
今昔物語ふぁんたじあ
杉本苑子/講談社
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総合評価
(3件)5.0
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換骨奪胎
「今昔物語」というのは芥川龍之介や太宰治 坂口安吾等を筆頭として、小説の題材としてよく使われる。それだけ現代の日本人の心情にも訴える魅力のある題材なのだろうな。作者(あえて作者という)杉本苑子はストーリーの展開を変え、複数の話を一つにするなど原典に大幅な変更を加えて換骨奪胎し、面白い話に仕立て直している。ただ語り口が平易すぎて今ひとつ特徴に欠ける。冒頭に「今は昔」という決め台詞を載せてもいいのにな。
0投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ名古屋大須の古本屋で購入。 帰りの新幹線ですぐ読み終わった。 善は救われるよりも、善い人が死んで、クズが悔い改める話が多くて、慈悲の無さが今昔物語なのかと。 尼さんが望まれない子が出来てしまったのを、間抜けと思われた侍が機転で助けてあげる話好き。その機転も決っしてカッコイイものではないあたりが。
0投稿日: 2014.01.28予想外の結末が楽しめます
大学時代にゼミのテーマの一つとして取り上げた作品でした。授業がこんなに楽しいんだと驚いたことを思い出します。今昔物語に素材をとっていますが訳本というわけではありません。今昔物語の中の複数のお話を織り交ぜて、杉本苑子風の新しい別の物語に仕上げています。予想外の結末でどんでん返しが楽しめるます。古典の名前がついていますが読みにくさなどはなく、どなたにもお勧めの一冊です。
3投稿日: 2013.12.30
