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総合評価

418件)
3.7
76
148
135
29
6
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    ミステリ、ホラー、ファンタジー、様々なジャンルを自在に取り入れて構築される、現実から少し乖離した不思議な世界観に心惹かれます。 また、あり得ないような状況をまるでありふれた日常の出来事のように、ごく自然に描かれているところも特徴的です。 グロテスクな表現が多々あり、作中に挿入された童話『アイのメモリー』も、まさに『暗黒童話』といった内容ですが、残酷さの中に温かさや切なさを感じさせるところは、いかにも乙一さんらしいと思いました。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     目ん玉をくりぬく鶏、人体解剖する猟奇犯、全体的に、身体を傷つける描写が多くてグロい。ただ、猟奇犯・住田の特殊能力と、彼に監禁された子供たちとの奇妙な関係に惹かれ引き込まれた。  相手の身体を傷つけても、痛みを与えず生かせる──サイコキラー住田の能力が、人体実験を好む彼の性格と噛み合ってて面白い。生かしたまま痛めつけられるなんて、彼からしたらありがたい才能だよね。  幼いころから生命の限界に興味を持ち、どの程度身体を破壊したら生きてられるのか、それを検証するための実験が痛ましい。  昆虫の身体中に針を刺しまくって、手足がぴくぴく動く、限界ラインを見極めるのは気持ち悪かった。猫を切断したのもドン引き。  実験欲がエスカレートした彼は、ついには人間にも手を出し、子どもたちもターゲットに定め誘拐。  麻酔なしで身体中をノコギリでバラバラにされた子どもたちが、まったく痛がらないのは不気味だ。 引用 「女の子がみんな、手足を切られて平気な顔できるとは思わないで」瞳は自分の体を見て、付け加えた。 「私、以外にね」  それどころか、むしろ傷つけられることを受け入れてるのも理解できない。斬られた身体の一部は生きたままだし、ふつうに住田と会話してるのも奇妙。住田からしたらペットみたいな存在なのかな。 引用 「ここに来た人間は、みんな手術を受ける。幸福な手術だ。そして閉じ込めれる。不思議とそれは苦痛ではない。まるで時間が停止したように、すべてから解き放たれた気分になる」 まさか斬られるのが苦痛じゃないなんて...苦痛ではなく幸福を与えてたなら、悪人ではなく善人なのでは?とも思わされた一文。 被害者が「幸福な手術」と表現してるところをみると、住田への絶対的な信頼感をうかがえる。 引用 彼は人間を殺していたのではない。ただ分解して、生命というのはなんなのかを見つめていたのではないだろうか。 最後に住田と激闘を繰り広げ、満身創痍なりながらも、彼を葬った後の主人公・菜深のセリフがしみじみする。 単純に生命についての知りたい欲が強かっただけ、といいう解釈が面白い。 道を踏み外さなければ、その治癒能力をもっと良い方向に活かせたはずなのに...。 とにかく住田のキャラが強烈。 殺戮衝動と治癒能力を併せ持つ、サイコキラーものでは見たことない設定が印象に残る1冊だった。

    11
    投稿日: 2025.10.15
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    ミステリと思って読んだのでラストですべての謎が解決されなかったことに拍子抜けした(これは勘違いした自分が悪い)。しかし、タイトルにある通り「童話」として、いくつかの不思議なことが存在することが当たり前の世界観であることを前提として読むと、面白い。ずっと不気味な怖さと、不穏さがあり、誰がどのような結末を迎えるのかわからず、ハラハラして楽しめた。文章は軽くて読みやすく、サラッと読める。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    たぶん3年くらい前に読んだ。 「私」が「わたし」を尊んでくれたのが嬉しい。作者の初期作品なので確かに拙さも感じる。偶然にも並行して読んでいたのが「冷たい方程式」だった。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    読み終えてみると、面白い、そう感じる一方で、文章の表現や内容は不快で残り、素直に好きと言い切れない。

    1
    投稿日: 2025.05.12
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    タイトルに「童話」とあるので可愛いストーリーかと思いきや、かなりグロテスク。まさに“暗黒童話”。 これは伏線では?と予想したのが違うかったり、うまくミスリードされた。 面白かったけど再読はしばらくいいかな…(グロテスクすぎて少し気持ち悪くなってしまったので…)

    0
    投稿日: 2024.12.31
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    記憶を失った少女「菜深」が移植した左目の記憶を頼りに左目の持ち主の謎を明かしていく物語。面白かった。 記憶を無くした少女は記憶を無くす前の少女と性格が異なり、辛い毎日を過ごすが、記憶を無くした彼女は彼女なりに前向きに存在意義を見出していて力強い女性だなと感じた。 童話作家目線の話ではまた違った話が繰り広げられて、菜深との話とどのように交差していくのか、そして犯人は誰なのか、ドキドキしながら読んでいた。おどろおどろしい雰囲気葉あったがそこまでホラー感は強くないなと思った。どちらかというと少女の成長の物語、って感じ。

    6
    投稿日: 2024.12.12
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    タイトル通り童話のスタイルから始まって あれ?違う話になってきたぞと思ったら各視点?から読んでいく感じだった。 最後には全て繋がるんだけどまんまとミスリードされた(当てる気もないが)。 ちょっと気持ち悪い描写は読む人を選ぶかな。

    8
    投稿日: 2024.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんで三木は絵を描いていないんだろう いわゆるミステリーのトリックの使い方もうまかったし不思議な設定も面白かった。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    乙一らしからぬ作品を続けて読んでしまい、あれ?乙一ってどんなだっけ?と迷子になり、ブクログとXで乙一純度が高い作品を教えてもらい、読みました。 わー乙一!やばいやばい! おどろおどろしい。 乙一作品ってこうよねーという作品でした。こういう話も、爽やか青春ストーリーも浮かぶ、"中の人"の頭ってどうなってるのでしょう笑

    7
    投稿日: 2024.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に住んでいた町をめざして旅に出る。悪夢のような事件が待ちかまえていることも知らずに…。乙一の長編ホラー小説がついに文庫化。 ---- やっぱり好きだなあ、乙一。 現在はまだ眼球の移植は行われていないらしい(角膜はできるけど) 細かい設定がちょっと分かりにくかったけど、気持ち悪くて面白かった。

    0
    投稿日: 2024.10.24
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    とにかく怖かった。最後のどんでん返しはまんまと作者の手のひらの上で転がされてしまった。世界観や登場人物、特に犯人の思想が奇怪過ぎて現実世界と根っこが違う世界線の話だと割り切って読んでみるとどこか日常との繋がりを感じる描写もあるので割り切りきれない。不思議な感覚だった。

    1
    投稿日: 2024.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記憶を喪失し、以前の自分と全く違うと周囲から指摘されて自己性を失くした少女が主人公からか、日常、食事シーンさえ茫漠とした感じの印象。 ストーリーが盛り上がる、とか酷さに憤りながら読むとかいうのでなく、平坦な読みごごちがした。 童話部分はオチの救いの無さや不条理さが好み。

    0
    投稿日: 2024.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乙一さんなのでグロは覚悟してたけど、もはやダークファンタジーのようなほのぼのさまで感じる。 目の移植。移植前に見た景色をもとに誘拐された少女を探す。少女は体の欠損すらも心地よく生かされていた。 お姉ちゃんの鼻水だけが意味わからない。なんの回収もなかったなぁ。 9割まではすごく面白かった。最後の1割が失速した。 本編よりも、中のカラスと少女の童話の方が面白かった…

    0
    投稿日: 2024.05.08
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    文字だけなのに想像しながら読むと怖すぎる アイのメモリーからして怖いし(;_;) どんでん返しが面白いし、こうかな?って考えながら読むの楽しい 相澤瞳、幸せになって

    0
    投稿日: 2024.03.10
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    んー、やっぱりこの人の書く本が好きなんだな グロ描写は元々耐性があるけど、どんでん返しも毎度毎度しっかり驚く。笑 それでいて人の温かさや、感動もあって素晴らしいとしか言いようがないです 好み別れるだろうけど、私が読んで乙一さんの本で面白くない本はないんだろうなと思う

    0
    投稿日: 2024.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もう、本筋と関係ないところからして、怖いんです。 人への好意で目玉をえぐり出すカラスとか。 それでなくてもカラスに襲われてから、カラス苦手なのに。 だけどさすが乙一。 怖いんだけど、グロいんだけど、切ないところもちゃんとある。 初の長編小説らしいけど、やっぱり巧い。 ネタバレになるから詳しくは書けないけれど、犯人である人物の、痛みに対する無感覚が恐ろしい。 痛くないから何もない、わけではない、のに。 語り手の菜深(なみ)は、事故で失った記憶と左眼を失った。 が、記憶にない、リアルな夢を見るようになった。 その代わり、頭が良くて明るくて運動神経が良くてピアノの得意だった菜深は姿を消し、何をやっても人並み以下のおどおどした菜深は、家でも学校でも居場所がなく…。 これだけ怖い話なのに、悪意で行動した人がいないのに驚く。 最後は少し寂しい気がするけれど、記憶を取り戻したパーフェクトガール菜深が、記憶喪失中の自分を忘れまいとするところがよかった。 ”絶対に忘れない。私の知っているだれよりも強く生きた、あなたのことをいつまでも覚えていよう。”

    0
    投稿日: 2024.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

     どんでん返し要素が強いホラー。人間を解体する描写や犯人の倫理観がねじ曲がっている部分がひたすら怖かった。また、主人公が記憶を取り戻した時に「あのときの自分を忘れない。」という台詞が「二重人格とは違うけど確かに存在したもう一人の自分」というものを表していて印象に残った。

    2
    投稿日: 2024.02.12
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    気持ち悪くなるくらい怖かった、忘れない1冊。 これを読んだとき乙一さんはきっと、狂ってる。と確信した。

    0
    投稿日: 2024.01.26
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    眼球をめぐるお話。かなりグロテスクだけど、痛みがない分マイルドに読めた気がする。ホラー•ミステリー•ダークファンタジー いろんな要素が詰め込まれている不思議な作品。

    2
    投稿日: 2023.12.13
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    現実の世界線とホラーの世界線のクロスならまだしも両方ホラーの世界線でクロスさせながら現実味があるというか、鬼才ですね。目玉です。

    43
    投稿日: 2023.10.14
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    表現のグロさに目を背けそうになるけど、ただただグロいだけじゃなくて、構造がすごく面白かった。ミスリードにはやられちゃった。記憶とか、死とか生とか、当たり前にあるけれど深くは知らないし、確かめようのない世界に、物語を通して触れるのが好き

    0
    投稿日: 2023.10.03
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    乙一ワールド全開です。 途中でわかった気になって読み進めていた自分が恥ずかしいくらい意外な結末でした。 上手くミスリードにはめられてしまいました。 乙一は短編のイメージでしたが、長編も面白いです。

    2
    投稿日: 2023.09.20
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    自分の好みドンピシャの作品でした!! グロ要素はあるけど、痛みを感じている描写がないので、気分が悪くなることはなかったです! ミステリー?サスペンス?要素も強く、ハラハラ感がとてもよかったです!伏線もしっかりと回収され、オチも素晴らしかったです! グロ部分は難しいけど、映画化されてもいいぐらい良い作品でした!

    3
    投稿日: 2023.08.28
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    最初のアイのメモリーは、過去の童話の名訳を踏襲した様な感じが面白くて、そのままいくのかなと思ったのだけれど。 眼球を移植手術された少女が、眼球の記憶をたどるホラーミステリーになっている。ホラー意識が高いかな。そのためか、あまりストーリーが入ってこなかった。 一番面白かったのは、この最初の長編小説のゲラ刷りを、乙一さんが、ファミレスで読みながら、自分の稚拙さに精神崩壊していく様なあとがきでした。

    52
    投稿日: 2023.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むの止められない 一気読みしちゃった 鴉だーーーいすき 終わり方も良かった。 潮崎が…悲しい…

    3
    投稿日: 2023.04.25
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     乙一さん初期の長編作品。グロ系苦手な方にはお勧めしない。事故で左眼を失った少女・菜深がショックで記憶も失くしてしまい、事故前の彼女とは性格が別人のようになってしまう。皆から愛されていた菜深が周りに失望され、孤独になっていく様が辛い。乙一さん作品では孤独な主人公が多く、読者が見ていられなくなるような気持ちにさせられるほど孤立状態の描写が巧い。  移植された眼球が観せるドナーの記憶と行方不明の女子中学生監禁事件の謎や、グロテスクなホラー描写に加え白乙一さん要素もあるが、気持ち悪さが強いのであまり好きではない。

    3
    投稿日: 2023.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中何度読むのをやめようと思ったことか。 小説の面白さを評価するよりも、 グロテスクな表現が頭にこびりついて離れない。 このような内容だと知っていたら、読まなかったと思う。 最近、何気なく手に取る小説やなんとなく見るドラマに やたらと主人公と別な人格が関わるものが出てくる。 これは何かの啓示なのだろうか。 たとえば今の私は、実は以前の私とは別な人格で そのことを忘れているということを無意識に教えてくれている。みたいな。 そんな突拍子もない現実逃避をしなければならないほど 暴力的な描写が所々出てくる。 特に血生臭い内臓系の話が苦手な方は読まない方がいい。 乙一さんの本を読むのはこれで三作目だが、 うちニ作が死体が出てくる話だった気がする。 3分の2でグロテスク。 もしかして、そちらが得意な作家さんなのかもしれない。 そうだとすると、その描写が苦手な私は 彼の作品はもう手に取ってはならないのだと思う。 でも『暗いところで待ち合わせ』がとても好きだったので、 私はきっとまたチャレンジすると思う。 次の作品が、4分の1になることを願って。

    1
    投稿日: 2022.10.24
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    乙一さんの長編に挑戦しました。 はじまりの章「アイのメモリー」は、人間の言葉を覚えたカラスが、眼球のない少女と交流していく話なんですが… そのグロテスクなこと! 早速、読み始めたことを後悔しそうになったけど、自分で“黒乙一”を望んだのだから、絶対に最後まで読もうと思い直す。 本編に入り、事故で左眼を失った女子高生の“私”が主人公。 移植手術で死者の眼球の提供を受けた“私”。 しかしその左眼は、その眼が見てきた風景の“記憶”を映し出す。 そして“私”は、提供者の住んでいた町を訪れるのだが… この先も、グロテスクな場面が度々登場する。 だけど、そういう怖いだけのストーリーじゃないんです。 人間の、愛に溢れた優しい物語なの。 人間の、哀しみや弱さが胸に刺さる。 なのに、登場人物たちに“強さ”も感じる。 そんな読みごたえのある作品でした。 そして、ホラーと言うよりミステリーなのかな? という印象です。 この本は、ほん3さんに紹介してもらいました! キョーレツな場面もあったけど、読んで良かったよ。 ありがとう(´ε` )

    44
    投稿日: 2022.08.18
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    ホラーとミステリーの融合って感じで グロさ8割、ミステリー少々、残りホラー?ファンタジー?という不思議な世界観が面白かった。 鴉の話も怖いけど最後は切ないし、現実的じゃない話なのにゾッとさせられる感じ すごい、記憶に残る一冊。 グロさすごくて本だからこそできる世界。 引き込まれたー

    3
    投稿日: 2022.05.12
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    ちょっとばかしグロテスクな描写はあるものの、ファンタジー要素があるミステリーといった感じ。これは多分叙述トリックだ!きっと叙述トリックだ!と最初は思っていたのだが、そんなのどこかに吹っ飛んで楽しんだ。面白かった。話に出てくる「アイのメモリー」という童話がなかなか切ない。

    2
    投稿日: 2022.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2回目か3回目です。 気味の悪いグロさがあるものの、わかっていてもミスリード具合が好きで楽しく読めます。 乙一さんのグロシーンは本当に気味が悪いので好きです。

    0
    投稿日: 2022.03.19
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    軽い吐き気を伴いながら温かい気持ちになる。 まさにそんな不思議な後味。 趣味の悪い胸糞サイコパスホラーと 人が人を想う尊くて優しいストーリーを 同時に読んだ感じ。 これが大学を卒業したばかりの乙一の初めての 長編作品というから本当に驚き。 余韻を一気に掻き消すあとがきも最高。笑

    2
    投稿日: 2022.02.22
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    ホラーのお勧めやなかったっけ? 何かホラーというより、ミステリー色が強いような… まぁ、ミステリー好きやしええねんけど。 ミステリーのつもりで読んでると、体1つに頭2つとか出てきて、あり得んやろ!っと思ってよく考えるとホラーやったわ^^;って感じで1人ツッコミしながら…笑 要は、両方の要素が上手く絡み合ってる感じ。 記憶転移ってヤツ? 移植した人に元の持ち主の記憶が残る。 死んだ人から目玉を移植され、そこに映る映像に魅せられて… (目玉って、そのまま移植できたっけ?というのは別問題。) 目玉の元の持ち主を殺した犯人探すが… ラストはハラハラ! 最後にどんでん返し(小さめ)ありで、ミステリー要素たっぷりのホラーでした!多少グロいのあるけど、大丈夫で〜す! この主人公、不死身にはなってないのかが気になるところ。

    27
    投稿日: 2021.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当に面白かった。以前に乙一さんの『夏と花火と私の死体』という作品を読んだことがあり、今回が乙一作品2作目。正直購入したことを忘れていたが、いざ読んでみると、ページをめくる手が止まらず、最後まで読んでしまった。まず、ストーリー全体としての完成度が非常に高く、叙述ミステリーの代表作といっても過言ではないほどだった。最後に怒涛の勢いで犯人が分かっていくが、私はその部分を読むまで、作者の手の上で転がされ、「あっ、あの人が犯人か!」とまんまと騙されていた。(単に私の知能が足りていないだけかもしれないが)更に私がこの作品を好む理由が、人間を解体し、新たに作り出すシーンの書き方だ。実際ではありえないことでも、読んでいて実際にその光景が目の前で繰り広げられているかのようなグロテスクな感じを受ける。それでも比較的自分の中ではあまりグロいという分野には入らない方なので、非常に楽しく読むことができた。

    2
    投稿日: 2021.11.23
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    2021.9.7読了 1.0 何が書きたいのか分からない。 作家さん特有の比喩表現は、好きな人は好きだと思う。 でも私には今ひとつ馴染めず、残念。 世界観的には江戸川乱歩を彷彿とさせた。

    2
    投稿日: 2021.09.07
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    面白かったです。ミステリーとしてハラハラさせられました。ただ、ホラーではなかったです。ちょっとグロいです。グロい箇所は、読み飛ばして解決。 夏の夜長にホラーを読みたいと思ったことは、叶わなかったですが、逆に、ホッコリものに出会て良かったです。

    1
    投稿日: 2021.08.22
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    暗黒童話(集英社文庫) 著作者:乙一 発行者:集英社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 左眼の記憶に導かれ私の命の冒険が始まる。

    0
    投稿日: 2021.08.19
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    前半はホラー感がかなりあってドキドキで 後半はクライマックスに向けてのハラハラがありとても面白かったです。 母親がちょっと酷いなと思いました。 最後は少し切ない気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目が見えない女の子を楽しませるために、鴉が街中の人々の眼球を啄んで持ってくるという童話と、事故で目を失ってしまった女子高校生の話が交互に語られる。事故で目を失った少女は眼球を移植されるのだがその目が時折、かつての目の持ち主が見ていたであろう映像を映し出す。少女は目の持ち主の故郷に行き、その子の遺族に会うため旅に出る。 といったあらすじだ。 目を痛みなく取り出すことや、目が記憶を映し出すなどは不可能だと思ったが、面白い設定だった。 主人公の女子高校生は事故で記憶喪失になってしまい、学校でも家でも生きづらさを感じ、かつての目の持ち主とその姉に親近感を覚える。その子は事故以前、優秀でクラスのリーダー的存在だったため、尚更辛い。この状況が落ちぶれている自分と重なり、主人公に感情移入した。そして、主人公同様、旅先の風景を心地良さ、安心感、懐かしさを感じてしまった。そこは裏寂しく陰鬱とした空気がまとっている場所なのにだ。 また本作にはよく小学生がやるように昆虫を分解する描写や、昆虫や虫と同じように人間も分解する猟奇的な描写があったが、医者の息子の犯人は無意識に痛みを感じる場所を避けて人を傷つけることができる特殊能力を持っているので被害者は痛みを感じることがなく逆に幸福感に満たされるのであまり嫌な気持ちにならなかった。逆に、ラストで、接合されて異様な姿をした二人(繋げられているので一人?)が森に逃げていく姿はシュールで笑ってしまった。 そして、犯人が意外だった。まんまと騙された。ミステリー要素が面白かったが、それだけでなく話の終わり方が余韻があって良かった。 あとがきを読んで、作者の乙一さんに好感が持てた。何となく自分と似たようなものを感じたからだ。

    0
    投稿日: 2021.07.18
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    あらすじにホラーって書いてあったから ずっと積読していた、初の乙一。 ネタバレしない程度に検索してみたら 苦手な幽霊系のホラーではなさそう… 読み始めたら、もう夢中になって読んだ!   記憶を失くす前の自分とのギャップに苦しみながら 左眼が見せる「記憶」をきっかけに 少しずつ変わっていく「私」 記憶を取り戻したとしても、今の自分のことや 今の自分が感じていることを 絶対に忘れたくないと言った「私」の 不器用さとまっすぐな心が愛おしかった。 途中、生き物の扱い方の描写がグロテスクで サーっと流し読み。 他にも「うへぇ…」となる部分は あったんだろうけど そこに関しては平気だったな。笑 左眼が見せた事件の全貌がわかったときの驚き… ミステリー要素の結末だけじゃなく そのさらに奥にある何かとっても深いもの。 人として考えさせられるこのあたりにも 乙一の魅力があるのかなぁ。

    0
    投稿日: 2021.07.10
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    あぁ、盛大に騙された。読了後の最初の感想はその一言につきる。推理ものというわけではないが、童話作者の正体を、裏をかいてこいつだ!と推理してみると、その推理すら予測されさらに裏をかかれる。悔しいが完敗。クライマックスから、バッドエンドかと思いつつ、ハッピー(?)エンド。この裏の裏をかかれる感じ。惨敗だが面白かった。

    0
    投稿日: 2021.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目を失い、記憶を無くしてしまった女の子が移植された目のドナーの男の子の記憶辿っていく物語。 情景描写が多すぎて逆に想像出来なかった。オチもちょっと雑であまり響かなかった

    0
    投稿日: 2020.11.20
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    ストーリー自体は非常に面白く、楽しく読めた。 しかし、情景描写や登場人物の内面を表現する言葉がいまひとつしっくりこず、物語全体がのっぺりとした印象になっていた。 ただ、そのせいもあってかグロテスクなシーンもあまり嫌悪感を抱かずに淡々と読み進める事ができた。

    0
    投稿日: 2020.10.09
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    グロッキーで残酷で恐ろしくて不快なのに、続きが気になって読まずにはいられないような、不思議な引力のある作品だった。 ブログ:「暗黒童話」乙一|眼球が見せる映像を辿った先で見たものとは? https://choco-mintonz.com/hobby-life/ankoku-douwa

    2
    投稿日: 2020.10.05
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    ある少年の片眼を移植された、記憶喪失の女の子の話。 ミステリとして良くできたお話。 ホラーというよりは、最終的に前向きになれる話。

    1
    投稿日: 2020.09.08
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    童話というファンタジーから始まった物語はなかなかリアルで、クリミナル・マインドの一話のようなゾッとしつつもリアルな話かと思いきや…。 痛みを感じさせずに生きたままあらゆるオペの出来る犯人など、ちょっと非現実すぎてついていけなかった〜!

    0
    投稿日: 2020.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    はじめの劇中作パートで読むのをやめていたが、いざ続きを読み始めると、ぐいぐい引き込まれる。「ドンデン返し」系というメタ的な視点で店主木村、住田のどちらかを疑って読んでいたが、途中のミスリードにまんまとはめられて京子が犯人だなと騙されてしまった。潮崎の家で地下室を発見してからラストまではスピード感よく読めた。童話作家の視点が1年前のものだというのは気づかなかった。いや、ほんと面白かった。

    0
    投稿日: 2020.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったけど、薦める相手は選ぶなあ。 グロ描写も結構エグいし。 誰が「童話作家」かの謎解きは、まあ犯人探し、フーダニット。京子の屋敷とか潮崎の存在とかのレッドヘリングもあるので、ミステリ仕立てではある。けど「住田の能力」や「眼球の記憶」はミステリ的には反則だし、ヒトを誘拐・監禁することに伴う細々したリアリティの処理は大雑把。 何より喫茶店のバイトに純愛…みたいな要素は、殺人鬼のプロファイリングを混乱させる気もするし。 記憶喪失の主人公・菜深のアイデンティティを探してみたいな枠構造も、「事件」の色合いにそぐわなくて何だか読後感がチグハグなんだよね。相沢瞳を襲った悲劇も扱いが軽いし。だって四肢を奪われれた15歳だよ? 作中童話「アイのメモリー」(乙一は松崎しげるを知らない世代か?)は、現実に絵本化とかしないでください。子ども情操教育上、大変よろしくないと思うので。

    0
    投稿日: 2019.12.25
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    乙一さんの物語に出てくる人物は設定が面白い。 ただ読んでいて犯人はなんとなくわかるというか、勘ぐってしまう。 アイのメモリーの鴉はの描写はグロいので、始めから流し読みをしてしまった。 鴉に襲われた人たちに痛みを感じた様子がなく不思議に思っていたが、三木自身のことからだったので納得できた。

    1
    投稿日: 2019.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グロが7割、ミステリが3割くらい? と思えるくらいにグロ表現が出てくる。 乙一らしいといえばらしい。 主人公が記憶を無くして、移植された目の記憶を元にっていう展開は面白かった。

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    ホラーがあまり得意といえないので、こころが元気で日が高い時間に本を読むチャンスがあれば読んでみよう…と思って、他の乙一さんの本と違いずーっと積ん読されていました。やっと読んだ。一気読みしました。 不思議だけど、なんだかあたたかい気持ちになってしまった自分がこわい。

    0
    投稿日: 2019.04.05
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    ★2009年1月23日 8冊目読了『暗黒童話』乙一著 評価A オドロオドロシイという表現がぴったしの通称クロ乙一の作品ですが、話の展開、内容が秀逸。 これらの作品を二十歳代前半で書いてしまった乙一の才能には脱帽です。どこからあのような奇想天外の物語が紡ぎ出せるのか?!本当に文才というのはすさまじいものだと痛感させられました。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    乙一ってこんなにグロかったか? と思った。 ただグロシーンが淡々としすぎている。 でもそれが、アイメモリー内で眼球をくりぬいた後、被害者が痛みを訴えない描写と同様、三木に「痛み」の感情が抜けていたせいと思うと違和感はなかった。 (メモ) ふいに他人の傘で目玉をえぐられ、移植を受けた記憶喪失の主人公。 元目玉の持ち主、和弥。 相手を傷つけ生かすという不思議な力を持った三木。 移植を受けた眼から映し出される映像を解明するため、主人公はドナーの住んでいた町へ向かう。 先が気になってページをひたすら捲り4時間程で読み終わった。読むのが遅い自分にしては超早い。 物語の軸、主人公の目的がはっきりとしているし、文章が分かりやすく頭に入ってきやすい。 乙一の作品を読むのはまだ二作目なので、もっと読みたいと思った。

    0
    投稿日: 2018.05.27
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    乙一さんの作品は「夏と花火と‥」以来、読むのは2作目なんですがやっぱりイマイチでした。 文章は稚拙だし、物語には深みはないし、この作品もデビュー間際の作品らしいんで最近の作品を読んだらそんなことないのかなぁ。 とりあえず自分には合わないみたいなのでよっぽどのことがなければ次に読むことはないと思います。

    0
    投稿日: 2018.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生だった頃に図書室で借りて1度読んだ本でしたが、もう1度読みたくなったので購入。 ジャンルはホラーかな……それともミステリが正しいだろうか。 ※レビュー内に犯人の名前等、物語の核心に迫る部分のネタバレを書いてしまっているので未読の方はお気をつけください。 記憶を失くしてからの菜深(と言っても話自体が記憶を失くしてから始まるので、記憶を失くす以前の菜深については読者側もその殆どを他人からの言葉で想像するしかないのだけれど)の引っ込み思案で少し後ろ向きな性格が自分にとても良く似ているので、読み始めた時点から菜深にとても感情移入してしまった。 菜深の場合は記憶を失くす前の「自分ではない自分」がとても優秀で皆に好かれていたせいで、「今の自分」が何かヘマをやらかす度に「昔の自分」と較べられてしまう……という点も彼女に多大なストレスを与えている。身体は同じはずなのに精神がまったく別の他人になってしまうという感覚は自分では想像もつかないことのはずなんだけど、その辺りの描写がとても丁寧なのでなんだかきちんと想像できているような気持ちになってしまうからすごい。 菜深が作中で「記憶を失った自分」と「記憶を失う前の自分」の違いについて悩んだり、和弥への想いを自覚しそうになった時に「彼はもうこの世に居ない」という事実のためにそれ以上考えないようにしたり、いつか記憶が戻った時に「今ここに居る私」はどうなってしまうのかと悩んだりする度に“今ここに存在している菜深”への感情移入が強くなる。 初めて読んだ当時は潮崎さんが好きだったので彼が誘拐事件の犯人ではなかった事は覚えていたのですが、結局最後まで犯人が思い出せず、犯人発覚の時(鴉のキーホルダーの事を瞳から聞いた時)に恐らく菜深と同じタイミングで犯人が誰なのかを悟りました。 喫茶店に居て普通に菜深と話していた時の住田と、菜深の腹部を割いて腸を引きずり出した時の住田の表情や声のトーンがほとんど同じものである、という点が地味に怖い。 別に彼には誰かに対して明確な殺意があるわけではないんだよな。「人間は(或いはこの人は)、自分がこうしたらどうなるのか?」ということに純粋に興味があるだけという感じ。 砂織のことをどう思っていたのかと訊ねた時、住田は何も言わなかったけれど、菜深は住田のその沈黙について「彼の心の一端を知った」と表現した。 私もその沈黙はきっと住田から砂織への恋心の表れなのだろうなあと思っていたけど、間に挟まれる過去の住田の記憶から想像していくと、必ずしもそういうわけではないのかもな?とも思ったり。 住田が幼少期に病院で出会った、肘から先の無い友だち。後にその子は亡くなり、更に最後のほうでその子が女の子だった事、その子と砂織の顔が似ていたことが明かされますが、果たしてそれによって住田の心に芽生えた砂織への感情は本当に「恋心」だったんだろうか。 肘から先を失くした友だちが亡くなったと聞いた日の事を鮮明に記憶しているということは、彼女を亡くした事はきっと住田にとってショックな出来事だったんだろう。それは恋心からくるものだったのかな。 「記憶を失くす前の菜深」に戻っていった『白木菜深』が「記憶を失くしていた頃の菜深」について思いを馳せる最後の数ページの心理描写がとても好き。 私(読者)が一緒に色々な事を考えながら楓町を旅した白木菜深と、最後のこの数ページであの事件についてどこか他人に起きた出来事のように考え始めてしまっている白木菜深は、やっぱり身体が同じでも別人なんだなと再認識する。 それと同時に、記憶の戻った白木菜深が「彼女の消滅は一人の人間の死と同等だ」「私は絶対に、永遠に彼女のことを覚えていよう」と表現してくれた事が何故か堪らなく嬉しかった。

    0
    投稿日: 2018.03.10
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    2018.2.28 ファンタジーな設定はいいけど 登場人物の性格とかが雑で愛着も持てず、しんどい本だった。

    0
    投稿日: 2018.02.28
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    読み進めるのを躊躇してしまうほど、グロテスクでした。一度離れないと鬱な気分にもっていかれそうになるくらい。しかし、それを上回る物語の作り込み、先が読めないハラハラ感がまた良かった。やはり乙一さんの作品は面白い。

    0
    投稿日: 2018.02.23
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    乙一初の長編小説とのこと。わりとグロい描写が多い。あと主人公は暗くて友達がいないという設定や、姉弟という関係が乙一作品は多いけど、今回もそれが入る。このへんはワンパターンな気もする。 だがミスリードは冴えてるし❨勿論、本文中に読み解くヒントはある❩、些細なキーワードからの話の広げ方とか、やはり初期の乙一作品は面白くてスゴいと唸った。

    0
    投稿日: 2018.02.06
  • キモッ

    いや~、キモかったです。 これ、乙一くんが書いたの?と何度も思いましたが、彼が十代の時に書いた初めての長編作品と知って、驚きました。 粗削りではありますが、ただグロいだけではない少々言い過ぎかもしれませんがただ者ではない感がひしひし伝わってきました。 まだ彼の作品は3冊しか読んでいないので、未読の作品で彼の成長を辿っていきたいと思います。 なかなかにキモいので、そのような作品が苦手な方はご注意ください。

    0
    投稿日: 2018.01.01
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    視点の扱いには納得のいかない部分もあるが、美しい残虐と硝子のような感性が弛まぬ展開に乗って胸を打つ。実に乙一な一冊。

    1
    投稿日: 2017.07.11
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    グロい部分もあるけど、1番怖かったのは母親。記憶が無い、出来ない、というだけであんなにも態度を変えるのか…ちょっと悲しくなりました。 本編に出てくる、鴉と少女のお話。意外と泣きそうになってしまったのは私だけでは無いはず(笑)

    0
    投稿日: 2017.05.06
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    本の話の前に映画『ムカデ人間』(2009)の話を。若い女性ふたりがドイツを旅行中にレンタカーがパンク。助けを求めたのが森の中の一軒家に住む外科医で、知らぬ間に睡眠薬を飲まされて、目が覚めると地下室のベッドに拘束状態。外科医は人間を拉致しては、それぞれの肛門と口を繋ぎ合わせて“ムカデ人間”を作る実験をしていた……という、書いているだけでテンションが下がりそうな作品です。 『暗いところで待ち合わせ』(2006)や『きみにしか聞こえない』(2007)の原作者で、アニメ作品『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』(2009)の脚本も担当した乙一は、グロな著作のイメージが私にはまったくなかったため、『暗黒童話』を手に取ってしまったのですが、涙目。 おもしろかったんです、凄く。ただ、これがまるで“ムカデ人間”。森の中の一軒家に行方不明になった人間が囚われていて、体の各部位を繋がれているんです。みんな意識ははっきりしているから、口々に喋る。そして、仲よしこよし。この異様な光景が発見されたときの描写は思い出したくもありません。

    0
    投稿日: 2017.04.23
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    ちょっとグロい表現があるので苦手な人は要注意。ラストに向けては乙一らしい予想を裏切る話の展開であっという間に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2017.02.18
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    残酷でグロテスクなホラーなのに、繊細な感情、人の繋がりや温かみもある。クライマックスには物語が右葉湾曲して、乙一さんに騙されそうになるが、最後は一見バラバラだったものが繋がって一貫性があったのが良かった。 物語作家、三木の少女とカラスの話はただの残酷な話の中にも心に訴えるものを感じ、和弥の姉に寄せていただろう気持ちに何か人間的なものを感じた。生き物を、研究者のように冷静に分解し観測する一方で、そんな彼には友達が出来ず、唯一人生でたった一人だった友達が和弥の姉にそっくりだったということを知って、彼女に贈った花や、時計を返そうと引き返したことに納得。 菜深が変わってからの母親の態度は、まるで野生動物のように、自分の子供だと思えなくなったことから娘を拒否し始めることが印象的だった。 そんな菜深が犯人を一人で暴きだそうとする姿は、見ていられないほど危なっかしくてハラハラした。結局犯人に見つかってしまいラストはどうなってしまうのかと、最後まで目が離せなかった。

    1
    投稿日: 2016.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    突然の事故で記憶と左眼を失った女子高生の「菜深(なみ)」。 移植手術で眼球の提供を受けたが、その左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは眼と、その持ち主である冬月和弥が見てきた記憶だった。 記憶をなくし、それまでと同じようにふるまうことができずに戸惑う「私」を、その心の隙間を埋めるかのように映像と記憶を提供してくれる左眼が優しくつつんでくれる…。 その左眼のかつての持ち主が暮らした街に訪れた菜深は、恐ろしい事件にまきこまれていくことに。 新しい生活に癒しを見いだした「私」は記憶が戻る事を恐れつつ、また和弥の姉、砂織との生活で感じた思いを忘れることを恐れる。 記憶を戻した「菜深」が、当時の「私」を振り返るシーンは感動できます。

    0
    投稿日: 2016.11.19
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    黒い家と比べると迫力はないものの、じんわりとした恐怖がありました。 グロテスクな表現。だけども痛みの描写がないからか途中から気持ち悪さを感じなくなってました。 君の名は。を最近見たのでなんだかそれと重なる感覚があったり 笑 ホラーというジャンルになるのですか。 それでもどこか青春というか、なんというかそういう類の感じもある不思議な本でした。

    0
    投稿日: 2016.11.13
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    読者のミスリードを狙っている感が明らかで、読了後は驚きよりも不快感が残りました。もう少し丁寧に伏線が張ってあればよかったなと思います。 ただ、あとがきを読んで「初期なら仕方ないか!」という気にさせられます(笑)

    0
    投稿日: 2016.11.06
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    怖いしグロいのに続きが気になり最後までほとんど一気読みした。トリックがしっかりしててすごい。小説を普段読まない人にもすすめられる面白さ。

    0
    投稿日: 2016.10.14
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    乙一さんの書く話はすごい。 これなんてグロ過ぎてもうよくわかんない。笑 でもミステリとして良作。 あー、これ1年前なのか! って。 純粋にびっくり。 ミスリードされてたんやなあー、って。 設定はほんととんでもだけど、トリックはすごい。

    0
    投稿日: 2016.02.07
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    確かに「暗黒」 淡々とした文体で語られる狂気の物語。 救いようがない話こそが乙一の魅力だと思っているが、そんな話。

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    記憶喪失になった菜深が、移植された和也の目の記憶を追体験していくストーリー。 そこで見た映像に事件に巻き込まれた子が映り、和也が真相に迫った時に映像が途絶えてしまう。 あの子を救わねばと、目の記憶を手掛かりに事件を追う。 ちょいグロ。いくら傷つけても相手が死なないという人間離れしている能力を持った犯人。犯人は予想外だった。

    0
    投稿日: 2015.12.17
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    グロ半分ミステリ半分せつなさ少々といったところで、乙一フリークとしては少々物足りない感じがしましたが長編としてはうまくまとまっていたと思います。 立て続けに乙一作品を読んでいたので、後半を過ぎた当たりから展開が読めてきました。乙一をあまり知らない状態で読めば更に楽しめたと思います。

    1
    投稿日: 2015.08.31
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    良かった。 後半、盛り上がって面白かったがそこまでが長かった気がする。何処がと言われると解らんが。 警察に事件のことは話すなと言われるが読者にまで解らんままって… 犯人のその他の犯罪とか被害者のその後の為に読み進めたのに

    0
    投稿日: 2015.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    童話が怖かったです。 あと記憶喪失になるのも怖いと思いました。 記憶喪失になったら、もっと周りの人優しくしてくれると思ったけどそれは幻想やった。 怖い話やけどやっぱりファンタジーやとも思ったよ あと犯人間違えとって悔しかった

    0
    投稿日: 2015.07.24
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    グロいの苦手で、想像力豊かな人は要注意。。 読んでいて、痛いし気持ち悪くなる。。 でも、主人公の菜深目線で真実に迫っていく感覚は、良い緊張感で読み進められ、これがデビュー作かと思うと脱帽。 犯人は誰なのか。主人公はどうなってしまうのか。 登場人物たちのその後はどうなるのか。 余すことなく綴られるストーリーは、痒いところにも手が届いている。 でも、やっぱり暗黒過ぎたな、私には。苦笑

    0
    投稿日: 2015.07.07
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    ちょっとぐろいかな…。 鴉が少女に目玉と言う名の夢を持ってくるお話。 他人の目玉を通して、夢を見る。 すごいお話だなと思いました。

    0
    投稿日: 2015.07.01
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    出だしが好み けれど、現実離れした箇所がありそこが気になる人は向かないかなと。 個人的には好きな方 けれど、ラストがちょっと物足りない まさかのあの人には驚かされたけど もう少し伏せんとか欲しかったかなー

    0
    投稿日: 2015.06.15
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    2015年3月9日読了。左眼を失い移植手術を受けた少女の眼に映る景色と、眼を失った少女を描く「暗黒童話」とその作者は接近していき…。乙一のホラーミステリ。独特な視点と突き放されたような読感や、グロテスクな描写が多いが、猟奇的というのもファンタジックというのも違う、不思議な感覚は乙一ならではのものと感じる。「生体移植」というものは、作家にとってはどうしても「死者の感覚が引き継がれる」というインスピレーションを与えるものなのだろうか?

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    著者が大学卒業くらいに書いた作品らしい。 著者は、あとがきで恥ずかしい文章だと 嘆いているが、面白かった。 ホラーサスペンス要素満載。

    0
    投稿日: 2015.01.18
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    怪奇で猟奇なのだけれど、不愉快ではない。 乙一の作品の主人公は、だいたいが孤独で、それゆえに、自身の内面と深く向き合い対話をする。 暗闇 目が見えない 閉ざされた空間 …といった設定が多い…あれ、書き出してみると同じことなのか。 そして、素晴しいミスリード。 謎が解けた瞬間、物語は猛スピードで収束に向かう。 楓町のさびしい雰囲気が好きだ。 失った大切な人をひっそりと偲ぶ人たち。 やがてそこから立ち上がって行く人たち。 喫茶店のマスターの木村さんでさえ… でも、木村さんは何となく、“太陽”なイメージかな? そんな人たちのエピソードも、重要なことに繋がっていて、張り巡らされた伏線の複雑さにうなる。

    0
    投稿日: 2014.12.22
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     むかしむかしあるところに、人間の言葉を話せるカラスがおりました。  カラスは目の見えない少女と話をしているうちに、少女を幸せにしてあげたくてたまらなくなりました。  そうだ、彼女に目玉をあげたらどうだろう。  そしてカラスは彼女のために、街へと繰り出していくのでした。  彼女のための目玉を探しに。  事故により片目を失くしたショックで記憶を失った少女は目の移植により、線路、公園、ふとしたきっかけで不思議なものが見えるようになりました。  記憶のない自分の記憶を埋めてくれるかのように見える誰か別の人の記憶。  記憶の中の人物は実在するのだろうか?  それともただの自分の夢なのだろうか?  少女の記憶を求める旅が始まったのでした。 -------------------------------------------------  少女パートの合間合間に目を探すカラスの童話が挿入されて物語りは進みます。角膜を移植したら前の人の記憶が見えるようになった、という設定はどこかしらで見たことがあることと思います。その設定に乙一さん独特の不可思議ホラーテイストが加わり、何とも奇妙な物語に仕上がっていました。最後どうやって終わらせるのかがドキドキして仕方がなかったです。犯人はわかっていたのにこれまたあの記憶がピーッだというのはやられたーーーーー!!!相変わらずうーん先はどうなる?どうなる?とドキドキ感のある小説。

    0
    投稿日: 2014.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [ 内容 ] 突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。 臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。 それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。 私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に住んでいた町をめざして旅に出る。 悪夢のような事件が待ちかまえていることも知らずに…。 乙一の長編ホラー小説がついに文庫化。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

    0
    投稿日: 2014.11.09
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    怖い系、というかちょっぴりグロい。エログロ好きな私としてはグイグイ飲み込めるくらいの描写加減ではありますが。 話は記憶喪失の主人公。移植された眼球にある惨劇の記憶を辿って旅に出る。というミステリー。 眼球の記憶の欠片を辿っていくミステリーとしても面白いんだろうけど、主人公のキャラクターに興味を惹かれちゃって、せっかくのハラハラドキドキや猟奇的な描写に入り込めませんでした。ごめんなさい。 主人公(菜美)は自らの記憶を失った。そもそも自分自身が菜美かどうかもわからない。周りがそういうからそうなんだろう。でも、目玉の記憶がますます自分のものとなっていく。一体<私>は何? 最後にかけて、主人公から投げかけられる自問自答。深いテーマ過ぎる。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    ミステリーとしてもすごくわくわくするし、隣の人間の不器用さに触れた感じの暖かさを感じました。わたしはこの人は人を切断する力を持ってる人っぽいな、痛みがないなら切られてもいいかなとか、この家は人体を切断したものでできてるなとか、現実に考えるくせがついちゃってる、小学生の時たくさん乙一さんよんでたせいです。

    0
    投稿日: 2014.05.07
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    正直ちょっとダラダラしてて途中で飽きてしまいました。なんというか色々と現実味がなくてツッコミどころ満載という印象です。鴉の童話と本編の絡みもイマイチだな〜と思ってしまいました。 グロテスクな表現があるということでどういう方向のグロテスクなんだろうと構えていましたが、「残酷」とか「猟奇的」なグロテスクと言いましょうか…。手術とか人体実験という言葉から感じる怖さに似た感じです。私は割と平気でした。 残酷で現実離れした悍ましい犯人にも一瞬だけ人間らしい感情を覗かせる瞬間があり、それがとても切なくて残酷です。乙一さんのこういう微妙な表現は本当に秀逸です。 ただ今まで読んだ乙一作品の中では正直あまり好きじゃない方の部類でした。

    0
    投稿日: 2014.04.19
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    描写がぐろくてちょっと酔う けど話自体は好き 長いからぐだりかけるけど 最後の追い込みからはテンポ良く進んで いつもいいように裏切られる アイのメモリーが好き

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    黒乙一、好きなので結構スイスイ読めました。 しかし、読んでいてパッと来ないようなところもあり、凄く長く感じました。 やっぱり乙一さんは短編の方がいいなと思わされました。 グロい描写が多く少しゾクっとしますが、内容的には面白いと思います。

    0
    投稿日: 2014.03.29
  • 吐き気がします

    心理的に 恐怖を植え付けられながら、 吐き気もしながら、、 案じたり 手に汗握ったり  やはり 暗い情景を思わせる 乙一 の世界感は 吐き気しながらも 止められない。

    0
    投稿日: 2014.03.25
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    カラスが様々な人間の眼球を少女にプレゼントする話から始まりとてもグロい描写が多く楽しく読めました。 私は乙一の作品はとても好きですが、どうも推理描写が好きではないですね。一般的な少女にこんな探偵のような考察が果たして可能なのだろうか…多少無理がある様に思えてしまいます。割り切って読めば良いのですが。 そして作品の内容とはあまり関係ありませんがあとがきが一番面白かったです。あとがきがあまりにも面白かった為次読む作品が小生物語に決まったほど。暗黒童話の内容自体は面白かったのでオススメですが、今まで読んだ乙一の作品の中だと一番下になるかな…

    0
    投稿日: 2014.03.25
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    黒乙一か白乙一かでいったら完全黒です。ただ、黒く暗黒で残酷でグロいけど、その中に人間の強さ、弱さ、温かさを備えてるのが乙一のすごいところ。ラストの一行には思わず涙。乙一の中でベスト3に入るお気に入りの一冊です。

    1
    投稿日: 2014.02.17
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    乙一らしい作品であると思う。 乙一の切ない話が大好きだけど、こういうダークファンタジーも私が乙一が好きな要因の一つだと思う。 どこかに違和感を覚える描写があってもそれも乙一作品の魅力の一つであると思う。

    1
    投稿日: 2014.01.28
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    移植した眼球に宿る前所有者の記憶映像...。アイディアや掴みはいつもの乙一ワールドだが、少々冗長。得意の叙述トリックもとってつけた感が否めなかったが、それでも独特の「世界観」は健在。中編程度の長さにまとまっていればもっとスピード感が感じられてよかったかも。

    0
    投稿日: 2014.01.27
  • 乙一独特の不思議な世界観の話。

    最後のどんでん返しをかなり意識して読んだのに、やっぱり裏切られて想定外の結末が待ってました。 グロが苦手なのに読むのをやめられないし。。 一度目はグロい部分を出来るだけ想像しないように読んだけれども、読み終わった今はもう一度しっかりと読み直そうという気持ちになってる。

    1
    投稿日: 2014.01.03
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    ホラー?なのにただ怖いだけじゃない。終わり方は青春小説のようなさっぱり感がある。この人のシリーズを全部読みたくなった

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    何やろ…この周りの心の無さ。 なんで皆、記憶を失った主人公にこんなに心無い言葉ばっか浴びせるんやろ? 読後は奇麗なグロと感じた。面白かったです。

    0
    投稿日: 2013.09.05
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    2013.8.12図書館貸出 左眼と記憶を失った少女が、移植された左眼の持ち主だった青年の過去を垣間見るようになる。 行方不明の女の子を助けようとしていた映像を見、青年の育った町を訪れる少女。 少女の町での生活が書かれた章と、犯人の描写の章が交互に書かれる叙述トリック。 ホラーのため現実にはあり得ない現象も出てくるが、叙述トリックはわりと面白かった。 ただ、途中ちょっと中だるみしたように感じる。

    0
    投稿日: 2013.08.12
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    1308 乙一らしいダークミステリー小説。学生の頃に書いた内容との事。やっぱり小説家さんは違うなぁと妙に納得。グロ注意だったけど結びの感じは良かった。夏に読んで正解!

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    中3の時だったと思うんだけど、教室の後ろの方に、学級文庫っていって幾つかの本が置かれていたのね。 その本には学校の本を証明するシールが貼られてあるんだけど、一冊だけシールが貼られていない本があった。 それがこの暗黒童話だった。これだけ真っ黒くて異様な雰囲気醸し出してたから気になった読んでみたら、一気に乙一ワールドに引き込まれた(笑) 乙一を知ったのはこの時が始めてで、それから暫くは乙一作品を読みあさったなあ。 暗黒童話はゾクッとする話だけど、どんどん読み進められちゃう。

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    投稿日: 2013.07.26
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    雪の降る日、私は事故で左目を失った。そして、その日までの記憶も…。 祖父の計らいで眼球の移植手術を受け、普通の生活に戻ることができるかに思えたのはつかの間。 記憶をなくし、以前と変わってしまった私には、学校にも家にも居場所はなかった。 寂しさに苛まれる私を慰めるのは、ふとした折に熱を伴いながら浮かび上がる白昼夢の風景。 公園の錆び付いたブランコで微笑む少女。視界すべてを埋める深い森。呼吸が止まる程に美しい光景……。 それは、左目の記憶。かつての左目の持ち主だった、ひとりの少年が見た光景。 しかし、再生される記憶の中に、1年以上前に行方不明になった女子中学生の面影を見出した私は、その映像の源を求めて旅に出る。 たどり着いた見知らぬ(懐かしい)田舎町、そこで出会う(思い出の中にいた)人々。 そして、かつてブランコに乗り微笑んでいた少女。 彼は、なぜ死に至ったのか? 失踪した少女は、今どこにいるのか? 私は左目の記憶を辿り、謎を追う。 寂しさを我慢し、心細さに耐え、少女を捜し、犯人を探す。絶対に、逃げない。私の記憶が戻った後も、今の私をずっとずっと覚えていられるように――。

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    投稿日: 2013.07.19