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自衛隊vs.北朝鮮(新潮新書)
自衛隊vs.北朝鮮(新潮新書)
半田滋/新潮社
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総合評価

8件)
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    防衛庁の極秘文書とされる「K半島事態対処計画」に基づき、半島有事では何が起き、我が国はそれに対応できるのかを、シミュレーションを交えて説明していく。 事実ではない部分や、法改正で変わった部分もあり、全てを真に受けることはできず、また、全ての起こりうる状況を網羅したものでもないものの、半島有事の様相をイメージできる。

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    投稿日: 2019.10.21
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    防衛庁作成の極秘文書『K半島事態対処計画』に基づき、北朝鮮との第二次朝鮮戦戦争に突入した場合のシミュレーション。 この本により、法の未整備、権限や基準の未設定、各国・国内省庁との調整など、緊急事態になって手を付けても到底間に合わない事案が山積していることがわかる。

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    投稿日: 2019.06.19
  • 興味深い

    戦力比較のみでの議論が散見される一方、本書は執筆当時の法制面と自衛隊の能力の両面から現実的に起こりえる状況を丁寧に考察されていることに感銘しました。朝鮮半島での休戦状態が破られてしまった際の自衛隊による在韓邦人救出に関して詳しく触れられています。在韓邦人の一人として、事が起きてしまった時の避難には相当の困難が発生することに納得するしかなく深く考えさせられました。万が一の場合には日本政府の厄介にならぬように早めに動くことを考える必要があります。初版から約10年が経過しておりその後の情勢変化が本書の内容に影響を及ぼしているのかどうかにも興味があります。

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    投稿日: 2013.10.26
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    内容からすると題名には違和感があるが、北をめぐる周辺事態に対する現実的な問題を冷静に考えさせてくれる。 はやく言霊主義から離れて、北の崩壊、暴発にそなえた手立てを事前に確立するための法整備を急ぐ必要がある・・・、20年前から変わらぬ課題だろうが。。

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    投稿日: 2013.01.21
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    内容に偽りあり、と皮肉につぶやくべき本かな。 現代的なドンパチと、戦略レベルの駆け引き。 そういう「戦争活劇」を期待して読み始めると、 えんえんと法整備の話を読まされることになる。 現実問題として戦争というのはそういうものだろう。 それは日本が特に自衛隊という特殊な環境にいるから、ではなくて、近代組織を動かすということはこういうことで、米軍でも、旧軍でも、19世紀の英軍でも、同じ事だろうと思う。そりゃ問題の形はそれぞれ違うだろうが、本質は同じだろう。 もっというと、近代の問題ですらないのかもしれない。 源平の戦いというと義経を想像したり、もしくは頼朝と後白河法皇の戦い、もしくは貴族社会から武士社会への歴史の転換・・・という壮大なドラマに思いをはせるが、当時の戦争のリアリティは、官僚や幕僚の莫大な事務仕事だったんだろう。 あと、戦争のリアリティというと、難民。 軍隊よりも難民のほうが戦争の本質かもしれない。 あきれ返るほどの事務仕事と難民。 戦争の真実はそうだと思ったら、たしかに戦争する気はなくなるな。

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    投稿日: 2011.12.24
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    [ 内容 ] 第二次朝鮮戦争勃発!その時、自衛隊に何が出来るのか。 何が出来ないのか。 防衛庁が作成した極秘文書『K半島事態対処計画』にはその全てが書かれていた。 北朝鮮軍の実力は? 原発がテロ攻撃されたら? 弾道ミサイルは防げるのか? 武装難民が大量に上陸してきたら? 隣国で「本物の戦争」が起きたときに、日本はどうなるのか。 単なる戦争シミュレーションを超えた真実がここにある。 [ 目次 ] 第1章 震える日本列島(情報を集めろ 狙われる原発、米軍基地 日本海で経済制裁) 第2章 開戦前夜(在留邦人救出計画 なだれ込む難民 とめどない米軍支援) 第3章 戦争(日米韓の共同訓練 恐怖の弾道ミサイル 北朝鮮軍の実力) 終章 宿命の迷走(日本を守ったのか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.21
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     防衛庁が1993年に作成した極秘資料『K半島事態対処計画』をベースに、周辺事態法や有事法制関連法などを加味して、北朝鮮が暴発して第2次朝鮮戦争が起こる場合の自衛隊や米軍・韓国軍などの動きや、開戦前の動き(経済制裁、難民支援など)をシミュレーションした本。  計画では、防衛庁と公安との省庁間の縦割りの弊害や、国際的に日本海沿岸で経済制裁を発動した場合に起こる禁輸措置問題、戦争開戦前/開戦時になだれ込む難民の対応、ミサイル防衛(MD)、物資調達など(特に日米での軍事関係←憲法9条からの集団的自衛権の行使の禁止による制限)、現在の防衛法制の欠陥・不備が顕わになり、自衛隊が機能不全に陥り、自衛隊が国民や国土など防衛できないと結論づける内容になっている。  著者は経済制裁や集団的自衛権行使のための改憲の前に、北朝鮮や中国など、脅威となっている国とどのように付き合うか<戦略の明確化>が先決だと言う。別に北朝鮮との戦争に関わらず、突然のテロリズムのように、有事が発生した際にどのように対処するかを、自衛隊を認める人も認めない人も考えるべきだろう。  特に自衛隊を認めない人々は、「有事が起こらないように平和的に話し合いをするべきだ」とする予防外交だけでなく、「起こったときにどうするか」という対処外交戦略が十分ではないと思われている。また、北朝鮮に対して経済制裁を行うべきだと考える人は、経済制裁を発動した場合、本著が示しているような中長期的な問題をいかにして解決するかの戦略・構想を具体的に示す必要があるだろう。さもないと、経済制裁が効果的に機能しなくなるからだ。  ともかく、本著では、「<平和>を希求したければ<軍事>を知れ」とはまさにこのことだと感じることができた。ただ、本著では作戦名や兵器名などの軍事用語が多く出るので、大まかな地図や図表が欲しかった。それが残念だ。

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    投稿日: 2008.01.07
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    防衛庁極秘文書「K半島事態対処計画」をもとに第二次朝鮮戦争に備える自衛隊の指針・実力について解説されていた。第二次朝鮮戦争が勃発するとき、「情報収集」、「邦人救出」、「日米韓連携」および「難民対策」など戦争以外にも多くの課題(法整備など)が山積されていることを理解できた。興味深く読めたのは、シュミレーションやエピソードを中心に説明されていたこと。これによって防衛庁極秘文書内容をドキュメンタリ形式でイメージできたため、理解の助けになったと思う。

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    投稿日: 2006.03.25