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だれかのいとしいひと
だれかのいとしいひと
角田光代/文藝春秋
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総合評価

236件)
3.5
31
70
89
22
3
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    評判が真っ二つに分かれていたけど、私にとっては駄目な方でした。 全くどの作品にも良さが分からなかった。 読み続けるのが辛くなったくらいです。

    0
    投稿日: 2012.08.11
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    かわらないものなどないし、こわれないものなどない。でもどんなにちいさくてものこるものがある。こころのなかがくるしくても息が吸えているように。

    0
    投稿日: 2012.08.05
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    はじめてよんだ角田さん なんとなあく違和感をかんじた うんうんと頷ける部分はあったのですがなんだか個人的に嫌味くさい なんでかな〜わたしが充実してないからかしら(笑) なにか賞を受賞してる作品などまたよもうとおもいます

    0
    投稿日: 2012.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。花畑が良かった。下方に伸びる不幸のスパイラルをただただ降るばかりで、一閃の光も見出せない。それでも筆者は言う。何一つ問題は解決しないけれど、目を閉じれば綺麗な日々を思い浮かべることもできるし、目を開けても何かを見て綺麗だと思うことができる。疲弊した心に角田さんの言葉がしっとり沁み込んでいく。

    0
    投稿日: 2012.07.16
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    短編集。 どれが1番印象に残ったかというと、"誕生日休暇"。 人生はタイミングの連続だなと感じる。 今ある出来事もタイミングでこうなった。 もしもあの時あーだったら…。 そう思えたお話。 全て読み終えて、あまりスッキリしない。後味悪いような、、。

    0
    投稿日: 2012.05.23
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    転校生の会 ジミ、ひまわり、夏のギャング バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく) だれかのいとしいひと 誕生日休暇 花畑 完璧なキス 海と凧 どこか空虚な後味の残る短編集

    0
    投稿日: 2012.05.21
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    人生の分岐点はどこに転がっているかわからない。収録作の「誕生日休暇」を読んでつくづく思った。偶然の面白さと怖さ、どちらを選択しても跳ね返るのは自分自身。 不幸続きの「花畑」の主人公も、高校時代に友人の彼氏と寝ちゃった「バーベキュー日和」の主人公も、分岐点の選択を間違えたのかなぁ。 でも、どの作品の主人公も前向きで、ちょっとだけ勇気が貰える短篇集。

    0
    投稿日: 2012.04.02
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    通りすがりに寄る喫茶店のような本 「海と凧」 『一緒にいながら遠くを眺めていた』 『会話しながら相手を非難していた』 『凧揚げのことを言いながら、他の言葉で相手を攻撃するような喧嘩をしたくはなくった』 顔を見なくても相手の行動が、思いが分かるわたしたち。 それはまるで超能力者のよう。直接的ではないのにしろ普通に 会話しながらも相手を攻めて罵って… 突き放すのかぷぷっと笑いがでてしまうかの違いはなんなんだろう。 そう言えば最後までわたしとかれの名前が出てこなかったなー

    0
    投稿日: 2012.03.31
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    「誕生日休暇」という短篇が印象的だった。 ちょうど、僕の会社にもメモリアル休暇という制度がある。(ただ有給休暇を強制的に取る決まり) がしかし、5月1日というゴールデン・ウィークのど真ん中が誕生日な僕は、休みすぎてもなぁー思った。 結果、メモリアル休暇を平日の西武-巨人戦、大宮球場での平日ナイター、日本シリーズがあるだろう日に休暇をとった(実際、その日がメモリアルかどうかの検証はない。) ちなみに、代わりといってはなんだが〜課長が僕の誕生日に休んでくれた(特に意味はない…) そんなメモ休の話はどうでもよく。 人生ってのは、ひょんな出来事からコロッといって コロッとしてるとバタッとして またフワッと生きてゆくのだと感じた。 ただ〜どんな偶然に出会っても、大切なものはなくしちゃいけないとも思う。 それ以外は、蟻さんと蟻さんがゴッツンコして、 それを受け入れて、プラスの力にしてゆきたい。

    0
    投稿日: 2012.03.17
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    好きな人には告白すら出来ず失恋したり、逆に好きでもない人に執着されたり。恋愛ってやっぱり一種の病気みたい、、、その病気っぽい恋愛の短編集。 親友が好きすぎて、その恋人にも愛されたいと寝てしまう主人公や、変な被害妄想を持った姉に執拗にいやがらせを受ける主人公、 もう終わりの気配を感じながら、デートに姪っ子を連れていく主人公、、、、。 誕生日休暇、というお話がひどく印象に残る。

    0
    投稿日: 2012.02.22
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    恋愛とか、友情とか、幸せとか、不幸とか、 そういったくっきりとした輪郭を持ったものに当てはまらない何か。 その何か、の近くにいる男と女の物語。 8つの短編集でした。 なんだろう。夢のような現実のような不思議な世界観。 どこか懐かしいような、儚く暗く、でも時折爽やかに明るい。 全体的に夏の物語が多く、寒いこの時期に読んでも夏の空気を感じました。 表題作である「だれかのいとしいひと」は、すごく角田さんぽい話。 アンソロジーでも似たような話を読んだことがあります。子どもの目線から見た親の恋人、みたいな設定。 なんだか少し切ない。 この短編集の中で大好きなのは「誕生日休暇」 主人公の臆病な行動に共感を覚えつつ、主人公を追体験。 バーで出会った男性の話を、まるで自分が聞いているような感覚で楽しみました。こういう話大好き。 そしてこれが小説だからこそ、主人公のその後も知れて楽しめる。 静かな曇り空のような雰囲気から一転、爽やかな風が吹く青空のようなラストで終わるのがいい。 他の話も、少しもやっとした掴みどころのない感じがいい。 単純に1つの言葉にできないような感情とか、状態とか、たくさんあると思うんですよね。それをこんな風に描く角田さんが好きです。

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    角田光代の短編8つで、すべて男女の恋愛物語。ですが、ちょっぴりハッピーじゃ無いものばかりです。別れた彼氏の部屋に忘れてきたジミヘンのポスターをこっそり奪い返しに行く「ジミ、ひまわり、夏のギャング」。誕生日の長期休暇にハワイへ行き、ホテルのバーで明日結婚するという男性と出会う「誕生日休暇」。なんとなくうまく行かない彼氏と昔埋めた凧を探しにいく「海と凧」が良かったです。

    0
    投稿日: 2012.02.19
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    意図せず再読…。 表紙の絵に惹かれて読みたいと思っていたのに、どうやらハードカバーで読んでいたらしい。記憶の頼りなさと記録の重要性を認識した。 ハードカバーと文庫は表紙が違うのがせめてもの救いか。 1行目で前に読んだことがあると確信したけれど、そのままするすると最後まで読み切ってしまった。 少し色あせた恋心を描いた話が多いように感じる。 寂しさと居心地の悪さが漂っているのになぜか不思議と落ち着く。例外は「花畑」くらいだ。 特に「ジミ、ひまわり、夏のギャング」と「だれかのいとしいひと」が好き。 ちょっと落ち込んでいた気持ちが和らいだ気がする。

    0
    投稿日: 2012.02.14
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    「あきらめが悪いのが、角田光代の描く人物の特徴だ。」(p.227「解説」枡野浩一) ぼくが角田光代をすきなのは、きっとそこなんだろうな、と。

    0
    投稿日: 2011.12.18
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    いろんな恋愛が出てくる短編集。角田さんらしく、どこにでもいそうだったり、共感できたり何気ない日常だったり、うんうんって思いながら自然に読めちゃう話。誰かを大事にするっていろんな方法があるなあと。

    0
    投稿日: 2011.12.09
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    装丁がかわいい。表題作「だれかのいとしいひと」と、「バーベキュー日和」がすきでした。仲良しの女友達を好きすぎて、彼女達の恋人にまで手を出す女の子、二人きりではうまくいかなくなった恋愛の間に姪っ子を置く女の子、なんだかみんな少しおかしい。なのにどこかで共感しちゃう。ちょっと一筋縄ではいかない恋愛短編集。

    0
    投稿日: 2011.11.13
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    短編集。酒井駒子さんのイラストが表紙。素敵。 ・転校生の会 ・ジミ、ひまわり、夏のギャング ・バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく) ・だれかのいとしいひと ・誕生日休暇 ・花畑 ・完璧なキス ・海と凧 みんななんだかどこかまちがっていて、でも、だからこそ愛おしいとおもえる。そんな話ばかりだった。

    0
    投稿日: 2011.10.28
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    あなたにいとしい人はいますか。あなたのいとしい人にもいとしい人はいます。その人にもいとしい人はいます。そのままクルクルと世界を回り続ける。巡り続ける。そう、いつかあなたの元に帰ればいいですね。そのいとしさが。

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    角田さんの作品は、いつも登場人物に共感出来てしまう。 今回は短編がいろいろあったけど、どれもちょっぴり切ないけどほんわかできる作品でした。

    0
    投稿日: 2011.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。 転校生の会-転校生じゃないからという理由でふられた女子高生、ジミ、ひまわり、夏のギャング-好きな歌手のポスターを取りに元カレのアパートに忍び込むフリーライター、バーベキュー日和(夏でもなく秋でもなく)-親友の恋人とひそかにつきあう病癖のある女の子、だれかのいとしいひと-自分と彼と姉の子供の女の子、誕生日休暇-を一人ハワイで過ごすハメになったOLと出会い、花畑-弟の交通事故を機に不幸のどん底にはまっていく女子、完璧なキス-男が主人公、海と凧-昔の彼と埋めた凧を探しに今の彼と七里ヶ浜へ行く それぞれの短編に深い言葉や共感できるものがあって、とてもよかった。

    0
    投稿日: 2011.09.30
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    三冊目に読んだ角田さんの本。 それまでなんとなく自分の中で、感想や好きな気持ちがはっきりしないでいた。 もちろんそれが悪いというわけではなくて、 ただすっきりしなくって、その理由も分からなくて、 もっとこの人の本を読んでみたいなあ、と思っていた。 この「だれかのいとしいひと」を読んでいる間も、そんな気分だった。 なんとなく読み始めて、気がつくと読み終わっていて、気がつくとまた読み始めている。 登場人物の感情に入れ込みすぎることもなく、かといって共感しないわけでもなく。 この本は短編集で、九つの物語からなる。 はじめは頭から読み始めて、あとはなんとなく、後ろの話から読み始めた。 途中にある「誕生日休暇」という話があまり読みたくないような気がしていたんだと思う。 この本の中に収められている話は、どれもハッピーエンドの屈託のない明るい話ではない。 日常生活の中で誰もが持っているようなささいな憂鬱やひきずっているものがある。 だからもうすぐ誕生日を迎える自分にとって、この話は憂鬱な気分を増長させてしまいそうな気がした。 でも、そんな気分はどうでも良くなってしまった。 この話は、誕生日休暇にひとりでハワイに行った主人公が、たまたまホテルのバーで隣に座った結婚前夜の男性と話をする、という物語。 その男性が言う。 決して悲観するわけでなく、淡々と。 「ぼくは最近、運命なんて信じないし、いや運命ってものがあったとしたら、そいつはものすごく簡単な、お手軽な、吹けばどこへでも飛んでいくような、とても無意味なものだと思うようになってしまって」 抵抗はできないんだろうか。その無意味な、お手軽な運命に抵抗はできないんだろうか、と問う主人公にこう答える。 「できると思います。できると思う、そうしようと思えばぼくはできたと思う。(中略)だけど、そういうのってほんとうかな?とも思うんだな。かわらずにいることに、価値なんかこれっぽっちもない、って。・・・ひょっとしてこれは、自分を正当化したいだけなのかもしれないけど」 あああ、もうこの一節だけで、角田さんのこと好きになってしまった。 この本を読んでよかった。 たまらない気分でいっぱいです。 2005.02.12読了

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    初めて角田さんの本を読みました。綺麗な文章!当たり前だけど、すこし世代が前の女性の繊細さ。 短編ってことで、ひとつひとつ面白かった。

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    投稿日: 2011.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて彼女の作品を読んだ。 短編小説集だったから、私にはひとつひとつの物語が物足りなくかんじた。しかし、不器用で、小難しい性格な登場人物たちに、私とは考え方が違う、感じることがこんなにも違うものなのか。と少し関心するもながあった。例えば、転校生の会では、「ぼくは現在S区I町に住んでいますが、この町で自分が生まれ、この町しか知らず育ったと、シミュレーションしてみようと思いました。」、完璧なキスでは、女性の体を触るより、微妙なバランスの上に成り立っているキスが好きだ。最初は、なんだそれは!と思ったり、シミュレーションって考え面白いな。完璧なキスなんて存在するのか、と考えたりしていたが、物語を読んでいくにつれ、彼らの行動や思考に惹きつけられていった。 共感する部分も多々あり、恋人、元恋人、友達、家族、名前も知らない赤の他人、それぞれの登場人物の背景、過去、未来が少しずつ合わさって、今という生活がある。それが、自分が目指していたものだったり、望んだものではなくても。人との出会いで、自分が変わっていく。あの時は、悲しい出来事だったけど、時間を置いてみると正しい出来事だったのではないか。そういう感情の変化が楽しめる本だった。 もう少し踏み込んだ書き方だったり、詳しく書いてあったりしたら、私はもっと好きな作品になっていたと思う。

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    投稿日: 2011.08.14
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    完全に、ジャケ買いならぬ、タイトル買い。 それぞれに、どこにでもいそうな、そこにありそうな物語。 主人公の精神状態は決してみんないい感じではないのに 物語が終わるときには、ちっちゃな光りというか うん、なんとかなりそうかもねって思わせてくれる。 ひとはひとと関わりながら、ぶつかりながら うまくいかないことばかりかもしれないけれど それでもみんななんとか生きてる、きっといつかいいことあるって信じて。 泣いたり笑ったりできるうちは きっとみんな幸せなんだ。 幸せじゃないときって、そんな感情すら忘れちゃうから。 そんな感情すらない世界へ行きたくなってしまうから。 だれかのいとしいひとであり続けられるならば きっと、前を向いて生きていかれる・・・ 読み終わった後に、そんな想いが残りました。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    私の友人で『バーベキュー日和』みたいな子がいる。ドキッとした。 『誕生日休暇』と『完璧なキス』も面白かった。

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    投稿日: 2011.07.25
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    恋愛短編集。 不完全、欠点だらけ、夢も希望もない日々、変わった出来事なんて起きない日々。  なんでも決めることができ、行動でき、常にポジティブであることも異質な感じがしている。完全ではなく、不器用な人々と、恋や愛と、見える風景と。仕事の帰り道とか、夕暮れとか、夏の暑い日の学校とか、階段とか。記憶の中に潜んでいる光景があったなー。  角田光代は目の前でお話できるなら、してみたいし、話が合いそうで、友達になれそうだと思う。  1か月くらいかけて、毎日寝る前に少しずつ、それか、お風呂で読んでました。

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    投稿日: 2011.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    角田さんの短編集! 中でも誕生日休暇がすっごくよかった! 話の展開力がすごい! やっぱり有名なだけはありますね

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    投稿日: 2011.06.02
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    空気感がすばらしい。どこか他人事のような登場人物たちなのに、どこかほんの少しだけ自分の中にもいる気がする。あとがきの講評が言い得て妙。

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    投稿日: 2011.05.09
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    非常識的な事と共感できるリアルな部分が混ざり合って ノスタルジック。 1つ1つの物語が心にじんわり。な短編集。

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    投稿日: 2011.04.23
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    だらだら汗かきながら歩く坂道とか、だるい雰囲気の深夜のコンビニとか、遠くに見える黄色い電車、生あったかい湿った砂の感触、角田さんの描く風景は懐かしくて、切なくてあったかくて、満たされた気持ちになる。

    0
    投稿日: 2011.04.19
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    短編集で読みやすいと言えばその通り。話の内容も面白くて、楽しかったけど、個人的には起承転結の結をもっとひねってほしかったかな。

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    投稿日: 2011.04.09
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    別れた恋人の部屋に泥棒に入ったり、友達の恋人と密かに付き合ったり、もう別れてしまう恋人と姪とのデートで遠い昔を思い出したり、完璧なキスについて思いを巡らせたり、誕生日休暇を何の目的もなくハワイで過ごしたり、人生を終わりのないトンネルのように思ったり、初めて付き合った人と揚げた凧を探したり――恋も仕事も不器用な女性たち(一部男性も)を切り取るかのようにして描く短編小説。 短編集だからかさくさくっと読めました。やっぱ角田光代は好きだな。でも主人公の女性たちはそれぞれ結構重い人生だったりする……そしてそれと私の状況が(何となく)重なってうう、読むの辛い…と思ったりしました。特に「花畑」かな… 私も今の不幸のトンネルに終わりはないような気がするんだ… そんな感じではあるんだけど、時折指す光のような何か、……決して希望ではないけど、忘れ得ない一瞬とか何かを悟った瞬間とかをあっさり見えるようでいて深く描き出しているなと思ったりしました。 いーかげん私も恋愛小説の登場人物あるいは主人公のようになりてへ。

    0
    投稿日: 2011.03.21
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    今、NANAの続きを読む気が失せて、自分から遠いから興味ないのかなとか思ったのだけど、角田さんの女性陣もけっこう遠いと思うけど(バーベキューとか)、読むのはとてもおもしろいのは、描写の細かさの中に、やっぱり共感できる部分があるからなのかな?わりにめちゃめちゃな話を書くと思うけど、けっこう好き。この1冊は、わりにノスタルジック。 中でも、花畑が一体これからどうしましょうな話にもかかわらず、非常に好きだ。わかる。

    0
    投稿日: 2011.03.13
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    タイトルと表紙の絵が気に入って買ったものの 読まずに本棚に積まれていた本。 いかにも角田さんの小説だな~という感じ。 もや~っと灰色の世界に引き込まれる。 殆どの登場人物が、実際にいたら嫌いなタイプなので 感情移入は全くできない、てか、元々するつもりもないけど。 角田光代という人は、人を斜めから観察していてそれを描写するのが上手だな、と思う。 誰の心にもある、暗い影みたいなもの。 でも普通はそれを表に出さずに生活している。 心の中にあるとはいえ、あからさまに出されると引いてしまうような、ドロドロとした感情。 読み終わると心に何かしこりが残る感じ。 いくつかの短編集だけど、強いて言えば『誕生日休暇』がよかったかな。

    0
    投稿日: 2011.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    きっかけは、表紙の絵と帯に惹かれて。かな。 帯「どんなに好きでも、もう二度と会えない   恋に不器用な主人公たちの、8つの恋のかたち   負け犬予備軍必読!」 あー彼と別れた直後とかですかね、私単純。 …いや、ちがう。目次見て思い出した。後輩ちゃんがmixiレビューしてて気になったんだ!その子は「転校生の会」が好きだって書いてたな。 よくある恋愛短編小説ってかんじでがなく、全体的にちょっとシュールめなとこが好き。ふと思いついた時読み返すのにぴったりな短編集。 私が気になるのは以下。 「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」 「だれかのいとしいひと」 「誕生日休暇」 このほかも、後半のものがけっこう好きだな。

    0
    投稿日: 2011.02.16
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    とにかくタイトルが好きな本。 かつての「いとしかった」人たちへの思いを馳せつつ、今を生きながら 自分を見つめなおしていくような作品が多かったように思う。 いちばん好きだったのは「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」。 慢性的な空虚感があって、間違っていると知りつつも それを埋めようともがく語り手が、いとしく共感できる作品だった。

    0
    投稿日: 2011.02.16
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    難しい… あ、内容のことじゃなくて、評価のこと。 ずるい人や不条理な状況が出てきて、 最初はそんなことないよ、ただの物語だよ、 って考えながら読むのだけど、 あとからリアリティが増してくる不思議。 なにが要因かはわからないけど。 だけど非現実的な部分もあったりして、 読後感は複雑。 でも、心に残る作品は多かった(短編集なので)。 特に印象深いのは完璧なキスの話。 めちゃめちゃ共感する。 そう、こうやって共感できるものとできないものの差が激しいせいかも。

    0
    投稿日: 2011.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    印象に残っているのは「完璧なキス」という作品です。 性交渉よりもキスに重きをおく男性、という設定が素敵です。 そんな男性いたら結婚してほしいです。

    0
    投稿日: 2011.02.15
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    角田さんの本はやっぱだいすき! 不幸感がいとおしい感じだ。 「花畑」は特にどん底を描いているが、最後がいい。 短編集でつながりがないバージョン。 なかなかいいよ。

    0
    投稿日: 2011.02.11
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    角田光代さんの短編集を読むのは初めてですが、短編でも長編でも巧いなぁ、というのが第一印象でした。 女性特有のドロドロした内面を描く(この短編集は男性視点のお話もありますが)、という意味では、山本文緒さんとすこし重なるところがあります。個人的には。けれど角田さんの方がさらっとしているかな。これなら男性が読んでも大丈夫なレベル、という感じで(笑) 全部、一人称で進んでいくお話ばかりなので、感情移入はしやすいと思う。一人称のいいところってそこだと思う。 目のつけどころが一風変わっているなぁという印象も持ちました。どうしてこういう発想ができるんだろう?という……たとえば『転校生の会』なんかそうで、転校した経験のある人たちが集まるサークルのような会、という設定が面白くて。 けれど、出てくる人たちは、「こういう人、いるよね」って思える。だから設定が自分に身近じゃなくても、自分に引き寄せて読めるのだと思う。 好きだったのは、表題作の『だれかのいとしいひと』と、『海と凪』。 出逢いだったり、別れだったり、続いていく愛だったり、いろいろな恋愛のかたちが詰まっているけれど、共通して言えるのは、一度出逢った者同士は、いい意味でも悪い意味でも跡を残し合う、ということなんだな、と。消えることはなく。 そして、別れた相手もまたほかの誰かと出逢う。それがまさしく、『だれかのいとしいひと』なのだと思いました。

    0
    投稿日: 2011.01.20
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    タイトルが秀逸と思う。装丁も。 女のひとの文なのだけど、割にさばさばしてるなーと、角田光代デビューの私のかんそう。 あぁ。くるしい、ね。切ない。さみしい。。 共感したりわかってしまったりもして。 でもだいじょうぶだよ。 小さな痛みと、希望と。 さらっと読んでしまったけど、じわじわくる気がする。

    0
    投稿日: 2010.12.06
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    あとがきにあるように 夢か記憶か、自分のことか他人のことかがわからなくなってしまうような話。 完璧なキスと海と凧 恋愛って、結局他人を通して自分のあれこれを知ったり考えたりするものなのかしら。 実際の日常だって、そんな幸せなことばかり考えて暮らせないから、冷静にちくりと思い知る主人公たちにはしっくり来るものがある。 それこそ不安定で自分のことか他人のことか、ゆらゆらとして、気づけば忘れていってしまうような。 今の心境にはぴったりでした。

    0
    投稿日: 2010.11.12
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    角田光代さんの本をちゃんと読んだのは初めてでした。 私は女性作家の書く、色恋が絡んでうんにゃらかんにゃらして‘ああなんかセンチメンタル……’みたいなのがことごとく駄目なんです。でも角田光代さんって、文芸評論家なんかからも結構高い評価を受けていたりするので、それだけじゃないかも!と期待していたのですがやっぱりそれだけでした。 私はもうどっかが信じられないほど醜く歪んでいたり崩れそうだったりしないと嫌です。でないとテメーのしょーっもない恋バナにゃこちとら馬糞ほども興味ないんだよ!!って思っちゃいます。 あと、裏表紙のあらすじに「転校生じゃないからという理由で振られた…」って書いてますけど、全然違うじゃないですか。適当なこと書くなよ。 10.10.26

    1
    投稿日: 2010.10.28
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    「誕生日休暇」までの短編、どれも胸がきゅうとなった。 切なくて、絶望的で、うまくいかなくて、もどかしくて、 でもそれが自分で。 「花畑」以降はなぜか、好きになれなかった。

    0
    投稿日: 2010.10.26
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    短編集ということもあり、少しの時間を見つけてさくさく読めます。未分化な性よりちょっと先。大人の恋のちょっと前。人を好きになるっていうのがわかりかけるような本。

    1
    投稿日: 2010.10.11
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    いろんな恋愛をしている女性のそれぞれの話の短編集。 あるなあこういう感覚と同調できるタイプと、現実にこんな考え方をしてこんなことをしでかしてしまう女がいたら気持ち悪いし迷惑だなあというタイプとがごっちゃになっているので、読んでいて心が休まりません。 この本の登場人物には後者のほうが多いと私は感じる。 一番印象に残ったのは、誕生日休暇をハワイで過ごすことになった話。 ちょっと素敵な話でした。

    0
    投稿日: 2010.09.15
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    短編集 手軽に読めるんだけど もっと恋愛色強いのかと思ったらびっくりだと思う。 どことなく寂しいカンジ 寂しさの中の小さなシアワセなのかな。

    0
    投稿日: 2010.08.26
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    角田さん大好きなバイトの子が薦めてくれた一冊。 過去に一冊読んだ本が あんまりにもダメダメな女子の話で 次はどうかなぁ…って思ってたのですが 角田さんは、色んな話が書ける人なんだなぁって。 誕生日休暇とかバーベキュー日和とか だれかのいとしいひとが良かったかな〜。

    0
    投稿日: 2010.07.18
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    転校生じゃないからという理由でふられた女子高生、元カレのアパートに忍び込むフリーライター、親友の恋人とひそかにつきあう病癖のある女の子、誕生日休暇を一人ハワイで過ごすハメになったOL…。どこか不安定で仕事にも恋に対しても不器用な主人公たち。ちょっぴり不幸な男女の恋愛を描いた短篇小説集。 《ブックデータベース より》 ①転校生の会 学生新聞の記事でみかけた「全国転校生友の会」の会合に参加した。自身は一度も転校の経験はないけれど、別れたばかりの彼が転校を繰返していたという。 ②ジミ、ひまわり、夏のギャング 過去7年間のあたしを「見守り続けてきた」ジミ・ヘンドリックスのポスターを同棲解消した元カレの家に貼ったまま、忘れてきてしまった。彼の留守を見計らい、合鍵を持って2人で過ごした部屋へ忍び込んだ。 ③バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく) 大切な友人モトコとナミちゃん。その彼氏・コーちゃんとマモちん。 あたしを加えた5人でバーベキューの計画。 大切な友人の全部が知りたいし、全部が欲しい。 あたしは、どこか病気なんだ・・・ ④だれかのいとしいひと ツネマサとのデート。姉の娘・チカを伴っての公園へくりだす。 これといった理由も原因もなく、「もうすぐツネマサとは終わるんだろうな」と思う。ツネマサもまた、そう考えていると思う。 ふとよぎる幼い頃のこと・・・父と女のひとと3人で月に一度の割合で出かけた記憶。 ⑤誕生日休暇 中途採用で勤めはじめた会社には「誕生日休暇」の制度があり、とくに予定もなかったので、出勤する腹づもりでいたが、親切心か?おせっかいか?職場の面々の計らいで、ハワイへの一人旅に赴くこととなった。立てていた予定をうっちゃり、寂れたホテルにこもりっきりだったある夜、バーで「結婚式を明日に控えた新郎」と隣り合わせる。 ⑥花畑 つらいことや苦しいことには、いつか「終わり」があると信じていた。長いトンネルの先に出口の光があるように・・・ 始まりは、弟の起こしたバイクの接触事故だった。その後、もはや「終わり」のないつらい日々が続く。 つらくて、苦しいのに、ふとしたことで微笑むわたしがここにいる。 ⑦完璧なキス ぼくはキスが好きだ。女性の身体のどの部分を触るより、性交より、射精よりずっと好きなのだ。 けれど、前カノと別れてから長らくキスをしていない。 行きかう人の唇を観察し、“完璧なキス”を妄想し、思い出に浸る。誰もぼくがそんなことを考えてるなんて思ってもいないだろう。 ⑧海と凧 近頃、些細なことで言い合いになってしまう同棲中の彼とわたし。 ある夜、彼に尋ねられた「初めての彼氏」のこと。 高校生だったわたしと、他校の男子校の彼氏とのデートは、もっぱら“海岸での凧揚げ”だった。いわゆる和凧を、持ち歩くのは憚られたので、砂浜に埋めて毎日通った。 「そこに行ってみよう」と彼が提案した。 不器用な男女の“恋愛”模様。 しばらく恋愛をしていなかったり、 振られたばかりだったり、 どちらかといえば、「ちょっと不幸」な主人公たち。 テンション低かったり、 落ち込んだりしながらも、毎日は続く。 1話1話、「不幸な題材」が消えてなくなるラストでないが、 その先・・・ 近いかもしれない、 まだまだ遠いかもしれない先に 「希望」の垣間見られる。 夫も子どももいるわたしにとって、 悲しいかな、すでに“恋愛”は昔の想いででしかない。 なので、 “恋愛”絡みの「ちょっとした不幸」も、 同じく記憶の奥底に埋もれている。 ---そんなコトがあったかすら、 とんと記憶にないほどに--- 故に、 共感するのはちょいと難しいのだが、 “恋愛”真っ最中の読者の中には、 現在の心境とリンクするものがあったりするかもしれない。 角田氏って、 誰にでも、どこにでも転がっているような “恋愛”を描くのはとても上手いと思う。 著者のエッセイも評判が良いようだが、 あまりこのジャンルを読むことのないわたし・・・ 過去に読んだ 『三面記事小説』や 『八日目の蝉』のような、 ミステリー寄りの作品は断然好きなので、 「そっち方面の作品を書いてくれないかしら」 と、願ったりしている。 《2010年5月7日 読了》

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    投稿日: 2010.05.07
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    短編集なので さくさく読めます。 主人公はみんな 幸せかそうじゃないかと問われたら しあわせじゃないほうの人たちだと思う。 どこかでかなしく、さびしいひと。 好みなのは 「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」 「だれかのいとしいひと」 「誕生日休暇」 「海と凪」 あたり。

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    投稿日: 2010.05.05
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    ちょっと疲れている日にでも気軽に読める短編集。個人的には不幸続きの女の人が出てくる話(タイトルはなんだっただろうか?)が印象に残った。つらいことが続き、底がみえないとき、普段ではなにも感じないだろうことが大事にみえたりするんだよなぁ。

    0
    投稿日: 2010.04.10
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    だれかのいとしいひと。 もうこの題名だけで、切なくなります。 内容が好きなのは 「ジミ、ひまわり、夏のギャング」 「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく」 「誕生日休暇」 「花畑」 かな。 特に「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく」。 大切にしたいのに 大好きだから傷つけたくないのに とても汚い方法でしか その気持ちを満たすことが出来ない。 不器用。 でも、大好きなものや大切なものを 手放したくない。 そんな、やるせない感じがたまらない話です。 一番印象に残っているのは 「誕生日休暇」。 淡々と語られる「運命のいたずら」は 何だかとても切ない。 この一冊に詰まった 「やるせなさ」をぜひ感じてもらいたいです。

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    投稿日: 2010.03.30
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    短篇集。 「ジミ、ひまわり、夏のギャング」が好きだ。 元彼を想う女の話。 ソファに腰掛けていると、思いだし、動き出す無数の影。過去の二人の幻が見える。そのシーンが好きだった。 幸福が悲しみになる、そんな心がずんと深く伝わってきた。 この短篇集はどれもこれも、悲しくて愛しいものが詰まった作品だった。

    0
    投稿日: 2010.03.16
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    角田光代さんに、「ちょっぴり不幸な」恋愛を書かせたら右に出る者はそういないのではないか。 どこか理解できなくて、でもどこかで自分にも共通するところもあって、そんな主人公たちに魅了されてしまう。

    1
    投稿日: 2010.03.05
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    好きという気持ちがなんなのか、 いつからか分からなくなっていた。 離れてみて、分かったような気がした。

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    投稿日: 2010.02.09
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    負け犬脱却小説。 まだまだ恋だって人生だって、いくらだってやり直せるもの。 そういう勇気をもらえます。

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    投稿日: 2010.01.05
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    細切れ時間に少しずつ読んだのでどっぷり浸かれなかった。あとがきをよんで、あーこういう風に読んだら素敵な話だったんだと分かった。好きな話は「誕生日休暇」と「海と凧」

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    投稿日: 2009.12.29
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    リアルな夢みたいな話。 軽くって読みやすいです。 さりげないポイント。 公園の集まりとか、ひまわりとか、バーベキュー、公園の遊具、結婚式、雑草の空き地、ラブホテル、砂浜。 それぞれの空気が伝わってくるような気がしました。

    0
    投稿日: 2009.12.18
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    タイトルに惹かれて読みました 短編集で、話も良かった でも、いまいち角田さんの文章は好きになれない。 読みにくい、って訳じゃなくて ハマれない。

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    投稿日: 2009.12.12
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    角田光代という名前からすごく硬い文章を想像してしまうのですが、いつも意表を突かれます。 軽いです。

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    投稿日: 2009.11.22
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    恋愛短編集。去年ぐらいに借りて読んだ。 その当時、大きな失恋をした友人が、 「最近同じシチュエーションがあって泣けた・・・」 という言葉とともに借りたため、その印象が強い。 小説って、 ほんとにそのときの自分にぴったりのものを手に取ったりするよね。

    0
    投稿日: 2009.11.16
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    +++ 転校生じゃないからという理由でふられた女子高生、元カレのアパートに忍び込むフリーライター、親友の恋人とひそかにつきあう病癖のある女の子、誕生日休暇を一人ハワイで過ごすハメになったOL…。どこか不安定で仕事にも恋に対しても不器用な主人公たち。ちょっぴり不幸な男女の恋愛を描いた短篇小説集。 +++ 表題作のほか、「転校生の会」 「ジミ、ひまわり、夏のギャング」 「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく」 「誕生日休暇」 「花畑」 「完璧なキス」 「海と凧」 +++ すでに失ったり、失いつつあったりする恋。どうしようもないやるせなさと寂しさ、後悔や自信のなさを、どの物語の主人公もまとっており、一冊全体を物憂いぼんやりした雰囲気が流れている。憎みあったわけではないのにうまくいかない関係が絶妙に描かれている。

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    投稿日: 2009.10.30
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    読みやすい短編集。 『誕生日休暇』と『だれかのいとしいひと』がすき。 誕生日休暇の舞台って、ハワイ島のコナ…??火山に天体観測だもんなあ。 この夏行ったばかりだからちょっと嬉しい偶然。

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    投稿日: 2009.10.16
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    情報科教員MTのBlog (『だれかのいとしいひと』を読了!!) http://blog.livedoor.jp/will_pwr/archives/51313488.html

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    投稿日: 2009.08.27
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    【対岸の彼女】を読んだあたりから、すっかり月に一度の本の仕入れにリストアップされるようになった 角田光代。今回読んだ【だれかのいとしいひと】は表題の【だれかのいとしいひと】を含む8編からなる 短編集だ。 以前、僕は角田光代の文章を「沼のようだ」と書いたことがあるが、やっぱりそれは今回の読書を持っ て再確認した感想でもある。心地よい秘境に足を踏み入れた気分。 そしてなによりも、僕は角田光代の文章に感傷を呼び起こされるようになってしまった。 例えば【ジミ、ひまわり、夏のギャング】という短編が本書に収められているが、この物語は 別れた男の家(同棲していた)にジミヘンのポスターを取りに行くというストーリーで、でも堂々とで はなく、まだ持っていた合鍵を使って泥棒のように行くストーリーなのだが、その中の一場面に、 ※以下、本文より抜粋。 五回呼び出し音が鳴ったあとで、録音された近藤三太の声が聞こえてくる。 はい、今いませーん。メッセージを残しておいてくださーい。ほんじゃっ、よろしくっ。ぴーという 音のあとで、「あーツカモトだけどー」あたしの知らない男の声が部屋に響く。〜中略〜 ツカモト という男をあたしは知らず、彼の言っていることはまったくわからず、本当に自分が今泥棒に入って いるのだということを実感した。自分とまるでつながりのない、だれかの部屋にいるのだということを。 という文章があるのだが、これを読んだ瞬間に僕の中のどこかに落ちていた記憶からなにかが引っ張り 出されて、「あ〜わかるな〜」という感傷がより深く僕の気持ちを昂らせるのだ。 自分の彼女、彼氏と別れて、一歩引いた視点に嫌がおうにも立たされると(この場合、自分が振られた という立場なのだが)急に自分の知らなかった相手の世界に遭遇したりするものだ。きっと僕の恋愛 体験の中で実際にそういう感傷がどこかであったから、僕はこの文章に反応したのだと思うのだけれど 角田光代の作品には、こうして僕の感傷を引き出すというか、30男が気持ち悪いけれど胸がキュンと なってしまうセンテンスが多く散りばめられているから不思議である。 僕は角田光代の「幸せじゃないけど絶望ではない」という浮遊感と、ボーダーラインの少し下辺りを 疾走ではなく、のらりくらりなスピード感で進む「行間」がたまらなく好きなのだ。

    0
    投稿日: 2009.08.09
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    好きなんて気持ちがなければいい。 だれかがだれかを好きになるという 気持ちなんてなければ、 あたしたちは恋だの愛だの友情だの、 そんなものを何ひとつ知らないこどもみたいに、 いつまでもひっついてじゃれあって 暮らしていけるのに。 親友の恋人とばかり付き合ってしまう病癖のある女の子の話、「バーベキュー日和」より。 恋に不器用な主人公の8つの短編集。 ゆるーい感じの恋愛小説だから、苦手な人も恋愛小説っぽくなく読める本 確かになぁ・・・って思いながら読んだけど、やっぱり「好き」って気持ちがなかったら悲しいと思う。 「好き」だからこそ悲しいこともいっぱいあるけど、同じく悲しい気持ちになるんならだれかを好きになるべきだね!!

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    投稿日: 2009.08.01
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    角田さんの作品は読みやすくって、いっつも一気に読みます。 っていう、これがはまったきっかけ。 バーベキュー日和が特に好き。

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    投稿日: 2009.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読始:2009,6,27 読了:2009,6,29 8編からなる短編集 二人の関係が終わったあと、終わりかけ、不幸、不運…そんな恋愛を描いている どれも30pくらいと読みやすい 個人的によかったのは第五話目「誕生日休暇」 ある時点まで不幸なんて言葉をしんじもせず、そんなもの一時的で底がありかならず好転すると信じ、またそうなってきた だがある日を境にこれいじょう悪くはならないだろうと思えることも、後日さらに悪いことが起こるということがつづく 人生ってなんだろう? 人生なにがどうなるかわからず、それら偶然の積み重なりも必然なのかなと うん 別に卑屈な話ではない なんとなく心に残る一話だった

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    投稿日: 2009.06.29
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    081021(a 081105) 081210(a 090209) 090103(a 090226) 090404(a 090424) 101001(a 101014)

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    投稿日: 2009.04.04
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    転校生の会 と ジミ、ひまわり、夏のギャング を読んでいたとき ああこれわたしだ、なんておもいながら ぽたぽた落ちる涙は ページにすいこまれていった

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    投稿日: 2009.03.08
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    http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-172.html

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    投稿日: 2009.02.18
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    あたしには合わないなにかがあって それはちょっとした言葉の選び方だったり主人公の一言だったり思い描く風景だったりそこに漂うにおいだったりするのかもしれない  たぶんわたしはこの人の作品とは混じり合えないんだなぁと思った

    1
    投稿日: 2009.02.08
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    一度気になると、 狂ったようにその作家の作品を読みあさります。 登場人物たちはホントに不器用で不器用で、 気持ちがうまく切り替えられなかったり、 甘えられなかったり。 でも、私には登場人物たちへの愛着が湧かないんだなぁ... なんでだろうか。

    0
    投稿日: 2009.02.03
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    酒井駒子さんの表紙がかわいい。でも角田光代さんの短編集だから、かわいいだけの話じゃない。角田さんの本はちょっと苦手だった。読んだ後に暗〜くなってしまうものが多かったから。でも、これはなんだか違った。結構つらい状況にある女の子達の話なんだけど、その状況をクールに受けとめていて、わりと前向きなのがいい。読んだ後は、なんだか寂しいんだけどすっきりした感じがしました。

    0
    投稿日: 2008.11.20
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    短編集だったかなぁー。 買ったまま、読んでなくて、見つけて読んだときは 「見つけてよかったー。」と思った本。

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    投稿日: 2008.10.05
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    正直なところ、ストーリーはあまり好きではない。 ただ、登場人物の女性たちへの共感度が高く、思わず我が身を振り返る(笑) ぁ、こうやって、つらくてものりこえていくんだな、と。

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    投稿日: 2008.09.14
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    短編集 友達の彼氏と関係をもってしまう女の子の話が好き あと、花畑の話が印象的 なんとなくフェンス越しの花畑が想像できた

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    投稿日: 2008.09.07
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    表紙が駒子さんだったので読んでみました。 これは短編集で、このひとの書く長編はどんな感じなのか気になる

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    投稿日: 2008.09.02
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    私の好きな人はだれかのいとしいひと。 その現実が切なくて、だけど、だれかに愛されてるその人がいるだけで、私は幸せなのかなぁ。

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    投稿日: 2008.08.17
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    角田光代氏の本は初めて読んだ。 8つの話に出てくる主人公たちはみんな何かしらの不器用だったり不幸だったり…。 でも、各話の最後にはどれもハッピーな形で迎えている。 それが、なんだかとても心を温かくしてくれる。 もう一度読んでもいいかな、なんて思わせてくれる本でした。

    0
    投稿日: 2008.08.10
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    女の人特有のおどろおどろしい感じ。 なま温くて湿っぽくて。寝汗をかいてしまった時のような。 かと言って、嫌悪感を感じるほどのものでもなく。 ちょっと寄り道してまた歩き出していくような感じでもあり。 少し川上さんの書く世界観に似てるような気がします。 夢と現実を行ったり来たりしてるような。 怖いと感じることはなかったけど。 失ってしまったものをふと思い出してしまいました。

    0
    投稿日: 2008.07.18
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    誰かに寄り添うような恋ではない、流れていく恋のお話だと感じました。 恋が終わってしまう空気や、ささいな未練を吹っ切れない不器用な人。 何度でも読み返したくなる短編集です。 でも、帯に「負け犬予備軍必読!」と書かれていては、買いにくいこと極まりない…

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    投稿日: 2008.06.28
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    うちにころっと置いてあったので読んでみた。 やっぱ小説家さんってのは、ひとつの情景とか 気持ちとかを決定的に心に刻み付けて生きてるんだろうなぁ なんて思いながら読んだ。 その時その時を噛み締めてるってゆーか。 だからばたばたした生活の中じゃこんなような小説は 生まれないだろうな、とか。 『誕生日休暇』がよかった。

    0
    投稿日: 2008.06.16
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    初・角田光代が、パンドラの箱みたいなこの本でよかった。 決してしつこくはないのに、なぜかときどきはっとさせられる文章がある。 大好物であるチョコレートを食べるのと似た感覚。美味しいことは解り切っていて先を楽しみにしていられるこの感じ。 こんな安心感のある作家は、わたしにとってはまだ少ない。 内容も決して一般的なんかじゃなくて、むしろその普通からはみ出してしまう人たちのどこか孤独でさみしい、でもなぜかあたたかい物語を書いている。 でもその感じがまた、どうしようもなくツボなのだ。 女性作家がこういう小説を書くと、ラストの落とし方で納得できないことが多いのだけれど、この本の場合はすごく共感できる。 個人的に好きなのは「転校生の会」「バーベキュー日和」「花畑」の三つかな。 すごくすごく大好きな本の一冊になりました。

    0
    投稿日: 2008.05.06
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    「海と凪」、「誕生日休暇」がすき。おなじ高校生のともだちにすすめることのできる本だな。すきー(0204)

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    投稿日: 2008.02.09
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    初角田光代。 短編集だけど、全部好き。この人の小説は情景が映像になって頭の中に浮かんでくる。大好き。

    0
    投稿日: 2008.02.03
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    切ない恋物語、八つの短編集。 最近、こってこての恋愛話の本が流行っているけど 私はこんな感じの何処か、ぼけたような、寂しいような、 恋愛話を読んでみるのも悪くないと思います。 その中の一つの恋のお話、 「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」 に心引かれて買ったんですが、どうもこの主人公は 好きになれません。正しい恋じゃないのです。 でも呼んでくにつれて彼女の寂しい心がわかって 悲しくなりました。 どうか、彼女に幸せな日がきますようにと。 じぶんのいとしいひとの話ではなくて、 だれかのいとしいひとの話なのです。 恋なんてたくさんあります。 正しい恋なんてなくてもいいじゃないかと思います。 だれかのいとしいひとのお話なんだけれど どこか自分とシンクロしてしまう、 自分のように読んでしまう。 それでも だれかのいとしいひとなのです。 不思議だ。

    0
    投稿日: 2008.01.25
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    「角田光代を読んでみよう」と思った。短編集なんだけどあたしは「誕生日休暇」がすきかな。あたしの読む作家は偏っているから、ちょっとした違和感はぬぐえなかったけど、この人の書く作品をもっと読んでみたいと素直に思いました。

    0
    投稿日: 2008.01.22
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    夢の中みたいにもやもやとしてはっきりとわからないことが、現実をとりまく。小さな小さな物事に翻弄されて生きてたって感じさせる。ああ ずきずきした。

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    投稿日: 2007.09.23
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    私は彼女の作品製作のやる気とか原動力に興味があるんだけど、もしかしたら、すごく前の作家、いや、一昔前の作家にはよくいたのだけど、処女作が人生の集大成、っていうのではない。彼女はもしかしたら「これを書きたい!」という強い衝動はないかもしれないけど、間違いなく「書き続ける」才能があるんだな、と。彼女は私のいとしいひと。(2005.10.25)

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    投稿日: 2007.09.11
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    ちょっぴり不幸な男女の恋愛を描いた短編小説集。みんな、激しい感情ではないんだけども心に陰りがある感じ。「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」「だれかのいとしい人」がよかったかな。

    0
    投稿日: 2007.08.24
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    8つのショートストーリで構成されている。気づけば無心でふと遠くの景色を眺めているような少し冷めていて不器用でどこか病んでいる主人公達が登場する。表題の「だれかのいとしいひと」「ジミ、ひまわり、夏のギャング」「花畑」が好き。自分は決して体験はしていないがなぜが読んでいて懐かしい雰囲気がするところがよかった。(07年8月17−18日)

    0
    投稿日: 2007.08.18
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    誕生日休暇が抜群にすき。待ち合わせをしながら読んでいて泣いてしまった。間を空けて海と凧がすき。いい、だけじゃないすきな本。

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    投稿日: 2007.07.30
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    日常の些細な感情とか出来事をさらっと面白いお話にして 書けてしまうんだなあと更に角田さんを好きになりました。 どの短編もすぐ引き込まれて、さらっと読めました。 短編ってあんまり余韻が残らないんですけど、 この短編はものすごく余韻があって、とても面白かったです。 一番好きな短編です。

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    投稿日: 2007.07.21
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    2007.6.19 誕生日休暇 と バーベキュー日和 の話が好きです 少しずれながら一緒にいて どこか淡白で冷静な目を持った女の子たち それでも、どこか愛しい物語

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    投稿日: 2007.06.19
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    ◆転校生の会 ◆ジミ、ひまわり、夏のギャング ◆バーベキュー日和 ◆だれかのいとしいひと ◆誕生日休暇 ◆花畑 ◆完璧なキス ◆海と凧 以上8編の短編集。失恋をしたばかりの者たちが登場する。  おだやか~な感じの等身大の話が多い。失恋したとはいえ、それを悲しむというよりは思い出としてきれいにしまっておく、というような。【誕生日休暇】が好きかな。

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    投稿日: 2007.06.07
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    短編集です。語り口が読みやすく、そして、単なる恋愛ものでもない何か後口が残ります。魅力的な作家さんですね。

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    投稿日: 2007.05.26
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    具体的にどこが好きだと言われると表現するのが難しい。雰囲気、自分もそうかもという共感、そんな感じが心地よい恋愛短編集。

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    投稿日: 2007.05.19
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     直木賞受賞者です。 っていっても、角田さんの本は前から好きで読んでます。 恋愛小説なんだけど、物語のテーマが不思議な気がします。 私の好きな作家さんの一人です。  

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    投稿日: 2007.05.08
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    古本屋で買ったせいで、前の持ち主のであろうタバコの匂いがしみついている。 あっけらかんとしてるフリしたちょっとさみしいお話たち。 この本の前の持ち主は、さていったいだれのたいせつなひとなのかな、とちょっと想像してみる。

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    投稿日: 2007.04.23