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超バカの壁(新潮新書)
超バカの壁(新潮新書)
養老孟司/新潮社
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総合評価

159件)
3.6
16
57
57
7
1
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     現代の抱える様々な問題について著者の独特の切り口で論じている。  ①若者の問題②自分の問題③テロの問題④男女の問題⑤子供の問題⑥戦争責任の問題⑦靖国の問題⑧金の問題⑨心の問題⑩人間関係の問題⑪システムの問題⑫本気の問題  各章は独立しており、1章ずつ完結になっているので読み易い。中でも①若者の問題②自分の問題⑤子供の問題、は面白かった。  ①の現代の若者論について、自分に合った仕事などなくて、給料は社会にもらうんだというのは、確かにそうかもしれない。社会全体で仕事の役割分担をして、お互いに補完しながら支え合っていく。自分の欲望のために仕事をするのではなくて、社会に貢献するために仕事を受け持つという意識がどこかにあれば、現代の若者のように、自分探しで迷走することも無いだろう。そのためには、仕事を割り当てる社会側にとっても、雇用を年によって削減してはならず、一定の雇用を確保することが必要である。  ⑤子供の問題について、子供は「自然」であり、都市化の進んだ現代では、少子化が進むのは当然であるという主張は興味深かった。都市化=大人、自然=子供という図式をどう解決すれば良いのか。やはり、都市化=大人が、自然=子供に歩み寄る必要が有るだろう。著者の主張通り、大人ももう一度、子供の視点に立ち返って考えていけば、糸口は見つかるだろう。

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    投稿日: 2010.08.01
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    的確な感じ。『どこに行っても「いじめられる人」は、他者を不快にする要素を持っている。』とか。イジメは肯定出来ないけど、このような見解は、真理に近いと思います。

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    投稿日: 2010.05.21
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     養老孟司氏のベストセラー『バカの壁』を“今更ながら”読み始めました。“今更ながら”と書いたのは、この本がベストセラーとなったのが出版された2003年のことで、いつか読もうとして4年経っていたからです。しかし、4年経っていながらも、未だに本屋さんの新書コーナーでは、最新刊とともに平積みにされていることも多いです。ちなみに先日購入したこの本の裏を見ると、「2006年11月30日 89刷」と書かれてあります。この3年の間に増刷を繰り返し、なんと89刷。まだまだこの増刷は続くのでしょう・・・。  この『バカの壁』の著者である養老孟司氏の本で、『唯脳論』というものがありますが、私が養老孟司氏の本で最初に手にしたのがこの『唯脳論』でした。  当時私は詩を書くのが好きで、いろいろと詩作に模索を続けていました。そしてあるとき、ひょっとしたら、心に響く言葉というものには法則があり、その法則を使えばかなりの詩が書けるのでは・・・。例えば美術の世界では、黄金率といったものが存在し、名作・傑作と呼ばれるものにはそういった理論的法則が存在しているという。その法則は、究極的にいえば、視覚を通して得られたものを脳が判断しているものに過ぎないかもしれない・・・。もしも詩と言う世界、言葉という世界にも同じようなものがあるとしたら、きっとその法則を基にすれば心地よい詩が書けるのではないか・・・。そしてその法則を感じるのは、ひょっとして脳ではないか?と思い、脳についての本を読もうと、本屋さんで購入したのが『唯脳論』でした。そしてそこから興味が広がり、立花隆氏の『脳を究める』など、脳関連の本を何冊か読んだことがあります。  「人体は小宇宙」と譬えられるように、身体にはまだまだ解明されていない神秘な世界が広がっています。とりわけこの脳の世界は、まだまだ解明されていない部分が多いようで、また、日進月歩でその解明も続き、今また茂木健一郎氏などの出現で、脳が注目されているような気がします。  しかし、再び脳が注目されている中で、私はほとんど脳関連の本には興味が向かなくなりました。それは自分が鍼灸師という身体を見つめる仕事をしていることと関係があるように思います。  東洋医学の視点は身体全体を捉えようとするものであり、その視点は、脳を中心とする“唯脳”的な視点の対極にあるように思うからです。  このような理由があってか、私は『バカの壁』というタイトルに近寄りがたさを感じており、ベストセラーになった頃はもちろん、今までも距離を置いていました。しかし、同時に、以前は自分の興味の一つであった脳についての大家が語り降ろした本ですので、いつか読まなくては・・と思っていたのも事実です。  と、前置きが長くなってしまいましたが、私にとって『バカの壁』という本を読むということは、この仕事をする前に持っていた自分の身体観と、現在自分が持っている身体観とのずれを感じることだと思います。

    0
    投稿日: 2010.05.13
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    もう一度読みたい 「メモ」 モラトリアム →学生でいられる時間が長い 「無職」 →えらい人 →地主、大金持ち 無責任 →楽しんでいられる →ある程度無責任 自己の確立 →自己は初めからある →確率したいのは社会的地位? →絵が独特 →展覧会なので評価されないと× コルベ神父 →ポーランド人のカトリック司祭。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で餓死刑に選ばれた男の身代わりとなった事で知られ、「アウシュビッツの聖者」といわれる。(Wikipediaより) カオス理論 →理論的に正しいが具体的には使えない論理系 →天気 死体を見たくない →自分を受け入れてない ・一元論化しないこと ・原則を持つこと ・面倒なことから逃げないこと ・本気でますやってみること 道路の穴を埋める →仕事

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    投稿日: 2010.04.27
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    社会人になりたての人に向いているんじゃないかと思います。常識だと思っていた社会問題について根本的に少し異なった視点から見ることができるようになるからです。 前作に比べて、別の社会問題を取り上げてもっとわかりやすく「バカの壁」について説明している著書。 共感した点は、 「今の時代になって問題になっているのが社会システム、たとえば郵政のような行政のシステムだとします。それについて考えるときは、そういう「ああすればこうなる」式の考え方の半分は捨ててもらわなくてはいけないと思うのです。」 いくつかの著者の述べている社会問題の意見に対して、共感する部分もあれば、しない部分もありましたので星三つとしました。

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    投稿日: 2010.04.27
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    若者の問題、自分の問題、テロの問題、男女の問題、 子どもの問題、お金の問題…。 現代人の抱える様々な「壁」を超えるヒントが詰まった、 「バカの壁」「死の壁」に続く第3弾。 著者の意見には賛成できる部分が大半でしたが、 そうでない部分もありました。 なので評価は星★★★とします。 「若者の問題」と「自分の問題」は特に興味深かったです。 「自分に合った仕事なんかない。仕事とは社会の穴を埋めること」 という意見は衝撃的でしたが、その通りだと思いました。 あと、「テロも恋愛も一緒。最中は周りが見えなくなる。」 という意見は「確かにそうだ!」と思いました。 「バカの壁」も「死の壁」も読みましたが、 この作品も「なるほど~」と感心させられました。 やはり養老さんは一般人とは頭のつくりが違う…。 博識です。 後半に若干ぐだってる部分があったので、 おもしろさからいうと… 1、死の壁 2、バカの壁 2、超バカの壁 です。 養老さんの理論は意外なとこをついてくるからおもしろいです。 テンポの良い文なので読みやすいです。 中にはぶっとんだ主張もありますが、たいがいは感心させられるもの ばかりなのでオススメです。 養老さんのようにキレの良いものの言い方ができるように なりたいです。

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    投稿日: 2010.03.12
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    2010.3.5 再読 社会に空いている穴を埋める。 秩序を立てたら、無秩序がどこかに引っ越す。 「よくわからないということがわかった」の意味。 誤解して損するのは相手だと思うようにすること。 本気でやれば、自然に一番いい解決の方向に動く。 忘れたころに再読して、自分の生き方を見つめなおすいいきっかけとなる1冊。 共感できる部分が多い自分は、養老さんの言葉を借りれば、 偏屈で変わり者かもしれない。 でも、こういった考えを持っている人生の先輩がいることに、 心強さと安心感をしみじみと感じる。

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    投稿日: 2010.03.07
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    バカの壁の続く編超バカの壁です。読んでいてものすごく感じ たのは、他人の評価をほとんど気にしない作者なのだと思った 。これほどはっきりと言い切るのはある意味すごいことで、それ があながち的外れではなく、納得させられるから不思議でした。 しかし、ためになったかと言ううとそうでもなかったです。読み物 として読むなら面白かったです。

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    投稿日: 2010.02.01
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    「超」がついたということで、興味をそそられました。 各章読みきりの形式で、すんなり読み進めることができます。 どのテーマも普段は意識しないですね。自分の言動を思い出しながら、「壁」を感じました。 少子化と都市化、うちは自然だと思いつつ、印象に残りました。

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    投稿日: 2009.11.29
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    超バカの壁 バカの壁よりは面白かった。でも、"多分日本の「現実派」の人たちは、北朝鮮を中国が取り込んで、韓国は日本が取り込んだら安定すると思っている"という考えはどこからきたんだ・・・。 http://bit.ly/3VcWgr

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    投稿日: 2009.11.07
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    図書館にたまたま置いてあった「超バカの壁」 何となく借りて読んでみた本ですな。 内容的には、世間一般的に言われているような問題について、 逆説的なアプローチで淡々と論破していくという感じ。 確かに、ごもっとも!と思える部分が多々あったが、 ちょっと強引じゃないですかな?と思える部分も。 いろんな気付きを手に入れられる本なので、 ちょっと悶々としてる時に読むと、手ごたえありかもね~。 評価は何となく文章が好きになれなかったので星3つ!

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    投稿日: 2009.11.02
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    自分にあった仕事は無い。仕事は道にあいている穴を埋めるようなもので、その穴が自分にあったものであるはずが無い。そして、埋めればいいだけの穴に、今は山を盛っている状態である。穴を埋めるより盛る方が簡単。読んでてひとり納得していました。バカの壁の方は読んだような読んでないようなよく覚えていませんが、この人の書く本はいつも的を射ているように感じてしまいます。本の中で若者の問題に触れていましたが、昔はフリーターにしてもニートにしても言葉が無かったからなだけでいるにはいたし、酒を飲んで暴れる若者も今より少なかったなんて事は無いそうです。今だけ問題視するのは間違っていると。こういう説得力を持った歳の取り方、多くの大人が出来ればいいのにねえ。殆どの大人はパッパラパーなまま時間経っただけですからね。今の社会が繰り上がってもさして差なんか無いから心配ないように思います。あとオンリーワンとか只の人だと言ってあげてくださいと書いてありました。オンリーワンになろうとした人は残念なお知らせでした。

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    投稿日: 2009.09.22
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    お金で買えないものはないという言い方がある。金で買えるものだけが現実だと考えている人は、正しいということになる。しかしそんなこともない。金で買えないものもあるのである。少子化と都市化は一体の問題である。都市化になることにより物価が上がり、家が買えなくなり子育てをする場所がなくなるのである。そのほかにもお金がかかる、保育所などの預かり場所が都市化してしまうと作れなくなる。田舎の方が子育てはしやすい。

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    投稿日: 2009.07.28
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    仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分にあった穴が空いているはずだなんて、ふざけたことを考えるんじゃない、と言いたくなります。 世の中の原則が、「ああすればこうなる」式に支配されてしまうのは絶対におかしい。 初めから人間は罪を背負っているものである、気がついていなくてもなんらかの罪を背負っている、ということを意識していない。なんらかの後ろめたさを持ち、その後ろめたさとずっと暮らしていく、付き合っていくというのが大人なのです。 エントロピーの法則・・・秩序を立てたら無秩序がどこかに引っ越すということです。人間はある程度無秩序な状態を容認するしかないのです。 本気でやるべきときに、逃げるのが一番駄目です。面倒なことにも直面するのです。失敗してもいいと思って仕事をしてはいけないのです。だから、逆に嫌な仕事をやるわけです。そもそもやりたくないことだから、モチベーションを強くしなければやれないはずです。自分の筋というものにとらわれると損をします。自分に対する自分の意見なんて、自分に対する他人の意見よりもはるかに軽いことが多いのです。そんなことに深刻になっているのは、若い証拠です。そういうときなんか、自分はないと思っているのがいい。「私は人の言いなりです」でいいのです。うまくいこうが、トラブルが起ころうが、自分で責任を持つ。それを続けていくと、ひとりでに大人になってくる。

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    投稿日: 2009.07.17
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    この本は、今の日本の現代社会にあるさまざまな問題を著者の視点から1つ1つ述べられている本です。これだけじゃわかりにくいと思うので書かれていることの一部を紹介します。例えば、日本では最近フリーターが増えていいると言われていますが、この本では筆者自身も学生でいられる期間が長いので医学部を選び就職したくないという気持ちが強かったそうです。当時はこうゆう考えを持つ人たちは「モラトリアム人間」とよばれていたそうで、昔もこのようなモラトリアム(就職したくない、働きたくない)という考えを持っていた人が多かったそうです。でも、昔は腹の中でそのようなことを思っていても行動に移せない人が多かった。だから、最近フリーターが増えたというのは、そういう誰でも持っている気持ちがオープンになってきてただけで昔と何も変わらないというふうに筆者はこの本の一部で述べています。このように、筆者の考え方が独特なので 僕も久々に本を読んでいておもしろいなあとおもいました。若者なら読んで損はないと思うので、ぜひ読んでみてください。

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    投稿日: 2009.06.04
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    「自分のことは自分で決めるので,相談とは,根本的には「考え方」についての疑問である。 他人に伝えることができるのは,「考え方」だけである。 具体的な事情は,じつは当人しか知らないからである」 (p.3) 「こちらにそういう原則ができればどんな苦情にも答えられるようになります。 原則がないのはプロではありません」 (p.145)

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    投稿日: 2009.03.21
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    これはまだ読んでませんでしたぁ〜w 政治や時事問題、心の問題、etc・・・ なんでもスパッと歯切れ良くお答えになる養老先生。 ある意味、憧れます☆ バカの壁、超バカの壁を読んで一貫して思うには 偏った知識(情報)だけではなく、様々なジャンルにも 興味を持つこと。 それらを実際に見聞きして、アウトプット(行動)に 移すこと。知識ばっかりの頭でっかちにはなりたくない。 よし!「脱・バカの壁」

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    投稿日: 2009.03.15
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    面白かったです。 読み終わってみると、とにかく言いたいこと言ってるなぁ〜という感じがしました(^^;) 特に、「生物学的に人間には元々個性なんてものは備わっている」ということが印象に残りました。 今の世の中は、考え方・ものの見方をちょっと変えることが大切なのですね。

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    投稿日: 2009.02.21
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    僕はこの本を読んだから 何か認めることができないこととぶつかったときに 冷静に偏見や固定概念といったものが 自分の中に出来上がってないかを意識できるようになったような気がします。 また、人と接する中でもその壁を持っている人がいかに多いかを気づくことができるようになったような.. まあ、それもきっと勘違いなんですがね。。

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    投稿日: 2008.10.24
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    本当にその通りって思うこと多数。 そして自分でちゃんと考えようとも思う。 自分もいろんな人と話して、ちゃんと考えて正しい考え方って何?人としてあるべき姿って何? そんな事を無性に考えたくなった。 変な流れに乗って、頑張るべき方向じゃないところへ必死に向かったりしてるな、とか感じたら素直に表現したい。とにかくこの作者のような人と話す機会も必要だと思う。

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    投稿日: 2008.03.23
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    落ち込んでいたときに、 その落ち込んでる原因と考えられることが、 トピックとなっていた。 社会の穴を埋めること。 ああすれば、こうなると思ってはいけないこと。 そして、今の年で自分のことなんか分かるわけがないってこと。 少し楽になりました。

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    投稿日: 2007.11.18
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    自分のことしか考えない、そんな「バカの壁」を築き上げてるからさまざまな問題が起こる。すなわち一元的なものの見方はやめろということ。「バカの壁」を取っ払って周りのことを考えるべきという意見に納得。 また、仕事というのは社会に開いている穴を埋める作業と筆者は言う。同感。オレは仕事は社会の歯車のひとつになることだと思っていたから、表現が違うだけ。 それと個性についての意見も賛成する。「衣食足りて礼節を知る」これに尽きる。 教養としてこれくらいの本は読んどくべきと思う。

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    投稿日: 2007.08.27
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    「バカの壁」「死の壁」に続く第三弾。 「ニートやフリーター」、「テロ」、「自分」など社会問題になっている話題についての論が展開されていて興味深く読めた。医学部出身とあって、脳など医学的見地から説明されていて妙に納得すること(意識の話)も、本当にそうなのか?(男女の問題)と思わせるものまで。特に印象に残ったのは、「原則をつくる」ということ。人間関係の問題でも、仕事でもある程度自分なりの原則をつくることで、自信もつく。言わば信念のようなものかな。これが崩れるとしんどいけど… 辛口とコメントされている方もおられますが、むしろこれが痛快、というか自分がこの通り行動できているかどうかは別として、妙に共感するところがあった。前作の2つはまだ読んでいないので、読んでみようと思う。

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    投稿日: 2007.08.05
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    壁シリーズの集大成で一番面白い。このシリーズは語り下ろしの文章化なので読み易いが、養老孟司独特のぶっきら棒な文体は味わえない。世界の極微小な一部分でしかない自分の脳味噌。しかし世界を認識するにはこれを以ってせざるを得ないのであるから、あちこちにバカの壁が現出するのは当然。くれぐれも「絶対」などと云う与太に惑わされないようにすべし。

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    投稿日: 2007.07.22
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    "バカの壁"の続編。 前作との違いは、多少こっちの作品の方がミクロな問題に視点を当てているように思える。

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    投稿日: 2007.07.20
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    『バカの壁』『死の壁』に続く第三弾。現代の様々な問題に対する「考え方」や「物の見方」について、解剖学者である筆者特有の視点から提言を加えている。物事を一意的な論法で決め付ける(筆者はこれを【一元論】と呼んでいる)のではなく、8割程度正しいという感じで、幅を持たせた考え方が必要だと一貫して主張している。やや論理に飛躍している感があるのは否めない(突然、戦国時代の話を持ち出すなど)が、「こういう考え方もあるんだ」的な感じで読むと新たな発見も多い本だと思う。

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    投稿日: 2007.05.15
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    ご存知養老さんの著作。いつも思うんだけど、自分にとっては斬新な考え方だなーと。とりあえず、養老節炸裂しております。

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    投稿日: 2007.03.18
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    「壁3部作」(バカの壁 、死の壁 、そして本作)は全ておなじことが書いてあるんだってさ!感覚として其れはわかるけど、どれを読んでも養老さんって頭のいい人だな、っていう敬服?みたいなのは生まれてきます。当たり前のことを当たり前に述べる勇気って言えばいいかな、なんかそういうのがある人だと思う。辺見庸ほど視野が偏狭でも世界に否定的でもなく、ただひどく内向的では、あるけれども、正論を正論として形にしてお金にできる人。理想論色は強いけどまあそれはご愛嬌ということで。

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    投稿日: 2007.03.16
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    11章の「システムの問題」という章に、著者の社会や人間に対する根本的な見方が述べられている。システムの中での因果関係は非常に捉えづらい、という見方である。 とてもシンプルで当たり前のことを言っているように見えて、自分に不都合が起きるなど損益がからんでくるとどうしても犯人探しをしてしまう。そして、見つけるとそのせいだと決めて自分を安心させる。それは合理的な自分の防御法かもしれないけれど、それは思い込みにつながり、社会は複雑系であることを忘れがちになってしまうのかもしれない。 「バカの壁」は読んでいないが、読みやすいので一読する価値はあるだろう。

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    投稿日: 2007.02.25
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    仕事というものはいいところもあれば悪いところもある。全部合わせてゼロになればよしとする。あとは目の前の穴を埋めていれば給料をくれる。自分に合う仕事が見つからないとなげいているひとに対するメッセージがなるほどと思いました。

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    投稿日: 2007.02.20
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    「バカの壁」を読んだ時には、あまりの偏った書き方に、反感を感じていたが、なぜか、癖になってしまったようである。死の壁も読んでしまった。慣れるにしたがって、こんな考え方があってもいいのでは?と思えるようになり、割り切ってしまったら、面白く思えるようになった。

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    投稿日: 2007.02.15
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    大分前に読んだのでイマイチ覚えていないが、 仕事というのは、そこにある穴を埋める作業である というのが印象的だった 仕事の好き嫌いをウダウダ言ってたらしょうがない 必要とされているからやらにゃいかんのだ という考え方に感銘を受けました

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    投稿日: 2007.01.22
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    『バカの壁』『死の壁』に続く第三段です。今回は実際に、さまざまな問題について著者自身の考えが述べられています。なるほどと納得させられるような所も数多く見られますし、私自身いろいろ気づかされることもありました。個人的には、クリスチャンの「左のほほを……」の考え方をもとにした(?)痛烈な皮肉で大うけしてしまいました。なるほど!

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    投稿日: 2007.01.06
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    バカの壁の続編。相変わらず辛口でおもしろい。特に印象的だったのは、仕事とはたまたま自分の目の前に空いている穴を埋めることであるという言葉。納得してしまった。仕事にあれこれ意義を見出そうとしても仕事は仕事。私もこのぐらい割り切った気持ちでいきたいと思う。

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    投稿日: 2006.11.11
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    今、日本が抱えるさまざまな問題に対してとても分かりやすく自分の考えを綴っている。この一冊だけでかなり多くのことを学んだ気がする。

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    投稿日: 2006.11.01
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    余裕のある語り口で、昨今話題になっている現象をさっくり、さばいて見せてくれます。 自分に合う仕事が見つからない、と悩む若い人たちの陥っている勘違いなど、分かり易いので、読んでみて下さい。 苛められた人のはまりやすい発想とか、男女の生物学的な違いとか。 都市化で起きてきた問題、子供を大事にしない社会になっていること、確かにそうだと思える点が多いです。 中国や韓国が日本を見て苛立つ理由なども説得力がありました。それで解決する問題ではないんですけどね。 「バカの壁」もなかなか面白い本でしたが、…結局、壁は越えられない、話しても通じない相手には通じないのね〜とズコーンと思ってしまうような感じでした。 今度は、バカの壁の向こう側を背を伸ばして覗き見るヒントが前よりもいっぱい。 自分がもともと似たようなことを感じていた場合だと、そうそう!と大きくうなずいてしまいます。 あまり考えたことのない角度や、したことのない経験に基づく部分は、ほほ〜と感心しつつ、後で考えると論理をたどりにくく、本当にわかったのかなあ?とやや不安を覚えます。 なかなか完全には乗り越えられないのが壁。時間がたってから、また読み直してみるのも面白いのでは。

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    投稿日: 2006.10.27
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    もちろんバカの壁の続編だから手に入れた一冊だけども やっぱり面白かった。 頭がいいというのはこういうことなのなって思った なんか読んだだけで賢くなったような錯覚を覚えました。 賢くなりたいね

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    投稿日: 2006.10.22
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    『バカの壁』の養老先生は教育者のイメージがあったけど、今作は自然派というかナチュラリストの立場にあるイメージだった。 その手の自己啓発本などよりもはるかに、自分の考え方やものごとの見方が変わる本。 元気が出ないときに読み返してみるといいかもしれない。 仕事とは目の前の穴を埋めることにすぎない、意識が世界のすべてではない、子どもは自然だ、自分とは一体何者か(日本人は無意識的に自分をはっきりと定義づけている;無意識の本質的確信)、「ああすればこうなる」式の考え方は意識中心社会ならではの考え方、金は意識だから金で買えないものはたくさんある、イライラするのは人造の都市にいるから(田舎では自然を受け入れざるを得ない)、職業倫理を持つ大切さ(雑用でも自ら進んでやる、本気になる大切さ)、誤解はされた方よりする方のほうが実は損をしている、などということが印象に残りました。 世の中にこんなに頭のいい人がいるんだなあ、と正直に驚いてしまいます。

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    投稿日: 2006.10.01
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     著者曰く「読者からの疑問に答えた」とのことですが、善処を二度読めば結論が出ることを答えています。前書を良く理解できた方には不要。理解できなかった広には必要。

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    投稿日: 2006.09.28
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    なんだか読んだ順がごっちゃになってしまいましたが。 「バカの壁」を読んでいないのに、この本を読むのはどうなんだろうね。 いろんな問題について幅広く述べられていました。 養老さん。って感じ。 伝わらないよね。。。 違う本も読んでみたいです。

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    投稿日: 2006.09.27
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    「バカの壁」、「死の壁」に続く養老孟司氏の「壁」シリーズ第三作目。本書は、「若者の問題」、「自分の問題」など、いくつかの章に分かれていて、章ごとに区切ってあるので、どこからでも好きに読める。書かれ方としては、今まで彼が「バカの壁」や「死の壁」で述べたことが具体的に彼の経験や考えを基に書かれているというものである。 時折、大袈裟な表現もあるように思えたが、全体的に学べることは多かったような気がする。特に、最終章の「本気の問題」については、すごく自分自身のためになった。独創性に富んでいる本であると感じた。一度読んでみるといいと思います。

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    投稿日: 2006.09.23
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    親戚のおじさんが好き勝手話しているような雰囲気。 だからといって与太話というわけではなく、なるほどと納得もできる。気軽に他人の意見が聞ける本。

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    投稿日: 2006.08.22
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    滝川クリステルがブルータスで薦めてた。昨日夜読んでたが続きが気になったのか早く目覚めて読み切った。昨日、えらそうに言ってしまって少し反省していたことが書かれていた。だからちょっと救われたというかなんというかそんな感じ。自分に必要なのは自分のことは自分で責任をとること、社会として必要なのは倫理かなあと思うなあ。

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    投稿日: 2006.08.06
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    前作など読まずに初めて読みましたが、いくつかのテーマで自分の中に新しい視点を持つことができました。 フリーター、ニート、「自分探し」、テロとの戦い、少子化、靖国参拝あたりの切り口は面白かったです。 仕事をしなくても生きていけるという世界は、ある意味、理想の世界であったのに、理想とは裏腹に歪む現実を感じます。豊かなこと、自立(自律)した生き方とはなんだろうと考えさせられました。 靖国と中国あたりの指摘はごもっとも、という感じで、外交上の緊張があるから靖国がクローズアップされるのでしょう。外国の顔色を見て靖国を問題にする論調はどうかと思いました。

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    投稿日: 2006.08.04
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    バカの壁、死の壁に続く続編。養老氏の観点はいつも違う視点からの価値観を見出してくれるのでおもしろい。しかし、個人的には前作ほどの新鮮さを感じる事ができなかった。死の壁が非常に興味深かったのを覚えている。もう一回読み直し。内容忘れた。

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    投稿日: 2006.07.19
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    バカの壁に引き続き読みました。死の壁というのもあるみたなのですが、こっちを読みました。何でも「考え方」が重要なんだなぁと思いました。自分の意識が全ての世界ではない。もっと視野をひろげなけば...

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    投稿日: 2006.07.11
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    バカ売れのバカの壁の、続編。 こっちの方が現代の問題「若者」「テロ」「反日」「靖国」を扱っているので、ユニークな面白い!!しかし、題材のために読むのではなく、考え方のために読んで欲しい。必ずしも、問題を解く本じゃないってことを理解して欲しい。

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    投稿日: 2006.06.10
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    『バカの壁』を読まずにコレを読む・・・バカ? 『戦争責任の問題』の“中国の問題は常に彼らの内政問題です”の件。 知らないことが多いなあ<私

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    投稿日: 2006.04.15
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    読直後は、養老猛司という人は、なんと適当なものの見方をする人なのだろうと思った。 しかしその後、その「適当さ」こそ脳の特徴なのではなかろうか、その「適当さ」を出来る限り排除しようとするのは不自然なことなのではないだろうかと考え始めた。 我々はともすれば、「ああすればこうなる」式の考え方を何の疑問もなく抱きがちだし、一元論的なものの見方に気がつかないことも多い。 最近何となくおかしいな(自分や世界が)と考える人があったら、一読をおすすめする。 何かのヒントにはなるかもしれない。

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    投稿日: 2006.03.06
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    バカの壁・死の壁に続く第3弾ですね。毎回毎回、なるほどね〜ってことを言ってくれる養老さん。全部が全部「そうだよね」とは思わないけれどこういう考え方もアリだよねってことがわかって大変参考になる。当たり前≠当たり前。ということやわからんものがあってもいいじゃん?という考え方、わかりにくいものだって、わからないものだってたくさんあるよ、ということに気づかせてくれる。「だって、人間わかりやすくないでしょ?」ということを言っているしやっぱ深い。サクサク読める文体もまたグッド。

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    投稿日: 2006.03.05
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    養老孟司氏のバカの壁・死の壁に続く第3弾。バカの壁はタイトル名と相反して難しく「難解なのよく流行ったな」と感心したけど、これは非常に読みやすい。読んで損はないです。

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    投稿日: 2006.02.24
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    あれ?養老先生、『死の壁』の最後で、「もう逆さに振っても何も出てこない」って言ってませんでしたっけ?(笑)でも、やっぱりまだまだ色々と出ますねぇ〜。世間がそれだけ話題を提供しているのか、養老先生がやはりまだ話し足りないのか・・・どちらなのか・・・。今回は「都市」と「自然」がキーワードになってますね、間違いなく。『バカの壁』よりは話の内容がはるかに難しい。しかし、自分を、そして現代社会を考える上で、決して避けては通れない問題のような気もします。その意味でも、読んでみてはいかがでしょうか。ただ、あくまで養老ジイサンのぼやきだということをお忘れなく・・・(笑)

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    投稿日: 2006.02.19
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    バカの壁』から3年。 『若者問題』『テロの問題』『男女の問題』『戦争責任の問題』などなど、 現代社会の様々な問題に対して、養老氏のコメントが詰った一冊でございます。 最近の若者の自己実現志向に関して、 こんなことを養老さんはおっしゃっています。 「仕事というのは社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。 そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。」 「合うとか合わないとかというよりも大切なのは、 いったん引き受けたら半端仕事をしてはいけないということです。 一から十までやらなくてはいけない。 そうやっていうくうちに自分の考えが変わっていく。 自分自身が育っていく。」 みなさん、どう考えますか?? 養老さんの本を読んでいると、「うん?」って首をかしげてしまうところもある。 だけど、頭でっかちにならずこーいう物の見方をしてはどうですか? という適当さ加減?(失礼ですが(笑)が、自分にピッタシだったというか、 すんなりさらさらーっと読めた一冊でした。

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    投稿日: 2006.02.16
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    養老さんの本はいつも頭がすっきりと整理される感覚になります。あー、そういう風に考えれば、こんなことが納得できるのねって。やはり思考の格の違いを感じます。

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    投稿日: 2006.02.13
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    前バカは読んでないけど気になって購入。こういうのって硬い感じかと思ったけど意外とするする読んでしまった。お勧め。

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    投稿日: 2006.02.03
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     とある人から勧められ、私自身も以前から養老氏に興味があったので、読んでみた。  本書の内容は、これといって難しくもなく分かりやすいのだと思う。「こういう考え方もあるのかな」と思わせるところがあるのが本書なのだと思う。  「戦争責任の問題(P94)」と「靖国の問題(P108)」と題された題された箇所があるので、そこに興味のある人は読んでみるといいのかもしれない。だが、それらの箇所は別に緻密な分析とか研究というわけでもないので、そうしたものを期待するのなら別の本がよいのだろう。  本書のまえがきには<この本は、『バカの壁』『死の壁』の続編だという事になる......相談をするときに、具体的な答を期待する人がある。それはおかしい。自分のことは自分で決めるので、相談とは、根本的には「考え方」についての疑問である>とある。  具体的な答えを期待するのは基本的におかしいものとしか私には思えないのだが―、ともかく、『バカの壁」と「死の壁」は私は読んでいないのだけど、前作もこのような考えが基底にあり書かれたのでないだろうかと、そんな気がした。  答えというのは、基本的に自分で考え、自分で判断するものだ。そのための「指針(または教える)」というのは存在するのだろうが、その指針から、どのように考えるかとか正しいとかというのは、その人次第だとしか言いようがない。  そしてその指針として、この本書は私の中では優秀な部類に入る。

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    投稿日: 2006.01.29
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    あのベストセラーの壁シリーズ第三弾。内容的にはバカの壁の内容を具体的にして養老孟司が答えていく一問一答式。MUST BUYですよ。

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    投稿日: 2006.01.29
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    あっというまに読める本。 仕事は世の中にあいている「穴」を埋めるもんだ、という考え方が新鮮。自分に向いている仕事とかやりがいとか考えるのにうんざりして、仕事のやる気を失いがちな今日この頃なので。

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    投稿日: 2006.01.22
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    「バカの壁」で述べられた養老孟司の基本的考え方を、最近の日本を取り巻く話題トピックに沿って、述べていく書。良くも悪くも「バカの壁」の典型的続編である。そこに、前作のような新鮮な目新しさがあるわけでもないが、なぜかその読みやすい語り口に虜にされ、あっという間に読み終わってしまった一冊。前作の復習を兼ねて、多くの人にお勧めしたい一冊です。

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    投稿日: 2006.01.19