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ダブル・ファンタジー(下)
ダブル・ファンタジー(下)
村山由佳/文藝春秋
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総合評価

127件)
3.1
5
28
55
22
2
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     2度と読むことはないだろうと思っていた作家の作品を、とある理由から再び手に取ってみたのだが。  以前、もう何年も前に『天使の卵 エンジェルス・エッグ』を読んだ時に、何て表面的で浅い作品なのだろうと思い、当時は他のタイトル作品も気になっていたのだが、幻滅して2度とは読まないことに決めたのである。とにかく深みが無くファンタジーに近かった。  ところが本作は違うのだと・・・友人からの薦めもあり書店に足を運んだところ平積みされていたその帯に書かれていた文言は「作家・村山由佳の転換点にして衝撃作。」とあった。何やら賞もたくさんとっているらしい。官能の物語ということで云々・・・  脚本家である主人公、奈津の男性遍歴のお話である。半分から3/4ぐらいまでであろうか、そこそこ楽しめて読めたと思う。次の展開も気になって読み進めていたのであるが。読み終えてみるとどうだったのか。終盤に向かって何か心を揺さぶられるような展開は全く無かった。全体としては、女性視点の性欲や関係依存についてはそこそこ描けていたような気もするが、ここまで長くする必要はないだろうし、もっと心に響くように描ける作家はたくさんいるはずである。結局のところ奈津という女性1人視点の男や人生に対する思いやセックスの話ばかりであったような気がする。  もう2度と読まないと決めた作家だったこともあり、かなり期待して読んだのであるが、正直期待外れで何だか残念な気分になってしまった。

    0
    投稿日: 2012.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キリンまでは良かったが・・(坊主含め) その後が 必要だったのかな? けどキリンで終わるはずもないよね 中身男だもん

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    上巻での内容をどうまとめるか?結局官能小説寄りになった感があります。根底は村山由佳らしいけど、何か全体にオチが感じられない、スッキリしない。ダブルファタジーの意味は納得。でも、人間はワガママだって事は改めて痛感させられた。

    0
    投稿日: 2012.02.10
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    飾らないまっすぐな描写が好ましい. 心の揺れも細かに言葉を尽くして描かれていて良い. 自分を全うするとは最後に描かれている通り、女にとって「どこまでも孤独」なのは分かる気がする. 男にとってはどうゆう感覚なのか?

    0
    投稿日: 2012.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エロいです。上巻のほうがよかったな~。共感する部分も無きにしもあらず。いや、ないかな。ただ、ぶっ飛びすぎた感があり。性欲の強い女性の情事に終始してしまっていて残念。 後半の何かに期待した分、結局それで続いていくのかよ~といったかんじ。 相手に依存して生きていきたくはないな。 どちらかというと旦那ほうが気になった。百万語を費やしても通じない相手。自分がやられる前に潰してくるやつ。鈍感は罪悪だ。 いるいる。そういうやつ。

    0
    投稿日: 2011.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上のレビューに大体書いてしまったので、軽く。 一番最後に出てきた年下の舞台役者のグイグイな感じが知り合いを彷彿とさせた。 最後の終わり方があっけなくて。ちょっと驚いたけど。 ふつうあれだけあっけない終わり方だと先をもっと読みたくなるものなのに まあいいか、ここで終わりならそれはそれで、という感じだった。

    0
    投稿日: 2011.12.27
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    既読の村山作品とは、作風が全然違うので読み始めてびっくりした。露骨な表現が多いので苦手な人は要注意ですね。おいコーシリーズは娘にも薦められるけど、この作品は読んで欲しくないなぁ。

    0
    投稿日: 2011.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ダブル・ファンタジーの意味を知り、なるほどと思った!男と女は同じ状況にいながらも違い思いを抱いている!確かに!!みたいな感動を覚えた作品だった。

    0
    投稿日: 2011.12.13
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    これまでの村山由佳とは毛色がまったく違って、誰にも感情移入できなかった。うーん、なんだろ、登場人物全員がまともには見えなかったなー。唯一は杏子さんだけのような気がするけど、サブキャラ過ぎるにも程があるしw。

    0
    投稿日: 2011.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直なところ、よくわかりません。 面白く読ませていただきましたが登場する全員に共感できるところがなくて感情移入はできませんでした。 官能小説というものなのかはわかりませんが性描写は確かに多いです。

    0
    投稿日: 2011.12.05
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    虚しくて、切なかった。 セックスシーンは多いけど、官能小説ではないと感じました。 「いい子でいよう」とする自分からの唯一の逃げ道が〝SEX〟であり、またその〝SEX〟によって自らが傷つき、そして他人を傷つける。 どの〝SEX〟描写もどこか痛々しく、哀しかったのはそのせい? (*実際、私自身読みながらカラダの一部が反応することはが殆どなかったし^^) 時折、友人の杏子に漏らす本音や弱い自分と向き合う姿勢は、男性の私にも大いに共感できたし、読み応えは充分ありましたが、何故か読んだ後に辛さが残る作品でした。 たぶん著者の心の弱さを主人公に代弁させた作品だと思いますが、終わりかたに含みがあるのは、著者自身も答えが見つかってないのかも・・・と思ってしまいました。

    0
    投稿日: 2011.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山由佳氏の「ダブル ファンタジー」を読みました。 この作品は第4回中央公論文芸賞、第22回柴田錬三郎賞、第16回島清恋愛文学賞の3賞を受賞しています。 女性作家による女性の官能小説。 自分の自由を追い求めるために、自分が傷つき苦しむ。 それを繰り返すことにより、相手を傷つけていることにも やっと気づく。 自由とは何と哀しいことか・・ 解説の最後にジャン・ポール・サルトルの言葉が引用されています。 「人間は自由である。人間は自由そのものである。・・・・・ われわれは逃げ口上もなく孤独である。そのことを私は、人間は自由の刑に処せられていると表現したい。(伊吹武彦 訳)」 大人の本でした。

    9
    投稿日: 2011.11.24
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    なるほど、最後はこうなったか。 関係依存。女の弱いところ。なのかな。 確実なものを欲しがるんだろうな。そして失って自分の身勝手さに気づく。 なんてわがまま。

    0
    投稿日: 2011.11.23
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    自分に似ているところが沢山あって、でもまったく違って ただ私は奈津が好きになった男を好きになってしまう気がする 村山由佳の言葉の表現がとっても好きです

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    心理描写、プロットなども緻密だし、とてもいい作品だと思います。 村山さんの実生活に重なるところも多々あるということで、その過激さに、すごいなこの人!エッチすぎ〜という感じで、そんなところも楽しめました。 性とか恋愛感情ってものが、人を揺り動かして、行動させる。 この作品で村山さんがそれを証明しちゃったんですね。

    0
    投稿日: 2011.11.13
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    高遠奈津・35歳。 人気脚本家である彼女が、夫からの束縛から脱出し、自らの内に幼少の頃から芽生えて抑えることの出来ない性欲に従ってさまざまな男と逢瀬を重ねていく中で、本当の自分を見つめていく。 その逢瀬にいたるまでの過程や、逢瀬を重ねることで変化していく奈津の心情描写に関しては、さすがといったところと感じた。 個人的には後半にいくにつれて展開の広がり方には物足りなさを覚えてしまったが、村山由佳の官能をテーマにした小説・・・新境地のそれとして、総じて楽しめたと思う。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    上巻読んで、男ってけっこんしているうちに、妻に対する女性的な気遣いをわすれてしまいがちなんだと、 じぶんも、実はそうなってしまっているのでは!?と、かんがえさせられてしまいました! 下巻、人間の気持ちって、本当に勝手なんだなと。でも、だれも責めることは出来ないものなのかなとも思いました。 「自由は寂しい」 深い言葉です。 見方をかえると、 だから人間は、結婚したり、会社はいったりしたくなるのかもね。 女性を知る、いい勉強になりました。

    0
    投稿日: 2011.11.02
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    やっぱり勢いで最後まで読んでしまった。 岩井が一番すきだけど、簡単に浮気に走るような人は好きじゃない。 結局、人と人のつながりなんてそんなものなんだろうか。 簡単につながってしまうから、簡単に切れるんじゃないかな。 奈津はどうなったら幸せなのか、わからなかった。 あの旦那のところにいても幸せになれるとは思えないけど、こうやって何にも縛られない生活を送るとそりゃあそうなるよね。 切ない最後でした。

    0
    投稿日: 2011.10.26
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    感想は、上巻で書いた通り。あえていうならば、上下巻にするほどでもない気が。まあ、私は村山ファンというほど読みこんではいないので、表面的な感想かもしれないし、あまり気にしないで下さい m(_ _)m

    0
    投稿日: 2011.10.23
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    これまでの作品とは、ちがう。新境地、まさしくその言葉通りだと思った。 ただ、最後のほうは、ちょっと飽きた。

    0
    投稿日: 2011.10.18
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    登場人物みんな嫌い。でも一気に読んじゃいました。どんなことがあっても浮気は絶対に正当化されるものでないという固い意思をもちつつも、色々考えてしまいました。。

    0
    投稿日: 2011.10.12
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    自らの殻を破り、まるで蛇が這う様に。 緩やかに、しかし確実に変わっていくその様には少しぞくっとさせられた。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    ダメだなぁ、俺昔っから女性作家の、なんだろう、描写のきめ細やかな、女性の艶やかな視点の小説好きなんだったよ…。 ふと目に留まってちょっと立ち読みのつもりが、ずいぶん読んでしまった。 それもそう…もし「立ち読み」だったら真っ直ぐ立って居られない程に。

    0
    投稿日: 2011.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ほかの男と、した?俺のかたちじゃなくなってる」という帯にひかれて買いました。アラサー女性の性を描いた官能小説です。村山由佳ってのが凄い訳ですね。

    0
    投稿日: 2011.10.03
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    村山由佳さんの作品って感じはあまりしなかったかも。。。 奈津の女としての寂しさや、省吾に対する想いに関しては共感するところがあったけど、その他はあまり共感できなかった。 上巻読んでた時は、「これ最後どうなるんだろう?」って期待していただけに、下巻の最後がちょっと呆気なさすぎた気がした。

    0
    投稿日: 2011.09.27
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    上巻に続き、一気に読んでしまった。 省吾もダメ男だけど、奈津も相当だなー。でも、いるいるこういう人!と思いながらつい読んでしまった。 結局、誰とどんな関係でも満足できないってことなんだろうか。読んでいると、それぞれ魅力的な男性だと思うんだけど。 依存して冷たくされたり、自分が冷めたりして結局次へ行く。2人と付き合って何とかバランス取れるんだけど、幸せにはなれない。 省吾は最後までダメ男でした。が、志澤も相当なダメ男! でもなぜがモテる。そういう人にしか惹かれない奈津も何となく分かるような気がします。 志澤に捨てられる辺りはちょっと切なかった。 新境地!官能!と謳っているけどそこまでじゃなかった。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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     依存と束縛と自由について考えさせられた。  依存と束縛は親戚かなあ、自由は他人だね。  束縛されるってことは、面倒で煩わしくて、  息のつまりそうな安心感を得ることだと思う。    自由になるってことは、好きな時に好きな人  と気ままに過ごせるけれど、でもふと立ち止  まったときに圧倒的な孤独感に襲われること  だと思う。  誰かのものでいるのも、誰のものでもないのも  どちらも楽とは言えないね。  

    2
    投稿日: 2011.09.09