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皇帝の嗅ぎ煙草入れ
皇帝の嗅ぎ煙草入れ
ディクスン・カー、宇野利泰/グーテンベルク21
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総合評価

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  • 推理小説の古典の一つ。お見事です。

     まず、タイトルがいいよね。作者はアメリカの人だそうだけど、このタイトルだけでヨーロッパの香りがします。「ご隠居の煙草入れの根付」だと江戸テイストになりますけれどね。  さて、推理小説だけに、あまり中身については書けませんが、これも密室殺人のジャンルに属するお話です。しかも、その様子が向かいの窓から見られているという念の入ったシチュエーション。犯人も見られている?それとも?  多くは語れませんが、タイトル通り、皇帝のかぎ煙草入れが、鍵になります。私も、最初にこのかぎ煙草入れが登場して、その説明がなされた時、ちょっと違和感を感じたんだけどなぁ。その後、様々な話題が出てくるので、最後の最後まで、そのことを忘れてしまいました。おそらく、皆さんも、謎解きがなされた時、そうそうオレもそう感じたんだよぉ。と思うでしょう。  江戸川乱歩も絶賛したという推理小説の古典。流石に面白い。読む価値は大ありですよ。

    5
    投稿日: 2016.02.20