
総合評価
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powered by ブクログ国籍に何の意味があるのだろう? 今ここにいる自分は自分でしかない。 それでも国籍ひとつで否定されてしまうことを、嫌という程知っている彼らだから。 自分では大したことじゃないと思っていても、大切な人には臆病になって隠してしまう。 もっと自分に誇りを持ちたい。 国とか国籍とか外国人とか関係なく、自分を誇れるように強く。 その為に僕は生きていく。
0投稿日: 2012.06.13
powered by ブクログ在日韓国人高校生の日常を描いた作品。スピード感があって読みやすい。ちょっと、現実離れしてるかな?自分がこういった世界とは無縁というだけであろうが。韓国人であるという葛藤がそこまで深く描写されていないなと思った。テーマの一つの割には。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログ作中名言 「僕は小説の力を信じてなかった。小説はただ面白いだけで、何も変えることができない。本を開いて、閉じたら、それでおしまい。ただのストレス発散の道具だ。僕がそういうことを言うと、正一はいつも、「独りで黙々と小説を読んでる人間は、集会に集まってる百人の人間に匹敵する力を持ってる」なんてよく分からないことを言う。そして、「そういう人間が増えたら、世界はよくなる」と続けて、人懐っこい笑顔を浮かべるのだ。僕はなんだか分かったような気になってしまう」 スピード感がある最強の青春小説。 在日朝鮮人である主人公の生きてるだけで起こる学歴や人種、恋愛の葛藤をストレートかつ、コンビネーションを織り交ぜ怒濤の攻めでページを読み進めさせる。 キャラクター全員の一言一言がかっこよく、特にこんな親父になりたいと思えるようなカッコイイ大人を出演させる。一言一言が意味深く、多くのメッセージが隠されていて野暮ったくない。 洗練された言葉。 ハワイに行きたい。 広い世界をみろ。後は自分で決めろ。
1投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログ色んなことを考えるきっかけになる。 家族のあり方、ボーダーライン。 怖がってくるやつは最初から近づかないように すなわち、期待を自分にさせないでくれ、という切実な想い。 あたしはこの作品、だいすきになった。
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログ≪在日朝鮮人≫から≪在日韓国人≫に国籍を変えた男子高校生。父親、友人、出会った女の子とのいろいろ。 先の2つの言葉の違いさえちゃんとは理解していなかった私。。歴史的背景とかを新書かなんかで一度勉強してみようと思う。 映画化されてるのも微かに覚えてるかも。窪塚さんと柴咲さんかぁ。うーん、見てみようかなぁ。
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログずっと気になっていた作家さんでやっと購入。即のめり込み。自分の歳で「青春恋愛小説」なんて…と思っていましたが熱い想いが込み上げてくるパワーがありました。自分の中では近年ピカイチの小説でした。
0投稿日: 2012.04.09
powered by ブクログ漫画を読むようにサラサラ読める。 スピード感とか疾走感とかいう方面はよかった。 しかし、在日朝鮮人(特に若者)の苦悩を考えさせる話としては問題解決や救いが何もないし、 恋愛小説としては、大した障害もなくうまくいくので特色するものもない。 最後まで盛り上がらなかったなと思いました。 2012.03.18★★☆☆☆
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログこの小説は僕の人格を形成する上で多大な影響を与えてくれたものです。もし、これを読まなかったら、僕は新大久保をはじめとするコリアンタウンや、新宿歌舞伎町のコリアンよりの界隈には足を運ばなかったです。 先日久々にこの小説を読み返しました。思えばこれをはじめて読んだのは19歳のころで、後に僕が新大久保や新宿歌舞伎町のコリアンタウンよりの界隈をうろつくようになったのは、この小説の影響が大きかったんだなと、その影響の大きさに改めて気づかされました。 物語は彼の父親から、「広い世界を見ろ、そして自分で決めろ」といわれ、「在日朝鮮人」から「在日韓国人」へと国籍を変え、自分が今までいた民族学校を飛び出して、都内にある「ビーバップ・ハイスクール」のような男子校に入学する。 そんな杉原君の話です。そこで最初にけんかを売ってきて、灰皿で叩きのめした親友でやくざの息子の加藤から誘われた誕生パーティ会場でであった桜井椿との出会いが物語の「軸」です。 物語のあらすじこういう感じですが、作中に目いっぱい詰め込まれている本や映画や音楽のラインナップはものすごい情報量で、一人の人間があれだけの量を見るのは経験則から考えると、それこそ映画、読書、そして音楽鑑賞以外のことは何もしないという生活を2、3年やらないとここまでの蓄積はできないと思っています。 僕にとって一番印象に残っている部分は夜の公園で、父親と対決するシーンで、自らの血で目潰しを仕掛け、子供を完膚なきまでに叩きのめす父親の姿にまず圧倒され、 「汚ねぇぞ…」 と返す杉原に 「悪いな。俺たちはこうやってどうにかこうにか勝ちを拾ってきたんだ。いまさらやり方を変えるわけにはいかねえんだよ」 といってのける父の姿が圧倒的にしびれる場面でした。 映画版では父親を俳優の山崎努さんが演じていましたが、僕はこのシーンを見るためだけに、何回もDVDを見直していたことを思い出します。 桜井との恋の話よりも僕にとってはこっちのほうが面白くて、こういう書き方になりましたが、さまざまなテーマを持った上で、疾走間を保ち続ける小説は稀有なものだと考えています。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ主人公が若いだけではなく、国籍の問題も絡んでくることで、自分は何者?いう問いがリアルに感じられる。 普段はこの手の問題を考える機会がなかなかないので、ハッとするのかも。 一方で、各キャラクター、セリフ、物語のテンポがスタイリッシュに描かれていて、魅力的だった。主人公と彼女のやり取り、親父との殴り合い(ボクシング)なんかがかっこいい。
0投稿日: 2012.01.10
powered by ブクログ国籍というのはなんだろう? 同じ国に生まれて、同じ言葉を話し、同じものを見るいても、国籍の違いで、大きく線をひかれることもある。 難しい問題だし、時々、とても怖くなる。 できることなら、もっと大きな目で見て、同じ地球人とか、同じ太陽系人とか、そんな括りができるようになればいいと良いのにと思う。 どんな時も、いい人が、一生懸命生きる人がすくわれる時代であってほしい。
0投稿日: 2011.12.27
powered by ブクログ久しぶりにアツイと思った本。登場人物一人ひとりの台詞がかっこいい。みんな魅力的。内容は重いことなのに、それを感じさせない読みやすさもいい。杉原の下の名前が気になりました。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ小学生のときに読んで 号泣した思い出が。 どうしてこんな苦しい文章が書けるのか 映画もよかったけど 小説のショックには勝てない
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ自分にとって バイブルと言っていいほど、 主人公の生き様や 小説内に出てくる 音楽や文学に至るまで 影響を受けまくった作品です(笑) 行定勲監督、 窪塚洋介と柴咲コウ主演で映画化もされたけど、 原作であるこの小説がまた 本当にカッコいい。 「国籍」という狭い枠組を飛び越え 広い世界へと漕ぎ出す主人公に 共感しきりだったし、 コレを読んで 金城さんの作品にまんまとハマる キッカケになった作品でもあります。 胸に刺さる 登場人物たちの数々のセリフと、 軽やかなスピードと 躍動感溢れる 映像が浮かんでくる文体。 読みはじめたが最後、 その魅力的な言葉の力と 登場人物たちのパワーに グイグイ引き込まれていく。 在日朝鮮人から 在日韓国人に国籍を変え、 日本の普通高校に通う 在日韓国人三世の主人公、杉原。 杉原が次第に惹かれていく、 友人の誕生日パーティーで出会った 不思議な少女、桜井。 杉原の親友で 秀才のジョンイル。 在日コリアン1世で 元プロボクサーの 杉原の父、秀吉。 在日コリアン2世で 杉原の母、道子。 など登場人物たちはみな、 確固とした自分自身であるために、 それぞれがそれぞれのやり方で 血を流して闘っている。 在日問題や 差別へのメッセージは 勿論含んでいるけど、 あくまでも根底にある本質は、 ひとりの少年が 自分自身の生き方を 模索し苦悩しながらも 自ら選びとるまでが描かれた、 「何かを越えていく 意志の在り方」 を表現した小説だと 個人的には思っています。 (音楽で言えばパンクスピリットと同じく それは「ドン・キホーテの精神」であり、 運命に抗う生き方を描いていると思う) なので在日を扱ったストーリーだけど、 今の現状を打破したいと感じている人なら 十分に楽しめる エンターテイメントな小説だし、 なんか難しいなと 今まで避けてきたような そんな人たちにこそ 読んで欲しい 本当に爽快感が得られる作品です。 とにかくカッコいい小説をお探しのアナタや、 アイデンティティーの揺らぎに悩む、 すべての若き挑戦者たちへ オススメします。 ちなみに ミスチルの名曲 『youthful days』は、 この小説の主人公である杉原と ヒロインである桜井をイメージして書かれた曲らしいですね♪
1投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ友達は桜井と杉原のやり取りが好きだと言うけど、 私は杉原とお父さんのやり取りが好き。 杉原と正一の会話もとても好き。 ラブシーンが結構事細かに描かれていて、想像できてしまうのが少し気恥ずかしい…笑 一見在日の男の子と日本人の女の子の恋バナがメインのようだけど、それ以上にとても深かった。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログ誰であれ怪物と戦う者は、その過程においてみずからが怪物にならぬよう注意すべきである。長いあいだ奈落を覗き込んでいると、奈落もまたこちらをのぞきこむものだ バラという名前が違ったとしてもあの綺麗な香りや見た目は変わらない 名前になんの意味がある?
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ薄いからといって、内容まで薄いとは限らない。 近年、朝鮮半島との関係が緊迫しているのに、在日の方のおかれている立場等をまったく理解していない、知らない、自分に悲しかった。自分はどこまでも温室育ちだなというのがハッキリした。今からでも変われるのだろうか…?
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ差別問題について考えさせられました。 金城さんの作品は、個人的に暴力描写とヒロインが肌に合いません…
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ大好きな本。 読むたびにどきどきと、はらはらとたくさんの感情が生まれてくる。 この世の矛盾を抱えてニヒルに、だけど前をしっかりみて歩く杉原はかっこいい。 ところどころ、昔の映画たちの要素が散りばめられていてすてき。 桜井がジーン・セバーグのような短い髪というのも好評か。 それだけに、映画版の柴咲コウにはがっかり。
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青春恋愛小説ですが、民族差別などのテーマが描かれています。 国籍にこだわることがいかに無意味なことかと思いました。 (確かに困った国や団体はありますが・・) 国籍や宗教によって 大勢で少数を排除するような世の中はよくなるはずがないと思います。 世界中の一人一人に平等に人権が認められる世の中になって欲しいと思います。 大切な事は 自分は自分。 大きな世界の中で生きていくことが大切だと感じました。
11投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログ(11.09.23) 先日の談話篇を読み終えた後、気になってた筆者の代表作を手に取ってみた。 主人公杉原は、本名李という在日朝鮮人。後に韓国籍にかわり。 元プロボクサーの父親はニーチェやマルクスをこよなく愛している。 友人であるヤクザの息子、加藤の誕生日パーティーで、桜井と運命的な出会いをする。 杉原は、魅力的な女性桜井との仲が深まるにつれて、自分が在日だということを言い出せなくなる。 意を決して打ち明けたものの、桜井の反応に、二人の関係の終わりを決意した杉原。 しかし、クリスマスの夜、再び… 二人の恋愛を中心に、親友であった の死、 との友情、そして家族の絆を描いた作品。 今までは、人種や国籍という問題についてここまで神経に考えたことがなかった。 そんな自分を恥ずかしく思い、あの人にも申し訳なく思った。
0投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログ日本へ帰国する飛行機で読んでそのまま機内に忘れてきてしまった。妹に薦めて貸してあげるねっていったのに見つからず。 最高!俺たちはどこへだって行けるんだ!!
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ瑞々しい。 映画も良かったけど、小説は小説で良さがある。 今思うと、当時高校生だった僕に結構影響を与えた本だったように思う。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ最後がこうでも、こうじゃなくても後味のすっきりした終わり方。 在日っていうのは呪縛のようについて回るのだろうけど、それを超えて生きられる人は本当に立派。
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログタイトルと内容がいまいちつかみにくいが、それはまあインパクトがあった 自分の中に、小さい差別とかきっと潜んでるんだろうな、と考えた ライオンだって「僕はライオンです」っつって生まれてこんわな そう考えたら、国籍なんて関係ないだろって思った けど、やっぱり韓国人とか朝鮮人とか聞くと、あっちの世界の人なのかなと思ってしまう自分が憎い わたしには、見た目で彼らの判断はできない だって同じ人間だもの 人間なのにどうしてそうやって分けるのだろうか 朝鮮戦争は休戦しているわけですよ いわば、終戦していない 国境じゃなくて、休戦ライン とりあえずここの線で一旦戦争お休みしましょ、のラインなんですね どうしてもどうしても分けなきゃいけないのかな アメリカの人から見たら日本も韓国も北朝鮮も、みんな一緒の顔してんじゃないかなあ 宇宙人から見たら日本も韓国も北朝鮮もアメリカもロシアもフランスも、みんなみんな一緒の地球人なんだからね 勉強しててよかった、と思うた歴史の話 こういうときに思うんだろうなー勉強の必要さが いつか子どもができたら、この本は読ませたいと思う もう一読、いたしませう
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログ在日朝鮮人の少年×日本人の少女という少し変わった 恋愛小説でしたが、互いの関係がさっぱりしているのが 凄いよかったと思います。 桜井と杉原にはいつまでもああいう関係でいてもらいたいです^^
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログみんな口をそろえて面白いと言うので読んでみた!! 確かにめちゃくちゃスタイリッシュな小説だった。相当芸術に長けてる人だと思った。 映画を彷彿とさせる戦闘シーンはとってもカッコ良い。親父もカッコいい。ブルース・リーとかあの辺の世界観に憧れているような気がした。 著者の金城さんは在日韓国人だと聞いたことがあったけど、小説の中にモロ出てる感じ。日本人には耳が痛い知らなかった事実が淡々と書いてあります。コレは金城さんにしか書けないと思う。でも在日韓国人であることが前に出過ぎてしまって、最後の親父と格闘シーンや彼女と仲直りのシーンが霞んでしまったのは惜しいと思った。 でも在日とかそういうの関係なしに、杉原の自分らしさはなんだろうと考えた時に、それは「戦うこと」なんだなぁと思った。スカっとしていいですね。 映画も見てみようと思ったら、お父さん役が山崎努さんっすか…!大分イメージ違うけども。主役が窪塚…ち、違う(笑)映画は保留!
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ一人で戦っている少年の物語。 異物というレッテルを貼って排除しようとする人間と、排除される人間。 その中で、群れて自分を守ろうとする人間と、自分で自分を守ろうとする人間。 意思を持って正面から向き合っていく戦いはきつい。 これは単なる物語ではなく、今もある悲しい現実。
0投稿日: 2011.07.05
powered by ブクログ「GO」(金城一紀)を読んだ。「石の葬式」を読んでいる最中だがちょっと割り込み。いやー面白かった。国籍というある意味微妙なテーマに「面白い」という言葉を使っていいのかどうかわからんが、まあ本筋は青春恋愛小説だし、面白かったのは事実だし良しとする。お薦め。
0投稿日: 2011.06.23
powered by ブクログ今頃になって金城一紀にハマっている。 直木賞を獲ったのはうっすら覚えてるけど、当時は全然興味がなかったのだ。 金城さんの出自からいって、どうしたって在日だのコリアンだのという設定は出てくるし、それがまたアイデンティティに関わってくる重要なモチーフだったりするのだけれども、それを踏まえた上での、実に疾走感あふれる、切ない、もどかしい恋の物語であった。 桜井が、葛藤を乗り越えて杉原のところへ戻ってくるところがいいなあ。
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログテーマは『差別』と重たいのにエンタメ性が強い。青春を疾走する主人公の姿がまさに『GO』のタイトルにぴったり。 そして『在日』の立場や権利が日本では、ずいぶん煩わしいと言う事を知れてよかった。 知らない事で無自覚のまま相手に傷をつけてしまう事、『在日』と言う言葉がすでに差別である事、その他もろもろ考えさせてくれる良い機会になる本です。
0投稿日: 2011.04.19
powered by ブクログ在日朝鮮人という難しいテーマではあるが、暗い雰囲気ではなく、題名通り、突き進んでいくパワーを感じる。
0投稿日: 2011.04.17
powered by ブクログ在日朝鮮人から在日韓国人に国籍を変えた日本の高校に通う少年の青春と友情と恋の成長物語。手放しに面白くてちょっと考えさせられる爽やかなストーリーに文句なし。ただ、「在日」という小さくはないハンディを抱えながらも腕っ節は強くて頭のいい主人公には少しだけジェラスを感じました。
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログ読みやすい。 在日朝鮮人の男の子と日本人の女の子の恋の話。 だけど、一番心に刻まれたのは 息子に対する親の愛情深さ、と 肩書きで人を判断してしまう哀しさ。 いわゆる「差別」ってのは、 自分の及ばないところで「たまたま」生まれただけ。 それにどれだけ苦しい思いをしているか、 そしてそれを乗り越えている人たちがどれだけ美しいかが描かれていました。 在日の人に対する差別って、だんだん減ってきたと思うけど、 国籍の問題だけじゃなくて、 恋人を選ぶときに、学歴とか職業とかいわゆる「履歴書」的なところで 判断してしまうところって多々あると思う。 そしてそこにコンプレックスも多々あると思う。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログずっと読みたかった本。映画も見たけれどおもしろかった。金城さんが書く、ユーモアあふれるキャラクターと気の利いた会話が好きです。
0投稿日: 2011.02.09
powered by ブクログ最近この人は、マンガだったり映画だったり、小説を書いていないのかな。以前の直木賞受賞の作品で、ディレクターズカットになっているので、オリジナルに手を加えてあるものか、オリジナルになる前のものなのか。より、作者の意図に近い部分で書かれているのだと思う。
0投稿日: 2011.02.08
powered by ブクログ学生の時に訳も分からず読んでいたのを思い出し、最近在日の差別について知りたくて、手がかり的にもう一度読み返した。 結局、昔からの謂れ・思い込みの名残でしかないと感じた。 朝鮮の血が入っているから何だというのか、日本の血が流れてるから優れているというのか。人は皆同じく生活しているのだ。 ストーリー自体も読みやすい。 主人公が父親などに憎まれ口もたたくが、そこに家族の絆も感じられる。
0投稿日: 2011.02.03
powered by ブクログ差別という重いテーマを扱う内容にも関わらず、爽やかな気持ちで読めた。 主人公は小さいときからずっと差別を受けて生きてきた。そのせいか、なるべく人と群れず一人で生きていこうとしているように思った。その力強さに惹かれた。 本当に学ばなくてはいけないことは、自分自身で手に入れなくてはいけないということを彼は知っており、ゆえに本を読む。人を信じるから裏切られたときに傷つく。彼が信じるのは自分自身。 そんな彼を変えたのが桜井。 人間は生まれてから死ぬまで自分ひとりで生きていかなくてはいけないという事実。しかし自分ひとりでは生きていけないという現実。大事なのは後者の現実ではないだろうか。
0投稿日: 2010.12.31
powered by ブクログ一人の在日韓国人の少年を描いた作品。 彼らがどのような境遇に置かれ、どれほど懸命に生きているかが痛いほど伝わってくる。ストレートで、訴えかけるような内容だった。同情などではなく彼らのことを真剣に考えさせられた。 杉原の痛ましい境遇がわかるからこそ、桜井の最後の一言には胸が熱くなる。
0投稿日: 2010.12.22
powered by ブクログはまっております、金城さん。 これもおもしろかったです。 今回は特に、「朝鮮籍」「韓国籍」というのはどういうことなのか、「在日朝鮮人」「在日韓国人」というのはどういうことなのか、ということが非常にわかりやすく書かれていて、興味深かったです。 こんな風に区別(差別)してるのって、日本だけなんだろうなぁ。なんか残念。 どうにかできないものだろうか。 ほんと、国籍ってなんなのさ、と思うな。
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログ朝鮮人だとか韓国人だとか日本人だとか くそくらえってやつですね。 そんなことは関係ない、 「これは僕の恋愛に関する物語だ。」 不器用な親子が素敵でした。 「名前って何?」
0投稿日: 2010.11.27
powered by ブクログ高校生の時に舞台を見たことを思い出して読んでみました。 正直舞台よりもこちらのほうが楽しむことができました。作者の半生も交えながら描かれているらしいので、世間一般によく批判される「在日朝鮮人」と呼ばれる人に対するイメージが変わりました。
0投稿日: 2010.10.07
powered by ブクログ表紙裏に【感動の青春恋愛小説】なんて書いてあって、胡散臭いなと思って読み始めた。この作品のテーマは【人種の違いによる差別・偏見】だろう。そこに在日朝鮮人である主人公が立ち向かっていくという感じ。主人公はこの難しい問題に答えを出そうともがく。父との交流や正一との別れなどは主人公の成長を描くエピソードてしては素晴らしかった。僕が気に食わないのはヒロインの桜井だ。全く魅力を感じるキャラクターではなかった。裕福な家に生まれたお嬢さんで、ジャズや映画が好きで、見た目が主人公の好みだっただけという印象。出逢いの場面から何だか嘘臭い・・・。作り話なんだからドラマチックに演出したのはわからなくも無いけど、なんか自然じゃない。ラストの小学校で再会する場面も『ん?これで二人は人種・国境・国籍に収まらない愛を取り戻したの?なんで?』と思ってしまった。
0投稿日: 2010.09.18
powered by ブクログ主人公は結局のところ賢いんだろうな~と思った。 作者の下調べがしっかりしてるので読んでて勉強になるところも多くてよかった。
0投稿日: 2010.09.06
powered by ブクログレボリューションNo.3やフライ・ダディ・フライに比べるとややスピード感に劣るが、キャラクターのタフネスさは相変わらず。 テーマが「差別」「国境」という重厚なものであるが、主人公の力強さが悲壮感を見事に打ち消し、軽快な感触を残してくれた。 読んで意味ある一冊です。
0投稿日: 2010.08.24
powered by ブクログなんかすごいモヤモヤする。 境界に壁をつくるのは、無知とか偏見。 理解する、受け入れる、押し付けない、 それがどうして難しいんやろ。 とかいう自分も意識せんだけで色々偏見してそうで怖いな。 常に多様性を認められる人でいたい。 杉原の世界観、すき。 それに対する桜井の反応も、すき。 映画先に見ちゃったから、完全に窪塚洋介イメージしてたけど、 すごいしっくり。映画もすき!
0投稿日: 2010.08.10
powered by ブクログ国籍なんてただのラベル。そんな人間が作り出したものよりも大事なものがある。本質を見ていないくせに表面上の名前とかラベルみたいなものに過剰に反応して、物事を判断しているなんてばかばかしい。もっと自由にそんな小さな円みたいな世界から抜け出てもっと大きな世界へ。
0投稿日: 2010.08.03
powered by ブクログ確か、中学生のとき、友達に借りて読んだ。読みやすかったし、在日のことについて学べるし、ためになった。
0投稿日: 2010.06.21
powered by ブクログ生まれた時から在日という枠にはめられ、差別やイジメをうけている彼ら。 ケンカや格闘技で強くなるやつもいれば、大人しくて真面目で人をかばって死ぬやつもいる。 日本で生まれて日本で育ったのに、外国人登録証を持たなければいけない、社会的地位が得られないなど、日本人が昔から差別してきたせいで、人一倍苦労しなきゃいけない。 表面的には自由に主張できる国に見えるけど、知らない所では苦悩している彼らがいる。在日なんていう言葉がなくなるくらいにもっと温かい国になって欲しいと思う。
0投稿日: 2010.05.10
powered by ブクログ1月22日終了。とにかく良い本。真っ先に友人にお勧めしたい本。重みがあるのに暗くないし、こんなに深い青春小説って珍しいのではないでしょうか。相変わらず個人的に金城さんの作品が大好きです。
0投稿日: 2010.01.23
powered by ブクログ在日、というだけで悪いイメージばかりあるのはどうかと思いますね。まっさらにしたら同じ。違うところは何もないはずなのに…。 さっぱり書かれていて読み進めるのが簡単、金城一紀さんは好きな作家のひとり。
0投稿日: 2010.01.09
powered by ブクログ広い世界を見るんだ―。 僕は“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え 民族学校ではなく都内の男子高に入学した。 小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択を したのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。 ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。 彼女はとても可愛かった―。 ”差別”という言葉に彼と親友に彼女と、人生を翻弄されていく。 杉原自身が友人の死、差別という偏見さを乗り越えて自分の アイデンティティを築いていく姿を、うまく表現している! 主人公の杉原の父親がまた面白い人で、飛びぬけた人でもあるが 最高の親父でした!
0投稿日: 2009.12.22
powered by ブクログ差別される側の心理、アイデンティティの不確定な様子が痛々しいくらいに感じることができる。 差別の部分が鼻につくなら、甘酸っぱくも切ない恋愛小説としても読めると思う。読後は爽快だ。 ( ・_ゝ・)<YAから読める 123回直木賞受賞
0投稿日: 2009.12.15
powered by ブクログ在日という設定に関して、知識や関心があったわけではなかったので 在日というだけでこんな酷いいじめのようなものを受けるのだろうかと思った。 「名前」だけでその「本質」まで測ってしまうことはいけないと分かっていても、どこかで「ああやっぱりね」と理由をつけてしまう。自分の円の中にあるもので満足するのではなく、その円を破って自分の手で掴み取るために、拳をふるう杉原。やっぱりかっこいいです。
0投稿日: 2009.11.16
powered by ブクログ作者の考えるかっこよさと、僕の考えるかっこよさにあまりにも差がありすぎて、感情移入できませんでした。
0投稿日: 2009.11.02
powered by ブクログ考えることも大切だけど、感じることが大切なんじゃないかなあと、本当に感じることができた本。一生大事にする本になりました。
0投稿日: 2009.10.08
powered by ブクログ友達から借りた 在日韓国人の話ということで話題になったが、 テーマもしかり、またそれ以上に文体に迫力があって、キャラクター間の感情(愛情)が強烈で それが読んでいてとても感動した理由だと思いました。 映画観たい。
0投稿日: 2009.09.28
powered by ブクログ最近よくいい本にめぐりあえる(^ω^)と実感。 結局私も“在日”という言葉に違和感というか抵抗感を感じていたと思う。 本の裏表紙にあるあらすじで、“在日”という言葉を目にして最初はあまり読む気はなかった。 本音私は“在日”に対して差別やら偏見を抱いていたということだ。 でも本当に読んでよかった。“在日”に対して変わった。(というより、まず“在日”という言葉を知らなかったのだけれど)聞いたことはあるけど、意味はよくわからなかった。 あ、だから個人的には在日に反応したのではなく、朝鮮人、韓国人といった方に目を向けていたのだ。私は。 本当に、国籍以外では何でこの人は何人、あの人は何人と区別するのだろうか。 国籍なんてかえてしまえば何人でもなれてしまうよな。
0投稿日: 2009.09.23
powered by ブクログこれも借りて読んだ。 彼の作品はすごく在日問題が絡んでいる。 単純な私はこんな風に誰かとかっこいいものを探しあってみたいなと思った。 立ち止まってはいられないみたい。
0投稿日: 2009.09.20
powered by ブクログ人種、国境、国籍、戸籍、血族による拒絶や差別。 今の世の中、これがどれだけちっぽけなものなのかわかっていながら頑なに行い続ける大人達。 それに押し潰されて生きる若者と抵抗する若者。 そして、そんなことを気にせず、鼻で笑って生きたいように生き、やりたいようにやる若者。 一世と二世。 オールドカマーとニューカマー。 それぞれの捉え方の違い。 不器用な親。 それに似て不器用な息子。 それぞれの不器用な生き方の中に光る信念。 国境線なんか俺が消してやるよ。 俺は俺であることも捨ててやるよ。 本能の先に見い出した愛には人種、国境、国籍、戸籍、血族も関係ない。 本作の映画では、正一(ジョンイル)が死んだことを受けとめた後、 杉原はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の一節を読んでいたけど、 小説では、ラングストンの詩集の一節の「助言」を読んでる。 本作内でその詩の内容は、 「その詩を、ここには記さない。みんなが知らないうちはその詩は僕だけのものだ。」ということで書かれてない。 以下、ラングストン・ヒューズ詩集「助言」より 「Advice」 Folk, I’m telling you, birthing is hard And dying is mean So get yourself a little loving in between. 「助言」 みんな、云っておくがな、 生まれるってな、つらいし、 死ぬってな、みすぼらしいよ。 んだから、掴まえろよ。 ちとばかし 愛するってのを、 その間にな。 <詳訳> これを目にし、読んでくれている全ての人に言っておきたいことがある。 人は生まれてきかたらには辛いこともあるだろうし、 そして、人はいつか死んでしまうものなのだ。 しかしながら、だからこそ、自分の手で掴まなければならないものがある。 それは、小さいけれど、大きく、 難しいけれど、簡単なものだ。 守るべき愛。 人生は短いぞ。 調べなければ解らないこの詩の本質部分の解釈にこそ、この物語の大幹が表現されているように思う。
1投稿日: 2009.09.14
powered by ブクログカッコ良すぎて、青春の泥臭さがないけど、爽快! 楽しんで一気に読めました。 さすが、直木賞受賞作。
0投稿日: 2009.09.03
powered by ブクログなんかすごい身近。 P201,L2なんて確かに正論やけど やっぱ国籍変えたくないなぁってうちは思う。
0投稿日: 2009.09.01
powered by ブクログさすがは直木賞受賞作。 ボクシングがやりたくなります。 ヤクザの子供の友達ほしい。 在日韓国人の杉原は、友達のパーティに参加し、桜井とあっけなく恋に落ちる。 しかし、失うのが怖くて在日だということを言い出せない。 カッコいいもの探しなど、幸せな日々を送る杉原。 差別や偏見にはものともしなかった杉原だが、桜井に在日だということを告白し怖がられてしまうことで深く傷つく。 民族の問題、青春の葛藤、アイデンティティ。 さまざまなことを考えさせられる、痛快で爽快な物語。
0投稿日: 2009.07.22
powered by ブクログハッピーエンドで良かった。 確かに在日の人の問題ってすごい身近だよね。 同じ中学に、話したことはない子なんだけど、在日の子がいたの。 いつの間にかその子の名字は金から荒木に変わってた。 帰化するとき、どんな気持ちだったんだろう。 もう1人在日の子がいて、その子は韓国人とじゃなきゃ結婚したくないって言ってた。 在日って言っても人それぞれなんだよね。 映画も観なきゃ。
0投稿日: 2009.07.03
powered by ブクログ彼らがそんな風に扱われているなんて知らなかった。 韓国の籍だろうが朝鮮籍だろうが、日本で生まれて日本で育ったのに 「在日」と呼ばれ、差別されるのはおかしいと思った。
0投稿日: 2009.06.03
powered by ブクログだいすきな金城 一紀の一作(´ω`) 思い出の本でもあります。 日本には 純粋な日本人はいないってことに すこし驚きました。 在日韓国人と日本人の切ないお話
0投稿日: 2009.05.16
powered by ブクログ金城 一紀 2冊目の本。 話が複雑でもとても読みやすいなぁ〜 ってすごく思う。 国とか国境とか最も煩わしい存在なんだ・・・・ この本読んで、いろいろ知った 李はとてもかっこよくて すごいがんばってる人だったから うちもがんばろうと思う。 うーん、なんか在日のことってもっと濃いはなしだと思う。 HK 時々リアリティー高くて(笑) じー って感じで 読んでた。
0投稿日: 2009.04.29
powered by ブクログ久々にバーッと一気に読めちゃう小説に出会いました。「在日」について特に考えたことなどなかったのですが、色々と考えさせられました。 とっても魅力的でかわいい桜井。そしてカッコイイ杉原! CD屋さんやレンタルビデオ、本屋さんなどにて「カッコいい」を発掘するデートはほんとに素敵だなぁ。
0投稿日: 2009.04.26
powered by ブクログはじめて読んだのは高校のときかな? 今読んでみたら、高校のときより自分ってちっぽけなやつだなって気持ちが大きくなっちゃった いろんな知識を身につけたい 無知ゆえの偏見なんかに左右されたくない 自分を成長させたい 広い世界をみたい かなり心を動かされる作品です 内容には触れないけど
0投稿日: 2009.03.13
powered by ブクログ「在日」の味が薄すぎる。 作者は何を思って在日をテーマに選んだんだろう。 はいはいお疲れっす。
0投稿日: 2009.03.03
powered by ブクログ読んだ後、世界が明るくなった。 「日本から北朝鮮まで、飛行機ならどれくらいで行けるのだろう?二時間?三時間?僕は同じくらいの時間を使って、韓国には行ける。でも、北朝鮮には行けない。何がそうさせるのだ?もとを糺せば、韓国だって北朝鮮だって、ただの陸地じゃないか。何が行けなくしているのだ?深い海か?高い山か?広い空か? 人間だ。 クソみたいな連中が大地の上に居座り、縄張りを主張して僕を弾き飛ばし、叔父と会えなくしたのだ。信じられるかい?テクノロジー全盛でこれだけ世界が狭くなっている時代に、たった数時間の場所に行けないことを。」 「いつか、俺が国境線を消してやるよ」 杉原カッコイイ!
0投稿日: 2009.02.25
powered by ブクログ在日のこととか、朝鮮学校の事、いろいろと考えたこと無い事を考えさせられた小説。 あと、素敵なデートに素敵な会話、自分がカッコイイと思うものをお互いにすすめる素敵な行為。 恋をすることはほんとにいい事なんだな、っと思う小説。 一年に一回は読みたくなる。 親父の言葉がいちいちかっこよくて、主人公の行動もいちいちかっこいい、、、 素敵な言葉がいっぱいつまった、素敵な小説。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログこれは本当にいろんな人に読んでもらいたい。 一言。感動しました。 また文章の中で洋楽やら、映画やら実際の作品が書いてあるので参考になった。 いやー。本当に読んでください。
0投稿日: 2009.01.30
powered by ブクログMy Favorite Book!!! 大好き。ほんとに好き。 まず、杉原がカッコイイ。グレートチキンレースのあたりとか。 そして、正日がまた好い。 そして、桜井。 どうして彼女はこんなにも魅力的なの? そしてたくさん考えさせられました。コリアンジャパニーズへの差別なんてユウはこの本を読むまで考えたこともなかったから。
0投稿日: 2009.01.30
powered by ブクログ「在日朝鮮人」から「在日韓国人」に国籍を変え、民族学校から都内の男子校に入学した主人公の青春恋愛小説。国籍とは何か、世界はもっと広い、「ひと」を見るのに、ちっぽけな物差しで見るのは、やめようと感じた。
0投稿日: 2009.01.22
powered by ブクログかっこいい。とにかくかっこいい。 在日だからという理由で、様々な壁にぶちあたる。だけど、その壁をがんがんぶちやぶっていく、主人公のその姿がかっこいい。 自分の悩みなんかすごくちっぽけに思えてきて、勇気と知恵でなんとかなるんじゃないかって勇気もわいてくる。 国境とか国籍とかいう考え方が一体何者なんだろう、とも思った。 先祖をずーーーーっと辿っていけば、日本人も中国人も韓国人も朝鮮人もみんな一緒なのに、在日だからという理由で、世の中からは偏見を持った目で見られるなんて絶対おかしい。北朝鮮が悪いとか考え方がおかしい、だなんて報道しているテレビもおかしい。ほんの数十年前までは、ひとつの国だったのに、韓国と北朝鮮はまったく違う国、のような扱いや考え方は絶対おかしい。 今の世の中おかしいことだらけ。 だけど、そのおかしいことだらけの世の中をこの本の主人公みたいな人がたくさんいたら、ちょっとずつ変わっていくのだろうなって思った。そんな人に私もなりたいと思う。すごくおすすめの一冊です。
0投稿日: 2009.01.19
powered by ブクログ広い世界を見るんだ―。僕は“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した。小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。彼女はとても可愛かった―。
0投稿日: 2009.01.15
powered by ブクログ在日韓国人の話とは聞いてたけど。 青春小説というか恋愛小説でした。 10代特有の真っ直ぐさが眩しすぎます。 今だからこそ見えてくる若さや勢いといった類のもの。 10代のうちに読んでおきたいこの1冊と書いてあったけど。 20代半ばになっても真っ直ぐ響いてくる1冊です。 対話篇は落ち着いた話の運び方でしたが。 この作品は結構スピーディでさくさく読めました。 あまり在日とか意識したことなかったけど。 僕が知らん差別とか結構あるんやろうな。 個人的には、老犬ホームの話が泣きそうでした。 盲導犬の役目を果たせなくなった犬が行くとこらしい。 もっと泣くような部分はあったはずやけど。 なぜか老犬ホームのところが一番印象に残ってます。 桜井がありえへんくらいかわいすぎでした。 映画の桜井役は柴咲コウらしいから見てみようかな。
0投稿日: 2009.01.09
powered by ブクログ在日韓国人、在日朝鮮人が主軸となった物語。差別、偏見にまみれた世界と、どうやって主人公が折り合いをつけるのか、それとも全面戦争なのか?元在日朝鮮人(!)の両親、暴力団幹部を父に持つ友人加藤、朝鮮学校時代の友人たち、正一、そして、主人公の戸籍について何も知らない恋人。あっちが爆発、こっちで種火、そっちが暴発・・・そんなこんなで、悔し涙あり、にやり笑いありで猛スピードで疾走する。それだけでなく、要所要所で「在日○○」(韓国や朝鮮には限らず)という言葉に対する理論的反抗を拡げる場面もありつつ、しっとり雨に降られるときもありつつ、ほっとパフェを食べるときもあるから、まず飽きない。また、世間を醒めた目で見て、突っ張りながら生きてる主人公が、家族の前では歳相応の男の子に戻る描写が巧妙でおもしろい。恋人の前ではインテリぶったさわやかっぽく作られててそれもまたほほえましいのだった。 差別はあらゆる人間にとって深刻な壁。超えてしまえば、なんてことない壁なのに。
0投稿日: 2008.12.19
powered by ブクログ僕は「在日朝鮮人」から「在日韓国人」に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子校に入学した。「広い世界」へと飛び込む選択をしたのだ。でもそれはなかなか厳しい選択でもあった。青春恋愛小説。 うーん、面白かったです。直木賞とる理由がわかります。 金城さんますますファンになりました。全体として流れる雰囲気がさわやかで読後感もすごくいいです。 「在日」については一通りの差別意識を植え込まれ、同時に「差別してはいけない」という観念も教え込まれていました。しかしこの本読むととても大きいテーマなんだなと改めて気づかされます。 日本の高校に進学するというだけで教師のイジメにあうなんて実際にあるんでしょうか?「総括」と「自己批判」の共産主義教育についても初めて知りました。 そのような「在日問題」に対して主人公はヘンにいじけずストレートに向き合っていて好ましく思いました。父親との関係もメチャクチャなんだけどなんかスカッとする感じ。 ヒロインもかなりさわやかに描かれています。「差別なんて関係ない」と「頭で」考えるのではなく、いったんはぶつかりながらも自分の力で乗り越えてゆくところがとても私好みな展開でした。こういう女の子いいなあ。
0投稿日: 2008.10.07
powered by ブクログ国籍が違うということがどんなことかなんて考えたことなかった。 そんな人にオススメの1冊。 自然と国籍が違うというだけで差別していないか、自分だったらどうするか。 この本の主人公のようにカッコよく駆け抜けることができるか。 途中で挫折しても立ち向かって自分の力で少しでも何かを変えようとする主人公がすっごくカッコイイ! 生き方や考え方、趣味や好きなもの、したいこと、恋愛、それらには国籍なんて関係ないんだと読んだ後に清々しい気持ちになります。
0投稿日: 2008.09.23
powered by ブクログ「在日朝鮮人」の高校男児が主人公のお話。こんなリアルな話は「在日」の人じゃないと書けないのでは、思ったらやっぱり著者は「在日」の方のようでした。 ===メモ=== 「国籍とか民族を根拠に差別する奴は、無知で弱くて可哀想な奴なんだ。だから、俺たちがいろんなことを知って、強くなって、そいつらを許してやればいいんだよ。まぁ、俺はまだその域には全然達してないけどね。」(pp.90) 「もし僕がアメリカに生まれていたら、僕は《韓国系アメリカ人》ていう地位を与えられて、それと同時にアメリカ国民としてのすべての権利を与えられたはずなんだ。でも、この国は違うよね。僕がどんな日本人よりも模範的な人間になったところで、国籍が韓国のままだったら、絶対にちゃんとした人間として扱ってくれないんだ。」(pp.199) 「俺が国籍を変えないのは、もうこれ以上、国なんてものに新しく組み込まれたり、取り込まれたり、締めつけられたりするのが嫌だからだ。もうこれ以上、大きなものに帰属してる、なんて感覚を抱えながら生きていくのはぱっぴらごめんだよ。たとえ、それが県人会みたいなもんでもな。」(pp.218) 「おまえら、どうしてなんの疑問もなく俺のことを《在日》と呼びあがるんだ?俺はこの国で生まれてこの国で育ってるんだぞ。在日米軍とか在日イラン人みたいに外から来てる連中と同じ呼び方をすんじゃねぇよ。」(pp.231)
0投稿日: 2008.08.27
powered by ブクログ国って一体なんだろう。北朝鮮から、韓国に帰化し、日本で生まれた杉原。国なんて関係なく、自分は自分であって、自分ではない。胸に突き刺さる、文章でした。いつか国境なんてなくしてやる。そういう杉原君に共鳴してしまいました。そして、ミトコンドリアの話には感動。国とは、人とは?そして、おりしも北京オリンピックの最中にこの作品を読むことになったと言うのも、何かの縁ですね。そう問いかけながら、青春を突っ走る杉原君に感動しました。 桜井さんは、きっと日本の偏見を代表している姿なんですね。著者の叫びも伝わってきました。さすが、直木賞。とってもいい作品です。
0投稿日: 2008.08.09
powered by ブクログ設定に馴染みは無いけれど、その気持ちには共感するものがありました。ただ、破天荒な主人公にはどうしても感情移入できないんだよなあ。
0投稿日: 2008.08.06
powered by ブクログ「俺、たまに、自分の肌が緑かなんかだったらいいのに、って思うんです。」 この作品、俺はこの台詞に尽きるんじゃないかなって思った。 著者の全てを出し尽くした著者にしか書けない渾身の作品に、ただ圧倒された。 なんつうか、この人のこの馬鹿っぽさ?が非常に好感をもてた。 無知って汚いなとも思えた。 あぁ、勉強になった。 映画版をむかしに見ているんだけどすっかり記憶が無くて。クドカンがどう描いたのかも見てみたい。 (2008.08.05)
0投稿日: 2008.08.05
powered by ブクログ人種って何? 国籍って何? ルーツを辿っていけば、源はみんな同じはずでしょ? 何人かなんて、所詮肩書きのようなものに過ぎないのかもしれない。 日本で生まれて、日本で育っても“在日”と呼ばれる所以を私はまだ理解しきれていない。 歴史を学ばなければこの問題について語りようがないと思いながらも、 どこで生きていようと、みんな地球という星に生きていることに違いない。 そんな壮大なことを思ってしまった作品。
0投稿日: 2008.05.07
powered by ブクログ第123回直木賞受賞作。映画化作品。 在日朝鮮人から在日韓国人に国籍を変え, 民族学校ではなく,都内の男子校に進学した主人公。 それでも日本には多くの障害があり, その中で生きる主人公と在日の友人たちの姿を生き生きと描く。 在日問題や共産主義をわかりやすく説明しつつ, (もちろん,説明不足な点は否めないが…。) 青春文学として楽しめる作品に仕上げている。 主人公の父親の存在が面白い。 しかし,在日問題と暴力という安易な繋がりは物足りないし, 無理矢理なハッピーエンドも少し残念。 長らく単一民族として生活してきた日本人には, (もちろん,渡来人などは考慮しない。) 対在日に限らず,強い差別心が根付いているように感じる。 差別は良くないという綺麗事を繰り返すのではなく, まず,その現実を認めることからスタートしなければいけない。
0投稿日: 2008.03.22
powered by ブクログこの作品、恋愛小説で、家族の物語で、また友情のお話でもあり、若い力に溢れた軽快な青春物語でありながら、一方、差別という重い現実の中で生きる人々の心情を描いていて結構考えさせられます。 世の中にはいろいろな人権問題があります。人種・国籍・性別・出自…。 物語は杉原という少年の生き方を描きながら、このボーダーレスの世の中にそうしたこと(今回は国籍による偏見)がいかに馬鹿馬鹿しいかということを、桜井という少女との恋愛小説の流れの中で丁寧に説明していきます。 私、仕事柄、人権のことにも関わっており色々と人にお話もするような立場にあるので、差別というものの多くは無知と偏見から来ることについても少しは分かっているつもりで、だから「寝た子を起こすな」ではなく、正しいことをきちんと多くの人が認識することが大事だと思っています。 桜井の場合、全くの無知を短い時間の中でふっきることが出来たのは幸いと思います。杉原の生き方も含めそうした受け容れる力が若さということの素晴らしいところと思うのです。
3投稿日: 2007.07.13
