Reader Store
80時間世界一周
80時間世界一周
近兼拓史/扶桑社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

7件)
3.9
1
4
2
0
0
  • 80時間10万円の旅

    「80時間10万円台の旅費で世界を一周する旅をする」をテーマにルート設定からチケット取り、準備、出発~そして帰国までをレポートしたちょっと変わった旅行記。 そもそも昔は80日間でも世界を回るには最短日数だと考えられていたわけだが、いまや飛行機の乗り継ぎをうまくやれば80時間で世界一周できるよねというのが旅の発端。なら値段を抑えてLCCチケットを使ってどれぐらい格安にすることができるのかも挑戦しようということになったのだがルート選択で困難を極める。制約条件としてLCCチケットでいける場所、滞在時間や乗り継ぎも各社バラバラということで思うように決まらない。そして何とか決まったルートも1つでもチケットが取れなければ80時間という枠を守れなくなるということでパソコン3台用意して発売時間にネットで即注文するというかなり涙ぐましい体験記になっている。このように旅の事前準備が大変でかなりの頁を割いて説明しているのだがこれが結構面白い。旅行記って出発~帰国までの内容が多い中で普通、旅行会社にお任せしている部分をすべて自分でやるというは個人的にはあまり読んだことがなかったのでオモロイのだ。格安であげるということはすべて自分でやるということであり結構考えておかなければいけないことや準備しなければいけないことがあるのですねということが良くわかった。 さてチケット取って出発も羽田ではなく茨城空港から。各国の滞在時間も6時間~12時間ぐらいなので一切宿には泊まらずすべて機中泊という弾丸ツアーなので飛行機の乗り降りだけで終わるのではと考えていましたが意外と観光地いけるようだ。まあ夜中に着いたりするのでその場合はあきらめるしかないのですが。あと各国の空港カウンターや売店、設備やタクシー、建物、食事を短時間でかわるがわる経験するのでその国や土地の国民性などがよくわかるそうだ。中国人は○○○だとかドイツ人は○○○だとか・・・。入国管理官も国によって全然対応が違うらしい。 今回の旅程は茨城空港→(春秋航空)→上海→(アエロフロート)→モスクワ→(アエロフロート)→デュッセルドルフ→(エアベルリン)→チューリッヒ→(エアベルリン)→ニューヨーク→(アメリカン航空)→ロサンゼルス経由→(アメリカン航空)→羽田空港 ただ後半、かなりの体調不良に見舞われているのでもう少し余裕のある旅程にしないと体がヤバイことになると本人も書いています。短時間での低気圧体験の繰りかえしとエコノミー症候群などで。普通世界一周を旅行会社が組む場合、最低でも10日間での日程で組むそうなので弾丸ツアー考える方はくれぐれも気付つけて。 ※ちなみにネットで調べたら世界一周コンテストをやっているサイトがあってそこでの優勝は43時間、旅費は2,000ドルらしい。

    2
    投稿日: 2014.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    LCCを乗り継いで80時間世界一周を目指す旅の本。LCCの内部事情や各LCC会社の比較がむしろメイン?と思うほど、LCCについて詳述されている。 一方、メインであるはずの世界一周旅行の方は、やはり80時間という短時間のせいか物足りなさを感じる。めいっぱい盛り上げようとしてるのは伝わってくるが…。しかし世界各国を忙しく旅している著者ならではの、各国の国民性などについてのおおまかな傾向などがわかり面白い(それが全てと捉えるのはもちろん危険だけど)。 何より面白いのは、そのような著者自身の感情・感覚から「日本人の国民性」も浮き彫りになっているような気がすることだった。

    0
    投稿日: 2014.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルで魅せる一冊だが、内容も決して裏切らない。タイトル通り、内容はバカパク(by タモリのボキャブラ天国)この上ないです。 ひたすら飛行機に乗っているだけかと思いきや、到着地でのエクスカーションはしっかりやっている上に、トラブルにも巻き込まれっぱなし。途中の回想で出てくる、某航空会社に対する安全批判も必読。

    1
    投稿日: 2012.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「80日間世界一周」は過去に読んだ事がありますが、ついに時代は80時間まできたか!といった感じです。 タイトルを見てどうしても読んでみたくなりましたね。 しかも格安航空(LCC)使用で。 内容は著者も語っている通り、おばかな笑い話なんですが、 かなり旅慣れているであろう著者でもこうなのですから、 LCCをこれから利用したり、世界一周してみたいと思っている人は軽く読んでみるのも良いかと思います。 ただ最短ルートを使用するたけでなく、行きたい場所はちゃんと予定に入れておくというこだわりは感じます。 ハードスケジュールでも機内でちゃんと仕事をしていたり、帰国後の空港の話とかは、その最たるものではないでしょうか。

    1
    投稿日: 2012.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まず、それを「やろう!」と思った心意気に拍手。 んでもって、旅程を組んだり航空券getなどに手間がかかった割には、旅行の内容や全体的な文章が結構アッサリ目な感じに「お疲れ様」と。。。 ぶっちゃけ、流し読みしてしまったので書籍にする意味はあるんだろうか、と、元も子もない話を出しそうになるが、あ、中古で購入したんだっけ、とあまり大きな口を叩けないよなと自分を省みて、なおかつ新品で買わなかったことを褒めてやる。 しかし、やっぱ体にはあまり良くないんだね、飛行機の移動って。。。

    0
    投稿日: 2012.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢の世界一周を80時間でやってしまうおばか企画。だけど、考えるだけなら誰でもできるけど実際にやるとなるとなかなか難しい。それを実際にやってみた!という本。この本、面白いです。

    0
    投稿日: 2012.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    茨城空港を春秋航空で飛び立って、世界一周を13万円台、80時間台で、文字通り飛び回った旅行記。各地には数時間しかいられないので、そういう旅行記を期待している向きには勧められないが、それでもいろいろ興味深い記述が見受けられた。 中でもp.157のスイスでATMを探す話と、p.134から10数ページにわたって描かれるスカイマークの不始末話は面白かった。前者の、その国の治安に応じてATMの置かれる場所が変わってくる、という指摘は特に面白く「アメリカならお金を下ろした瞬間に襲われる、中国ならATMごと盗まれそうなシチュエーション」にATMがあるスイスの治安のよさには確かに安心できるというものだ。

    1
    投稿日: 2012.04.09