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蛇 ジャー 下
蛇 ジャー 下
柴田よしき/徳間書店
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総合評価

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  • ジャー様、あまり人間に無茶ぶりしないで。

    下巻では舞子と陽一以外にも竜を捜す人々が続々と出てきます。 ちなみに本のタイトルになっている蛇(ジャー)というのは、滋賀の一部の地域で竜を指す言葉であるとのこと。 下巻ではタイムトラベルが頻繁に起こり、過去と現在を駆け巡ります。 ジャー様を追いかける人々は、それぞれ何らかの役割を与えられており、最終的に何のために動かされていたのか明らかになるわけですが…。 でもジャー様、回りくどすぎます…。こんなことやあんなことが出来るなら、こんなに人間を巻き込まなくてもよかったんじゃ…。正直大迷惑だと思うんですよね。 最後は帽子を探していた中西の正体が明らかになるのですが、『え~~…』ショボショボショボ…と力が抜けてしまいました。 私はジャー様よりドラゴンボールの神龍に会いたいです。 それにしてもファンタジー、ハードル高いな~。

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    投稿日: 2016.04.22
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    そして後半。 またしても新たな登場人物が増えてみたり 巻きこまれた人間が増えてみたり…w 上巻と同じく分厚い感じがありましたが、そうでもなく。 こちらもさくさくっと読み進められました。 が、半分読んでも3分の2読んでもまだ終了しなさそう。 むしろ、話が収集つかなさそうな状態に 本当に終わるの? と危惧してしまいました。 当然ちゃんと終わったわけですが…ちょっと…ですね。 なあなあに終わった、というわけではないですが 夢落ち、と評しても大丈夫なような終了。 そして帽子のなぞ。 不可思議な始まりだったので、不可思議で終わっても 不満も何も起こりはしなかったですが。 人の意識改革? みたいなものでしょうか?? ただ、本文には、たくさんの人としてしなければいけない事 感じなければいけない事、思う事。 とても大事な事がたくさん書かれてありました。 気が付かされる事がたくさんの、本でした。

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    投稿日: 2010.07.16