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スローライフ
スローライフ
筑紫哲也/岩波書店
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総合評価

(23件)
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    2023.3 ・緩急自在にできることが大切、常にスローである必要があるわけではない。 ・岩手県は2003年に「がんばらない宣言」を出し、スローライフ県を目指した。 ・長生きできるのに、長生きしたいと思う人が少ない日本。

    1
    投稿日: 2023.01.12
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    著者、筑紫哲也さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 筑紫 哲也(ちくし てつや、1935年(昭和10年)6月23日 - 2008年(平成20年)11月7日)は、日本のジャーナリスト、ニュースキャスター。 朝日新聞社記者、朝日ジャーナル編集長、TBSテレビ『筑紫哲也 NEWS23』メインキャスターを務めた。 肺癌のため東京都内の病院で死去した。享年74(満73歳没)。 で、今回手にした、『スローライフ』。 その内容は、次のとおり。(コピペです) IT革命の進行の下で、いま暮らしと仕事のあらゆる領域でスピードや効率を求める勢いが加速している。だが、他方でその潮流への根本的な懐疑も確実に拡がっていよう。「秒」に追われるニュースキャスターならではの痛切な問題意識に立って、「スロー」に生きることの意味と可能性を全国各地の食生活・教育・旅などの実例から考える。 この本の冒頭に、次のように書かれています。 「これは、柄にもなく、気忙しい人生を送ってきたひとりの男の、いささかの反省が籠められた本です。」 この本を書かれた時、著者は長きにわたり多忙な生活を続けておられたようです。 その後、間もなく癌であることがわかり、やがて亡くなります。 人生、どこかでスピードを緩めるのが良いのかな、と思いました。

    10
    投稿日: 2021.09.26
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     >いちばんのカギは「緩急自在」の「自在」の部分にあります。自れが在る―自分が緩急のペースを選び取るということでしょう。人は何のために生きるのか、人が作った集団・組織が何のためにあるのかを忘れない。すべてを解くカギは「自発性」だと思う。  「自発性」が保てるとすれば、苦しみの先に歓びがあるからだ。そして、このことこそが「学ぶ」ということの本質ではないだろうか。真の「ゆたかさ」とは「心ゆたか」であることであり、そのためには、やっている当人たちが、それを楽しみ、おもしろがり、快いと思わなくてはならない。  私たちは、他者の生活を羨み、同じ欲求を満たそうと、自分の素直な欲求を見ようとすらしません。しかし、本当に幸せになるためには、他者から押し付けられる価値観に応じることではなく、自分の素直な欲求に耳を傾け、それを満たそうとすることなのです。  そして、自分の素直な欲求とは、何らかの形での他者への影響力なのではないでしょうか?自分が手に入れるモノ・コトで欲求を満たすのではなく、他者との関係の中で満たされるのです。

    1
    投稿日: 2020.04.29
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    何事も「ファスト」であくせくと進んでいく今、何を大切にするのか見詰め直すきっかけになるような本であると感じました。

    1
    投稿日: 2018.09.12
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    地方都市に住んでますが、東京などと比べ時間の流れがゆったりしてることは、これまでマイナスなことだと思ってました。 それが今では、かえって貴重な価値であり強みであると、本書を読んで確信しました。

    1
    投稿日: 2016.04.20
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    ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」で登場する人物が奪い合う黄金の指輪は、それを手に入れた者に世界を支配できる全能の力を与える代わりに、愛することを諦めねければならず、死に至る呪いがかけられる。バーナード・ショーは、この作品の主題は資本主義だと主張した。 1980年代半ばにマクドナルドがローマのスペイン広場に第1号店を開店したときには、猛然な反対運動が起きた。この騒動はイタリア全土でも話題になり、その中からスローフードの語が生まれた。 嵐山光三郎が唱える「良い町の10条件」は、川が流れる、町並みが美しい、祭りがある、長老がいる、若手が活発に活動している、おばさんが元気、酒と料理がうまい、上等のそば屋と宿がある、豆腐屋がある、古都。

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    投稿日: 2014.07.23
  • 意識を変える一冊

    技術進歩の早い現代で働く者はその進歩に追いつくことで頭がいっぱいになっています。それは周りからの評価にも繋がるからです。でもちょっと引いて考えてみると自分の人生でそれらがどれほど有益か?また日常の生活で重要な時間をもっと別の方向で考えられないか?を考察するのに有益な内容となっています。

    0
    投稿日: 2013.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普段は意識しないようにしているのだけれど、自身の現状と将来のことを考えると、不安で仕方なくなることがある そんななか、書店でタイトルが目に留まったので、図書館で借りた 新聞記者・ニュースキャスターであった著者が月刊読書誌「図書」(岩波書店)に連載していた「緩急自在のすすめ」を基とした、「ゆっくり、ゆったり、(心)ゆたかに」というスローのすすめ エッセイのような内容と文章で読みやすく、『モモ』の軽い新書版という感じもする 印象的だったのは、道草についての話だ 確かに私も道草をくわなくなったし、わけもなく急いでいるような気もする そして急いでいるわりに、具体的に何かを成し遂げられているわけではない 私もスローライフを実践したい一人なので、一歩一歩を踏みしめるように日々生活したい 自発性を大切に、結び付きはゆるやかに、「小さいことはよいことだ」、「正統性」に固執しない、寛容とゆとりを持とう、「快」と「楽」を最優先にしよう!

    1
    投稿日: 2013.08.21
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    「グローバル化で人間は幸せになれるのか」「福沢諭吉の考え:多事争論の大切さ」「物事を一元ではなく二元論で見ること」「地産地消」「若者の食の荒廃」「フンデルトヴァッサーの日本の見方」「長寿と人間の豊かさ」「セクハラは定着したがエイジズムはしていない」・・・印象的な著者の視点をざっと挙げてみるとこのようになった。 息が詰まる様な忙しさに生きている私たちにとって考えさせられるものばかりだ。 「スローライフ」を送る余裕が無い人も、最後の章の七つの望ましいルールだけでも目を通してみて欲しい。

    2
    投稿日: 2012.10.29
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    せっかく旅行に行っても駆け足で要所だけ巡っておしまい。 それでは旅の意味が薄れてしまう。 味わう、ということを私たちは忘れて、それでも最近はまた少し取り戻しつつあるのかな。 ファストフードの源流は学校給食である、 お弁当がいいのではないか、 と言うと、女性保護団体からクレームがつくのだとか。 別にお母さんが作らなくてもいいじゃない。 お弁当と女性の保護を直結させることないじゃない。

    2
    投稿日: 2012.02.07
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     モノと情報が溢れる中、分単位で忙しい毎日を送る。はたして我々の生活は豊かになったのだろうか?いったいどんな生活を理想としているのだろうか?   二宮尊徳の名言「道徳なき経済は罪悪である。経済なき道徳は寝言である」を、いまこそ各人が胸に手を当てて考えるべきであろう。

    1
    投稿日: 2012.02.07
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    緩急自在。この副タイトルがいい。 テンポ早く進む時代だからこそ、スローな視点も必要。 スローライフ、理想の生き方にしたい。

    1
    投稿日: 2011.11.29
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    ★日本やアメリカの状況を見ていると、もう確実にこれまでの価値観では立ち行かなくなってきているのを感じます。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    タイトル通りというか… ゆっくり、ゆっくり読み進めた。 今の生活はあまりに気ぜわしい。 自分はあのゆったりした時間が持てて、ほんとによかったと思う。 スローへの共感は体験した人でないとなかなか難しいと思うが、 それをこちらが実践して興味を持たすことはできるかもと思った。 いい本ですよ。

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    [ 内容 ] IT革命の進行の下で、いま暮らしと仕事のあらゆる領域でスピードや効率を求める勢いが加速している。 だが、他方でその潮流への根本的な懐疑も確実に拡がっていよう。 「秒」に追われるニュースキャスターならではの痛切な問題意識に立って、「スロー」に生きることの意味と可能性を全国各地の食生活・教育・旅などの実例から考える。 [ 目次 ] 「それで人は幸せになるか」 スローフード、9・11、一神教 ファストフードの時代 寿司と蕎麦、そして「地産地消」 「食」の荒涼たる光景 小さな旅、スローな旅 失われた「子どもの楽園」 急ぐことで失うもの 「学ぶ」ということ 「スローウエア」「ファストウエア」 ロハスのすすめ、森林の危機 「木」を見直す 長寿と「人間の豊かさ」 スローライフ、北で南で 真の「勝ち組」になるために [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2011.05.16
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    私はマスコミが好きではありません。 何故かな?と考えると、理由は発言に責任を持たず、 ただ追い回して報道しているだけの姿勢がまざまざと見えてくるからだと思います。 そんな私が偶然本書を手に取りました。 これはマスコミなどについてを中心に扱った本ではないですが、 マスコミの中でも大きな影響力を持っていた方の本を読むなんて、 我ながら珍しいと思いながら読んでしまいました。 「常識を見直す。固定概念をゆさぶってみる」 スローライフとはただゆっくりと生活するのではなく、 「自分を持った」生き方を提案するものだと感じました。 日本はものすごい速さで戦後復興を果たし、 今の経済的地位を確立しています。 しかし、スピードに目がくらむあまり、 大切な何かを置き去りにしてしまったのかもしれません。 GDPは増大しました。 飢餓や衛生状態が原因で亡くなる方も減りました。 では、ここで聞きます。 「あなたは今幸せですか?」 気が付けば自分を持たず、ただ急な流れに流されていただけなのかもしれません。 ちょっと人生に迷ったり、人と違う思考をして悩んだりした際には、 本書をパラパラとめくってみると良いかもしれません。

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    投稿日: 2011.04.12
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    著者とタイトルがいまひとつ結びつかず。。。 さまざまな観点で著者の思いが語られていく。 共感したり、しなかったり。 最後は、スローライフでもめまぐるしいとの印象が残りました。

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    投稿日: 2011.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これも非常に昔に読んだ本で内容はあまり覚えていないが、上京した自身が忙しく、また目まぐるしい都会の喧騒にまだ慣れていなかった頃だと思う。 本書の書評を農水省のインターンの応募用紙に書いたことは記憶しており、その意味で印象深い本。 ・失われた子どもの楽園:目に光がない子どもたち。 ・ロハスのすすめ、森林の危機:ロハスとは、Life-styles of Health and Sustainability = LOHAS (健康で持続可能性のあるライフスタイル) ・真の勝ち組になるために →「日本人はなぜもっと幸せになろうとしないのだろう。そのためにボクは映画を作り続けているのに・・・」(黒澤明監督) →「正統派」には固執しない。自分達がやっていることが大事で、正しいことだと信じないことには運動の活力は出てこないのはたしかだが、それが他社、他グループを非難、排撃する理由になってはならない。 →寛容とゆとりをもとう。 →「快」「楽」を最優先にしよう。いくら正しいことをやっていてもそれが苦しげに見えたら、多くの人の共感を集めることはできない。

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    投稿日: 2011.01.10
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    就職活動で焦っていたので、気持ちのバランスを取るために読んでみました。その名の通りスローな時間を求める本ですが、話はいろいろなところに飛び、食べ物や森林の話も出てきます。自分の人生を考える上で、こういう考え方もあるんだ、と発見が多かった一冊。

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    投稿日: 2010.11.02
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    タイトルに惹かれて手に取る。筆者の事は名前しか知らなかったけど、「惜しい人を亡くした」という言葉の意味をうっすら思った。文中に登場する忌野氏についてもしかり。 以下メモ ・9.11から教育まで、話が随分と多岐に渡っている。驚き。 ・割と柔らかい文体、各所説明が丁寧で読みやすい。 ・自在という言葉に、自らが在る、自らが決める、自発的である、という意味を見出す。まさにこの人自身の在り方なんだろうなあ ・緩急自在=スローとファストの在り方、バランスを自分自身で決める。という事か。 ・カウリスマキ、アンゲロプス等々、ちょっと気になってみたり。

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    投稿日: 2010.03.11
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    ケータイを持ったサル:正高信男 テオ・アンゲロプロス:旅芸人の記録、シテール島への船出、ユリシーズの瞳、永遠と一日、エレニの旅 要約 1)自発性こそが全ての出発点であり、命である。 2)ゆるやかな結びつきを組織原則とする。参加者ができる範囲で割ける時間を使ってやれることをやる。 3)小さいことは良いことだ 4)他の「同好」グループとの結びつきは「水平型」「ネットワーク型」を目指し「垂直型」を採らない。 5)「正統性」に固執しない。自分達がやっていることだけが正しいとは考えない(富士山の頂上に到達するにはいろんな登山口がある) 6)寛容とゆとりを持とう。 7)「快」「楽」を最優先にしよう。いくら正しいことをやっていても、それが苦しげに見えたら多くの人の共感を集めることはできない。少数派が多数派に働きかけるための最大の決め手はこの「共感」である。

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    投稿日: 2010.01.11
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    09年1月30日、学校図書館にて。 08年11月11日22時20分08秒より更新 食のグローバル化の問題から沖縄問題、9.11以後や宗教間の対立など幅広いテーマを網羅。 日本このままで大丈夫か?っていう内容で、警鐘を鳴らしている。 反権力をモットーにしているからこそ、深く追求しているのだろう。効率化一本やりの現状を変えようとし、また、勝ち負けの一元論ではなく多元論で語れといったことも、読んでいて心に残った。ロハスのことはあまり印象にない。 読んで良かったと思う本だった。

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    投稿日: 2009.02.14
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    筑紫哲也さんというと、 「NEWS23」 「堅い」 という先行イメージが強かったのですが 「あ、すごいすごい、やっぱ、先をみているんだなぁ、すごいなぁ・・」 とおもった傑作です。 「スローライフ」そのものの起源や 「二宮尊徳」など、 おもしろい本ですよ。 「平日はなんだかいそがしいなぁ・・・」と嘆くあなたにこそ有用な一冊♪

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    投稿日: 2006.06.22