
総合評価
(23件)| 4 | ||
| 6 | ||
| 5 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログ美味しそうな食べものエッセイを好むのですが、この本も素敵な空気でした。 季節色があって、これからの季節も生きるのが楽しみになります。 やってみたいごはんもたくさんありました。かくし味に野菜ジュースを入れたカレー、トマトと茄子としし唐とタコのスパゲティー、根菜の素揚げ、「マカロニを入れたやつ」、ミネストローネ風スープ…料理上手になりたい。 各エッセイの最後にある短歌も良かったです。 「食べ物が美味しく感じられるのは、憂いなく生きているから。」
0投稿日: 2019.02.28
powered by ブクログ最近は食に関するエッセイを読むのがマイブーム。 東さんは、日々の食事を通して生について真摯に考えていらっしゃるんだなぁ、というのが文章の端々から伝わります。 思春期の娘さんの不安定な気持ちと味覚がリンクしていたエピソードが印象的でした。 冷たいおかゆ、私も好き。お味噌を塗った焼き茗荷は今度ためしてみよう。 各章の最後におさめられた短歌の柔らかな響きも心地よく、ほっと暖かい気持ちになって読了しました。
0投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログ歌人であり、小説家の東さんの初めての食のエッセイ。 各作品に、歌一首つき。 作者の人柄が表れているのだろうか、優しくて自然な文章。 食べ物の味を感じるのは、舌にある味蕾だから、おいしい食べ物の文章は舌で味わうものが多い。 あとは、目? 東さんの食べ物への向き合い方は、体ごとである。 体に流す(流し込む)、もしくは通す、という言い方がされる。 とても素直だ。 たとえば、色インクに切り花を挿しておくと、その色水を吸い上げて花弁が同じ色に染まるような。 ただ、極端に“体にいいもの”を追及しているわけではない。 無理に30品目の食品を摂るようなことは、人間を生き物としてとらえれば不自然な事、と考える。 人は動物として、生まれた土地にあるものを自然に採って食べてきたのだ。 「千年ごはん」というのは、そういう、“物を食べる”生き物が地球上に登場してからずっと続けてきたこと、自然に食物を体に取り入れて命をつないできたこと、変わらずにある営みを象徴する言葉なのだろう。 お姉様が挿絵を担当されたらしい。 味があってかわいい絵だと思う。 貝の話のところに、なんとオウム貝が描かれていて、そのセンスに思わず微笑んでしまいました。
1投稿日: 2016.04.10
powered by ブクログごはんにまつわるエッセイ集。 もちろん短歌も入ってます。 ゆったり丁寧に食べ物と向き合う感じがいいです。
0投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログ僕は大概古本屋でぼーっと棚を眺めて、題名や背表紙の色合い、表紙の絵などを総合的に判断して買って帰る事が多いです。本の情報収集も最近やっと読書ログでするようになったので、基本どんな本が出てどんな賞取っているとか全然分かりません。 一番困るのは僕が話題の本みんな読んでいると思って話しかけてくる人。勝手に期待して話しかけてがっかりして去っていく。悪いことしてないのになんだか悪い事したような気になってしまいます。そんなに話題の本ばっかり読んでいたらお金がいくらあっても追いつかないですよ。いいなあお金持ち。閑話休題。 さて、この本は歌人で小説家の著者が、食べ物についてつらつらと書いたエッセイです。 他愛の無い食べ物について語りながら、ちょっと懐かしい風情を感じさせるとても肩の力が抜けるいい本ですね 山菜の天ぷらには塩、茗荷に味噌をつけて焼いたものの美味しさ。残り物で作ったちらしずしのうれしさ、釣りたての魚をその場で串に差して焼いて食べる事への憧れ。 うーん、なんだかとっても共感できる。小市民でも出来る範囲の風流ごはん。 子供が学校から持って帰ってくるわら半紙の献立が捨てられない、なんて下りもなんだかほのぼのしていなあと感じ入りました こういう他愛の無い食べ物の話しなら僕もするの大好き。 この世で一番美味しい刺身の食べ方知っていますか?自分で刺身を切り分けている時に、家族に隠れて一番美味しそうな所を手に取り、しょうゆを上からぶっかけて口へ運ぶんです。何故かテーブルの上で食べるより格段にうまいんです。よく母親がそうやってつまみ食いしながら料理作っていました。 あとうまい棒を咥えて深呼吸するとめんたい味やサラミ味の空気が吸えて美味しいです。ぼちぼちにしないと湿ってしまうので5呼吸位がベストです
0投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ食に関するエッセイと短歌がセット。 平松洋子のエッセイの後に読んだせいか、食べ物の描写が物足りなく感じた。
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログ歌人の食エッセイ。 エッセイと短歌という形態の本が好きで、食エッセイも好きなので一粒で二度美味しい。 何回も読み返すだろうなという本。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログエッセイ✖️一皿短歌。するする入るエッセイです。なんでも入れちゃうちらし寿司、わたしも挑戦しようかな。
0投稿日: 2014.05.23
powered by ブクログ美味しそうものがいっぱいでした。トマトソースのスパゲティとか、豆腐は苦手なのに、白和えがなんだかとても美味しそうで、ついつい作りたくなってくる。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ食べ物をテーマとしたエッセイ+短歌。 それぞれ3ページ程度の短いものだけどぎゅっと濃いものを含んでいる。 ほむほむもだけれど、短歌の人は日本語の使い方が本当にうまいなあと思う。 でもおなかがすく。
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ生きてあることと 食べてゆくことが すごく密接であること そしてそのふたつがうまく繋がると、日々がより豊かな時間となること を、味わわせてもらった。 言葉で表現されてるにも関わらず、他の五感で伝達されたような、不思議な味わい。ゆっくり噛み締められる一冊。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログどこかでタイトルだけ見かけ興味があったので図書館で借りて読んでみました。ふうっと読み流せる本でした。 食べ物に関する本は食いしん坊なので多少は読んでいるのですがあまりこの方のレシピはピンと来なかったなあ、と言う感想です。(ありていに言うと食べてみたい、作ってみたいと思う料理があまりなかった)仲良しの友達や家族あてに作る料理、手紙のような本だなあと思いました。ちょっと気取った感じが合わなかったのかな? 人の好みはそれぞれだと思うのでこの料理はコレ、と言うように言われるのが苦手な所為もあるかもしれません。出来あがった料理に調味料を足す描写が多くてそれもどうかな?と思ったからかも。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無性に自炊がしたくなる、そんな本でした。 特に、つらつらごはん日記は、ちょっとした笑いもあり、ためにもなり、大変楽しめました。 作中で紹介されている、河野裕子さんの茗荷の花の比喩の歌の引用でなぜか軽く涙ぐみました。
0投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログずっと気になっていた東さん、ようやく読みました。 大好きな食べ物エッセイであっという間に読了。 ちゃんと料理をしようと思った。 ひとりぐらしって適当になりがちだけど適度にテキトウに。 東さん、他のも読んでみよう。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログ短歌が添えられた食エッセイ、という趣向が面白そうで読んだけれど、短歌があまり良いとは思えなくて、がっかり。 読んでも、情景がちっとも思い浮かばないんだもの。 エッセイの文章も、可もなく不可もなく、それほど印象にのこる箇所もなく。 ささーっと読み終わってしまった。
0投稿日: 2012.06.15
powered by ブクログ日々食卓にのぼる飾らない一皿への愛。何かを食べよう、と思い立ち、材料を買いに行き、自分の台所で調理する。食材や季節によって、思い出される人や風景。生きとし生けるものが連綿と続けてきた、食べるという営み。その奥深さを感じながら、おなかがグゥと鳴りそうになる。さっそく茗荷に味噌を塗って焼いてみようと、スーパーで買ってきた。
0投稿日: 2012.04.29
powered by ブクログ自分と食に関するいろんなお話しとそれにまつわる短歌が 書かれている前半と,ご自分の食生活を日記形式で書かれている後半。 どちらも食を丁寧に考えていらっしゃるのだなぁと,感心しながら 読みました。 私はずっと同じ地域に住んでいるので,他の地方の食文化に触れるのは なかなか苦手なので,東さんのチャレンジ精神?にはびっくりです。 食べるのは好きですが,すごく偏食で, 食材にも別にこだわりのない自分は 自分で良くない体を作っているのかな・・・なんて 少し心配になってしましました。 なんかほっこり,手間?心をかけたものを作って食べたくなりました。
0投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログ大変僭越ながら、我が家の食卓にそっくりで 驚きました。展覧会の差入としていただいた一冊。 下さったのは秘かに、憧れている方でしたから 喜びと感激はひとしお、でした。 幾たびも手にして、読み返す一冊となりそうです。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ歌人でもあり小説家でもある著者が、日常の食事に思いを馳せて詠んだ歌とエッセイ。 干し物文化について書かれたエッセイの、 「戻していく時間と、新しく加えられていく時間。生きていくということもこれに似ているのでは、と唐突に思う。長い間会わなかった人と、ふいに再会する。干物がやわらかくふやけていくように、その人に対して持っていた感情もゆっくりとやわらかく取り戻してゆけるのだから」 というくだりが心に残りました。 対になる歌も深いなぁ。 取り戻せることもあるのよ とにかくね今の今なら今が今なの
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ+++ 山手線の中で出会ったおじさんのクリームパンに思いを馳せ、徳島ではすだちを大人買い。これまでも、これからも、連綿と続く日常のひと皿に短歌を添えて。日々のおだやかな風景を歌人が鋭い感性で切り取る食物エッセイ。 +++ その家庭、その人のそのときどきのひと皿というものは、なんと魅力的でときめかされるものなのだろう。その人にとっては日常的、あるいは母から受け継いだ特別の日の食卓の料理の一部なのだが、読者は人さまのプライベートな部分をそっと覗き見するような心地になりもする。どのひと皿にも著者やご家族のそのときにしかない気持ちが宿っていて、料理がどれもおいしそうなのはもちろんなのだが、その周りにいる人のことを思い浮かべてあれこれ想像をめぐらしたりもしてしまう。食べるということの本能的な貪欲さをも感じられるのである。一首が添えてあることで艶かしさ――あくまでも健全な――が更に増す一冊である。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ほんのり厚めのロース肉」「ラー油をぽとりと落とした酢じょう油」「じんわりとひろがる草と光の記憶」「とろとろと流れる水を舌で直接受け止めると、なんだかうっとりあまかった」など表現がすごくいい。 23 白く、はかないものが一番スキ。
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ食べること=生きること 美味しい=しあわせ これは人類最高の方程式だ(と思う)! と、そんなにしゃっちょこばらなくても、自然に読めて、ほっとする一冊でした
2投稿日: 2011.10.08
powered by ブクログお節料理の黒豆、鍋料理、ちらしずし、天麩羅、そうめん、ごはんのおこげ・・・などなど、オリジナルレシピやら食べ物へのこだわりやら切ない思い出に、36の短歌を添えた「今日のビタミン」&「つらつらごはん日記」の書き下ろし作品の贅沢な食べ物エッセイ集。 「肌重ねあったことは語らずにすり鉢の中にふくらむ豆腐」 「取り戻せることもあるのよ とにかくね今の今なら今が今なの」 何気ない日々の食べ物を切り取り、人生になぞらえた短歌が心に響く! 本のタイトルが『千年ごはん』とにあるように、食べるという行為はある意味、連綿と生きてきたその生きものの時間と付き合うことなのだろう。家族となることは、一緒にごはんを食べることから始まる・・・と、改めてそんな風に想いを馳せた。 某TV番組チューボーですよ!風にいうと★★★「星みっつですぅっっ!」(^_-)-☆
1投稿日: 2011.09.25
