
総合評価
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手塚作品で一番好きなのがこれです。
以前に仕事で怪我して1ヶ月休んでいた時に本屋さんで見つけて試しに1巻だけ読んだら 病みつきになって3日ぐらいで全巻読破したことがあります。手塚治虫さんの作品といえばブラックジャツク も好きでしたが。なんといっても私はブッダが好きです。今回電子書籍版でまた30年ぶりに全部読もうと思っています。 お釈迦さまの生涯をこんなにドラマチックに書けた手塚治虫先生は偉大なひとだったのではないでしょうか。 ゴータマ・シッダルタは何故に妻と子供を捨てて出家したのでしょうか、「人は生まれ、やがて歳を取り、病に倒れ、いつか死んでいきます。」 幼きシッダルタ王子は、この全ての人々にやがて襲ってくる「寿命の謎」を解明すべく。生・老・病・死 という4つの謎を解き明かすべく旅に出るのです。 この「ブッダ」を読み始めると、あなたの心は、あなたの体から離れ・・・・この不思議な世界へと入って行くことでしょう。 他のマンガは読まなくてもいいですが、このマンガを読むとあなたの人生感が変わって、恋人や妻をすて悟りの道に進むことになっても 私は責任を持てません。人生に起こる出来事は全て自分に責任があるのですから。
1投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログシッダルタの旅立ちと出家のシーンは、漫画史に残る名シーンだと思う。絶望に挑むシッダルタに心が震えた。
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログ『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。 「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。
0投稿日: 2008.04.28
