
モンテ・クリスト伯(4)
アレクサンドル・デュマ、泉田武二/グーテンベルク21
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総合評価
(2件)5.0
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4巻、急激に面白くなった。
今まではまさに新聞小説を読むごとく毎日少しずつ読んできたがここに来て一気読みだった。 ダンテスが財宝を手に入れた時は第2の人生を楽しんだほうが良いのではないかと感じたが、いつの間にか復讐を応援して力が入っていた。 おそらく本作の最高の盛り上がりと思われるシーンに突入。これまで種を蒔いてきた事柄が直接決闘へと導かれるのだ。ところが実際にこの場面に立ち会ってみると復讐ではなく人々を正しい道へ引き戻す儀式の意味合いが強かった。 「水戸黄門」と「犬神家」要素である。さていよいよ物語りは最終巻へ。
0投稿日: 2018.08.15止まらなくなってきた!
モンテ・クリストの執念が生む「懲罰」と、ほとんど天の采配によってもたらされるかのような正しき人たちへの「恩寵」の両方が見事に絡まり合いつつ因果応報の連鎖を生みだし、クライマックスに向けて事態が急速に動き出した第四巻。 気持ちいいくらいの勧善懲悪。単純だけど善良なアルベール君にも心が洗われる。小難しい理論や深い思想なんてなくても、わくわくとページを繰りつつ、「ああ、正しく生きなければ」と心から思わせてくれる。小説って、それでいいんだよね。
0投稿日: 2015.09.03
