
総合評価
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腕力だけが力じゃない
「ルールなし」の条件で闘った時、最強の格闘技とは何なのか? ただひたすらに「喧嘩」を極めてきた高校生、佐藤十兵衛が最強の名を求めて様々な猛者と死闘を繰り広げます。 本作の見どころは、対峙する者同士の思考を執拗なほどに描き出すこと。相手の性格、地理的な状況、心理的な揺さぶり、闘う理由… あらゆる情報を吟味し、次の一手を決断する流れは絶妙な緊迫感に満ちています。 主人公だけでなく、各登場人物のエピソードも事細かに描かれているので、トーナメント戦では一試合それぞれに興奮させられます。一瞬の勝負が何十ページもかけて展開する濃密な闘い、手に汗握りながら、存分に味わってみてください。
3投稿日: 2016.05.06あれ?木多康昭なのにまともじゃね?
芸能ネタ、編集部ネタ、内輪ネタを絡めたギャグがウリの木多康昭が格闘技を描いちゃいました、という漫画です。 幕張や泣くようぐいすでは高校野球が舞台になるはずでしたが、 途中から漫画編集部から頼むから載せられようなものを描いてくれと、泣いて懇願される内容へと変貌し、 あげく打ち切られるというとんでもない作風の作者からは考えられないくらい、比較的まともな漫画になっています。 このシリーズを全巻読んだ上でこのレビューを書いてますが、 昔の木多康昭の漫画を知っていると、驚愕すること受け合いです。 理にかなった格闘理論や、所々に散りばめられた伏線などを上手く使って物語の面白味を際立たせており、 それは漫画史に残る屈指の名勝負にまで発展していきます。 現在も何とか連載中で雑誌に載ることも少ない状態ですが、 何とかこの物語を完結させてから地球の重力に身を任せてほしいですね。
1投稿日: 2016.02.06
powered by ブクログ24巻で止まっているんですよねー 今までに無い格闘技コミック。 難しいのは分かるけど続きが読みたいね・ 続き 喧嘩稼業で再開しているけど輝きは失われているな。設定に無理がありすぎ。 完結しないだろうな・・
0投稿日: 2014.03.30
powered by ブクログ木多氏が好きなら買って損はない。 ただ、ちょっといままでよりもマジメにバトルしたりしてるので、 ギャグ一辺倒ではない。
0投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ今ある格闘技漫画の中では一番面白い。 他の漫画ではあまり見られない「読み合い」が戦況を大きく左右するファクターになっている。 新技やご都合主義でなく、納得のいく戦略で勝負が決まるのだ。 登場人物の過去や闘う理由もありきたりでなく、全てのキャラクターに魅力がある。 賛否両論のギャグは凄惨な試合内容とバランスを取るのには丁度いい。 この面白さを維持したままトーナメントをやれれば、凄い事になりそうだ。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログあの、木多 康昭さんが何ということか真面目に格闘漫画を描いている・・・!! とはいえ「幕張」の頃に見せたような風刺ギャグや、やりすぎ感漂うギャグパートも顕在。 たくさんの喧嘩屋、格闘家たちのエピソードが散りばめられていて それが徐々に主人公・佐藤十兵衛に繋がっていくのかと思うとワクワクがとまらない。
0投稿日: 2008.11.03
powered by ブクログ真面目3:危ないギャグ7。 青年誌ってこんなのがオッケーなんだとしょっぱなから引いた。木多は相当な照れ屋とみた。
0投稿日: 2006.06.04
