Reader Store
その日のまえに
その日のまえに
重松清/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

745件)
4.3
326
253
100
11
3
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    余命宣告にまつわる人たちの短編小説、短いので深みがないなと思って読んでいたらなんと「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」で繋がるので驚いた。

    0
    投稿日: 2023.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「その日」のことはずっと目を背けてきたけど、自分は決して無関係ではないのだと改めて突きつけられたような感覚でした。 決して明るいばかりの話ではないですが、暗いだけの話でもありませんでした。 考えるきっかけをくれる本でもあり、いつか訪れる「その日」を支えてくれる大切な一冊です。

    4
    投稿日: 2023.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰もが何時か訪れる「その日」。同じクラスメイトや友人、家族等大切な人を失う事の辛さや心境、余命宣告を受けその日が来る前までに過去の思い出の地への訪問等、もし自分が余命宣告を受けたと考えた場合、同感する場面等も多くありました。登場人物が最後には何らの関連性がある展開もあり、特に読み進むにつれて、中盤以降は没頭している自分がいました。いつかその日が来るまで、大切な人と悔いの残らない日々を過ごし行こうと、改めて思いました。

    9
    投稿日: 2023.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     人が亡くなる「その日」は誰にでも訪れる。 それが「不意」であるか「予告」があるかの違い、「早い」か「遅い」かの違いはあっても、いつか訪れるという点は万民に平等なのである。だから、この短編集は特別な悲劇ばかりを扱ったものではなく、成長や進学や結婚や繁栄や出世を目指して平凡な幸せな日々を送っている多くの人が普段意識していない「終わり」に目を向けなければならない時を普通のこととして書いている。 「その日」が事故などで「不意」に訪れた場合の悲しみとやるせなさは大きすぎる。亡くなるほうも、残された人も愛する人に「今までありがとう」も「今までごめんなさい」も言えなくなってしまったのだから。  癌などで「その日」が予告された場合の苦しみと悲しみも大きすぎる。自分に残された時間があと僅かと知る時のショック。人生の予定を次々キャンセルして行かねばならないやるせなさ。愛する人にそのことを告げる心の痛み。そのことを知った家族の悲しみ。その期間は辛くて悲しい。  だけど、一つ不謹慎なことを書くのを許して頂きたい。 『その日』で、癌で亡くなっていく和美の主治医から夫の元へ「いよいよ今日だと思います」という電話があり、夫、二人の息子達が、悲しいが心の準備をして和美のベッドの周りに集まった。和美の両親も遠方から覚悟して病院に訪れた。そして、愛する人たち皆んなに見守られて和美は息を引き取った。  このシーン、実は赤ん坊が生まれるシーンに似ていると思った。「いよいよです」と連絡があって、家族が集まる。人は生まれる時と亡くなる時は独りである。この世界と別の世界を渡る孤独な旅路を愛する人達皆んなが見守る。生まれる時と亡くなる時、正反対のシーンではあるが、そこに涙を伴う温かさがあるというのは共通である。 こんな亡くなり方が出来た和美さんは幸せであった。こんな見送り方を出来た和美さんの家族も幸せであったと思う。  そうではない亡くなり方をする人もいる。 『潮騒』でのオカちゃんは、小学生の時に海で一人遊泳中に、誰も見ていない時に波にさらわれてしまった。その時に「一緒に海行こうぜ」と誘われていたのに行かなかった俊治は自分にも友達にも責められ苦い思いをしていた。が、30年後くらいに癌で余命宣告を受けた時、ふと思い出してその海辺の町を訪れたことがきっかけで、同級生と再会し、送り火のような「花火大会」のきっかけになった。そしてその花火大会には縁があり、和美さんを亡くしたばかりの夫も参加することとなった。  ずっと昔に独り孤独に亡くなった人が結んだ友情。良かった。ほっとした。  ここで、もう一つ不謹慎なことを書くのを許して頂きたい。 「お葬式って実は同窓会っぽいところもある」と思う。ある人が亡くなったことを悲しんで集まった人達の中で、とっても久しぶりに会った友人を見つけ、そっと微笑んでしまうこともある。 「友達を残してくれてありがとう」と心から感謝したこともある。  亡くなった人のことを霊だとかなんだとか怖がって言うこともあるけれど、幽霊でもいいから会いたい人っているよね。

    98
    投稿日: 2023.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後あたりで登場人物がつながっていくシーンが良かった。 死生観について考えらされる本であったしストーリーも感動したから読み応えがあった。

    3
    投稿日: 2023.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松清さんの作品は本作が初めてでした。 誰しもが必ず迎える「死」をテーマに、幾つかの家族が其々の立場で死に向かいあった短編ストーリーです。 涙無しでは読めない内容ですね。 「いつか」は必ずやって来る… 誰もが分かっていても、日常的に意識して過ごしている人はごく僅かだと思います。 本作を読んで、慌ただしい日々の中でも、1日1日を大切にして感謝の気持ちを忘れずに生きていこうと感じました。

    16
    投稿日: 2023.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰もが必ず来るその日、、、 家族や大好きな人達に囲まれてその日を迎えることができたら最高に幸せなんだろうなぁ~ってつくづく

    15
    投稿日: 2023.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    和美さんの人柄が大好きです。そして、病気の人の辛い気持ちはもちろん、見送る側の人間の気持ちを勉強できた最高の一冊でした。 そしてちょっと嬉しかったのが最後の話でこれまで短編で出てきた人たちが少し繋がったところ

    3
    投稿日: 2023.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    涙なくしては読めない1冊。 訪れる大切な人との別れ、愛おしい日々の先に『その日』はやってくる。 その日のまえに、その日、その日のあとで想うこととは。 日々をおくることで別れの哀しみは和らぎ、そして止まることはない。いなくなっても大切な人はいつまでも生きている。 命の尊さや温かみを感じられる物語。

    2
    投稿日: 2023.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    小さな子供を残して逝かなければならない 奥さんのことを考えると苦しかった。 大切な人が亡くなっても日常は続く。 思い出すこともだんだんと少なくなる。 でもきっと忘れることはない。 ずっと胸の中で生きている。 奥さんは強いな。 忘れていいよ。なんてわたしは言えない。

    0
    投稿日: 2023.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の死についての話。余命を告げられた日から亡くなるまで家族、知り合いの絆を感じた。自分も父をガンで亡くし経験しているからこの物語を読んで共感する所があった。いつかはやってくる死。自分らしくこの地球に生きていこうと思う。

    2
    投稿日: 2023.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰しもやってくる「その日」がいざ目の前にやってきたときにどう過ごすか… もし自分が幼子を残していくとしたら辛いし、 残された側で生活するのも辛いし、 想いは形はなくても残るのだとか、人生は有限であるとか、死にゆく別れについて考えさせられた。 素晴らしいことをやり遂げなくても家族は特別な存在であり、この先ご縁があった近くの親しい人に優しく過ごそうと思った。 独立してる物語のなかで、最終話ですれ違う登場人物達がとても愛おしく感じた。

    1
    投稿日: 2023.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣きはしたけど、思ったよりは泣かなかった作品。死をテーマにした短編集。あらゆる年代での死の話。本人、家族の心情がキレイに描かれています。母と息子、夫婦ものは鉄板ですよね。それぞれ独立した話だったけど最後に繋がったのは鳥肌だった。ただ、感動する場面でも短編のせいか割とあっさりと次の場面にいっちゃうのでもっと深く抉って欲しかったかなー。

    1
    投稿日: 2023.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔からわかっていた…自分には短編は合わないと。そしてやっぱダメだった。その物語に気持ちが入り込むまでに時間がかかる。短編の場合、やっと入りそうになったときに終わってしまう。一応最後にすべての話が無理矢理っぽくつながってたけど、やっぱり無理。でも一つ一つの話は盛り上がりはないけどおもしろかった。でもただそれだけ…

    2
    投稿日: 2023.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ものすごく久しぶりに重松作品を読んだ。 登場人物の心情の描き方が少し抽象的で、読者に想像させる余地を与えてくれている感じがいい! 文章で泣かせるプロだと思う。 「here comes the sun」の最後、お母さんと主人公が駅から自宅に一緒に帰るシーンや、 「その日」の、主人公が息子二人に奥さんの病状を知らせるシーン、 想像するだけて泣けてしまった。

    5
    投稿日: 2023.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自身や身内の死をテーマにした短編集。死と向き合う人たちのことが描かれた胸が苦しくなる作品ばかり。自分のまたは家族の余命を知ったあと、どのように心が揺れ移ろうのか、考えさせられる。健康であること、家族がいること、当たり前の日々に感謝しなければいけない。そう思わずにはいられない小説でした。

    1
    投稿日: 2023.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生きること、死ぬこと、死ぬ人、残される人を描いた作品。 色々な場面からの描写があり、人が存在する限り様々な場面で生死の物語があるのだなと実感。 個々の短編集かと思ったら最後に一気に繋がってきてその構成も面白かった。

    2
    投稿日: 2023.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    どれだけその日の為に準備していても結局その日以降の事は準備できないのものかもしれないですね。 残された人たちは全力で生きていかないとと感じました。 その日は必ず来ますから

    1
    投稿日: 2023.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色んな人の色んな「死」をテーマにした短篇集。 登場人物それぞれの目線に共感しては泣き、感情移入しては泣き、、、最後の3章はボロ泣きで、翌日目をパンパンに腫らして仕事に行きました

    2
    投稿日: 2023.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松さんの精密な筆致で描かれる人の死にまつわる様々なストーリー。この作品は通勤電車の中では読めない。特に近年年齢のせいか涙腺が緩くなってきている。 人が必ず迎える死という現実、誰にも逃げることができない「その日」を迎えるという事実を主題にして、様々なシチュエーション、その前後の人間模様、死と向き合わざるを得ない人々やその周りの人々の錯綜(これは現実と異なる小説の醍醐味だが)。重松さんの味わいがとてもよく出ている作品だと思った。 通勤電車の中では読めないので、必然的に家族がいる家の中で読まざるを得なかったのだが、何とか嗚咽を漏らすことなく、しかし家人に目元は見られないように上手く?読み終えることができた。 ヒヤヒヤものである。 この作品を読むと、どうしても自分自身の死への向き合い方、家族の死に対する向き合い方について考えを巡らさざるをえない。 さて、自分はどうするのだろうか?

    17
    投稿日: 2023.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日、切ない。 その日、なんて呼ぶ日はずっと来ないでほしい。 その日が迫った時には自分はどうするのかなと、読みながら考えてしまった。 手紙は書こうかなとか、自分が過ごした場所を周るより行きたかった場所に行こうかなとか、その日のあと周りの人々が労力使わないように身の回りを整理しなきゃとか、やる事一杯で意外と忙しい。 やっぱりその日なんて来ないように過ごさなきゃ、その日までにやりたい事はやりつくさなきゃと、縁あって出会った本、明日の一歩につなげようと思う。

    2
    投稿日: 2023.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    30分で1本、読み切れるくらいの短編集。 思いの外、もの悲しく…出勤前には向いてない。 ハートフルだけど、運命って辛い。 家族を大切にしたくなるような、そんな作品。

    3
    投稿日: 2023.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辛く苦しく、そして重い。 タイミングは違えど、この世に生きるすべての人に平等に訪れる、その日。 送る方も送られる方も辛いし、できれば考えたくないけど、そんな現実が未来があるからこそ輝くいまの現実なんでしょう。日々、いまのシアワセを噛み締めて。

    3
    投稿日: 2023.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大切な人の最後をその日として、周りの人達の心の動きに寂しいようなじんわり癒されるような気持ちになった。 いつもは大切に思っている言葉をかけることができなくても後悔のないようにやっぱり伝えたい。そう思わされた作品だった。 ヒアカムズサンのところとその日の前になところで泣きすぎた。 家族はやっぱり家族。一人もかけてはいけない。

    1
    投稿日: 2023.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    考えさせられる。その日が決まってるからこそ、迷わず行けるんだろうか。俺にも必ず訪れるその日に心の準備をしたい。出来ないんだろうけど。 変に希望を持って生きるより、その日のために覚悟を決めたり、準備をしてる方が楽だ、という和美のコメントが印象的だった。 自分のその日、両親のその日、妻のその日を考える。その日が来るまで。なくなったらみんな時間が経てば忘れるもの。

    2
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日をちゃんと迎えるために、いろいろ準備をしたり覚悟を決めているほうが楽だという和美の言葉が印象的だった。 葬式の話や身辺整理。縁起でもないと思うが、奇跡を信じて過ごすより気持ちが楽なんだ。 家族構成も年齢もほぼ同じ。感情移入しないわけがない。 もうやめてっていうくらい泣けた。 映画化されてると思ったら、びっくり! ナンチャンなの!?

    88
    投稿日: 2023.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死について考える時間をくれる本。 ささやかな日常が失われる悲しみ、愛する人が居なくなる寂しさ、死が迫る恐怖、不平等な命への怒り、輪郭のない不安、、 私はまだ、どの感情も経験していないけど、いつか必ず自分や自分にとって大切な人がこのような経験をする。 私はその日をどのような気持ちで迎えるのだろう。 どれだけ準備しても、どこか納得のいかないその日を、どうやって迎えればいいのだろうか。 神様は優しくなんかない。 この世界は決して平等ではなく、どうして私が、どうしてあなたが、という出来事に直面する。 そういうものだと理解するしかない。 どんなに怒っても、悲しんでも、願っても、この世界は変わらないのだから。 死について考える、それが答えなのかな

    3
    投稿日: 2022.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    涙が堪えられず、電車で読んだことを後悔しました。 すっと心に入ってくるお話でした。 誰にも必ずやってくる「その日」を自分はどうやって迎えるのだろうか。

    1
    投稿日: 2022.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヒアカムズザサンが1番良かった。 テーマが生死なので、読む前は重いのかなと思っていたが、読んでみると話が分かりやすく、すーっと入ってきてスラスラと読み進めることができた。 読む側の年代や家族構成で感じ方が変わってきそう。またいつか再読したい。

    2
    投稿日: 2022.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小さい時に読んだ記憶があって、大人になってからもう一回読み返した。 前読んだ時は、涙で前が見えなくなりそうだったのに、今回は涙は流れなかった。 もっと、違う感情が生まれた。感動とか、そういう言葉で片付けたくない、重い、思いが、心に生まれたような気がした。 人は何で死ぬんだろう。本当に、理由がわからない。まだ20年そこらしか生きてない僕ですら、周りの人の死に何度も立ち会ってきた。でも、死んでよかった人なんて一人もいない。悲しみは、年を追うごとに増していく気がする。 けど、そこから逃げちゃいけないんだなと、抱えて、考え続けないといけないんだなと、そう思わせてくれました。 また読めてよかった。周りにいる人たちを本当の意味で大事にして、これからを生きていきます。

    6
    投稿日: 2022.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて重松清さんの作品を読みましたが感動でした。 なんというか、うまく言葉にして伝えられないですが、胸がキュッと締め付けられるこの、その、あの感情が甦りました。

    0
    投稿日: 2022.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2006年(第3回)。5位。 自分、もしくは近しい人の死に関する短編集。人はなぜ遺影に笑っている顔を選ぶのか。考えることが答え。「忘れてもいいよ」はちょっとなぁ・・琴線にはくるけどね。

    0
    投稿日: 2022.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今生きている、この平凡な日常がどれほど大切なものなのか考えさせられた。残される人と残す人、正解はないがしっかりと考えなければならない。当たり前のことを当たり前やと思ってはいけない。感謝すべき

    1
    投稿日: 2022.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    祖母が亡くなった。 老衰だった。死ぬ間際に挨拶ができた。祖父に会いに行った。 死に対して、ポジティブな要素を探し出して遺族にかけられる言葉たち。 悪意も他意もない。本当にその通りだと思う。悲しいことではない。しかし、今はただ、寂しい。 そんな折に、「大切な人の死」の小説を探し、本作を見つけた。正確には家にあった。重松清が好きな祖母の娘である母の本。 日常とは怖いもので、本当にどんどんと進んでいく。「忘れてもいいよ」と故人は言うかもしれない。忘れているわけではない。でも、少しずつ、記憶は薄れていく。考える時間が減っていく。 寂しいけれど、前に進む。 日常はどんどん進んでいくから。

    0
    投稿日: 2022.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シゲキヨ 今まで読んだシゲキヨとは少し違うイメージ。真っ直ぐ生きることと死ぬこと、残すこと、残されることについて書かれているが、自分も40代で、いろいろ重なり、素直に心に入ってきた。 自分の その日 を考える。

    0
    投稿日: 2022.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はじめての重松清さん。読みました。 2022年一番泣けたお話かもしれない。 「今日から地球人」という本もけっこう泣けたけど、この本はマジで泣きじゃくったよ。 歯ブラシのところはものすごく泣きました。

    3
    投稿日: 2022.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若くして病気で命を終えなければいけない運命にある人と、その周りの家族、友人達の物語。近く確実に訪れる死を前に、自分だったら、家族だったら、どうやって気持ちを整理するのか、または整理できずもがくのか。2年前に当事者になりかけた自分を振り返り、あの苦しさ、そして、とても「受け入れる」までは行けなかった事を思った。今この瞬間に、辛い思いをしている方がたくさんいらっしゃるであろう事も。 この作品に出てくる当事者達は、皆無理に強がったり前向きになろうとしたりしない。極々当たり前の反応を経て、その人なりの歩み方をしている。だからこそ、自分事として迫ってくる。作者のあとがきにある、「生きること、死ぬこと、のこされること、歩き出すこと」の全てが詰まっている。どの立場にあっても、自分の身に起こる事には意味があるのであろう。だから、運命と受け入れてしっかり歩ける自分でいたい。そうは言っても、実際はキツイよな…

    3
    投稿日: 2022.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「死」と向き合う人々を描いた短編集。余命宣告を受けた本人とその家族や友人の行動が心にしみます。 母親が臨終を迎える場面での息子の様子は涙を誘いますが、大切な人を亡くした後の残された人々が各々心の整理をして現実を受け止めていく様子も胸を打たれました。初盆で迎え火に花火大会を企画する友人のはからいは粋だと思いました。 どのストーリーも余命宣告を受けた本人が前向きに最後まで生きている様子も印象的です。死期が分かる死をどのように迎えるのか深いテーマでした。

    0
    投稿日: 2022.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日のまえにを読み、今ある平凡な日常がどれだけ幸せなことか実感することができた いつか必ずくる自分や家族にくる【その日】、自分はどう感じて、何をするのか、、 audio bookで初めて泣いてしまった

    0
    投稿日: 2022.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松清 著 作品のタイトルから、その言葉の意味を何となく感じとることができる。 いつかは誰しも迎えるであろう『その日』に焦点を当てながら…それを紡ぐように 6編の短編集 色々な立場や環境、違う場所や場面の中にいる人間模様を描いているけど、会えるはずもないような、どこかで人は繋がっている。 「世間って広いようで狭いね〜」って時々、 会話の中で交わされる言葉が…その真実を現すかのように着実にこちらに向かって語りかけてくるような物語りだった。 「生きること」と「死ぬこと」、 「のこされること」と「歩きだすこと」を まっすぐに描いてみたかったという 作家、重松さんの思いが凝縮されたような作品に仕上がっていたと思います。 重松さんらしいあたたかさを感じました。 「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」後半の短編は主要な登場人物が同じ家族で成り立っているが、どの違った家庭や家族の中にも形を変えて存在している。 文中で、 悲しみと不安とでは、不安のほうがずっと重い。 輪郭を持たない不安は、どんなにしても封じ込めることができない。 ー中略ー 形のなかった不安は現実的な悲しみになった ーそれでも、取り乱すことはなかった。 不安に包まれていた日々、僕たちはその不安を収める為の器を心の中に用意していたのだろう。と書かれていた。 何だかその言葉がとても腑に落ちたので… 私は泣きそうになる心を押しとどめて、この物語りを見届けた。 ただ、愛おしい人を見送る立場の人間、 それが子どもであれば…尚更 その日がいつか来ることは理解しているつもりでも…のこされる人のことを思うと悲しみに満ちてしまう。悲しみが満ち溢れてしまわないように… 多分、私も悲しみを収める為の器を用意している気がする。

    47
    投稿日: 2022.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    これは、死にゆく人の物語ではない。 生きていく人の物語だ。 『その日のまえに』 重松清 (文春文庫) 私は、病や死を扱う作品は、映像、文学含めてちょっと苦手で、実を言うと一読目はあまり入り込めなかった。 作り話だと分かっていても、ノンフィクションのように思えてしまって辛くなる。 死は例外なく誰にでも訪れるものだから、当然、百人百様の死生観があると思うし、きっとこの作品の主人公たちに対しても、読む人によって感じ方は違ってくるのだろう。 重松さんの作る物語ではほとんど例外なく、涙腺がバカになったかと思うほど私は泣いてしまうのだが、これは泣けなかった。 本当のことを言うと、余命宣告を受けた人が、まるでタイマーのスイッチを押すかのように、その瞬間から命のカウントダウンを始めてしまうところが、私はすごく嫌なのだ。 命のものさしなんて誰も持っていないはずなのに、医師が言うとおりの期間できっちり死んでいくなんて。 これは闘わない人たちの物語なのか…… 再読して、ああ……と思った。 一回目は他人だった人たちが、二回目は知り合いになって、そしたら何だかじんとしてしまった。 どの物語もみんな、亡くなる本人よりもその人が生きてきた歴史や周りの人たちにスポットが当たっている。 悲しみの中、それでも続いていく残された人たちの日常がきちんと描かれている。 そうか……これは生きていく人の物語なのだな、と気付いた。 7編からなる短編集である。 子供の頃に同級生の死を経験して大人になった人や、夫の死後も当たり前の毎日を頑張っている人、死期を知り思い出の町と友人を訪ねる人。母の病気と向き合う息子。 ラスト三作、「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」は連作になっていて、語り手である“僕”が子供たちと、妻の死を看取る“その日”を真ん中に、その日に向けて準備をする日々、そして妻の死後の家族の暮らしが丁寧に描かれている。 この三作はずしんと重く、読むのがしんどくなるけれど、他の話の登場人物が出てきて彼らのその後のことが描かれていたりと物語同士がリンクしていることで、何て言ったらいいんだろう、ファンタジーっぽい、というか、変な言い方かもしれないけれど、リアルさが薄れて一つの物語として読めて、すごく救われたような気持ちがした。 「潮騒」がとてもよかった。 俊治は余命三ヵ月の宣告を受けた日、子供のころに二年間住んでいた海辺の町を三十二年ぶりにふらりと訪れる。 苦い思い出の染みついた町で、俊治は同級生の石川と再会する。 石川さん、昔はガキ大将だったけど、すごくいい人だった。 「なんなんだよ、おまえ、三十年ぶりぐらいに突然来て、せっかく会えたのに、もうすぐ死にますとか、そんなのありかよ。言われたほうの身になってみろっての」 「おまえは奇跡起こして長生きすりゃいいんだよ」 不器用な励ましの言葉。 寄せた波が砂に染みていく音を背景に、海岸のベンチで二人で缶ビールを飲むシーンがいい。 作者の重松さんが恩師を亡くされた日のことが、あとがきに書かれている。 自分の目の前で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった先生。 重松さんの心には、今も後悔の気持ちが消えずにある。 もともとは独立した話を集めた短編集にする予定だった本書が、当時の重松さんの心のままに大きく書き換えられ、今の形になったのだそうだ。 「『生きること』と『死ぬこと』、『のこされること』と『歩き出すこと』を、まっすぐに描いてみたかった。」 と、「文庫版のためのあとがき」にある。 “死ぬこと”とか“生きること”とか言葉にすれば簡単だけれど、世の中にこれほど答えの見つからない事柄があるだろうか。 読んでいて、こころがざわざわしたり、しんと澄んだり、感情が忙しかった。 一つ目の話「ひこうき雲」の中で、もう思い残すことはないと思えるぐらい頑張って、いろんなことをやり切って、九十歳を過ぎて。認知症になって家族が分からなくなって、それでもまだ死ねないおばあちゃんがいた。 残酷だと思った。 生きることがいいことで死ぬことが悪いことなのか、分からなくなる。 自分にとってとても大切な一冊になったと作者自らが言うこの本は、私にとってもいろんな意味で忘れられない一冊になった。

    2
    投稿日: 2022.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生と死を考えさせられる作品は何冊も読んだけれど、一番身近に感じられた作品でした。 死を覚悟した人、遺される人の心理描写がリアルで、家族や自分の「その日」を考えては、怖く苦しくなりました。 今までは、忘れないことが一番の供養だと思っていたし、自分のことも忘れないで欲しいと思ってきた。 でも、「忘れてもいいよ」とは気遣いだとしてもなんだか寂しくて、言われたくないし言えない。 どんな「その日」を迎えるのかは分からないけれど、最後の言葉を遺せるなら、「たまに思い出してくれればいいよ」って言いたいと思った。 寂しさも悲しさも少しずつ薄れていくのは、亡くなった人が記憶から消えていくのではなく、遺された人が前を見て進んでいる証だと思った。

    9
    投稿日: 2022.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期の癌。 そうなったら、残り少ない人生を、誰と過ごしたいだろう。 グレた息子。かつての同級生。そして、夫。 残される方も辛いが、やっぱり逝ってしまう側が辛いのかな、と思ってしまう。

    2
    投稿日: 2022.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生と死や幸せの意味を考えさせられるとても良い小説だった。短編小説と思っていたが、最後の章「その日のまえに」、「その日」、「その日のあとで」で、今までの話と多少関連があり面白かった。

    2
    投稿日: 2022.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて重松さんの本を読んだ ブクロブの評価が良かったし、内容の情報もなく読み進めた 特に潮騒が心に響いた そして、全て読み終わった時に伝えたいメッセージがはっきり届いて衝撃を受けた    子供を残して旅立つ母親の2つのストーリーは、他人事とは思えず、涙した 生きている今は永遠ではないこと わかっているようで気づいていない 大切な時間だということ、大切に時間を繋ごうと思う

    21
    投稿日: 2022.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死をテーマにした短編集、それぞれ面白い内容だが最後に全て繋がるところがさらに面白い。 『その日を前に』、『その日』は涙でした。 重松清さんの作品は泣かせてくれます。 自分の家族についても考えさせてくれる作品でした。読み終え良い余韻です。

    2
    投稿日: 2022.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    余命宣告系の物語。このタイプの本はちょくちょく読む。 余命までの間をどのように過ごすか?自分が同じ立場ならどうするかを考えると、その答えは難しい。 ただ、余命までの間とは言わず、本当にいつ人間は死ぬかわからないから、今この一瞬をどう生きるかを、もっと真剣に考えようと思う。 奥さんが旦那に対して放つ言葉一つ一つに重さや深さがあった。それは多大な愛情があるからゆえの言葉。 色々考えさせられるストーリーで面白かった。

    3
    投稿日: 2022.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつの日か 送るにしても 逝くにせよ 命すなわち 愛と感じる 最期の時を迎えるまで、後悔・心配・不安を抱くことはあると思うけど、最後はありがとうと感謝の想いでその日を私は迎えたいな、そう思えた一冊

    8
    投稿日: 2022.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰しも平等に訪れる「その日」。 毎日死を意識しながら生きるのは案外難しかったりする。それってとても幸せなことなのかも。自分もだけれど家族や愛する人のその日を考えてみると、小さな事で喧嘩してるのがばからしくなったり、日々の感謝を伝えてみたくなったりする。 突然訪れるその日、 前もって準備して迎えるその日。 それぞれの悲しみと苦しみがある。 遺された人間は、受け止めきれなくても今日も明日からも生き抜かなければならない。そう、嫌でも時間は平等にやってくる。 幸いにも、私はまだ近い人を亡くしたことはない。 が、自分が明日、いや今日、いま、死を迎えないという保証はない。 家族も、愛する人も同様に。 人が亡くなるって悲しいな、で終わらずに、今この瞬間を大切に生きようと思わせてくれた一冊。 私はまだ家族に感謝を伝えきれていない。 たくさんのごめんを言えていない。 行きたいところも見たいものもたくさんある。 ただ、家族や愛する人が、いつ死んでもきっと後悔するだろう。 自分が死ぬとなったら、それこそ後悔の嵐だと思う。 それでも、いつかはその日を迎える。 今日も亡くなった人がたくさんいる。 周りで悲しんでいる人がいる。 後悔のないように、というのはかなり無謀なことかもしれない。 けれどまあ、やりたいことはどんどんやろう! ありがとうもごめんも、伝えたくなったらすぐに口にしたほうがいい。 あの人への愛も、伝わっているだろう、ではだめなんだよ… 好きな人には好きって言ったほうがいいぞー! それが家族であっても、恋人であっても、片想い中でも。 私のたった一回のその日はどんなものになるだろう。 まだもう少し先だと良い。

    13
    投稿日: 2022.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    本文全体に人の内側の温かみが感じられた。 個人的に親子に関する話には弱いので、電車の中で涙がこぼれるのを堪えながら読んだほど、親の感情・子の感情が繊細に表されていた。話の途中に出てくるTHE BEATLESの「ヒア・カムズ・ザ・サン」この本を読んでから改めて聞くと初めに聞いた時とは違う感情が溢れて、また涙がこぼれそうになった。

    15
    投稿日: 2022.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終末期医療に少しだけ関わったことがあるので、 その頃出会った方々を思い出しながら読了。 その日、いつやって来るかわからないその日に、 自分が「生まれてきてよかった」と 思えていることを願う。

    5
    投稿日: 2022.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これはやられた! 涙腺緩みっぱなし 後半は電車で読んではいけません 「死」をテーマにした連絡短編集 ・ひこうき雲 ・朝日のあたる家 ・潮騒 ・ヒア・カムズ・ザ・サン ・その日のまえに ・その日 ・その日のあとで からなる物語。 とくに「その日のまえに」以降は電車では読めません(笑) 自宅でじっくり読むことをお勧めします。 もしも身近な家族が、自分が「その日」を迎えるにあたって、それまでに何をするのか? そして、「その日」のあとでの日常は.. 渡された一通の手紙の内容はぐっときてしまいました。 お勧め 自宅で読みましょう!

    65
    投稿日: 2022.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    早すぎる死が家族に訪れる時の、本人と残される夫・妻・子供たちのどうしようもなく表現しきれない切なさを描いている。 余命宣告の後で、人生を総括しようとする。正解はないし、納得もしないけど、そうする時間が与えられるということ。

    1
    投稿日: 2022.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    涙がとまらなかった。今を生きていることの意味を考えた。そして周りを見なおしてみて感謝した。さらに悩みが小さくなった。

    2
    投稿日: 2022.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いずれも天寿と言うにはあまりに早すぎる死を題材にした短編集。 「文庫版のためのあとがき」より 〜「生きること」と「死ぬこと」、「のこされること」と「歩きだすこと」を、まっすぐに描いてみたかった〜 上記モチーフに沿った幾つかの短編が、最後は微妙に紡ぎあっていく。「人の死」「家族の死」について考えさせられた。

    2
    投稿日: 2022.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    "その日" 私が最も心動かされたのは ヒア・カムズ・ザ・サン もし私の母も検査で良くない結果が出たら、すぐに教えてくれないだろうな、と思った。 今、私はテスト前だから、大事な時期だから、就活で忙しいから、などなど でも、私はきっと、それを知らされた時、 しばらくずっと引きずって、 自分のことに手がつかなくなるかもしれないけど、 教えてほしい。すぐに。 その方が、残された時間を たくさん考えて一緒に過ごせるから。 でも、母親目線だと違うんだろう 私はまだ甘えてばかりだし、それを私に背負わせるのは、親はきっと心配なのだろう でも、伝えてほしい。 もっとしっかりせねば

    2
    投稿日: 2022.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大号泣しました。 死ぬこと、生きること 考えさせられる本でした。 カオルくんの歌が 自分の中でタイムリーだったことに 驚きました。 人も本も、 その時、そのタイミングで 出会うべくして巡り会っているのだと 改めて思いました。

    2
    投稿日: 2022.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めての重松作品でした。レビューを見て涙腺を緩めて読み始めましたが自分にとっての山は赤い歯ブラシのところでしたが崩壊はしなかった…短編として読み始め最後に無理矢理合体したのは唖然・引っ付け無くてもよかったのではと感じました。

    1
    投稿日: 2022.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松さんの作品は会社で読めない(泣いちゃうから)ので読み終わるまでに時間かかりました。 短編集なのですが、みんな同じ世界を生きており、メインの「その日」関係のお話で脇役として登場してイイ味出してくれます。 山本さんとか途中まで気づかんかったw 縁起でもないですが、我が家に置き換えて想像してみるとより涙をそそりますね。 他所では父親の事を「親父」と呼んでいたりといった微妙な年頃の子供の描写がリアルで上手いです。 他の作品同様、30歳以降の家庭をもつ親父世代は読んで損無し!

    3
    投稿日: 2022.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    家族と死について考えさせられる作品。いつか来る死、自分だけではなくじぶんの大事な人に訪れるその恐怖や悟りというのをリアルに描いていた。人の死後も世界は回るというのを改めて感じた

    3
    投稿日: 2022.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前半の短編4作品は死にまつわることの直前や過去の死についてで淡々と読み進んだ。 「その日の前に」も淡々と読み進んだ。 しかし「その日」から「その日のあとで」はそうは行かなかった。 残される者の哀しみ、悔しさ、優しさ、残して逝く者の哀しみ、悔しさ、優しさを思うと涙が止まらなかった。 いつか自分も行き着く死。 登場人物は皆私と同年代だったが、私自身は大人になって身近な人を亡くした経験がなく 『死は不意に目の前に現れて、不意に僕たちをさらっていくのだと思い込んでいた。 だから、死が怖かった。』 のフレーズを読んで死をそこまで恐れなくても良いのかもしれないと思った。 どの編も誰もが経験するであろう、この瞬間にも起こっているであろう生死にまつわる葛藤が丁寧に描かれていて、尚且つ暗い気持ちにはならずに読み進められた。 最後の「その日のあとで」で作者の思いが全部伝わった気がする。

    1
    投稿日: 2022.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思いもかけず重い内容だった。 自分と主人公たちの年が近いこともあって、感情移入した。毎日を悔いのないように生きようと思った。

    2
    投稿日: 2022.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死を真ん中に置いた物語りが複数あり、それぞれ登場人物は異なるのだけれど、最後に重なるところは、正直驚き‼️ 予想外

    3
    投稿日: 2022.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「わたしね、最後の最後の、もうぎりぎりまで、二人の元気な顔を見ていたいの。ママは治るんだって信じてる顔を見せてほしいの、少しでも長く。悟ったような顔なんて似合わないって、あの子たちには」 その日のまえに。短編集であって、さまざまな「その日」に対するアプローチであって、「その日」を渦巻く愛情の話である。

    3
    投稿日: 2022.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    命をテーマにした短編集です。どの作品もいろいろと考えさせられますが、読みやすく1日で読んでしまいました。自分ならどうするだろう。オススメです!

    11
    投稿日: 2022.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ずいぶん前から姉に読んでほしいと薦められていた本当でした。タイトルからして、いやまず重松清さんからして、もう絶対泣いちゃう本じゃんと通勤時間に本を読む派の私はこの本を読むことを避け続けてきました。そんな中、現代で珍しくない「在宅勤務」を機についに『その日の前に』読破致しました。 一言で言うと「泣いた」です。 そして、自分がこの物語の人達と同じ立場だったらどうするんだろう。と考えました。 立場って言ったって何処だって話ですが、亡くなってしまう側だったなら、見送る側だったなら、またそんな経験をした人の友人とか。生きていればどこかの立場になり得る日が必ずきます。「その日」はいつになるのか、そして自分はどうするのか。その時になってみなければもちろん分かりませんが、そういうことを考えてみるのも大切かもしれないなと思いました。 私が一番残っている言葉は「神様よりも人間のほうが、ずっと優しい。」です。

    6
    投稿日: 2022.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「その日」=「最期の日」 胸が締め付けられました。日々色んな事があるけど生きていることが幸せで、その日がくるまで精一杯、一瞬一瞬を大切にして生きたいと思いました。

    5
    投稿日: 2022.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     「本の雑誌」で泣ける本として紹介されていたので読みました。重松清「その日のまえに」、2008.9発行。連作を含む短編7話。泣ける本という先入観が禍したのか・・・、あまり感情移入ができませんでした。最初の「ひこうき雲」が一番印象に残りました。

    3
    投稿日: 2022.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の死っていくつになってもどんな関係性でも 当たり前に慣れるものではなくて でも生きていく限り向き合っていかないかんくて。 死だけやなくて、それぞれの『その日』が誰にでもあって それはずーっと心の中で生き続けるものやとおもうし 後悔やったり、愛おしかったり、色んな感情といっしょに一生自分の中で大事なもので。 何気ない今日も、誰かの『その日』なのかなぁっておもうと、 毎日がどうしようもなく大事に思える気がする。 人生の中で何回その日に出逢うかわからんけど 自分自身の、そして大切な誰かのその日に寄り添えるひとでありたい。 おかえりってことばはやっぱり素敵やな。 日本らしくてどんなことばよりあたたかくて、 だいすきなこの四文字をこれからも大事にしよっておもった。

    5
    投稿日: 2022.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大切なものは失ってからその大切さに気づく。 大切な人が病気になって余命宣告されてから、失ってからその人の大切さに気づくなんて辛すぎる。 その日はいつやってくるか分からない。 今大切な人と過ごすことが出来ていることを当たり前だと思わないようにしたい。

    2
    投稿日: 2022.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日を前にした、人々を描いた作品。家族を残して、旅立たねばならない想いが丁寧に書かれた作品。優しく、しみました。

    4
    投稿日: 2022.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    身近な死に立ち会う人がどんな気持ちでいるのか、自分の死を知る人がどんな気持ちで死を迎えるのかを繊細に描いた作品です。 個人的には『ヒア・カムズ・ザ・サン』の母に素直な態度をとれない息子がむず痒くて、温かくて、素敵な気持ちになりました。

    4
    投稿日: 2022.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心が温かくなり、涙が止まらない作品。 「死」と向き合った時に、人間の葛藤、愛情、想いが素直に、溢れる。その美しさに感動してしまう。 さまざまな立場から「死」に触れ、考え、行動する人々の物語。

    6
    投稿日: 2022.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    身近な人の「死」がテーマの短編集。「死」とはどういうものなのか、それぞれの物語から考えさせられる。 人が死ぬのは、肉体的に死ぬことと、人から忘れ去られることの2回と言われていて、亡くなった人を忘れていくことは遺族にとってある種罪悪感みたいなものがあるけれど、その人が存在したことで今の自分があるから、たとえ忘れたとしても自分が生きている限り、自分の中に、その人は生き続けていると思う。

    2
    投稿日: 2021.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    三日月が浮かぶ夜、名古屋に向かう鈍行列車で読み終えた。 「死」という近くて遠いテーマに対峙した傑作。あとがきを読んでわかるように、筆者自身の経験もストーリーに深みを出しているような気がする。大切なひとと大切なタイミングで何度も読みたい作品になった。

    2
    投稿日: 2021.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    先日、本の雑誌の”泣ける本”に関連して、著者がインタビューに答えていた。その中で、この本のことが触れられていて、そういえば、積読のままだ!と思い出して読んでみた。 自分個人のことで言えば、長く闘病するよりも、コロリと行きたい。ずっとそう思ってきた。そのかわり、後で身内が困らなように、ある程度、身辺の整理はしておかなくてはいけないな、と思いつつ、モノに溢れた家や、どんどん増えていくWebやSNSのアカウント・写真データ。これらに頭を悩ませ、途中で放り出す、、これの繰り返しをしている。それで結局、死が身近に迫ってこないと、追い込まれないとやらない怠惰な私には無理なのかもしれないと思う。じゃあコロリも困るか、、そんな堂々巡りをしていた。 しかし、本書を読んで思ったのは、癌などの闘病は本人はもちろん、周囲への負担も大きいが、でもそれでも、こうやって思い出を巡ったり、手紙を残したり、周囲の人にとっても、「その日のまえに」気持ちの整理をする時間が出来たり、そのことによって、「その日のあとで」健全に故人をしのび、忘れていくことができるのかもしれない、ということ。 (ただまあ、死に対する受け止め方と言うのは、人それぞれ千差万別なので、いくら必死に闘って、これ以上は闘えない、と言う状態で亡くなっても、本人も家族も受け入れられる人もいれば、それでもなお、後悔が残る場合もあるのが難しいところだが) 「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の和美さんの<忘れていいよ>、には、唐突に胸をつかれた思いだった。 ”僕”が『まだ忘れてはいない。それでも、少し遠くなったな、とは認める』『いつか、僕は、「あの日」を日付でしか思いだせなくなるのかもしれない。あの日流した涙や、あの日の和美の眠るような死に顔を忘れてしまうのかもしれない。和美はそれを許してくれるだろうか』と思っている。 私も、大切な人を亡くした直後は、そのことを受け容れられなくて呆然としたものの、少し経つと、失ったことの大きさに打ちのめされて、常にその人のことを考え、苦しいのに考えないでいることが出来なくて。それなのに、さらに少し経つと、顔は浮かぶのに、体温や声が曖昧になっていく、忘れていくことが怖い、、そんな日を過ごしたので、そんな時にもしも<忘れていいよ>だけの手紙を受け取ったなら、、、ああもう涙が止まらない。 生きていくと言うことは、忘れていくことでもある。大切な人達の死から長い時間を経た今は、そう思っている。

    2
    投稿日: 2021.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編だが話が後半で繋がっていて読みやすい。 泣ける。 自分のその日や、周りの人のその日を考えると今過ごしている時間を大事にしようと思えた。

    2
    投稿日: 2021.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日… きっと本人も周りの人達も辛いし、怖い、 現実を受け止められないと思う でも、いろんな覚悟をして 自分も、周りの人達に対しても心残りのないように… 期限を決められなくても そんな風に生きていきたいと思った

    2
    投稿日: 2021.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大事の人を亡くしたことある人なら絶対泣いてしまう 喪服に入ったメッセージの場面で文字が読めなくなるくらい泣いた 考えることが答え 亡くなるときって一番辛くて、でもどんどん忘れてしまうのが正直なところだけど 亡くなったことだったりその人がいてくれたからこそ今の自分が蓄積されて、何がしたいとかどうありたいとか考えることができるようになるんだろうなと思った。

    3
    投稿日: 2021.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学生時代に読んだ気がするけど内容全く覚えてなかったから新鮮な気持ちで読めた。 死のカウントダウンの数字が見えてる人の気持ちはその人以外には絶対わからない。わかろうとすること自体が残酷かもしれない。 なら彼らの自由を最後まで尊重し、自分は前を向いて生きていくしかないと思う。 死の間際であろうと人の自由を侵すことは一番あってはならない。 自分の母と重ねてしまって涙無しで読めなかった。

    2
    投稿日: 2021.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分や、身近な人間の"その日"を間近に迎えた人々が向き合う生と死 遅かれ早かれ自分達にも必ずやって来るその日に、考えを巡らさずにはいられない どれだけ用意や準備をしても、必ず後悔するんだろうな と思う どちら側であっても 忘れる事は不可能だし時々悲しくなって涙も流すかもしれない。でも、それで良い そうこうしているうちに再び出会ってまた抱き合う いつも迎えに来て貰ってしまっているので、こちらから迎えに行きたい 重いテーマに真っ直ぐに挑んだ一冊 なんだか心が軽くなる

    5
    投稿日: 2021.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年齢を重ねて、今が永遠に続かないこと、いつか必ずやってくる『その日』が誰にでも来ることをひしひしと感じている今、胸にささる話しだった。 後半からは涙がとまらず、誰も居ない家で一人で読んでいてよかったと思った。

    6
    投稿日: 2021.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【読み終わって感じたこと】 悲しいけれど温かくて、とにかく泣いた。誰しもに訪れる「その日」のために、改めて大切な人たちと過ごす日々を大切に生きていこうと思った。 【印象に残ったシーン】 「忘れてもいいよ」という一言だけの手紙を開くシーン。そこに、和美のありったけの優しさと愛が詰まっているように感じた。私だったらどんなふうに書くだろうと考えさせられた。 【好きなセリフ】 「明日、ママに会いに行こう」と、健哉と大輔に伝えるセリフ。和美との約束を破ってでも、子どもたちに母親との最後と時間を過ごさせてやりたいと決めた場面。号泣してしまった。 【こういう人におすすめ】 ・幸せの意味について考えたい人 ・生と死について考えたい人 ・重松清の作品が好きな人

    4
    投稿日: 2021.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編が、後で繋がっていくのが心地よい。 DMの件は、個人によって対応に差があるのもおもしろい。 死というものは、意外に近くにあるものだろうな!?とも感じた。

    2
    投稿日: 2021.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松さんの作品は、日常の幸せをもっともっと大事にしよう、当たり前っておもってたらだめだな、と背筋をただしてもらえます。 みんなに読んでもらいたい。 ティッシュかハンカチいります。

    2
    投稿日: 2021.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣いた。数ヶ月前母の姉が亡くなった時を思い出した。今にも喋り出しそうな、いつもの優しい顔を見たとき、涙が溢れでた。その時を思い出した。日常の楽しい瞬間や当たり前や、辛い瞬間も、永遠ではないことに、希望もあるけれど、切なさと虚しさを思う。 大切な人がこの世から居なくなると、そんなことを想像してみるだけで怖くて仕方ない、永遠に来ないでほしい、耐えられない、そんな気持ちでいっぱいになった。

    2
    投稿日: 2021.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    連作短編。 重松清さんは家族のはなしを書かせると本当にお上手。ただ、ちょっと説教っぽいというか、なんか泥臭いところが苦手。たぶんこのへんで好みが別れるんだろうけれど。

    2
    投稿日: 2021.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつか誰にでも訪れる「死」を描いた連作小説。 残された人、残していく人、どちらの立場からも描かれています。 とくに、後半は残された人が、喪失感と向き合う姿が描かれています。 伯父や祖母が亡くなった時のことを思い出して読みました。 家族の死を描いた表題作からの三篇よりも、小学生の頃に亡くなった同級生を描いた「ひこうき雲」や、「潮騒」のほうが印象深い。 個人的には、重松清って、子供の残酷さと健気さを両立させるのが上手いなぁと感じている作家さんです。 「ひこうき雲」は、死に対する儚げなイメージとは全く相いれない、自分勝手で可愛げもないガンリョウという少女にまつわるお話です。 思い入れがあるわけではないけれど、そんな同級生が入院して一人で死を迎えたのかもしれないというなんとも言い難い想像をさせられて切なくなる。 もういなくなってしまった同級生のことを、大人になってからふと思い出す。 過去って何度も塗り替えられるけれど、小さな棘のように、あるときふと刺さっていることに気がついて、その棘を見つめてしまうような体験、あるなぁと。 「潮騒」は、家族持ちの男性が、余命宣告を受けるお話。小学生のころ、水の事故で行方不明になってしまった同級生の思い出を、小学生のころの友人と話す場面が切ない。 自分が余命宣告を受けたらって、考えてしまった。突然、日常が断ち切られるとき、どんなふうに思うのか。

    3
    投稿日: 2021.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岩清水のように透き通って染み込む話だった。 日常のなかに「死」があるならば、生活のいたる場所にそれを感じる香りがある。 勧められて手に取ったが、最初の短編は合わなかったのか眠たくて仕方なかった。一番好きなのは「ヒア・カムズ・ザ・サン」。

    3
    投稿日: 2021.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    独立した短編を集めたのではなく、お話が繋がっていると気付いたとき、これはご都合主義では…と思った。 でも、著者によるあとがきを読んで、「死」はそれほどに、あらゆるところに身近にあって、誰もが大切な人の「その日」を宣告される、もしくは突然「その日」がやってくる可能性の中に生きていると感じた。 こういったお話を読むたびに、日々を大切に過ごそうと思うけど、すぐに忘れて、優しくできなかったり、死にたいなんて思ってしまう。 その日が来る前に、なるべく後悔しないように過ごしていきたい。

    3
    投稿日: 2021.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分にとって大切な人が無くなっても世の中は変わらない。変わってしまっても困るけど。忘れたくないし忘れられないけれど、そうなった時ではないと今がどれだけ幸せな時間を過ごせているかも日常生活でいっぱいで忘れてしまう。 残されていく人の思いに共感出来る本。

    11
    投稿日: 2021.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    愛するひとを失うとはどういうことか、考えさせられて重いが、リアルな年代だけに切実。今を大事に、日頃の感謝や想いは妻や子どもたちに直接伝えていこう。あとがきにある「生きること」と「死ぬこと」、「のこされること」と「歩きだすこと」この作品のテーマはこれに尽きると思う。

    2
    投稿日: 2021.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣きました。 短編集だけど、少しずつそれぞれのお話は繋がっている、いや、最後に繋がった。命が病気により尽きてしまうお話なので、とても辛い。ネタバレも入ってしまいますが、2人の息子を持つ母の話もあり、余計に辛かったです。

    3
    投稿日: 2021.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰もその日をどう迎えるのかいつ迎えるのか分からない。その日に向けて、とまでは言わないが、毎日を大切に過ごそうと思った。

    2
    投稿日: 2021.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かの死を通して、色々と振り返っていくお話が詰まった短編集。それぞれの話の登場人物(みんな他人)が、少しずつ関わっていくのが良かった。私も、誰かの人生の何かに関わっているだろうか。できれば、出会えて良かったと思える人だったら嬉しいな。

    3
    投稿日: 2021.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさか自分や身近な人が死ぬなんて、あったとしても遠い将来の話だと思っていたし、この作品を読了した後でも、正直、そこまでの実感はない。ただ、早く何か行動しないと!という焦燥感みたいな感情は生まれた。自分たちはまだ余命を宣告されていないだけで、ただただ「その日」に向かって余命を生きているだけなんだとも思った。 自分が生きてきた意味も、死んでいく意味も、どんなに考えても答えは出ないけど、それ自体を「考えることが答え」という言葉は心に刺さった。 それと、“母ちゃんは「いる」だけでいい。母ちゃんの役目は「いる」ことなんだと思う”の一節は本当にその通りだと思う。子にとって親は「いる」という役目だけ果たしてくれるだけで、他には何も望まなくていい。幸い、まだ親が健在のうちにこの一冊に出会えて良かった。 この作品を読んで、ふと、人の死についての「間に合わなかった」という表現が気になりだした。普段は別段、気にならない何でもない表現なのに。 「年末にイベントがあるから、その日までは生きよう」という目標があった人が、その日が来る前に死んでしまった時、残された人は「あいつは間に合わなかった」と言う。 言葉尻だけをとって言えば、その人の人生が先に終わってしまっただけなのだから、間に合った/間に合わなかった、って表現はなんだか可笑しいなと思った。が、いろいろ考えてるうちに、その人の命の残量が間に合わなかったって事なのかなと思った。 とにかく、普段はそんなことすら考えないことを改めて考えさせてくれる一冊だった。

    2
    投稿日: 2021.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「いのち」がテーマ。②〜⑦は導く人や慰める天使が出てくるのが魅力。 ①ひこうき雲 僕も小学6年で級友の「いのち」に向き合ったらうろたえるしかなかったかな。 ②朝日のあたる家 先生と教え子、10年以上経ってもその関係は変わらないのかな ③潮騒 余命宣告をされたとき、うろたえることができる人生を送らねばならないと感じた。 ④ヒア・カムズ・ザ・サン 「いる」だけでいい。仲いい悪い以前に、その感覚を家族に持つ人は多いと思う。 ⑤その日のまえに 仲睦まじい18年目の夫婦。近いうち病魔に隔てられるとしても羨ましさを感じた。 ⑥その日 続編。ここで繋がるか、3編も。「その日 の準備は必要か。この短編で自戒する。 ⑦その日のあとで 続続編。「忘れる」ことを赦す死者と「想う」生者の思いやり。 サンキュー、お勧めありがとう。重松清の僕の完読2作目もいい作品でした。

    12
    投稿日: 2021.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その日を迎える本人、その日を迎える周囲の気持ちが伝わってきて苦しくもなり、でも温かくもなり…色々考えさせられました。だいぶ昔に祖父母両親のその日を続けざまに迎え、いるのが当たり前でないと分かっていながらも、周囲を大切にできてないな…と痛感する日々。改めて考えさせられる作品でした。

    2
    投稿日: 2021.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子どものときに読みました。 一つ一つの出来事や気持ちがとてもリアルで、本を読んでこんな気持ちになるなんて…と衝撃を受けました。 男の子二人と、お父さんの食卓の場面が特に印象的で、「私、この場面知ってる…!」と思うほどでした。 気持ちを持っていかれそうなので、しばらく読み返す勇気がなく、 でも本屋で見るといつも気になります。 いつか必ず読み返そうと思いながら、大人になってしまいました。 「きみの友だち」も、読み返す勇気がないけど好きだった本です。

    2
    投稿日: 2021.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    命、生きていることについて考えさせられた。 一つ一つの物語に思うことがいろいろあり、すごく読み応えがあった。 特にヒア・カムズ・ザ・サンとその日の前に、その日は号泣してしまった。 ビートルズ聴いてみよう。 生きる意味なんなんだと思った時、何かに行き詰まった時、ひたすら泣きたい時、悲しい時に絶対読むべき! これから何回この本を読むのだろう。

    3
    投稿日: 2021.07.23