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下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
嶽本野ばら/小学館
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総合評価

206件)
4.3
97
58
33
3
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    2025年8月30日読了。 おもしろかった。やっと読めた。 そして野ばらさんはやっぱり関西人だなと思った。 尼崎に目をつけるところも。(幼少期に住んでいた者としてはとても嬉しい。しかし尼は尼でもおハイソな地域もある) 野ばら作品を読み始めて間もないので、この有名な作品を読み終えて、やっとスタートに立てた気分。勝手にそう思っている。 桃子もイチゴも、それぞれ自分を持っているところが好き。自分の高校時代は、こんなに楽しくなかったな。個性イコール悪、のような小中高時代だったな。学校では制服をきちんと着て、モノトーンと紺以外の、色がついているものは全て禁止だったな、とか色々思い出した。大人になったら楽しいかと思ったらそうでもないんだけど。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    桃子ちゃんの生き方に強く共感した。今までのわたしならしなかっただろう。わたしも刹那的に、ロココ的に生きたい。苦しいことなんて味わわず、甘いところだけを食べて贅沢に生きていきたい(おフランスに生まれたかったとまでは思わないけれど)。映画との違いもあったが、どちらにも良さがあるなと感じた。 嶽本野ばらの文章には不思議なリズムがある。とにかく句読点が多い。また、なんとなく児童書に似た雰囲気も感じ取れる。主人公が読者をめちゃめちゃ意識している。それから、お洋服に関する描写は目を見張るものがあった。どこまでが元々の知識でどこまでが調べた知識なのだろう。7/8

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    かわいすぎる! 映画も大好きで何度も見た! 原作は初だけど、時間が経っても色褪せることなくおもしろい! 2人の会話も語りも全てが愛おしい!

    7
    投稿日: 2025.03.12
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    わくわくが止まらなかった。 映画は大好きで、原作をはじめて読んだ。映画はかなり忠実だったのだなという感想、さすが中島哲也氏。イチゴは土屋アンナでしかありえないしあのハスキーボイスが素敵すぎだったので映像化で魅力がアップした大成功な例。 ① BABY,THE STARS SHINE BRIGHTのサンプルの刺繍を提案するシーン ② BABY,THE STARS SHINE BRIGHTのサンプルに刺繍するシーン ③特攻服に刺繍するシーン ④バッタもんをイチゴが買いに来たときのシーン .... 好きなシーンを全部書こうと思ったけどやめました、長くなるから。書いてるヒマあったらもう一回読めそう。 BABY,THE STARS SHINE BRIGHTの洋服の描写が止まんなくて早口、桃子からの愛がかわいすぎる。オタクの悪いとこ全面に出てるよ!洋服が実際に見たくてたまらない。 この本の超絶見どころである、野ばらちゃんの本質でもあるロリータ描写については、映画と小説だったら、小説のほうがロココな世界観をもっともっと煌びやかに耽美に想像し放題なので、すきかな。 嗚呼、なんと馬鹿らしきかな、ロココ。お耽美でお淫らで。真のロリータはロココな精神を宿し、ロココな生活をしなければなりません、肝に銘じておきます。 美しき明日はなき「今を生きる」アメリカン・ニュー・シネマだった、下妻ってもしかして和風テキサスなのでは?! 牛久大仏の前で蜃気楼に歪む、灼けるほど熱い友情のテルマ&ルイーズだ!

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    660 245P 嶽本 野ばら (たけもと のばら、1968年1月26日 - )は、日本の作家、エッセイスト。本名:嶽本 稔明(たけもと としあき)[1]。代表作は『下妻物語』など[1]。京都府宇治市出身。デビュー当時、誕生年は1745年(ロココ朝全盛期)であると自称しており、実年齢は非公開としていた。幼少時代は読書に否定的な両親のもとで、横溝正史などを隠れて読み育った。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退後、1987年から美術、音楽、演劇などの活動を行う。1990年、雑貨店「SHOPへなちょこ」の店長となる。1992年から1997年まで、関西のフリーペーパー『花形文化通信』にエッセイ「それいぬ――正しい乙女になるために」を連載し熱狂的支持を受けたことがきっかけとなり[2]、1998年『花形文化通信』での連載をまとめたエッセイ集『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会)が単行本化され、以降雑誌などにエッセイを発表して少女たちの支持を集める。2000年、知り合いの編集者のすすめにより初の書き下ろし小説集『ミシン』(小学館)を執筆し小説家としてデビューし、翌年には『ミシン』に収録された「世界の終わりという名の雑貨店」が映画化された。小説家としてデビューした理由は、エッセイが純粋なエッセイストではなく作家や著名人によって書かれており、作家という肩書きを持ったほうがエッセイの依頼が来やすいと考えたためである。2003年、『エミリー』が三島由紀夫賞候補となる。2004年、『ロリヰタ。』が三島由紀夫賞候補となる。同年、『下妻物語』が映画化された。2007年9月2日に大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕され[2]、同年10月31日に懲役8か月、執行猶予3年の判決を受けた。2010年11月、猶予期間満了。復帰第一作の『タイマ』はこの事件をモチーフにした物語になっている。2014年、2月に『破産』が舞台化された。2015年4月23日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕[3]。3月上旬、台東区上野の路上で麻薬成分「5F-QUPIC」を含む植物片約2グラムを所持した疑い。同年7月15日に懲役2年6ヶ月、執行猶予5年の判決を受けた。同年8月2日に自身のブログにて、事件の経緯ならびに謝罪を公表している。2023年、映画『ハピネス』の制作発表。2024年公開予定。中原淳一、高橋真琴らの少女文化の後継者を自任しており、ロリィタ趣味、怪奇趣味などを織り込んだ作品を発表している。極端な作風から好みの分かれがちな作家であるが、『下妻物語』はこの作家としてはやや異色で軽快なストーリーが広く人気を博した。吉屋信子の少女小説をはじめとする日本の少女文化に広く精通しており、作品にそれを生かしていることや、太宰治などの文学作品の影響をうまく消化して現代小説に生かしている点は評価されるが、性描写の乱用、破滅的なストーリーが多いことがよく批判される。このことについて作家曰く「魂の双子達が必然に迫られ永遠を求め結合に至ります。」とTwitterで解説を述べていた。過去に小説家としてデビューする前に1度だけ毎日放送で1992年から1994年までに放送されていた関西ローカルの深夜番組「テレビのツボ」に出演したことがある。“赤・青・黄色の三原色”について、この時、赤-主役、青-クール・キザ、黄色-へタレ・笑われキャラ、というテレビにおけるキャラクタのイメージを色彩によって表現するパターンを展開した。音楽活動については関西在住時代に現代美術家を目指し個展を開いた時に行われた「嶽本野ばらwith unit noise」、赤星のメンバーに誘われ結成された「ジャーリンカーリン」、「嶽本野ばらとひめゆりの楽隊」、世界で一番音の小さなパンク「死怒靡瀉酢」をしていた。1994年9月に放送された「輝け!ロック爆笑族3」に出演したことがある。2015年からアマリリス改の研究生として参加している。“乙女のカリスマ”として、ロリータファッションの世界を牽引しつづけている。2009年頃からアニメ作品、同人など、いわゆる二次元文化に傾倒し賛否両論を受けるが、好む作品の傾向は、この作家のかねてからの少女文化、百合、エスへの追求に準じたものである。執筆について、Mac Proのwordを開き、20文字設定にし、日本人作家では珍しく横書きで執筆をする。プロットは作らず、綿密な下調べ、現場へ足を運んで取材をしていくうちに頭の中で物語の形ができていくという。過去には『下妻物語』での現地取材にて土浦のキャバクラへ行き、キャバクラの店員さんにヤンキーはどのルートをバイクで走るのか?とテーブルに地図を広げて取材したり、『ハピネス』では、なかなか許可の下りない火葬場への取材に黒い服と黒いネクタイをして突撃潜入取材を敢行したり、『通り魔』では岐阜の縫製工場を取材し、直接現場へ足を運び取材することを大切にしているとトークショーで語っていた。近年はどんぐりの実を好み、作者自身の眼鏡のストラップの先にも、作者自身の手芸で作ったどんぐりのアクセサリーを装着したりしていた。どんぐりを使ったアクセサリーを手作りし読者へ頒布したりしていた。手作りがマイブームの時には「イーハトー坊」という名で手作りグッズを頒布していた。2017年7月25日~30日には、澁澤龍彦没後30年に際し澁澤をリスペクトし作者発案の展覧会「ノバラ座」を京都ライト商會にて開催した。期間中は作者が解説を担当した澁澤龍彦アンソロジー本「極楽鳥とカタツムリ」(河出書房)、作者自ら創作のボタニカルスペシメント(押し花)、コキヤージュ、鉱物などを展示販売、作者が創作した極楽鳥のモニュメントなども展示。29日30日にはトークショーと作者書き下ろし戯曲「鱗姫」を作者の指導の下で参加者が朗読し演じるイベントが行われた。2017年9月17日~18日には、7月に京都で行われた「ノバラ座」の東京公演「ノバラ座ANNEX」が神保町北沢ビルブックハウスカフェの2階ギャラリーにて行われた。このイベントでは、作家が所蔵しているオーブリー・ビアズリー、J・J・グランヴィル、H・ヴィルビーク・ル・メールの他、ジョンテニエルのアリスの絵など展示。京都での展覧会同様に作者自ら創作のボタニカルスペシメント(押し花)、貝殻、鉱物、マッチなど展示販売された。2018年1月19日から1月27日まで京都ライト商會にて「ノバラ座-make a book project-」を開催した。このイベントでは、アルフォンス・ミュシャ、高橋真琴のイラスト、作者が創作した極楽鳥のモニュメント、縛られたクマのぬいぐるみの展示の他、作者自ら創作のボタニカルスペシメント、コキヤージュ、鉱物、栞など展示販売。作者執筆の戯曲「劇版鱗姫」全章の販売、CD-ROM販売、直接、戯曲「劇版鱗姫」のレーザープリントアウト販売もされた。26日27日には作者の満50歳の誕生日会が開催された。「make a book project」とは「劇版鱗姫」の校正を校正班有志と校正のやり取り、プリントアウトされた原稿を読者の各々が劇版鱗姫を製本する作業の過程で、主に作者自身は和綴じ製本をすることを推奨していた。27日には麻紐群舞パフォーマンスが披露された。麻紐群舞とは、作者によって参加した読者、会場の空間が麻紐によって縛られていくパフォーマンスのことである。2018年9月11日~16日まで京都ライト商會にて「ノバラ座 TUNTSU AMOR RADICORUM 中井英夫のために」を開催した。このイベントでは、会場の床に薔薇の造花が敷き詰められた空間がディレクションされ、中井英夫をテーマとした展示が行われた。作者の50歳記念トランプが販売された。他には、ポートレート、貝殻で作られたネックレス、鍵で作られたネックレス、使用済み切手の標本、鉱物、当てものくじが販売された。15日16日には作者のトークショウ、演劇の稽古、50thトランプを用いてババ抜きが行われた。 下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫) by 嶽本野ばら ロココの代表画家である中の一人、ヴァトーの絵画を構成するロココ的な要素を更に過剰にして作品に反映させたブーシェに対し、同年代に生きたディドロ(何をした人なのかはよく 解らない。百科事典を 編纂 したことがあるということしか、私は知らないのです。おフランスの 金田一京助 みたいなものか? 金田一は国語辞典の編纂だし……多分、違うな)という人はこんな発言をなさっています。「道徳的に堕落しており、優雅というものを理解せず、真実というものを知らず、自然を決して見たことがない人物であり、趣味に欠けている」。また彼はこうもいってます。ブーシェの絵画は「優雅さ、甘ったるさ、空想的なギャラントリー、コケットリー、安易さ、変化、輝き、化粧っぽい肌の色、みだらさ」しか持ち合わせていないと。この人、優雅というものを理解せずと一方ではいいながら、優雅であるといったりして、 非道 く矛盾したご意見を発表なさっているのですが、とりあえず、ロココ的なるもの全てが大嫌いだったのでしょう。でも彼の悪意に満ちたブーシェ、そして彼の絵を通して批判したかったロココという文化への酷評は、そのままロココを愛する者にとっては 誉め言葉にすら読めてしまうのです。道徳や真実よりも、優雅さや甘ったるい感情、空想 癖 などを尊重し、これからどうなるか解らぬ人生に意味を与えることより 刹那 の恋に 溺れ、論理も慣習も無視して自分が今、確かに体験している享楽にしか価値を与えない――それがロココなココロ( 洒落 てみた。笑ってね)なのです。どんなに考え抜いて苦悩した結果、導き出した結論であっても、つまんなければ、美しくなければ認めない。冗談半分に作ったものであっても、生理的にお気に召してしまえば、それに価値を与える。他人の評価や労力を査定の対象とはせず、自分自身の感覚… 私はお祖母様から、自転車を買わないとここでの生活は何かと不便だよと引っ越してきた日に教えられましたが、どうしても自転車に乗る気にはなれませんでした。だって私はロリータなのです。学校に行く時は制服なので、自転車に乗っていても違和感はありませんが、学校以外の日常で、つまりロリな格好をしている時に自転車を使うことは、ロリの道に反しているような気がするのです。 そんな茨城、そして下妻に、ロリータなど生存する 筈 もありません。多分、ロリータというジャンル自体を、茨城の人々は知らないのではないかと思います。制服姿でいる時以外、つまり私が BABY, THE STARS SHINE BRIGHT のお洋服に身を包み、自分本来の姿、ロリータに帰る時、周囲の人々はですから、まるで珍獣を見るかのようにじろじろと眺めまわしました。同世代と思われるヤンキーの男子の一団から「あそこに変な格好した女がいる」「どれ? わ、何あれ」「頭、おかしいのかな」「テレビの撮影が来てるのかも」「それじゃ、芸能人かな」「それにしてはブスだぞ」「ブスでも芸能人ならサイン 貰わなきゃ損だぞ」と談義され、追いかけられ、猛ダッシュで逃げ、しかし靴は厚底のロッキンホースなので途中で転び、地面に顔面を 強か打ち付け、鼻血まみれになることもしばしばでした。それでも私はロリータであることを 止めませんでした。どんな困難があろうと、ロリータは私の存在理由。難しくいえばアイデンティティ。それを捨て去ることは自分を 欺くことだからです。 高校生になり、私はその決意を実行に移すべく、尼崎から 阪神 電車に乗り、 梅田 のマリアテレサに向かいました。Jane Marple のお洋服も MILK のお洋服も、雑誌で見るより本物を見る方が 遥かにキュートでした。が、私はそんな 憧れのメゾンのお洋服と一緒に扱われている、聞いたことのないメゾンのお洋服に心を奪われ、魂を抜かれ、帰らぬ人となってしまったのです(合掌)。私の心を撃ち抜いた憎いあんちくしょう、オレンジ色の憎い 奴(それは夕刊フジでしょ、と、うら若き乙女達には 解らぬであろう、オジサマ向けのギャグも織り込んでみました)、それこそが BABY, THE STARS SHINE BRIGHT のお洋服でした。私が求めているものの全てが BABY のお洋服には存在しました。どうしてここまで私の趣味 嗜好 を具現化したお洋服が存在するの、ねぇ、このお洋服は、 否、このメゾンは 沢山 の女のコに支持されてこそ成り立っているのだろうけれど、私だけの 為 に存在すると思ってもいいですよね。私はストロベリー型の大きなピンク地の上にハートっぽいゴールドの飾り 罫 が 施された赤地が重ねられ、その中に華麗な金の書体でメゾンのロゴが入ったプライスタグの付いた、その時、並んでいた BABY のお洋服の中でも 一等、気に入ってしまったフロントの胸の部分がシャーリングになっていて、それに 被さるように三段のレース切り替えがサイドに施された、各所にアクセントとして付けられた赤いリボンとコサージュ風の 薔薇 のモチーフが劇的にラブリーな赤いギンガムチェックのワンピースを抱えてそう 呟きました。試着をして、私は迷うことなくそのワンピースを購入しました。そして持ち合わせのお金が少し余っていたので、BABY のマークが入った白いハイソックスと、上部がリボン通しの付いた大きなレースのやはり白のハイソックスも買うことにしました。お財布の… BABY, THE STARS SHINE BRIGHT の直営店は、代官山駅から徒歩で約三分、 八幡 通り沿いの白い代官山東急アパートメントというビルの一階にありました。代官山といえば昔から、渋谷や青山あたりでは物足りないというお洒落 上級者さんの 集う場所であり、そこにはそれらの人々を満足させるハイセンスなお店が建ち並んでいることで知られている地帯です。ですからそんな場所にお店を構えるには、お金がかかる、でもその代わりお洒落リーダーさんの称号を手に入れられる訳ですが、私が BABY のお店を訪れた時、お店の外にも中にも、「私達はお洒落な場所でお洒落なことをやっています!」という気負った空気は、 微塵 も感じられませんでした。というよりも、代官山で身構えるお洋服のお店にしろカフェにしろ他のショップが、競ってそのような空気を漂わせている中で、BABY だけはひっそりと、「 否、 偶 々、代官山に居るだけで、別に渋谷でも 三軒茶屋 でも良かったんですけど……」という控え目な態度を取っているようにさえ思われました。いい意味でも悪い意味でも、BABY, THE STARS SHINE BRIGHT は、代官山にそぐわないお店でした。東京でロリータ系のお洋服のメゾンのお店が集中しているのは原宿です。最近は新宿のマルイワンの中にロリータ系のお店が増えてきたので、新宿もロリータの活動地域となりつつありますが、やっぱり基本的な拠点は、ロリータの聖地、ラフォーレ原宿を中心とする原宿にあります。ロリータというファッションは、ソリッドさや機能性、流行や洗練というものとは、 敢えて逆の方向に 矛先 を向けて成立するものです。引き算の美学がデザインの基礎ならば、やり過ぎの美学こそがロリータのベースとなります。普通に 穿けばドレッシーなスカートなのに、中にパニエをどっさり仕込んでシルエットを誇張し、エレガントと悪趣味のギリギリの… 私はこの人の手紙も無視することにしました。手紙自体に問題はなかったのですが、私は見知らぬ男性と電話で話すなんてことが出来ないのです。見知った男性でも私は親しくするのが苦手でした。私は多分、軽い男性恐怖症なのです。というより、男性 嫌悪 症かな? だって男子って、汚いし、臭いし、ガサツだし、気持ち悪いのですもの。  結局、私は茨城県、そして同じ下妻市に 棲むという 白百合 イチコという人にだけ、連絡を取ることにしました。「竜ケ崎さま。ベルサーチのものを、どーかゆづってください。  ダサい。やっぱり全てが 半端 でなく、ダサい。センスとか、そういう問題ではなく、何か全てが狂おしく、絶望的にダサい。笑えないくらい、悲しくても涙が出ないくらいに、ダサい。大丈夫か、こいつ。そう思いながら、私は爆音を立て、髪をなびかせて田んぼの前の道を改造原チャで走り去っていく彼女を見送るしかありませんでした。 「最初はさ、少しでもバイクのことが勉強したくて、それにいろんなパーツを安く手に入れられるかもしれないっていう計算もあって、面接を受けたんだよ。ところがさ、仕事を 憶えていくうちに、本当のバイクの面白さっていうかさ、奥の深さが 解ってきてさ。廃車寸前のバイクでも、エンジン修理したり換えたりして、ボコボコになったフレームは型を 先ずとって、その型を参考に新しいフレームを作ってチェンジすれば、見事に生き返るんだぜ。まさにモノホンの職人の 技 だぜ。そんな仕事を見せられているうちに、あたいも、カッコだけじゃなくて、モロにバイクというものに 魅せられていったんだ。二人の技術を習得して、自分もバイクの修理やカスタムを専門とする職人になりたいと真剣に考えるようになったんだ」 「嗚呼、マジ、感激だよ。ところでお前は、学校卒業したら、どーするんだ」 「何も考えて、ない」 「二年だぞ。自分の将来、きちんと考えろよ。まぁ、お前は進学校に行ってるし、大学に行くんだろうけどな」 「それも決めてない。大学ってつまんなそうだし」 「じゃ、働くのか」 「それは、 嫌。労働は私の趣味じゃないから」 「一生、ブラブラしてられないだろ」 「無理かな?」 「お前はさ、あたいより好きなものとか、自分が求めているものをよく解ってるだろ。それならそういうことに 携わる仕事を見つければいいじゃんか」 「好きなことを仕事にするのって、抵抗あるの」 「何で?」 「きっとお仕事にしたら、やりたくないこともやらなければいけないし、自分が好きだったものの裏側を見てしまうから。そうするときっと、つまんない」 「そんなこといってたら、社会で通用しないぞ。半チクのままだぞ」 「通用しなくても、何とか生きていけるよ」 「甘いな。世の中、ナメてると痛いメに 遭うぞ」 「世の中ナメて暮らしていくというのが、私のテーマなの。私はロココ主義だから。ロココは真のアナーキーなのよ」 「アナーキー? それって昔のゾッキーが夢中になったバンドだよな。今もバンドは続いてるみたいだけど」 「そんなバンド、知らない」 「物知らずだな、お前は。お前、どんな音楽、聴くんだ?」 「バッハとかヨハン・シュトラウスとか」 「そんなバンド、知らねーな」   貴方 の方がよっぽど物知らずです。 「白百合さんは、何、聴くの?」 「そうだよ。本当はイチゴなんだよ。何でそんなメルヘンな名前付けたのか知らねーけどよ、あたい、白百合イチゴなんだよ。でもそんな名前でヤンキーやってられないだろ。だから皆にはイチコって名乗るし、テストの名前を書く欄にも、わざとコにつく点々を書き忘れて、イチコにしてるんだ」 「イチゴ、 可愛いじゃん」 「それが 嫌 なんだよ」 「イチゴ、イチゴ」 「るっせーな。何でお前みたいなヒラヒラが桃子なんてイカした名前で、あたいがイチゴなんだよ」 「取り換えっこしたいよね」 「弱いよ、とても。だから強い振りをしているの。自分の中で自分の弱さを 赦してしまったら、なし崩しになっちゃうもん。自分を甘やかしちゃいけないと思う。弱いからこそ、自分だけは自分に厳しく接しなければならないと思っているだけ」

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    最高に面白いです 基本は推理小説だけど、桃子とイチゴの会話とか、桃子のぶっ飛び方、息をするようにつく桃子の嘘とか、はまりました 息をするように嘘をつくことに憧れる

    5
    投稿日: 2024.09.06
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    中学生の頃、いじめられていた時に学校で読んでいた。大人になって改めて読むとそれはそれは当時のわたしの指針になっていたのだなぁと思い出して泣いてしまった。野ばら先生、生まれてきてくれてありがとう。

    1
    投稿日: 2024.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    眩しい青春小説。 お互いの信念をリスペクトして、背中を押してくれる。 「なれると信じる自分となれると信じるダチがいれば、なれるんだよ。」 この言葉がこの本を表していると思います。

    0
    投稿日: 2024.06.13
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    むちゃくちゃにポップで分かりやすい内容でありながら、散りばめられる桃子とイチゴの美学と生き方がカッコよく思えます。 相手の好きなものをバカにしつつも、相手の大切な領域は侵さないという、一本芯の通った友情(というと桃子には嫌がられるだろうけど、「付き合い方」というとちょっと違ってきちゃうし)の貫き方が素敵。

    8
    投稿日: 2024.05.26
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    10年以上前に読んで面白かった記憶があり再読した。 高校生のロリータ魂で生きる桃子と、ヤンキー魂で生きるイチゴが茨城県下妻市で出会う。 きっかけは桃子のダメ親父が大量生産したVersaceのバッタものをイチゴが買い求めに来たことから始まる。 普通に生きていたら交わることのなかったロリータとヤンキーだが、筋の通った生き方をする桃子と、頭脳は弱いが正直で真っ直ぐなイチゴはお互いを認め合う仲に。 しかし桃子は決してイチゴを友達だとは認めない。 その答えを明確な言葉にしてイチゴがミコさんに言い放つシーンは爽快で、イチゴが周りを良く観察し、よく考えて生きていることが窺われる。 しかしお互いに信頼できる存在というのはこの上なく羨ましい。 桃子もイチゴもお互いのファッションを心の中で『ダサい』と感じていたり、桃子はイチゴを『オツムが弱い』と思っているのに、それを傷つく言葉で相手に伝えたりはしない。 それぞれを個として尊重し、距離感が絶妙に良い。 序盤、状況説明が長いと感じたが、イチゴが現れてからの2人のやり取りが面白くあっという間に読み進んだ。 桃子とイチゴの今後はどうなるだろう。 エネルギーいっぱいのちょっと変わった熱い友情物語。 爽快さと純粋さと若さを味わいたい時に。

    0
    投稿日: 2024.04.27
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    私もふりふりひらひらのお洋服を着る者です。ロリータとコメディって共存しうるんだ…!!こんなにかわいいのにこんなにウケる。

    0
    投稿日: 2023.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    趣味が正反対でも、思想が合わなくても、学校の偏差値が天と地ほど隔たっていても人間は「ダチ」になれる。サイコーですね。人間が友達になるのに必要なのは自分の生き方に筋を通すこと……そんな友達がいるなら、絶対離しちゃだめなんだと強く思いました。

    0
    投稿日: 2023.04.03
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    嶽本野ばらは、いつも気になる作家さんだ。 私自身はロリータファッションをする人でもなく若くもないけど、嶽本野ばらの作品からはロリータはただファッションではなく生き方そのものなのだ、ということがよく伝わってくる。 「スリーピングピル」、「シシリエンヌ」、「タイマ」と読んできて4冊目。 話のテンポもよく、夢中で読み進めてしまった。 他の作品も一通り読むつもり。

    4
    投稿日: 2022.12.05
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    ヤンキーとロリータの女の子の友情物語…と言ってしまうと陳腐な感じがするけど、全然そんなことない。ふたりの生き様がかっこよくてしびれました。そして友情がないと言いつつもお互いの胸の裡にはたしかに友情が在って、とても胸があたたかくなりました。友情っていう安っぽい言葉がないからこその絆みたいなものを感じました。ふたりが将来どうなるのか楽しみですね。

    1
    投稿日: 2022.08.28
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    いや、面白い。 若かりし頃がフラッシュバックする。 好きなものは、とことん極めるのがいい。 周りの目なんて気にしない。 今さらだけど、本作がヒットして、映画化され、その映画も話題になるのもうなずける。 そして、やっぱりこの2人の友情がいい。 うらやましいね。 映画みたくなったぞー!

    1
    投稿日: 2022.06.15
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    野ばらちゃん(今回はそう呼ばせてもらいます)の本はこれで12冊目。私の読書遍歴の中で、野ばらちゃんほど特異な位置にある作家は居ません(ちなみに私は乙女でもなければ女のコでもありません)。これには正直、自分でもよく分からないのですが、でも結果として、私は文庫本『ミシン』を初めて読んだ時から、Vivienne Westwoodなんて全く知らなかったのに、野ばらちゃんの小説に、そして野ばらちゃんの書く強い乙女たちに魅了されてきた男性読者の一人だったのです。そんなことを最近、『それいぬ』等の代表作を読むようになって強く感じます。 私話が長くなりましたが、本作『下妻物語』も『それいぬ』同様野ばらちゃんの代表作です。いよいよ野ばらちゃんが大好きになった今だからこそ読んでみました。 めちゃめちゃ良かったです。アカデミックでペダントリーな野ばらちゃん作品も大好きですが、今作みたいなギャグも、そして変わらない野ばらちゃんらしさも、すごく好きです。 ロリータに生きる竜ケ崎桃子ちゃんがロリータを語る序盤の段階で、「これぞ嶽本野ばらの描く乙女だ」「私が憧れ、自分に正直になろうと思わせてくれた乙女だ」と、早すぎる涙をほろと流したのはいい思い出です(笑)。どこか別の感想にも書きましたが、「我を貫く」ことがどれだけ勇気のいることか! 人は最後には結局1人で死んでいく。どんなに愛し合った後でも異なる夢寐に生きる。それなら自分が見つけ出した価値観を尊重せずしてなにになる! それで自分が排されるならそれでいい。一人でいい。人間じゃなくたって構わない! ……と、こう考えられる桃子ちゃんは本当にすごいなぁと、自分もそうなろうと……ウッ…… ロリータに生きることとは、超ワガママであることであり、アナーキーであることであり、パンクであることである! という思想は、『ミシン』から綿々と私の根底に備わっています。今作でそれを体現してくれたのが桃子ちゃんであり白百合イチゴちゃんでした。イチゴちゃんもとっても素直でバカだけどカッコいい子でした。高校デビューからの日々が意外と壮絶でしたが…。 ヤンキーもロリータも根底にあるのは同じ、自分を曲げないこと。それは本作の中にも様々なエピソードとなって現れています。桃子ちゃんはヤンキーを「ダサい」と言い、イチゴちゃんはロリータを「ヒラヒラ」だと言いますが、決してお互いの主義を否定することはなく、受け入れてくれます。イチゴちゃんが泣いても桃子ちゃんは言葉こそかけませんが、 イチゴちゃんが泣き終わったあとに「大人になったんだよ」と言ってくれるのです。だからこそ、このふたりがお互いに作用し合い、影響を受けあって、とうとう物語の最後の最後に「サイコーのダチ」となる瞬間は感動ものです。……それも、その辺に転がってそうな、甘ったるい「感動モノ」ではないのです。私は野ばらちゃんの作品が持つこういった側面…なんだろう、本当の物語というか、そういった感慨を含んだ小説をずっと求めてたんだと思います。だから、野ばらちゃんのお耽美な文体もも、ギャグも全部好きだし好きになりました。『下妻物語』は、決して簡単ではない感動を私に与えてくれたのです、本当に。 さて、ごちゃごちゃな感想だけどこのくらいにします。わたしは、自分を棄てたくなってしまった時、野ばらちゃんの本を読むことにしています。『下妻物語』も、今を生きる私にとってのバイブルと足り得る、とってもステキな作品でした。

    1
    投稿日: 2022.04.03
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    嶽本野ばらとの出会い 映画化してたけどそれは見ていなくて、お洋服に興味のある時期だったから余計に楽しく読めた ポップででもしっかり芯があるキャラクターが最高

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    映画を見て原作に興味を持った。エンドロールの途中で、「え、原作とかあんの。」って。 シンプルに面白い。映画よりも作者の色が濃く出ていて笑える。 割と初めの方にある「(頭の悪い人、少しだけ我慢してくださいね)」で、声出して笑った。 お馬鹿さんにロココは少し難しいですわね。 桃子(の中の人、野ばら先生)の強気な感性が光っていて好きな部分だ。 ヤンキーの才能がある桃子と、性根が真面目なイチゴ、この対比が堪らなく愛おしくて、好きで、大切で、もはや幸せにしたい。 桃子みたいに、ブレない自分の哲学を持ちたいなあ。 彼女の飄々とした生き方は憧れるものがある。 おちゃらけていて不真面目感満載で危険な気がする。 けどそれも悪くないのかな。とか思うのは既に影響を受けてしまっているのか?

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    投稿日: 2021.05.03
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    面白かった!桃子の世間に対して、冷めた落ち着いたような見解で、でも生きがいのロリータに関してはあついところ、すごく好き。人生の醍醐味ってそういうところだと思う。 いちごもとても好き。まっすぐで綺麗。 手を繋がない、2人だけど1人なれる、そんな友情が最高だった。お互いの大切なものを、理解出来ずとも、壊さずに隣にいられるって何より居心地のいいことなんだと思う。

    0
    投稿日: 2021.04.05
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    好きな事への道を真っ直ぐに進む2人がかっこいい。ボケで桃子が大好きなイチゴ、ツッコミで何だかんだイチゴを気にかけて最後にはデレる桃子、デコボコだけど仲良しな2人が可愛くてほっこり(*´꒳`*)ロリータ服と刺繍が好き&頭お花畑な貴族に憧れる桃子が発する、庶民的で冷静なツッコミが好きすぎるww思いっきり笑った後の爽やかな読後感が何度読んでも良い!一番好きな小説です。

    1
    投稿日: 2020.06.07
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    酸っぱいものじゃなく、甘いのだけで生きていきたいロココ精神を貫く桃子に憧れた。貸したものは返ってこなくても文句はない。だってそれって手放していいものなのだから。きゅーとでろっくで大好き。

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    投稿日: 2019.11.16
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    再読。何も考えずに楽しめる作品。 当時も映画を見てから読んだけど、そのイメージが明確に蘇ってきて純粋に読むことはできなかったけど、可愛くて明るくて楽しくて、ファンタジー溢れる物語。当時大好きだったロリータのお洋服・世界にキュンキュンしながら一気に読み終えた。芯の通った、己の欲望に忠実な姿勢は改めて憧れを感じて、この気持ちを忘れないようにしたいなーと思った。

    0
    投稿日: 2019.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    甘いフリフリで身を固めていても誰よりも毒っ気のある桃子と、ヤンキーだけど可愛いところのあるイチゴ。ミスマッチなのに筋が通る関係で、こんな青春送ってみたかったなと思える素敵な2人だった。 桃子のこざっぱりした人間関係と人生観が良かった。「好き」をあまり深く知りたくないところもよく分かる。 それにしても、縦ロールで特攻服ってカッコよくないか?

    0
    投稿日: 2019.01.13
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    映画を見て、すごくおもしろかったので原作を…と10年以上前に読んでからの再読。 映画と同じくらいおもしろい!!! 下妻でロココな生き方を貫こうとする桃子のシビアさ、それは筋の通ったブレない彼女の強さを感じてとても好き。 そしてヤンキーイチゴはまた義理堅くて、愛嬌のある頭の悪さでとても好き。 真逆なのに、だんだんと友情が芽生えてくる。 言いたいこと言いながら、お互いを尊重してる。 うん、好きとしか言えない。 桃子の一人称で語られるので、彼女の容赦ないツッコミや毒舌、お上品な物言いの中に隠しようのない生まれ育ちの環境ゆえの口汚い罵り…声出して笑いました。 なのに時折、桃子がイチゴを想う気持ちにほろり…。 とても良い作品でした。 大好きです。

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    投稿日: 2018.08.18
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    尼崎から下妻に引っ越してきた高校2年生の竜ヶ崎桃子は、ロリータ服を身に纏い、ロココの精神を持つが故に、孤高の暮らしを送っていた。とあることから、地元のヤンキー娘で同じく高校2年生の白百合イチゴと出逢う。まったく趣味の異なる二人だが、次第に打ち解けていく。 二人とも自分の在り方に対して純粋なところが良い。馴れ合わない桃子、自分が決めた筋を通すイチゴ、それぞれ譲れない線をお互いに尊重しつつも、少しづつ近づいてゆく。物語としてのクライマックスもさることながら、所々に仕込まれた笑わせどころが見事。読んでいる間とても楽しい気持ちだった。

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    投稿日: 2017.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画が面白かったので原作は?と思い読んでみた。 映画の方がよりエンターテイメント。 映画ぐらいオーバーな演出が似合う原作。 クライマックスに至っては完全に映画の勝ち。 桃子が刺繍に関して使う素材をあれこれ考えるシーンは出てくる単語はさっぱり分からないが、物を作る楽しさが溢れてきていてそこに共感。 おっさんでもあっさり読めました。

    0
    投稿日: 2017.02.11
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    図書館で。 書店ガールの主人公がこの本から本好きになったと書いてあったので借りてみました。タイトルは知ってたんですけど読んだことの無い作家さんだったので。そう言えば映画にもなったんだなぁと表紙を見て思いました。が。この表紙のロリータはあまり気合の入ってないロリータ服ではなかろうか、なんて思ったり。なんか寝巻みたい。あ、モモコさん風に言うとネグリジェとか言わないといけないのかもしれないけど。 それにしても彼女は洋服から信念とポリシーを発掘し洋服に自分の人生を合わせる形で生きるとか並大抵の人間ではないな。それこそ一本筋が通ってる。ロリータファッションは自分にとっての戦闘服だ、みたいに言ってる声優さんの話を聞いた気もしますがまあモモコさんもそんな感じなんだろうなぁ。世間に対して見える形で自分のポリシーを表明している。うん、カッコイイ。 モモコさんとイチゴさんがそれぞれ反対だったら良かったのにねぇという生い立ちや名前や特技持ちなのが中々愉快。(まぁでもロココな時代の貴婦人は博打に興じて過ごしていた方も多いそうなのでロココの神様はパチンコもお好きなのかもしれない。)彼女達は外見と主義こそ違えど立派な似た者同士だとは思う。おばあちゃんじゃないけど良いお友達ができてよかったねぇ、という所でしょうか。 軽い洒脱な文章なんだけれどもぎっちりみっちりと情報が詰まっているので読むのに多少時間がかかりました。作中のブランドは流石に創作なんだろうけどちょっと見てみたいな、なんて思いました。

    0
    投稿日: 2017.01.13
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    桃子とイチコ。このデコボココンビがなんとも愛おしい。 似た者同士、ではなく、正直に生きるもの同士、だからこその真っ直ぐな友情。 いつ読んでも元気が出る。

    0
    投稿日: 2016.03.24
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    P.137「おう、歩きなのに早かったな」を読んだ瞬間、自然と笑みがこぼれた。素晴らしい伏線。パチンコのこのシーン大好きすぎる。映画のイメージが強すぎて読まず嫌いだったけど、単なるギャグじゃない。全てに意味がある。大好き。

    0
    投稿日: 2015.08.04
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    私のとってはバイブルのような1冊。桃子の生きる姿に好きなものを貫く勇気をもらいました。でもやっぱり私は桃子にはなれないな。桃子のことをクラスメイトとして眺めていたいです。いちごとはお友達になりたい。

    0
    投稿日: 2015.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嶽本さんの作品、初読みです。 大爆笑でした!電車で思わず吹き出してしまった。 冒頭のロリータの解釈というか、歴史?からしてすでに描かれ方がギャグ! 正反対の性格、趣味趣向のイチゴと桃子。なんてったってヤンキーとロリータ…どこをどう見ても交わるところがひとつもないのに、なぜかお互いのことを認めるようになって… イチゴも桃子も自分の中に一本まっすぐ芯があるところがよいです。2人ともかっこいい! 思いっきり笑ったけれど、2人に芽生えた友情にほんのりと泣けて…まさに青春爆走ストーリー! (ほんとに原付で爆走するんだよ…笑) すごく元気をもらえました!映画も観てみたいです。

    3
    投稿日: 2015.03.30
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    おもしろい、、、!!! はなもげって! めちゃくちゃ笑わされたー。 桃子の自分を貫くロココな精神がとてもかっこいい。 「きっと好きなことをお仕事にしたら、やりたくないこともやらなければいけないし、自分が好きだったものの裏側を見てしまうから。そうするときっと、つまんない」 嶽本野ばら先生に共感できすぎて怖い。 野ばら先生は乙女心のカタマリなのかしらん? ヴィヴィアンウエストウッドのロッキンホースバレリーナは永遠の憧れですね。 いつか手に入れてみせますが! 「どんな反則技を使おうと、狙った獲物は手に入れなけなければなりません。 我慢は乙女の天敵です。 自分さえ幸せになればいいじゃん。」

    0
    投稿日: 2015.03.07
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    桃子もイチゴも、誰よりもまっすぐで、自分に正直で、読んでいて応援したくなった。 とても面白かったので、野ばらさんの別の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2014.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [ 内容 ] 四方八方田んばだらけの茨城県下妻。 そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。 見た目も趣味も全く違うこの二人。 わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて…。 ギャグぶっちぎり! 思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。 刺激的でエンターテイメント・センスがたっぷりなコマーシャルで知られるディレクター・中島哲也氏が惚れ込み、自ら監督を名乗り出た素敵な映画化原作。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

    0
    投稿日: 2014.11.22
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    茨城県下妻市というド田舎を舞台にしたロリータ少女、桃子の物語。家庭の都合で越してきた彼女はロリータ服を買うために偽物ブランド品を売る過程で、地元のヤンキーであるイチゴに出会い――。 桃子の毒舌が何とも痛快。単純に青春小説としても楽しめますが、下妻周辺の事情を良く知る人にとってはさらに楽しめる内容だと思います。

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    主人公たちがそれぞれ自分の道を突き進んでるところが爽快だった。 文体が面白いくて、サクサク読めた。 こういう面白い文を書く人好きだな

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    投稿日: 2014.07.27
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    文章も内容も軽めだけど、面白かった〜。 映画いまだに見てないのだけど、これ絶対映像で見た方が面白いよね。早く見よう。 下妻ジャスコは確かにバカみたいに広くてなんでもあるよね。

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    投稿日: 2013.11.04
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    オモロかったです。漫画みたいな内容ですが、こんなん大好きです。 自分はロリータファッションや刺繍の事を知らないのでどんな風になってるのか想像出来なかった点は辛かった。 刺繍の才能は要らんからパチンコの才能を少し分けてほしい。

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    投稿日: 2013.10.26
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    語り口のユーモアさと、「ヤンキーとロリータ」という相反する思想の間に生まれる友情に痺れる作品。こんなダチトモが欲しかった(;ω;)。

    1
    投稿日: 2013.08.02
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    ロココに生きるロリータ桃子によるロリータ精神、ロリータ服語りから物語は始まる。 ロリ服欲しさに、ブランド品のバッタもんをバッタもんとして売りさばこうとした結果、ゾッキーでバリバリ伝説なイチコ(イチゴ)と出逢う。 嶽本野ばらの恋愛の国のアリスを読んだが、ナル臭で胃もたれ。落ちぶれっぷりも知っていたので、下妻物語も映画の評判が良かっただけのものだとスルーしていた。 が、母から原作を勧められたので試しにと購入。色々と杞憂だった。一気に読んだ。 物語は桃子の語りで進む。が、この桃子、上品で甘くラブリーなロリータの精神を心掛けるものの、お育ちは良くない。時折化けの皮が剥がれているのが面白い。 ラストの、桃子が原チャで駆けつけるシーンが好き。ポリシーを曲げてでもイチコのところに行きたかったのだろう。 イチコは終始ブレなかった。 ヤンキーとロリータは似ているのだね。

    0
    投稿日: 2013.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画大好きだったのに今更原作読んだ。 映画だとイチゴはモデルを嫌がってたけど、ヒラヒラ着るのも悪い気分じゃない、と言ってたのが、リアルだなぁと思った。(可愛い~) 映画は映画の、原作は原作の面白さがありますね。

    0
    投稿日: 2013.06.04
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    映画も良かった! 田舎?に住む共通点が一つもない2人の女の子話。 冷めた性格の桃子がだんだんとイチゴと仲良くなり、こんなカタチの女の友情もあるんだなあと素直に感動。 文章もサクサク読めるし、たまに入るギャグも思わずくすっと笑えるもので気軽に読める。

    0
    投稿日: 2013.05.06
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    以前、著者の『ロリヰタ。』をぱらぱらとめくって、なんだかついていけなさそうなきつさを感じて以来、なんとなく敬遠していた彼の著書。 ただこの映画がとても面白かったので、原作も読んでみました。 読まず嫌いだったのか、思っていたよりも素直でなじみやすい文章。 ストーリーを知っていることもありますが、すらすらと読んでいけます。 映画では、バッタもんのヴェルサーチの話が出るたびに、「ピー」と伏せ音がかぶせられて、サイレンのようにピーピー鳴っていましたが、原作ではそのはばかりもなく、堂々とブランド名が出ていました。 原作を忠実に映像化した作品だということがよくわかります。 セリフもほぼ同じではないかと思われます。 映画には写しきれなかった点は、ロリータファッションを熱く語るシーン。 とことん詳しく、細部に至るまでのこってりしたロリータ賛辞が続きます。 著者がよほど資料を集めたか、本人自身が熱狂的なファンでない限りは、ここまで微細を丁寧に書き連ねることはできないでしょう。 乙女乙女、ピンクピンクした、ふわふわの物語かと思いきや、そうではないところがこの物話の魅力。 主役の桃子は、ロリータ服を着てはいても、その生きざまはとてもしっかりして、誰よりもカッコイイのです。 また、所々で著者のオジサン的な側面が垣間見られるのも、楽しく笑えます。 例えば「私の心を打ちぬいた憎いあんちくしょう、オレンジ色の憎い奴(それは夕刊フジでしょ、と、うら若き乙女には解らぬであろう、オジサマ向けのギャグも織り込んでみました)」「限りなく透明に近いおバカさん」「ハッパフミフミー!」など。 桃子が、乙女脳に陥っていない、年齢不詳のオールラウンダーに思えてきます。 登場人物はみんなキャラの濃い人ばかりですが、男性はどうも女性陣の影に隠れてしまっています。 桃子、イチゴと、目を奪われるのは女性ばかり。 中でもハンサムウーマンは、桃子のお婆さん。 恐らくは彼女も、年を取ったらああなるんだろうと思わせる男ぶりときっぷの良さに、惚れ惚れしました。 「女には負け戦だと解っていても参戦しなけりゃならない時があるからね」という決めゼリフを、おばあさんとイチゴが言いますが、それはハーロックのセリフのもじり・・・とわかった時点で、倍楽しくなるものです。 見た目と正反対の、カッコイイ桃子と可憐なイチゴ。 女の友情だって、デコボコだけれど一生もの、と強くうなずける、元気になるストーリーです。 著者の作品への苦手意識が消えて、ほかの著作も読んでみようと思うようになりました。

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    投稿日: 2013.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直映画がすごく面白かったので原作はどんな感じなのかドキドキしながら読み始めたのですが、最初のロリータについて読むのが辛かったです。でもイチコが出て来てからはスラスラ楽しく読みました! 映画のその後を書いた方も楽しく読めるといいなぁ

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    投稿日: 2012.10.06
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    これは平成の「土」(長塚節)じゃんか!とおもわせる 茨城のちょっと田舎のものがたり けっこう笑えるし、 ほんとにそう!(近くの古河にすんでます)と言えることが 次々と出てくる まだまだばりばりの茨城が下妻にはある そう思いました!

    0
    投稿日: 2012.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    茨城県下妻に田んぼに囲まれた家に住む、ロココ好きロリータ少女・桃子。大好きなフリフリの洋服を買う資金を集める為にはじめた個人販売で、近所に住むバリバリ時代遅れヤンキー少女・イチコ(本当はいちご)と出会う。 趣味も性格もまったく違う二人だが、おかしな利害関係も生まれつるんでいくうちに、お互いを知り、やがておかしな友情が芽生えてゆく。 映画にもなってコメディとは聞いていましたが、 青春友情ものだったとは! 大変面白うございました。

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    投稿日: 2012.07.10
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    面白かった!! こういう青春小説って好きvv 映画も観たけど、配役が秀逸ですねvv 面白かったです。 桃子好きです(笑)

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    投稿日: 2012.06.27
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    実は原作読んで無かった。 内容は野ばらっぽくない、ひたすらコメディ。 洋服のディテールが楽しみで読んでるから満足。刺繍したい。

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    投稿日: 2012.06.13
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    ロリータ服に傾倒していた頃はまさにバイブルでした。 とは言え他作品の方が耽美が強調されていて面白い。 映画化にものすごく恵まれた作品。

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    投稿日: 2012.05.23
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    少し前に映画化されて話題にもなった 「下妻物語」の原作である。 ノベライズなどではなく、小説が原作である。 洋服のブランド名だけに頼らず、 洋服の美しさやディティールを見事に文章におとしている。 人物描写よりも洋服などのものに対する描写が特に美しいため、 読み手の想像力のいい部分に働きかける。 人物の描写をあまりとりいれないことで、洋服をひきたてている。 ブランドのイメージをまったく崩すことがない。 計算されている文章というよりかは 洋服や美しいものに対する愛がはげしい。

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    投稿日: 2012.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012 1/16読了。WonderGooで購入(古書)。 200円以下の本半額セール時につい買ってしまった本(75円)。 以前から読みたくはあったのだけど、なかなか機会が・・・。 高校の途中で下妻に越してきたロリータ服好き・・・というか心もロココを目指す少女と、地元育ちの高校デビューなレディースが、VERSACEのバッタモンの販売が縁で知り合い、服も趣味も全然あわないのにお互い尊重しつつ仲良くなり・・・。 荒唐無稽とかご都合主義とかどうでもよくなるコメディ。 はっきりとした章分けがないせいもあってか、物語が一息に続いている感じで、読みだすとすっと読みきれてしまう感じ。 下妻が馬鹿にされすぎなのは、ぶっちゃけ事実なので仕方あるまい。

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    投稿日: 2012.01.16
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    面白くって一気に読みました! 個性のまったく違うふたりだけど、貫く信念は実は一緒。 「コイツおかしい…」と思いながらもお互いを認めあって、独りと独りで友情を深めていく過程がとてもよかったです。

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    投稿日: 2012.01.07
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    何これヤバい、面白すぎる。アホらしいけど、何この魅力。一途な思いと友情にキュン×2!ローカルネタがなにより一番光っている。まぶしい2人のように、そんな風に生きられるのが一番幸せなこと。

    3
    投稿日: 2011.09.30
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    ロリータとヤンキーのありえそうでありえない友情物語がすごく面白い。最後まで破天荒な展開に爆笑。 映画もかなりオススメ。ちなみに監督は中島哲也。 嶽本野ばらの小説は最初は少しくせがあるかもしれないけど、はまったら全部楽しんで読めると思う。個人的に好きな作家の一人でもある。 vivienne westwoodやsex pistolsが話の中によくでてくる。

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    投稿日: 2011.09.28
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    私はヤンキーでもロリータでもないんだけど、 なぜか両方とも共感できてしまった。 映画版と文庫両方見るのがおすすめ!

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    投稿日: 2011.09.21
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    借りて読んでみた。 自分からは絶対に手に取らないタイプの本だけど、 いい意味で期待を裏切られた。完全に。 とっても面白い。 ヤンキーとロリータ。 見た目も考え方も全く違った二人が繰り広げるコメディ(?)。 二人がそれぞれ自分の芯をきちんと持ちつつ、 お互いのスタンスも認めあうという生き方に憧れた共感。 著者の文体・ユーモアもグー。 特に、「心配無●」の部分は大爆笑! 詳細は本書で。

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    投稿日: 2011.08.21
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    下妻の片田舎を舞台に、ロリータの桃子とヤンキーのイチゴが繰り広げる痛快コメディー。 面白くて、一気に読みました!ギャグの中にも耽美を忘れない文章には萌えました♪ロココ文化のくんだりが史学科にはたまりませんwディドロを「日本でいう金田一京助かしら・・・」ってのにハゲワロタww 他の野ばら作品の病みっぷりが苦手な人も気軽に読めます(私は病んでる作品大好きだけど・・・)

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    投稿日: 2011.08.07
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    かなり歪んだ性格の桃子と有り得ないだろ!ってくらいに馬鹿なイチゴのやり取りがとてもコミカルで面白い。脇役たちもそれぞれ個性的で面白かった。

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    投稿日: 2011.07.08
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    映画を観てから、 原作を読んだ。 当時中学生の時の自分は、 この文字量と、縦書きの中にたまに出てくる 英語表記(ほとんどがブランド名)に、苦戦しながらも 読んだ記憶がある。 ロリータ服のフリルとかのディティールの細か描写とか、 桃子の刺繍をしてる時の描写を 読むのがすごく楽しかった。 今のフリルとかギャザー好きには これも関係してるのかも。

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    投稿日: 2011.07.06
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    茨城に住む私としてはうれしいが、そんなにヤンキー多くないから〜と思う。ともあれ、友情あり涙ありの、自分の信念をつきとおすことの大切さを思い出させられる本です。

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    投稿日: 2011.06.12
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    以前友人から「茨城にはヤンキーが多い」と聞いていた。 地方出身者のため「多い」の意味があまりぴんときていなかったが、この作品を読んで納得した。 勿論小説世界だから大幅に誇張はあるだろうし、この世界をそのまま現実だとは思わない。 ただ、一般的に関東人が抱く「茨城」へのイメージはこういうものだということなんだろう。 甘くて乙女なデザインのゴシックロリータに身を包みながら、とても醒めた意識を持っている「桃子」。 一方、バリバリのヤンキーで情に篤く、どこか夢見がちなところもある「イチコ」。 普通に考えれば接点がなさそうな二人の少女のやりとりが微笑ましい。 桃子の的確なツッコミに思わず噴出しながらすらすら読み終えた。 映画化されていたのは知っていたが、そちらの評判もいいらしいので見てみたい。

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    投稿日: 2011.05.18
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    乙女心とは何かについて。ヨソから見たら喜劇あるいは悲劇でも、本人が存在=プライドをかけて貫き通せば美劇になる。

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    投稿日: 2011.05.08
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    作品との出会いは映画。一瞬で虜になりました。桃子のような女性になりたいです。イチゴもとってもキュート。作中、お洋服が大切に扱われているのも流石野ばらちゃん、です。

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    投稿日: 2011.05.04
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    おもしろかった! 下妻は映画みたんだけどなぜか途中までしか見てなくて 映画の時点で友達とげらげら笑って読みたかったんだよ~ ロリータの桃子ちゃん(桃子ちゃんってかわいい名前だと思うんだけどな~そんなヤンキーネームなの?)とヤンキーのイチゴちゃんの組み合わせがとってもかわいい! 桃子ちゃんの考えることがいちいち面白くて突っ込みのセンスありすぎだと思う笑 ロリータファッションはかわいいけど着たくはないな~ 下妻っていう田舎じゃそりゃ目立つだろうね

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    投稿日: 2011.04.21
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    映画で観たので、話のスジはわかっていたものの何となく読んでみた。 原作も面白いっす。しかし登場人物は深田恭子と土屋アンナが脳内で動き出し、本読んでるというより、脳内動画再生みたいなかんじになってしまった。読んだ後、再度映画を見直してしまった。こっちも面白い。

    0
    投稿日: 2011.03.28
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    笑った。 下妻が舞台になるなんてね。映画も面白い! 併せて『いばらぎじゃなくていばらき』を読んだら、物語のイメージがより現実的になるかも。

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    投稿日: 2011.02.24
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    イマゴロ!!!??? ですが、読みました。 野ばらさん。。。好きなんですよね、結構。 「ロリヰタ。」以来でしたが、相変わらずの美意識の高さ。 あぁ、これ、フカキョンが演じたのかぁ。さぞかし似合っていただろうなあ。 自分の好み・スタイルを貫く強さもいい。 友情話もいい。 決して恵まれた環境にいない二人の若い女子が自分で自分の人生切り開いていくとこもいい!! ううーん。読めてよかった。

    0
    投稿日: 2010.12.07
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    『人は最後は一人なんだよ。  徹夜で語り合って、  手を絡いで抱き合って眠っても、  違う夢を見るんだよ。  だからこそ、  人は人に影響を受けたり、  人を大切に思ったり、  その人間の生き様を尊重出来るんじゃねーのか。』 このセリフだけで、もうおなかいっぱい 自分は結局ひとりぼっちなんだ、とか やっぱり私は誰かの支えなしに生きられない、とか 日々コロコロ変わる矛盾したような想いは、 実は一続きのもので、 だからこそ人を嫌いになったりするけど、やっぱり最後は好きだなぁと思ったりするわけなんです

    1
    投稿日: 2010.11.25
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    はじめはbabyと土屋アンナちゃんと深キョンが好きで映画観た。面白すぎて小説も買ったら野ばらさんにもハマった♡

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    投稿日: 2010.11.17
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     映画化されている筈だけど映画は見ていません。  有名だし、オススメされることもあるので、あらすじを知っているのに、面白いというのは、ものすごいことだ。  一人称のはずなのにツッコミ多すぎるとか、文体の乱れが気になるとか、ロリータタマシイにゆらぎありすぎだろとか、みんなの喋る文体がおかしいとか、いろいろと突っ込みどころはあるんだけど、著者が、このテンションでこのような分かりやすい話を面白く書き続けられるのは凄い。  気軽に読めて面白い。いまさらだけどオススメ。  関係ないけど、きっと映画も面白いんだろうな。  でもこの小説を読みながら想像した桃子とイチゴには叶わないんだろうなと思う。  いつか画:矢沢あいで、漫画読んでみたいなぁ。

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    投稿日: 2010.09.29
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    ヤンキーでもロリータでも、自分がこれだ!と思うものに出会って、それにとことん没頭できるってかっこいい。続編も読みたいな。

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    投稿日: 2010.09.07
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    嶽本さん作品で一番好き(そんなに沢山読んでないけど) イチゴと桃子のやりとりがかっわいいし、 そろぞれのこだわりがハンパ無くて惹かれる

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    投稿日: 2010.08.08
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    笑えました。 少女漫画チックで面白い。 ロリータとヤンキー、普通とはちょっと違った外見、性格だけど、妙に息があってます。 ロリータな格好で、かわいくて、カッコイイです。 自分に芯がある人っていいですね。

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    投稿日: 2010.08.07
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    尼崎も下妻と同じくらいに馬鹿にされましたね。 下妻も尼崎も、ど田舎ということで描かれているんだけれども、 それは、東京(ないし大阪神戸)の圏内にあるど田舎、 であって、都心から近いのに、こんなに田舎で、文化的にタイムラグがあって、というおかしさなんです。 これが、たとえば、東北の山奥には、下妻なんぞよりも遥かに果てしなく田んぼが広がっているけど、多分この物語は成立しないでしょう。 そのへんの、典型的な「茨城の田舎者」の本質をちゃんと掴んでる辺りがすごいですね。 <追補> その後、下妻も着実に進化。 電車で都内まで2時間半だったのが、今ではTXの開業により1時間強まで短縮。 「何でも売ってる」スーパジャスコは、イオンのショッピングモールに。 それでも、やっぱり本質は変わってないですが。

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    投稿日: 2010.08.06
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    嶽本さんぽくない感じのお話。これ読んでから他の読むと「えー」ってなるよ。友情物。ハッピーエンドで終わるからこの話は好き。

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    投稿日: 2010.07.30
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    登場人物はふたりとも稚拙なように思わせておいて、ふたりともが大事なことをわかってる。ふたりがいとおしいです

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    投稿日: 2010.06.23
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     深田恭子さんと土屋アンナさん主演で映画化された小説です。  東京から遙か2時間以上もかかるド田舎の下妻を舞台に繰り広げられる、青春と友情物語。(笑)  きちんとしたストーリーは、他の方にお任せするとして(笑)ディティールが非常に細かいです。茨城県民にはたまらないです。  125(ここはワンツーファイブと読んでもらいたい)を爆走とか下妻ジャスコとか貴族の森とか、常総線の気動車とか、次々繰り出される茨城テイストがぐぅです。  それから、嶽本さんのロリータ愛も感じます。イチゴ言うところのベビースターラーメン、もといBABY,THE STARS SHINE BRIGHTの服に対する描写の細かさは本当にすごい。それを着こなす桃子の描写もすごい。  茨城県民なら一度読んでみるが吉。ついでに映画も見ると尚良し。

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    投稿日: 2010.06.22
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    映画を見てから買ったのですが、「負ける気がしねぇ」とかの名台詞めじろおし!百合じゃなくて熱い友情ギャグだとおもう。

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    投稿日: 2010.06.01
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    ヤンキーちゃんとロリータちゃん。 この2人は一見全くの正反対の人間に見えるが、自分の信念を貫き通す部分は、固く一致しているのある。 イチゴと桃子のちょっとおバカな青春友情物語。 的外れな発言ばかりするイチゴと、それに冷静につっこみを入れる桃子、この2人の描写に思わず噴き出すことも多々あった。 すっきりと爽やかな気分にさせてくれる1冊。

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    投稿日: 2010.05.31
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    茨城県の下妻で巻き起こる 明らかに浮きまくりなロリータちゃん・桃子と ツっこみどころが多すぎなヤンキーちゃん・いちごの 痛快な友情物語。 お馬鹿すぎる登場人物たちの織りなす愉快すぎるストーリー。 インパクトのある独特の文章。 作者の趣味全っ開な感じがたまらなくおもしろい。 電車の中とかで読むと絶対にやけちゃうので注意です。笑 映画はまだ見ていないけれど、キャスティングを見て納得。 頭の中で映像を想像しながら読むとより楽しめるはず!

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    投稿日: 2010.05.11
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    こりゃ笑える。茨城出身なので余計に笑える。 牛久大仏を神聖化し過ぎだけどw やっぱりラストシーンがグッと来る。 いい加減のようで筋の通った桃子はかっこいい。 カッコつけてても見た目だけじゃないイチコもかっこいい。 でも原チャリで下妻から牛久大仏までは行けないわ~

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    投稿日: 2010.04.05
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    大好き!イチゴと桃子のひたむきなまっすぐさがいとおしい。刺繡はともかく、野ばらさんがヤンキー文化にも詳しいとはなんという奥深さ(笑)笑って泣けるパーフェクトな青春小説。

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    投稿日: 2010.03.18
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    以前にも1回読んでたんですけど、その時は映画を見た直後で「映画の原作を読む」という視点だったんで、今回は改めて野ばら作品という視点で。 典型的な、違う者同士だからこそわかり合える(ガシッ!)というガール・ミーツ・ガールもの。性根は腐ってるけど自分の筋だけは通すロリータちゃんがとにかく痛快で。 ストーリー的にも山あり谷あり、娯楽性バツグンで、やっぱりこういう風に「面白い」に振り切って手を尽くした作品の方が好きです。

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    投稿日: 2010.03.12
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    読んでいるとき、すごく心の奥がうきうきするような気がします。 桃子のロココな精神にはとっても尊敬するし、イチゴのどこまでも爆走する純情なココロにじんわりとくるものがあります~。 読み終わった直後は、なんだか爽快な気分です。

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    投稿日: 2010.03.10
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    タイプがまるで違うロリータとヤンキー。この二人が仲良くなるまでの話。この本では、ふわふわしていて何を考えているかわからない、何も考えていないロリータといつもとげとげしていて誰にも心を開かないヤンキーの漫才のようなやりとりが面白かった。

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    投稿日: 2010.02.01
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    茨城県下妻に住みロリータファッションの桃子がヤンキーのイチゴに出会い数々の騒動に巻きもまれながらも、強力ないきざまを貫く話。

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    投稿日: 2010.02.01
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    2007.04.18 読み始めたら面白くて、一気に読んでしまった。 ちなみに下妻は、我が故郷からは遠く離れておりますが、同じ茨城県内の市であります(うちは町だけどさ)。 で。 読み終えて、「随分下妻をデフォルメして書いてあったなー、あはは」と思って、ぱたんと本を閉じようとしたときに目に飛び込んできた奥付。 「しもつまものがたり……?」 ボクこの本を読み終えた昨日まで30年間、ずっとずっと「しもづま」だと思ってたよ!!! あああ悲しいかな茨城人……すぐに濁点つけたがる…… しもつまの皆さんごめんなさい。

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    投稿日: 2010.01.31
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    この話は、田舎でヤンキーとロリータの二人が友情関係を築いていく話。 このありえないようなところがとても面白かったです。最後まで飽きずに読み切れた。

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    投稿日: 2010.01.30
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    すごく気になっていて最近読んだ。とても面白かった まったくタイプの違う2人なのになかよく物語がすすんでいって、どうなるんだろうと気になってしまい、あっという間に読み終わってしまった

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    投稿日: 2010.01.30
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    映画と原作の多少の違いは生じていますが、とにかくどっちもぶっちぎりの面白さだし、でもどきどきとたまにせつなさを憶える話だなた思いました。

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    投稿日: 2010.01.29
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    映画で見て、とても楽しくて本も読んでみました。 見た目も趣味もまったく違うふたりの間に段々と深い友情が芽生えてくるところが、とても感動しました。 桃子のほんわかとした性格で、イチコも段々と性格が丸くなってきて、ふたりは一緒にいればいるほどお互い成長できて、一緒にいてふたり過ごす日々がとても楽しそうで、とても良い関係だなと思いました。 笑えて感動する、青春ストーリーです。

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    投稿日: 2010.01.26
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    絶対に気が合わないだろうと思うヤンキーとロリータが心を通わせていく物語。 よくわからなかったが面白い本だった。

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    投稿日: 2010.01.18
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    ヤンキーとロリータがお互いをいろんなことから 助け合っていくという友情物語です。 正反対の2人がいろんな場面で協力していきます。 2人の生活は全く違うのに仲良くなっていくのが、 不思議だし読んでいてとても楽しかったです。 自分は、ヤンキーにもロリータにも今のところは ならないと思っているので、自分の知らない世界が 読んでいて知れて良かったと思いました。 ヤンキーやロリータの服装って派手で凄いと思った。 自分は絶対に着ることができないです。

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    投稿日: 2010.01.14
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    田舎に住んでいるロリータちゃんとヤンキー少女が出会い、見た目も趣味も違う2人。 わかり合えるはずがないのに2人にはいつの間にか友情が芽生えると言うお話で、本当に面白かったです。最初は全くお互いが友達として意識していないのに、最後ヤンキーちゃんが危険な時にロリータちゃんが助けに行く所はほんとに感動しました。やっぱり人間は見た目などで判断してはいけないとあらためて感じたし、友情って素晴らしいと思わせてくれる作品でした。

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    投稿日: 2010.01.14
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    はじめて自分で買った小説。まだ小学生だったから文章が難しかった。 いちごが好き!恋してたエピソードは泣いてしまった。

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    投稿日: 2009.12.13
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    あぁ、なんてふわふわな世界! 嶽本野ばらさんの作品に足を踏み入れるきっかけはこの作品でした。 ふわふわなのに自分の芯をしっかりと持っている桃子は、私の憧れです。

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    投稿日: 2009.12.06
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    ~真のロリータはロココな精神を宿し、ロココな生活をしなければなりません~(冒頭引用) 一言で言えば、この文章が物語のテーマ…かな? ロココって何ぞや?と思った方も多いはず…説明は面倒なので… それは、この小説を読んで確認して見てください。 深田恭子さん・土屋アンナさん出演の映画公開で、ご存知の方も多いはず。 この物語の舞台は「茨城県・下妻」 私も茨城出身…下妻も多少は知ってます^^;確かに田舎ではあったのですが…現在はどうでしょうね? 趣味も性格も全く異なる女子高生2人の友情物語ですが、単なる友情と簡単には片付けられない! 真のロリータ・桃子(見た目はロリータ、頭は良いが冷めた利己主義派…つっこみ担当) 真のヤンキー・イチゴ(見た目はヤンキー、頭はかなりのおバカだが懐の熱い義理人情派…ボケ担当、いや天然担当?) 2人ともお互いがお互いを認め合っている…ジャレあって馴れ合った関係ではないのだ。 とは言っても、桃子は桃子なりに、イチゴはイチゴなりに付き合っているだけですが… 誰しもが、1人は不安で寂しいから、怖いから、隣に誰かいて欲しいと思ってしまう。 だから、ジャレあって馴れ合って安心して… けれど、そうやって流されて自分を見失って本当に良いの? 「人は最後は1人なんだよ。徹夜で語り合って、手をつないで抱き合って眠っても、違う夢を見るんだよ。だからこそ、人は人に影響を受けたり、人を大切に思ったり、その人間の生き様を尊重出来るんじゃねーのか。」 (イチゴのセリフ・下妻物語から引用) 桃子は決して周りに流されず、「自分」を確立してきた。ずっと1人で立ってきた。きっと、これからもそう…「自分は自分なんだよ」と。冒頭の言葉にあるように… そんな桃子を理解出来た時、イチゴが暴走族の仲間に行った言葉に私は、グッときちゃいました。 でも、内容は笑える小説です(笑) 代官山にイチゴはヤンキースタイル(さらしに特攻服・ニッカポッカのボトムに靴は雪駄) それに対し、桃子は完璧なロリータファッション… イチゴの特攻服の背中の文字「御意見無様」ときた… 「無用(ムヨウ)」じゃないの!「無様(ブザマ)」なの!(爆笑) その一文字でマヌケになる。しかも本人気づかず… 「お前(桃子)さえ、気付かなけりゃ、丸く収まってたのによ」って…そういう問題じゃない。 とにかく、ありとあらゆるところに笑えるシーンがてんこ盛り! 最後にもう1つ、印象に残ったセリフを… 小学生の桃子が母親に言ったセリフですが、これを小学生で言っちゃう桃子って一体何者なんでしょう?(笑) 「大切なものを見つけたら、それを絶対に手放さない、守り抜く、 たとえ他の大きなものを失うことになろうと。 だって、本当に大切なものに巡り合えずに死んでいく人だって沢山いるんだからね。 甘えてちゃ、駄目だよ。」 …肝に銘じます(苦笑)

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    投稿日: 2009.12.05
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    ローリータとヤンキーといった全く真逆の2人が友達になるところはとても楽しかったです。友達の大切さや、思いやりをとても感じられた作品でした。最後まで飽きずに読み切れました。面白いシーンが多々あり、楽しい気持ちになれました。こんな友達がほしいなと思いました。

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    投稿日: 2009.11.24
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    内容 四方八方田んばだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて…。ギャグぶっちぎり!思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。刺激的でエンターテイメント・センスがたっぷりなコマーシャルで知られるディレクター・中島哲也氏が惚れ込み、自ら監督を名乗り出た素敵な映画化原作。 感想 ヤンキーとロリータの異色のコラボがすごくおもしろかった! イチゴは仲間意識の高いいい子だと思った。 桃子、イチゴとも映画での配役がとてもぴったりだった。

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    投稿日: 2009.11.17
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    人を選びそうな表紙ですけど、内容は誰が読んでも楽しめるコメディだと思います。電車で読むときは、吹き出しすぎないように注意!

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    投稿日: 2009.10.26