作品を他にも読んでみたいと思えるような2作でした。 自分も135cmの高さに『カラスの親指』と『カエルの小指』を置いておきたいと思います!

    6
    投稿日: 2022.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編。 どんどん先を読みたくさせる 展開はさすが! 止まらず読んでんしまいました。 もう1返しを期待してしまったのは 前作が偉大すぎたからかなぁ。

    25
    投稿日: 2022.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラスの親指」の続編。まさか続編が出るとは思ってなかった。 道尾さんが登場人物たちにまた会いたくなって、執筆したとのこと。私も、彼らにまた会えて嬉しかった。 新しい登場人物キョウは、武沢同様、かなりつらい思いをしてきている。それがもう本当に耐え難いくらいの経験なので、救われるような結果になるといいなと思いながら読んでた。 作戦に入ってからは、ドキドキしちゃって大変だった。先はすごく気になるんだけど、一気に読むことに気持ちが持たず、休み休みしか読めなかった(笑)。 最後まで騙し合いの連続。私もしっかり騙された。面白かったー。 この後どうなったのかなというところがいくつかあったので、さらなる後日談、読んでみたいな。 □アナグラム、すごかった。 □「人間、どこから来たかより、どこへ行くのかが大事ですから」って、名言。 □あっちゅうMAXの商品名に笑った。

    9
    投稿日: 2022.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    騙し、騙され、騙し返す。 前作に引き続き登場人物のキャラが魅力的。 ちょっと切ないけれど、前を向いて歩いて行こう、そんな温かい気持ちになれるお話。 また続編ないかなぁ、期待したい。

    8
    投稿日: 2022.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新しく加わった小中学生がやたら有能で、物語だってことを忘れて感心しきりだった。キョウの名前のエピソードもじーんときた。幾度もどんでん返しがあった中で1番最後のどんでん返しはあまり驚かなかったけど…それでも希望のあるいいラストシーンでした。

    7
    投稿日: 2022.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作に続き魅力な登場人物、そしてラストも複数の驚きがありながら、温かい気持ちになる。前作よりスッキリまとまっていた。手が止まらずあっという間に読み終えてしまった。

    4
    投稿日: 2022.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この評価★★★は、前作「カラスの親指」の最後が衝撃的すぎて、本作にも同じどんでん返しを期待してしまった自分が悪い。 まだ残りページある!もう一波乱来るはず!なんて勝手に盲信してたため、「あれ?終わり?」感が大きかった…。(最後、若干そういうのもありますが物語をひっくり返すほどではないカナ) しかし、読後に冷静に物語を回想すれば、すごく切なくていい話じゃないか、健気な中学生じゃないか…。エンディング場面のキョウとタケオの会話にはほろっと来そうになりました。 あと、何個か伏線(というか登場人物のその後)が尻切れトンボで終わったと思ってるんですが、これは続編を期待していいんでしょうか?! 今から読む方、順番間違えないように!先に「カラスの親指」ですよ!

    8
    投稿日: 2022.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった! カラスの親指の登場人物のその後がわかるのも嬉しい。あれから、コンフィデンスマンが流行り、いわゆるコンゲームものも大分メジャーになったが、一番最初にカラスの親指を読んだときは衝撃だった。衝撃度は続編なのでそこまでではなかったが、ん?ん?と、読み直さないとわからないところもあった。悪人が極力少ない話で良かった。

    6
    投稿日: 2022.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「カラス…」の個性的な面々が再集合、それだけで満足な続編。やけに大人びた小中学生2人を加えた新たなコン・ゲームは、前作ほどの驚きはないものの捻りは充分。全てが終わった後、最後の最後で明かされる事実にホッとする。良きラストでした。

    12
    投稿日: 2022.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タケさん含めいつものメンツが再登場し、キョウを加えペテンをかましたのはやっぱ面白かった ただ前作との比較をすると、どんでん返し、衝撃度、緊迫感というのが弱かった それぐらい前作があまりにも面白く、今作への期待感が大きかった 詐欺グループとのやり取りは希薄、どちらかというとメンバー内でのやり取りが多い印象 最初テツはただのアホの子だと思っていたが、そんなことはなく、むしろメンバー中最も有能だったのではなかろうか

    8
    投稿日: 2022.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2転3転するところはさすがだけど 内容が軽すぎて、集中して読めなかった カラスの親指も読んだけど、その時の評価の記憶がない。 道尾秀介はかなり好きな作家さんだけど この2本は、好みでない

    1
    投稿日: 2022.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指は映画で昔見たことがありました。とても面白かった記憶があり、こちらを手に取りました。 どんでん返しの繰り返し、何度も騙されながら読みました。主人公たちの暖かさと、コミカルさが良かったです。 前作の映画も見返したいし、原作も読みたくなりました。

    5
    投稿日: 2022.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『カラスの親指』続編 大ペテン師の物語なので、今度は騙されないぞ、と思って読んだのだけど、そうすると、誰の言葉も信じられなくなって困った 騙し騙され………とても人情味溢れるペテン師物語でした

    3
    投稿日: 2022.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カラスの親指の続編のこちら。 え、めちゃめちゃ面白い。 カラスの親指(詐欺師のお話) に出てくるメンバー再集結です。 さらにやひろと勘太郎の息子も登場。 そして謎の中学生、キョウ…。 いやいや、 とにかくあらすじを書くのだって難しいくらい何度もひっくり返る。 道尾秀介さんの才能ってすごい。 表情や仕草も細かく描写されてるから 頭の中でものすごくイメージが沸くのだけれど、 上手に読者を騙してくる。 カラスの親指も夢中になって読んだけど こちらを既読なら絶対に読んだ方がいい作品。 そしてカラスの親指が未読の方には 是非セットでお薦めしたい。 タケさん、詐欺から足を洗って真面目に生きてます。 カラスの親指で明かされなかったことも 描かれています。 ましろと勘太郎の子ども、テツも最高です。 人間はどここら来たのかじゃなくてどこへ行くのかが大事。 このセリフ、大好きです。 上下巻だと思って是非読んでいただきたい2冊です。

    20
    投稿日: 2022.01.27