
総合評価
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powered by ブクログ途中に過去話を2回程挟むので、 浜路と信乃のストーリーは割と少ないように感じた。 もう少しこの2人の話を掘り下げて読みたかった。 あと文章で、「・・・あわわ!」とかラノベっぽく書いてあるのがちょっと気になった。八犬伝を下敷きにしたというので、割としっかりした文章を想像していたからか違和感を感じた。
0投稿日: 2012.12.16
powered by ブクログ伏――人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者――による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。伏をめぐる、世にも不思議な因果の輪。 光と影、背中あわせにあるものたちを色鮮やかに描く傑作エンターテインメント。
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログあり得ない設定なのに、一気に引き込まれてしまった。 贋作の里見八犬伝も原作をよく知らないからすごい楽しめました!! 原作の里見八犬伝をぜひ読みたいです!
0投稿日: 2012.12.11
powered by ブクログ八犬伝の現代版贋作。浜路の獲物を追う猟師の感覚が清々しい。超長編という馬琴の原作も読んでみたくなった。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ☆4.2 馬琴の「南総里見八犬伝」を桜庭一樹がパロって小説化。全然違う話になってるけど。 人と犬との間の「伏」による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ江戸で伏狩りを始める。人と伏、光と影、不思議な因果の輪が回る。 私は伏が少し可哀想だと思った。伏が伏に産まれたのは自分ではどうしようもないこと。狩るものと狩られるもの、繁栄と犠牲、という因果から抜けられないのかな。というかこの話は続くのか?続きそうだけど。
1投稿日: 2012.12.05
powered by ブクログ伏・・人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者・・・による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。伏をめぐる、世にも不思議な因果の輪。光と影、背中あわせにあるものたちを色鮮やかに描く傑作エンターテイメント。(背表紙より) 映画の予告で絶対観たいと思っていたのに観れなかったので本を読みました!ぐいぐいひっぱられるのはさすが桜庭さん。里見八犬伝をベースに伏線というか、違った角度からの物語。面白かったです!!!
0投稿日: 2012.12.05
powered by ブクログ伏 読了ーです 正直いうと・・・、ちょっとよくわからなかった。 結局どう完結したのか、話の中に要素が詰め込まれすぎて それぞれの要素がどう完結したのか・・・把握しづらかった。 一気に読めば、いけたのかもしれないけど、それをするにも分量がけっこう多いので・・・ 素直に冒険活劇として読む分には申し分ないのだけど、ちょっと自分としては、いまいちでした。
0投稿日: 2012.12.05
powered by ブクログ猟師の少女と伏の少年。 猟師の妹と剣士の兄。 映画を観てから原作を読んだ。 既に果てを迎えた後の物語。 浜路と信乃が狩る者と狩られる者という立場なのに地下道を一緒に歩く場面の、あの状況が面白かった。 あと、浜路が猟師から女の子(妹)に戻る場面はとても和んだ。
0投稿日: 2012.12.04
powered by ブクログうわぉーーん!めっちゃ、面白かったぁ~~!!!映画観て、面白かったけど、前に読んだ時の印象と違い過ぎていたので、文庫本にて再読。通勤時に持ち歩いて読もうと思っていたのに、面白すぎて一気に読んでしまったwww 『伏 鉄砲娘の捕物帳』を制作してくださったみなさん、ありがとうございます~♪(ちなみに映画も3回観ましたww)
0投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
狩るものと狩られるもの。 山から下りてきた浜路は猟師として「伏」と呼ばれる獣を狩る。 里見八犬伝の物語に登場する伏姫がこの世に残した子孫たち伏は浜路と兄・道節の伏狩者に次々と狩られていく。そんな狩る・狩られるの運命を背負った光と影はこれから先も永遠と続いていくのか…。 里見八犬伝の物語にぐっと引き込まれる。
0投稿日: 2012.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤だけで終わっている印象を受けた。 物語の序盤に必要なのは主人公となり得る人物が他者と「出会う」ことである。「出会い」からを描くのが物語の骨頂であるならば、この本で描かれているのは「出会い」までであると感じる。冒頭のような感想を抱いたのもまた、この感じから派生したのだと思った。 この物語を読み進めていく中でもう一つ引っかかったのは主人公の存在。一読すると主人公として添えられているのは少女であると感じたが、読み返していくと主人公は少女の兄であったり、贋作の物語を推し進める青年であったり、美貌の青年であったり、その命こと切れたものたちであったりするのではないかと思えてしまう。それは読んだ本人である自分がその時に応じて読み進めた印象上での話ではあるが、それを含めてもこの本一冊で読み解けたのは「序編」としての姿のみであった。 もっとずっと読んでいたい。続々と読み進めていきたい。 思った矢先に閉じられた感覚が物足りず、あまたの主人公たちに「次はどうしたい」 そう問いかけることしかできないもどかしさが詰まる。
0投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログ”贋作・里見八犬伝”が一番面白かった。 他の部分は、あまり内容がないような・・・。 文章が、瓦版の呼び込み語り口調のようで、雰囲気を煽ってくれる。
1投稿日: 2012.11.24
powered by ブクログ「伏」という設定は好き。 里見八犬伝からの着想も、とても好き。 が、文章力とストーリーの纏めスキルが圧倒的に足りない。 (作者名見たときにリスク予測すべきだったのだけど。) アタマに浮かんだ光景を逐一活字に落とそうとするから マラソンの実況中継を文章で読まされてるみたいな 「余計・・・!!」っていう、苛立ちがきてしまう。 伝える、ということを履き違えてしまっている印象。 映画の絵コンテがとても気に入ったから原作も、と読んでみたけれど 正直、映画だけにしとけば良かったかもしれない。 ちょっぴり詰め込み気味な2時間くらいにするのがちょうどいいストーリーだろうと思う。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログアニメを見たからでも見るためでもなく、南総里見八犬伝が好きだから読んでみた。また浜路がヒロインかというありきたり感と、イメージが違い過ぎて違和感ありまくり。「んん」がわざとらしくて嫌だった。劇中劇の「贋作里見八犬伝」もちょっと。伏姫をあんな姿にする必要があったのか。伏がやたら人を傷つけるのもいくら半犬でもやり過ぎだ。読後感もスッキリしない。映像は綺麗になるだろうけどね。
1投稿日: 2012.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
●あらすじ● 人と犬の間に生まれたとされる【伏(ふせ)】を巡る物語。 江戸の町では異形の血を引く伏が凶悪事件を起こし、幕府がこれに莫大な報奨金をかけた。 ちっちゃな女の子の漁師・浜路は兄に誘われこの伏を狩ろうと山から降り立った。 浜路と伏の出会いからわかる、伏の因果の物語──。 ●感想● 南総里見八犬伝で知られる物語を物語りの中に組み込んだ、斬新なお話である。 タイトルにも「贋作」と堂々と入っていることに、読み終わってから気づいて「ははぁ」と感心してしまった。 神視点で書かれた文章はやや癖があるが、私はすらすらと楽しめた。 最後まで浜路の漁師としての気持ちがいまいち理解しきれなかったけれど、伏を巡る因果の物語と冥土の書いた贋作には強く引き込まれた。 映画になっているらしいが、このぎゅっと詰まった物語を100分にどう収めたのか気になるので、そちらも見てみたい。
0投稿日: 2012.11.21
powered by ブクログ本家・里見八犬伝を切り崩して、ここまで別物の話に纏め上げた のはお見事。 ただでさえ登場人物が多い八犬伝ですが、新しい個性をもった キャラクターとして1人1人が作中で、とても生き生きと描かれて いたのが、読んでいて楽しかった。 また今回、映画と原作の両方を見ましたが、話はどちらも別物で あり、色々なパターンの結末が楽しめる作品だと思いました。
1投稿日: 2012.11.20
powered by ブクログ映画化をきっかけにあらすじを知って読んでみようかなと思った本。 伏の設定は好きだったけど、なかなか乗り切れませんでした。 浜路ちゃんや道節とかを出ている時はテンポも良くていいのですが、過去話の頃がちょっと停滞しました。 桜庭ワールド全開だったんですけどね。 鈍色とか藍色とか。 ああ、桜庭さんたなー…と。 同じ過去話でも信乃の語った旅路の話は面白かったんだけど。 しかし、これで里見八犬伝をモチーフにした話は何冊も読みましたが、未だ本家本元を読んでおりません。 どれをとっても浜路は特異なキャラなので、原作も中心なんだろうなーと思いつつ、やっぱり八房と伏のCPには萌えます。 この話の信乃と浜路も淡い、本当に淡い恋なのかなぁと思いつつ読んだ。 でも道節・浜路兄妹がとてもかわいい。
0投稿日: 2012.11.20
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201210/article_7.html
0投稿日: 2012.11.19
powered by ブクログ物事には裏と表があるように、時代の光と影、秩序と自由、そんなことが強調された作品で、面白かった。 伏の意味はなるほどと感心した。
1投稿日: 2012.11.13
powered by ブクログ信乃のキャラクターが好き。 作中の贋作・里見八犬伝は、昔読んでから持ってた自分の八犬伝のイメージと比べてしまい拭えない違和感を持ってしまい受け付けなかった。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログ話がよくねられており面白かったのだが全体的に殺伐としており、痒いところに手が…届かないっ!!という感じ。なんだか少し物足りない。 浜路とにーちゃんのらぶらぶっぷりが…
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スピード感があり勢いよく読めた。 光と影、陰と陽、狩る者狩られる者、因と果。 読みやすく、里見八犬伝を知っていても、知らなくても楽しめます。
0投稿日: 2012.11.09
powered by ブクログ狩る者と狩られる者、善と悪の対立。 登場人物は、正しい正しくないの問題ではなく、自らの意志を何よりも大事に生きているという感じがした。
0投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログう~ん、いまいちだったな。桜庭様、好きなのに、何故かあまりピンとこなかった。それでも贋作・里見八犬伝の伏姫の話は面白かった。江戸の時代の話がいまいちだったな。
0投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ原作•南総里見八犬伝の後日譚。犬と人間の子孫「伏」とそれを狩る猟師の娘の物語。作中作の贋作だけでもかなりの読みごたえがありました。作者の発想力に驚きです。
0投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログテンポ良く進むストーリーと、軽妙な語り口が小気味いい。 アクション、恋愛、兄弟漫才に時代劇の殺陣とエンタメ要素がこれでもか!と詰め込まれてる。 各章のタイトルで大体内容が分かるようになっているのも楽しい。 最後までわくわくしながら読ませてもらいました。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読むのが4冊目の桜庭一樹作品。 映画を観てから、原作を読んだのだけど、 映画とは物語が全然違うことにびっくり。 人と犬の子供である犬人間=伏と、 猟師の浜路の物語という大筋は変わらないのだけれど、 物語としては全くの別モノ。 犬人間が人を殺めるのに、犬=畜生としての 本性というのが原作の設定で、映画では人間の魂を 食べるためと変更されていて、怪異譚?ファンタジー? として捉えるなら、映画の設定の方が魅力的だった。 その他にも映画の改変の方が物語として 好きと思える部分はあったけれど、 人間と犬人間の因果の輪の物語としては、 やはり原作の方が素晴らしかったか。 そして兄・道節の手に渡った村雨丸。 浜路の声によってこちら側に引き戻されるけれど、 そのまま帯刀していることによって、 彼はこの先どうなってしまうのだろうか? それがとても気になるところ。 本の感想ではなくなってる気もするな。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ『伏 贋作・里見八犬伝』を知ったのは、本屋に並ぶ文庫本の帯が映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』だったところからです。本を持った信乃を見て、「これはなんのアニメだろう」と興味が湧きました。『里見八犬伝』は小学生のときに簡単なものを読んだことがあって、好きな作品でもあります。そのせいもあって、あらすじを見たときに「読みたい」と思いました。同時に映画も観たいと思いました。 映画を観る前に原作は読み終わらせたいと思っていたので、TVで映画のCMを見る度に浜路と信乃の関わりが気になって気になってしょうがなかったです。原作は、浜路たちの話と並行して『贋作 里見八犬伝』も展開されていましたが、全部通して読みやすくとても面白かったです!!こういう類の話は割と好きなせいもありますが、『南総里見八犬伝』とは違う話の展開に惹かれました。犬人間「伏」の存在が良い。 1つもどかしいところをあげるなら、やっぱり浜路と信乃の関係。話の後半、地下道での二人のやりとりや互いの行動、反応を思い浮かべながら読んでると「この二人仲良くなればな〜」とかそういう方向にいって欲しいと思ってしまうんですが…やっぱり狩る者狩られる者という立ち位置は変わらなかったですね。でもどこか二人の心の中には惹かれ合うものがあったと思います。それだけでも満足かな? 映画はきっとまた少し違う展開だと思っているので、そちらも楽しみにしたいと思います。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ宿命が今よりずっと重く、今よりもっと人を縛っていた時代。それを背負い、反発しながら、受け入れて生きた者たちの切ない昔話。者たち、すなわち「伏」は純血の人間ではないから。 外見や出自は本人が選びようがない。たとえ異質で奇異であったとしても。折り合いをつけてゆくしかない。ある者は未練たらたら。ある者は腹をくくって。 親子、きょうだい。愛情と憎しみは血が濃いほどに色濃く。だれの立場に自分を投影するかで、受け止め方がかなり違うだろう。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ「伏 贋作・里見八犬伝」桜庭一樹 時代劇ファンタジーライトノベル。撫子色。 先に映画を観てから、読みました。 時代劇というものの、虚構の世界のお話なので、いわゆる歴史考証とかを気にして読んではいけないでしょう。 いまいち読ませどころが何なのか分からなくて、いろいろ盛り込みすぎている感があります。 “噺”だらけ、というか。 発想が面白くて、もうちょいで渋くなりそうな雰囲気があるところもあるだけに、 もっと予定調和なんて無視した大人向けのファンタジーだったら、個人的には好みだったかなあ。(3)
1投稿日: 2012.11.02
powered by ブクログ映画も残念な出来だったが、それよりはマシとはいえ、こちらもGosickにはほど遠い。読本を意識し過ぎてしまったのではないだろうか。池波正太郎には到底及ばない、栗本薫レベルの平仮名遣い、長い入れ子仕込み2つぶんなど、無理しないで普通に書けばよかったのにとすら思えた。 全体的に色々残念な出来だった。
0投稿日: 2012.11.01
powered by ブクログ映画「伏 鉄砲娘の捕物帳」を観て、話の展開が早すぎてわからなかった部分が多かったので、原作を読んでみた。 でも、映画では浜路と志乃が惹かれあっていたのに、原作ではそうでもなく、筋立ても大分変わっていたので、結局よくわからず、残念。 もうちょっと書いて欲しかったな〜。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ伏―人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者―による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。伏をめぐる、世にも不思議な因果の輪。光と影、背中あわせにあるものたちを色鮮やかに描く傑作エンターテインメント。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぜーんぜんおもしろくなかった~。なんだろ?桜庭一樹嫌いじゃないんだけどな。ラノベっぼすぎてセリフがうすら寒い。内容も薄っぺらい。挟まれるサイドストーリー的なのがテンポ悪くして煩わしい。 まぁ好みじゃなかった。これに尽きる。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ2012/10/28読了。 桜庭一樹の作品は、自分との相性では「合う」「合わない」が両極端なことが多い。残念ながらこの「伏」は後者。何でこんな展開?と思うところが多々あるうえ、登場人物が全員中途半端(誰が主人公なの?)。最後の盛り上げにも欠ける。作中作の「贋作・里見八犬伝」が最も面白かった。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伏と呼ばれる人と犬の間に生まれたものにまつわる話。江戸時代独特の単語の意味が分からず辞書と首っ引きで読んだ。一方で喋り方は現代風だからそこに違和感はある。本家の「里見八犬伝」を詳しく知らないためどのあたりから偽物なのかなのか分からないけど物語中で語られる「贋作・里見八犬伝」は面白かった。伏姫と鈍色の関係性の変化が特に。 本筋である主人公の浜路の活躍がイマイチな感じで伏との関わりも微妙な形で終わる。全体を通して盛り上がる場面が少なかった。もっとはっきりした、予想外のラストを期待していた。信乃との関係も何もなく終わってしまうし。穴に落ちて・・・の下りにちょっと無理を感じる。比喩を尽くした文書も読みにくい。途中で読むのが辛くなってしまった。CMを見た感じだと映画では浜路と信乃の関係が特別なものになるような印象を受けたけど、もしそうならこの原作とは別物になっているかも。雰囲気も想像とだいぶ違うし。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログそもそも里見八犬伝をしっかり読んでいないから贋作ぶりがいまいちわからぬのです 伏姫が鈍色と交わす最後のシーンがとても素敵。憎み合う、というけどこんなの愛情の裏返しでしかないじゃんー 村雨丸の正義も、玉梓の恨みも、全部人がやってることだからね。神様がよきに計らってくれない限り、どちらも収まらないんでしょう。 伏たちは心の壊れた人ってことだとしたら、治すか、伏だけの国を作るしか生き延びる手段かない気がする。 狩ることを正義としないで、懸賞金目当てにとどめておくのが活路なりの正義なのかも。それは思考停止なんだけど。 モヤモヤの残る話でした。
1投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログ映画化されるのを前提に作られたような作品。映画化されるからあまり映像的にならない描写をしたのかと疑ってしまうほど、描写が軽い。アクションや歌舞伎舞台の描写は、もっと描かれて良いはず。 それでも、話としては読ませるし、面白い部分も多い。でも、なんだか物語に入り易い部分と、単にながし読みしたくなる部分がモザイクで張り付いている感じ。 期待した分、評価は辛め。
0投稿日: 2012.10.24
powered by ブクログ終わりはそこ?って感じでしたが面白かった。 本編と冥土作の贋作部分 どちらもするすると読めました。 人が犬のように4つ足になる 人偏に犬で伏せ そういう事なんだろうね
0投稿日: 2012.10.24
powered by ブクログ俺が息で吹いたら、飛ばされる。 吸いこみゃ、喉から飲まれちまう。 色とは、ちがうがよ。 かといって、恋といっても、どうもちがうがよ。 あぁ、そうさ『きれいなもの』。 見れば、生きる痛みを、そのときだけは忘れさせる、 ともかく、すごく、きれいなもの。 俺にとっては、それが、あれであったなぁ。 (犬にも一寸の命、伏の森)
0投稿日: 2012.10.24
powered by ブクログ一冊で二度楽しめます。贋作部分と、浜路と信乃たちの部分。 最初から、そして最後まで狩るものと狩られる者の関係性が基本的には変わらないのがいいと思いました。
0投稿日: 2012.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文春文庫の秋フェアで見かけ、映画化の文字にも興味を惹かれて購入。 主人公の浜路がとても活発で勢いがあり、続きを読むのが楽しくてつい長々と読書に耽ってしまいました。 かの有名な『南総里見八犬伝』が題材となっていますが、実は一度も読んだことがなくあらすじすらほとんど知らない状態で本書を読みました。 読み終えてからネットで八犬伝の作品紹介等を見てみたら大分アレンジされているようだったので原作が好きな方だと余計に好みが分かれるのではないかと思います。 途中で挟む“贋作”の中身も、伏姫はどんな結末を迎えてしまうのだろうと先が気になって仕方ありませんでした。 ただ、最後はあっけなく物語が終わってしまったような印象も受けました。 これは先に映画の宣伝を見てしまったせいかもしれません。(映画の予告映像だと浜路と信乃がかなり深く関わるような印象を受けたので……。) 少し間をおいたらまた読み返したい作品です。
1投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めての桜庭さんの本でした。 浜路や信乃、冥土といったひとりひとりのキャラクターはすごく魅力的ですっとすきになれました。 個人的には作品の本筋よりも作中作?の冥土の贋作里見八犬伝や、因果の”果”の信乃の語りがおもしろかったかな。 とくに伏姫と八房・鈍色の物語は里見八犬伝からここまで飛躍できるのか~と。いい意味で期待を裏切っておもしろかったです。 浜路と信乃、狩るものと狩られるものの距離感がいい感じでした。浜路の狩る理由が”漁師だから”に恋のような気になるような感情が芽生え始めて、でもそれに気づかない。毛野が雛衣に感じ、悟ったようにはいかないところがまたよかったです。 後半のアクションシーンは映像化されたら迫力ありそうなんで映画も見てみたいと思います。・・・が映画化にあたりキャッチやCMを見ていると浜路と信乃に思いっきり恋愛要素絡んできそうで複雑です・・・。 あの距離感が絶妙なんだけどな。まぁそのへんは見てみないとわかりませんが。
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログしんしんと降り積もる雪が身体を凍てつかせ、城も家も真っ白に染まる冬景色の江戸 その頃江戸の町では、半分人間・半分犬の犬人間「伏」と呼ばれる怪物が、強盗や殺人など悪事の限りを尽くし、跋扈していた そんな江戸の町に、やってきたのは猟師の浜路 山奥から猟銃を背に担ぎ、道なき道を辿ってきた14歳の少女である 幕府が「伏」を仕留めた者に懸けた懸賞金が目当てだ 夜の江戸の町で兄を待つ浜路の背後に、獣臭い息を吐く妖しい影が近づき… 「伏 贋作・里見八犬伝」は、桜庭 一樹による時代伝奇小説 滝沢馬琴の読本「南総里見八犬伝」の「贋作」を主題とした傑作だ 物事には原因である「因」と、結果である「果」、すなわち「因果」があるが、現在 江戸で暴れている「伏」にも当然その「因 果」がある 本書では、その「因」である戦国時代初頭の玉梓の呪いや伏姫と白犬八房の邂逅が、 「贋作・里見八犬伝」、歌舞伎「怪盗玉梓 」として現在を生きる浜路へ語られる 現在の真っ白な冬と過去の真っ青な夏、白い雪と真っ赤な血… 印象的かつ対照的なコントラストの中で展開する物語は美しくも切ない そして、「伏」の一人から江戸の町の地下 で語られる「果」へと続き、江戸城天守閣 でのド派手なクライマックスへと向かう 恥ずかしながら、「南総里見八犬伝」は、 人形劇で見たか見ないか程度なので、本書 のどこが贋作なのかはわからない しかし、日本の原風景の中で繰り広げられる人間(犬?)ドラマは、素晴らしく面白かった 今年読んだ小説の中では一番面白かったのではなかろうか!? (あまり読んでないけどw) こんなに面白いのだから、映像化されても 良いな…と思ってたら既になってた 映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』 http://fuse-anime.com/ なんと今日から公開ではないか! TOHOシネマズ府中でもやるね♪
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ贋作 里見八犬伝として作られたこの作品は、小説であるがゆえに、目前にその景色が浮かび上がるほどの描写力だった。猟師の浜路は、兄である道節を頼って江戸へ降りてきたところから物語は始まる。その年の初めから、江戸では『伏』という得体の知れぬモノが人々を怯えさせていた。 この伏が誕生した過程を描く物語と、浜路が伏の信乃を獲物として追いかける物語の二重ストーリーである。二人を観察するのがこの話の影役者滝沢馬琴、改め滝沢冥土である。ひょろりとした冥土はいい味を出しており、彼の登場で話が広がりを見せている。 読み始めると止まらない面白さがあった。人物達がとても生き生きとしているのが一番楽しい。映画が公開されるが、どうやら恋愛要素を含んでいるらしい。私だったら入れて欲しくないかも。折角これほど要素が濃縮されているのだから、テンポの良い付かず離れずの微妙さが面白いと感じるのだがな。
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ原作のところから離れてみると作品としては面白いなと思う。 主人公の女の子浜路が銃を担いで伏と呼ばれる人間の姿をした獣を狩っていく、 しかも江戸の中にいた武士たちは全く歯が立たなかったのに 浜路だけは猟の経験を生かして敵を追い詰めていけるっていうのは 痛快な感じがします。 人間と同じ姿をしているのに、伏というだけで狩られなければならないのは どうなんだろうか、というテーマ設定も深いなと思いました。 テンポもいいので読みやすかったです。
1投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログコメディか、恋愛か、はたまた哲学か… ジャンルがはっきりしない、だけどすごく面白い作品だった٩(◦`꒳´◦)۶ 出ちゃいけない気もするけど、続編でないかなぁ~ 作品のテンポを崩しちゃうかもしれないけど、信乃との絡みをもっと見たかった…
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログう~ん。すとんと落ちないな~。刈る者と刈られる者との関係が弱いな。なぜ刈るのか?そこがもう少し動機付けが欲しかったかな。
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
発売日に購入。サクサク読めてよかった。里見八犬伝をベースにして自分の物語にしてる印象で、浜路の活躍が良かった。後半は映像化されると聞いてから書いたそうでアクションシーンは想像しやすいと思った。結末に意見があるみたいですが、自分はあれでいいと思う。映画公開前に復習がてらに読む予定
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ作中に出てくる贋作里美八剣伝が面白かった。 元の方を読んだことはないけれど、それでも充分面白くて原作も読んでみたいと思った。 題材が面白いだけに、これ以外の所で文章などが少し好みに合わないかな。と感じることがあったのは残念だった。 この作家さんはまだ2作目なので、他の作品も読んでみたい! 後、もう帯にはアニメ化の宣伝などが入ってしまっているけれど、できればアニメのキャラの絵などを知らず先入観がないうちに読んでみたかったなぁ。と思いました。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログ道節も犬士だろうよとか思ったんですが、 そういうどんでん返しはなかったです。 浜路と信乃が惹かれ合うのはやはり八犬伝の定め。 地下道で浜路と信乃が語り合うシーンを最後に、 結末はちょっと勢いをゆるめてしまった印象。 旅にでるのはいいんだけれど、 まとめの文章が長すぎてスマートさに欠けました。 ここまで小気味よく読ませてくれたんだから、 現代に投影するのは端的にとどめてほしかったな。 あと、映画の宣伝のためとはいえ、 監督の解説はつまんなすぎました。 紙幅の都合もあるでしょうが、 もうひとりちゃんとした人の解説をつけて欲しかったです。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログ作中作にあたる贋作里見八犬伝の部分が面白かった。ラストはなんかはっきりしないなぁと思うけど、これはエンターテイメント小説じゃないと思えば問題なし
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ2012.10.07 読了。 先に映画の広告を見たせいで完全に登場人物のビジュアルは(冥土以外)映画仕様になってました。でもそれがまた合ってた。 とにかく動き回ってる浜路が好ましい。ここまですっと好きになれるヒロインってなかなかいないんじゃないか。 それと作中作がなんといっても面白い。これだけでも読み応え十分。もっと伏のそれからについて、知りたい。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ人と犬の間の子「伏」と それを狩らんと山から降りて来た猟師の少女をめぐる 和風ファンタジー 凶悪な事件で世間を騒がす伏に幕府が懸賞金をかけ、 折しも共に山暮らしをしていた祖父をなくした猟師の浜路が 江戸へやってきて狩りをする、その本編も面白かったけれど 話中話として語られる物語が思いの外良かった! 「贋作・里見八犬伝」 それに、因果の輪に捕われた「伏」の話 自分が元来犬好きなために、無邪気に生きる伏が惨くも狩られる様は やはり悲しく… かと言って伏の方もそれは残忍に人間を殺したり、 好き勝手やって生きているので、完全に擁護もできず… どちらが悪いとか、良いとか どこから始まり、終わるのか なんだか途方も無い何かの旅の途中に紛れ込んでしまったようで くったり疲れる読後感だった 気持ちのいい、疲れ方だけれど 情に流されつつも猟師としての善悪なく生きる浜路がかわいい 映画観てみよう
0投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログ作中の 贋作里見八犬伝 がまず、素晴らしく桜庭一樹らしい。ここだけ抜き出して読んでもいいくらい。 更には後世江戸の伏たちの、ひとがましくない獣の生きざまがいい。わたしは 伏 というものの悲痛を描いた本だとは思わなかった。彼らには悲痛などというものもないだろうからね。 難を言えば、主人公の存在感が薄いかなと。これをどんな映画にしたのか、見てみたくなった。
0投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじめは八犬伝のキャラクター設定だけを切って貼ってしただけのものかと思っていたが、冥土の贋作あたりからぐいぐいと面白くなり深みを増した。 ◇鈍色語る。「俺はいまだに心の奥底では遊女のままだ。死ぬときはこっそりその姿で死ぬのだろう」「人は卑小なつまらぬもの(顔)に戻って、そのことに安堵して死ぬのだろう」 ◇村雨からは涙のように露があふれる。 ◇青紫の蛍たち、「きれいなもの」→ギヤマンの瓶に。永遠をつかまえる。 ◇俺たち伏は、どこへ行くのだ? ◇「伏の森!」→幻のように消失……因果の「果」。 ◇おまえに狩られたいが逃れたい。君が愛しいが狩りたいよ。 ◇まだ見ていないものがたくさんある、月の光を! ◇冥土「伏=神さま。ぼくら人間のさもしくて卑しい部分を無償で引き受けてくれる。優しくって汚ねぇ、ありがてぇ」
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ里見八犬伝を昔読んだ事があるので設定の飛躍に驚きつつも楽しく読めました。 江戸時代という現代から離れた時代設定も良い具合にフィルターとして機能したのか、どこかしらに毒の気配がする桜庭一樹作品の中で1番読みやすく面白かったです。
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ初めて読む桜庭作品。 面白かった。テンポ良く話が進んだので読みやすかった。 良かったんだけど、話の終わり方がなぁ…。この結末でいいのかなぁ。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ「南総里見八犬伝」。 私が愛する古典ものの中でも、上位に位置するこの作品にからめた話となると、読まずにはいられません。 …変に原作へのこだわりがあると、純粋に物語を楽しめないのは世の常で。 浜路も道節も違和感尽くしで…。牡丹のアザの位置が違うとか些細なことにこだわったり(笑) 作品単体でみたら、エンターテイメントで読みやすかったです。 コミカルな人物描写、会話のテンポ、場面展開、どれをとっても、アニメ化ありきの物語かと思ったら、ちゃんと小説として一本立ちしているのですね。 マンガにするなら、私のイメージは藤崎竜かなぁ。ゆうきまさみでもいいなぁ。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログアニメーションで映画化されるとのことで それなら面白いのかなぁと あと、文庫の帯にいっぱい広告されてたのでトライしてみました! 文章がわかりやすくって 情景をイメージしやすかったです。マンガみたみたい。 動きにスピードがあるので読むスピードも上がりましたw 伏の秘密が 贋作として 語られていたり、 信乃の語りがあったり 楽しかった。もう少し、信乃自身の話だったり、浜路の話だったり 濃いめでもよかったかなぁと でも 腹八分目が一番なのなら・・・・と思ってみたり。 面白かったです!
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ映画のビジュアルが気に入ったので購入。 私が今まで読んだ桜庭さんのイメージとはすこし違うかも。 他の人も書いていましたが、長くなってもいいから登場人物をもっと掘り下げてほしかった。でも、読みやすくて引き込まれる作品でした。 続編希望!
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ人と犬との間の異形の者、伏――江戸では今、伏による残虐な事件が多発していた。兄の道節を頼って江戸へやってきた猟師・浜路は懸賞金の為「伏」狩りを始めるが、ある一匹の伏・信乃と戯作者・滝沢冥土と出会い、安房に伝わる里見家の伏姫のこと、そして伏達の因果の果てを知り――狩る者・浜路と、狩られる者・“伏”の信乃。相剋しながらも、惹かれあう。時代ものエンターテイメントにして新しい南総里見八犬伝! 八犬伝読了祭りの余波はまだまだ続いている感じ、というわけで映画公開も間近でずっと読みたかった「伏」をようやっと読了いたしました~! いやあ面白かった!久しぶりの☆5!終わるのが勿体なくてちょっとずつ読んでました。それと、いま八犬伝が熱いってのもあるけど、要所要所で創作脳が刺激されました。非常に巧みに八犬伝をアレンジしたり、見せ場で使ってきたりしてるので、八犬伝好きな方は絶対に読んでほしいですわコレ。特に江戸城天守閣を芳流閣に見立てたクライマックスはぞくぞくしました。 特に冥土による劇中劇の贋作・里見八犬伝はすごくよかった。こんな伏姫解釈(?)を読みたかったんです私。この辺りを読んでいたことで私も新しい話を書いてみようと思ったのだっ 信乃は八犬伝で言うとこの毛野ちゃんに近い感じなんですけどくそ~いい男色男なんだろうな~て思わせるような書きぶりで、浜路は「絶対自分がしとめる」って言ってるけど、これが恋ってわかってないんだろうな~くそう可愛いバンバン 永遠に終わらない猟師と伏との追いかけっこ、浜路はこのあと信乃を狩ることは出来たのかな……はわわん 映画の方も楽しみですが八犬伝要素が少なくなってたら寂しいな…豪華スタッフ&キャストだからすごい楽しみなんですけど……金沢で上映が無いので富山まで遠征するくらいですこれはガチで。前売りも買おうっ! あと漫画の方も買おうと思います~
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログアニメ映画化されるということで読んでみたが、 この内容のどこが面白いと思って作品化を考えたのか甚だ疑問である。 ただ、アニメの予告を見る限り大幅な脚色が加えられている様なので、 もしかしたら原作より面白い通常ではあり得ない逆パターンの作品になるかも・・・・・ ともかく原作は「伏」という生き物の哀しみが描き切れていない点からして 作品としての完成度は低いとしか言えない。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログ文章のリズムがわたしにはあわなくて、読むのが非常に難儀でした。ビジュアル重視で時代物というより、漫画。何かのドラフトなのか、作品として粗い印象でした。
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログストーリーは面白いが、もう少し人物を深掘り、また心情の掘り下げが欲しかった。 もっと長編で作られた方が味が出ると思われる惜しい一冊。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ南総里見八犬伝の贋作。人物の名前と下地は里見八犬伝だけど、全然違うお話です。浜路も伏姫も元気が良いしね。信乃の痣の位置とか他の八犬士の事も気になるところだけど…楽しめました。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ桜庭さん、こんな世界も描けるんだなあと感心しきり。 私の男、GOSICKでも驚いたけど、時代物できましたか。ははー。 伏と呼ばれる人と犬の混血種。 見た目は人と区別がつかないが、 その能力はまるで獣、人とは別格の身体能力を持つ。 人の世界にまぎれこんだ伏を狩る主人公浜路。 冥土が書いた贋作・里見八犬伝を知り、 狩る対象の伏について生い立ちを知ってしまった浜路は…。 快活で素直な浜路(はまじ)がやっぱり好き。 信乃(しの)とのからみは後半だったけど、 劇場版ではメインになるのかな。 http://fuse-anime.com/ あと道節はVガンのオデロで再生されてた。 劇場版では結構おじさんみたい…どうなるか。 ストーリーはまっすぐででも多層で。 映画にして面白い作品だと思う。おすすめ!
0投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログ好きな世界観。桜庭一樹の本は暗いのばかりしか読んだことなかったから新鮮。冥土に何か謎があるかと思ったけどあまり掘り下げられなかった。終わり方が違うかんじがよかったかな。
0投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログアニメ化に伴いピックアップされてたので手にとってみました。 桜庭さんがもともとラノベ畑出身(有川浩さん的な)ということは知っているのですが、実は作品として読んだことがあるのは『私の男』だけなので、いまいち作風とか分からなかったせいもあるんですが、うーん、ちょっと期待はずれだったかも… ついこの夏に八犬伝(山本タカトさんの妖艶な挿絵がたっぷり)を読んだばかりということもあり、たとえ「贋作」と銘打ってはいても、やっぱりどうしても登場人物にもとの八犬伝のイメージを抱いてしまい、うまく展開に乗りきれないまま終わってしまったというか…「伏」という異種が登場するという設定と、狩るもの・狩られるものとのそこはかとない恋、みたいな展開自体は非常に好きなんですが…むしろそこ以外完全に人物名とかは八犬伝から離れてくれた方が面白がれたなーと。もしくは、各人物のエピソードをもっと膨らませるとか…せめて鈍色の葛藤をもう一掘り…残念。
1投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログいろんなとこに置いてあったから、ずっと気になってて読んでみたっ。 難しそうと思ってたけど、意外とそうでもなく、 割とすらすら読める。 物語の中の世界に惹かれた。 映画も観てみたい。 里見八犬伝も読んでみたい。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ宮崎駿のアニメを見ているかのよう。作中小説「裏八犬伝」はなかなか読ませるのに、末裔になると「伏」達の性格も良く分からない。読者として入っていけそうなのに、やっぱダメって感じで、ストーリーは追っていけるけど中に入りきれないのが、ちょっとつらい。漫画原作としてだけ書かれたのではないと思うのだが。それとも、アニメの画像が目に浮かぶっていうのはそれだけ優れているから??
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ脇役キャラの方が魅力的なのだが、脇役なのであまり踏み込んで描くスペースはなく、かといって主役がいまいちイキイキしてこない。ストーリーより、キャラ重視な内容ゆえに、なんか、おしいかも!
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログアニメ映画化されたことをオビで見てから読んだせいか、とても映像的な小説だと感じた。私は実は『里見八犬伝』をきちんと読んだことがないので、どこがどう『贋作』なのかピンとはこなかったけれど、エンタメ時代小説として、面白く読んだ。主人公の猟師の少女など、特に登場する女性達が皆魅力的だと思った。とても深い内容を含んでいるようなところもあるけれど、もう少し書き込んで欲しいと思うところもあった…でも続きが出るのであれば、続きのほうで説明されるのかも。 元祖『里見八犬伝』も読んでみたくなった。
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログ元々歴史ファンタジーが好きなので、本屋で見て興味をそそられ手にとった。 浜路と信乃の間には単に人と伏の関係だけじゃない「通じ合うなにか」があるのに、お互い歩み寄ることができない。最後の場面の信乃の表情と心の声が悲しくて、せつなくて涙が出た。 本家本元の「南総里見八犬伝」を読んでなくても、充分読み応えがあった。
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログ人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者がーにんべんに犬の「伏」 凶悪事件を起こす「伏」を追いかける伏狩りの兄妹 伏狩りの現場を追いかける読売作家 その作家が南総里見八犬伝の作者 滝沢馬琴の息子で、「贋作・里見八犬伝」で伏の始まりを描く スピード感があり、妖しくほの暗い雰囲気の中、物語が進んでいく。 伏、大作家の息子など兄妹の周りは屈折したものをもつ人たち。 その中で、主人公の兄妹は、対照的に生一本で真っ直ぐ、揺らがない。暗闇を切り裂く一筋の閃光のような存在。 まだ先がありそうな終わり方なので、つづきは兄妹のキャラクタを強く出し、痛快な物語にしてほしい。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ面白かったのか、そうでもなかったのか、自分でもよくわからないというのが正直な感想。 里見八犬伝モチーフということで手に取ったが、色々ツッコミたくなってしまった。 でも登場人物はイキイキと描かれていたし、物語もテンポよく進んでいったので、あんまり深く考えなければ充分楽しめる。 色々そのまま納得出来なくなったのは、自分がつまらない大人になってしまったからなのかもしれない。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログおもろい。 普段読まないよーなお話。 その世界観に引き込まれる。 八犬伝読みたくなるなー 普通に映画も見たくなった!
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始める前に、漫画のチラシの差込で物語のネタバレになっているという衝撃が星を減らせました。 犬人間と山から下りて来た猟師の女の子の出会いから始まる物語。 贋作里美八犬伝なる物語に基づいて人物、犬人間「伏」による話がとても興味深い。 父親の書く里美八犬伝も読んでみたい。 続編がでないかとても期待している
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ2012-102 面白かったー。 里見八犬伝をモチーフにしたストーリー。 贋作の続きも気になるし、浜路と信乃、冥土の関係も気になる。 続編がでるなら是非とも読みたい。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ南総里見八犬伝の贋作、という名のファンタジー物語。贋作と、その贋作の周りの2重の話があって飽きる事なく読み進められる。有りそうでない、色恋沙汰の歯痒さも感じつつ楽しめたんで★4つ。 ホンモノの八犬伝と違いすぎる登場人物の名前のつけ方に若干違和感も感じる、だからこそファンタジーとして楽しめる。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ図書館で借りて、その日に一気読み。 伏がいて、それを追う者がいるこの世界に引き込まれていき、夢中でページを追った。ふとした言葉や出会いがその人の人生を、周りを変えてしまう。桜庭さんの本は初めてだったが、これをきっかけに他のも読んでみようと思った。
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログ桜庭一樹の伏を読みました。 贋作・里見八犬伝、と副題がついているとおり、南総里見八犬伝をモチーフにした小説でした。 江戸の街に伏と呼ばれる犬人間が跋扈し、人間を喰い殺すという事件が起きます。 この伏を狩る狩人の一人、14歳の女の子浜路が主人公の物語でした。 浜路が伏を狩る描写や、途中に挿入される伏姫と八房のエピソードも面白く読みました。 しかし、読み終えても心に訴えかけてくるものがないなあ、と感じたのが残念でした。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ一気に読み終わった。人物設定の謎と先がありそうな結末に続編を期待してしまう。 映画は予告を見るとなにやら浜路の恋が強調されている様子だけど、書籍では本人も淡すぎて恋なんだかすらわからない感覚で書かれていて、その方が自然だし粋だろうと思う。 「南総里見八犬伝」を読み直そうかな…。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ原作の登場人物の、いかにも大衆文学的な出会ったり擦れ違ったりが面白くて、話を追いかけたことを思い出して、この本を手に取ったが別物でした。劇中劇の部分は面白かったのだが・・。道節が伏でないのはどうも納得出来ない。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログきっかけは10月公開の映画。 なんとなく本屋に立ち寄ると なにやら文春文庫が熱心に 販促活動をしているようなので とりあえず読んでみることに。 映画の特報やあらすじには 一通り目を通していたので 物語にはスっと入ることができた。 人と犬の間に生まれた 「伏」の青年、信乃。 その伏を狩る 「猟師」の少女、浜路。 映画版の情報から この二人のやりとりを 心待ちにしていた自分にとって 本作は少々予想に反する内容だった。 犬人間であること。 世間において異質かつ 中途半端な存在であること。 伏とはなにか。 現代にも伏のようなものは 存在するのではないか。 そんなことをしみじみ考えさせられ、 読了後は、なんともいえない、 不思議な心待ちになった。 里見八犬伝の知識は特に必要なく 慌てずにじっくり読み進めれば 自然と理解することができる。 映画版は様々なアレンジが 加えられていると予想するが キャラクターがみな個性的なので アニメとして十分楽しめると思う。 映画の公開が待ち遠しい。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログタイトルから勝手に予想していたイメージと大分違う内容だった。しかし随所随所に見られる桜庭さんらしい人物描写や人間関係がやはり面白い。このひとは美人と不美人を並べるのが好きだし得意なんだろうなと思う。ネタバレになるかもしれないので少し下げるが もしこれに続きがあるなら、信乃の子どもを産むのはきっと浜路なんだろうと漠然とした予感がある。また、浜路と冥土との関係はもう少し掘り下がると思ったので少し肩透かしの感。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ1冊丸々が盛大な序章って感じ。 これで続きが出ないなら印象薄く終わりそう。 読み方によってはいろんな解釈はできるけど、落ち切ってない感が強いので、やっぱり盛大な序章のイメージ
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ映画化原作と知って購入。結果は、 面白く読めたんですが、ちょっと長いな~と感じる事が多々あり、つけてくわえて “映画は楽しみだけども、原作そのものは 思ってたよりは盛り上がらなかったかな” でした。 深作欣二監督の映画でしか「里見八犬伝」を知らないので、それを元にした贋作(こっちが真実だよ、という物語)の「八犬伝」という設定に、そもそもピンとこずw ^^; この小説は、その作中の作品『贋作~』に膨大なページを割いていて、本筋の方──猟銃を持った少女が江戸に跋扈する獣“犬人間”たちを狩る、というお題目がすっかり薄れてしまったような気がしたのは自分だけ?というのが正直な感想です。 キャラクターは中々に魅力的です。それだけに、作中作品の『贋作・里見八犬伝』のキャラクターに負けてしまっていて、本編のキャラクター (主人公の鉄砲娘、剣豪の義兄、犬人間“伏”たち、盗賊おかみ、等など) はどれも、里見の姫や、陰気な弟の強烈な個性にキャラ負けしてしまっているんじゃないかと思えて仕方なかったです。そこは残念。 『贋作・里見八犬伝』だけで中篇小説くらいの読み応えがあるので、そこ以外は、実は蛇足でしかないのかもw そこだけ抽出して、もっと膨らませたものを読みたい、という気にはなりました♪
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ八犬伝(もちろん読みやすくまとめられたもの)は 小さい頃から好きだったが, こんな見方もできるのだなあと, 感心させられる・・・。 まさに贋作だが, むしろ真作なのかもしれない。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログおもしろかった。読む前にある程度は里見八犬伝の知識があったほうがいいです。まったく八犬伝をしらないとおもしろくないと思う。 作中に挿入される話や回想が緻密なのに比べて、本編はドタバタしてるだけの感じではあります。そのせいかもう一歩キャラが立ってないのが残念。でも作中話の「贋作・里見八犬伝」はおもしろかった。八犬伝の外郭は壊さずに、ありそうな形、より引き込まれそうな形に収まっていて、なるほどなぁと思いました。 この本をプロローグにして、この続きがあると、おもしろいかもなぁとか思います。
2投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ「八犬伝」と聞くとNHKの人形劇『新八犬伝』が頭に浮かぶのだけど、確かにその時の“仁義礼智忠信孝悌”という8つの珠に浮き出る文字は今でも覚えているもんね。 と言って、その頃の私は、『ひょっこりひょうたん島』が終わって以降のその時間の番組をまともに見ておらず、滝沢馬琴を手に取ることもなかったので、本当の「南総里見八犬伝」がどんな物語なのかはよく知らなくて、『贋作・里見八犬伝』と銘打たれたこの本、真贋見極めながらという意味ではどこまで楽しめたのか…。 里見家を守る八犬士たちが、江戸の町を荒らす“伏”として登場し、その首に懸けられた賞金を目当てに道節と浜路の兄妹が追いかけるという物語。 まあ、馬琴の登場人物を借りた別の物語っていう感じで、間に挿まれる冥土と信乃の語る話はそれなりに面白くはあるけど、色々盛り込んだ厚さの割にはサラッと終わって、物語としての厚みはあまり感じられずでちょっと残念。
2投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ人であって、人でない、その名も、『伏』。この本は、人と犬の交わった『伏』の、因果の話。 可愛らしいお顔に、似つかわしくない大きな、黒い猟銃を巾着にしまう、浜路。ぐうたらだけど、剣を振れば達人という、その兄、道節。 最近ウワサの、江戸の町にひた走る『伏』を、懸賞金目当てに狩ろうとする道節が、育ての親である祖父を亡くした浜路を山から呼び寄せて、この物語は始まる。 桜庭一樹の作品は句点が多く、リズミカルに、会話文のように読んでいます。全体としての分量はなかなかボリュームのあるものでしたが、場面が小分けしてあるのでサクサク読めました。 構成としてはやはり「贋作・里見八犬伝」と「伏の森」が間に挟まれ、主人公の浜路に語り聞かせているという点でしょうか。浜路と同時に読者に語り聞かせることで、自分が物語の中に入り込んだように没頭します。 小節のあいだに短編形式で入り込むことで、メリハリが効いていました。読みやすさの一つの要因だったと思います。 この作品をどのように劇場化するのか、気になるところです。
1投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あくまでも、贋作、と言うか、創作な、里見八犬伝。 むしろ、その後日譚。 伏姫と八房の間に生まれた子供たちの子孫が、平和な江戸の世で、狩られる身となる、という話。 そんな彼らを狩る側のヒロインは、山奥から江戸に出てきたばかりの娘、浜路(!)と、その異母兄の道節(!?)。 元ネタと絡めつつ、異なっている設定等、かなり面白く読めました。 たとえば、船虫が、かなり良いキャラだったり。 後、まったく違う小説だけれど、『みをつくし料理帖』シリーズに登場する、あの戯作者の晩年がちらっと描かれていて、作者が違うとキャラも違うなぁ、と、変なところで感心したり。 冥土も、実在すると言えば実在するのだけれど、いいの!?という描かれ方・・・。でも、良い味のキャラです。 『南総里見八犬伝』とはかなり違うものの、とてもテンポよく読めて面白かったので、続編を読んでみたいです。 最後は、「せーの!『伏の森』!」と叫びたくなりました。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
南総里見八犬伝といえば、NHKの人形劇を思い出す。学校に通ってた頃で全部は見れなっかったが、見れる日は楽しみにしていたものだ。南総里見八犬伝は江戸時代の作家、滝沢馬琴の長編連載小説で、大ヒット作である。 本作もそれに題材をとっており、原作の面白さに引っ張られ、楽しい作品になっている。登場人物も個性的でよく描かれている。 南総里見八犬伝に題材をとった作品は他にも読んだが名前は忘れた。作品のストリーと、それを書く作者馬琴を巡る話が並行的進んで行くところが本作品に似ている。 主人公達の名前が、原作の登場人物からとっており、どう結びつけていうのかと期待していたが、特段の結びつけはなかった。途中のスリリングな展開の割には最後の終わり方が今一つ盛り上がらなかった。
0投稿日: 2012.09.07
