Reader Store

総合評価

152件)
3.7
28
51
46
8
3
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつの間にか「娼年」の続編が出ていたのね。 リョウくんがクラブを再建していくのだけど、あのメグミがまた登場したり、FTMの新メンバーが現れたり。 命について考えさせられるなぁ…

    0
    投稿日: 2012.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    単純な感想を言うなら娼年も合わせてセックスしすぎだろwwwとまず。 でも読んで良かったって。両方共読んでから思った。何の話だったのかっていう国語のテストみたいな問答は置いておいて。私が感じたのは差別について、普通について。その概念。 私は、高校を卒業するまで普通以外のことにはとかく否定的だった。専門を卒業してからはそういう自分の普通以外を普通でないと決めつけるのはいけないことだと思った。でも、それのどっちでもないっていうのが読んで改めて出た答え。 私は感情的な人間だし。認められないと思えば受入れようと思ってもどうしても駄目っていう部分を一瞬でも相手にみせてしまうし。完璧に偏見を持ってはいけないという枷は私には重すぎるからせめて、大切な人の悪な部分。一般的にそう捉えられる部分はそれでも愛そうとは思う。 と思って生きてきたんだけど。やっぱりそれで良いって思えた。見失いがち。他の人はこれを読んで全く違うことを思うかもしれないけど。そんな部分が泣けた。 あと、否定的に生きてはいけない。欲しい物は常に求め続けるべきだし、何より自分を否定してはいけない。辛い時とか塞ぎがちで分かってわいるけど人の文章をみて自覚することはまた違う。なんにしても面白かった。 リョウくんが何よりイケメンで頑固な所も良かった。アズマはあまり幸せではないかもしれないと思った。アユム君のだけど女の子らしい所が好感が持てた。メグミちゃんの酷く女の悪い部分を凝縮した点が愛おしかった。

    0
    投稿日: 2012.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    様々なことが変化していく中にも人間の真髄である不変的な欲が必ずあって、それを見つけた彼らがどこか羨ましい。 本当に「生」と「性」をありありと描き、対と思われるものも実は隣り合わせであることを知ったリョウの成長を著した作品。

    0
    投稿日: 2012.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年のインパクトが強くてこちらは前半はサラッと読めたが最後がだんだん涙が出てきた。性描写が多いけど、よくわからないが読み終えると優しい気分になった、不思議な本。

    0
    投稿日: 2012.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    しばらく知らなかった 続編出てた!!!! あぁ~静香さん(;_;) 言葉にならないので気が向いたらまた書きます。

    1
    投稿日: 2012.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の前に読んでしまいましたが、違和感なく読めました。 性的描写は確かに多いですが、 主人公が芯が通っていて爽やかなせいもあり、 不快な感じや重い感じはありません。 性同一性障害の悩みも加わって私たちの思う「普通」って 誰かにとったら全然普通じゃなくて、押し付けなのかなと考えさせられました。

    0
    投稿日: 2012.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全く分からない世界。 人それぞれ得意なことを仕事にし、いろんな悩みを抱え、進み成長していく。理解し難い世界では、あったが、新しい世界の発見だった。

    0
    投稿日: 2012.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「娼年」と書いて「しょうねん」 「逝年」と書いて「せいねん」と読ませるらしい。 レビューを見て逝年は読むのをやめようと思っていた。 娼年を読み終わって荒ぶったテンションで読んでしまった… もう少し話に厚みがあったら…と思うけれど。 簡素にまとめるには丁度いい物足りなさなのかもしれない。 娼夫の成長日記。

    0
    投稿日: 2012.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、なにかを分けあうってことだったんだね」 石田衣良から心が離れていた時期があったけど、やっぱり彼の書く文章が、使うことばが、綺麗で心地よくて好きだなぁと再認識した。 すーっと入ってきて、弾けて溶けていく感じ。 性描写が多いのにこんなに美しく書けるんだぞどやぁ!って顔が見えてきそうなのは否めなかったけど、でもその通り。美しかった。 切なくて悲しいのに、どこか心があったかい、そんな読後感。

    0
    投稿日: 2012.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続編。 前回の作品から、手に取って読むまでに時間の経過があったが、やはり何とも言い難い、読了感・・・。 難しい話だけど、私の好きな作家だけあって、スムーズに読めた気がする。 現実の辛さや、やりきれなさ、そういう複雑な思いや事象が混在する中で、石田衣良の優しさ、暖かさと言った人と成りが、全てを覆い包みこんでくれる、安定感、安心感が何とも心地いい。

    0
    投稿日: 2012.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続きがあるとしって読みたかった逝年。続編って失敗に終わることが多かったりして読むの怖かったけど、これなら納得。石田さんの書く男の子は爽やかで美しい。

    0
    投稿日: 2012.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イタリアロンドン出張のお供②。娼年のその後、だけど娼年読んだの大分前すぎて設定忘れてた。読んでいて全く不快感のないラブシーンというのは本当に珍しいかも。

    0
    投稿日: 2012.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性の華麗を美しく描く作品、と言われるが、まさにその通り、なのかな。やや理解に苦しむ点もあるが、正しいんだろうなぁ、多分。

    0
    投稿日: 2012.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜこの作品を書かなくてはいけなかったのか?著者の前作「娼年」で終わることが出来ず、どうしても結末を用意しなくてはいけなかったのだろうか。自分に終止符を打つためなのだろうか。性を通じての人間の心のふれあいを描くのであれば、前作で十分だったと思う。 今回はただただ性描写だけが目に付き、人間の成長を表面的にしか感じることが出来なかったのが残念。前作が非常に印象深かっただけに残念だった。

    1
    投稿日: 2012.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『娼年(しょうねん)』の続編『逝年(せいねん)』。もう一人の母の死を見送る。苦しみも欲望も簡単にはのり越えたりできないもの。悟ったりなんて、誰もしない。こたえはどこにもなくて、ただ、今を生きている。今日を見送るだけ。それでも、生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、何かを分けあうってことなんだな。更にまた続編(ちゅうねん?)があることを期待したい。

    0
    投稿日: 2012.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    セックスは身体だけのつながりではない。精神的なつながりが大切。 年を取ると自分に自信がなくなるが、そんな女性の性を温かく受け入れる娼夫のリョウ。 生きている限り欲望は続く。 年を取ることにも、少し輝きを見つけられる話。

    0
    投稿日: 2012.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生と死は双子。最後の解説が素敵だった。もちろん作品あっての解説だけど。女性として、年を刻むことについて、生きることについて、いろんな題材を盛り込んだ素敵な小説でした。

    1
    投稿日: 2012.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「娼年」の続編。既にタイトルから上手いなと思う。流石は元コピーライター。 内容は石田衣良特有のしっとりした雰囲気で描かれている。私は好きです。 石田衣良はすごく中世的な男を書くことに長けていると私は思ってる。その分女を書くということもすごく評価されているけれど、それがあるから男がそう見えるのかなー?

    0
    投稿日: 2012.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大人のSEXというか、中年を過ぎたSEXのあり方について少し虚を突かれた内容。もう一度SEXについての考えを新たにしていきたい気がした。

    0
    投稿日: 2012.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     『娼年』でも書いたが、石田衣良の続編手法にやられて『娼年』と同時に2冊購入。  そして『娼年』読後そのまま『逝年』に突入。『娼年』の後、かなり時を経ての話かと思いきや、すぐ後の話であった。石田衣良の描きたいもの、流れとしては納得であるが、私としては主人公リョウの30代、40代になってからの話が読みたかった・・・  今回は、性同一性障害、エイズから死に到るまで・・・などという問題も入れながら、さらに女性の、人間の生きて行く、歳を経て行くということの葛藤や苦しさを優しく包みながら物語りは進む。  石田衣良だから当然のごとく良い小説だったのだけれども、『娼年』でも書いたが、もっともっと!の期待をしてしまうんだな。石田衣良慣れ期間ということであろう・・・今までの、読み返している時間あるだろうか・・・  それはそうと、さらに続編が出るかな。リョウの中年になった時の話が楽しみであるが。

    0
    投稿日: 2011.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「娼年」はそれほど面白いと思ったわけじゃないけど、続編なので一応読む。 読み易かったけど、特に感想ナシ。 石田さんの作品は嫌いじゃないけど、頑張って「綺麗に見せよう」としてる感じがする。恋愛物しか読んだことないからかもしれないけど。

    0
    投稿日: 2011.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作「娼年」のその後を描く恋愛小説です。 クラブを再開し新たな仲間も迎えたリョウ。 ほどなく静かも出所するが、彼女はエイズを発症していた。 永遠の別れの前に、愛する人に何ができるのかを問う話です。 【長崎大学】ペンネーム:江崎

    0
    投稿日: 2011.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前に読んだ、まじめなエロ本「娼年」の続編。 人類が誕生して、かなり古くから存在し、 人間の本能が持つ欲望そのものを売買する非合法の女性向けクラブ。 その仕事にハマり、メキメキと頭角を現したリョウが、 同級生の通報により逮捕されたオーナーのあとを継ぎ、 クラブの運営をするというのが、この続編の話。 「娼年」よりも、エロさが抑えられているのと、 HIVや、性同一性障害などの問題も取り上げられているので、 わりと読みやすくはなっていると思う。

    0
    投稿日: 2011.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続編が出ていて迷わず購入。 GIDにHIVの話を放り込んできながら重すぎず、かといって軽すぎず。 僕なら…ということを思わず考えてしまう。 性行為の描写があるのに嫌らしくないのはなぜだろう? やっぱりそれは肉体的な快楽だけではなく精神的快楽というかその行為によって得られるメンタル面の成長、その事の方が強く書かれているからと思う。 さらなる続編を読みたい気もするが骨壷のように静かに終わりない物語を見守りたい気もする。

    0
    投稿日: 2011.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よかった。読み終わるといつも泣きそうになるくらい良い。この本は性の問題を素晴らしいストーリーの中で取り上げてくれる。今回はHIVとGIDについて少しだが理解することができた。

    0
    投稿日: 2011.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    I like ¨ Shonen ¨ rather than this. theme is different from before, but the way to make the story is not changed. I always want to meet the surprise but I can't meet it during reading.

    0
    投稿日: 2011.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     女性の多様な欲望の描写、そして年を重ねた女性の身体に関する描写が良く出来ている。40代女性を軽く見て、若いことにばかり価値を感じる風潮が強い中で、女性の緩んだ「あのまろやかな曲線を醜いというほうがセンスが悪い」という感覚はとても好ましい。  また、主人公のリョウが女性の欲望に目覚めていく様子が面白い。主人公はあえて無個性にして、「女の人のなかに隠されていたものを、そのまま引き出す」ことに集中させることによって、より明確に女性の深みを描けている。

    0
    投稿日: 2011.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    HIVに性同一性障害、「娼婦」という仕事…最後まで女性。うーん、いろいろ考えさせられる。そういう仕事はいろいろな偏見があるだろうけど。 人間の欲望ってすごく醜いものだと思ってた。今でも全くそういう気持ちがないわけじゃないけど、少し考えてしまうな。私も人間だから欲望がないわけじゃないけど、好きじゃない。

    0
    投稿日: 2011.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼夫の話なので、もちろん性的な描写はあるのだが、それがメインというわけではない。 命の問題や、職業観についても考えさせられた。 前作『娼年』を読んでから間があいてしまい、物語の連続性をつかむことができなかった。 機会があればもう一度読み返してみたい。

    0
    投稿日: 2011.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらずの世界観。「娼年」をそんなに面白いとは思わんかったけど、なぜか続編買いたくなった。好きではないけど、こんなんもありやと思った。

    0
    投稿日: 2011.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人と人が本来あるべき、しかし成立させるのは困難な、繋がりの物語ではないでしょうか。 人の死を乗り越えるでもなく否定するでもなくただ自分の中に受け入れる それは人と人の関係にも似ています。 固く堅く外殻を持たずにそれこそ輪郭をぼかすように生きられたら人は楽なのかもしれません。苦しいのかもしれません。だけどこれが生きるということなのかもしれません。 前作、娼年と併せておすすめします。 是非読んでみて下さい。

    0
    投稿日: 2011.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リョウ君の娼夫としての仕事ぶりを見てると、茶の湯=もてなしの心という言葉が浮かんでくる。本当にこんなに心を込めてもてなしてくれるコがいたら自分へのご褒美として呼び出したくなる気持ちもわからないでもないなあ。しかし、二十歳過ぎでこんなに洞察力のある人がいるとは思えないからやっぱりファンタジーなんだろうな。実際に昼間から高級スーツを着てシャンパン飲んでる若い子がいたら何やねんこいつらとしか思えないだろうしなあ。

    1
    投稿日: 2011.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひさびさに石田衣良作品が読みたくなったので手にした本。 だいぶ前に読んだ「娼年」という作品の続編なのだけれど、 その内容をすっかり忘れてしまった。 石田衣良さんの文章は読みやすくて、 ときどき、すごく好きな情景の描写が入る。 何かを考えさせられるといったタイプのものではないけれど、 おだやかな読後感が、とても心地よかった。

    0
    投稿日: 2011.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずいぶんと前に読んだ、『娼年』の続編。 以前だれかがレビューで、この著者の作品は設定自体に意外性を持たせるけれど、実はストーリー自体は何もないと書いていて、まさにわが意を得たり!と思った。 設定は娼年そのまま。そこに唐突にHIVや死を持ってきた感じ。 その割にはそのテーマと正面からは向き合っていない気が。 主人公のセックスのスパイスのひとつに過ぎないよ、これじゃ。 40代以降の女性を称える描写は、石田衣良の作品に多く見受けられるけれど、実際に『下降』『たるみ』って表現しちゃっている時点で、本心からの言葉か疑ってしまう。 最近はやりの、熟女好き芸人に迎合するひとみたいに。

    0
    投稿日: 2011.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年とあわせて読むことを薦められていた1冊 ハッピーエンドでは決して無い でも心から 穏やかな物語の締めだとは思う ただ綺麗過ぎてリアリティがなくて 娼年よりは文字が画像になる感覚を味わえなかったのが残念 ただ人の欲望や愛等の持ち方の多様性 そういうものは心底感じることが出来る

    0
    投稿日: 2011.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の欲望は深く、人生は儚い。 花と女性は月日と共に枯れていくけど 花と違うのは枯れ方を選択できる事だ。 体を売るなんて 非社会的だからこそ 人の深い部分が見えるのかもしれない。 枯れ逝く花を 精一杯綺麗にしていく そんな人達の話。

    0
    投稿日: 2011.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続編があると知り、すぐに借りてきました。 最初から最後までいっき読みしました。 リョウがどんな新人を発掘するか自分なりに想像してみたが、 さすが石田衣良、アユムのような性質のキャラはとは完全に想定外。 そして、静香との最後はとても美しかった。 娼年から逝年へまさにタイトル通り。 また、妻との行為の仕方も考えさせられました。

    0
    投稿日: 2011.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    娼年に続く、コールボーイのお話。 若い男性が年配の女性にお金で買われて、ベッドをともにしたりお話をするお話。 石田さんの本は3ヶ月ぶりによんだんだけど、相変わらずとても読みやすい。 文章も綺麗で、目に見えているように情景が描かれているようで、映像のような強烈さはなくって、どの描写も淡い。 ラストの静香さんとのセックスが印象的でした。 いくつになっても女でいたいものです。

    0
    投稿日: 2011.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作「娼年」もそうだったけど、読み始めたら一気に読まんと気が済まない感じです。今回は男と女の違いがポイントになる部分が出てきて、性別のことをこんなに真剣に考えたことなかったなと気づかされたし、いろんな切り口から人間の生き方を見つめることができる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2011.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    石田衣良さんの作品が好きでほとんど読んでいますが、若者が主人公よりも、中年層が主要人物の作品が特に好きです。 解説にもよく書いてありますが、石田さんは女性の加齢をとても素敵に表現できる数少ない作家さんだと思います。

    0
    投稿日: 2011.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『娼年』の続編。 石田衣良はIWGPとかのイメージが強いけれど、この作品を読むとこんなにも描写が繊細な人だったかと驚く。解説で「女性が年齢を重ねることをとても丁寧に描いた小説」という表現があるけれど、本当にそうだと思う。石田衣良の書く女性の描写はすごく緻密だ。こういう表現をしてもらえるのなら、歳をとるのも悪くないと思えるほどに(笑) 『娼年』と合わせて、あらゆる性の形に挑んだ小説でもある。まさか今回、新メンバーとしてGIDでFTMのキャラクターを投入してくるとは思わなくて。アグレッシブだなぁ、この人は。アユムがまた魅力的なキャラクターなのです。お父さんとの対決のシーンはちょっとあっさりしすぎてる感もあるけれど…。 2作通して、出てくる女性たちがとても魅力的でした。こんな人で在れるように、心がけながら自分も生きていきたい。

    0
    投稿日: 2011.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続編。 文庫本になるのをだいぶ待っていました。エピローグだと思って読んだので、特段感想がある訳ではありませんが、静かに終わっていくお話だなぁと思いました。 石田衣良の小説は綺麗に終わるので読みやすいですね。 娼年が好きだった人はぜひ読んでください。

    0
    投稿日: 2011.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生と死。それは本当によく似ていて美しいもの。 この世界はもっと美しくて希望に満ちているのかもしれない。 そんな事を思った一冊。

    0
    投稿日: 2011.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    娼年の続編。 文字通り、主人公の仕事は娼夫。 彼は彼の仕事を"天職"であると悟っている。 そして本作は「逝年(せいねん)」。 たった2文字で前との繋がりと今回の軸を表現するとは。 主人公の考え方の向こう、作家石田衣良の穏やかな愛情や慈しみを感じる。 それは年齢も性別も超えたもので、なんだかほっとする。 甘くあたたかな薄ピンクだった「娼年」、 そして重く苦しい哀しみを経た今、「逝年」は・・・白?紫? わたしの中のイメージはそんなかんじです。

    0
    投稿日: 2011.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続編。 やっぱ読んでるときの衝撃は前作に劣るけど、 読んだ後の慈しみやら愛しさやらの感情の動きは前作に勝る気がする。

    0
    投稿日: 2011.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    娼年の続編。 40代になっても、 性同一性障害でも、 HIVでも、 すごく美しい。 そんな綺麗事ばかりの世の中ではないかもしれないけれど、 美を忘れたくはないと思った。

    0
    投稿日: 2011.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私が石田衣良さんを読みだしたのは 娼年がきっかけだったわけで その続編である逝年は凄い 楽しみにしていたわけだけど・・・ 娼年の世界観、描写がそのまま残ってて 凄く好きだったなぁ やっぱり、描写が丁寧で、綺麗なんだよね 女子としては、男子に、まずは普通に 次は勉強として、読んで欲しいな(笑)

    0
    投稿日: 2011.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    息抜きにと久しぶりに石田衣良作品を読んでみた。前作『娼年』の続編であるということだったが、前作同様かなりエッチな内容で…。息が抜けすぎてしまった。 売春を通じて、熟年女性をとても美しく描写する作品。

    0
    投稿日: 2011.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「娼年」続編。アラフォー以上の年代の女性へのリスペクトと深い愛が感じられる艶やかで優しい描写が嬉しい。セックス描写で号泣したのは初めて。石田衣良の作品では今のところ「娼年」「逝年」の2冊セット読みがダントツでオススメです( ̄(工) ̄)泣きすぎてアタマ痛い。

    0
    投稿日: 2011.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「娼年」の続編。 この本は、読者に読む前から死に向かう前兆を与える。 タイトルも「逝年」、季節の移り変わりの描写もそうである。 だから、よく前から読者である僕たちも「死」というものを覚悟しながらページをめくらなければならない。 石田衣良の代表作である「娼年」の続編であるが、主人公リョウの若者の危うさと成長を描く前作と違い、愛するものと永遠の別れを描く作品だ。 この死を巡る物語の中に散りばめられた「性」と「生」が逆に輝いて見える小説だ。

    0
    投稿日: 2011.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『娼年』が出た頃はそのエロティックさに興味津々で読んだものだけど、その後、自分のなかでこの著者のメッキが剥がれたからやや惰性的に読んだもの。『娼年』の続編であり、AIDSやGIDのFTMなんて題材を中心に扱っている。最近、そういった領域を覗いてきた自分としては、どうもこういった題材が興味本位で扱われているような気がしながら読んだ。 もちろん、どのようなかたちであれ、AIDSやGIDといったものを抱えて生きている人がいることを知るのは、とりあえずは望ましいことなんだけれど、それをチャラチャラと描いているように思えてしまうのが、自分が今この著者に対して抱いている印象なんだろうな。

    0
    投稿日: 2011.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ≪内容≫ ボーイズクラブで娼夫として働く主人公リョウ。仕事を通して知る人の欲望の深遠さ、そして彼をその道に導いた静香という女性の最期。 ≪感想≫  高校生の頃に前作『娼年』を読み、それから5年以上経って電車の吊り広告で続編の文庫化を知り購入した。登場人物が皆懐かしく、当時と同じように夢中で読み耽ってしまった。  正しさ、常識、普通、モラルとはどこにあるのか、そもそも存在するのか。娼夫という仕事を題材に取り上げた前作、今作で一貫して描かれているテーマだと思う。特に人の欲望についてはその正解の無さ、あるいは答えの多様さに驚かされながらも、だからこそより深く知りたいと思ってしまう。そういった感覚が僕が主人公のリョウに感情移入してしまうポイントなのかもしれない。  死に直面してなお止むことのない性への欲望。互いに身体を重ねることで知る生の意味。続編としても一冊の小説としても、とても良くまとまっていると思う。 余談だが、男を魅力的に育て上げる女性の審美眼にはいつも感心させられる。成熟した女性が持つ魅力を含め、石田衣良はそういう視点からの描写が上手だなと思う。

    0
    投稿日: 2011.05.26