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水滸伝 五 玄武の章
水滸伝 五 玄武の章
北方謙三/集英社
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総合評価

80件)
4.4
42
23
8
1
0
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    楊志の最期。 凄絶な戦いは魂を揺さぶる。 その後も折に触れ惜しまれる楊志だが、その人柄が十分に伝わる巻

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いよいよ戦が始まった。そして、こんなに早く主要キャラクターが亡くなるとは思わなかった。あとまだ、14巻あるのに、どうなってしまうんだ! 前半の宋江救出作戦は読んでいてスカッとした!面白い!中盤は魯智深が登場!待っていた!後半は悲しい結末だった。全体を通して林冲の活躍が度々あり、初期メンバーもチラホラ登場して心躍った。 展開は読めない。次巻も期待する。

    3
    投稿日: 2025.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南部を旅する宋江の居場所が青蓮寺にバレて攻められるが林冲騎馬隊の活躍もあって官軍を退ける。 北方を旅する魯智深は女真族に囚われるが、乞食に扮した鄧飛が単身で救出。魯智深は自分で左手首を切り落としたため死の淵を彷徨うが、安道全の治療で復活。 寝返った馬桂の手引きで楊志は官軍精鋭150人に包囲されて、100人を斬るも死去。官軍は間髪入れずに二竜山と桃花山を攻めるも梁山泊サイドがこれを退けるところまで。 ---- シンガポールからロンボクに飛ぶフライトの中で読了。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山場が多すぎて、ドキドキしながら一気読みでした。 なんとなく女真族も魯智深が仲間に引き入れて凱旋帰国するって安易な展開を期待していたので、まさか囚われていただなんて!それどころか、腕を失うことになるなんて(涙) でも、何はともあれ、魯智深が戻ってこれてよかったです。 とはいえ、今後の女真族と梁山泊の関係性が気になるところ。壮大な物語なだけにこれで女真族の出番は終わりってことはないよね?!って気がして・・・ 更に、そんなところで衝撃を受けていたら、大黒柱のひとりである楊志が早々に死んでしまって思考停止(号泣) 裏切者はあの女だぞ!早く見つけろ梁山泊!! って言っても楊志は戻ってこないし、彼女の裏切も微妙なんだけどさ。 いろいろ差し迫っている中で、宋江ひとりだけのんびり魚釣りとか、ありえないと思うんだけどみんなは受け入れています。 こういう役割の人って軍には必要なんですかね?

    0
    投稿日: 2024.10.30
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    凄まじい一冊というべきか。 宋江の居場所が青蓮寺に発覚し、梁山泊の本隊が本格的に闘う一戦となった。官軍2万に包囲されるが、すぐにかけつけた李俊、穆弘らの3000の軍と、梁山泊からの林冲の騎馬隊の活躍により、窮地から脱出する。 李富により密偵にされた馬桂により、楊志は暗殺される、すぐに官軍により、ニ竜山、桃花山への攻撃か実施されるが、楊志に託された石秀、周通らの命をかけた奮闘により、官軍の攻撃を撃退することに成功する。 漢の生き様というか、惹きつけられる一冊。

    1
    投稿日: 2024.10.04
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    楊志、、、ここにて、、、、倒れる、、、、 もう、手に汗握る展開に、うぉーー!!!!!!と、わたしも本に全身の力を込めて、馬に乗って斬りかかって行く気分でありました。 林冲!!!!!! と、叫び!!!!楊志!待っとけ!!!!って叫び狂い、童威と童猛に歓声をあげ、一瞬自分の立っている場所がどこだかわからなくなるほどにのめり込んでます。 もう、一瞬で水滸伝に呑まれる日々です。

    0
    投稿日: 2023.11.26
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    第5巻。官軍の作戦が鋭く厳しさを増し、梁山泊のリーダー達に危機が訪れる。グイグイと物語に引き込まれる。

    0
    投稿日: 2023.09.20
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    やってくれたなー! やってくれはりましたなー! 一〇八星、集結しないんかーい!ってね 『水滸伝』一番の胸熱クライマックス、一〇八星大集結!!描かれないんかーい!っていうね もう『水滸伝』違うやん それやってもうたら『水滸伝』違うやん そもそも『水滸伝』てのはね 洪信ていうお馬鹿さんが、天界を追放された一〇八の魔星の封印を解いちゃうところからお話が始まってだね それがいかにまた集まってくるかって物語なわけでね それが一〇八星集結するまえに死んじゃう人出て来るんかーい! いやーやっぱすげーわ すげーわ北方謙三アニキ 分かる、分かるよ こんな賊徒どもがしっかり官軍にマークされまくった状態で、108人もすんなり集まれるわけないやろ!ってんでしょ? んもう!そんなリアリティいらんわい。゚(゚´Д`゚)゚。 でもねやっぱりそこがオリジナルとの一番の違いであり、一番の素晴らしいところなんですよね 見る者聞く者がやんやと喝采をあげるための講談ではなく、読者の見たくないものも突き付け、そこに大切なことを込めようとした小説ということなんかな〜 はい!一〇八星ぜんぜん違うやん!のコーナー! 今回は第三十三位の好漢、天慧星の拚命三郎(へんめいさんろう)石秀です 愚直で一本気、思い立ったら即行動で失敗も多い性格 すぐ誰かを助けに行っちゃうけど失敗して助けられる側にまわる人 梁山泊合流後は歩兵の隊長となり長くいろいろな戦いに従軍し、時に偵察や潜入などの任務もこなします 『北方水滸伝』では始め公孫勝率いる闇の軍団致死軍の隊長となりますが、そのやさしすぎる性格から向いてないと判断され任を解かれ二竜山で青面獣楊志の補佐にまわります 性格も正反対に描かれていますが、やはり最大のぜんぜん違うじゃん!は二竜山を守るために奮闘し、一〇八星集結を待たずして戦死してしまうことですよね オリジナルではだいぶ長いこと生き残ります 最後は迷いをすて、楊志の息子楊令に自分の剣を託して死んでいきますが、その最大の功績は自分たちの志を次の世代に繋げたことだったのかもしれません

    55
    投稿日: 2023.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楊志よ、永遠なれ。 あなたの志は楊令が引き継いでくれるよね。 私はこんなにかっこいい人たちに今まで出会ったことがないよ。石秀、周通。戦う姿にとても心を打たれました。どうしよう読み終わって一晩経っても二人のことを思うと涙が出てくる。本当に…。 魯達カムバもとても嬉しかったです。 林冲達が助けに来るシーンの胸熱っぷりといったらもう…。あとは、馬桂のやり口、きったねぇ。こんなこと許していいのかよ。最低だよ。(初の寝返りに心に暗影が落ちる私の図) 水滸伝の解説がとてもとても大好きでね、解説っていうか、「私と水滸伝」っていう題名の作文。笑 子供の頃に読んだ水滸伝と比べて北方水滸伝は整合が取れすぎている!と憤って(最高を叫んで)いた、志水辰夫さんの後書きが読んでてとても面白かったです。 

    2
    投稿日: 2022.01.16
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    帝国の逆襲である。 腐った兵を率いて落日に向かう帝国で苦闘する姿こそ男の本懐というか。盛り上がるライジング・サンとも言うべき梁山泊に比して実に暗い李富さんが夜日なると荒れ狂うぜ眠らせないぜハニーってなる熟年カップルにも熱いものを感じるけど、何しろ今回は頑張るダークサイドっぷりにグッと来た。まぁ最後は負けるんだろうけど、頑張って欲しいのよ。

    0
    投稿日: 2021.11.17
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    2021.11.12 うぉー、動いて来たなぁ。 楊志は惜しすぎる。梁山泊にとって本当大き過ぎる損失だ。 5巻のハイライトは江州の戦いの林冲騎馬隊の登場シーン。

    0
    投稿日: 2021.11.12
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    全編クライマックスのような怒涛の展開に圧倒されっ放しだった。完全オリジナルの北方版。もう自分の知っている水滸伝とは全く別物と割り切り、頭を空にして楽しむことにする。

    3
    投稿日: 2021.05.06
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    4.6 怒涛すぎる巻。一章どころか一節読むたびに、展開の面白さにも感動し、そして何より自分の心情が揺れ動き、発狂しながらタバコ吸ってた。 梁山泊側の死人が相次ぐ中で、その最後の勇姿に最大の敵すら舌を巻く。映像作品や漫画でそんな光景は見てきたけど、活字でもここまで美しく伝わるのか。てかもはや過去のどの映像作品よりも美しく脳内で再生されてしまう。そのくらい初心者にもたやすく響く活字たちが連なってる書なんだ。

    2
    投稿日: 2020.11.28
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    梁山泊と官軍の戦いで多くのひとが亡くなってゆく。人肉を食べたり、賄賂が横行したり、今の中国社会を予感させる国民性がいくつもある。楊志、宗江、晁蓋、楊令の父母を無くすつらさ、替天行動、武松、魯智深、石秀、等特徴のあるキャラクターが多い。これからどちらの軍が勝っていくのか?

    0
    投稿日: 2020.02.09
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    北方水滸伝を最も北方水滸伝たらしめている5巻目。 初めて読んだのは10年以上前でしたが、その衝撃は忘れられません。 あの人を除いて108人がなんだかんだありつつも、九天玄女のお導きで、星の定めにより梁山泊の一堂に会する古典“水滸伝”が、予定調和に満ちたぬるま湯のように思えたのを覚えています。 数年前、『楊令伝』を読むために再読しましたが、今は『岳飛伝』を読むための再々読中。 ジェットコースターを上り切った後のように、これからずーっと魂を揺さぶられまくるのが怖くもあり、楽しみでもあります。

    5
    投稿日: 2020.01.21
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    戦の場面が多く、どちらが勝つかなど緊迫感があった。そして何人か重要な人物が亡くなり、これから先の展開も気になる。

    0
    投稿日: 2020.01.07
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    北上次郎さん、 大沢在昌さん、 勘のいい方は、もうここまでで ははーん と思われたことでしょう 続けると、 逢坂剛さん、 池上冬樹さん そして 志水辰夫さん そうです 各巻の「文庫」につきものの 解説を書いておられる 作家さんたちのお名前です 単行本では味わえないのが この文庫化された時の 各巻末の「解説」ですね 四巻目までは、まぁ なぁるほど という感じでしたが この五巻目の 「志水辰夫」さんに至っては おぉ 大御所が… という思いを強く持ちました 単行本の時では 味わえなかった 大きなボーナスを もらったような 気にさせられました。 むろん、 これ以降も 読み進めますが 敢えて、解説のところは 「今度は どなたが…」 のお楽しみと とっておく 楽しみが できています。

    0
    投稿日: 2019.02.24
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    ★2009年4月1日 26冊目読了『水滸伝5 玄武の章』北方謙三著 評価B+ 梁山泊と官軍の争いはますます激しさを増し、戦闘も大規模になってくる。 宋江は、長江の中州に立て籠もり、九死に一生を得て生還。魯智深は、女真族に捕らえられてこれも片腕を失いながら何とか生還。しかし、二竜山と桃花山の二山を束ねる楊志は、妻子に会いに行った所で、青蓮寺(官軍の諜報機関)の襲撃を受け落命。官軍はその勢いで二竜山と桃花山を攻めるが、梁山泊の本軍の到着し、官軍は潰走する。それにしても、楊志の死は、梁山泊には大きな痛手となる。 これまでの伏線が一気に表の大きなうねりとなり、戦端が拡大。凄まじい勢いの展開を見せ始める巻である。次も直ぐ手をつけて読みたくなってしまう。スーパーヒーローの死なない物語と違って、これから次々と主役級が失われていくと思うと、かなり残念。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    北方水滸伝全19卷を読了。 水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。 夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。

    0
    投稿日: 2018.03.28
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    再読。 大きく動いた。 まだまだ序盤なのにこんなに動くとは… 油断ならぬ。 ささ、次巻へ。

    0
    投稿日: 2018.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    揚志については何となく想像できてしまっていたけど、まさか石秀や周通までとは思わず…。 石秀の最期のシーンは短かったし心情の吐露なんかもなかったけど、だからこそ余計かっこよかった。 迷って悩んで、ようやく踏ん切りがつきそうなところだったのに。この戦が終わったらもっと大きな人物になれただろうに。無念。

    0
    投稿日: 2018.01.10
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    ●1回目 2007.8.31 重要な巻。 宋江包囲戦。 鄧飛による魯智深救出作戦。 そして青面獣楊志の戦い。 最初のクライマックスとなる巻である。 ●2回目 2014.12.21 衝撃の第5巻。誰もがあっと驚く展開。 最初のクライマックスである。 火眼狻猊(かがんしゅんげい)鄧飛の魯智深救出劇も壮絶。

    0
    投稿日: 2017.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさに衝撃の一冊。 前巻で宋江を包囲し、魯智深の行方は知れず、楊志の妻子の存在が青蓮寺にばれた。 その全てがこの巻で動き出す。 古典文学に(古典を題材にした文学に)、ネタバレは許されないのかどうかわかりませんが、早々に主要登場人物が姿を消すということだけ記しておきます。 現在の視点だけで考えたらそれはとてつもなく大きな穴となりますが、長い目で見たら梁山泊の要を作る出来事になったかもしれません。 それは今後を読まないと分かりませんが。 ただ、その大きな喪失は確かに衝撃的ではありましたが、私が泣いたのはそこではなく。 喪失をもって敗北としないように、次に繋げるために必死で戦う遺された者たちの姿。 理性ではなく、本能でもない。 彼らが戦う意味は一体なんなのか。 “兵力、武装、指揮。あらゆる要素を考え、作戦の指示すら出す。頭の中には、いく通りもの戦の予想がある。しかしいま見る戦場は、予想したものとはまるで違っていた。剥き出しの生命が殺し合っているようでもあり、なにか非現実の、夢の中にいるようでもある。 戦の指揮とは、このすべてを現実として捉え、的確な判断をし、命令を出し続けることだ。戦場を、たとえ掌の上でさえ、再現できることだ。 執務室で考えている戦は、戦らしいものであり、戦ではなかった。”

    2
    投稿日: 2017.02.05
  • 代えの聞かない人物

    この巻はいきなり宋江が官軍に囲まれた緊迫した状況から始まります。この宋江捕縛作戦が広がりを見せ、南京応天府や梁山泊本軍も加わり、江州の戦いという多方面での戦に発展します。焦中の宋江はといえば、釣り糸を垂らしていたりしますが(笑)。 次に描かれるのは、遼の北に去った魯智深の捜索です。鄧飛のがんばりで、ついに女真族の街で彼を見つけますが…!?魯智深と林冲の焼肉パーティ(?)には吹きました。どうなってんのこの人たち(笑)。 そして、最大の戦いが二竜山の戦いです。梁山泊の東に位置し、守りを固めるとともに兵の供給源となっていた重要な拠点。揚志という優れた頭領に統率され、隙がないように思われましたが…。この戦いで梁山泊初めての死者が出ます。それくらい激しい戦いとなります。 散った彼らの勇姿は鮮やかに描き出されていて、脳裏に焼きつくほどですが、ここで死ぬには惜しい人物ばかり。その痛手を乗り越えられるかが、次の巻の見どころとなりそうです。 とてもとても熱い巻でした。

    1
    投稿日: 2017.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤のヤマ場。揚志の早すぎる最期。 青蓮寺の刺客100人以上に取り囲まれながら鬼神の如き闘いぶりで死してもなお倒れることのなかった揚志。 身を挺して息子を守った潘仁美。 再び両親を失い悲しみを抱える息子・揚令。 後半は胸を締め付けられる思いで一気読み。

    0
    投稿日: 2016.11.08
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    梁山泊側のピンチが続きます。 宋江の危機。 魯智深の衝撃。 楊志の死。 二竜山と桃花山の陥落寸前。 幾人の仲間が死んだが、ここからどう挽回するのか。

    0
    投稿日: 2015.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宋江を助けるために、皆が力を合わせて戦った。林冲の登場がすごく格好良かった! 最初はもう少し人間臭かった気がするけど、魯智深が人間離れしてきている。 楊志の妻子に何かあったらめないかもって、前巻のときに思ったけど、まさか…。 涙なしには読めなかった。

    0
    投稿日: 2015.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半はいつもの水滸伝・・・ 青面獣はどんなピンチも潜り抜けると思ってた。 水滸伝は同士が全員揃うまで誰も死なないと思ってた・・・ この5巻を読んで6巻以降を読んでいくのが怖いと思いました。 でも早く次を読みたいと思わされました。 北方謙三おそるべし!

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    動きが出てきた5巻。 江州への宋江の救出、魯智深の発見と脱出、 そして楊志の最期。 楊志のくだりはかなり力が入った。一人を殺すのに150人を投じ、実に1002人を返り討ちに。 壮絶だった。楊令は?

    0
    投稿日: 2015.10.01
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    「札が、一枚」 最初の赤札。楊令が吹毛剣を刷いて、頭領になっている姿が見たいなぁ。後何年くらいの物語なのか知らないけど。

    0
    投稿日: 2015.08.15
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    5巻から梁山泊軍と官軍の激しい戦いが始まります。 戦の中での駆け引きもあり、主要人物の生き様など読み所満載! 6巻はどうなるんだろう・・楽しみ!

    0
    投稿日: 2015.03.25
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    熱くなってきた。 官軍の宋江包囲網を梁山泊をはじめ、叛乱軍が一丸となって宋江を助ける様は感動!豹子頭林冲がかっこ良かった! 北では魯智深が! そして二竜山・桃花山では命を賭して守りきった頭領達の姿に感動した。 次巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。 水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。 最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。 108人全員が個性的でなおかつ熱い!! 『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。 また、全員死に様がかっこ良過ぎる。 漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。 豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。

    0
    投稿日: 2014.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    男を描く作家、北方先生版・水滸伝。 あまり男を主張されてもありがたがる性格・年齢でもないのですが(笑) 水滸伝という作品自体を久し振りに読もうかと 軽い気持ちで手を出してしまいました^^ 1巻の最初で気づきましたが、コレは水滸伝じゃないようです(笑) 表紙には「水滸伝」って書いてあるんですけど… いろいろ調べたところ、北方先生なりに「演義の部分を出来るだけ リアルな表現に書き改め、作家という創造者の矜持をかけて北方版・ 水滸伝を書いてみようと思った」(要約)と語っております。 そんな縛りプレイ(笑)みたいなことしないで、素直に書かなければ いいのに…と強く思いましたね^^ 大人の事情でもあるのでしょうか(笑) ま、面白ければそれでも楽しめるのですが、残念ながらこの方は いつも同じ人物造形・同じ死生観に感じられて、久し振りに読むと 途中までは面白いのですが、結局断念してしまいます。 もう少し人物の色合いを薄めて、歴史的背景を出さないと どの国・どの時代でも同じ作品に思えてしまいます。 作家は誰しもそういう傾向はありますが、この方の場合 人物が濃いので飽きがくるのも早い気がします。 今回は5巻をもって、読むのを断念しました。 題材をモノともしない押し出しの強さは、歴史小説の分野では かの塚本先生に迫るモノがあります^^ 良い点としては、原作を知っていても先が読めない展開、北方 ワールドに引き込む作家としての力量、アツイ男達の生き様 等です。 北方先生の作品ならどんなモノでもという方や、妖術や幻術なんて …という方、あるいはハードボイルド好きな方なんかにもオススメ します。

    0
    投稿日: 2014.01.02
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    ああ、完全にはまった。 正直に告白すると、電車の中で読みながら泣いた。 あの人がああなってこうなってあんなことになるなんて。それからあの人もあの人も。 もう続きが読みたくて仕方がないモード。

    0
    投稿日: 2013.08.11
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    死に急ぐ者は生き延び、生きたいと思う者は死ぬ。まだ戦いは始まったばかり、これからどれだけの人が死に行くのか。悲しいがこの先も読み進めねば。

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ではまず恒例の各章のサブタイトルとその星が表す豪傑の名前の列挙からです。 地進の星: 出洞蛟・童威 地闘の星: 火眼狻猊・鄧飛 地会の星: 神算子・蒋敬 地空の星: 小覇王・周通 さて、ここまでの巻では梁山泊に集う(必ずしも梁山泊に籠ったわけではないけれど ^^;)豪傑たちはひたすら増える一方だったけれど、この巻ではとうとう亡くなる方が出てきてしまいました。  著者はどこかのインタビューか何かで「俺の水滸伝では人が死ぬんだよ」と仰ったらしいのですが、それにしても早いですねぇ。   確かに官軍と戦いながらも同志がひたすら増える一方で108人が梁山泊に勢揃いという原典のプロットではあまりにもリアリティがなさすぎだけど、正直なところ KiKi は1つだけ疑問に感じてしまったことがあります。  それはね、原典では1人も欠けずに(晁蓋を除く)108人が勢揃いして、だからこそその108人が108星の生まれ変わりというお話になっているわけで、しかもその108星が道教の世界では結構重要だったりもするわけで、そんな宗教的なバックグラウンドを活かしたお話になっているのに、晁蓋より先に星の生まれ変わりの人たちが死んじゃっていいんだろうか?? この KiKi の Review では冒頭で108のお星さまと豪傑の名前の一覧表を各巻・各章のサブタイトルに合わせてご紹介しているわけだけど、実はこの108星の中に晁蓋に該当する星はありません。  初期の梁山泊は晁蓋の力によってまとめられていると言ってもいいほど最重要人物の1人であるにも関わらず、梁山泊に豪傑108人が揃う前に戦死してしまうために108星には含まれないということになっていたはずなんですけどねぇ・・・・・。 まあ、現代日本には108星な~んていうのは文化的にもまったく浸透していないわけだし、北方さんもそんな文化的な背景へのある種のオマージュとして各章のサブタイトルにのみこの108つのお星さまを登場させている・・・・っていうことなのかもしれません。 さて、この巻で亡くなってしまったのは以下の3名です。 天暗星: 青面獣・楊志 天慧星: 拚命三郎・石秀 地空星: 小覇王・周通 周通さん、出てきたと思ったらすぐ死んじゃったよ・・・・・ ^^; 原典には出て来ない体制側の裏の仕事請負人とも言うべき青蓮寺の暗躍による最初の被害者が宋建国の英雄・楊業の末裔である楊志、そして続くそれに続く大掛かりな掃討の第一段が楊志が籠っていた二竜山で、楊志亡き後の二竜山の大将2人が山寨を守るために戦死という筋立てには説得力があったけれど、それにしても全19巻もある中でこの第5巻でいきなり戦死者が出てくるのはかなり意表をついていました。 初読の時にはひたすらビックリ仰天で「え?!  ええ~?!」と開いた口がふさがらなかった KiKi だけど、今回は筋を知っていたからという以上に「楊家将」 - 「血涙」 - 「水滸伝」 - 「楊令伝」 という一連の流れを考えてみると、ここで楊志が亡くなるのは言ってみれば「楊令伝」への布石とでも言うべきものであることがよくわかります。   「楊令伝」への布石は養父・楊志の死とそれを見つめていた幼い楊令という画のみならず、遼国に潜入し、女真族との呼応を画策していた魯智深がそれに失敗し、鄧飛の活躍により救出されるという物語にもひっそりと忍ばされているあたりも、なかなか憎いねぇ・・・・・(苦笑) もう1つちょっと感心してしまったのは、遼国から救出された魯智深がその逃亡の際に自ら切り落とした腕が化膿しちゃって生死の境を彷徨うことになった以降のお話です。  結局、安道全に腕全体を切り落とされちゃうことになるわけだけど、何とその切り落とされた腕を魯智深と林冲は食べちゃったという・・・・・。  そのシーンだけを想像するとグロテスクというかシュールに過ぎると感じるわけだけど、原典の水滸伝には「食人肉」の話があっちこっちに出てきているから、言ってみればその名残みたいなものがこの「片腕を食べちゃう話」なのかなぁ・・・・と。 前巻で発生した2つの不穏な空気のうち、宋江絡みの大戦の方は何とか凌ぎ切った梁山泊だけど、楊志と彼の副官2人を失った二竜山を何とかしなくちゃいけません。  とりあえず林冲に一時的に任せることにしたみたいだけど、林冲さんは組織を束ねて方向性を示すマネージメントタイプというよりは誰かに示された方向性へ向かうために力技で活路を開くゲリラ・スタッフタイプ。  要するに大将というよりは遊軍に近いところで力を発揮するタイプです。  そろそろヘッドハンティングが必要な雰囲気をプンプン漂わせながら第6巻へ進みます。

    0
    投稿日: 2013.07.30
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    楊志が死んじゃった。。。。 北方水滸伝は何度も最後まで読んでいるので、この後、どう展開していくか知っているし、それはそれで楽しみなんだけど、楊志が生きている版の水滸伝も見てみたい。

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    投稿日: 2013.07.26
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    まさかの…! 初めての本格的な戦いと、犠牲。 その戦いは映像的。 感性で描かれているなぁ。 でも一番心に響いたのは、魯智深を連れての鄧飛の逃避行。 人が誰かの為に限界を超えてまで成し遂げられるものか、と読んでいて胸に迫るものがあった。それがまた、魯智深の人間性に深みを与える。

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    投稿日: 2013.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三人の死。北方氏は、108人の英雄をあえて全員生かしておかなかったのだ、どんなに強くても人は死んでしまう。ここまでで一番哀しい巻だった。

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    投稿日: 2013.06.26
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    どうやら私は脱出場面が好きらしい。魯智深と鄧飛がすごかった。安道全も林冲も出て来たしどんどん物語に引きずりこまれてく巻でした…。そして楊志があああ。

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    投稿日: 2013.06.10
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    「宋江殿のお許しを得たいことがあるのですが」 戴宋が言った。戴宋は、二十名ほどを指揮して、堀の補強をしていた。 「戦のことではありません。『替天行道』の旗を、この島に掲げるお許しを得たいのです」 「あの旗は、私の旗ではない。それを仰ぐ者、みんなの旗だ。おまえが掲げたいと思うなら、堂々と掲げよ。誰かの許しが要るというものではないのだ」 戴宋が頷き、にやりと笑った。 「疲れている、とも言えるな」 「疲れは、知らぬうちに溜ります」 「私が疲れていると思うか、洪清?」 「お疲れです、誰よりも」 「ならば、疲れが身を滅ぼすまで、疲れてみようか。幼いころから、兄弟のようにして育ったおまえが、私の滅びをも見届けるべきであろう」 「疲れは殿を苦しめるでしょうが、滅びさせはしません。滅びれば楽だと思うほど、いつまでも苦しまれるだけです」 「おまえこそ、滅びたくても、なかなか滅びることができぬ、と私は思っている」 袁明は、低い声をあげて笑った。ひとしきり笑い続けると、また自分の思考の中に入っていった。 「なぜだ。童威。なぜ、死を選ぼうとする」 「選ぶんじゃねえよ。俺は、そこに飛び込むんだ。飛びこめば、突き抜けられる。いままでが、そうだった。もう駄目だという波が来た時は、俺は船を突っ込ませたものさ。それで、駄目じゃなくなる」 李俊は、童威、童猛らと、海に出て島から塩を運んできていたという。川と違って、海はとてつもなく荒れることがある。 「李俊は、この策を許さないと思う」 「だから、公孫勝殿に言っているんじゃねえか。兄貴は、俺が死ぬと言って、黙ってみている男じゃねえ。だけど、俺がやらねえことにゃ、俺たちだけでなく、兄貴も死ぬことになりかねねえ」 公孫勝はしかし、童威の思いをそのまま受け取れなかった。死をいとわぬ人間を、それほど多く見てきてはいない。 「もう一度、攻めよう」 「待てよ。あんた、俺の言うことを聞いたろう」 「しかしなあ、童威」 「一度攻めれば、それだけ兵は疲れる。死人も出る。やるんなら、いましかねえぞ」 「そうか」 公孫勝は、ふっと冷やかな気分に襲われた。死をいとわぬと口で言うなら、実際に見せて貰おうではないか。そんな思いになった。 「それなら、やって貰おう。いまから攻めこみ、できるだけ深く押し、おまえたち兄弟を残して、われわれは離脱する」 「おうよ。受けて立とうではないか」 「間違えるな。敵は私ではないぞ」 「なんとなく、敵みてえな面してんだよ、あんた。笑わねえし」 「行くぞ。いいな。弟と話し合わなくてもいいのか?」 「そこが、双子よ。なぜだか、お互いの気持はわかる。言葉なんて、いらねえんだよ」 「そうか」 公孫勝は、自分の気持の中に、かすかな羨ましさが滲み出しているのに気づいた。 穆弘の軍も、李俊の軍も、少しずつ動きが鈍くなっていた。 離脱すべきか。公孫勝は、瞬間、そう思った。しかしここで離脱すれば、二度と攻めかかることはできないだろう。 崩せるのか。勝てるのか。続ける。選んでいた。公孫勝も、剣を遣った。血が飛ぶ。剣がぶつかり合い、火花が散る。しかし、倒しても倒しても、敵は減らない。 不意にこれまでにない衝撃が、戦場を走った。地響きがする。 「宋江殿が、いつも落ち着いておられたので、私は苦しまずに済みました。兵たちも、安心していました。こんな狭い島で、争いひとつ起きなかったのは、まさしく宋江殿のおかげです」 「私は、暢気なのかな。それとも、鈍いのかもしれん。おまえたちが、必ずなんとかしてくれると、信じて疑っていなかったのだ。そして、信じた通りになっている」 魯智深には、さまざまなことを教えられた。自分の国を見限るのは、自分を見限るのと同じことだ、と言われた。卑怯者が自分から逃げるように、ただ逃げただけだ。そして、どこへ逃げたところで、そこが帰る場所になることはない。帰る場所を捨てて、人生になんの意味があるというのだ。 人が旅をするのは、帰るべきところへ帰るためだ。魯智深は、そう言った。不思議な言葉だった。心にしみこんだのだ。 「なにもかも手筈を整えると、それが狂った時に、どうしていいかわからなくなるものだ。おまえぐらいのいい加減さが、ちょうどいいのだろう」 「呉用殿は、いつもそれだな。競い合うことは許しても扶け合うことは許さん。嫌われるだけだぞ」 「魯智深のように、誰にも好かれている男がいる。それだけの、苦労をしたからだ。私は、なんの苦労をした。忙しく駆け回り、頭を搾りはしたがな。嫌われるのが、私の役どころなのだと思っている」 「俺は、嫌いじゃないぜ。それに、呉用殿は苦労をしている。苦労をしていないのは、晁蓋殿と宋江殿ぐらいだろう。あの二人にだけは、苦労させてもいかん」 「おまえから聞かされた、江州での宋江殿など、まるで子供だな」 「梁山泊の頂点が、薄汚れた大人ではいかん、と俺は思っているよ」 「私もだ、劉唐」 「私はいつも、力のすべてを出している。相手が誰であろうとだ。林冲、おかしな言い方はやめておけよ」 「たとえば、林冲は強い。あれほどの者がこの世にいるのかと思うほど、強い。どこから、誰が見ても強い。しかし楊志殿は、ほんとうに強いのかどうか、わからん。兵の中に紛れていれば、目立つこともない。しかし、やはり強い。林冲とは違う強さ。これがどういうことかわかるか、蔣敬?」 「いや」 「林冲は、五百の騎馬隊を指揮して、無敵だ。それは、俺も認める。しかし、五万の軍の指揮はできん。五万の軍を、一兵も無駄にすることなく生かしきれるのは、楊志殿だろう」 「なるほど、強さの質が違う。そういうことだな。では公孫勝殿は?」 「致死軍は、また別だ」 「そうか。いろいろあるものだな」 楊志はそれでも、怒りで心気を乱しはしなかった。闘いは、長い。およそ経験したことのない長さだろう。闘い抜く。闘い抜かなければならない。考えているのは、それだけだった。 死は、誰にもやってくる。晁蓋は、そう思った。早いか遅いかの違いだけで、人はみな土に還る。だから、嘆くことはない。死者のために、生き残った者ができることは、なにもないのだ。忘れない。それだけでいい。 「あの五百の騎馬隊は、一万、二万の兵力に匹敵する、と俺は思っています。楊志殿も、林冲だけは敵に回したくない、とよく言っておられました。楊志殿には理解できない、捨身があるようなのです」 「心の底のどこかで、死にたがっている。林冲にはそういうところがある、と私は以前から思っている」 また疲労が襲ってきたが、今度はどこか楽だった。死んだあとのことを決めた。だからなのか。人間というのは、そういうものなのか。 「五千の騎馬隊か。林冲の十倍だ」 「林冲はいい相手だと思っているだろう。死を懸けて戦える相手だとな」 「それは、まるで林冲が死にたがっているようではないか、公孫勝」 「そう言えば、言える。林冲はいつも、死すれすれのところに、身を置きたがる。それではじめて、自分は生きている、と思えるのだろう」 なにか、別の世界を、李富は見ているような気持だった。戦場でもない。殺し合いでもない。これだけの人数がいるのに、見えているのは、たったひとりの生きざまだけだった。あの男は、なぜあそこにいるのか。なにが、あの男を生かし、輝かせているのか。 「突破口を、生かせませんでした」 そばで、声が聞こえた。許定。声に、はじめて感情が滲み出している。李富は、許定の顔を見つめた。 「無念です。いまひとつ、いまひとつだけの押しが、足りませんでした。外に飛び出してきた、あの大将に負けた、と思います」 「許定将軍、戦はまだ終わっていません」 「確かに、まだ攻め立てております。しかし、もう中に呼応する人数はいないでしょう。残念です。あの突破口を生かせなかったのは、私の責任です」 戦場にいる。その感覚が、ようやく李富に戻ってきた。

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    投稿日: 2013.05.05
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    四巻て楊志に危機が迫っているとハラハラしながら読み始めました。 青蓮寺に囲まれてしまう宋江や遼に行った魯智深の話部分も、かなり引き込まれて手に汗握るような感じなのですが、楊志の最後にはもう涙を流さずにはいられませんでした。 家族を守って戦う姿は最後の瞬間まで本当に武人であり男でした。かっこいいで収まらないかっこよさが楊志にはあります。 そういうところも、本編で人望があった要因でしょうか。 この、楊志その他の仲間の死によって、晁蓋が、これが戦だと思ったように私もはっとさせられました。改めてこうして登場人物がいなくなっていくんだと思い知らされた巻になりました。 この先、登場人物がばったばった死んでいくのかと思うと、心臓がぐりぐりする思いですが、次巻が楽しみなのでどんどん読み進めます!

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    投稿日: 2013.03.20
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    楊志が王和の闇の軍と戦う場面がもう圧巻。 そして石秀と周通の最期。 自然と涙が出てきたけど、それは“感動”の一言でまとめたくないような感情で、不思議と圧倒的な光を前にした眩しさのような感じだった。 水滸伝もまだ序盤だけれど、この巻を読んでしまうと早くも楊令伝が気になって仕方ない。 それにしても、4巻までも面白かったけど、5巻は一気に持っていかれた。 これから先が気になる人物達がまだまだいるので、すごく楽しみです。

    2
    投稿日: 2013.01.10
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    追われる宋江対追う黄文炳戦。 「豹子頭林冲、着到。」で林冲かっこよくおいしいとこをかっさらう。 女真族に捕縛された魯智深救出。 ここでも林冲と魯智深の仲良しぶり。 かわいい。 そしてそしてこの巻最大の衝撃。 楊志の暗殺と二竜山への襲撃。 致死軍へは戻れなかった石秀の最期が、哀しくて見事すぎてもう。 「これだけの人数がいるのに、見えているのは、たったひとりの生きざまだけだった。」 「突破口を、生かせませんでした」 赤札が三枚、翻る。

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    投稿日: 2012.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    水滸伝も5巻目になり、ようやく官軍と梁山泊の叛乱軍との死闘が幕を明けた感じですね。今回の目玉は何といっても楊志が暗殺されたことですね!非常に好きなキャラだっただけに早過ぎる死に残念でなりません。しかし、その後、二竜山と桃花山はなんとか叛乱軍が死守して良かったと思います。 それ以外としては魯智深が生還して、魯達に改名したことがトピックスですかね。次巻では、どのような死闘が繰り広げられるか次の展開が楽しみです。

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    投稿日: 2012.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    急転直下。これまでの4冊が単なるプロローグだったことを痛感させる、怒濤のストーリー展開。息もつかせぬ場面の連続。そして早くも、楊志をはじめとしたメインキャスト達の壮絶な死。特に楊志の最期は感涙ものだ。圧巻の一言。

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    投稿日: 2012.09.19
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    今回は序盤の山場だったといっていいでしょう 激動の5巻でした 冒頭の宋江救出戦や魯智深救出ではドキドキハラハラが味わえて、後半の二竜山戦のあたりは辛かったです ※以下重大なネタバレあります※ 宋江救出の時に駆けつけた林冲の、 「豹子頭林冲、到着。梁山泊の騎馬隊の力を見せてやるぞ」 には痺れた 林冲かっこよすぎるでしょ!! 小説読んでて鳥肌たったの初めてかも 後半の楊志暗殺からは辛かった… でも楊志は男として父親として立派な最後だったと思います 済仁美も 石秀は地味に好きだったのでショックがでかかった でもやっぱり石秀も周通も見事な最期だったと思います 楊志を失ったショックの中であそこまで持ち直して自分の命をなげうってでも戦自体は勝利に持っていったというのは本当に凄いことだったと思います 楊志・石秀・周通お疲れさまでした 赤札がこれで三枚

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    投稿日: 2012.09.11
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    あっという間に読んでしまいました。 とうとう、死者が出始めました。 登場人物は多いけれど、 各人の描写がしっかりなされているので 赤札にする時はやはり読んでいて悲しいです。 ここからどう動くのか… 続きもどんどん読みます。

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    投稿日: 2012.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろいろな意味で、一つの山場と申していいんではないでしょうか。 やはり長い話しですと、緩急、動静あるものですが、これは文句なく急・動でしょう。 赤札3枚でいいのかな?

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    投稿日: 2012.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語が動きだし、初めて札が裏返る巻。 どどどっと人が亡くなりました。 魯智深手首切り落とした段階で失血多量で死んでるから!馬桂おいこらとか、楊志!石秀!とかいろいろありますが…面白かったです。

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    投稿日: 2012.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    魯智深救出があったり、楊志が討たれたり 内容の濃い巻だった 楊志が討たれる下りは電車の中じゃなくてほんとに良かった

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    投稿日: 2012.05.21
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    魯智深の救出時の光景が頭のなかでありありとイメージされすぎて、電車のなかで気持ち悪くなってしまいました。 物語としては、楊志が大きな危機を迎えています。

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    投稿日: 2012.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は盛りだくさん 宋江は死地を脱したが、その宋江の女の扱いの間違いから揚志が散る そして、石秀も 話を面白くするためには死ぬ奴も必要なんだろうけど、2人とも余りに早すぎる死 魯智深のように腕をなくしても生き延びて欲しかった・・・ 最後の揚令は、伏線バリバリって感じですね

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    投稿日: 2012.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤一番のヤマ場の巻、でしたかね。 さすがに”あの御方”が志半ばに倒れるのは覚えていましたが、もう二人居たことはすっかり忘却の彼方。特に片方、原典での扱いに比べて見事な最期……。

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    投稿日: 2011.12.10
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    五巻は札が裏返りはじめるという点で動きのある巻。ここまで読んできた読者が桃花山から二竜山に合流を許されたような感じ。清風山に入りたくば六巻以降も買え、みたいなね。物語を引っ張る力は相変わらず強いんだけど、魯智深久々の登場だからもっと書き込んで欲しかったなあ。志水辰夫の解説は熱かった。熱かった、意外だ。

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    投稿日: 2011.11.14
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    ついに、赤文字の札が出てしまった。しかも一気に三人も! 悲しいが、いずれも見事な死にざまで、感動に震わされた。 本格的な戦が始まり、敵も味方もこれから犠牲者がどんどんと出てくるだろう。 敵味方というより、国のことを憂うという価値観は同じうしながら、大きな変化を望むものと、それを望まないものとの戦い。 悲しいけど、熱い戦いの行方をこれからも見届けたい。

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    投稿日: 2011.09.13
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    戦の描き方が上手く夢中になって読んでしまった。特に二竜山、桃花山の闘いは一読の価値あり。 石秀と周通が良い味を出してくれてます。

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    投稿日: 2011.08.13
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    いよいよ物語が疾走し始めて派手な展開になってきた。 賊徒から叛乱軍になりつつある梁山泊勢力に対して、ついに青蓮寺が大規模攻撃に出る。宋江は大軍に包囲され、楊志暗殺の企ても着々と進んでいた… しかしこの巻では魯智深のエピソードがちょっと衝撃的だった。

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    投稿日: 2011.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横文柄により孤島に追いつめられた宋江だったが、新たに梁山泊に参入した穆弘や李俊、駆けつけた林沖騎馬隊の助けにより生還する。 魯智深も燈飛の決死の救出により遼から脱出し、梁山泊は喜びに沸く。 しかしそんな中、馬桂の裏切りにより、揚志が王和の軍150人により囲まれ、奮闘したものの揚令を残し殺される。 再び両親を目の前で殺された揚令は、再び声を失う。 揚志の副隊長であった石秀と、周通も直後の侵攻により命を燃やし尽くした。 横文柄は横文柄で敵役として良かった。楊志の最期は、こんな父親はかっけぇと思わざるをえん。 石秀には公孫勝の期待や楊令へ剣を渡したシーンなど、印象に残る場面と、輝く最期が切なかった。 周通は、苦悩しながら桃花山を守り抜いたけれど、本人は分かっていないまま、格段に成長していた。そして、死んでいった。 楊令はずっと、悲し過ぎた。その分、石秀や林沖とのシーンが忘れられないほど輝いている。 英雄と悲しい子どもの対話は、こんなにも美しいのか。 以下本文より引用 ・楊志の最期  ふり返る。楊令。済仁美に庇われるようにしながら、顔だけこちらにむけていた。眼が合った。笑いかけようと思った。笑えたかどうかは、よくわからない。父を見ておけ。その眼に、刻みつけておけ。  地を這うように、斬撃が来た。かわしもせず、楊志はその男を頭蓋から両断した。 ・石秀の最期 「門を閉めろ、命令だ」  力のかぎり、叫んだ。親衛隊も、半数は射倒されていた。  門が閉まっていく。石秀は、それを目の端に捉えた。敵が、押し寄せてくる。大地を、すべて埋め尽くしているように、敵が押し寄せる。斬っても、斬っても、際限がなかった。敵兵の海だ。下腹を、何かが貫き通した。槍。柄を叩き斬った。突いてきた者も、同時に両断した。また、なにかが体を貫いた。

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    投稿日: 2011.04.23
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    本巻は主に3つの事件を描いている。 1つめは、主人公クラスである宋江が官軍一万の兵に狙われるものの数人の味方の援護により逃れ、長江の中洲に立て篭もるというもの。一連の闘いの中で、宋江のおっとりした性格を描こうとしている著者の想いは理解できるが、まだまだイメージし辛い人物像である。文章を読んでいても風貌が浮かんでこないのだ。その点、林冲や魯智深は何となく顔がイメージできる。どういう風にと聞かれると困るが、例えば林冲は横山光輝の三国志に登場する「関羽雲長」を、つい思い浮かべてしまう。長身で顎鬚が長い、賢者的な豪傑といった…。私の思い込みであるが。 2つめは、遼で囚われの身になっていた魯智深が鄧飛に救われる事件。しかし牢から逃れるために自分の手を切断したり、その切断した手が腐ったため安道全が肩から切断し、その切断した腕を魯智深自身が食べたりと、グロテスクな面が多かった。こうしたシーンは映像化が難しいだろう。 3つめは、青蓮寺による同志の非業の死。妻子との逢瀬を楽しんでいた楊志が殺されるとは意外だった。第二巻以降、結構好きなキャラだったので残念である。息子の楊令(5歳)が成長し、立派な軍人となって帰ってくるのだろう。それを待とうか。そして二竜山の石秀、桃花山の周通も戦死。それぞれ、身を盾にして闘った結果である。こうした英雄や豪傑を描く物語として、一方の勝ちっぱなしではつまらないため、負けを描くことは常套手段なのだろうが、それでも感情移入してしまう。

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    投稿日: 2011.03.20
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    まさかの楊志死亡に驚く。 早すぎる、とも思えるが、世の中というのはそういう風にできているのかもしれない。 前の4巻がダブついた印象だったが、楊志の死闘で盛り返した。

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    投稿日: 2010.09.30
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    前半の中心となる戦闘は、相手がなかなかの人物で、手に汗を握る見せ場である。登場人物それぞれの個性がかみ合って何ともいい感じだ。 中盤、生還し腕を切り落とすくだり。読ませる。迫力がある。 後半、暗殺から攻防戦へ。シリーズで初めて、大きな登場人物が戦死する。戦いの中での出来事はまあいいけれど、最初の暗殺はなんともやりきれない感じがする。登場人物ならずとも、とても悔しく思うのだ。合掌。 2008/8/4

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    投稿日: 2010.09.10
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    青蓮寺が良い悪役をする回。 敵ながら天晴れ。 この北方水滸伝、もはや「108星」は意識してないと言える。 何故ならこの巻で晁蓋と他の108星との違いが ほぼなくなってしまったから。 あと108星の一同が一斉に会する機会も 失われてしまったし。 でもキャラクター一人一人が 活き活きしている。 今のところ設定に無駄がない。

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    投稿日: 2010.08.03
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    宋江が江州で禁軍に囲まれる。魯智深は女真の地で行方知れずに。 前者は林冲騎馬隊の想像以上に早すぎる到着に、 後者は鄧飛の必死の救出にそれぞれ助けられる。 波が来て過ぎ、また波が来て過ぎ、三度目は大きすぎる波。 聚義庁の木札が、一枚ずつ裏返る。 最初の山場。南で北でそれぞれピンチがあって何とか乗り越える。 最後は二竜山。楊志のことは作者を恨むしかない。 これからじゃないかよ・・・

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    投稿日: 2010.07.21
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    魯智深が女真族の地から脱出する回、楊志が死ぬ回 魯智深は、横山光輝の漫画では、楊志と共に二竜山の頭領を務めているが、北方水滸伝での役割はオルガナイザー。 人と人とをつなぎ、梁山泊の仲間を増やしていきます。 また宋の将軍をヘッドハンティングします。 魯智深は、もともと水滸伝の中でも人気のあるキャラですが、オルガナイザーとして描かれることにより、また今までとは別の魅力的な人物としてブラッシュアップされています。 そして、楊志の早すぎる死。 原作では、梁山泊に108人の好漢が揃うまで、誰一人108人は欠けないのですが、筆者曰く「俺の水滸伝では人が死ぬんだよ」とのこと。この後も徐々に登場人物が物語から退場していきます。 それにしても剣の達人で実力も全キャラで5指に入る、楊志の早すぎる死。子の楊会に父の生き様を見せて敵に討たれます。 楊志ほどのキャラであれば、物語的にも死なすのは惜しいのですが、彼が死ぬことで、この後の北方水滸伝の話は、楊会の成長物語にもなっていきます(それが続編の『楊会伝』に帰結するわけですが)。

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    投稿日: 2010.06.27
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    楊子が死んでしまってまじで泣けた・・・ 済仁美まで死んでしまって楊令だけ取り残されて・・・・・・・ 目の前で大切な人を失うのをただ見てるだけしかできなかったとか どれほどの辛さだろう・・・ しかも楊令にとっては2度目・・・・ とりあえず泣きまくった。 そして、馬桂の残酷さに腹立った。。。

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    投稿日: 2010.05.09
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    宋江、魯智深が助け出される。 楊志、石秀、周通が死ぬまで。 石秀が、致死軍に戻らずに死んでしまったのが悲しい。

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    投稿日: 2010.04.29
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    やはり5巻あたりで第一の山場をもってくるのか? 宋江を廻る青蓮字との攻防があったかと思えば、楊志の暗殺。 さすが梁山泊に対抗する青蓮字ということか。 馬桂の犬を使っての楊志の居所をつきとめる手段に感心、やはり味方に欲しい人物、でももう駄目だろう。 楊志、石秀、周通に追悼

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    投稿日: 2010.04.05
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    【軍師の夜は、いつも長いぞ。】 ついに梁山泊出撃。そして、赤札が。。。 官軍も効果的につぶしにかかってくる。

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    投稿日: 2010.01.23
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    危ない危ないと思っていたら、やっぱりやられてしまった。今後ずっとこんな悲しいことの繰り返しかと想像したら、読み続けるのがつらくなってきた。

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    投稿日: 2009.05.11
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    北で1度“死ぬ”漢!? 楊令に自らが戦う姿を焼き付けさせる!? 青面獣楊志150人の闇の暗殺部隊に1人で立ち向かう。 梁山泊の札が裏返ってしまうのか? 漢の生き様を見てみろ!!

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    投稿日: 2008.08.23
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    昔読んだ水滸伝とはやはり異なるストーリーになってきている。(あらすじ)女真族に捕らえられていた魯智深は、自ら手首を切断して手かせを外し、梁山泊に帰還する。馬桂の内通により、楊志は妻子との密会中に暗殺される。混乱に乗じて官軍は桃花山、二竜山に大兵力を差し向けるが、石秀、周通らの犠牲を出しながらも梁山泊からの援軍によって退けられる。

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    投稿日: 2008.06.28
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    「宋江様は、『替天行道』の旗とともにあります。兵が死ぬように、死ぬことは許されていないのです」 「許されていない?」 「はい」 武松の眼に、あるかなきかの、悲しみの光がよぎった。宋江は、黙って眼を閉じた。自分の闘いをしようと、決めたばかりだ。それは、兵として闘うことではない。(p.34) 「魯智深のように、誰にも好かれている男がいる。それだけの、苦労をしたからだ。私は、なんの苦労をした。忙しく駆け回り、頭を搾りはしたがな。嫌われるのが、私の役どころなのだと思っている」 「俺は、嫌いじゃないぜ。それに、呉用殿は苦労している。苦労をしていないのは、チョウ蓋殿と宋江殿ぐらいだろう。あの二人にだけは、苦労をさせてもいかん」(p.208) 「魯智深に訊きたい。痛くなかったはずはない。それを、どうやって克服したのだ。おまえは、わずかな汗しかかいていなかった」 「生きるも無」 「坊主のようなことを言うな」 「俺は、坊主だ」 「耐えられるはずがないのだ、あの痛みに」 「安道全。おまえは、人がこうだと決めてかかっている。そうではない人間がいる。いや、そうではなくなることができる、というのかな。魯智深はそうだ。俺も多分、腕を切り落とすぐらいなら、耐えられる」(p.218) 「林沖は、五百の騎馬隊を指揮して、無敵だ。それは、俺も認める。しかし、五万の軍の指揮はできん。五万の軍を、一兵も無駄にすることなく生かしきれるのは、楊志殿だろう」(p.249) 不安な顔、迷った顔。それを部下に見せてはならない。楊志に、はじめに教えられたことだ。いまは、部屋でひとりだった。いくらでも、不安な顔ができた。身体も、ふるえはじめている。ふるえるだけ、ふるえる。泣いてもいい。ただし、ひとりだけの時だ。兵舎の外では、兵たちのかけ声が聞こえる。やるべきことを与えられているというのは、実に楽なことだ。愉しいと言ってもいい。それに較べて、ひとりというのはなんと苦しいことなのか。(p.324)

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    投稿日: 2008.06.26
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    (注意※ネタばれしてます。) いろいろ濃ゆい巻。 魯智深の壮絶な脱走と、?飛のおとこ気にめっちゃ感動! そして、なんといっても、この巻は楊志。。。。 ・・・と思ってたら、最後に追い討ちのように、 石秀・周通の壮絶すぎる戦。 5巻でこのテンションて。すごすぎます。

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    投稿日: 2008.05.26
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    今現在一番好きな巻かなぁ。 楊志ーーー!! かっこいいんだよ、本当。 楊令のこれからが気になります。

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    投稿日: 2007.06.26
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    全国を流浪しながら志を説き、腐り切った宋を倒す同志を募る梁山泊のリーダー宋江。彼が動くまでその役割を担い続け、今また宋を挟撃するために外部の人間には極端な警戒心を抱く女真族と結ぼうと遼へ単身足を延ばした魯智深。もとは官軍トップクラスの武将で、今は梁山泊に連なる二竜山と桃花山のリーダー楊志。この3人にそれぞれ訪れる絶対絶命の危機とそれを潜り抜けるための闘い。まさに巻を置くを能わず。先が気になって、気になって一気読み。梁山泊vs官軍・青蓮寺の闘いは、ますますヒートアップ。男の生き様、死に様がカッコええ!

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    投稿日: 2007.04.01
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    「水滸伝 五 玄武の章」北方謙三:集英社文庫 遼へ入った魯智深は命の際に片腕と引き替えに命を繋ぐ。 闇の塩を守り順調に見えた梁山泊に凶報が届く。 王和の軍150人に囲まれ楊志憤死す。 遂に梁山泊幹部に最初の犠牲者が出る。 続く二竜山と桃華山の防衛戦でも次々と倒れる。 いよいよ牙をむく官軍と青蓮寺。 そして残された楊志の子、楊令は言葉を失いただ剣を振る。

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    投稿日: 2007.03.22
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    ネタバレ感想です■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□札が一枚。…返された。中盤からは、バッタバッタと漢(おとこ)達が散っていくのは承知の上だったが、最初の一人がこの漢だったとは。北方謙三、苛酷すぎるぞ。

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    投稿日: 2007.02.26
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    同志をまとめるための旅の途中、宋江は2万の官軍に囲まれる。 なんとしても宋江を救い出せ!梁山泊から、原野から集まる同志達。 宋江は無事救出されるのか? そして二竜山・楊志の元に続々と人が集まることを恐れた青蓮寺は李富の女になった馬桂を使い、楊志暗殺を謀る。 妻子とのつかの間の逢瀬をねらい、150人の刺客が3人を襲う。 楊志は無事生還できるのか? 梁山泊108人の豪傑が全員終結する前に、戦死者が出るという、掟破りな水滸伝!!

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    投稿日: 2007.02.25