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総合評価

124件)
3.7
20
51
39
4
2
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    しみじみと、しんしんと冷える冬の日のやかんののったストーブの火のように心にしみるお話が8編 冒頭の「シェ」がいちばん好き ちょっとファンタジーな感じが浅田次郎 不思議で奇妙なところもあるのに、そういうお話にありがちな「すっきりしないもやもや感」は残らない。 読んでよかったな、って浅田次郎作品はいつもそう思う。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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     少しファンタジー、少しホラー、少し人情といった短編集。読みやすく、時にウルっと。  ただ、この人の作品にはもっとすごく良いのがあるので、これは「是非 読んで!」というほどではない。

    0
    投稿日: 2024.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集の読みにくさというものが全くない。どの話も最初の数行から1ページ読む頃には、主人公がどんな人物であるか、これがどういった場面なのか、すぐ把握できるようになっていて、読むほうにもストレスがない。設定もさまざまなのに分かりやすく、構えずに読んでいける短編集だった。 色んな人生があるなぁと思わされる深みもある。 最後の話でなんだか心が暖かくなった。夫が亡き妻を思う愛、娘が父を思う愛、こんな愛は素敵だなぁと素直に思った。父と娘、二人とも無理をしないでこれから幸せに暮らしていけるのだろうと思うと私まで朗らかな気持ちになった。

    0
    投稿日: 2023.09.01
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    短編集はあまりすきではないのだけれど、 これは、好き。 なんだか泣けてきてしまったり。 うちにあったのだけれど、誰が買ってきたのだろう…? 本は、出会い。 呼ばれるものです。

    2
    投稿日: 2023.07.30
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    不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。 ほんとだよ。 獬(シエxie) 現実もそうだったらいいのに、と思うけど、そんなわけにもいかないのかな、と思いました。 幸せかどうかは、自分で決める 大切なのは″今″なんだよ という、ねずこの台詞を思い出しもしました。

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    これまでに読んで来た作風とは異る作品を収録した藤子不二雄か重松清かと思わせる短編集。 見方によってはホラーと解釈できる作品もある。 「姫椿」の風呂屋のシーンは良いねぇ。浸かりたくなる。 「永遠の緑」のようなストーリーは別の作品にもあったな。 「獬」★★★ 「姫椿」★★★ 「再会」★★ 「マダムの喉仏」★★★ 「トラブル・メーカー」★★★★ 「オリンポスの聖女」★★ 「零下の災厄」★★ 「永遠の緑」★★★★

    0
    投稿日: 2023.06.30
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    生き物の死を通して生き方を考えさせられる短編集。好きすぎて何回も読み返しとる。 先週観た『灼熱の魂』の、"死は痕跡を残す。物語は終わらない"的なセリフが印象的で好きなんじゃけど、この短編集のコンセプトもまさにそれ。残された側は悲しいけど、その人の人生は続いていく。死と向き合って何を感じて、その後どう生きるか。 いい意味で、人は死んだら終わりじゃないんだって気づかされる。

    1
    投稿日: 2023.03.23
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    初めての浅田次郎さんの作品。 全8話からなる短編小説。 この小説すごい…何が凄いって読んでる時の 心の振れ幅が。まるでジェットコースターのよう。 (↓ネタバレごめんなさい!) 感動いっぱい涙涙で読んでいたと思ったら、ある男性の不倫とパラレルワールドの告白、かと思ったら素敵なゲイの一生、かと思ったら奥さんを寝取られるお話。やっぱりジェットコースターだ♪ その中で特に大好きなのは、 1話『シエ』 中国の伝説の生き物『シエ』が出てくるお話。 なんて切なくて心温まるお話だろう。 読んでると自然に涙が流れてきて、 自分の幸せって何かなって考えさせられる。 2話『姫椿』 その日、自殺しようとする男性が 昔通った銭湯に偶然たどりつきお風呂に入る話。 読み終わった後の余韻が素晴らしかった! 8話『永遠の緑』 父、娘、その彼氏のお話。このお話大好き‼︎ あと…、不謹慎なのですが、 1話以外、ほぼ男性目線のお話なので なんだか、男性の知られたくない心内を覗き見しているような気分になって、そんな自分に気付いて笑ってしまいました。 次はどんなお話だろう、次は?その次は?とワクワクしながら読み進めた。 楽しかったぁ(^^)

    24
    投稿日: 2022.02.09
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    短編集です。 どのお話も登場人物に不器用な男の人が出てくるな〜といった印象。 割と女性に対する価値観が前時代的な男性も出て来るので、ちょっとモヤっとする人はするかもしれないです。ただあくまでも小説なので、そういう人が何をどう考えどう行動するのか、外から覗いてるような感覚で読み進めることができ面白かったです。 不器用さのベクトルが人それぞれでそれもまた面白く、他の作品も読んでみたいなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.10.26
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    短編集。 浅田作品はどれも好きです。 朝の通勤電車で心があったまりました。 ノスタルジーや自然体の晩年の送り方は自分の老後の参考になります。

    2
    投稿日: 2021.03.25
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    さらっと読める八つの作品が納められた短編集。 そう、軽く読めてしまう作品ばかりだが、つい何度も読み返してしまう。 灰色の世界をさまよっている心。そこに鮮やかな赤や黄色、暖かなサクラ色が、ふわっと舞い降り、生きる力をもう一度信じよう。そう思える作品たち。 不幸を食べる不思議な動物の話「シエ」。 表題作「姫椿」。 マダムは完璧な女だった。から始まる「マダムの咽仏」。 などが好みの作品。 解説は脚本家の金子氏で、ドラマにするなら、という目線で面白かった。

    13
    投稿日: 2020.11.28
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    小説って、フィクションではあるけれど、誰かの人生を覗き見ているような気持ちになるが、これが正にそうだった。 どこかに、こういう日常を送っている人がいそうだな、とちょっとほっこりした気持ちになった。 トラブル・メーカーのオチには、思わず「まじか!」と言ってしまったし、シエではちょっとウルっときて… 確かにちょっと今の時代からズレているかも知れないけれど、逆にそれが良かった。

    1
    投稿日: 2020.11.23
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    短編ストーリーごとの設定の多様性が素晴らしかった。 浅田次郎さんの人生の引き出しの多さと人情深さを思い知った。起承転結がしっかりしていて、オチの付いた作品ばかりでした。 感動の涙を流したのが、「シエ」「オリンポスの聖女」「永遠の緑」 よくわからなかったのが「再会」

    1
    投稿日: 2020.06.15
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    ジャンルレスな8作品が入っている短編集。少しだけ切り取られたそれぞれの日常が特別なものになっている気がした。フィルター次第で日常は面白くなっていくのかもしれない。情景を思い浮かべることができる浅田さんの文章の作り方が好きです。 山岸聖太さんあたりに映像化してもらいたいけど、こういう作品は小説として完成しすぎていて逆に映像化が難しいらしい。(解説より) 浅田さんが描く男性は不器用でスマートなかっこよさとは離れているんだけど、優しさと温かみがあって憧れる人物像。年をとっていくのも悪くないな~と思わせてくれる。この本を読んでいるとゆったりとした時間を過ごせます。大切にしたい1冊になりました。 「不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。ほんとだよ。」(巻頭シエ より) 誰かに生かされていること、優しくされていること、きちんと胸に留めておきたい。そのことに気づいた鈴子は自分も相手も幸せにできるような人になるんだろうな。 全話好きだけど私は特に「シエ-xie-」「マダムの咽仏」が好きでした!

    1
    投稿日: 2020.04.08
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    『姫椿』浅田次郎著 鉄道員に続く、浅田次郎さん2冊目の読了です。 鉄道員は「哀愁」、そしてこの姫椿は「小幸」と表したくなる短編集です。 小幸とは、その名のとおり、小さな幸せです。 僕は、1970年代生まれです。 バブル期は高校生でした。 なんとなく、周りが騒がしかった記憶があります。 そして、いまは40代半ばです。 この年代になると、内省の時間を通じて、仕事、家庭の現実、また近くの将来について想いを馳せることもあろうかと思います。 この小説は読みやすく、また、私に近しい世代の読者には親近感がわくかとも思います。 ひとつひとつの物語を通じて、小さな幸せを見つけることができる、味わいがある小説かとも思います。 季節はいま冬です。 春先に、この小説をたずさえて、緑が芽吹きはじめた通りを散策すると、日常に別の光が差すような、そんな小説です。

    3
    投稿日: 2020.02.26
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    6つほどの短編だが、一つ一つの作品設定やキャラクターが緻密で個性的なので読みごたえがある。個人的には、『シエ』という短編が一番面白かった。短いが一話一話に重みがある。

    0
    投稿日: 2019.11.04
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    浅田さんの短編集。それぞれ、色々な結末やオチがありますが、謎の部分も多い。 中でも、「オリンポスの聖女」と「永遠の緑」がよかったかな。

    2
    投稿日: 2019.10.25
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    浅田次郎。ずっと耳にしたことはある、聞いたことはある。というままでいたけれど、ついに読む機会がやってきた。目下台風が近づいているから、停電しても出来る読書をしようと、bookoffで手に取った。 短編なので、読みやすい。特別印象に残る部分があるわけでもないが、どことなく覚えのある感情を呼び起こされるような、感情に響く場面もあり。 ただただ何か読みたいときに、また手に取るかもしれない。

    0
    投稿日: 2019.10.15
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    飼い猫が死んでしまったOL、経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。魂を揺さぶる全八篇の短篇集。 母に借りて読んだ。 サラッと読める「世にも奇妙な物語」風のお話ばかりなので、旅行や通勤の移動中に読むのにぴったり。 堅苦しい話ではないので、箸休めとして読むのにおすすめ。

    0
    投稿日: 2019.05.29
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    04:しっとりと穏やかな、人と人との温かなつながりを描いた短編集。どれもどっしり骨太かつ落ち着いたたたずまいで、読んでいて安心できる作品ばかりです。想像を絶するどんでん返しで肝を冷やすことはありません。この安定感は、さすがベテランのわざ。暗めの作品もありますが、明るい読後感のもののうち、「シエ」「マダムの咽仏」「永遠の緑」のがお気に入りです。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    気楽に読めて面白かった。 ちょっと不思議なのが良い。 話してはならぬ、言葉は穢れている とはなるほどだ。 沈黙は金。

    0
    投稿日: 2018.08.30
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    短編集。「シエ」「姫椿」「再会」「マダムの喉仏」「トラブル・メーカー」「オリンポスの聖女」「零下の災厄」「永遠の緑」 個人的には「シエ」「再会」が好み。

    0
    投稿日: 2018.07.30
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    8つの短編を集めた作品集。 ベタな浅田ワールド全開のケモノ偏に解って書く「しえ」ってお話が良かったです。 やっぱり我が家は動物好きだからさぁ~。 しかもノラ猫ちゃんや捨て犬ちゃんを育ててきたから、こういったお話に特に弱いんだよねぇ~。 「浅田さんのお話を読むと、やっぱり(ストレートな)男性は女性が好きだし、精神的なプラトニック・ラブを重宝しがちな女性作家さんと違って、愛し合うならカラダごとってところが素直だな~って思います。」by太郎

    0
    投稿日: 2018.07.09
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    いいですね、浅田次郎。短編集で、総じてほんわかする人情ものが多いですが、ちょっとミステリアスに終わるものもいくつかあって楽しめます。

    0
    投稿日: 2018.04.22
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    浅田次郎の短編集も読んでみたいなあと思って読んでみた。 時代物長編を呼んだあとだと、同じ人が書いたのかな?と思うくらいなんか違う。 違うんだけれど、こういうのが描きたかったかな、と感じた。泣けるもの、ではなくって全く別のタイプの小説、つまりこちらがわが本来の浅田次郎そのものなのではないかと。 正直主人公たちの感性が古くて、現代じゃないなあ感プンプンで首をひねることもおおい作品群でしたが、高度成長期からバブル期を過ごしてきた年代にはドンピシャかと思う。 その分、おそらくそれ以後の人にはわかりづらい部分が多いんじゃないかな。 これは読む年代層を選ぶ短編小説集かもしれない。

    0
    投稿日: 2018.02.22
  • コース料理のような短編集

    前菜のようなファンタジーで始まり、次の表題作「姫椿」はスープのように体に染み渡る。 三話目「再会」はちょっとホラーっぽいが、ポワソンとしての「マダムの喉仏」はなかなかの味。 アントレ手前に「トラブル・メーカー」でちょっとリセット。 アントレ「オリンポスの聖女」はしっかりとした味が噛みしめるほど来る。 シャレの利いている「零下の災厄」の後、口に運ぶまで予想しなかったくらい甘い味が広がるデセール「永遠の緑」。 ごちそうさまでした。 良くできた短編集です。ちょっとジャンルがあっちコッチするのでビックリしますが、コース料理と捉えればなかなかどうして良いシェフに出会えたものです。 短編集だけれども、一気読みをお奨めします。

    0
    投稿日: 2018.02.16
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    ハートウォーミングな短編集です。 主人公は孤児として育てられ「淋しくない事が幸せ」と考えている女性だったり、生面保険を目一杯掛け自殺寸前の不動産社長だったり、陸軍幼年学校の生き残りでオカマの道を歩き続けた人だったりとバライエティに富みます。 そうした主人公が最期には何らかの形で救われるという話がほとんどなのですが、いかにも物語という感じで、いわば「おとぎ話」のようです。そういう意味では荒唐無稽の話なのですが、そこに違和感を感じさせないのが朝田さんの美味さのように思えます。 何かに疲れたとき、ちょっとふさいでいる時、ほっとしたい時に読むのに良い本です。

    0
    投稿日: 2017.11.08
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    内容紹介 忘れないで、誰かがあなたを見守っている ペットに死なれた独身OL、不況で死に場所を探す経営者、妻に先立たれた大学教師……。凍てついた心を優しく包む八つの物語── 内容(「BOOK」データベースより) 飼い猫が死んでしまったOL、経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。魂を揺さぶる全八篇の短篇集。 内容(「MARC」データベースより) ペットに死なれた独身OL、不況で自殺を考える経営者、妻に先立たれた大学教師…。凍てついた心を抱える人々に、救いの手はさしのべられるのか。魂をゆさぶる8編。 --このテキストは、単行本版に関連付けられています。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 浅田次郎 1951(昭和26)年、東京生まれ。著書に「地下鉄(メトロ)に乗って」(第16回吉川英治文学新人賞)「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞)「壬生義士伝」(第13回柴田錬三郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 目次 〓シエ(xi`e) 姫椿 再会 マダムの咽仏 トラブル・メーカー オリンポスの聖女 零下の災厄 永遠の緑

    0
    投稿日: 2017.03.10
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    浅田次郎の短編集。個人的感想だがこの人の作品は時間のプレイバックが印象的。過去と現在で自分の置かれている状況が変わっても、人はどこかで過去を忘れられない。例えば昔の友人や恋人の話など。ふとしたことで自分の昔がよみがえる。 肯定的にいえば、過去は否定されるものではなく現在につながる時間の連続。「色々あるけれど、まぁ今を頑張りましょうよ」そんなことを伝える小説(のような気がする)。

    0
    投稿日: 2016.10.29
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    幻想的だったり、ブラックだったり、ひんやりしたり、胸にじんわりきたり・・・テイストの違う短編が8つ。 中でも、「ーーマダムは完璧な女だった。」で始まる「マダムの喉仏」は秀逸。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     借金を返さない人間に銀行は容赦しない。  かつては上場企業の社長であった高木は現在では自己破産を待つだけの日本のお荷物へと成り下がっていた。銀行は彼に莫大な金を貸しており、それを返済するよう正当な権利の主張を行ったが、立場もわからぬ愚か者はあろうことにもさらなる融資の提供を命じてきた。  馬鹿野郎が、お前のような屑は腐るほど見てきた。甘い見通しで借金をして自らの首を絞める無能に、会社という大きな『村』を率いる資格はない! さっさと首をくくって生命保険を充てにしろ! お前にできる唯一の手段は腹を切って金を生み出すことだけだ!  次回『生きねば』――本当にかわいそうなのは切られた社員です

    0
    投稿日: 2016.07.12
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    浅田次郎のノンテーマ短編集。現代が舞台のものばかりなのも珍しいか。 派手ではないものが多いが、読みやすさがありながら読み応えもあるのはさすが。 ただ、他の作品集と比べるとやや「軽い」感触があり、ライトユーザー向けな気もする。 表題作と、「獬(xie)」がよかった。 4-

    0
    投稿日: 2016.01.17
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    読めば読むほど、浅田次郎の短編は黄昏流星群と印象が被ってくる。 若輩者のワタクシが、内容をしっかり読み解くにはまだ10年早いような気がして来た。

    0
    投稿日: 2015.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シエ:伝説の麒麟の顔を持ち、立派な鹿の角を生やし、虎の尾と牛の足を持った神の獣。こんな動物が今の世の中にいるわけはない 再開:女の恋は流れ去るけれど、男の恋は積み重なるものさ。水と雪の違いだね マダムの咽仏:時は移ろうのではなく積みあがって行くものなのだと、周囲の人々はみな思い知らされた トラブルマーカー:幸福の形はだいたい決まっているけれど、不幸の形というのは無限にあります

    0
    投稿日: 2015.10.20
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    「なんなら、毎日あったかいメシ、食わしてやってもいいぜ。俺、あいつみたいにカッコよくないし、学校も出てないし、取柄といったらガキのメシ作るだけなんだけど、でも、子供らはみんな俺の作ったメシを残さず食うから。うまいうまいって。それで、みんなスクスクでかくなるんだ」 2015/07/16-07/24

    0
    投稿日: 2015.07.17
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    「マダムの咽仏」と「永遠の緑」が特に良かった 前者は"銀花のマダム"というキャラクターの深い魅力に心掴まれた 後者では最高のタイミングで最高の台詞が出てくるのだから視界が滲まないわけない

    0
    投稿日: 2015.04.25
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    タイトルの姫椿がよいです。死に場所を探すほど追い詰められている夫に対しての、穏やかな他愛もない言葉をかけられる妻が素敵です。

    0
    投稿日: 2015.02.16
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    設定は現実だけど展開がファンタジックだったり、ラストにカタルシスを感じるとともにぞっとしたり、簡単に言ってしまえば「世にも奇妙な物語に出て来そう」な物語たちの短編集。 これだけ全部違ったインパクトが残る短編集もあまりないかも、と思った。 精神的にぐっとくる要素がある本だと長めに語ってしまうのだけど(笑)、これはシンプルに物語がおもしろいし、全体を通してぐっとくる感じだから、どこかに焦点を当てて語るのが難しい。 「マダムの咽仏」のこんな一節が心に残った。 「嘘でもハッタリでも、腹をくくっちゃえばいいんでしょう。そしたらなれるわよ。役者でも、医者でも、オカマでも。もしかしたら総理大臣にだってなれるわ。でも、とりあえずそうなってから、そのさき本物になるっていうのはものすごく難しい。それが、芸ってやつじゃないのかな」 説明不要。本当にその通りだな、と思ったのでした。

    2
    投稿日: 2015.01.05
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    短編集。「鉄道員」には及ばないが、この本もなかなか面白かったです。個人的に好きなのは、「シエ」、「マダムの咽仏」、「永遠の緑」。「永遠の緑」は思わず涙してしまう場面がありました。

    0
    投稿日: 2014.11.23
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    浅田次郎現代ハートウォーミングもの、と思って読んでしまう先入観が悪いんだろうか、'こんなになるまで'のそれぞれの主人公が無神経過ぎて不快。 周りの人のあたたかさや支えに気づかない、または見た目に騙されて悪意に気づかない、また他の誰かが心にいる人と毎日暮らさなければならない伴侶を忖度しない。とにかく最後の話以外はずっとそんな調子で、嫌になった。

    0
    投稿日: 2014.02.16
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    初めて読むと思ってたら、一度読んだことがありました。全ての短編に、なんとなく覚えがあったので ^ ^ ほんとに、人情ものを書かせたらピカイチかと。 浅田次郎さん、さすがです。 私、電車の中でどうやって涙こらえようか…戦いでした。 こういう、浅田さんの代表作として一番に挙げられるものではない作品が自分はとっても好きです。 霞町物語もよかったし、うん! やー、ほんとに泣かせます。浅田さんは。 誰ひとり病気になることも死ぬこともなく、ありふれた不幸で涙を誘うわけじゃない。 それなのに、胸がじーんと暖かくて泣ける。 すごく好きな作家さんのひとりです。 浅田さんの小説の特徴とも言える、良い意味で古めかしい、どこか昭和の香りがするとこも自分は好きです。 姫椿の中では「シエ」が一番お気に入り。 さらっと読めるし、オススメの一冊。

    0
    投稿日: 2014.02.06
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    8つの短編集。 ほっこりの話と世にも奇妙な系の話の組み合わせ。 甘すぎず、辛すぎず。いろんな味わいがさらーっと。 だが短編にしても淡い。たまにはいいけど、これだけじゃちょっと。箸休めとして。

    0
    投稿日: 2014.01.28
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    短編集。隙間時間に読めてなかなか面白い。最後に落ちがある内容もあって読み応えがあり印象に残るものが多かった。

    0
    投稿日: 2013.12.23
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    浅田さんらしいさっぱりした短編集。 不思議なような、特にとげのある作品たち。 嫌いじゃないけど、やっぱり手元に置いておきたい感じでもない。

    0
    投稿日: 2013.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者には珍しく、死んだ人が登場することはなのですが、過去に出会った思い出の女性との出会いがテーマであるかのように、2つの年代を行き来する手法の短編が多いです。やはり感動的でほろりとさせられます。過去に傷つけてしまった女性の将来の幸せと不幸の2つの姿を見た恐怖の「出会い」、昔の銭湯に戻り、懐かしい暖かさに出会った「姫椿」、猫とシエという珍獣ペットに死なれたOLの淋しい心境「シエ」、亡き妻との思い出を胸に競馬場通いをする大学教授と娘との心の交流「永遠の緑」、学生時代の演劇同好の恋人を30年ぶりに懐かしむ「オリンポスの聖女」など、いずれもやや軽いながらもしっとりとした気分になります。

    0
    投稿日: 2013.08.26
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    変な言い方だが、文章がうまいなと思った。短編集で特別なギミックはないが、物語にどんどん引き込まれていく。なつかしくもない、特別でもない過去が突然甦る物語が多い。一番印象に残ったのがトラブルメーカーか。ちょっとづつ、歯車が狂っていき、ハタからみれば地獄行き確定だが、当人はあまり気にしていないような。。。

    0
    投稿日: 2013.07.17
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    8つの短編。どれも、浅田さんらしぃ、という感じ。表題作、姫椿。椿姫の関連かと思ったが全く違った。前提に自殺を持ってこない未来を今後作れるだろうか。希望の光りは小さくっても見えていたように思う。なんだかミステリー風味な、「再会」「トラブルメーカー」「零下の災厄」。余韻がそれぞれ違うんだけど、「トラブル・・・」での早期退職したおじさんの行く末を思うと怖い。「永遠の緑」、ゴメンナサイ、本当競馬への熱情って理解できない。あの「先生」は浅田さんなんだろうなぁ。でも斜め読みしました。

    1
    投稿日: 2013.04.13
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    「シエ」がおすすめです。不幸の涙を食べて生きる動物シエと、がんばりやのOLふーちゃんとのお話。「涙を流した分だけ、幸せになれるんだ。」こころがあたたかくなりました。

    1
    投稿日: 2013.04.08
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    読んだきっかけ:上司にもらった。 かかった時間:5/3-5/5(3日くらい) 内容:浅田次郎、2冊目の短編集です。鉄道員(短編集)が大好きでしたので、大期待です。 「シエ」、「姫椿」、は満足したのですが、「再会」がもう一つ、そしてその後の「マダムの喉仏」以降は、まあまあ…でした。中には、あまり面白くなかったものもあり、少し残念。 シエ、は導入がとてもいいですね。 ショートショートの出だしみたいで、自分ならここからどういった物語を作るか、考えたくなってしまいました。

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    浅田次郎の短編は、割とどれも似てる。身近にありそうな話でほろっとさせるみたいな。「トラブル・メーカー」は、この中ではちょっと異色で割と好きかも。似たようなものだと分かってるのに、やっぱり読んじゃうんだなぁ。

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    シエ(xi`e)/姫椿/再会/マダムの咽仏/トラブル・メーカー/オリンポスの聖女/零下の災厄/永遠の緑の8編からなる浅田次郎さんの短編集。 不思議なファンタジー、リアルなヒューマンドラマ、恋愛など様々な話が収録されているので、あっという間に読むことができます。 最後「永遠の緑」にて競馬もので〆るあたりが浅田さんぽくてよい。暖かくほろりと泣けるストーリー。 10年前に読んでもなんとも思わなかったが(むしろ★2ぐらい)歳を重ねてから読むと感動するんだよね。

    0
    投稿日: 2013.02.28
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    個人的には「姫椿」と「永遠の緑」が好きでした。 (夫婦の絆系に弱いのかもしれません。) 浅田次郎の小説は不思議なんだけど、自分の隣の人に起きてる何気ない出来事なんだろうなと感じてしまう。

    0
    投稿日: 2013.02.24
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    センスのない作家だと思う。何の伏線も張らず突拍子も無い結末でしめくくるか話と、見え見えの結末の話しかしない。謎解きをした後も分かりきったことを冗長に説明する。センチメンタル過多なのも合わない。

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    投稿日: 2013.02.15
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    ファンタジーの要素を踏まえつつも、現実にもありえそうな作品が詰め込まれた短編集。ストーリーをワザとらしく演出したり、大袈裟に盛らないあたりが、著者らしい。

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    投稿日: 2013.02.06
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    短篇集だが、浅田さんの作品に間違いはない。 ファンタジー調で進んでいく作品群は、涙あり感動あり感銘あり、いろいろと考えさせられます。

    0
    投稿日: 2013.02.01
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    「シエ」というお話が、大好きなので購入。 やっぱり一番「シエ」が好きです。読むと、無性に満開の桜を見たくなる。 「零下の災厄」は、全ての謎解きを期待してしまうのが、読み手の性なのかなと思いつつ、どうしようもなくもやもや。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    浅田さんの短編集は、僕の知る限り冊子単位である程度テーマが統一されていて、各々の話が様々な切り口でメッセージを投げかける形式かと。 この「姫椿」は逆に色とりどり。ファンタジーもあればミステリー、コメディ、純愛。。お約束のお涙頂戴は控えめ。飽きの来ない一冊かな(笑)

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    * 短編集 印象に残ったのは 「シエ(漢字出ない…)」と「再会」 シエは中国の伝説の生き物 額には鹿の角、足には牛の蹄、尻尾は虎で体は鱗で覆われている 面白いと思ったのは シエが人の不幸を食べる生き物だということ 最後のシエの言葉はとても悲しいものだった 自分の不幸を食べてくれる人はいない 自分の涙をすすってくれる人はいない と嘆いて死んでいったシエ 彼の気持ちを考えるととても切なくなった あの時違う選択をしていたなら自分の未来はどうなっていたんだろう? それを描いたのが「再会」 昔の浮気相手だったり 同級生の奥さんだったり はたまた自分だったり 全く違う生活を送っている『もう一人の人間』 世界にそっくりさんは3人いるってよく言うけど 実はそれはもう一人の違う選択をした自分だったりして… 全体としても割と楽しめた ただいまいち煮え切らない話が多かったかな

    0
    投稿日: 2012.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いアイデアもある。でも、短編作品としては単なる「作文」みたいに感じてしまう。以前何処かで「鉄道員」の一節を読んでうるるときたことがあり、友人からも浅田節なるものには泣かされずにいられないという話をいていたから期待は大きかったんだけれど。作品をちゃんと読んだのはこれが初めてだが、もう幾つか読まないと浅田節のその浅田節らしさはわからんのかもしれん。

    0
    投稿日: 2012.03.04
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    短編8話それぞれが面白い。中国の伝説上の動物で人の不幸を食べてくれるシエは微笑ましくなる。 椿姫、再会、マダムの喉仏、トラブルメーカー、オリンポスの聖女、零下の災危、永遠の緑は中年以上の人生経験者が中心となってる話しで泣けたり、苦しくなったり、感動したりと楽しめた。オリンポスの聖女でオーストラリア人はアメリカが嫌いだという部分は面白かった。永遠の緑では先生の想いに泣けてしまうし、男らしいし、清々しい気持ちになった。

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    どういう経路で入手したか忘れてしまったが、スーダンにいた頃ベッドの上で読んでた。『シエ』(←本当は変な漢字)という作品がスゲー好き。結局のところ自分は寂しがりなのだとよーくわかった。

    0
    投稿日: 2011.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浅田次郎さんの短編集は、とってもほのぼのするものから、ちょっとゾクっとするものまで、ほんとに多種多様。 1編づつがみんな違う色があって、同じ作者が書いているとは思えないストーリーですが、一本底にとおっている人への優しさがある気がして、心に残ります。 私は最後に収録されていた「永遠の緑」がすごく好き。 父と娘、そして彼氏のそれぞれの優しさが伝わって暖かい気持ちになれました。

    0
    投稿日: 2011.11.24
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    短篇集自体あまり読んだことがなかったけれど、短篇集っていいかもと 思わせる一冊だった。 初めての浅田次郎作品で、読みながらまず受けた印象は「大人の物語だな」 ということ。これまで読んできたものと毛色が違ったので、しっとりした感じが 新鮮で、話によって雰囲気もがらりと変わるので、単調にならずに読めて よかった。 ところどころ笑ってしまいそうになる箇所があるのもまた良し。ほっこりする話も いいけど、「再会」「マダムの喉仏」「トラブル・メーカー」みたいな話が 好きなのは、まだまだ子供ってことなのかな…。結婚したことないし…

    0
    投稿日: 2011.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    8編からなる短編集です。 「シエ」や「トラブルメーカー」等 不思議な話もありましたが、「オリンポスの聖女」等 涙してしまう話もありました。 浅田氏は競馬が好きで馬主でもあります。 一番最後の「永遠の緑」は「KEIBA CATALOG vol18」に掲載された話で、競馬好きな大学助教授が主人公です。 家族愛がテーマになっていて、この話も涙が出てきました。

    9
    投稿日: 2011.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浅田次郎らしい、優しくほっこり感が残る短編集。 「ママを、愛してるんです」 この人の作品てほんの時々、重松さんを思い出すときがある。 重松さんよりももっと夢見がちな感じv オススメは「シエ」(漢字でない) と、「永遠の緑」 なんだか哀しいような、微笑ましいようなそんな優しいクリーム色の作品。

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    こういうぞくっとさせるファンタジーも書いちゃうんですね。最後の話はほっとしましたけど。こういう浅田次郎さんも好きかも。

    0
    投稿日: 2011.09.08
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    「ぽっぽや」で知り、「天国までの100マイル」「月の雫」 に次いで4冊目の、浅田次郎さんの小説である。 既に読んだ3冊と比べると、かなり読み味が軽い印象。 同じ短編集でも、「月の雫」には深く感動させられる作品が 多かったので、期待が大きかったせいかもしれないが。 それでも、この作者の作品に触れる度に彷彿とさせる作者の あたたかさは、「シエ」や「永遠の緑」で感じられた。 「感動もの」が好きな私にしては珍しく、アン・ハッピーエンド で終わってしまう「トラブル・メーカー」が、印象に残っている。

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    悲しみを吸い取ってくれる麒麟。 この物語は最高に感動します。 オススメの一冊。 浅田次郎なら、鉄道員よりもこの本でしょう。

    0
    投稿日: 2011.06.10
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    浅田先生の作品に出てくる人達にほんと憧れる 汚れてて、土臭くて、俗っぽい けど、たまにすごく美しい マダムの咽仏が一番好き 「いいか、カオル。ひとつだけ教えといてやる。人間、ちいせえ嘘をつかぬためにはな、でけえ嘘をつき続けにゃならねえんだ。男の器量ってのは、そういうもんだ」 嘘はいいことじゃないと思う 善悪の話じゃなくて、単純に損得でね だから、嘘には覚悟がいるんじゃないか でけえ嘘もつき続ければ、ひとつの真実にだってなり得る と 信じています

    0
    投稿日: 2011.06.10
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    号泣した^q^ 特にシエの攻撃力はハンパない。 不思議な生き物を登場させることで人の幸不幸を幸せに変える作品。 短いけどめちゃくちゃ深い。 読みすぎて暗記しますた^q^

    0
    投稿日: 2011.02.28
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    ・ シエ ・ 姫椿 ・ 再会 ・ マダムの咽仏 ・ トラブル・メーカー ・ オリンポスの聖女 ・ 零下の災厄 ・ 永遠の緑

    0
    投稿日: 2011.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    飼い猫が死んでしまったOL、経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。 凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。 魂を揺さぶる全八篇の短篇集。  ・・・『鉄道員』や『プリズンホテル』から浅田さんファンになったという人がとても多いと聞いたことがあるけど、私はこの本が浅田さん初です。 第一編の『シエ』はとてもとても切なくて素敵なお話。 本屋さんで立ち読みでもいいから、『シエ』だけは読んで欲しい位の勢いで、お勧めします!

    0
    投稿日: 2011.01.30
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    家にあったので読んでみたシリーズ。 電車の中で読んでたのですがじわじわ涙でてきて 我慢するの大変だった 最初のお話が一番好きかな

    0
    投稿日: 2010.12.12
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    この人の短編はいいね。すっきりオチがあるわけでもないから、ストン!とくるわけでもないけど、切なくなったり不思議がったりしみじみしたりさせてくれる。作者の境遇があらゆる所に浮遊している感じ。人は苦労すると優しくなれるのか、と思いたくなる文章のタッチ

    0
    投稿日: 2010.11.05
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    短編集完読。短編集はあまり好きではないが、浅田次郎作品は好きで何冊か読んでいる。 p.9.0 シエ。 善人と悪人を見分けられる想像上の生き物。人の悲しみや苦労をご馳走にして幸せな人生にしてくれる。浅田次郎のメルヘン。シエは自分自身の中に住んでいるかいないかということかな。 p.70.0 姫椿。 「人間なんてあなた、そんなものですよ。まことに都合よくできている。悪い思い出はどんどん忘れてしまって、楽しいことだけを覚えているものです」そういうものかなぁ・・・ 「貧乏はしていましたが、辛くはなかったんです。どうして楽しかったことまで忘れたんだろう」 「楽しいことが多すぎるのではありませんか。今の若い人の悩みはたいがいそんなところです。贅沢ですな」 =山茶花らしい。 昔の若いころの思い出が今日の日の命を救った。 失ったものは何だったのだろう。 p.75.0 再会。 一人の人間が実はいろいろな人生(の選択肢)があって、同時期にそれぞれの生活をしていたら怖いよね。今の自分を見つめ直して。これが現実。 p.115.0 マダムの喉仏。 ゲイの生きざま。男が男のまま女として生きる。どっちがほんとの生活なのか。現代ではいろいろな生き方があり、しかも多様化していて、それが世間的には認められている風潮。変な世の中。 p.161.0 トラブル・メーカー。 ここまで読んで、以前にも読んだことがあったと思いいたる。最後のなんとも嫌な結末。トラブル・メーカーとはかかわりたくない。思い通りにいかないのが人生と思いきや、周りが何と思おうと思い通りにしたいことをしてる人もいる。 p.205.0 オリンポスの聖女。 孤独じゃないのかな。孤独が好き? 愛する気持ちとは必ずしも結婚とは結びつかないけれど、愛する気持ちも自分の信念もずっと持ち続けるのってエネルギーいるよね。 片や事実上夫婦だけど籍はいれないという事実婚は最近の結婚の形。普通の結婚生活も続けるにはエネルギーいるけどいづれも出会い、ともに生活している。結婚という契約書があるかどうかの違いだけと言ったって、それが大きな違いなんだと思うよ。とくに子供がいたら。 p.235.0 零下の災厄。 「それにしてもレイコという女はいったい何者だったんだ」 「さあ。べつに知りたくはないですね。小説じゃないんですから、詮索することに意味はないでしょう。事実を知るよりも、謎のままあれやこれやと想像したほうがずっと楽しめます」  もしかしたら小説家は卑賤な職業なのかもしれない。  そう思うと、柴君の語った零下の夜気が、ひんやりと背筋に這い上がってくるような気がした。(以上ラストを引用) “事実を知るよりも、謎のままあれやこれやと想像したほうがずっと楽しめます”事実は小説より奇なり。小説は楽しむに限る。 p.267.0永遠の緑。 いいな~。最後に良い話だった。父と娘の二人暮らし。大学の先生が競馬好きってあるのかなと思いつつ父と母の結婚も娘の縁も競馬場が背景になっている。賭けごとする場所だけれど賭けることより楽しんでいるのが良いのか、爽やかな話。

    0
    投稿日: 2010.11.03
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    日常の人々に起こる「奇跡」を描くことが多い著者であるが、 今回は特に驚きのラストが多い。 おすすめは「xie」。ラストに涙。

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    投稿日: 2010.09.23
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    短編集。 この本は姉に借りて読みました。 「シエ」「永遠の緑」は是非読んで貰いたい! 「姫椿」「マダムの喉仏」は時間があれば! 「シエ」は本当に号泣でした。 ラストのシエ視点からの所がもう… 涙が溢れて溢れて止まりませんでした。 読んだ後、とても暖かくなり、 そしてこれから先の事を考えさせられる事間違いなしです! 中には「再会」「トラブル・メーカー」等 実際にありそう…と思い、考えると怖い気もする話もありで、楽しめました! 1冊でいろんなジャンルが入ってるので、 さくっと読めます。

    0
    投稿日: 2010.09.09
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    『オリンポスの聖女』。短編だし物語的にありそうな話だけど何故か涙が出てくる。『死』とかではなく『愛』で泣いたのは多分これが初めて。何で涙が出るのか未だ分からない。年齢重ねないと分からないのかも。 好き嫌いは分かれそうな作品かな。

    0
    投稿日: 2010.06.08
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    短編集 「マダムの喉仏」は今まで読んだことある作風と少しちがくて新鮮だった 「永遠の緑」好きです

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    投稿日: 2010.03.24
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    短編集。 どの物語も良かった。 マダムの喉仏とトラブルメーカーが面白かった。 きっと起こらないけどもしかしたら起こるかもしれないくらいの世界がよかった。

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    投稿日: 2010.03.18
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    「シエ」だけまず読んだのですが、 浅田小説はどうもわたしの涙腺を刺激するのが上手い。 染みるようなやさしさ。 こんなに優しくて悲しい生き物がいるならわたしも会いたいよ。

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    投稿日: 2010.01.31
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    今まで浅田氏の小説は笑えるものしか読んでこなかったので、 シリアスな話ばかりのこの作品はちょっと目新しかったかも。 笑い話ですら読み応え有る作品ばかりの氏ですから、 そりゃ真面目な話を始めたらその読み応えは十二分で。 短編だけど短編という気がしませんでした。 ただ、高度成長期やバブル期にバリバリ働いていたような世代の話が 多いので、親近感はややわきにくかったです。 一番よかったのは、1本目の「シエ」でした。 人の不幸は蜜の味、という皮肉があるけど、 この話にかぎってはそこに哀愁が漂います。 あと最後に入ってる「永遠の緑」の父娘のやりとりが やたら丁寧なのが妙に印象に残ってます。

    0
    投稿日: 2010.01.18
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    浅田次郎の【姫椿】を読んだ。 表題作の【姫椿】を含む8編の短編小説が収められた作品である。 やはり、どれもこれも素晴らしく、心に響く。読後の心地よさやじんわりと奥から湧き上がる温かさは相 も変わらずだった。 飼い猫が死んでしまったOLと獬(シエ)という伝説の動物の物語は、動物を飼っている僕にとって切な くて、でも心温まる作品だった。 表題の【姫椿】は経営に行き詰まり、死に場所を探す社長の物語だが、フラリと立ち寄った(といか引き 寄せられた)昔ながらの銭湯でのシーンは浅田ワールド全開で、僕の記憶の片隅にある、高い煙突に古び た番台、大きなタイル壁に描かれた富士山などがあった銭湯をありありと思いだした。そんな銭湯で社長 が決めた決断と結末。なんだか、本当に温かい湯舟に浸かっているみたいに心が温まった。 しかし、この8作品の中で1番心に残ったのは、最後に収録されている【永遠の緑】である。 いままでたくさんの本を読んできたが、途中で涙がこぼれた作品はこれが初めて。 素晴らしき「愛」の物語だ。主人公は、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授。近頃母親に似 てきた1人娘も年頃になり、結婚という2文字がちらつく。今まで2人で暮らしてきた父親を気遣って か、結婚には消極的な娘。心配した叔母は見合いの話を持ちかけるが、同時に若くして妻を亡くした父親 にも再婚の見合い話を常日頃、持ち掛けていた。それを断っていた父。それを知ってしまった娘。微妙な 親子の心情が切なくも愛しい。 僕が思わず涙を流してしまったシーンを紹介したいと思う。それは物語の終盤。父が娘に語る一節。 「パパは、君のために再婚しなかったわけじゃありませんよ。おばちゃんや大学の人たちが持ちかけてく る話をずっと断り続けてきたのはね、べつに真由美ちゃん(娘)に配慮したわけじゃないんです」 父の声は快かった。まるで競馬場のスタンドが、大学の教室みたいだ。またしばらく言葉を探してから、 父はきっぱりと言った。 「ママを、愛してるんです」 話の前後がわからないとグッと来ないかもしれないが、僕はここで泣いた。家族愛というよりも1人の男 として1人の女を愛し続ける心。それに胸を打たれた。素晴らしき愛の物語であった。

    0
    投稿日: 2009.07.26
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    短編集。んで、全体的にやや不思議テイスト。若干ブキミなものから、ほんわか暖かいものまで。浅田氏の文章は、なんか安心して読めますね。中でも好きな作品は、「?(シエ)」と「永遠の緑」あたりですね。あと「マダムの咽仏」とか。おぉ〜、こんな雰囲気の作品書かせても秀逸なのだなぁ、ってかんじです。

    0
    投稿日: 2009.07.02
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    すすめられて読んだ本。 短編集やったけど、途中で飽きてしまった。。。 おもしろいけど、もたなかった↓

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    投稿日: 2009.06.18
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    うーん、今の私にはちょっと難しかったかな・・・。もっと50歳とか年を重ねてからもう一度読んだら違って見えてくるかも。

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    投稿日: 2009.06.03
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    人の心の一番やわらかいところをちくっと刺すような、胸がしめつけられるようなそんな文章にまいってしまいます。 「シエ」涙なくしては読めませんでした。

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    投稿日: 2009.05.12
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    全体的にとても不思議な感覚と余韻を残す短編集でした。 私はあまり短編集は好きではないのですが(次の話へ進むとき前の作品が頭に残ってしまうため) 一つ一つが癒しや悲しみ、ちょっとしたほほえましさを残していたので苦笑したり泣いたりしました。 大学教授の話が一番好きかな?なんか、優しくて。 別れた恋人を思い続ける話は…ちょっっとできすぎ?と首を傾げてしまいました。

    0
    投稿日: 2009.04.09
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    書店で何かないかな、とうろうろしていた時に購入。 だってオビが「心温まる短編集」って書いてあるんだよ! もう今の心情じゃ買うしかないと! って思ったら… いや、まぁよかったんだけど。 オビと表紙に騙されましたよ。 「トラブル・メーカー」とかさ…すごく読んでいて怖くなりました。 これ余計心が淋しくなったよ! まぁ、別に私の心情と作品の巧さには何も因果関係はないので…。 別の短編集もよもうっと。

    0
    投稿日: 2009.04.09
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    一つ一つは短いのに、最後にじわりとくる。私の中で浅田次郎といえば短編集、というイメージです。今どこにあるんだろう…好きだったのに。売ってしまったかも…。そして内容もうろ覚え。 ・叙e (xie)…ペットを無くした女の人がペットショップで新しくペットを飼う。シエという珍しい種類の動物で、飯は食わないが代わりに悲しみか何か精神的なものを食べてくれる動物…不幸だったかな? ・姫椿:忘れた、くやしい。タイムスリップものだったっけ?いい話だったと思うのに… ・再会:学生時代の友人、分かれた元彼女…あ、妻だっけ?なんだか少しおどろおどろしい内容だった気がする。 ・マダムの咽仏:おカマバーのマダムの葬式。年を重ねても美しく、生活感を感じさせないマダム。彼女の店で働く二人のホステスは、葬式でマダムの衝撃的な正体を知る。マダムかっこいーあ、これって映像化されませんでしたっけ? ・トラブル・メーカー:飛行機だか電車だかに乗り合わせた乗客の独白。確か最後は奥さんとられたんだよね ・オリンポスの聖女:沈黙の再会。彼女はまさに聖女だった。 ・零下の災厄:ある日、何の前触れもなく主人公の元にいきなり大量の札束が舞い込む ・永遠の緑:

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    投稿日: 2009.04.02
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    浅田次郎の短編集。 素敵な作品多し。 浅田次郎的なユーモアをひとまず置いたタッチの作品が私的にはより好みでした。 『姫椿』『再会』が好きかな。 収録作品 ・獬 (xie) ・姫椿 ・再会 ・マダムの咽仏 ・トラブル・メーカー ・オリンポスの聖女 ・零下の災厄 ・永遠の緑

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    投稿日: 2009.03.11
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    読みやすい不思議な話や心温まる話が短編でいくつかあってよかった。 ほっとする話があってゆっくりできました。

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    投稿日: 2009.01.17
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    様々な人々を主人公として描かれた表題作を含む短編集。 凍てついた心を抱えながら日々を暮らす人々に, 冬の日だまりのような微かなぬくもりが舞い降りる。 余韻を持たせるといえば聞こえは良いが, どの作品も少し中途半端な印象を受ける。 個人的には「姫椿」,「オリンポスの聖女」が良かった。

    0
    投稿日: 2008.10.22
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    「シエ(xie)」はやばかった、最初の話から泣かしてきた。 「姫椿」と「再会」、「マダムの喉仏」と「トラブル・メーカー」は それぞれ対になるものだと思って読むとなかなか面白かった。 前者のセットでは 忘れかけているが、思い出として「確かに」残っているものと 確かに現在自分が見ているものが、他の場所にも存在しているという「不確かさ」。 後者のセットでは 一番「男」から遠いように思える仕事を生涯やり遂げることで、 「男」故の信念を貫き通す話と、 仕事を不器用なりに続けてきた会社員が、 「男」としての自分を見失うことで 結果的に仕事の意味をなくしてしまう話。 「零下の災厄」の主人公は堺雅人のイメージだった。 「オリンポスの聖女」はヒロインの意志がなんか凄い。 「永遠の緑」はあったかい。 (2008/9/27記)

    0
    投稿日: 2008.09.27
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    「シエ」「姫椿」「再」「マダムの咽仏」「トラブル・メーカー」「オリンポスの聖女」「零下の災厄」「永遠の緑」

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    投稿日: 2008.09.10
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    k_27)通勤途中に思わず涙ぐんでしまった。自分でもびっくりした。やっぱり浅田さんの文章は好きだな。次も浅田さんの短編集です。

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    投稿日: 2008.04.08
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    短編集です。 好きな話とそうじゃない話のギャップが激しかった。 一番最初の話が一番好き。 ブラックジョークみたいなやつは・・・好きじゃないな〜。

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    投稿日: 2008.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私の好きな短編集なんですが、バラエティに富んだ一冊でした。 「xie」「永遠の緑」に泣き、「再会」「マダムの喉仏」にはその意外さに驚かされました。 悲しいときに読んで、ほっと心温まる、という評価をよく目にするのですが、私としてはその作風のアップダウンに結構はっ、とさせられながら読んだような気がします。時々は、ぞっとする感じもアリです。 ただ感動させる話が集まっているのではなくて、いいことも悪いことも、プラスもマイナスもひっくるめて人生というものは素晴らしい、そう教えられているような気がしました。 (2003年12月3日)

    0
    投稿日: 2007.09.12
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    最近図書館に足が向かず、怠けて姉の本棚から拝借。。。ファンタジー・・・?御伽噺・・・?まぁそんな感じの短編集。後味ふんわりのこの感じが好きでした。

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    投稿日: 2007.09.07
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    ちょっと不思議な話から、ちょっと感動な話まで…。 浅田ワールドだった。でも、笑いは少なかった気がする。でも、あったかい話で、楽しく読めると思う。 マダムの咽仏、永遠の緑がよかったかな…

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    投稿日: 2007.06.11