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セーラー服とエッフェル塔
セーラー服とエッフェル塔
鹿島茂/文藝春秋
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総合評価

11件)
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  • 滅茶苦茶に面白かった!

    テレビでよくお見かけする、見かけはちょいと強面の先生。フランス文学が専門とはいえ、出演する番組は多岐にわたり、あらゆる分野のうんちくを語る姿は、まさに博覧強記!でも専門は下ネタ?  私は初めてじっくり著作を読ませて頂きました。いやホントに面白かったです。幾つかの話に別れていますが、初っぱなの項目が、SMと米俵ですよ。また、ベルサイユ宮殿にトイレがなかったというのは、私も知っていましたが、単に下水道がなかったというよりも。。。。いやいやこれは、これから読まれる方のために、ネタバレをしてはいけませんね。  下ネタ、エログロ話も多い中、私には、貴族の衒示的余暇とブルジョワの衒示的消費という考え方が、妙にハマりました。これはある時代を象徴する表現となりますが、これでいくとSNSでやたら発言するのは衒示的に何と表現するのでしょうかねぇ。

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    投稿日: 2021.05.31
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    フランス文学者の著者が、世のなかのさまざまな事象に関心を向け、考察をおこなった本です。 内容そのものは歴史的な考証というべきなのでしょうが、日常的なあらゆる事象の背後にまなざしを注ぎ、その来歴をさぐろうとする著者のスタンスに瞠目させられることしきりです。雑多な内容があつかわれており、暇つぶしに気軽に手に取ることのできるエッセイではありますが、著者ならではのユーモアと格調が随所に感じられました。

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    投稿日: 2020.06.21
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    普段から何にフェチやエロを感じるかはっきりと意識にのぼらないのは、それらが本能に近いところにある感覚だからかもしれない。ひとが好物を夢中で食べているとき、その好物たる理由をいちいち考えないのと同じように。 でも鹿島先生は理由を追求する。実証できないが仮説として考える。ひるがえって、自分が日常において多くの現象に対して思考停止状態にあることを省みる。 ちなみに私は、日本における緊縛SMプレイは江戸期の拷問が起源だと思います。公儀による正式な取り調べのスタイルそのものが、現代でいう制服やスーツなどのフォーマルな装いにどこかで共通し、ある種のフェチズムを喚起しているのではないかと?

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    投稿日: 2018.10.24
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    【本の内容】 普段は気にしない世の中の不思議―たとえば、女性の乳房はなぜ膨らんでいて、男性はそれに愛着を感じるのか? セーラー服はなぜ日本にだけ定着し、根強い人気を誇るのか? こうしたエロスに関する疑問はもとより、巷に溢れる「?」に、ムッシュー・カシマは乱読をしながらユニークな仮説を立てていく。 [ 目次 ] SMと米俵 出世牛 セミとキリギリス ビデ 皮と革 他人のくそ 由緒正しい競争 フロイトと「見立て」 牛肉食いvs.カエル食い 売られたエッフェル塔〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.10.04
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    高山宏先生はミックスの天才である。ここにまた一人ミックスの天才を見つけた。この本の著者、鹿島茂先生である。 「フロイトと見立て」という章がある。見立てとは、世の中に存在するあらゆるモノの中から、共通項を持つモノたちを集め、それらのミックスから新たなモノを生み出すことである。 フロイトが何を見立てたのかは、本を読んでいただくとして、ここで格言。 「見立てとは、大人と子どもを区別するものである。」 子ども時代とは世の中のあらゆるモノをインプットするべき時で、大人になればそれまでインプットしたモノたちから見立てをし、新たなモノを創造する。 よって、子どもはなにがなんでも学校で先生の話を聞き、勉強をするべきである。 大学生は高校までの詰め込みの勉強を辞め、見立てによって創造することに注力しなければならない。

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    投稿日: 2011.05.29
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    むっちゃ面白いです。あたりまえにみんなが受けとめてることの謎を追及したエッセイ集なり。 最近、鹿島茂さんの著作にハマってます。 スタンスがすごくいい。

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    投稿日: 2011.01.05
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    この人の適度な文学的硬さと柔軟な思考と猥雑さを茶化せるようなまじめさが超好み。 絶対謝らないフランス人怖えー。 ビデの使い方がやっぱりよく分かりません。 多分、日本人には存在意義が理解できない、のか。 女性の体を突き詰めると米俵になる??面白いっす

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    投稿日: 2008.10.24
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    ジャンル的には「書評本」か? それにしても切り口といい、書きっぷりといい、実に面白い。「フランスのホテルなどにあるビデとはいったいなにをするものなのか?」……ぼくは35年ほど前に、パリに2週間ほど滞在したことがあるけど、そのホテルにもこの「ビデ」なるものがあった。その後、取り立てて考えてみたこともなかったけれど、この本で、やっとその謎が溶けた。なるほどね。そんな日常的な話が一杯。

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    投稿日: 2008.07.01
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    知的に下世話なおもしろ本。 要約するとそういうことです。 赤門出身の鹿島教授ならではの 知的な表現や豊富な学識でもって、 亀甲縛りの源泉の追究や、 愛とおっぱいに関する社会人類学的見地 からの分析など… まぁ、為になるんだかならないんだかわからないけど、読んでいて飽きない、「なるほどー!」と思わせてくれる本です。 書いてあることは下らないはずなのに、 学問的な匂いがぷんぷんする、 たいへんすてきな本です(^^*

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    投稿日: 2008.02.07
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    ひどくささいなことでも気になって仮説を立てずにいられないという著者ならではのエッセイ集。SMの緊縛方法が海軍、陸軍までつながるとは思いもよりませんでした……手軽に読めますが、「へぇ」と思わされることも多くて(生きていくには全然役に立たないけど)面白く読めました。

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    投稿日: 2007.08.12
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    普段気にしないようなことを、著者が豊富な知識で仮説を立てていく。例えば、女性の乳房はなぜ膨らんでいるのかとか。仮説が非常に面白い。

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    投稿日: 2004.10.31