
総合評価
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powered by ブクログこの長篇は著者の精神的故郷である仙台を舞台に妄想ばかりしていた少年時代をもつ男の思想的半自叙伝をすべての権威を相対化してしまうパロディ意識でつらぬいた愉快な青春小説。
0投稿日: 2019.06.18第二の地元、仙台を舞台に繰り広げる青春のどたばた。
山形に生まれ、幼少期仙台へと移り住んだ井上ひさしが、 東北一の名門校と呼ばれた仙台一高時代を半自伝的に描いた小説。 でも描かれるのは、いつも女の子のことばかりを考えている名門校の落ちこぼれたち。 「じつに美(うづぐ)すい女(ひと)だった」 「父ちゃんも好きだったのすか?」 「余計なごというな」。 さすが言語学者並とも言われた日本語の知識を持っていた劇作家。 口語で喋れる方言も、書き言葉に適切に移し替えるのは、意外とむずかしいもの。 リズムも含め、さすが会話で物語をつくってきた劇作家。 会話の仙台弁は見事です。
1投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログ(1974.08.11読了)(1974.08.04購入) (「BOOK」データベースより) 「あげな女子と話ができたらなんぼええべねす」…東北一の名門校の落ちこぼれである稔、ユッヘ、デコ、ジャナリの四人組と、東京からの転校生、俊介がまき起こす珍事件の数々。戦後まもない頃、恋に悩み、権力に抗い、伸びやかに芽吹く高校生たちの青春を生き生きと描く。ユーモアと反骨精神に満ちた青春文学の傑作。
0投稿日: 2013.03.29
powered by ブクログ井上ひさしさんらしい、爽やかな青春小説。 よくある痛い感じの青春ではなくて、ほろ苦さはあるものの、読後感はさっぱり。 こういうの書きたいなー。 方言がいい味だしてる。男子校、女子校とか。 芸妓のお姉さんとか、高校の先輩のラーメン屋とか、隣の元少佐とか、アメリカ人の少将夫人とか、女子校の狐先生とか。 キャラがいいのは、演劇出身の井上さんならでは。忘れた頃に再登場して、見せ場を作るキャラたち。 「青葉」のイメージもすごくいい。青春の青、仙台の青葉城の青、若者の青。
0投稿日: 2009.04.14
powered by ブクログ07/06/13読破!! 07/02/19母の誕生日に買った中で、母が読んじゃってた奴。 かなりあとから読んだ。 内容は、一言で言うとかわいい女の人を見つけるたび妄想してばっかりいる感じの中学生が、男女のことの複雑さとか、理由のいらなさを学んでってる時期の話?。 憧れの女性が、家庭持ちのはげの校長に心底ほれ込んでいたり。 憧れのマドンナは近づいたかと思ったら、興味がなかったことが分かりやすいように消えてしまったり。 知恵遅れの同級生は、金をつかまされて強姦され妊娠してしまい、 相手にしていなかった女子が好意を見せたため?気を使って?襲おうとしたら、鋼鉄だったり。 教頭が語る、昔の六年生と恋仲の五年生の彼女の悲しい運命、なかなか痛い。男と女がそういうことをするには、それだけの覚悟がいるんだ、と。 でも、なんで、まだそういう関係になりきっていなかった時期にこれをくれたのだろう???爆
0投稿日: 2007.06.30
