
総合評価
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舞台設定の勝利
キャラクターがいいと思います。暗殺者として育てられたひどく人見知りの少女と、ワイルドでカッコイイ王子様が学園ラブコメするのです。アサシンとプリンスってのはふつう敵同士ですから、話も転がりやすいですね。取り憑いてる精霊達も良いアクセントになってます。 ストーリーも楽しめました。クライマックスシーンは映画のような綺麗なシーンですね。あとは、ラブの部分の描写がくどくて、おじさんにはキツイです。中学校低学年の女の子が一番感動できそう
1投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ学園モノを読みたいなぁ・・・と思って選んだのだけど、舞台が学園なだけで、あまり学校という雰囲気じゃなかった。 長く続いた戦争の間、優秀な暗殺者を輩出していた村に生まれ、その為の教育を受けてきたのに、突然平和が訪れて「暗殺者」としては失業してしまった村。そんな村から新たに「護衛」という命を受けて学園に入ってきた女の子が主人公。でも、まだ護衛対象のお嬢様が学園入りしておらず、そして現れる前に一巻終了(笑 サラッと気軽に読めるし、今後の展開に期待。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ暗殺者と言えば沈着冷静、普段は虫も殺さぬような顔をして一般社会に紛れ込んでいる……などという姿を想像してしまうが、ヒロインのティエサはそこからほど遠い。何しろ覆面を付けるのが当たり前の生活だったので、髪で顔を隠さないと前も向けないし、廊下の真ん中を歩くなんてとんでもない。 一般者ぶろうとしても、身振りや反射神経は一流暗殺者のソレ、なにやらおっかないキアス王子には怪しまれまくり、そんな中まるで暗殺者に殺されたような死体まで出てくるのだから、たまらない。早速怪しまれたティエサは涙目になりながら汚名返上のため、捜査を開始しワルツを踊る! な作品。 とにかくヒロインのわたわたぶりと、王子マジ王子と言いたくなる、キアスくんのイケメンぶりを楽しむ作品と言える。司法や教師たちが気づかぬ真相に一般生徒があっさりたどり着くのは……と思ったけれど、ティエサの回りに「一般」生徒は一人もいないので無問題だった! 直向きに頑張る内気ヒロイン(特技:暗殺術)を応援したいと思うあなたにお勧めしたい本です。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鮎川はぎのさんの新シリーズ。 世界観は前作の「横柄巫女と宰相陛下」と同じで、「横柄巫女と宰相陛下 王宮は秘密だらけ! 」に出てきていたアロルト王子の母国、サディル王国ですが、時代はかなり後のようです。 「聖剣の巫女」とかサディル王国の星獣「優美なる白鳥」も出てきてて、星獣が巫女にけちょんけちょんに言われてるのが、面白いです。 主人公ティエサもかわいいし、相手となるキアスもツンデレぶりも一見非の打ち所がない感じのネージュの変人さも、なかなかツボです。 暗殺未遂事件は解決しましたが、ティエサがキアスへの気持ちには気付かないまま終わってしまいましたので、次巻に期待です。
0投稿日: 2011.03.12
