
総合評価
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powered by ブクログミステリーもののドラマを あまりやってない頃、 「ミステリーを読めるようになりたいなぁ」と購入し、ハマった最初の本です。 最近、この小説によく似たドラマ?映画?YouTube?(それすら忘れた)を見て、久しぶりに思い出しました。
0投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログテンポの良さと町の風景描写でハードボイルド物としてまず一級なうえに、本作はトリックが秀逸。ミソは読み進めていくうちに、なんとなく読者は犯人らしき人物に予測がつくように書かれていること。なんだが、どうしてもひっかかる事実がある。それが分かった時に、トリックの意図が想像していたものと異なったものとして立ち現れる。その鮮やかさが醍醐味。
0投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログ黒川博行初期作品集シリーズの一角。解説にもあるが、著者作ではかなり異色。 犯人・捜査・過去の三視点を五月雨に綴っていくスタイルは、スピーディな展開と合間って、読み込んでしまう。 そんな完成度の高いスリリングな犯罪小説でありながら、相当に斬新なトリックがはさまれているのだが、個人的にはこれがマイナスに働いた。 前者の魅力だけで充分よい作品であるのに、それだけで短中編が書けるようなネタを入れているのは、なんとも勿体ない。 しかしながら、初期作品をいくら読んでも、なんとも安定しているのがすごい。 3+
0投稿日: 2016.03.14スリリング
「切断」というタイトルの通り、人体切断がキーとなっている。 そのキーを殺害手段と動機に絡める手法が巧みなうえ、ミステリ、サスペンス、ホラーの要素が次々と展開される。 一気に読めること請け合いのスリリングな作品。 ただし、トリックが単純なため序盤で容易く解けてしまう。 本格好きな人には薦められない。
1投稿日: 2015.03.30
powered by ブクログ冒頭から気持ち悪い。残酷かつ猟奇的殺人。そして「彼」という殺人犯が誰なのか気になる。もしかして、いやそんな筈無い、という気持ちで読み進めて行く。切断という題名の重さ、単行本とは変えたというラストも興味深い。
0投稿日: 2014.07.29
powered by ブクログリーダビリティはあり、ガンガン読んだ。でも、人物の描写はいまいち。沢木や沢木の妹、大切なメインキャラなのに、説明なさすぎ。 この人は始めて読んだけど、ああ、人物描写はこの程度なのかな?と思った。トリックは読めたけど、まあ、楽しめた
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ入院中のヤクザ水谷が病室で惨殺された。 遺体の耳は切断され、代わりに切断された小指が入っており、 切断面に生活反応がないことから 死後切断されたものと判断された。 そしてその小指は水谷のものではなかったため、 少なくとも2名の死亡に同一犯が関わっているものとされる。 一体、水谷及び小指の持ち主は何者で過去何があったのか? 現在の捜査と過去の因縁が交互に語られ 謎が明らかになる…という作品。 タイトルの『切断』が重要なキーワードというか なぜ切断したのかがどんでんの肝でそこはなるほど!すごい!んだが それ以外の要素についてはそこまで引き込まれなかった…。 Amazonレビューだとすごく良作なのだが 登場人物の誰にも共感できず。 ちなみに舞台は大阪なので全編大阪弁でまったり~ なところはよろしかったです。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログ第2の被害者水谷は、第1の被害者沢木の小指を耳の穴に差しこまれて殺されていた。第3の被害者篠原は、第2の被害者水谷の耳を口にくわえて殺されていた。そして第4の被害者となる赤峰は、第3の被害者篠原の舌を…… このリレー式の猟奇的連続殺人事件に色めき立つ警察。被害者同士にどんなつながりがあるのか?登場人物の誰が犯人か?犯行の動機は何なのか? 「彼」で語られる犯人の視点と、大阪府警捜査一課・海部班の久松を中心とする刑事たちの視点、さらに過去と現在の時間軸、これらが章を分けることなく入り混じりながら進む物語の果てに読者が見るものとは…… 東野圭吾がその自叙伝の中で絶賛した本書は、彼が容疑者Xの献身や白夜行を書く際の手本にしたのかとさえ思えるほど。 文体の切れ味は鋭く、ムダがない。特に犯人が殺害を犯す描写は、息を呑む。 他者の体は切断しておきながら、自身の体は、ある人物との血や肉や細胞を断ちがたく切れない。夜の底でほどかれる二つの心が甘やかに月光の声と重なる時、読者の朝は終わり、「彼」の華は悪と咲き始める。それは同時に、読み手の共感を「彼」から切断する書き手・黒川博行のねらいなのだ。
0投稿日: 2010.12.18
powered by ブクログ黒川博行さんの警察小説。でも、今まで読んだものと少し毛色が違っていました。 私が今まで読んだのは、「2度のお別れ」「雨に殺せば」「八号古墳に消えて」「絵が殺した」などなど。殺人トリックも素晴らしいのだろうけれど、私が黒川さんの小説で面白いと思っていたのは、登場する刑事たちの関西弁による軽快で味のある会話とキャラクタでした。 その系列の警察小説だと思って読んだら、この小説は違う。今まではあまり記述されなかった犯人側の視点や、時系列をさかのぼった出来事と、現在の犯人や被害者視点での出来事と、刑事たちの捜査の物語が交互にすすんでいく。いままでとは違って、刑事たちは、むしろ脇役。 今まで私が読んだの黒川博行さんの作品とはずいぶん違う作風だけれど、どんどん物語に引き込まれていく面白い作品でした。犯人は最後のほうまで明かされず「彼」と記述されるのですが、途中から誰もが犯人の正体に気がつく。それを確かめたい、そしてどうしてこの物語につながっていくのか確かめたい、と、あっという間に読み終えました。 解説を読んでみると、この作品から少しずつハードボイルドな犯罪小説に移行した作品を発表しているとか。そちらの系統も読んでみようと思わせた作品。
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。現在と過去を上手に織り込ませ、最後までページをめくる勢いが止まらなかった。関西弁のボヤキもいつものことながら絶妙。犯人は途中で予想できるものであったが、だからこそか次の展開を読まずにはいられない。ラストも満足。
0投稿日: 2010.02.23
powered by ブクログ無駄のない筆致で、ぐいぐい読ませる。 淡々と作業を進める犯人の描写に引き込まれます。これまでの作品と違って娯楽色は弱い。 ラストを単行本と書き換えているらしいが、この文庫版の終わりの方がすっきりとしていてベター。
0投稿日: 2009.03.28
powered by ブクログ相変わらずうまいストーリー展開だけど、この人への期待度からすると、ちょいと点が辛くなる。相変わらずガラも悪いし^^;
0投稿日: 2008.07.16
powered by ブクログ犯人が半分ほど読まないと見えてこず、 次々と殺人が起こっていく様が、よかったです。 ただ、(´-ω-`)ンー 近親相姦はチョット嫌悪感があります。 府警の捜査員の活躍の場があんまりない。
0投稿日: 2008.04.10
powered by ブクログ<07/1/2読了>◆物語の構成はちょっと複雑で、犯人の視点で犯行の状況を描く「犯罪小説(倒叙ミステリとも言えます)」のパート、大阪府警の視点で捜査の状況を描く「警察小説」のパート、この二つより過去の時点(事件の発端部?)を描く「ハードボイルド」のパートからなります。 大変欲張った趣向ですが、そこが面白くもあり、またこの作品の弱点にもなっているように思います。◆それぞれのパートは緊迫感を持って描かれており一定の水準を保っていますが、3つのパートに分散した分それぞれについて物語の厚みが不足していることは否めません。◆また、ハードボイルドを意識した分描写はリアルなのですが、そのために"本格ミステリ"っぽいトリックがちょっと浮いています。 また、こうした構成にしたこともあって、トリックや犯人は容易に想像がついてしまいます。私的にはその点も物足りなく感じられました。
0投稿日: 2007.01.12
powered by ブクログハードボイルドと警察小説の並行。そしてちょいと本格の味付けも。 本格のトリックについては最初にわかってしまったのでちょっと残念だけど、それでもなかなか楽しめた。
0投稿日: 2006.09.15
