
総合評価
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powered by ブクログわが上司後藤田正晴 決断するペシミスト 私を通り過ぎた政治家たち 香港領事佐々淳行 佐々警部補パトロール日記目黒警察署物語 美人女優と前科七犯:佐々警部補パトロール日記2 を先に読んでいた。 途中で止めるのが惜しい。 一気に読み進めました。 階級社会の平時と有事。 言うべきときに言う。 それを実現できるポジションにいる。 強力な理解者がいる。 それまでの言行がそれを実現する。 戦いの前は、組織間の軋轢を減らす努力。 思慮深く、 準備を怠らず、緻密に、迅速に。 面子を立てる。 目下の方々の心情を思いやる。 目標達成のため、まい進する。 思いつき意見を排除できるための事前の想定。 大事な場面での取捨選択。 誰のために自分を律して戦うのか。 感服するのは、 機動隊の指揮官先頭の伝統、 隊員各位の士気の高さ、 マスコミをも味方に付けるしたたかさ。 信頼感の醸成。 未曽有のテレビ中継、報道により、ひとりひとりに 何が起きたか伝わったであろう。 警察内部の軋轢、事案の大きさを予測して出動する体制、 長期化に伴う「兵站」、通信などの混乱、マスコミ、群衆の コントロール。 外から、後から言う人たち。 これらを敢えて記す筆者の思いを好意的にとらえることができた。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログあさま山荘事件を警察側の視点で(過激派左翼の事件史も踏まえながら)、事件の実状を描いている。いまでは考えられないほど日本情勢が乱れていて、「総括」のような恐ろしいことが行われていたと思うとゾッとした。日本を良くするためのはずが、どうして暴力も辞さない「革命」に転換してしまったのか?約50年前の事件だがいろいろと考えさせられた。
0投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ「連合赤軍「あさま山荘」事件」佐々淳行著、文春文庫、1999.06.10 349p¥540C0195(2023.03.16読了)(2002.09.20購入)(2001.11.25/8刷) 【目次】 プロローグ 第1章 出陣 第2章 苦杯 第3章 爆弾 第4章 戦略 第5章 偵察 第6章 死闘 第7章 凱歌 エピローグ 連合赤軍「あさま山荘」事件 関係資料 あとがき 文庫版あとがき 解説 露木茂 ☆関連図書(既読) 「東大落城」佐々淳行著、文春文庫、1996.01.10 「謎の独裁者・金正日」文春文庫、1999.02.10 「平時の指揮官有事の指揮官」文春文庫、1999.11.10 「仕事の実例「危機管理」術」三笠書房、2001.08.25 「りんごの木の下であなたを産もうと決めた」重信房子著、幻冬舎、2001.04.23 「政治とは何か」後藤田正晴著、講談社、1988.03.24 (「BOOK」データベースより)amazon 死者三人、負傷者二十七人、動員された警察官のべ十二万人、報道陣六百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起きたのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、十日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。
0投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ最前線の指揮者が語っているだけあって臨場感と生々しさに溢れている。あの後藤田さん指名のプロジェクトチーム体制だったのですね。 東大籠城よりも更に武装度合いと過激さを増した者たちを相手にした現場警察官の方に頭が下がる。安い給料で文字通り命を張っていたのだな。 静香な人は昔から静かじゃなかったようだな。
0投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ●久しぶりに貪るように読んだ本。 ●あさま山荘事件は映画やドラマで観たけれど、やっぱり本が一番リアルだと思う。非常に描写が詳細で、なおかつ抜群に読み易い。 ●突入までの経過が非常に興味深く、警察組織の難しさわ感じた。平時から非常時への切替は本当に難しい。 ●ぶっちゃけた描写もいい。後藤田長官の人間臭さよ。 ●悲劇の中にも喜劇ありはたしかにそうだなと思わせるものがある。 ●マスコミ対策をこれだけ徹底していたのにも驚き。 ●現代からすると隔世の感があるなあ…
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ最初のほうは著者のエリート意識みたいなものがあちこちに見えてちょっと抵抗があったが、それ以外は国家の未曽有の事件に対して著者のいう「危機管理」が現場においてどれだけ大切かということがわかった。やっぱり組織は大きくなればなるほど、よっぽどうまく回していかないといろんなところでうまく機能しなくなるものなのだ。298ページ、人質の確保という一番の目的達成という場面でも、この人質が本当に本人なのか、赤軍メンバーではないのか、との思いを巡らせて確認にかかるというところは感心した。そもそもは連合赤軍側でなぜあのようなことになってしまったのかというところに興味があったわけで、本書も警察側からの視点なのでそのあたりはまだわからないのだがそれでも後半はおもしろかった。できればもう少しルポルタージュ的第三者視点でこの事件を読んでみたい。
0投稿日: 2020.08.17
powered by ブクログ美化し過ぎず、あくまでもリアリティを保ち続ける著者の語り口が素晴らしい。まるで今その場にいるかのような臨場感で、冬の寒さ、死の危機、そして喜びの瞬間をまるで我がことのように感じられる。 惜しくも殉職された2名の警官、読み終えた後に冒頭の2人の写真を見ると胸が痛い。月並みながら、こうした尊い犠牲の上に今の生活が成り立っていることに感謝しなければならないなと再認識。良書です。
2投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログあさま山荘事件に、警備責任者として派遣された著者の目から見た同事件。 説得のためお母さんを乗せたヘリに発砲するのを見て、激怒したくだりが印象的。
2投稿日: 2019.06.17
powered by ブクログ映画を見て赤軍の実態が知りたくて読むことに。 あさま山荘事件について詳しく書かれています。 そして、赤軍のこれまでの活動(過激なことがほとんどですが)が書かれていて何となく掴めたかなと思います。 テロだとか銀行強盗だとかが立て続けに同じ組織の手によって行われていたことは、今の日本では考えられない。 これも歴史として日本人の記憶に残しておくべき。 今の日本は平和ボケしていると思うが、世界のどこかではこれと類似したことが起こっていて、いつまたこの目に合うか分からない。 日本でも今海外で起こっているようなことが起きていたということを知っておかなければ。
1投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログ映画を観てから本を読んだ。割合に忠実に映画化されているなと、思った。映画では出てこないけど、某「静か」な方がてできたシーンは笑った。元警察とは知らなかった。
1投稿日: 2019.02.20
powered by ブクログ本人が書いたのではないのだろう。文章は普通だった。 こういう本を本人が頑張って書いてしまうと読みにくくて仕方なくなる。 本職じゃない人が文章を書くより、インタビューして書くそっちの本職の人に任せたほうが良い。 ゴーストライターが全て悪いというわけではないのです。 (もしご本人が書いていたらごめんなさい) 内容は面白かった。
1投稿日: 2018.12.22
powered by ブクログずっと気になっていた事件に関する本をやっと読む。 事件自体は、生後間もない頃の話なので、当然ながら記憶はないが、鉄球を使った場面はテレビで観たことがあある。 本書は、そのあさま山荘事件で現場指揮を執った筆者によるドキュメント。 テレビのワイドショー?などで、そのお顔は拝見したことがある。そんなにすごい人だったのかと始めて知った。 本書では、警察内部からの視点で、当時の事件が振り返られている。 まさに死闘という言葉がふさわしく、殉職された方々も含め、現場の方々の気持ちがひしひしと伝わってくる。 佐々氏の能力もスゴイが、一方で、文体的に自慢話っぽくも受け止められるので、その点だけ残念。 まあ押出しの強い方なのだろうな。 本書だけでは、時代背景があまり分からないので、赤軍の側から見た本も読んでみたい。(105) [more] (目次) 第1章 出陣 第2章 苦杯 第3章 爆弾 第4章 戦略 第5章 偵察 第6章 死闘 第7章 凱歌
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ続きが気になり一気に読めた 図書館からお借りした A紙のI記者のところに「朝日新聞」と鉛筆書きされてあった 他にもイニシャルのところに名前がふって有ったり 普段、図書館の本に落書きとか要らない下線引いてる人をみると不快になるが これはOK 土田邸爆破事件の流れが分かった 差出人は昭和十八年内務省採用組 久保卓也防衛庁防衛局長 間違えて警察庁交番局長となっていた ロッキードの久保卓也 後藤田さんの本では久保のお嬢さんが結婚したのでお返しと思ったようなくだりがあったと記憶 随分と久保の動きに詳しいテロ犯だなあ 爆弾処理の技術がなかったことに驚き 処理一件あたり手当がたったの140円 長野県警の印象は、そのままオウム松本サリン事件の印象へ 変わらないんだな、体質って 朝日新聞の元人質、泰子さん病室盗聴事件 朝日も昔からこんなだったんだなー 鉄パイプ爆弾の威力を初めて知った 射入口から、さぐりの細い管が30センチくらい どんどん脳内に入り 「弾が中でグルグル廻ってますね」の部分 銃に詳しくなかったので銃の怖さを知る
3投稿日: 2017.04.01
powered by ブクログ当時報道をも賑わせた連合赤軍事件を当時指揮を執った佐々淳行氏が描いたノンフィクション。内側からしかわからない内容も詳細に描かれ、小さいながらにテレビの前で見ていた光景の裏側を思い知らされた。ドラマチックな演出がない分、盛り上がりはないが当時を知るひとにとっては文字以上のものを感じる一冊と感じた。佐々じ
0投稿日: 2017.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1999年(底本1996年)刊。 著者は元警察庁調査・外事・警備課長。 「戦場」「出陣」「戦友会」と煽り立てる著者の叙述は好みではない。このあたりが、同じ警察官僚でも後藤田正晴著書とは雲泥の差である。 かかる著者は、「あさま山荘事件」の官憲側の現場責任者である。 本書は、そんな著者から見た、該事件や70年代の時代相の解読書である。 当時、警察官・派出所襲撃や銀行強盗、大学紛争や内ゲバ、あるいは安保改定阻止闘争に加えよど号ハイジャック事件、三島由紀夫割腹自殺事件など混乱と騒擾に明け暮れた時代だったが、その実情が開陳される。 その中での裏話としては、警察組織の爆発物処理技術。これ自体を運用するのが、警察保有の技術面でままならなかったことはさすがに驚いた。 実際は、海外での調査を経て漸う実現可能になったのだが、これを含め、あさま山荘事件の処理過程における警察内部のセクショナリズムなど、警察にとってやや暗の面も開陳される。
0投稿日: 2016.12.16
powered by ブクログ読了。 強烈な事件だったのだなというのが感想。 なぜ、この本を読もうと思ったのかというと、佐々淳行氏の著書だったこととあさま山荘事件についてほぼ知らなかったから。 佐々さんは昔、笑福亭鶴瓶さんとSMAPの香取慎吾ちゃんがやっていた深夜番組に出ているのを見たりそのほかTVで見かけて面白い人だな~と思っていた。 最初のほうは、人物が肩書き付きで紹介されているものだからページが文字で埋め尽くされている。 昔の警察幹部らしく、軍隊や武士の話がでてきたり時代を感じるところがあるがそれも事実としてなるほどねと思う。 あとは少し誇張され美化されて書かれている部分もあるのかな、とか。 有名なカップヌードルの件もでてきたりところどころユーモラスに描かれていて読みやすかった。 後半は殉職された方もいてり負傷者が多数出たりと凄惨なシーンもあって陰鬱な気分にもなる。 政治家の亀井静香氏が警察出身だったのも初めて知った。 あさま山荘の時も現地にいたらしい。 史実として興味深い内容だった。 山本直樹の漫画、レッドも連合赤軍の話らしいので今度読んでみたいと思う。
1投稿日: 2016.09.17
powered by ブクログノンフィクション。今から40年以上も前に起きた日本警察史上最悪の事件。現場で指揮を執った著者だからこそ描ける生々しい描写。 当時、連日、テレビで放送していた記憶がある。
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログあさま山荘事件の総指揮をとった著者の一級品のレポ。当時の世論、政治家たちの思惑、現場の葛藤などが生々しく描かれている。人命を扱う事件の中で現場の決断力は文字通り命がけ。それをお役所と現場の間でどのように対処したか、これはビジネスの世界でも大いに役立てることができるだろう。読んだ後は手汗がびっしょりで当時の緊迫した雰囲気がこちらにも伝わってきた。
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ昔の日本にはわけの分からない、悪い連中がいたものだな・・・。本書は40年以上前の事件で、警察と機動隊の命がけの人質救出作戦の記録だ。当時現場で指揮を執った佐々氏の著書である。警察と県警との権力関係、組織内の上下関係、真冬の軽い沢の極限に寒い様子などが伝わってくる。 突入の瞬間など、ハラハラしながら読み進めた。残念にも殉職者が出たものの、人質が無事救出されたときはほっとした。 自らの危険を顧みずに事件解決に向かう警察官の正義感の強さには心を打たれ、頭が下がる思いだ。本書に書かれている通り、その姿勢はまさに現代の武士である。 著者の佐々氏自身が大活躍しているように、つまり自分の手柄を描いているように少し見えてしまうが、この事件そのものに興味があったので、読んでよかったと思う。
0投稿日: 2014.11.24警察官にだって人権はある。
「今日は本当に久しぶりに『休暇』を頂きましてこれから『軽井沢』へ行ってまいります」 と皮肉な口調で先輩に言う著者は、警備局付警務局監察官、という地位にあった。 「ご存じないんですか?連合赤軍が軽井沢に潜伏してて、いま機動隊と銃撃戦やってんですよ。私は長官の指示で派遣幕僚としてこれから軽井沢、行くんです」 「そうか、知らなかった、それはご苦労さん、気をつけてな」 と先輩。縦割り行政の弊害か、この善良そうな先輩は世間を震撼させたその事件を知らなかったらしい。 学園紛争の真っ最中だった1960年代。著者たち警察官たちは東奔西走、全国各地でバリケード封鎖された大学への”城攻め”を毎日のように行い、多くの負傷者と検挙者を出していた。 警察官だけでなく、その家族も爆弾テロなどにより殺された。まさに、”警察戦国時代”であったという。 この頃の話については、一般の学生として見ていた人の話を聞くことはよくあるが、 警察側の話を聞くのは初めてだ。 連合赤軍をめぐる話は永田洋子らによる壮絶なリンチ殺人の方に関心が行きがちだが、 本書はこの事件を通して日本の治安行政の優先順位が低く、いかに警察官の命が安く扱われているかを伝えようとしている。 例えば、爆発物処理の危険手当は一件140円。畜産試験場で馬の種付け手当が210円という時代に、だ。 連合赤軍と戦いながら、一般の右翼からも左翼からも非難される警察とは一体何なんだろう? そして、警察内部にも問題がある。 山荘包囲中に指揮系統が乱れ、警官2名が銃撃されるという事件があった。 親切なのかお節介なのか、現場をかき乱すような指示も警視庁から来る。 「決死隊から長男ははずせ」 日露戦争の時代とは違うんです。次男、三男なんて貴重品で今時ほとんどが長男。 決死隊員はすべて志願者です。それ以上何をお望みなんですか。 ・・・そりゃ、著者の言うとおりだろう。 時々「日露戦争の頃じゃあるまいに・・・」な場面が出てくる。 が、著者自身もまた「武士」である。こういうのが警察官の標準なのかはよくわからないが、 とにかく、山荘突入というところになると、まさに戦場である。 死ぬなよ、皆。 著者の悲痛な願いは届かなかった。 畜生っ、こんなに一方的に撃たれて犠牲者が出ているのに拳銃を撃ち返しちゃいかんという法があるか。 警察官にだって人権はある。 史上空前の89.7%の高視聴率を記録した「連合赤軍あさま山荘事件」。 お茶の間で見ていたという人も、後から本で知ったという人にも この「警察から見たあさま山荘事件」は新鮮なものだろう。
7投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1972年に連合赤軍が人質を取り立てこもった「あさま山荘」事件を解決するため、長野県警と警視庁の初の共同組織、いわゆる日本版FBIを著者が指揮した歴史を記している。 テレビ史上視聴率調査以来最大の89%を超え、高い国民の関心の中、警察のセクショナリズムや、マスコミへの対応、厳しい寒さ、犯人との度重なる銃撃戦、1名の民間人犠牲者、2名の警察官殉職者を経て、無事人質を救出するまでの過程が生々しく描かれている。 死を厭わず、家族を顧みず、薄給の中で、国家安全のため闘った、当時の警察のサムライ魂は、平和慣れした現在の日本人にとって考えさせられるものがあると思います。
0投稿日: 2014.06.02
powered by ブクログあまり読まないジャンルなのですが、おススメされて。 みんな若いんですよね…。いろいろ考えさせられました。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ社会を震撼させたあさま山荘事件で現場の指揮をとった著者が、当時の状況を語ったノンフィクション。 同じ著者の『東大落城』(文春文庫)に続く本ですが、前著ではどこか、学生たちの甘えから発した社会に対する不満を、厳しくも温かく見るようなまなざしが感じられたのですが、今回は2人の機動隊員が殉職する凄惨な事件ということもあってか、前著よりも重苦しいと感じました。
0投稿日: 2014.02.14
powered by ブクログ現場の緊迫感が伝わってくる。時代背景の描写もあり、当時の世相を知らない世代でもなんとなくその時代の空気が伝わってきた。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログ信憑性はともかく、面白い。笑ってられない内容だけどその余裕が連合赤軍に足りなかったから殺人集団になったわけで。ツッコミどころは多いけど、とにかく小説のようで面白い。
0投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ借りてた本を2年越しで読む。 有名なあさま山荘事件を警察側からの視点で書いたもの。 想像していたよりも面白かった。 連合赤軍とかその時代の歴史に関しても勉強になる。 壮絶な現場の描写は、その場にいた人にしか描けない臨場感があり 当時の現場の混乱ぷりが生々しい。
0投稿日: 2013.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012.10.6〜11 読了 題名に実戦とあるだけに臨場感あふれる内容になっており、改めて1970年前後の荒んだ時代が思い起こされる。東大安田講堂事件が68年、よど号ハイジャック事件が70年、そしてあさま山荘事が72年、当時高専5年の卒業式前の時期で突入時にはずっとテレビを見ていた記憶がある。武力革命を本気で信じていた若者たちの暴力に暗澹とさせられるが、それに立ち向かった警察側も壮絶だ。しかし連合赤軍の散弾銃・ライフル104発、パイプ爆弾1発に対し、警察側はわずか16発の威嚇射撃、発煙筒12発、催涙ガス弾1489発、放水148.9トンという対比はどうだろう。隊長を撃ち殺されても撃ち返さないという警察はいかにも日本的で我慢強いにも程がある。犯人を射殺した場合「殉教者」として神格化されることを恐れたためでもあるが、結果的に籠城犯がリンチ大量殺人を犯した犯人グループだったのは皮肉だ。自分たちが殺した寺岡恒一の親が籠城していると信じての説得をどのような心情で聞いていたものか?左翼学生運動~連合赤軍までの一連の騒乱事件を対処したのは後藤田、佐々コンビだったこと、佐々は佐々成政の傍流(実姉)の子孫であることを再確認した。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログちょいちょい出てくる筆者の自慢が面倒臭い。でも警察視点での事件はどうしようもないくらいの臨場感。本としての評価は低いけど。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ私にとっては「浅間山荘事件」は歴史教科書上の出来事で、その時代を生きてきたわけではないので、どんなに勉強しても知識では当時を生きた人には勝てない。この本は事件のドキュメントであるが、やや偏っている感があり、他の本も併せて読むといい。
0投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログあさま山荘事件の時代の連合赤軍って爆弾テロや殺人もあってスゴかったんですね(*_*) 私の大学時代でも中核とか核マルとかいたけど、まるで凶悪レベルが違うわ。認識を改めました。
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ昭和47年に起きた『あさま山荘事件』を警察側から見たノンフィクション。 読む前は淡々と客観的に書かれているのかと思っていたが、『あさま山荘事件』に至るまでの回想などはコメディ?と思うぐらい。 しかし、銃撃戦では手に汗握る展開で、この事件の解決に関わった警察官の姿に頭が下がる思いだった。
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログちょいちょい鼻につくが、有用。 歴史の一幕を知るという意味でも、危機管理について学ぶという意味でも。 これを読んだあとに「立ったまま会議」を実践した。
0投稿日: 2012.03.02
powered by ブクログ警察の側から見た「あさま山荘事件」。事件から40年。改めて知りたいと感じて手に取り、非常に興味深く一気に読み終わった。この本を「おもしろかった」と評するのは、殉職者や犠牲者、そして筆者に失礼な気がする。 読んでいて自慢話とは感じなかった。数々の修羅場を生き抜いてきたのだから、自負があるのは当然だろう。むしろ、犠牲者を出してしまったことを、事件後20余年経った執筆当時でも褪せることなく悔やんでいることが伝わってくる。 追記。 この後、久能靖氏の「浅間山荘事件の真実」を読んだ。佐々氏の著書には載ってない事実もあり、併せて読むのをお勧めしたい。
0投稿日: 2012.02.26
powered by ブクログ1972(昭和47)年、日本中を震撼させた「あさま山荘」事件を再現したノンフィクションであります。当時現場で指揮をとりました佐々淳行氏が臨場感たつぷりに綴つてゐます。 ところで、今ではこの事件はどのくらゐ認知度があるのでせうか。 事件発生から来年でもう40年になるので知らない人も多いのでせうね。 さういふ「あさま山荘つて何?」と思つた人にとつては、とりあへず読んでおきたい一冊と申せませう。 警視庁の機動隊側から見た一方的な内容だといふ批判も聞きますが、あくまでも佐々氏が自分の立場で書いたものであります。かういふ内容になるのは当然と申せませう。 連合赤軍側からの証言、あるいは長野県警側の言ひ分もあるでせうが、事実をもつて反論するべきでありませう。 また、深刻な内容にも拘らず随所にユウモワを感じさせる箇所があります。これにも難色を示す方々がゐるさうですが、先の見えない現場で指揮をとる立場とすれば、常に張詰めた精神状態でゐるのは限界があるのではありますまいか。それこそ本書に出てくる「シェル・ショック」に陥つてしまふのではないでせうか。意図的に「笑ひ」を挿入させながら任務に就く、といふのも手のひとつと思はれます。 幸ひ、「あさま山荘」に関してはさまざまな立場からのリポートが発表されてゐます。 余裕のある人は読み比べてみるのも一興でございませう。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-215.html
2投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ本当にあった事件の陣頭指揮をとった著者の作。 現場のリアルな雰囲気と、人間関係と、犯人逮捕と人質救助にかける 警察官達の命を懸けた闘いが熱い! 今もたくさんの事件、災害が起きているが、麻痺してる場合ではないな。
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログ佐々氏の武勇伝的嫌いはありますが、一度は読んでおいたほうが良いと思う1冊。 「あさま山荘」事件に至る経緯について知ることができた。今まで「連合赤軍」と言われてもいまいちピンとこなかったので… 警察内の所属や個人名がこれでもかというほど出てきますが、これが小説ではない実際の捜査なのかな、と。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログ読みやすくて良かった。文章が明瞭簡潔でわかりやすいんだよね。美化しすぎじゃね?と思わないでもないですが、それほど自分のやってきたことに自信と自負と誇りがあるんだろうね。それも当然か。そうでなければ人の命を預かれないもんね。 がくせいたちが何を考えてこんなことをしたのかも気になるんで、そっち視点の浅間山荘も読んでみたい。たぶん理解は出来ないんだろうけど。
0投稿日: 2011.05.29
powered by ブクログ連合赤軍あさま山荘事件を警察側の視点から描いた作品。ちょっと美化しすぎかな?と思うところもありましたが、面白く読めるのは間違いありません。
0投稿日: 2011.05.19
powered by ブクログあさま山荘事件を警察の観点から実際に起こった事を刻銘に記載している。 どんな武器を使ったとか、県警と警察庁の確執、そして赤軍の所業等。 警察の目線から書いたらこんな感じなんかなーって思った。 赤軍の目線からもこの事件を見てみたいと思った。
0投稿日: 2011.04.06
powered by ブクログ著者自身の個人的な回想、内輪話、ちょっとした自慢話(?)が多すぎて、話が横道にばかりそれて読みづらい。モーレツ社員のおじさんの回顧録になってしまっているように思えた。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログ東大落城も興味深かったが、こちにも相当生々しい。 歴史を風化させてはいけないのだと思う。 亀井静香氏も登場。三島事件や学園紛争時の状況も回顧されていて、この時代の出来事が封じ込められている。
0投稿日: 2010.11.08
powered by ブクログあまり事件事態の深い所を知らないので、知りたいと思って読みました。 本の数十年前の日本で、過激な学生運動が起こったことが現代を生きる自分には信じられない。 今、そういう運動が起こっても自分は間違いなく参加などしない。 現代人はほとんどそうなんだろう。 ただ、当時の多くの学生達を駆り立てたものはなんだったんだろうかと思う。
0投稿日: 2009.12.01
powered by ブクログ作者の自分自慢などの評価もたしかにうなずける内容ですが、実際の事件発生から解決まで、その場にいらした張本人(警察側)なので、内容に圧倒される。 映画見て、原作読みたくなった。 ただ関係ないけど、邦画ってどうしてあぁセリフが聞き取りづらいんだろうね。
0投稿日: 2009.11.28
powered by ブクログ史上最悪の人質立て篭もり事件と言われている”あさま山荘事件”で警察側の現場指揮官だった佐々氏の回顧録。関連知識や細かいエピソードが盛りだくさん、しかも織り交ぜ方が絶妙で映画とはまた違った楽しみ方ができる。
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログ参考資料にしようと思って購入したのだが、あまり参考にならず。貴重な体験談とは思うのだが、如何せん「俺が俺が」といったところが目について、どこまで信頼できたものか。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログ長野県軽井沢で起こった連合赤軍による 山荘篭城事件の警視庁側の全容を書いた 佐々淳行さんの本。 当時の佐々淳行さんの役職は 警察庁所属の 警備局付警務局監察官と言う 異例の階級だった。 これは当時の直属の上司:後藤田さんによって つけられた階級で前例も後例もない 『その時限りの身分』でした。 警視庁の幕僚団の一人として 安田講堂事件から警備面に関わっていた 危機管理の前線指揮官として 後藤田さんの『ちょっと行って指揮してこいや』 で行く事になった事案。 ホームグラウンドで無い他県の事件、 初めての銃撃戦、警視庁と長野県警の御互いの意地と誇りなど 色んな物が衝突し、対立し合い、 事件は犯人篭城だけに限らず 現地警官の中でも苦戦を強いられます。 この本はあくまでも 佐々さん・警視庁側からの観点であり マスコミ側・長野県警側からの視点は書かれていません。 故、若干の語弊があったりもする文面がありますが 事件の全容、悲劇、結末を知るには十分かと思います。 殉職警官が2名出ている事件だけあり あまりユーモアのある出来事等は 軽率には書かれていませんが 一人の人質の命最優先の為に 生きてると信じて奮闘した 1635名の警察官へ 賞賛を送れる気持ちになれる 熱い男達の歴史の一幕です。
0投稿日: 2009.03.12
powered by ブクログ前半、自分自慢が鼻につく。中盤、過去の警備実施の話しは少々面白い。警察庁批判が強くなってくる。ラスト、やっぱり自分自慢は止まらない。 結論、「小説」ではないんだなぁ。しょうがないか「ノンフィクション」だし。でも、作者の偏った主張が強い分「エッセイ」もしくは「ポジティブな私小説」の方がいいかも。 映画の方がおもしろい!めずらしいなぁ。
0投稿日: 2008.10.02
powered by ブクログおもしろく読めた。文章にところどころ「ユーモア」があるという感じ。警察側、マスコミ側からの視点のものを読んだことがなかったので、官僚体制含め興味深かった。犯人も警察も世界をよくしようという目的というか動機というかの元に行動しているのに、どうして血が流されなくてはならないのかと思う。まあ、思想実践の方法と信条の違いなのだろうけれど。
0投稿日: 2008.04.15
powered by ブクログ犯人5人対警官1,500人。これが中国で起きてたら、確実に犯人全員殺されてる。犯人5人対特殊部隊5人、というコストパフォーマンスの良い結果になったと思う。多分ペルーなんかでも。でも、日本ではこういった事件には警察があたるし、そのために機動隊がある。あくまで検挙が目的だから、こんな途方無い非効率な結果に見える。けどそれがこの日本って国のくそったれで馬鹿馬鹿しくありながら、甘っちょろいけど素晴らしい部分だよ。 / けど学生達の投石にしたって、警官が発砲してこない事が分ってるから出来る、甘えがあるから出来てたんだと思う。だからこの事件の犯人達も、殺されないって思ってたんじゃないか、とか考えたけど、総括なんつって平気で仲間をリンチして殺すような連中だから、その辺の覚悟だけは出来てたのかも知れないな。 / 犯人の1人の板東が今でも超法規的措置で国外に出されてそのままだってのは劇的。今の日本から見たら隔世の感だ。俺が生まれてからの日本なんて、バブルがあってサリンと地震があっただけに見える。うーん、激動の時代だったんだなぁと感慨を覚える。 / 鉄球、あれ本当に効果的なんだろうか。うーん。良くわからない。
0投稿日: 2008.04.13
powered by ブクログ指揮官の視線で描かれているので、賛否両論あるとは思いますが、この事件をなによりも知ることができる、フィクションを超えたノンフィクションです。
0投稿日: 2008.03.02
powered by ブクログ小学生か中学生の頃に祖母に渡されるもおそらく未読 たぶん途中までは頑張って読んだのですが 挫折したものと思われます
0投稿日: 2008.02.06
powered by ブクログ著者がいかに優れているかという自慢話が鼻につきますが、事実を詳細に述べた語り口は迫力があります。 あさま山荘事件をリアルタイムで経験していなかったので、偏った視点とはいえ知ることができてよかったです。
0投稿日: 2008.02.03
powered by ブクログいろいろな浅間山荘本を読んだが、結局一番リアリティのあるのはこの本。当事者ならではの、緊張感、いらだち、達成感、虚脱感などいろいろな感情が伝わってくる。
0投稿日: 2007.10.31
powered by ブクログあさま山荘事件を警察の視点で描いた迫力の一冊。緻密なデータと迫力ある文章で小説仕立てになり、すさまじく面白い。著者は当時の警察側の実質的な指揮者。組織横断の型破りさもあったと初めて知る。 緊迫した状態での悲喜こもごもが活き活きと語られ、一気に読みきった。傑作。
0投稿日: 2007.03.30
powered by ブクログ読んだこの人の本では『東大落城』が一番面白いですが、これもオススメ。頭で想定している内容と実戦はどれだけ難しいかという(ついでに指揮系統も)いい例。警察側の視点なので、警察官を銃弾で薙ぎ倒していくまったく肉声の聞こえてこない赤軍幹部たちは恐ろしい存在ですが、これ読んだあとに見沢知廉『囚人狂時代』(新潮文庫)を読むと「………こんな人?」という拍子抜けが。<このとき山荘に立て籠もってたうち一人と刑務所で一緒だった人の体験記。
0投稿日: 2006.09.10
powered by ブクログ迫真のノンフィクション。こういう事件だったんだ…。現場の刻々と変化していく様子が生々しい。次はきちんと、危機管理本として再読しようかしら。
0投稿日: 2006.09.03
powered by ブクログ民間人一人を人質にとり「あさま山荘」に篭城した赤軍派と警察との熾烈な戦いの詳細が示されていた。「あさま山荘事件」の背景として赤軍派の引き起こした数多くの事件の経緯が述べられ、その上で「あさま山荘」事件現場でのさまざまな苦闘・民間人救出・犯人逮捕までの事実が詳述されていた。精神的に追い込まれながらも励ましあい、外乱・激論・計画失敗・犯人の抵抗に遭いながらも目標に向かって突き進んだ警察官の直向な姿に心を打たれた。本事件を始めとし無慈悲な事件を数多く引き起こした連合赤軍なるものがなぜ生まれたのかが強烈な問題意識として残った。
0投稿日: 2006.04.15
powered by ブクログ死者3人、負傷者27人、動員された警察官のべ12万人、報道陣6百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。極寒の軽井沢の山荘で何が起こったのか。10日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。
0投稿日: 2005.08.01
powered by ブクログ非常に面白かったです。現場の緊迫感や情景が頭にすぐに浮かび上がる文章で、はまり込んで読んでしまいました。 「あさま山荘」はリアルでは知らない世代ではありますが、すさまじい戦いだったんだなと思いました。身震いする思いで読んでいました。いや〜、面白かった。
0投稿日: 2005.05.13
powered by ブクログ戦後の重大事件史の1ページに間違いなく残る、近頃映画化もされたあさま山荘事件を、実際の現場で指揮を取っていた著者がドキュメント形式で時系列を追って書いている。警官も指揮官も人質の無事救出を目指すという到達点は変わらないのに、立場によって言う事やる事が全く違っていたり、実力もないのに地位や年次が上なだけで偉そうにしてる輩がはびこる、警察内部の悪しき習慣が露呈したりと、普段ニュースで見てるだけでは全然分からない醜い部分が満載でありながら、それとは逆に、寝る間も惜しみ命すら献上しても構わないという覚悟で臨む、警官たちの心意気も充分に感じ取れ、凄く読み応えがある1冊だった。この事件当時私はうまれておらず、リアルタイムでの体験は当然ながらないが、これを読み、プロジェクトXでやってた鉄球の映像を頭に浮かべつつ、知った気になることは可能。そしてこの本で、亀井静香代議士が警官であったことや、後藤田官房長官、ライフル銃で狙撃された国松警視総監もこの事件に携わっていたことを知りました。
0投稿日: 2004.11.09
