Reader Store
大地の子(一)
大地の子(一)
山崎豊子/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

183件)
4.4
101
45
25
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (ネタばれです) 終戦後の中国に残された孤児を描いた話。 前半は日本人として満州開拓団として大陸に渡り、 終戦時にを迎え帰国できず、奇跡的に虐殺からは逃れたものの、 中国で日本人として生きる悲惨さが鮮明に書かれてます。 後半にはそれでも忘れた日本語を覚えなおし、 国の中央機関で働きながらも、まだ日本人としての 苦悩や、中国という国の国民性が描かれます。 中国で終戦を迎えた日本人は、 もちろん、終戦したこと自体も後になって知ります。 この話ではソ連軍の進撃により、朝鮮半島へ脱出するところからです。 老人と女子供ばかりの逃避行は苦難の連続で、 ましてや関東軍(日本軍)は敵軍の追撃を避けるため、 橋などを破壊して逃げたため、現地に移住した民間人は 完全に遺棄された状態でした。 自決する集団も多くあり、ソ連軍に捕まれば死ぬか強制労働か。 死体の下に隠れて、妹と近所のお姉さんと奇跡的に生き延びた者の、 その後中国人たちが物資を漁りに来て、そのままさらわれ、 別々に売り飛ばされる。当時の日本人ですから、扱いは家畜同然。 そんな中でも、ある日脱走に成功し、学校の先生に育てられる ことになって、主人公の人生は変わっていく。 それでも幼少時代からすさまじい日本人非難に晒され、 育ての親とともに、生死の境目を彷徨い、文化大革命の始まりに 冤罪で労働改造所(監獄)にまで送られてしまう。 前半は中国で生きた日本人孤児の苦境があまりにひどくて、 いくらなんでも、という気持ちになります。 特に孤児については被害者ですから。 というか、この時代の中国自体も酷い状態だったんですが。 後半は冤罪が晴れて、国の中央機関に戻り、 重工業部で最新鋭の製鉄所建設にかかわって行きます。 日本人で、日本語を覚え直したからこそ、 手に入った身分でもあるが、そこでもやはり日本人であるが故に 様々な逆境に遭遇する。 党員や国の中央機関で広げられる汚い政治的争いが絶えず、 それに主人公だけではなく、日本企業も含め巻き込まれていく。 一部の支配者が私利私欲を満たす為にどんな手もありなんだ。って感じ。 共産主義が平等なんてことは全くないね。 すごい格差社会だし。故に差別も激しい。 対日感情の表れと、世界の中心中国。 国柄としても超保守的で柔軟性がないというか、 常にその姿勢に振り回される日本。 今でも中国でのビジネスは思った通りには全く進まない。 と言ってましたが。 当時は「中日友好精神に基づき」という、日本側の戦後賠償免除を引き換えに、 大幅な日本譲歩を意味するこの合言葉が頻出します。 確かに日本は酷いことをしましたからね。 そんな話の中でも、育ての父親・生みの親・生き別れた妹・幼馴染み・結婚した奥さんなど ものすごい人情に溢れる展開もあり。 主人公の葛藤や希望みたいなものも読み応えたっぷりです。 もちろんこれだけの内容もすごいけど、これを書いた人もすごい。 これだけあちこちを取材して、閉ざされた国を書かせてもらう 協力を得て、また色々な要素が散りばめられている。 ちょっと気になってWikiで調べたけど、 やっぱり事実を元に構成している話だと思ったし。 という、全4巻 ひじょーーに重い内容でした。 でもやっぱ山崎豊子面白いわ。ってかすごいわ。

    0
    投稿日: 2011.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦争がもたらした悲劇の中で、想像を絶する困難の中でも誠実に生き抜いていく主人公。 悲しい現実と愛の物語です。

    0
    投稿日: 2011.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イチロー書庫より1巻だけ借りてきました。 全4巻かな?永遠の仔並みにすばらしいのを期待して、とりあえず長々借りるのも申し訳ないので1巻のみ。 しかしながら・・・これ以上は借りなくてもいいと思いました。 まあ手元にあればかならず読むであろう、けれどもあえて借りに行きたいとも思わない。 いわゆる可もなく不可もない話。 舞台は終戦後革命中の中国で、生みの親が日本人というのみでひどい差別を受けついには政治犯として労働改造所に送られます。 頭の切れる、冷静で人情に厚い青年だけに、苦労話の連続でうへぇってなります。 忍耐強く性格が良いだけに絶対最後はハッピーエンドだと思いますが・・・何が辛いって、彼の身に起こる、普通では発狂してしまいそうな辛い話が、多分ノンフィクションであるという事実。 「うへ~・・・痛そう・・・うわっ!・・・きもい・・・」なんて思いながら読んでいる自分にふと気づき、辟易します。 国民性ってなんなんでしょうね?

    0
    投稿日: 2011.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を現在の中国で読むというのは、また格別の味わいがありますね。 立ち並ぶビル、デパート、高級車が道を走り、そこそこキレイな身なりの人が行き来する街を眺めながら、本に描かれた中国とのギャップに嘆息。 私が見ているのがほんの一部分だということは重々承知してるけど。 後半、ヤリクチもイイワケもこの頃から変わらないのか、と更にため息。 「不毛地帯」「沈まぬ太陽」本作、と彼女の作品を読んできました。 綿密な取材に基づいた人間ドラマは正に圧巻、凄い、の一言に尽きます。 ただひとつ気になるのが…人物が「悪役」なら徹頭徹尾悪人、「立派な人」はどこまでも非の打ちどころがない、というか。 人間ってそんなに一面的かな?と。 特に「沈まぬ太陽」と本作は、部分的とはいえ”フィクションではない”と謳っているのだから、余計に気になる。 ストーリーにパワーがあるから、読んでしまえると言えば読んでしまえるのですけど、ね。

    0
    投稿日: 2011.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    山崎豊子さんの本は沈まぬ太陽、不毛地帯、大地の子と読んだけど どれも主人公が最初に僻地に飛ばされて酷い目に遭うんだよなぁ。

    0
    投稿日: 2011.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みごたえたっぷりだった。かなり中国の歴史に詳しくなった気がする。やっぱり山崎豊子はすごい。是非他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陸一心はどんなに厳しい言葉を浴びせられても、羊飼いの仕事をさせられても人格者の養父に育てられ必死の思いで強い気持ちで生きてきた。一心の粘り強さ、養父の人間性のすばらしさがあってこそ戦争残留孤児として差別にあいながらも必死に一心が生きてきたと思えた。

    0
    投稿日: 2011.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろい、というより感動する。 本で「感動」ってあまりしないのでめずらしい。 長いけど、5年に1回ぐらい読み返してみる。

    0
    投稿日: 2011.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    残酷な「戦争」により人生を翻弄されながらも一歩ずつ地に足を付けて生きていく事を教えてくれます。 「中国残留孤児」身近なものではないのですが、これほどまでに過酷な仕打ちはないと知りました。 NHKのドラマもあわせて何度みたかわかりません!

    0
    投稿日: 2011.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それまではニュースでしか知らなかった中国残留孤児の苦難や実態を教えてくれた作品。 NHKのドラマ版も良かった。

    0
    投稿日: 2011.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日中戦争~毛沢東による文化大革命~日中国交正常化~日中共同の製鉄所建設プロジェクトといったように,戦争末期から戦後に至るにあたり,中国に残された日本人に対する中国側の思い,中国の内情などを赤裸々に記されている。 作者は,残留孤児ではなく戦争犠牲孤児と言っているがまさにそのとおり。残留には残った本人の”意思”を感じるが,実際は遺棄された民だということである。 本書は実話を元に記されているが,人名,社名等は違う名で登場する。 戦争犠牲孤児の方々がたまにTVに出てくることもあるが,これまでとは違った感じで見れる様になると思う。戦争で中国に残された人か~程度であったものが,その顔に刻まれたしわや皮膚の色など,これまでの辛苦いかばかりかというような思いで,感じるようになると思う。 戦争はまだ終わっていないことを感じ,戦争を起こしてはならないと強く思うとともに,戦争により犠牲となるのは,やはり一般市民だということをつくづく感じさせられたのである。 全4巻

    0
    投稿日: 2011.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国の文化大革命や天安門事件や、ほとんど前知識なしで読んだのでただ驚いた。中国の残留孤児が日本への憎しみの捌け口になるのは、理屈では理解できるけれど、それ故にどんな扱いを受けるのかを想像するのは難しい。あまりに過酷な運命にぞっとして涙が出ることはなかった。リアリティが深く感動するというのではないけれど、読んで良かったと思う。

    0
    投稿日: 2011.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    山崎豊子さんを初めて知った本。かなり頑張って読まないといけない本ですが、中国と日本の間で繰り広げられる壮大すぎるストーリー展開につい引き込まれてしまいます。一目をはばからずに涙が溢れる本ってなかなか出逢えませんが、まさにこれがそんな本です。だれもが一度は読むべき本。

    0
    投稿日: 2011.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦争の悲惨さ。権力の恐ろしさ。目の当たりにしているような描写で,臓腑をえぐられるようでした。お勧めします。

    0
    投稿日: 2011.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    日本と中国の共同プロジェクトで中国最大の製鉄所の建設に携わる、その背景にある人間と中国の国家体制を描いた作品。戦争孤児、共産党員として国家への忠誠、家族等の人間葛藤。ドラマスケールが大きすぎて、偶然が偶然に重なり必然となる、そこがいつも山崎作品を好きになれない要因。 これから世界経済の一翼となり、日本にとって協調していかなければならない中国の経済開放前後の時代を読むには入り易いと思う。

    0
    投稿日: 2011.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいる途中、 気持ち悪くなり吐いた。 それだけ、リアリティがあり、 「門が開くまで」 がしんどかった。 中国という国を知りたくて読んだほんだけど、 よけいわからなくなった。

    0
    投稿日: 2010.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知人に薦められて読んだのですが、素晴らしい作品ですね。 まだ、一巻を読んだだけですが、凄く考えさせられる内容です。 日本人がどんな酷いことを中国に行ったか、またその対応として中国人も同じ行為で復讐している。 それぞれの立場が良く理解出来ます。 間違いなく、日本人が行ったことは許される行為ではありません。 しかし、結局は中国人も同じ行為を行っており、両方に正義は無い。 過ちではすまされない話です。 現代から、過去をみて思うのはこの事実を曲げないで、正確に日本人が行った行為を伝える事が重要だと思う。 どれだけ、今の人が靖国問題や過去日本人が行ったことを理解しているのでしょう?

    0
    投稿日: 2010.11.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国に置き去りにされ、それ以来中国人として育てられてきた陸一心の物語。 涙、涙の作品ですので是非ご覧あれ。

    0
    投稿日: 2010.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国残留孤児の物語。 文化大革命の凄まじさが描かれているが、 「不毛地帯」といい、不遇の主人公をテーマにするのが、 得意なのだろうか。 中国の養父・陸徳志の愛情は、泣けてくる。 こんなにも情愛は注げるものなのだろうか。

    0
    投稿日: 2010.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重くそして読み応えのある本でした。 この本を読む前よりもっと 自分の国の歴史、 自分の国以外の歴史のことを 知りたくなりました。 中国残留孤児という言葉は有名だけど、 この言葉の意味を知れば知るほど 「残留」ではなく「放置」すなわち 国に見捨てられてしまった人々なんだと痛感します。

    0
    投稿日: 2010.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2009冬購入。文教堂@遊園。 良い。この作家凄いと思う。他の作品も読もう。。 ドラマはあまり見たくないかも。。

    0
    投稿日: 2010.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまりにも自分が無知だったことを知らされる。 近いようで遠い中国。 ビジネスマンも必読です。

    0
    投稿日: 2010.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫本で全4巻のボリューム。 残留孤児の悲惨さを物凄い取材量(と実体験!?)で描いている。 内容はとってもダークな感じで、ただならぬ雰囲気が全体的に漂っている。 戦争というのは、こんなにも残酷なものなのか!? また、国の方針により国民性の違いがこんなにあるのかなどなど、考えさせられることが多い。 日本人として一度は呼んでおいたほうがよいと思う。

    0
    投稿日: 2010.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    NHKでドラマ化された作品です。中国残留孤児問題は私が幼い頃、日本で肉親探しが始まり、ニュースで大々的に取り上げられていたことを思い出します。その当時は事情が分かりませんでしたが、この本を読んでようやく理解ができました。戦後の混乱期の犠牲者ともいえる話で胸が痛みますよね。山崎豊子さんの作品ではシベリア抑留を扱った「不毛地帯」もお勧めです。歴史の再認識につながります

    0
    投稿日: 2010.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    を読んでます。 山崎豊子って長編が重いなと思って読んでなかったんだけど、そんな自分に後悔を覚えさせてくれる重厚な作品。 これは日中戦争と文化大革命という中国の動乱を生き抜いた日本人孤児、陸一心の物語である。 開拓団として信州から満州へ向かった日本人たちを待っていたのは、関東軍に見捨てられ、ソ連軍に壊滅させられるという悲惨な運命だった。 その中で奇跡的に生き残った松本勝男は、人買いに買われ、肉親と引き裂かれながらも心優しい養父に育てられる。 小日本鬼子とののしられ、時には殺されそうになりながらも必死で生き抜く一心は苦しみながらも養父の愛に助けられ、大学進学の夢を叶えることができた。 しかし彼を次に襲ったのは文化大革命だった。労働階級を称賛し、知識人を悪とする文化大革命の波は、知識人であり、日本人である彼をこの世の地獄、労働改造所へと追いやっていく。 常に罵られなくてはならない日本の血を呪いながらも、闇の文化大革命の時代を、偶然出会った医療隊の看護婦のおかげもありなんとか生き抜く一心。 文革が終わり、近代化に貢献するために製鉄業に復職するも、彼を待ち受ける最大の仕事は、皮肉にも彼が恨んだ日本との合作プロジェクト、宝華製鉄建設計画だった。 一方、日本では家族を置き去りにしたまま徴兵され、満州へ帰ることのかなわなかった一心の父が、罪滅ぼしのように製鉄会社で働いていた。そんな彼に、日中国交再開と同時に始まった国家建設計画、宝華製鉄建設への声がかかる。 親子は互いに知らぬ間に再会を果たしながらも、日本と中国の文化や歴史に翻弄され続ける・・・ この本を読むまでは、恥ずかしながら文化大革命という中国の闇の歴史に対してほとんど理解が無かった。 近くて遠い国、という言葉をしみじみと感じさせられた一冊だった。 中国の近代化を著しく遅らせた狂信的政治偏向の失敗を踏み越えたからこその、今日の経済信仰があるような気がする。 また、中国の交渉の仕方や価値観に関しては、小説といえど非常に納得させられざるを得ない。 特に、理詰めの責任回避術や転嫁術、日中友好という名の譲歩要求などの理屈に関しては、その根底にある民族的理由のようなものを感じた。 そういった国との間に犯した日本の蹂躙は、面子を何より重んじる中国との間に、なお複雑な溝を作り上げている。 この作品は、その溝の向こうにおいて、日本人として過去の蹂躙の責任を生命をもって償わされた日本人残留孤児も視点を通している。 よって中国への偏見をいささか除去した視点で読み進めることができるのだ。 主人公の陸一心は日本人でありながら中国人としての誇りを強くもっている。しかし、その血ゆえに迫害され続けることで日本を憎みながらも、仕事上で日本と接することをきっかけに、徐々に自分のルーツへの憧憬を深めていく。 今読了した三巻まででは父と子の再会はなされていない(互いに自覚できていない)のだけれど、日本の肉親と出会ったとき、一心はどのような選択をするのか、それだけが気になって四巻を読みあさりたいところ。 中国の強みは、人の命の力強さだと思う。 社会はとにかく命をたくさん生み、過酷に使う。 それぞれの命は過酷に生きながらも欲望と信仰という名のエネルギーを動力に走り続ける。 その二つの神話に逆らうものは歯牙にもかけず。 中国人の日本への観光規制も徐々に緩和されている。 21世紀のアジアの盟主とのつきあい方は、これから日本人にとって欠かすことのできない処世術となりそうだ。

    0
    投稿日: 2010.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陸一心は敗戦直後に祖父と母を喪い、娘とは生き別れになった日本人戦争孤児である。日本人であるがゆえに、彼は文化大革命のリンチを受け、内蒙古の労働改造所に送られて、スパイの罪状で十五年の刑を宣告された。使役の日々の中で一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。

    0
    投稿日: 2010.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国残留孤児の少年が、中国でひどいむごい迫害を受けながら成長していくお話です。 戦時中、日本が中国に対してしたことはほんとにサイテーでも、 底辺の人たちは何の関係もないのに。 2国間の溝を形式的に埋めることはできても、 心の中まで動かすことはできない。。。 そんな中で、宝華製鉄という大工場を日本出資の中国一大事業というかたちで建設。 中国の細かく、けちな国民性と、(←あくまで小説内では!!) 日本の形式的で事なかれ主義で、メンツを守る杜撰さが、 見事な対立を起こして、 おもうように工事が進みません。 日中交渉の中国大使がこの残留孤児・陸一心。 そして、日本大使が生き別れになったその実の父親なのです。 互いに気付かず、しかし、対立関係の交渉相手でありながらも どことなく相手に畏敬を示してました。 長年親子はお互いを求めていたけれど、 ラストは衝撃でした。 無念で、全身が総毛だちました。 「大地の子」一心は、大地の子だったのです。

    0
    投稿日: 2010.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長編小説だけれど、引き込まれてしまい、全然苦にならずに読み終えられた。 生々しい中国の状況に、気分が悪くなりそうにもなったが、やはり人間愛があって読み終わりは爽快。 とても楽しめた。

    0
    投稿日: 2010.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱりすごかった。本は初めて読んだけど何度も涙が出た。一心は不幸な目にばかり合っていたけど、きちんと生きている。人はやっぱり人との信頼とか、正直やひたむきさ、愛情などの人間くささが根本にあり続けるんじゃないかな。。って思った。そして私はそういう所が好きだなって思った。 そして信じたいと思った。 今では想像できないくらいの時代背景だけど、そんな事があったかと思うと、私の悩みなんてちっぽけなのかな、って思う。山崎豊子さんは本当にすごい人だなあと感動。

    0
    投稿日: 2010.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了 内容(「BOOK」データベースより) 陸一心は敗戦直後に祖父と母を喪い、娘とは生き別れになった日本人戦争孤児である。日本人であるがゆえに、彼は文化大革命のリンチを受け、内蒙古の労働改造所に送られて、スパイの罪状で十五年の刑を宣告された。使役の日々の中で一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。

    0
    投稿日: 2010.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 陸一心は敗戦直後に祖父と母を喪い、娘とは生き別れになった日本人戦争孤児である。日本人であるがゆえに、彼は文化大革命のリンチを受け、内蒙古の労働改造所に送られて、スパイの罪状で十五年の刑を宣告された。使役の日々の中で一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

    0
    投稿日: 2010.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先を読まずにはいられない。そんな感じです。 「ずっと昔のこと」ではなく「ついこの間のこと」だというのが一番感じたこと。 平凡な自分の毎日がバカみたいに思えました。 二冊目からはじっくり味わって読みたい。

    0
    投稿日: 2010.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カテゴリをどう分けようか迷ったのですが、結局「他ジャンル」にしました。自分用です。 中学生の時に読んで、ものすごく大きな影響を受けた作品。 今読み返してみても考えさせられるし、ぶれかけてた自分の中の軸が読後ピンとするのを感じます。 山崎さんの作品はどれも素晴らしい作品ですが、自分にとってこれが一番存在感大きいです。

    0
    投稿日: 2010.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦後の話。主人公の松本勝男は、戦争で祖父と母親を失い妹とも離れ離れになり記憶を失う。人買いに売られ農家で過酷な生活を強いられる。農家から逃げ出すも再び人買いに捕まる。

    0
    投稿日: 2010.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「二つの祖国」、「不毛地帯」とともに、 山崎豊子の戦争三部作と呼ばれるその代表作です。 「中国残留日本人孤児」の陸一心。養父母の愛に支えられ ながら、幾多の苦難を乗り越え、中日合作の「宝華製鉄」 プロジェクトに携わっていく。 その過程で、生き別れになった妹との再開、そして、 日本の本当の父との再会を果たすが、中国人として 生きている一心の葛藤ははかりしれない。 緻密な取材を重ねた事実を基にした、壮大な人間ドラマ。 上川隆也が主演して、NHKでドラマ化されていたので、 その存在は知っていたものの、読んでいなかった作品。 「沈まぬ太陽」を読んでから、山崎豊子作品をいろいろ 読んでますが、やっぱりその集大成としての「大地の子」は 読まなきゃいけないだろうということで、満を持して 読み始めました。 家族愛、実の親と育ての親、親友との友情、文革の功罪、 中国の体質、その他いろんなテーマがこの作品には 根底に流れています。 それを緻密にいろんな話を織り交ぜながら、大きな本流に つなげていく山崎豊子のうまさにどんどん引き込まれていきます。 でも、やはり一番大きなテーマは日本人戦争孤児の問題でしょう。 終戦間際に、関東軍が棄民をしていなければ。 日本政府が縦割りでなく、人民のための思った対応が すぐに取れていたならば。 中国が無駄に反日感情を煽る教育をしていなければ。 そして、文革なんておかしなことがなければ。 なんていろんな想いが募ります。 子供の頃、大挙して日本にやってくる「中国残留日本人孤

    0
    投稿日: 2010.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これもかなり感動した1作です。(もちろん全巻) 最初かなり入りにくく読みにくいのですが 軌道にのると、スーッと頭の中に入ってきます。 読みながらかなり山崎豊子さんが力を入れて取材されているのが 伝わってきます。 小説を読んだあと上川隆也さんのビデオ(その頃はビデオでした)を 即効借りにいきました。 でもこれも悲しい物語なので2回読んでからは 以降読んでいません。

    0
    投稿日: 2010.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1巻だけでも、文化大革命や終戦後の混乱の話など盛りだくさんでしたが、中盤からは、さらにプロジェクトXのような話も加わり、飽きずに読ませてくれます。2人がどのようにしてお互いを知るかということが気になりながら読んでましたが、それで終わらせることなく、さらにそれを元に話を広げていくのは、さすがという感じです。

    0
    投稿日: 2009.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み進めていくうちに、悲しくなったり憤りを感じたり。 残留孤児として残され、中国人として育てられるも弾圧され、なぜもこうして生きていかねばならぬのか。

    0
    投稿日: 2009.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10年以上前に読んだ作品。今更ながらにこの作品も私が好きな沈まぬ太陽と同じ山崎豊子の作品だったんだと思ってしまいました。 詳細までは覚えていないが、歴史に翻弄される中国残留孤児の人生とはこれほどまでに残酷なものかと考えさせられ、また、今の時代とのあまりのギャップに絶句した覚えがある。それほど遠くない昔に中国の文化大革命という名のもとに、それほどひどい時がすぐ隣の国であったとはこの本と、「ワイルド・スワン」というもっと前に読んだ本に出会うまではまったく知らなかった。 人の常識は人や国によってまったく違うことはもちろん、人は集団になったときに時に恐ろしい行動に出ると考えさせられた。ある程度の常識や道徳心は決して皆に共通のものではなく、物事の良し悪しや常識は、時代や政治や環境に寄るものなのだろうか・・・と考えさせられました。 久しぶりに今度また読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2009.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『大地の子(全4巻)』 「残留という言葉には、意思がある。けれども彼らには残留しようという意志はない。これは、日本政府が国家としての責任を回避したずるい名称の書き換えである。だから彼らは“残留孤児”ではなく、“戦争犠牲孤児”というのが正しいのではないだろうか。」 著者は、この小説の執筆においてこのように述べていたという。 戦時中に、「お国のために」と開拓団として満州へ追いやられ、日本の敗戦と共に真っ先に見捨てられた人々。 “棄民”とさせられた彼らには、もはや敵地で守ってくれるものは何も無かったのである。 当ても無い逃避行の果てに命を落としていく人々。 ソ連軍の侵略によって虐殺された人々。 そして、奇跡的に生き残り、中国人社会で生きていく人々。 ―けれども彼らは、日本軍が侵略戦争の中で中国人にしてきた酷いことの償いをすべて背負って生きていくしかなかった…。 終戦から文化大革命、そして現代化へと進んでいく中国。 中国の発展のために心血注ぐ陸一心に、日本人の血が残酷なまでに辛い試練を与える。 宝華製鉄建設のなかでの実父との再会など、ドラマティックな展開が多いと思う。 それをすんなりと受け入れることが出来るのは、揺ぎ無い軸がこの小説の中心にも裏にもあるからだと思った。 現地に足を運び、生の声を繋ぎ合わした集大成がこの中に詰まっているのだという。 本当の絆とは何なのか…。 無知でいることは、恥だと心底思った。 読む価値があります。

    0
    投稿日: 2009.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマで見たけど凄い泣けた。 映画沈まぬ太陽ももう少しで公開とのことで こちらのドラマを再放送してほしい・・

    0
    投稿日: 2009.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間の残酷さ、冷酷さに胸が痛い。 残留孤児として幼少期から人間以下の扱いをうけ、日本人としての罪を背負いながらもまっすぐに生きていく陸一心を描く。

    0
    投稿日: 2009.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上川隆也主演でドラマ化された作品。 ドラマでは見ることのできなかった残留孤児の現実、 あまり知らなかった文化大革命という名の破壊行為、 中国が日本に持つ悪感情がわかります。 陸一心という少年の成長を通じて日中戦後50年が描かれます。 「家族」をテーマにした側面も読めます。

    0
    投稿日: 2009.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い。この人の小説は、政治環境など主人公のまわりも丹念に描くから、自分の意志だけではどうにもならない不幸というものがいかに残酷なものか思い知らされる。そこが本に引き込まれる理由かな。

    0
    投稿日: 2009.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私的には、山崎豊子は、一番文章がうまい作家の一人だと思っている。中国の実史を元にした壮大で感動的なストーリー。世界に引き込まれる。

    0
    投稿日: 2009.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間とは・・・結局は全て同じなんですね。 長いですが、是非、是非、今の時代だからこそ読んで欲しいです。

    0
    投稿日: 2009.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずいぶん前に読んでいたのだけど、再読中。一心がどうなるのだろうと、一気に読めてしまいます。戦争の残酷さや、大衆の思想の操作といったようなことの怖さを感じました。

    0
    投稿日: 2009.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国を舞台に中国残留孤児を主人公にした小説。時代考証や中国文化/社会のディテール描写が素晴らしく、小説とは思えない内容。大河小説を読みたい方におすすめ。

    0
    投稿日: 2008.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    団塊世代を親に持つワタクシは、涙なしでは読めません。 サラサラと読み進め、脳内映画館を上映させて読みたい本。

    0
    投稿日: 2008.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    NHKのドラマ版で、毎週顔が萎れるほど号泣して原作を買いに走った。 原作はそこまで号泣ではなかったが、その代わり、またずんと重い。 原作もよく、ドラマも良く。必読。

    0
    投稿日: 2008.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    NHKでドラマ化されたものを何度も見ていたのでその世界観が損なわれてしまうのが嫌で、これまで小説は読まずにいたがその他の山崎作品を読みつくしたので堪り兼ねて読んでしまった。 ドラマは小説の世界観を忠実に再現しているので小説・ドラマ両方見てもいいと思います。 話の筋を完璧に覚えているのに、それでも尚、引き込まれてしまうのは簡潔な描写でありながら登場人物の人柄・心情をズバリ抉り出すかのような山崎豊子独特の文体にあるのでしょうか。 妹との再会のシーン、二人の父の子を思う気持ちには涙がヒタヒタと流れてきました。

    0
    投稿日: 2008.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    悲しさと優しさが共存しているような話の展開は、涙なしには読み進めることができません。日中戦争、文化大革命、日中国交正常化といった歴史の流れに翻弄される人々…、まさに「壮大な叙事詩」という形容がぴったりです。NHKのドラマも良かった〜。養父・陸徳志の名前の通りの慈悲深さに、僕はかなり感銘を受けたものです。

    0
    投稿日: 2008.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    08/02/06全4巻読了 こ、怖えーーーーとかそういう問題だけではないのはわかっているけども怖ええええええ

    0
    投稿日: 2008.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国が面子にこだわる国だということがわかる。でも、中国人にも良い人はたくさんいる。中国残留孤児が織り成す文化大革命時の悲劇。

    0
    投稿日: 2007.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国残留孤児になった主人公の、その後の人生についての話です☆4冊もあるけど、読む価値ありです☆最後の終わり方、最高でした☆大好きです♪

    0
    投稿日: 2007.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一人の人間がこの世に生まれてくる意味とは?雑草のように踏まれても踏まれても生きている一心の姿から考えさせられます。

    0
    投稿日: 2007.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずいぶん昔にNHKドラマで放映されたときから、大好きな作品です。ドラマでは表現しきれなかった機微が、読ませます。 この方の文章は、ホントに深いです。

    0
    投稿日: 2007.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    山崎豊子は凄い! でも、序盤は読むのが辛かったです。 あまりにも陸一心がたどる道が辛すぎて、涙がこぼれてしまいます。 人間の善意と悪意について考えさせられてしまいます。 これも最後まで一気に読んでしまう一冊です。

    0
    投稿日: 2007.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本にも中国にもイライラして何度やめようかと思ったか・・。でも、読み終えて、戦争でできてしまった中国とのしこりが初めて見えた気がする。とてもよく調べてあって、背景の厚さを感じた。目をそらしたい部分でもある問題を真正面から取り上げた作品。

    0
    投稿日: 2007.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第二次世界大戦、満州への移民、戦後の日本、中国文化革命そして 1978以後の中国日本をつなげる縦横の糸で紡がれている秀作。 一巻の家族がバラバラになる場面を地下鉄の中で読み、不覚にも涙が出そうになって困った。迫力充分。 1980年代当時、テレビに映し出される残留孤児らが号泣する姿、身振り手振りが大げさに感じられ、親近感を感じるどころかなんだか興ざめしていたことを反省。 中国を多少知るから臨場感あり、中国人の身なりやしぐさ、やり方のいろいろにも馴染みあり、中国を知る前ではなく、知った後読んでより身近に感じられることが喜ばしい。 最後に日本の父が息子に「帰って来てくれ」と言うくだりは残念であった。 中国の養父の方がずーっと「親心」あり。

    0
    投稿日: 2007.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たまには、重い本を。と思い読んでみた。 全四巻。 まだまだ先はあるけれど、、既にかなりの読みごたえあり。 日本と中国。戦争について考えさせられる。

    0
    投稿日: 2007.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜかアメリカで読んだ本。読了後、NHKドラマもすべて観た。中国語と英語を並行して勉強していた時期と重なったこともあり、印象とりわけ強し。

    0
    投稿日: 2007.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全5巻。非常に読み応えあり。 これを読んだあとにNHKで放映されたものを見るとだいぶマイルドにされてる気がしたねぇ〜。

    0
    投稿日: 2007.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の不遇さに泣くかと思った。高が…でもこの時代は高がじゃなかったんだよね。まぁ、高が国籍が違うだけでこんなに虐げられて…途中あんまりにも可哀想で本を放り投げたい衝動に駆られました。個人的に最後がちょっと急ぎ気味だった気がするんですが、工場の完成と共に、少しは一心が報われた…のかな?そうだといいな。そしてこれからも強く生きて欲しいと思った。

    0
    投稿日: 2007.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    華麗なる一族も鉄の話だけど、大地の子も鉄の話です。中国に高炉を造るっていう、、かなり難しかった〜。でもかなり泣けます。かわいそうすぎて、、、

    0
    投稿日: 2007.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語の世界だけではなく、実際にある話だと思うと、他人事のように「感動した」という一言で終わらせてはならない話だと思った。陸は心優しい親に育てられたからこそ、清い心を持った大人になったと思う。憎しみの心もやさしさの心も、人から与えられることではぐくむことのできる心だと思った。

    0
    投稿日: 2007.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    山崎豊子は、この作品の構想を練るために中国で3年にも及ぶ取材、資料収集をしたそうです。日中国交正常化にも貢献☆ NHKのドラマを先にみたせいか、読んでいて陸一心が上川隆也だった。妹は可哀想すぎる・・

    0
    投稿日: 2007.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    山崎先生の作品の中でももっともお気に入りの作品。主人公の中国残留孤児(今はこの言葉を使わせてください)をつうじて、一般人の戦争の無残さを痛感します。

    0
    投稿日: 2007.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はやく続きを読まなくては。 おもしろい、ということばが適切かどうかわからないけど、するする読めた。 こわいけど、知っていなくてはいけないことなのかな。 (06/12/18)

    0
    投稿日: 2006.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    圧倒的な取材力と筆力。 戦争がもたらした悲劇をその目で見ているような錯覚を覚えたほど。 長いけど、それを感じさせない作品。

    0
    投稿日: 2006.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の中では一番感動したシリーズです。 もうかなり前に読み何度も涙しました。 特にこの1巻は戦争によって無残に引き裂かれる家族に涙がとまりませんでした 何度もNHKでその後放送されてますが原作はもっと感動です

    0
    投稿日: 2006.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とりあえず、私の山崎豊子ブームは終わらず、一度テレビでも見た「大地の子」原作に手を伸ばしてみた。もともと社会派小説は重いので苦手だったし、過酷な話なのは目に見えていたので読むのが辛かったけれど、主人公達の直向さと、中国と、日本と。もっと知らなくちゃという、きっかけを与えてくれる。

    0
    投稿日: 2006.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    残留孤児親子の涙の再会ですが、 中国の国内事情の勉強になる1冊です。自分の育った時代環境と合わせ読むと驚きの連続です。

    0
    投稿日: 2006.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言わずと知れた名作。 何がすごいって、中国の戦後〜文化大革命の不安定な時代は、ちょっとした言動が命取りになるから、みんなものすごく頭を使っている事にビックリしました。ここに純粋培養の日本人が行ったらひとたまりもないって!と。(^_^;) ものすごく面子を気にする文化や、足を引っ張り合う文化や、中国と日本との価値観の違いとか、非常に考えさせられました。 主人公を育ててくれたお父さんの人徳や愛情とか、日本の父の悲しみとか、主人公の葛藤とか、素晴らしい人々の描写には心が温まったり、どうしようもならない程悲しい出来事には何度読んでも泣けたり、とにかく味わい深い作品です。 徹底的に取材したりして作品づくりにこだわった作者の想いがこんなすごい物語をつくってしまうとは、人の脳ってすごい、と思います。

    0
    投稿日: 2006.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その昔、夢中になって一気に読んだ。読み終わった夜、怖い夢を見た。人の優しさと恐ろしさ、両面を目の当たりにする物語。捨てられた(と、私は思う)日本の父の悲しさに胸えぐられた。

    0
    投稿日: 2006.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ化されましたね。 一心はなんどもなんども不当な差別にあいますが、養父母の愛・築いた家庭に恵まれ、その都度這い上がります。 しかし、ようやく見つけた妹は…。 原作の妹は、ドラマで描かれたよりもっと悲惨です。 妹のように声をあげることもできず誰にも知られることなく死んでいった残留孤児がいったいどれくらいいたのでしょう。

    0
    投稿日: 2005.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校時代もっとも影響を受けた本の一冊。 日本を外側から見て、歴史の大きな流れを感じることができます。

    0
    投稿日: 2005.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    う〜ん、やっぱりコレを読まないと「中国」と「日本」の関係は語れないですよね。 作者の取材の量に敬服。

    0
    投稿日: 2005.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    爺さんが二十代のころ、ハルビンに駐留していて、そのころ東京の墨田区周辺は米軍の空襲にあっていたといいます。その後、爺さんが帰国してみると、家もなんも無くなってしまっていたのですって、だから身体は無事だったと。

    0
    投稿日: 2005.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全4巻。中国残留孤児をテーマにした小説。主人公に対する養父の慈愛に泣きました。本を読んで涙したのは先にも後にもこの本だけです

    0
    投稿日: 2005.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見て、原作を読みたくなりました。随分前に読みましたが、ずしんと重かった気がします。 人はみな、大地の子ですね。

    0
    投稿日: 2004.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国残留孤児の成長と、日中鉄工業界の流動。敗戦の混乱から怒濤の文化大革命とその終焉。歴史に翻弄されてます。だばだば泣いた。もう何も言うな、読め!そしてドラマも観ろ!というお薦めの一冊。

    0
    投稿日: 2004.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中国残留孤児、文化大革命と、歴史の勉強になりました!その中で親子の絆に泣かされました。中国という国を少なからず感じる事ができます。

    0
    投稿日: 2004.09.26