
総合評価
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powered by ブクログ2026年最初の一冊は昨年最後の方に読んだ「人類は衰退しました」の続編。田中ロミオさんによる、不思議でほんわかしたメルヘンワールドの中に旧人類の「わたし」が様々な新人類の妖精さんや様々な怪異との出会いが描かれていた。 2巻は不思議な世界での不思議な出来事といったものがギュギュッと詰められており、身体がちっちゃくなってしまったり、何度も同じような場所と時を繰り返してしまったり、自己の縮小、消失といったこのような不思議な世界であったらはちゃめちゃに楽しいなぁ(読み手として)といったことがたくさんあった。 またその不思議な出来事、怪異とも呼べるソレに対する解決策もとてもよく、なんだろう人を傷つけないような世界観が広がっていた。特に後半の「自我が曖昧な少年」探しに対しての不思議な出来事の影響には、ありがちかもしれないがでも万人が好きな展開や解決がなされていた。 作品全体として気に入っていることとして読み手として、ある種箱庭とも言えるこの「ほんわか」には「わたし」、妖精さんの両方の行動ややり取りに引き込まれる世界観があるのに対して、 主人公の「わたし」にとってもある種箱庭と言える世界観が妖精さんたちの関わりの中で描かれているところ。不思議な力、タイムリープ、得体の知れない妖精たちが織りなす、2層構造の箱庭がこれからどのような世界観を見せてくれるかを次巻の楽しみにしたい。
40投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログaudibleで聴読。 今回の話も面白かった。主人公がようせいさんになって、ようせい世界を過ごす場面では、小人目線の描写が新鮮で雨だけでも恐ろしく感じるものだと感じた。言語能力が低くなるのに変換されるのも、大人が子供になるとこんな感じなのだろうかと思い感心した。 あとは、タイムリープもので自身がクローンされる世界も、自分を客観的に見られる状態で、自分だったら恐ろしくてキモいと感じそうだが、主人公は冷静に陰キャの自分を分析していて面白かった。
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ『人類は衰退しました』第2巻。 『人間さんの、じゃくにくきょうしょく』 里に出回っている妖精さんの遺留物(不思議アイテム)を回収・調査することとなった調停官である"わたし"。妖精さんの遺留物は、何を目的に作られたのか分からない不思議なアイテムばかり。その中の一つ、謎の数字が書かれた「計量スプーン」のようなアイテムを調べていると、なぜか頭に刺さり、なぜか薄力粉が産生され、なぜか身体が縮み―――。 『妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ』 現場復帰する、調停官である祖父の助手を迎えにいくため、待ち合わせ場所に向かう"わたし"。早く迎えに行けと叱る祖父、待ち合わせ場所からいなくなった"助手さん"、"助手さん"を探しに林に入ると出会う不思議な女性、妖精さんから差し出される"バナナ"、滑って転倒する"わたし"、早く迎えに行けと叱る祖父・・・同じことを繰り返しているような―――。 ほんわかしているが、なかなかにハードな2編。『じゃくにくきょうしょく』は、"自分が消える恐怖"というハードなシチュエーション。『じかんかつようじゅつ』は、意味が分からないと「?」で終わってしまうなかなかにハードなSF。2冊目にして、"ロミオ節"炸裂という印象。特に『じかんかつようじゅつ』、氏が手掛けたADVゲームが思い出された。「"ほんわか"の皮を被った"ハード"な作品」、次巻以降も期待したい。
0投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ「こ、このスプーンです!このスプーンがわたしをこんなポータブルな体に!持ち運びのしやすい体に──っ!」 ほのぼの黄昏SF、②。 よりSF色強くなっているようです。 ドラえもんの道具的に妖精さんの不思議アイテムで大変なことになる「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」と、 タイムリープでループでバナナでスリップな「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」の2本でお送りします。 タイムスリップ物は楽しい。 ネタバレを避けて感想を書けないのが残念ですが、「すぐおいしいけど、すごくとおくにとばされるばぐが」あったばーじょんのバナナで飛んだ先のジョシュサンが二重の意味で関わってきているあたり上手いな〜と。 不条理込みでなんでもアリ、な妖精さんのせいにしておけばどんな話でも出来るこのシリーズは可能性無限ですねえ。 続刊でどんなトンデモに発展してくれるのか楽しみです。
0投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログ1巻とは打って変わってSF臭さが沸き立つ2巻。1巻を読んだ時は世界史チックな流れになると思っていたのでそこは寂しいのだけど、それはそれ。 <人間さんの、じゃくにくきょうしょく> 「あるじゃーのん」というのはやはりあの小説のパロディだろうか。同じく自閉症(だっけ?)をテーマとした『くらやみの速さはどれくらい』しか読んだことはないけど、その手の小説を読んだことがあるなら、この短篇の恐怖はより一層伝わってくるんじゃないかと思う。 <妖精さんたちの、時間活用術> 今後のストーリーに強く絡んできそう。とりわけp.228から始まる「助手さん」の歩んできた世界の話は、この小説の世界観ともがっつり結びつく。 また、文面に少しだけ顔を覗かせる心の機微が非常にかわいらしかった。そういやこれライトノベルだったな、と今更気が付いた。これはボーイミーツガールの香り。 タイムリープモノは読んでて疲れるから好きじゃないんだけど、楽しめたと思う。
0投稿日: 2017.06.18
powered by ブクログ「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」 頭から出てくる薄力粉の正体は。 薄力粉の正体に気付かずに、最後まで使い切ってしまったらどうなるのだろう。 数字と比例して体が縮んでいくのなら、最後にはやっぱり消えてしまうのだろうか。 「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」 滑って転んで、戻って進んで。 みんな同じ時間軸から来たのかと思いきや、思った以上に幅広くて驚いた。 妖精さんたちは一体どうやって、こんな幅広い時間軸の私に出会いに行ったのだろう。 「五月期報告」 なんだかチグハグな報告書だと思ったら、逃げた知性をまだ回収しきれてなかったのか…。 そして今回より登場の助手さん。 不思議な雰囲気の彼が、今後どのように活躍するのか楽しみだな。
0投稿日: 2016.05.27
powered by ブクログ読むスピードの遅い私でも比較的するりと読めました。積極的に妖精さんが人間に関わってきた結果、大変な事件になります。 「私」が妖精さんと同じ目線で大冒険する前半と、うっかり自分の発言からお菓子を作るためだけに大変な目に合う後半の二本立てです。 前半は一巻とはうってかわって「私」が主軸になって妖精の世界を体験します。主観的に描かれる妖精の世界は鮮やかで、次々に現れる意外な事実に飽きることなく、非常に面白く読みやすい仕立てになっています。 対して後半は「難解」。新キャラである助手くんが主軸なのになかなか登場せずムラムラしたり、度々登場する「女の子」「犬」「バナナ」という謎のキーワード、物語が前後で矛盾(パラドックス)するなど、読みながら頭がこんがらがりそうになります。しかし隠れテーマである「自己の定義」と「初恋と成長」、ハッピーエンドな結末など、今までの中では一番好きな話になりました。小難しいのが好きな方はのめり込める面白い話なんじゃないでしょうか。 この巻に副題をつけるなら「とてもとても長い一日」ですかね。
0投稿日: 2013.12.16ちっちゃくなっちゃった
旧人類と妖精さんのとのほのぼのノベル第2弾。 今回は、妖精さんの作ったらしき道具を使って「私」が大ピンチと今まで謎だった助手が初登場。 妖精さんの奇妙きてれつな道具の中で謎の数値を表示しているスプーンで頭をすくったら薄力粉が出てきた。 そして、「私」の体がちっちゃくなっちゃった! 元に戻るための悪戦苦闘ぶりを読んでいると「スプーンおばさん」を思い出しながら読めてかなりおもしろい。 そして、助手登場は最初のうちはなかなか読みづらくて何がどうなっているかわからなかったが、読み進めていくと納得する内容。
1投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログほのぼのに見えて、ちょっとギョっとさせられるようなブラックさも持つ変な作品。 「じかんかつようじゅつ」はやっぱ判らなかったなーw
0投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ループものという既にバリエーションが出尽くした題材なのに、オリジナリティのある展開になっているのは素晴らしいと思います。これも妖精さんパワー? あとセクハラ耐性がなさそうなわたしさんなので、どれだけの精神ダメージを負ったのか心配されます。
0投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ人間のかわりに妖精が世界の主になっている世界の物語。 前巻にくらべ、若干シリアスな展開になっている。 妖精が作った不思議な道具が原因の事件が起きるが、妖精はあまり出てこないんで、ちょっとアレ。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログちっちゃくなっちゃった!と、「わたし助手さんのなんなのさ」の巻 後半の話はアニメ化もされていましたが、こちらのほうがわかりやすかったです。つーかアニメは略してはいけない部分をばっさりカットしていたような…?アニメではお茶会に集まった他の皆さんがわたしちゃんと全く同じ姿だったので、あれっ?となってしまったのです。なるほどそーいうことだったのですね。原作読んで納得。 前半のノロイネタににやりとして、それから目盛が0になろうとする時の恐怖感にぞっとしました。 続きも買うことにします。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログ知能をすくうスプーンの話とタイムスリップしながら妖精さんのお茶会をセットする話。どちらも無邪気にオソロシイ妖精さんの本質を垣間見る話で、わたしちゃんの迂闊さと適応力に感心させられます。おじいさんが楽しすぎる。若い頃も今も。
0投稿日: 2012.10.26
powered by ブクログ「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」を読み終わったところ。げっ歯類との共同生活の場面で、自分たちの一人が発明したと言い張るヤメタを読んだとき、ゾッとした。面白いって言えない私は衰退しているんでしょうね。と現実逃避したくなる物語だった。妖精さんたちの、じかんかつようじゅつは未読のためまた追記します
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ前半のお話は「ガンバの冒険」や「アルジャーノンに花束を」のパロディだったり、全体的に「不思議の国のアリス」みたいなシュールさがあり、最後はなんとなくどこかもの悲しく切ない感情に襲われます。 後半の「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」は、アニメでこの回を見て「人類は衰退しました」という作品に惚れ込むきっかけになったエピソード。原作もとても素晴らしかったです。アニメよりもほんの少し助手さんのことがわかった気がします。 ループもののアニメやえろげに外れ無しと良く(?)言われますが、このエピソードもまぎれもなく名作です。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ今回も中々面白かった。 計量スプーンの話は、何気にわたしの腹黒いところが笑えました。もう1つのお話、じかんかつようじゅつは、アニメを見て余り よく分らない話だったので、今回やっと活字で読んで分りました。助手さんが探し求めた自分という存在の認識は哲学ですな。
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログうーん、アニメでじかんかつようがよく分からなかったんだけど、妖精さんと助手さん、なにかつながりあったですか? で手を付けた二巻。はは。深くまではわかんない。 それとわたしちゃんの妖精姿可愛い。自力回復してすべての良い白い粉を食べたら巨大化&天才化します? それはそれで不便?
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログアニメ化されていたので、1からウン年ぶりに手に取ってみた。 7まで読んだけど、じかんかつようじゅつは人退の中でもかなりお気に入りのエピソード。 こういうの作者は好きなんじゃなかろうか。 絵は旧版のほうが自分は好みかも。
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ超絶癒し系ノベル第2弾。 ほのぼの感はそのままだが、1巻の内容とはガラっと変わっている。 今回は妖精さんの不思議な道具によって「わたし」が妖精さんそのものになったり、分身したりするお話。 妖精さんになると思考も妖精さんになってしまうというという恐怖(?) そして妖精さんたちは前巻と比べるとあまり出てこないのにこの圧倒的存在感。 妖精さんによって翻弄される「わたし」や妖精さん達に癒される。 ・・・いかん、私の脳も妖精さん化しそう。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ主人公と妖精とときどきお祖父さん、という世界に新しい風。 前半は動物が相手なのであまりそんな感じはないですが、後編は新鮮でした。話の雰囲気としても。前編の後半もちょっと毛色が変わってたかな。 でも、基本はほのぼのファンタジー。ブラックな要素もあったりなかったりで、まだまだ続きが気になります。
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログ1巻目が面白かったので、すぐに2巻目を買って読みました。 主人公が小さくなったり、時間がおかしくなったりと、1巻目よりも不思議な感じの話でした。なんとも言えない怖さがあるようなないような、そんな感じです。 全巻同様、最後まで一気に読んでしまいました。
0投稿日: 2011.12.15
